二次創作小説(新・総合)

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少年教師有!
日時: 2024/10/16 18:51
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

いくちゃんです!

ナンバーズ更なるスピンオフ作品!

このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。

先にメインとなる登場人物だけを紹介します!

例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!

担任・岡田有

副担任・岡田栞

出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子あいさかれいこ

2番・影主人公・石井悠馬いしいゆうま

3番・サブ主人公・石田陽斗いしだひろと

4番・人気ヒロイン・岩村江子いわむらきみこ

5番・助太刀ヒロイン・岩村小いわむらわか

6番・影ヒロイン・氏家流うじけとも

7番・メインヒロイン・大西楓おおにしかえで

8番・正ヒロイン・岡朝子おかあさこ

9番・対抗キャラ・岡崎友人おかざきゆうと

10番・禁断ヒロイン・岡田泉おかだいずみ

11番・主人公・窪一輝くぼかずき

12番・見守りヒロイン・久永春クーエイシュン

13番・百合っ子・木谷心乃枝こたにこのえ

14番・定ヒロイン・小宮春奈こみやはるな

15番・謎ヒロイン・桜咲愛さくらざきまな

16番・分析ヒロイン・佐々木歩ささきあゆむ

17番・空気ヒロイン・田中莉桜たなかりお

18番・一時期ヒロイン・谷川燕たにがわつばめ

19番・噂主人公・千葉雄樹ちばゆうき

20番・準一時期ヒロイン・長野渚ながのなぎさ

21番・準空気ヒロイン・難波千里なんばちさと

22番・隠れヒロイン・牧野恵花まきのあやか

23番・モブヒロイン・牧野恵子まきのけいこ

24番・噂ヒロイン・博士瞳はかせひとみ

25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜はせがわちはる

26番・悪キャラ・真鍋絵理まなべえり

27番・昇格ヒロイン・宮里刹那みやざとせつな

28番・準ヒロイン・麦田午希むぎたまき

29番・対抗ヒロイン・麦田部子むぎたもとこ

30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴よつばすみれ

31番・謎キャラ・モア・ワコール

32番・裏ヒロイン・岡村冥おかむらめい

33番・悪主人公・寺坂糸成てらさかいとな

34番・悪ヒロイン・新井蘭あらいらん

35番・未来ヒロイン・牧瀬凛まきせりん

36番・ミイラヒロイン・真中まなかルン

37番・サポーターキャラ・前田恋まえだれん

38番・サブヒロイン・前川まえかわロン

39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜たかはしまお

40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美さとうまなみ

41番・サポートキャラ・茂本紬しげもとつむぎ

※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)

Re: 少年教師有! ( No.48 )
日時: 2023/03/13 20:40
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

出席番号45番・ラブラブキス大作戦決着!
数分前

ユウ「桜咲さん!」

ドン!

朝子「えっ?何?」

愛「あっ、有先生!じゃなくて、式神ですね」

朝子「なんで分かったの?」

愛「見た目は先生でも、中身は紙!触れば分かりますよ!」

ポニョ!

朝子「柔らかい!」

愛「式神の胴体は柔らかいんです!完全なコピーではないので!」

ユウ「普通に出ると星田先生に叱られるので!あと怪しい人は居ませんでした!」

愛「ご苦労様です!ですが、油断は禁物ですので、朝まで頼んで良いですか?」

ユウ「はい!分かりました!(では、別の任務へ!)」

そしてその足で・・・
有?「キスしても良いですか?江子さん」

部子「私と、き、き、き、き、キスですか?」

有?「はい!」

有?「チューしても良いですか?」

歩「えっ?♥️」

有?「そのキスをお願いしたくて・・・」 

永春「へ?」

有?「今から冷子さんの唇を・・・」

冷子「なっ!」

莉桜「何これ!信じらんない!なんと有先生が5人も!さあ、本物はどれだ?」

悠馬「マジてそっくりじゃん!」

燕「どれが本物?」

恵花「もしかして先生五つ子!?」

春奈「まさにロシアンルーレット!」

心乃枝「朝子、愛ちゃんどれが本物やと思う?」

朝子「えっ?」

愛「あれは!」

江子「ゆ、有先生?」

有「いいんですか?江子さん」

江子「あ、いえ、いや・・・」←後ずさる

がっ!

江子「あっ!」

ドサッ!

有「江子さん・・・」

江子「あっ、ちょっ・・・(ハッ!)」

江子「先生!なぜ私なのですか?私と先生がそこまで親密になった記憶はありません!たとえ合ったとしても、刹那よりは浅いです!」

有「何を言ってるのですか?そんなの江子さんが魅力があるからに決まってるじゃないですか!そんな江子さんとキスしたいのです」

江子「?」

一方
ヨウ「委員長さん!」

部子「はい、有先生!」

ヨウ「あっ、僕ヨウです!」

部子「ヨウ先生♥️!」

ヨウ「では、キスを!」

部子「待って下さい!こんな顔では折角のファーストキスが!今おめかししますので3分時間を下さい!
そして、カメラの前でしましょう!この瞬間をカメラに収めるために!ああ、まさか有先生の方から来るなんて!」

一方
めう「歩さん」

歩「もう!有君たら、お・ま・せ・さん!」

めう・ヘブッ!←壁に押し付けられる

歩「やだもー!ドキドキしちゃったよ有君!子供の癖にしょうがないなあ!ちょっとだけだよ!」

一方
コウ「えい・・・、しゅん・・・、さ・ん・・・」←足で抑えられる

永春「まさか有坊主の方から攻められるとは・・・、いざ言われたら、それはそれで恥ずかしいアルね!ちょっと心の準備が・・・」

おいおい

一方
楓「待ちなさい!」

冷子「何?大西さん!」

楓「教師が生徒に向かっていきなりキスをせがむなんてセクハラよ!冷子ちゃんの唇を奪うと言うなら私を倒してからにしなさい!」

ヲウ「分かりました!まずは大西さんを倒してからですね!」

冷子「どうなってるの?」

一方
江子(えっ?どう言うこと?確かに私はテストの時に先生に助けられ、気持ち的猶予は出来ました!その辺のところは本当に感謝してます!ですが、先生から私に対して好意を持たれることをしたでしょうか?いえ、そんなこと記憶にありません!唐突すぎます!
まさか、私の見た目ですか?こんな幼児体型かつ発育の悪い私になんの魅力があるのでしょう!一部には需要あるかもしれませんが、先生がそんなことで決めるはずありません!もしそうならそんな先生私は嫌いです!
もしかして縁起?もしくは田中さんの罠だったり?
兎に角ダメです!刹那の居る手前!そんなこと許されません!)

江子「あっ!」

江子(えっ?相手はまだ9歳ですが、キスをする時男性はこのように大人っぽく成るのでしょうか?いえ、その前にこれしたら、先生が・・・、いえ私の方が捕まるって、私は何を?なぜキスする前提?
だ、ダメです!)

江子「ん?」←押し入れの隙間から人の姿を発見する

ドン!←ユウを払いのける

江子(もしかして?)

パン!

江子(やっぱり、有先生!こんなところに監禁?されてたのですね!これは田中さんの罠だったのですね!)

刹那「うーん、何?」

ユウ「江子さん!」

刹那「キャアアア!」

ゴン!

刹那「嗚呼!江子先生を・・・、撲殺・・・」

江子「違います!刹那!これは有先生に化けた偽物!本物はこっちです!乙女心をもてあそんで!」

ボカーン!

刹那「わあ!」

江子「紙人形?まあ、良いですわ!それより刹那この人形は田中さんの罠です!まあ、そう簡単に先生を目の前に置くバカは居ませんからね!」

刹那「じゃあ、この押し入れの中で寝てるのが?」

江子「間違いなく本物でしょう!先生がこんなバカなゲームに参加するはずありませんから!きっと、寝てる間に移動させられたんでしょう」

一方
楓「フッ!やっとあんたを仕留める時が来たわ!さあ来なさい!」

ヲウ「冷子さんでなくて、楓さんでも良いや!」

楓「何よ!その仕方無し発言!頭来た!私にそんな魅力が無いですって!」

ヲウ「行きますよ!」

楓「あんたから大切なファーストキスを奪われたら溜まったもんじゃないわよ!」

プスッ!

冷子「あっ!」

ポン!

冷子「ゲホゲホ・・・」

楓「ゲホゲホ、あれ?先生は?」

冷子「見て!これ!」←式神の跡

楓「偽物だったの!」

冷子「そうみたい」

一方
永春「あっ!どこ行くアル?」

歩「有君!」

部子「有先生?」

ロビー
6人「ええっ!!!!」

歩「有君が3人も!」

部子「どれかが本物でどれかが偽物ですね!」

永春「何でもいいから行くアルよ!」

チュッ!

ボカーン!

莉桜「おおっと、偽物だと爆発するようだ!これは残念!さあ、残るは2体!」

歩「あっ!待って有君!それって!」←リボンで捕獲

ヨウ「あっ!」

歩「では、チュッ!」

ボカーン!

部子「2人が偽物なら残る1人が本物ですわ!」

コウ「あっ!」

部子「(つぶらな瞳、可愛らしいお口!これがまさしく本物の有先生!)それでは先生失礼します!」

ボカーン!

部子「そ、そんなバカな?」

莉桜「おおっと、これはどう言うことか?全員が偽物!と言うことはトトカルチョは親の総取りだ!」

絵里「そんなの無いぞ!」

春奈「食券返せ!」

莉桜「やだよ!悔しかったら挑戦受けたメンバーを恨むのね!サヨナラ!」

ガチャン!ドン!

莉桜「あっ!」

鶴「ホー!私が知らない間にうちの弟を景品にして遊んでたのね?」

莉桜「ああ!いや、これは・・・」

鶴「話は博士さんから全部聞きました!」

莉桜「ヒエー!」

一方
理珠「まったく、何をやっているのか?」

部子「あなたは?」

香「言い逃れは出来ないわよ!麦田部子さん?」

部子「ほ、星田先生!」

香「委員長で真面目なあなたがこんなしょうもない事に参加するなんて情けない!」

部子「ええっと、これは田中さんが・・・」

香「止めずに参加してる人が言う台詞かしら?」

部子「ああ・・・」

香「はい、参加者全員朝まで正座!全部撮ってるから言い逃れは出来ないわよ」

参加者「はい・・・」

一方
刹那「どうする?」

江子「取り敢えずやるです!」

刹那「流石に可哀想じゃあ?」

江子「誰か来たです!」

刹那「えっ?」

咄嗟に布団の中には隠れる2人

ガチャン!

香「有はちゃんと寝てるわね!可哀想に!」

ガチャン!

有「ん?お姉ちゃん!」

刹那(えっ?)

チュッ!

ピカーン!

チュンチュン!

鶴「コラ!」

江子「えっ?あっ!校長先生!」

鶴「何、人の弟の布団で寝てるのよ!」

江子「す、すみませんでした!」←土下座

刹那←カードを持ちながら寝てる

Re: 少年教師有! ( No.49 )
日時: 2023/03/14 22:37
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

出席番号46・夏休み旅行・・・⑩(刹那と不思議な本) 
香「まったく、あなた達は?!」

Dクラス「すみませんでした!」

香「今度遭ったら強制送還だからね!」

Dクラス「はい!」

朝食後
刹那「あの、田中さん!」

莉桜「ああ、何?」

刹那「昨日言ってた豪華商品とは?」

瞳「あなたの手元に無い?」

刹那「これですか?」←金のカードを見せる

瞳「そう!それよ!このカードは不思議なカードで、従者は有先生だから、先生の力になる凄いカードなの!」

刹那「ええっ!」

瞳「まあ、この話は他の人には他言厳禁よ!ただ、使う時はアデアットって言って、直す時はアベアットって説く、使い方については自分で調べて!」

刹那「はい!」

歩「刹那ちゃん良いなあ!」

部子「私も欲しかったですわ!」

瞳「ああ、委員長達も似たカードがある筈よ」

部子・歩・永春「えっ?」

歩「本当だ!」

永春「刹那とは色が違うけど・・・」

楓「私達は?」

瞳「キスをしてなければ手に入りませんよ!3人は偽物にキスしたので、間接キス扱いに成ったのでしょう!」

歩「間接キスだと、どうなるの?」

瞳「ブロンズのカード、いわゆるサポートカードなんだけど・・・」

部子「どうやったら宮里さんみたいな色に?!」

瞳「唇にキスすれば上書き出来るよ!」

3人「マジで(すか)!」

瞳「ただし、あくまでも仮契約!」

部子「ってことは本契約がいつか?」

瞳「うん、だけどそれは有先生が選んだ1人のみ!今はお試し期間だから、何枚でも作れる!いわば女子だと何人でも作れる!」

女子達「ええっ!!!!」

瞳「勿論ブロンズでもそれなりのアイテムは出てくるけど、ゴールドやシルバーには劣る。だけど、価値が上がる程能力も上がるよ!」

部子「それでは早速・・・」

瞳「あっ、でもゴールドを出すにはお互いの気持ちが大切なの!先生が拒否すると仮契約出来ないから!」

歩「何ですと!」

一方
朝子「ちょっと、有!こんなにカード作ってどうするのよ?」

増えたカード
金・刹那

銅・永春、歩、部子

愛「最初に持ってたカード含めて合計11枚ですね」

有「僕のせいなんですか?」

莉桜「まあまあ!」←切り上げてこっちに来た

瞳「仲間が増えたと思えば・・・」←同じく

朝子「あんたらは黙って!」

莉桜・瞳「はい!」

朝子「あんたらのバカなゲームのせいで、あたしら雷落とされたんだから!」

愛「そうですね・・・」

物陰
刹那「先生、私以外にもキスした人居るんだ!」

栞「ハイハイ、みんな今日は完全自由行動日だから準備して!」

Dクラス「ハーイ!」

廊下
刹那「(皆見てない所で・・・)アデアット!」

ビューン!

刹那「本?」

ペラペラペラペラ・・・

刹那「ええっ!!!!(何だろう?)」

段々と写し出される

刹那「絵と字が浮かび上がって・・・(昨日の日付)」

『昨日は江子と一緒に有先生の布団で寝ました。
先生が寝惚けてキスしてきたときは焦りましたが、とても良い思いででした。』

刹那・赤面

江子「刹那、何をやってるですか?」

刹那「あっ、ええっと・・・」

江子「ボサッとしてると春奈に見付かってからかわれますよ!」

刹那「うん、あれ?」

『昨日は全く散々でした!まさか、先生の偽物に迫られるなんて!不覚にもドキッとしてしまいました!刹那がいるのに情けない。』

バン!

江子「何ですか?その本は?」

刹那「ええっと、これは・・・」

江子「見せてください!」

刹那「ダメ!」

江子「何ですか?同じ本仲間でしょ!」

刹那(江子の気持ちが書いてあるなんて言えないよ!絶対卒倒するよ!)

春奈「コラ!2人とも!何ボサッとしてるの!早く行かないと自由時間無くなるぞ!」

一方
有「よし、みんなも自由行動だし、今日こそ新書を私に行くぞ!」

朝子「ほら、行くわよ!」

有「はい、ってあれ?」

春奈「よっ!」

心乃枝「待ってたで!」

愛「先生!」

江子「おはようございます」

刹那「ええっと・・・」

有「皆さん、私服綺麗ですね!」

春奈「ありがとう、今日の為に選んだ回があったわ!」

有「ってなんで、朝子さん以外の人達も?」

朝子「春奈だけは避けられないわよ!」

有「ってか、5班は自由行動の予定は?」

心乃枝「特に決めてないよな?」

春奈「あるわよ!」

有「先生では、そこに行けば?」

春奈「全部、先生と一緒に行動するって予定だけど?」

有「聞かなきゃ良かった・・・」

春奈「そんなにあたしらと行動するの嫌?」

有「そういう訳では・・・」

春奈「じゃあ、早く行こう!時間無くなるよ!」

有「ああ、春奈さん!」

朝子「途中で抜け出すわよ!」←小声

有「はい」←小声

春奈「それでどこ行く?」

心乃枝「うちプリクラ行きたい!」

朝子「大阪帰っても撮れるでしょ!」

春奈「えっ?朝子有君と撮りたくないの?」

ブー!

朝子「誰が!」

春奈「いやだって、よく一緒に居るから!」

朝子「前も言ったけど、私はガキが嫌いなの!」

江子「刹那、チャンスですよ!先生と二人っきりで撮れる!」

刹那「先生も撮りませんか?」

有「よく分からないけど、撮ります!」

心乃枝「愛ちゃんもうちと一緒に撮ろうや!」

愛「わ、私もですか?」

有「良いじゃないですか!」

愛「先生まで!」

プリクラコーナー
心乃枝「ほら、もっと笑顔やで、愛ちゃん!」

愛「ええっと・・・」

カシャッ!

春奈「先生、ピースとかしたら?」

有「こうですか?」

刹那「ピース!」

カシャッ!

心乃枝「朝子も撮ろうや!」

朝子「ハイハイ!」

心乃枝・朝子「イェイ!」

春奈「今度は2人でハートマーク作りましょう!」

心乃枝「良いやん!ほな、愛ちゃん片手で片ハート作って!」

愛「ええっ?こうですか?」

心乃枝「そしてこれを繋げて!」

カシャッ!

愛と有のハートマークショット

春奈「あれ?」

江子「なぜ?」

愛「あれ?このちゃん?」

心乃枝「いやいや、うち右に居ったのに、愛ちゃんが左手差し出したんやん!」

愛「そうでなくても朝子さんかと・・・」

有「作れてなかったので、こうすれば良いのかなって?ダメでした?」

愛「いえ・・・」

春奈「これはヤバイわね」

江子「取られそうってことですか?」

春奈「ラブ臭がするのよ!ラブ臭が!」

江子「はあ?」

有「僕ゲームセンター初めてだな!」

心乃枝「そうなん?」

愛「私もです!」

朝子「マジで!」

春奈「私は結構常連!」

江子「私もです!」

春奈「だったら、先生に私が何度もやってるゲームを体験させてあげよう!」

有「これですか?」

春奈「そうそう!最近のゲームは名前登録出来るんだよ!」

4人「へー!」

春奈「あんたらどんだけ疎いのよ!」

体験中

江子「先生凄いですね!」

春奈「確かに、初めてでレーシングゲーム1位って!」

愛「呑み込みが早いんだと思います」

少年「となりエエか?」

有「良いけど?」

少年「俺と勝負せーへんか?」

有「えっ?」

春奈「隣の人と対決出来るわよ」

有「よ~し頑張るぞ!」

結果

有「ああ、負けた!」

春奈「まあまあ、それでも2位じゃん!」

少年「なかなかやるな!でも、頭良いだけで世の中勝てへんで!」

有「うん、そうだね!」

少年「ほなな、岡田有君!」

有「なんで僕の名を?」

少年「だって、登録名に自分のフルネーム入れとるやん!」

有「あっ!」

江子「先生、登録名を本名はまずいですよ!」

春奈「そうだよ!個人情報なんだから!次入れる時は別のニックネームとかね!」

朝子「あれ?さっきの子は?」

春奈「勝ち逃げだ!」

心乃枝「不思議な子やな!有君と同じ位の子かな?」

春奈「それより、私がお手本を見せてやるわよ!江子勝負よ!」

江子「負けません!」

愛「朝子さん、先生今です!」

朝子「ありがとう!桜咲さんは心乃枝の事頼むわよ!」

愛「お二人ともお気を付けて!」

有「では、新書を届けてきます!」

一方
少年「やっぱり、名字岡田やって!」

女性「あの、一族とは・・・、取り敢えずあの時の借りは返して貰わないと!」

一方
刹那「有先生と朝子さんどこに行くんだろ?」

Re: 少年教師有! ( No.50 )
日時: 2023/03/15 22:23
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

愛(良い笑顔だ!私のせいで大変な目に遭ったけど、今治ご友人達と一緒に仲良く学校生活を送って来られてる。お嬢様には自らの身に起こることは黙っておいて、先生のサポートに徹して貰うとするか!
この旅行では親しくし過ぎた、帰ったらまた影で見守るとしよう!
それより、あの2人は大丈夫かな?)

出席番号47・夏休み旅行・・・⑪(有に迫る罠)
有「たしか、この先が総本山なんですが・・・」

朝子「なんだか見たことある景色ね!」

有「昨日の伏見神社に似てますね!」

?「岡さん、有先生大丈夫ですか?」

朝子「わあ!あんた誰よ?」

有「小さくなった愛さん?」

?「連絡用の分身です!ちび愛とお呼び下さい!」

朝子「はあ・・・」

チビ愛「この鳥居の先にはこのちゃんの本家が建っておりますが、先生は別荘でDクラスの生徒達と・・・」

有「やらかしましたね・・・」

朝子「まあ、私でも腹立つわ!気にしなくて良いわよ!」

チビ愛「もしかしたら罠もあるかもしれないので慎重に行きましょう!」

有・朝子「はい!」

朝子「私も、ハリセン出しとこ!」

アデアット!

有「僕の体術でなんとかなるかな?まだ覚えたてなうえに、久師匠にはまだまだだからな・・・」

朝子「逆にあんたの方が足手まといになるかもね?」

チビ愛「誰も居なさそうですね」

有「では、一気に突破しましょう!」

チビ愛「いや、待って・・・」

朝子「強行突破よ!」

チビ愛「ああ!」

ピュッ!

30分後
朝子「この道こんな長いの?」

有「京都一周分走ったんじゃないかな?」

チビ愛「おかしいですね・・・、まさか!先生走れますか?」

有「はい!朝子さんはここで待ってて下さい」

朝子「そうするわ!」

ところが

ドン!

朝子「わあ!ってええっ!!!!」

有「えっ?朝子さん?なんで!」

チビ愛「先生、今度は脇道から!」

しかし・・・

朝子「えっ?」

有「そんな!さっきこっちから行きましたよね?」

チビ愛「間違いありません!私達はこの無限の空間に閉じ込められました!」

有・朝子「ええっ!!!!」

チビ愛「お二人が一気に行こうとしたからです!」

女「あっさり罠にかかりやがった!やっぱ所詮はガキやな!これで脱出不可能足止めはOKや!
あんたは奴らを見張っとき!」

少年「うえー、めんどいな!それに俺こーゆー地味な作戦嫌いやねん!ましてやあいつら弱そうやし、
もっと正面からガツンと行ってまえば・・・」

女「あたしに文句あるん言うんか?お前みたいな怪物拾ったのはどこのどいつや?」

少年「ヘイヘイ、分かった!」

朝子「ねえ、もしかしてこのまま出られないの?」

有「本物の愛さんとか、博士さんに連絡は?」

チビ愛「ダメです!敵の狙いがお嬢様と分かった以上離れられませんし、山なので電波も繋がりにくいです!ましてや、完全に元の世界と離させられてると思った方が良いでしょう」

朝子「つまり、完全に閉ざされたのね」

有「そんな」

朝子(ヤバイ、トイレ行きたくなった、でも・・・)

有「朝子さん?」

朝子「うわーん!」

有「待って下さい朝子さん!」

朝子「うわーん!出して!許して!」

有「朝子さん!待って!」

一方外では
刹那「(有先生と朝子さんどこ行ったんだろ?)あれ?ここ立ち入り禁止!他を探さないと・・・」

有『助けて!』

刹那「有先生?」キョロキョロ

ポワーン!

刹那「あっ!」

パラッ

有『うえーん、助けて!』

刹那(また!これって・・・、有先生の今の気持ち?た、た、大変!)

一方その頃
朝子「うわーん!」

有「朝子さん!そんなに走っても体力を浪費するだけです!」

チビ愛「あっ!あそこに屋根が!お店じゃないですかね?」

朝子「ああー、助かった、トイレ借ります」

チビ愛「すみません、休憩所でした!」

有「一旦息を整えるために自販機で何か買いましょう!」

朝子「はあ、一息付いた、ってかあいつらなんで新書を渡すの妨害するのよ!」

チビ愛「木谷家の家系は全員親が決めた許嫁と結婚してきたのです!それを許せば、今まで強制結婚されてきた人達としては不公平だと・・・」

朝子「むしろ否定しなさいよ!」

チビ愛「それに付け加え、木谷家の莫大な遺産の権利が無くなるかもしれないというのも1つの原因です」

有「どういう事ですか?」

チビ愛「許嫁ではなく、自分で決めた相手と結婚するとその子供の親も含めて、木谷家からの援助が失くなるのです!」

朝子「それと心乃枝とどう関係あるの?」

チビ愛「今、反発するのは木谷家の古い親戚や許嫁ではなく、自分の好きな相手と結婚して援助が切れた家系ばかり、仮にお嬢様が自らの意思で結婚相手をお決めになられたら・・・」

朝子「そりゃ不公平と怒るわね!」

有「でも、心乃枝さんだって援助切れますよね?」

チビ愛「ところがそうでもなく、今存命する木谷家の一族かつその跡継ぎ候補1位が今の長なのですが、2位がお嬢様なんです!」

有・朝子「ええっ!!!!」

朝子「と言うことは?」

チビ愛「お嬢様のみ、許嫁に関係なく、遺産が確実に回ってしまう、他の一族はそれを恐れてるのです」

有「お金って怖いですね」

朝子「そりゃ、反発もしたくなるわよ」

有「心乃枝さんが、他の一族にも援助するって言えば解決しそうな話じゃないかな?」

朝子「そうは行かないんじゃない?ケチるなとか、もっと出せとか、収拾付かなくなるわよ!」

チビ愛「はい!それも出来ない理由です」

有「お金って怖い!」

朝子「それよりこのカード、いまいち使い方が分からないのよね?」

有「僕も、分かりません!」

チビ愛「あくまで従者のサポート目的ですので、個人的には使えないのですよ!例外はいくつかありますが・・・」

朝子「どんな例外?」

チビ愛「主に緊急時、自分の身を守るためとか、誰かを助けるためとかですね」

朝子「ズバリ、世のため人のためなのね!ってか有は何が出来るの?」

有「簡単な空手技くらいですかね、基本がそれなので」

朝子「勝てるかどうか怪しいわ!魔法とか無いの?」

チビ愛「そこまでの技術を博士さんは持ってないので・・・」

朝子「あっ、そう」

有「そう言えば、朝子さんって、あのお菓子工場で何か打たされたんですよね?」

朝子「そうだけど・・・」

有「それが何か分かったりします?」

朝子「そう言えば、知らないわね」

チビ愛「私も知っておきたいです!博士さん曰く、薬の内容は動物になるとかなんとか・・・」

朝子「はあ?動物!?嫌よ!成りたくないわ!」

有「でも、ウサギとかペンギンとかだったら可愛いですよ!」

朝子「ライオンとか虎みたいな猛獣だったらどうするのよ!」

有「それはそれで強いということで!」

朝子「やっぱ成りたくないわ!ってかそもそも成りかた知らないし!」

チビ愛「先生が契約カードから召喚しても成れると言ってました!」

有「分かりました!では!」

朝子「止めなさい!」

少年「ホー、なんか面白そうな話してるな!」

朝子「あんたはさっきの!」

少年「俺と勝負せーへんか?」

一方
愛(やはり来たか!先生朝子さん気を付けて!)

心乃枝「愛ちゃん!」

愛「わあ、お嬢様!」

心乃枝「何ボーッとしてたん?」

愛「あっ、いえ別に・・・」

心乃枝「ほな、愛ちゃんも遊ぼう!」

愛「いえ、私は・・・」

少女「フフフ、面白そうな人やな!桜咲愛はん、強そうな人、うちは強い人が好きや!」

Re: 少年教師有! ( No.51 )
日時: 2023/03/18 21:32
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

刹那(どうしよう?どうしよう?先生(と朝子さん)が困って助けを求めてます!)

刹那「でもあの2人はどこに?
   そうだ!この本でまた先生の名前を呼べば先生の気持ちが・・・」

刹那(ギャアアア!)

有『てっ、敵だ!しかも何この気持ち悪い大きな虫!』

刹那(なんか凄いの出てきてさらに大変なことに!)

出席番号48・夏休み旅行・・・⑫(犬の犬太けんた!)

少年「ほな、やろか?岡田有!」

有「き、君は!」

朝子「ああ!さっきゲーセンに居た少年!」

有「ってことは今頃心乃枝さん達も・・・」

チビ愛「いえ、まだ大きな騒動はありません!」

朝子「うおおおおお!」

有「朝子さん?」

少年「なんやその腕は!」

朝子「ゴリラパンチ!」

少年「うおっ!危ねー!怖い姉ちゃんやな!」

アデアット!

朝子「おりゃあ!」

少年「ヤバ!」←避ける

有「あの、変な虫が消えた!」

チビ愛「朝子さんお見事です!」

朝子「わあ、あたし最強じゃない?」

少年「まさか、こんなに強いのは想定外!ましてやまさかあんたもあの工場に居ったとはな・・・」

朝子「それはどういう事?」

少年「おいチビ!お前の方は大したこと無いな!」

有「!」

少年「女に助けてもらって情けない思わんのか?」

朝子「何よ!女の子が男助けて何が悪い!有、あんな奴の言ったこと気にしなくていいからね!」

有「・・・」

朝子「何よ!私の力であんたなんか宇宙の彼方よ!」

少年「まだ、気付いてへんようやな・・・」

朝子「えっ?」

チビ愛「まさか!」

少年「うおおおおお!」

朝子「有、危ない!」

パタン!

有「朝子さんすみません!」

朝子「何よ!あの牙!」

チビ愛「多分彼もあの工場の被害者です!」

有「見た感じ、犬ですね!」

少年「まだ、自己紹介してなかったな!俺の名前は村上犬太けんたはまたの名を犬の犬太けんたや!」

朝子「犬ってこんな凶暴だったっけ?」

有「ダメ犬とかはこんな感じですが、ちゃんと躾れば警察犬と言う強いけど賢い犬にも成ります!」

チビ愛「つまり、あの子はちゃんと躾られなくてこんな凶暴に成ったんですね」

犬太「大きなお世話や!お前らに俺の気持ちなんて分かるか!」

ゴン!

有「ああ!」

有『ああ!あ、痛!早い!』

刹那「ああ!ゆ、有先生が!」

刹那(で、でもこんなことが実際に起きてるって、何だかゲームみたい!)

犬太『オラオラ!』

有『ああ!』

刹那「ああ!先生が!
   あああ、全然ダメです!この子とても素早くて、朝子さんが追い付けてない!当てられれば勝ちなのに・・・、朝子さん頑張れ!
   あっ!そこ!ダメ、止められちゃった!惜しい!
   有先生、後ろ!後ろです!」

ドーン!

刹那「えっ?」←全て真後ろで行われてた事なのに、本に集中し過ぎで気付かなかった

犬太「ちょこまか逃げんな!このチビ助!」

ゴン!

朝子「有!」

犬太「防戦一方、お前弱すぎるやろ!」

有「う・・・」

朝子「あんたね!弱いものいじめって知ってる!あんたのやってることいじめだからね!私とも勝負しなさいよ!」

犬太「へっ、俺は女には手出さへん主義や!老若男女問わずな!戦いは男の仕事や!」

朝子「それ差別発言よ!」

犬太「先に仕掛けたんコイツ(有)やろ!」

チビ愛(このままだと、勝てない・・・、ならば・・・)

ボン!

犬太「何?」

朝子「何よ!この煙!」

チビ愛「朝子さん、有先生を抱えて逃げて下さい!」

犬太「畜生、目眩ましか!」

朝子「有!」

犬太「あっ!逃げられた!くっそー!
   この臆病者!俺から逃げられてもここからは逃げられへんからな!」

刹那「ああ!良かった逃げれたみたい」

なんとか逃げきり

朝子「あーも~、何よあの生意気なガキ!あったまくるわ!」

チビ愛「相当病んでますね・・・」

朝子「あんたも弱すぎよ!技一つも放ててないというか・・・、凄い怪我じゃない!」

有「あっ!大丈夫です!」

朝子「大丈夫なわけ無いでしょ!今タオルで拭いてあげるから!しかも頬も腫れてるし・・・」

有「良いですよ、自分でやりますよ!」

朝子「いいからほら!」

有「僕は未熟です」

朝子「何言ってるの?絵里ちゃんだって倒したじゃない!」

有「あれは、朝子さんや博士さん達の助け合ってこそです!それにそもそも僕が強く成りたいと思ったのは、カラーズとお姉ちゃん達の影響です」

朝子「あの、今の時代言いにくいところでもあるけど、何で戦う女の子に憧れてるのよ!せめて戦隊ヒーローにしときなさい!」

有「お姉ちゃん達に守られてばかりじゃダメなんです!ましてや、僕には妹が2人居ますから、兄でもあるのです」

朝子「そんな思い詰めなくたって良いのよ!」

有「だって、昨日だって・・・」

ギュッ!

朝子「あんたの強く成りたいと言う気持ちは分かった!だけど、いきなりは誰にも無理よ!ゆっくりでいいの、ゆっくりで・・・」

有「それだと朝子さんのようになってしまいますが?」

朝子「それは何について言ってるのかな?」

グリグリ・・・

有「しゅみましぇん・・・」

一方
刹那「成る程お姉さんと妹さん達を守りたい!それが先生の強くなりたい理由なんですね!」

ザザザ・・・

刹那「(誰か来る)アベアット!」

犬太「見つけた!ってああっ!」

刹那「わあっ!」

ドシン!

刹那「キャアア!」

犬太「すまん、すまん、わざとちゃうねん!人違いや!
   ありゃ?どこかで見たことあると思ったら、さっきのゲーセンの姉ちゃんやん!」

刹那「君はあの時の!」

犬太「(付いてきたんか)アカンで、ここ来たら!立ち入り禁止って書いてあったやろ!」

刹那「えっ?ああ、ごめんなさい」

犬太「まあ、えーわ、しゃーない!
   あんな今この辺で喧嘩中やねん!うろうろしてると危ないで!」

刹那(喧嘩中!?)

犬太「後で罠解いてこっそりお姉ちゃんだけ出したるわ!それまでここで大人しくしててな!」

刹那(罠?こ・・・、この子は?間違いなく有先生と戦ってた男の子だ!どうしよう?どうしよう?)

犬太「ほなな!」

刹那「あっ、ちょっと待って!」

犬太「ん?」

刹那(どうしよう?どうしよう?な、何か私に出来ることは・・・)

刹那「あっ、いえ、あの・・・」

刹那(そうだ!このカードの力!名前を聞けば・・・)

刹那「あの、私宮里刹那って言います!あなたのお名前は?」

犬太「名前?う~ん名乗られたら返すようにって小さい頃先生が礼儀って言ってたな!犬太や、村上犬太!
ほなな!ピンクパンツのお姉ちゃん!」

刹那「村上犬太君、そんなに悪そうな子には見えなかったけど・・・、有先生為に!アデアット!」

Re: 少年教師有! ( No.52 )
日時: 2023/03/19 14:37
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

朝子「なんとか逃げられたけど・・・」

チビ愛「このままだと勝ち目はありませんね」

有「それにしても、朝子さんのモデルの動物ってゴリラだったんですね!」

朝子「何よ!ゴリラのように腕っぷしが強かったり、難いがよくて悪かったわね!」

有「いえ、そんなことは・・・、それよりもどうしてその力が?」

チビ愛「集中力を高めたからだと思います」

朝子「どう言うこと?」

チビ愛「迎え撃つ相手を倒すと言う目標に集中することによって、隠れていた能力が目覚めたのでしょう!」

朝子「ってことは別に叫ばなくても良いって訳?」

チビ愛「集中していれば自然と力が出てきますよ」

朝子「それは分かったけど、あの生意気なガキをどうやっつけるかよね?何か無い」

有「う~ん、子供騙しかも知れませんが方法は1つ思い付きました!」

チビ愛「どんなのですか?」

作戦会議後
チビ愛「そんな上手く行きますか?」

朝子「まあ、散々ぼこぼこにされたんだし、これくらいやってやらないと勝てないわよ!」

有「子供騙しと笑われるかもしれませんが、勝つためには頭も使わないと・・・」

犬太「お前ら!見付けたぞ!」

出席番号49番・夏休み旅行・・・⑬(有の仕返し)

朝子「来た!作戦開始よ!」

犬太「なんや?どんな作戦で来るんや?」

朝子「さあ、来なさい!私が相手よ!」

犬太「だから、俺は女には手出さへん主義なんや!って、やりにくいな!」

朝子「こら!逃げるな!」

犬太「それはこっちの台詞や!おい!そこのチビ!女に戦闘任せて情けなく無いんか!自分から戦え!」

有「僕はずっとここに居るよ!」

犬太「ほー!仁王立ちとは、その面俺の拳で・・・」

有「フッ!」←避ける

犬太「何?」

ボチャン!

犬太「ウワー!」

有「朝子さん今です!」

朝子「OK!」

アデアット!

パン!

犬太「ヤバイ、力がでーへん!」

アプアプ・・・

朝子「いくら泳ぎが上手くても着衣だと泳ぎにくいでしょ!」

犬太「お前、卑怯だぞ!男なら拳で戦わんかい!」

有「そんなルールだれが決めたの?僕は愛する生徒を守れるなら鬼にでも悪魔にでもなる!だから、どんな卑怯な手を使っても生徒のためなら何言われたって受け入れるつもりだよ!」

チビ愛「それは悪役が言う台詞なんですが・・・」

朝子「いや、どっかの誰かさんも言ってたような?」

有「星田先生ですよ!」

バシャン!

3人「えっ?」

犬太「ああ、上がるの大変やった・・・」

有「朝子さん何でもっと強く押さえなかったんですか!」

朝子「だって、この深さで押さえたらあの子死んじゃうわよ!私が殺したことになるじゃない!そんなの嫌よ!」

犬太「そっちがその気なら俺だって切り札がある!それ!」

朝子「何あれ?」

チビ愛「式神です!」

犬神「わおーん!」

犬太「お前ら!あの姉ちゃんと遊んでき!」

朝子「キャアア!止めなさいよ!」

有「朝子さん!」

犬太「お前の敵は俺や!」

ゴン!

有「クー!」

犬太「安心せい、コイツはただじゃれあってるだけやし、食ったり噛み付いたりはせーへん!ただの時間稼ぎや!」

朝子「ギャアアア!止めなさいよ!マジで!」

犬太「この姉ちゃんさへ止めとけばお前みたいな弱虫なんて赤子の手をひねるくらいに簡単や!」

ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!・・・

朝子「有!」

有「許さない・・・」

犬太「あん?」

有「僕の生徒をいじめるなど許さない!」

ゴチン!

犬太「うっ!」

朝子「有!」

有「たあ!」

チビ愛「形成逆転ですね!」

朝子「ただ一方的にボコボコにしてるようにしか見えない・・・」

有「はあはあ・・・、伊達に中国拳法習ってないよ!」

犬太「フフフ、ハハハハ!」

有「何がおかしい!」

犬太「ただの弱虫かと思ったけど、取り消すわ!お前が意外とこんな強いとわな!だか、勝負はこれからや!俺の本気を見せてやるよ!」

チビ愛「もしかして、先生気をつけてください!」

犬太「これが俺の最終形態や!」

有(これは犬に化けた姿?いや、犬そのもの?)

犬太「さあ、俺を倒せるか?行くぞ!」

有(早い、このスピードだと、どっちに動いているか・・・、右かな?)

刹那「左です!先生!」

有「えっ?」←避ける

ゴン!

犬太「!?」

有「刹那さん!?」

朝子「ほほほほ、本屋ちゃん!ななななんでここに?」

刹那「それはこの本が・・・、あっ!右足です!」

パッ!

刹那「左足を額に・・・」

有「よっと!」

パシッ!

犬太「クソッ!」

刹那「足をかけに来ます!」

有「おっと!」

グニャリ

犬太「いて~!」

刹那「動けないので、そのままパンチ!」

有「やあ!」

犬太「フゲッ!」

犬太(なんやあの姉ちゃん?ただの一般人ちゃうんかったんか?俺のやることやること全てバレとるやん!何でや?)

チビ愛「先生!このままやりあったとしても勝ち目はありません!逃げましょう!」

有「逃げると言っても・・・」

刹那「先生!私に任せて下さい!ここから出れば良いんですよね?」

朝子「そうだけど・・・(どうするつもり?)」

刹那「あ、あの~!犬太君!ここから出るにはどうすれば良いの?」

朝子(普通に聞くの?)

犬太「はあ?何言うとんねあの姉ちゃん、そんなこと言われて答えるバカが居るか!ってもしかして・・・」

犬太『脱出方法やて、そんなこと教えるバカがあるか!言うわけ無いやろ!ってか言うたら怒られるし、言わへんよ!6番目の鳥居壊したらえ出れるって・・・、あれ?あの姉ちゃん俺の心読んでたよな?まさか!』

刹那「この広場から東に向かって6番目の鳥居の隠された結界を壊せば良いそうです!」

朝子「先に行ってるわよ!」

犬太「行かさへんぞ!」

有「刹那さん、急ぎましょう!」

刹那「えっ?(お、お姫様抱っこ!)」

6本目の鳥居

チビ愛「朝子さん左右お願いします!」

朝子「OK!そりゃ!」

ドーン!←ハリセンで解除する

朝子「脱出!」

犬太「うそー!」

刹那「犬太君!ごめんね!」

犬太「そのまま逃がすと思うか?」

朝子「このままだとあいつもでで来るわよ!」

チビ愛「私が逆に結界を張らせてもらいます!それ!」

犬太「あっ!おい!待てコラ!」

ガーゴーン!

犬太「しまった!逆に閉じ込められた!」

チビ愛「これでしばらくは時間を稼げる筈です!」

犬太「畜生!覚えてろよ!」

とある場所
朝子「なんとか逃げ切れたわね」

チビ愛「ここから総本山はすぐ近くですのでもうすくです!このまま返すのも危険ですので宮里さんにも来てもらいましょう!」

刹那「まさか、有先生が魔法使い?」

有「では、ありません!生身の人間です!と言うか、不思議な力を与えられたと言うか・・・」

刹那「朝子さんも!」

有「まあね、完全に巻き込まれてるわ!それよりも私は自分の変な力に参ってるけどね!」

刹那「どういう事ですか?」

朝子「出来れば誰にも言って欲しくないんだけど、小さい時に変な薬打たれて・・・」

刹那「心乃枝と同じものですか?」

朝子「本屋ちゃん知ってたの?」

刹那「心乃枝だけしか知りません!ですが、怪物だろうと心乃枝は心乃枝だって、江子も春奈も気にしないようにって」

有「凄いですね、僕だったら多分つい避けちゃいますよ」

朝子「そうなのよ!私周りから避けられてさあ、それでここに転校してきたと言うか・・・」

有「そうだったんですか?」

朝子「小学校の時の話よ!」

チビ愛「あの~、お話中悪いのですが、本体の方で何か・・・」

朝子「えっ?」

刹那「桜咲さん?」

ボン!

全員「ええっ!!!!」


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