二次創作小説(新・総合)
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- 少年教師有!
- 日時: 2024/10/16 18:51
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
いくちゃんです!
ナンバーズ更なるスピンオフ作品!
このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。
先にメインとなる登場人物だけを紹介します!
例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!
担任・岡田有
副担任・岡田栞
出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子
2番・影主人公・石井悠馬
3番・サブ主人公・石田陽斗
4番・人気ヒロイン・岩村江子
5番・助太刀ヒロイン・岩村小
6番・影ヒロイン・氏家流
7番・メインヒロイン・大西楓
8番・正ヒロイン・岡朝子
9番・対抗キャラ・岡崎友人
10番・禁断ヒロイン・岡田泉
11番・主人公・窪一輝
12番・見守りヒロイン・久永春
13番・百合っ子・木谷心乃枝
14番・定ヒロイン・小宮春奈
15番・謎ヒロイン・桜咲愛
16番・分析ヒロイン・佐々木歩
17番・空気ヒロイン・田中莉桜
18番・一時期ヒロイン・谷川燕
19番・噂主人公・千葉雄樹
20番・準一時期ヒロイン・長野渚
21番・準空気ヒロイン・難波千里
22番・隠れヒロイン・牧野恵花
23番・モブヒロイン・牧野恵子
24番・噂ヒロイン・博士瞳
25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜
26番・悪キャラ・真鍋絵理
27番・昇格ヒロイン・宮里刹那
28番・準ヒロイン・麦田午希
29番・対抗ヒロイン・麦田部子
30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴
31番・謎キャラ・モア・ワコール
32番・裏ヒロイン・岡村冥
33番・悪主人公・寺坂糸成
34番・悪ヒロイン・新井蘭
35番・未来ヒロイン・牧瀬凛
36番・ミイラヒロイン・真中ルン
37番・サポーターキャラ・前田恋
38番・サブヒロイン・前川ロン
39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜
40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美
41番・サポートキャラ・茂本紬
※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)
- Re: 少年教師有! ( No.65 )
- 日時: 2023/07/02 14:50
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
出席番号61番・暴君指導者(後編)
愛「このままでは先生が・・・」
パン!
兎山「誰だ!今撃った奴は?」
全員振り向く
燕「はあ・・・、はあ・・・」
兎山「お前か!」
燕「私はあなたみたいな暴君より、お姉ちゃんが認めた絶対命令でも周りの身を考えてくれる生徒会長の方が良いです!」
友人「谷川さん!」
燕「あなたに指導されるくらいなら、あの生徒会長の言いなりに成った方がマシです!」
兎山「何だと!オラ!」←走って蹴飛ばす
燕「ああ!」
ドン!ドン!ドン!ドン!
兎山「俺に逆らいやがって!」
楓「大丈夫!?」
兎山「誰が助けて良いと言った?」
楓「嗚呼!」←殴られる
豊「おい!止めろ!」
兎山「何だ?お前も早くあの生物を始末するためにはコイツらの底上げが必要だろ?コイツらとこの世界の住人どっちが大事なんだ?」
豊「それは勿論地球の平和だ」
瞳「豊!」
豊「だが、この子らはまだ未熟な未成年!厳しく育てるのも大事だが、急がせ過ぎて体を壊す様なことがあればどうする?」
兎山「フン、そんな奴は切れば良いだけの事!役に立たない!それがこの世界だろ?」
豊「クー・・・(俺はどうすれば?)」
兎山「お前ら、俺が指導者になったからには、どんな質問も『はい』と答えるんだぞ!」
Dクラス「ええっ!」
兎山「『はい』だ!」
Dクラス「はい」
それから一週間兎山による独裁的な訓練が行われ、
Dクラスの生徒達は『はい』としか言えなかった。
刹那「足が・・・」
春奈「腕立て→腹筋→背筋→スクワット計1000回×3セットって地獄よ!」
朝子「そんなの誰がやったことあるのよ!見てみたいわ!」
愛(クー、私でも弱音を吐きたくなる筋トレにこのちゃんはおろか、全員が根をあげている・・・)
兎山「おい!ずれたら最初からやり直し!連帯責任だ!」
全員「はあ?」
兎山「返事は『はい』だろ!」
全員「はい・・・」
有「もう、嫌だこんな生活!」
莉桜「マジで、まずはアイツ殺したい!」
部子「止めなさい!レベル5どころじゃありませんよ!」
兎山「コラ!そこ喋るな!また最初からやり直しだ!」
全員「ええっ!!!!」
兎山「言うこと聞かねー奴はぶっ飛ばすぞ!」
楓「ぶっ飛ばせる物ならぶっ飛ばしてみなさいよ!」
一輝「楓!」
兎山「お前、この俺に歯向かう気か?」
楓「そんなに言うならあんたがやってみなさいよ!」
兎山「何だと!」
豊「止めんか!」
兎山「何だ?俺を止めるのか?」
豊「お前のやり方は間違ってる!お前の指導法ではこの子達は潰れるだけだ!」
兎山「お前は何も分かってないな!これは教育なんだ!言うことを聞かない奴は体で分からすしかないんだよ!」
栞「止めなさい!」
有「もう、限界なんです!」
栞「だからって、あなたが人を殺したら誰が喜ぶのよ!むしろ悲しむわ!そんな姿お姉ちゃんもお母さんも望んでない!」
兎山「フッ、そんなに俺の教育が間違ってるか?」
有「間違ってる!あんたは生徒を奴隷にしかみてない!最低な権力者だ!」
兎山「そんなに言うなら、高井!」
豊「何だ?」
兎山「お前が、この中から選りすぐりの殺し屋を選べ!」
豊「はあ?」
兎山「このナイフ(本物)を持たせてタイマンしてやる!俺にナイフを当ててみろ!か刷っても良いぜ!俺は何も持たず素手で行くがな・・・」
豊「そんな十字架生徒に背負わせて溜まるか!」
兎山「だったら寸止めでも当たった事にしてやる!断っても良いが、その時は潔く俺に服従しろ!」
豊「寸止めでもお前に当てたらお前はこの職を降りるのか?」
兎山「ああ、勿論!負けたらこんなこと辞めてやるよ!まあ、負けねーからな!」
Dクラス「高井先生」
豊(困った、奴は俺と同等レベルの力がある!今の彼らもとい彼女達では到底勝てっこない!
そうでなくても、本物のナイフで兎山を傷つける様な事をさせてみろ!傷害、最悪殺人の罪で彼らに重い十字架を背負わせてしまう!だが、彼らをこの権力者から解放するためには俺が僅かな可能性を信じて・・・、仕方ない!あの子に掛けよう!)
一輝「えっ?」
豊「一輝君、私も手荒な真似はさせたくないから先に聞く!ヤル気はあるか?」
一輝「ええっと・・・」
豊「戸惑うのも無理もなければ、私も出来れば君みたいな中学生にこんな危険なことはさせたくない!だが、君がこのクラスの生徒を救うために、アイツをやるつもりはあるか?断ってくれても構わないし、例え殺ってしまっても情状酌量を考慮して貰うよう証言台にも立つ!何なら私も共に十字架を背負うつもりだ!その覚悟はあるかい?」
一輝(僕はこの人が好き!親とか周りは相談乗ってくれないけど、この人は誰よりも僕もとい生徒の事を考えてくれてる!そして今僕を信頼している!最悪な結果も想定しているが、この人の言うことに嘘はきっと無い!
例え僕が傷害、最悪殺人に成ったとしても、一緒に十字架を背負ってくれるだろう!
それに有先生や燕さん、刹那さん達に手を出した事は許せない!)
一輝「分かりました、やります!」
全員「えっ?」
兎山「おやおや、こんなチビが相手とはお前の目も曇ってきたんじゃねーのか?」
豊「一輝君、兎山は素手対ナイフでの戦いも熟知してる!全力で振らないと当たらないぞ」
一輝「・・・はい」
兎山(こんなガリヒョロで、女みたいな顔した弱虫に何が出来る?それにナイフは本物!それを持つ意味が分かれば、素人は最悪な展開を想像して上手く捌けない!
フン、勝ったな!)
栞「何で一輝君なんかを・・・」
絵里「私でもアイツを選んでたよ!アイツは意外と私達の知らない才能とか眠ってるぞ!」
栞「そうなの?」
兎山「何をこそこそやってる?」
豊「すまん、ルール確認良いか?」
兎山「勿論良いぞ!忘れられたら困るからな」
豊「この一輝君がお前の体にナイフを当てるか寸止めすれば、一輝君の勝ち!お前は指導者を辞める!
お前が一輝君を素手で制圧すればお前の勝ち!
俺はお前に服従する!」
兎山「そうだ!」
豊「俺のアドバイスの通り頼むぞ!」
一輝「はい」
バサッ!←兎山が上着を脱ぐ
兎山「さあ!掛かってこい!俺は逃げも隠れもしないぞ!何なら死ぬ覚悟も出来てるぜ!」
陽斗「おい、窪のナイフ当たると思うか?」
友人「無理だろ、俺らでも無理な上に、一輝って運動神経そんな無いぞ!」
楓「一輝!」
豊『良いか?これは見せしめ公開処刑だ!奴は君達を逆らわせない様にするために強さを見せつけてくる!
対して君は暗殺!当てれば終わりだ!しかし、奴は君に好きに攻撃させるがそれらを見切って君をなぶりにかかる!
つまり反撃の来ない最初の数撃がチャンス!
君ならそこを突けると俺は思ってる!』
兎山(フフフ、そろそろ気付いたな刃物を持つことの恐ろしさを!『持ったはいいが本気で使えるわけがない』それに気付いて青ざめる姿を俺は見たかったんだょ!)
一輝(僕は本物のナイフを持って、恐怖を感じた!負けたら僕らは兎山の言いなり、勝っても、もし運悪く殺してしまったら?その後は?家族や皆はどう思うだろう?それを考えて体が動けなかった
だけど高井先生のアドバイスを、思い出した!
そうだ!闘って勝たなくていい!
当てるならどんな当て方でも良いんだ!
だから僕はまず普通に通学路を歩くように近付いた)
フッ!←兎山の正面にナイフを出す
兎山「うっ!(やべっ!)」
ドン←兎山が尻餅を付く
一輝(重心が後ろに偏ってたら服を引っ張ったら転んだので仕留めに行く)
兎山「ギャアア!」
一輝(正面からだと防がれるので背後に回って)
ピタッ!←ナイフの柄を服に突ける
一輝「捕まえた!」
全員「おお!」
豊「勝負ありだな、兎山!」
友人「やったじゃんか窪!」
陽斗「お前スゲーな!」
悠真「ああ、大したもんだ!よくあそこで本気でナイフ振れたよな!」
一輝「いや、高井先生のアドバイス通りやっただけで・・・」
兎山「このガキ!よくも俺様を・・・」
莉桜「何?負け惜しみ!」
有「そうです!勝負は付きましたよね?!」
兎山「何が勝ちだ!あんなもんまぐれだ!もう1回だ!」
朝子「まぐれでも勝ちは勝ちよ!」
兎山「この俺に勝ちやがって・・・」
一輝(なんて暴君だ・・・、八期の絶対命令の方が可愛いくらいだ!)
とう!
兎山「うわ!」
香「よくも私の可愛い生徒達をいじめてくれたわね!」
兎山「いじめ?教育だ!」
香「1日で筋トレ各1000回?バカじゃないの!」
八期「それを言うならお前がやってみろ!って話だ!」
一輝「八期!」
兎山「何だ?お前は?」
八期「この学校を支配する生徒会長ですが?」
兎山「支配だと?」
八期「今この学校は生徒会長絶対命令!つまり、誰も僕の命令に逆らっては行けないのです!そう、たとえ理事長でもね!」
楓「何で生徒会長が!」
悠真「俺が呼んだ!って言うか相談した!」
一輝「あれは、相当怒ってる!」
朝子「マジで!?」
一輝「普段権力振りかざさないもん」
莉桜「逆に?!」
心乃枝「よく知ってるね!」
一輝「自由を貰っても自由は奪わないから・・・」
八期「石井から話を聞いて、理珠に見てもらったら何だ?この独裁政治は!この生徒を奴隷扱いするクソ権力者!」
兎山「何だと!お前が言うな!」
八期「しかも、自分が作ったルールで負けたからもう1回?バカじゃねーの!そんな虫の良い話があるか!」
兎山「何だと生意気な・・・」
八期「お前のやってることはいじめだ!お前なんか!この学校から出て行け!」
黒服登場
兎山「何をする!」
理「あなたの行動は本当に目に余ります!それに余罪もありそうですね?」
兎山「何だと!」
理「あなたはいじめレベルMAX!2度と戻って来てほしくないですね!それでは!」
兎山「クソ!覚えてろよ!」
八期「皆、言ってやれ!」
有「はい!」
Dクラス「一生忘れておきます!」
こうして兎山は連行された。
- Re: 少年教師有! ( No.67 )
- 日時: 2023/07/03 17:15
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
出席番号62番・秘密の部屋
燕「一輝君!」
一輝「谷川さん!」
燕「昨日はありがとう!」
一輝「大した事じゃないよ!それに最後は八期の絶対命令があったお陰だし、それ伝えたのは石井君だし・・・」
有「いえいえ、下手したら僕あの人殺してたかもしれませんでしたし・・・」
江子「あなたのお陰でクラス皆が救われたのは紛れもない事実です!」
刹那「本当にありがとうございました!」
燕「後、これを!」
一輝「えっ?」
燕「手作りのクッキー!味見はしてないから味は保証出来ないけど・・・、良かったらお礼として受け取って!」
物陰
友人「嘘だろ!」
楓「なんだろうこの気持ち・・・」
一輝「あ、ありがとう」
燕「どういたしまして!」
教室
陽斗「最後はまさかの絶対命令!」
悠真「絶対命令も悪くないな!」
流「その絶対命令で私達はここに居るんだけどね?」
冷子「本当、複雑!」
小「絶対命令があって溜まるものか!って抗議してた私達がその絶対命令で助けられるなんて・・・」
瞳「使う人によって悪いと思われるものも良いものに成る!それだけの事よ!」
雄樹「アイツに絶対命令持たせて正解だったのか!」
一輝「そりゃ、八期が絶対命令を使う時はここぞと言う場面だけだから!」
4人「うわ!」
陽斗「居たのかよ!」
悠真「ここぞと言う場面って?」
一輝「1つは弱い人を守るため!」
悠真「ああ、俺らも助けられたな」
一輝「ぶっちゃけ、暴君とかナルシスト嫌いだから、そういう人に対しての当たりが強いよ!」
瞳「それがここぞの時なのね!」
一輝「もう1つは皆の自由を守るため!」
陽斗「それって守れてるのか?」
一輝「全てを守れるわけではないけど、本人の中の正義とルールってのがあるからね・・・」
陽斗「それって暴君と変わらなくね?」
一輝「自分の意見に自信は持ってないから、絶対命令を持ってる時は先生とか信頼出来る人に頼るのが当たり前だよ!」
悠真「そうなのか?」
一輝「その証拠に自分のためには使わないでしょ!」
陽斗「確かに見たこと無いな!」
悠真「お前だったら使いそうだな!」
陽斗「何だと!」
雄樹「生徒会長演説聞いてたらな!」
瞳「あれはないわ!」
陽斗「酷い!」
一輝「酷いのは石田君の演説!」
陽斗「窪!お前まで!」
一輝「後は逆命令かな!」
全員「逆命令?」
一輝「当たり前の命令なんだけど、『勉強しろ』みたいな親の躾とかじゃなくて、支配されてた人を自由にさせる命令!」
陽斗「薺が良い例だな!」
流「流石に人の選択の自由を選ぶのはね・・・」
悠真「お金の問題とかあるしな!」
有「弱い人と皆の自由を守るか!」
一輝「先生」
有「はい!」
一輝「八期はいじめに敏感!特に騙されたり、周りから自分の事をバカにされるのが許せなかった!
だから、自分と同じ被害者を出したくなかったから、ドッキリ研究部を追い出したんだと思うよ!」
有「ううっ・・・」
一輝「よく言うじゃん!『自分がされて嫌なことは人にするな!』って!先生は八期の立場に成ったらどう思うか?だよ」
有「生徒にこんなこと言われるなんて、先生失格ですね」
一輝「何言ってるの?先生だって分からない事もあるし、ましてや有先生は僕らより年下の子供なんだよ!知らないことが多い方が当たり前だよ!」
有「窪君、本当にありがとうございます!」
一輝「先生なのに敬語って・・・」
瞳「あっ、先生!ちょっと良いですか?」
有「あっ、博士さん!何ですか?」
瞳「放課後私に付き合って下さい!」
有「分かりました!良いですよ!」
全員「ええっ!!!!」
有「?」
放課後
朝子「博士が有を誘う?」
部子「どう言うことですか朝子さん!」
朝子「私が知るわけ無いでしょ!」
春奈「2人は付き合ってるの?ねえ朝子!」
莉桜「それは私も聞きたいわね!」
朝子「私に聞かれても知らないってば!」
歩「まさか博士がライバルなんて」
絵里「そんなに気になるなら直接行けばどうだ?」
江子「そうです!こうなったら尾行です!」
刹那「江子?大丈夫なの?」
放課後
朝子「あっちの道は確か博士が出入りしてる研究所!」
心乃枝「皆何やってるん?」
江子「尾行です!」
朝子「こんな大勢の尾行がどこにあるのよ!」
莉桜「まさか博士ったら、研究所で隅から隅まで先生の事を調べあげるんじゃ?」
刹那「それって?」
春奈「ピュアなあんたには分からないわね!ズバリ、有君を拘束してあんなところやこんなところを・・・」
部子「そんなのダメですわ!ましてや先生は未熟な9歳!そんなこと合っては行けません!注意しに行かないと!」
朝子「1番有に手を出しそうな人が言ってるよ!」
莉桜「見た目メチャクチャ危ないのにね!」
江子「全くです!」
ゴチン!×3
朝子「何するのよ!」
江子「痛いです!」
莉桜「だって本当の事じゃん!」
一方その頃
午希「まさかあの権力者生徒会長に助けられるとはね!」
千里「でも、そのきっかけを作ってくれたのは窪君だけどね!」
午希「まあ、あの地獄から解放されたと思えば、絶対命令も悪くないね!」
千里「むしろあの子の絶対命令があったからこそ歯向かえたような・・・、あら?」
午希「犬?」
千里「物凄く傷付いてるわ!寮に帰って手当てしましょう!」
一方
朝子「あっ、やっぱり研究所に入って行ったわ!」
愛「朝子さん、多分先生と博士さんのやり取りから考えると新たなアイテムが出来たとか、指輪のチェックとか、ではないでしょうか?」
春奈「でも、何か実験台にするかもしれないわよ!」
刹那「じっ、実験台!?」
歩「何をするんだろう?」
愛「新しいアイテムがちゃんと動くかテストしたりとか・・・」
部子「ですが、それがもし誤作動でも起こして先生の身に何か合ったら?」
愛「そんな危険な実験だったら呼びませんよ!」
部子「いいえ、それが0とも限りません!皆さん行きますわよ!」
朝子「ちょっと委員長!」
研究所に入る一同
朝子「誰も居ないわね?」
部子「今日は博士さん以外の方はお休みの筈です」
江子「あの長く続く廊下が怪しいですね」
歩「行ってみようよ!」
長い廊下を進むと・・・
『博士の部屋』
勝手に入っちゃダメよ!
朝子「なんか腹立つ自画像ね!」
莉桜「どう見てもここが怪しいでしょ!」
刹那「でも、勝手に入るのは・・・」
春奈「刹那良いの?もしかしたら博士に有君を取られちゃうかも知れないんだよ!」
莉桜「もしかしたら取られて女の子に成ってたり?」
パシン!
朝子「何バカなこと言ってるのよ!」
歩「これがボタンかな?」
ポチっ!
部子「佐々木さん!無闇に触っては・・・」
ギューイーン
心乃枝「開いたな」
朝子「何で自室のドアがこんな頑丈なのよ!?」
心乃枝「ねえ、これなんやろな?」
愛「ジオラマと言うか、シルバニア?」
歩「それ、懐かしすぎる!」
ビュン!
朝子「えっ?皆!」
一方その頃
午希「犬、寮で飼っても良かったっけ?」
千里「生徒会長は優しいから、『元気になるまで』とか言えば許してくれるわよ!『生き物も大事だから』とか言ってね!実際それで飼うの許可された動物も居るんだから!」
午希「生徒会長優しすぎる!本当に絶妙命令使う権力者なの?」
千里「じゃあ、私はタオル取ってくるから午希ちゃんは様子見ててね!」
数分後
午希「千里姉大変だよ!」
千里「どうしたの?ワンちゃんが暴れだしたの?」
午希「違うの!さっきの犬が突然煙だしたと思ったら、裸の男の子に成った!」←指を差す
千里「あらまあ!」
- Re: 少年教師有! ( No.68 )
- 日時: 2023/07/03 22:46
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
トゥルルルル!トゥルルルルル!
ピッ!
理「はい!もしもしスリーシスターズ学園、理事長の岡田です!」
長「理さんですか?」
理「あら、長じゃない!どうされました?」
長「実は、少年院で脱走がありまして・・・」
理「脱走?大丈夫なの?」
長「そこまで心配することではないのですが、万が一の事もありますので・・・、後彼のプライバシー的にも生徒達には伏せて欲しいのです!」
理「分かったわ!」
出席番号63番・博士の発明品の秘密
午希『皆さん!こんにちは!そばかすがチャーミングポイントの麦田部子です!ただいま小さい男の子に人質にされてます!なぜこうなったのかた言うと・・・』
回想
午希「えっ?39℃!」
千里「これは本格的に危ないわね!」
午希「薬どこだったかな?氷と冷えピタも用意しないと!」
ピポパホ・・・
犬太「ん?」
午希「あっ!起きた!あなた道で倒れて・・・」
千里「もしもし、保健の先生・・・」
犬太「止めろ!」←その場にあったフォークを投げる
千里「ああっ!」
犬太「おい!お前!」
午希「えっ?」←爪を突き付けられる
回想終わり
犬太「おい!電話を切れ!さもないとコイツがどうなっても知らんぞ!」
午希(何このドラマや舞台である展開!)
電話『もしもし、何がなんでもありました?もしもし!もしもーし!』
ガチャン
午希「千里姉!」
犬太「黙れ嬢ちゃん!俺かってこんなことしたくないねん!」
トコトコトコトコ・・・←犬太に近付く
犬太「なんや姉ちゃん!こっち来るな!」
千里「ダメよ!」←犬太を抱き締める
犬太「えっ?」
千里「あなたはまだこんなに高熱なんだから!」
犬太「Zzz・・・」
午希「寝ちゃった・・・」
千里「よっぽど疲れてたのね!お布団に運ばないと!」
午希「それにしても千里姉凄いね!流石保育士志望!」
千里「施設でお世話とかしてたりするから、これくらいの子はヤンチャな男の子に過ぎないのよ!」
午希「オオ!」
一方その頃
パッ!
朝子「えっ?ここはどこ?」
心乃枝「あっ!朝子や!遅かったな!」
朝子「ねえ、ここはどこなの?」
江子「どうやら先程のジオラマの中だと思われます」
朝子「マジで!」
莉桜「それよりあっちから博士と先生の声がするよ!」
歩「しかも、なんか怪しいよ!」
3人「えっ?」
部屋の奥
瞳「と言うわけで、どうですか?先生!」
有「まさかこんな良い場所があるなんて、それにしても博士さん、上手いですね!」
瞳「痛くありませんか?」
有「はい!どうせなら中に入れても大丈夫ですよ!」
瞳「分かりました!それでは入れますよ!」
全員「アワアワアワアワ・・・」←顔真っ赤!
莉桜「マジであの2人が・・・」
刹那「そんな、そんな!」
朝子「落ち着きなさいよ!もしかしたら別の事かもしれないじゃない!」
部子「なら何ですか?」
愛「マッサージとか?」
歩「エッチな?」
有「あっ!痛い」
瞳「すみません、次は優しくします!」
朝子「コラー!あんたらは何やってるの?!」
有「えっ?」←マッサージをして貰ってる
瞳「あら?皆さん!」←袖の中に手を突っ込んでる
朝子「そんなことだろうと思ってたわよ!」
莉桜「何だと思ったの?」
朝子「それはあんたら全員もでしょ!」
瞳「皆さんここに付いてきたんですか?」
部子「それよりここはどこで何ですか?」
瞳「ここは、1時間で1日を体験できる空間です!」
全員「1時間で1日を体験できる?!」
瞳「日本の昔話に『浦島太郎』がありますよね?」
朝子「ああ、助けた亀に竜宮城つれていかれるお話ね!」
瞳「この空間はその逆です!ここで1日過ごすと、1時間過ごしたことにしか成りません!」
春奈「凄い!」
莉桜「1日が1つ増える夢の場所じゃん!」
瞳「はい!これからターゲットを倒すにあたって時間が物凄く必要に成ります!その為に作ったのです!これで余裕が出来ます!」
部子「良いですわね!」
江子「でも、時間帯はどうなるのですか?」
瞳「入った瞬間の分数で出ていく様な仕掛けですので、私と先生は午後5時丁度に入りましたので、午後5時からの24時間を過ごすことに成ります!」
心乃枝「うちらは10分後やから外出たときは午後6時10分か!」
瞳「そうなります!」
朝子「でも、何でわざわざ有だけ?」
瞳「それは実際台に成って欲しかったのです!」
朝子「えっ?実験台!?」
瞳「実はこれ試作品で、本当に元の世界に戻れた時に1時間しか経ってない保証も出られる保証もないのです!」
全員「はあ!?」
部子「博士さん!そんな危ない場所に先生を!?」
瞳「いえ、強制的に出る方法が1つあるんです!」
部子「それはどうするのですか?」
瞳「この空間を壊すことです!」
莉桜「壊すとどうなるの?」
瞳「この空間は壊れますが、適当な時間帯で脱出出来ます!」
春奈「じゃあ壊れても良いんじゃない?ずっとここで過ごせば・・・」
歩「宿題もないし!」
江子「周りの人に迷惑掛かりますよ!」
瞳「それだけでなく、この部屋の恐ろしさはここに慣れると時間の感覚がおかしくなるのです!」
愛「それって?」
瞳「簡単に言うと、1日が長くなるにつれて曜日感覚がずれて、遅刻や約束の時間に間に合わないと言った事が起こりやすいのです!ですから、1日1回しかお薦め出来ません!」
江子「それはそうですね!」
瞳「それに入り日経つと中毒に成りますし、食料とかは持参で持ってこないといけません!」
歩「つまり普通には過ごせないんだ!」
瞳「時間が経てば勝手に元に戻れますが、それでも戻れなくて閉じ込められると・・・」
全員「閉じ込められると?」
瞳「ここの酸素が段々無くなって生きて帰れません!」
朝子「どんな設計されてるのよ!」
瞳「この空間は1人だけで入れない設定にしてるんです!中に1人居れば問題ありませんが・・・」
朝子「私、1番最後だけど?」
瞳「そこは誤差設定はしてますので、前の人から1時間以内で入った場合は大丈夫です!そもそも1人で入れませんから、1人の時は作動しません!」
全員「へー!」
朝子「それで有への実験は?」
瞳「時間が経っても出れない時は私が中か、外から割って抜け出す手助けをします!安全上の理由で壊れたら空間から出してあげる趣向に成ってるんです!」
莉桜「本当に凄いの発明したわね!」
春奈「他のクラスに見付かったりしたらどうするの?」
瞳「機密事項ですから、Dクラスの皆さんは顔認証やDNAに指紋など採取しておりますので!Dクラスは全員出入り出来ます!」
歩「だから、私達入れたんだ!」
瞳「折角ですし、何かしら修行したらどうですか?」
朝子「じゃあ、私は愛さんから剣を教えて貰おう!」
部子「それでしたら、私はこのパクティーオーカードの事について知りたいですわ!」
歩「私も知りたい!出来れば金に格上げしたい!」
莉桜「それは私も聞きたいな!」
瞳「良いですけど、お互いの気持ちが大事に成るので・・・」
莉桜「私、先生呼んでくるね!」
一方その頃
犬太「ん?わあ!」
午希「あっ!起きた!千里姉起きたよ!」
千里「良かったわ!今雑炊が丁度出来上がったのよ!」
犬太「雑炊?」
千里「あなた道端で泥だらけで倒れてたのよ!それを私達が介抱してたんだから!」
犬太「あ、ありがとう・・・」
千里「それにしても電話をするなってことは、何かお尋ね物か何かしら?」
犬太・ギクッ
千里「まあ、深くは聞かないでおくわ!まずは体を治さないと!ほら、あーん!」
犬太「あーん」
千里「どう?お口に合う?」
犬太「何やろ、俺こんな風に看病されたの初めてやから、よう分からん!」
午希「そう言えばお名前は?」
犬太「村上犬太や!」
午希「犬太君って言うんだ!」
千里「さあ、まずはこれ食べて元気に成るのよ!それがあなたの1番の仕事だから!」
犬太「ああ、ありがとう!(あれ?俺確かここにはなんか用事あってきた筈なんだけど・・・)」
- Re: 少年教師有! ( No.69 )
- 日時: 2023/07/04 21:57
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
出席番号64番・どうする?仮契約
莉桜「今、先生が持ってるカードは・・・」
有「金が朝子さんと刹那さん
銀が恵子さん、恵花さん、心乃枝さん、絵里さん、
銅が永春さん、歩さん、委員長さん、博士さん、
後、白いカードの星田先生ですね」
朝子「本当に多くなったわね!」
春奈「このカードってどう言うものなの?」
瞳「いわゆる秘密アイテムと言うか、サポートアイテムと言ったところでしょうか・・・」
莉桜「上手く行けば日常的に使えるんじゃない?」
瞳「使えないこともありませんが、悪用しないで下さいね!」
春奈「私も欲しい!有君!早速お姉さんと・・・」←有を掴む
有「えっ?」
朝子「あっ!春奈止めなさい!」
春奈「何?有君は自分の彼氏だって!う~ん!」←有にキスをしようとする
ピカーン!ゴロゴロ!
春奈「うわあ!」
莉桜「何?今の?」
瞳「お互いの気持ちが通じてないと雷が落ちるように成ってるんです!」
朝子「だから言ったのに・・・」
莉桜「怖!何でそんな機能があるのよ!」
瞳「セクハラ防止用です!」
莉桜「そりゃ必要だわ!」
部子「宝物に目が眩んだ人の運命ですね・・・」
歩「どうやったら仮契約出来るの?」
瞳「お互いが恋愛対象として意識するとですね」
莉桜「ってことは、先生は今朝子と宮里を二股してるってことね!」
有「止めてください、その言い方!」
莉桜「ぶっちゃけどっちが好きなの?」
有「ええっ・・・」
瞳「それは気になりますね!金が出ると言うことは少しでも好きなところがあると言う証拠ですから!」
莉桜「言っちゃいなよ!言っちゃいなよ!」
部子「これを聞けば先生のタイプを知ることが出来ますわ!」
江子「真似しても意味ありませんよ!」
有「朝子さんは頼りになる存在です!戦闘でも先頭に立ってくれそうと言うか、カッコいいと言うか・・・」
朝子「ふーん、そう思ってくれたんだ!(悪くないわね!)」
有「刹那さんは見た目が可愛いんです!」
刹那「えっ?」赤面
有「後、守ってあげたい存在と言うか・・・」
朝子「ほー、私は守るに値しない女子だと?」
部子「あなたなら自分で何とかするでしょ!」
江子「その通りです!」
朝子「何よ!江子ちゃんまで!」←不貞腐れる
瞳「逆に朝子さんと刹那さんは先生のどういうところが好きなんですか?」
朝子「はい?」
刹那「えっ?」
瞳「言いましたよね?2人の気持ちが一致しないと仮契約出来ないと!」
心乃枝「ってことは朝子と刹那は有君が好きであることは確定やもんな!どこが好きなん?」
朝子「いやいや、マジで私生意気なガキは嫌いだから!」
部子「でしたらなぜカードが出たんですか?」
朝子「あの時は必死だったもの!コイツ助けたいって想いで頭一杯で・・・」
瞳「先生はその時どんな気持ちでしたか?」
有「あの時は朝子さんが僕の力に成ってくれる、助けてくれるって信頼と言うか、期待と言うか、兎に角嬉しいと言う気持ちでしたね」
瞳「これは別の気持ちが発生しましたね!」
全員「別の気持ち!」
瞳「いくつか例外が発生します!1つは利害一致!いわゆる目的が一致すれば相手を信頼しますので、
2つ目は想いの力!」
全員「想いの力?」
朝子「想いの力って何よ!?」
瞳「別名仲間意識とも言います!」
朝子「それがどう言うことなの?」
瞳「朝子さんとの場合はこれに値します!教師と生徒の関係でもありますし、お互いを守りたい気持ちが恋愛と同等の気持ちに成ったのでしょう!」
朝子「そんなのでも金なんだ!」
瞳「3つ目の例外が告白です!」
全員「告白?」
瞳「告白すると相手の気持ちが揺れるのです!その直後にキスすると、候補として上がるため金が出てくるのです!」
部子「つまり、先生に告白した直後にやれば金に格上げ・・・」
瞳「あっ!でも、人によってはタイプでないと思うこともありますので、全員が全員上手く行くとは限りません!」
莉桜「そんなリスクがあるんだね!」
一方その頃
千里「そう言えば犬太君、お風呂まだだったよね?」
犬太「はあ?」
午希「ってか体臭いよ!」
犬太「そんな臭無いわ!」
千里「つべこべ言わず、お風呂入るわよ!」
犬太「千里姉ちゃん止めてくれ!」
千里「こんな泥だらけは気持ち悪いでしょ!お姉さんがしっかり洗ってあげるわ!」
犬太「ギャアアア!」
午希(犬太君千里姉のオモチャにされてるな!)
犬太「あっ!」←千里の手を見る
千里「何?」
犬太「いや、その手!さっきはホンマすまん!」
千里「大したこと無いわよ!皮膚が切れただけだから!」
犬太「でも下手したら・・・」
千里「傷だけならしばらくしたら治るわ!そんなことより気にしてたのね!あなたは本当はとても心の優しい人よ!」
犬太「そうなんかな?」
千里「そうでなきゃ、相手の痛みを分からないもの!」
犬太「本当にすまん、ありがとう!」
千里「どういたしまして」
一方その頃
愛「皆さん、一応夕食作ったんですが良いですか?」
朝子「丁度良いわね!お腹が空いてたら動けないからね!」
有「腹が減っては戦は出来ぬですよ!」
朝子「どっちでも良いわよ!」
江子「食べ終わったら身体を動かさないと太りますね!」
莉桜「これ全部桜咲さんが作ったの?」
愛「はい!」
有「凄い!お母さんみたい!」
朝子「あんたお母さんの料理食べたことあるの?」
有「ありませんが、八期お兄さんのお母さんの料理ってこんな感じかなって?」
歩「まあ、一般的だよね?」
江子「物凄く家庭的ですね!」
春奈「将来良いお嫁さんになるわよ!」
愛「誉めすぎですよ!」
心乃枝「まあ、愛ちゃんは小さい頃からうちのお世話をしてくてたからな!」
江子「家事とかもですか?」
愛「そうですね、人並みには家事全般出来ますよ!」
女性陣「マジで良いお嫁さんになる!こんなお嫁さん欲しい!(だけど私達女子!)」
全員「頂きます!」
莉桜「美味しい!」
朝子「お袋の味って言うのかな?」
心乃枝「小さい頃思い出すわ!」
有「愛さんをお嫁に貰う人は羨ましいですね!」
愛「えっ?」
有「こんな美味しいご飯を毎日食べられるだけでなく、身の回りの事もしてくれますし・・・」
朝子「いや、男だって家事の1つや2つはしないとね!夫婦は共同作業よ!」
その後寝る場所で揉めたりしたが、空間の夜が明け
くるくるくるくる
有「あっ!歩さんリボンの練習ですか?」
歩「うん!だけど今スランプ気味なんだよね・・・」
有「スランプとは?」
歩「先生に『子供っぽい演技』って言われて、どうやったら子どもっぽくないかな?」
有「そう言われましても・・・」
歩「有君は9歳だから分からないよね・・・」
有「これは八期お兄さんが言ってた事なのですが・・・」
歩「何々?」
有「『人の目で判断する競技は、基本宛になら無い!人の価値観で変わってきたりする!』って」
歩「そ、そんなこと無いでしょ!」
有「まだ続きがありまして『だったら、審査員の言葉は無視して、自分が楽しいと思ったライブをする事が大事!そもそもダメで元々ならば、ライブだけ楽しんでやれば悪い感じには終わらない』って」
歩「どういう事?」
有「零姉曰く、『楽しめ』です!」
歩「楽しめ?」
有「まずは初心に戻って、審査員の目に止まる演技をするのではなく、新体操と言う競技を楽しんだらどうでしょうか?」
歩「う~ん、まあ、楽しむのもそうなんだけど、審査員を無視するのはな・・・」
有「僕も言いました!そしたら『信頼できる審査員は自分の心情を見抜いた者のみ!心情を見抜かれると文句が言えないから!』ですって!」
歩「確かに、自分の気持ちまで見破られたら終わりだよ!あれ?」
有「わあ!」←連れ去られた
部子「有先生!」
有「はい!何ですか委員長さん?」
部子「私はあなたの事が好きです!」
有「はい!僕も委員長さんのこと好きですよ!」
部子「その好きではなく・・・」
有「?」
部子「私は先生の力に成りたいのです!」
有「僕の力ですか?」
部子「強大な敵と戦うには先生や朝子さん、刹那さんだけに頼るのは手薄だと思います!」
有「そうですか・・・」
部子「ですので、私も先生のお供となります!」
有「でも、これは命に関わる危険な事ですが?」
部子「何を言ってるのです?一兆円の賞金首を捉えると言う任務を遂行してる以上、私は先生の盾となりたいのです!」
有「分かりました!では、委員長さん?準備は良いですか?」
部子「いつでも構いませんわ!」
ちゅ!
ビューン!
朝子「えっ?何?」
瞳「誰かが仮契約してますね!ですが何か嫌な予感が・・・」
莉桜「どういう事?」
瞳「普通なら一瞬で終わるのですが、風が強いと言うのは何か異常があると言うことです!」
江子「あっちです!」
部子(さあ、これで私と先生の愛の結晶が・・・)
ゴチン!
部子(えっ?)
刹那「先生!大丈夫ですか!?」
部子「ちょっと皆さん!仮契約の邪魔をしないでくれますか!」
朝子「何が邪魔よ!どんな仮契約してんのよあんたは?!」
江子「先生が気を失っています!」
瞳「もう少しで従者逆転現象が起きるところでした」
朝子「トラウマか変な趣味に目覚めたらどうするのよ!」
有「ええっと・・・」
愛「目覚めましたか?」
有「ええっと、僕は・・・」
部子「それでは先生続きを・・・」
シュッ!
部子「あら?先生!どこへ?」
朝子「ねえ、今何時?」
愛「午後5時ですね!」
朝子「ってことはちゃんと出られるのね!私達もしばらくしたら・・・、ってあれ?皆は?!
あっ!私だけ少し遅れたんだった!
1人だけ置いてかないでよ!」
一方学園寮の近くでは・・・
?「よし、京都でのからを返す時間ですよ」
糸成「フフフ、待ってなよ岡田有!」
- Re: 少年教師有! ( No.70 )
- 日時: 2023/07/05 22:32
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
出席番号65番・糸成の罠(前編)
お風呂
部子「う~ん・・・」
莉桜「何落ち込んでるのよ!」
春奈「仮契約出来なかったくらいで落ち込まないの!」
部子「落ち込みますわよ!後もう少しで先生との愛の結晶が・・・」
江子「3枚目に成るのにですか?」
刹那「ハハハ・・・」
歩「それにしても、さっきまで1日過ごしてたから違和感あるよね?」
莉桜「確かに1日に2度お風呂に入ってるみたい!」
一方その頃
千里「ごめんね、着る服それしかなくて・・・」
犬太「別にさっき来てた服でエエのに!」
午希「男の子ってそう言うところ不潔だよね!」
?『犬太、村上犬太聞こえるか?』
犬太「ん?」
千里「どうかした?」
犬太「いや、何にも・・・」
?『お前に札を渡してるだろ!それでその2人を転送しろ』
犬太(なんや?誰の声や?札?)
?『お前のズボンのポケットの中に入れてるはずだろ!』
犬太(ってことは洗面所か!)
午希「どこ行くの?」
千里「忘れ物でも合った!」
犬太「ああ、ポケットの中に!」
午希「ああ、あるあるだよね!それで一緒に洗濯しちゃったり・・・」
千里「分かっていてもつい忘れちゃうのよね!」
?『それを貼ればあの2人を転送できる』
犬太「転送ってなんや?」
?『お前を救ってやったんだぞ!俺の言うことを聞け!2人が背を向けた瞬間だ!』
犬太「分かった」
洗面所から2人を見て、背を向けてるのを確認する
犬太「よし、ここは気付かれやすい千里姉ちゃんからや!」
千里「あっ!忘れ物取れた?」
犬太「ああ、勿論!危なかったわ・・・」
千里「挙動不審ね!まさかエッチな写真でも入れてたの?」
犬太「そんなんちゃうわ!」
千里「まあ、見付かって良かったね」←犬太に背を向ける
犬太(今や!)
パッ!
午希「えっ?」
シュン!
パタリ←エプロンが落ちる
午希「千里姉?犬太君何やったの?」
犬太「気付かれたか、こうなったらあんたもや!」
午希「わあ!」
パッ!シュン!
一方その頃
愛「それでは私はこっちですので!」
朝子「じゃあね!シャワーでも浴びよっかな?」
有「僕は寝ます!」
心乃枝「1時間で体が疲れた感覚成ってるな!」
パッ!シュン!
有「Zzz」
シャワー室
朝子「ああ、気持ちいい!」
パッ!シュン!
ザー!
一方
燕「あっ!委員長達も入ってたの?」
千桜「珍しく満員だな・・・」
部子「皆さん、もっと別の時間に分かれて入れなかったのですか?」
楓「良いじゃん、良いじゃん!私達だけ入っても浴槽余裕なんだから!」
流「それもそうよね!」
江子「あれ?」
春奈「どうしたの江子?」
江子「刹那が居ません」
恵花「先に出たんじゃない?」
江子「変ですね、いつも私達と一緒に出てるのに・・・」
恵子「そう言えば、一緒に来てた渚姉が居ませんよ!」
歩「忍者だから何処かに隠れてたり?」
永春「そんなバカじゃないアルよ!」
パッ!
ポトリ←タオルが落ちる
歩「ねえ、今永春消えなかった?」
流「見間違いじゃないの?」
部子「人が消えるなんて・・・」
パッ!
小「委員長!」
流「今、明らかに消えたよね?」
莉桜「私も見た!」
春奈「えっ?排水溝に吸い込まれた!?」
千桜「そんなバカな話がある・・・」
パッ!
恵花「ちーちゃんも消えたよ!」
恵子「お姉ちゃん怖いよ!」
流「一体どうなってるの?」
一方
ガチャン
愛「ただいま!燕は大浴場かな?」
ピンポン
愛「はい!」
ガチャン!
心乃枝?「愛ちゃん!」
愛「こ、こ、こ、このちゃん!」
心乃枝「何動揺してるん?」
愛「だって、何で服を着てないの?」
心乃枝「それは・・・」
愛「(まずい、これは敵の罠だ!)アデアッ・・・」
パッ!
コトン!←刀が落ちる
一方その頃
ドン!
有「わあ!」
瞳「もう!やっと起きた!」
有「えっ?博士さん?!何ですか?」
一輝「先生大変だよ!」
有「はい?」
悠真「うちのクラスの女子達が行方不明に成った!」
有「ええっ!」
一方その頃
プカプカプカプカ・・・
朝子「えっ?ここはどこ?」
心乃枝「朝子目覚めたんやな!」
朝子「何ここ?」
莉桜「あたしらにも分からない!」
春奈「突然眠らされたと思ったら、こんなところに・・・」
朝子「ってか、何で皆裸なの?」
歩「朝子に言われたくないよ!」
流「お風呂の最中に襲われたの!」
燕「皆お風呂の最中みたい・・・」
恵花「逆に服なのは・・・」
心乃枝「うちと愛ちゃんと難波さんと午希ちゃんくらいか!」
小「あとここに居ないのは絵里ちゃんとモナちゃんと博士と男子達だね!」
渚「しかし変わった檻でござるな!鉄のように固い割に拙者達が水に浮いてるでござる!」
午希「私、犯人知ってる!」
全員「えっ?」
午希「犬太君って少年や!」
朝子「犬太?」
渚「どこかで聞いた名でござるな・・・」
愛「京都で合いまみえた!」
朝子「アイツか!」
心乃枝「でも、その後少年院に入れられたんとちゃうん?」
?「フフフ、あんな檻など私に掛かれば破壊など簡単!」
部子「誰ですか?」
?「あなた達が私を狙ってるのですね!それよりもどれもこれも良い体型をしてますね!」
流「何?気持ち悪い!」
一方
有「博士さん、犯人の目星は付いてるのですか?」
瞳「全くよ!ましてや皆がどこに連れていかれたのかも全く検討無し!」
絵里「いや、犯人は十中八九奴に違いないんじゃないか?」
有「真鍋さん!」
悠真「真鍋、そいつは誰なんだ?」
絵里「あたしらが狙ってるターゲットだよ!」
男子達「ターゲット?」
絵里「だが、クラスの女子達を拐ったのは奴じゃない!」
有「それは誰なんですか?」
絵里「お前も京都で会った、糸成だよ!」
有「なんですって!」
絵里「ただ、どこに連れていったかまでは私も知らん!」
有「そうですか・・・」
悠真「それよりもそのターゲットについて教えてくれないか?なんか知ってそうな口振りだっただろう?」
瞳「はい!皆さんが狙うターゲットの特徴と性格だけでも伝えておきましょう!ズバリ私達が狙うターゲットを一言で表すと・・・」
男子達「一言で表すと?」
瞳「変態です!」
男子達「変態!?」
絵里「あいつは若い女の裸に目がなくて、それで今回糸成を使って拐ったんだろうな!危害は加えないが、見た目も中身も気持ち悪いぞ!」
陽斗「そんな変な奴と俺ら戦うのかよ!」
友人「見た目が気持ち悪いって?」
瞳「ターゲットは普通の人間ではないのです!」
一輝「人間じゃないの?」
瞳「はい!元人間でしたが、人間の体から触手に変えたと言ったところでしょうか?」
友人「どっかの漫画で読んだな!」
雄樹「そんな変な生き物を俺らは殺すのか!」
瞳「そうでもしないと、あの力で地球を完全に壊してしまいます!」
一輝「それは嫌だね」
犬太「ん?なんやお前ら!」
有「ああ、犬太君!」
犬太「お前は有!」
一方
糸成「久しぶりだな、お嬢様達!」
朝子「この変態!私達を解放しなさい、ってか服寄越しなさい!」
糸成「そんなこと言って良いのかな?」
朝子「はっ?」
パッ!
刹那「何これ?」
糸成「水門さ!ここはとある水力発電所でね、僕の力でこの堤防なんか簡単に壊しちゃうよ!」
愛「何が目的だ!」
糸成「あの有って奴を誘き寄せるのさ!」
?「フフフ、私の力に勝てるかな?」
莉桜「あんた誰よ?」
?「ほー、よくぞ聞いてくれました!私は触手使い!キルです!」
一方
犬太「よう、有!勝負せい!」
有「そんなこと言ってる場合じゃないんだけど・・・」
友人「そうだ!そうだ!それより燕さん達がどこか知らねーか?」
犬太「俺も知らんわ!」
栞「ちょっと、そこで何やってるの?」
有「栞先生!Dクラスの女子生徒達が行方不明で・・・」
栞「たしか、お風呂の途中で消えたって他のクラスの生徒達が言ってたわね・・・」
有「どうすれば良いですか?」
栞「有先生!誰がいけますか?」
有「えっ?」
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