二次創作小説(新・総合)

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少年教師有!
日時: 2024/10/16 18:51
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

いくちゃんです!

ナンバーズ更なるスピンオフ作品!

このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。

先にメインとなる登場人物だけを紹介します!

例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!

担任・岡田有

副担任・岡田栞

出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子あいさかれいこ

2番・影主人公・石井悠馬いしいゆうま

3番・サブ主人公・石田陽斗いしだひろと

4番・人気ヒロイン・岩村江子いわむらきみこ

5番・助太刀ヒロイン・岩村小いわむらわか

6番・影ヒロイン・氏家流うじけとも

7番・メインヒロイン・大西楓おおにしかえで

8番・正ヒロイン・岡朝子おかあさこ

9番・対抗キャラ・岡崎友人おかざきゆうと

10番・禁断ヒロイン・岡田泉おかだいずみ

11番・主人公・窪一輝くぼかずき

12番・見守りヒロイン・久永春クーエイシュン

13番・百合っ子・木谷心乃枝こたにこのえ

14番・定ヒロイン・小宮春奈こみやはるな

15番・謎ヒロイン・桜咲愛さくらざきまな

16番・分析ヒロイン・佐々木歩ささきあゆむ

17番・空気ヒロイン・田中莉桜たなかりお

18番・一時期ヒロイン・谷川燕たにがわつばめ

19番・噂主人公・千葉雄樹ちばゆうき

20番・準一時期ヒロイン・長野渚ながのなぎさ

21番・準空気ヒロイン・難波千里なんばちさと

22番・隠れヒロイン・牧野恵花まきのあやか

23番・モブヒロイン・牧野恵子まきのけいこ

24番・噂ヒロイン・博士瞳はかせひとみ

25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜はせがわちはる

26番・悪キャラ・真鍋絵理まなべえり

27番・昇格ヒロイン・宮里刹那みやざとせつな

28番・準ヒロイン・麦田午希むぎたまき

29番・対抗ヒロイン・麦田部子むぎたもとこ

30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴よつばすみれ

31番・謎キャラ・モア・ワコール

32番・裏ヒロイン・岡村冥おかむらめい

33番・悪主人公・寺坂糸成てらさかいとな

34番・悪ヒロイン・新井蘭あらいらん

35番・未来ヒロイン・牧瀬凛まきせりん

36番・ミイラヒロイン・真中まなかルン

37番・サポーターキャラ・前田恋まえだれん

38番・サブヒロイン・前川まえかわロン

39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜たかはしまお

40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美さとうまなみ

41番・サポートキャラ・茂本紬しげもとつむぎ

※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)

Re: 少年教師有! ( No.175 )
日時: 2024/08/07 21:34
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

出席番号169番・施設の手伝い(後編)

哲郎「まったく、2週間前は散々だったわ!」

寿美鈴「まあまあ、その分私が絞めといたから!」

哲郎「しかも、なぜ土下座までせなきゃ成らんかったんだ?」

寿美鈴「いや、あれはお祖父ちゃんが悪い!伝説の生徒会長は『支援する』と言っただけで、見返りも条件も一度も求めてなかったよ!むしろ言ってから文句言って!」

哲郎「それより建物は大丈夫か?アイツらの重みで潰れてなかったら良いんだが・・・」

寿美鈴「ちゃんと建築士の資格持っている人が指示してるから!」

哲郎「ん?ヒョエエエ!」

1階建ての古びた外観は、スリーシスターズ学園の土木研究部やDクラスのメンバーもあり、2階建ての更に増築された養護施設に早変わり!

哲郎「なんか増えてる!」

寿美鈴「人数多くなるしね!材料は裏山の樹齢が長い木や公共にある邪魔な木、廃材などを使ったのよ!」

哲郎「強度は大丈夫なのか?」

寿美鈴「勿論、計算して立ててるし補強もしてるから大丈夫!」

女性職員A「皆、まるで鳶職人みたいでしたよ!」

女性職員B「休まず機敏に動いて・・・」

哲郎「まあ、外観は良いが、中は・・・」

ガラガラ・・・

哲郎「うわあ!」

2階の部屋は2部屋に分かれ、
1つは図書館
子供達が勉強や読者に集中出来るように作りました。

哲郎「だだっ広いな・・・」

雄樹「時間と資材が限られてたんで単純な構造に」

心乃枝「近所回って読まなくなった子供向けの本を色んな人から貰ってきたんです!」

そしてもう一室は室内遊技場

ネットやマットを入念に敷いて安全性を確保
雨に濡れない室内なので、腐食や錆で遊具が脆くなりません。

哲郎『コヤツラ・・・』

糸成「回転遊具覚えとけよ」

悠真「次は職員室兼ガレージへ!」

哲郎「ガレージ?」

悠真「今回の目玉です」

哲郎「これはわしの自転車!」

千里「この2人に・・・」

午希「責任を取って貰うために・・・」

瞳「1から私達が指導しておきました!」

犬太・陽斗「本当にすみませんでした!」←土下座

絵里「しかも、このコードの秘密言ってやろうか?」

哲郎「何じゃ?」

瞳「上の部屋の回転遊具が充電器と繋がってます!
  ですから、走行分の大半は遊具で賄える計算です!」

モア「つまり、沢山の子供達が遊ぶ程園長先生も助かる!」

哲郎「寿美鈴!お前の同級生手際よすぎじゃないか?」

寿美鈴「まあ、皆ちょっと変わった曲者揃いみたいな物だから!」

全員『相手が四葉 (さん)だと言い返せない・・・』

哲郎「じゃが、わしが求めてるのは施設の修繕なとではない!」

全員・ゴクリ!

哲郎「この2週間で子供達とどう過ごしていたのか?皆楽しんでいたのか?それとも嫌な思いをしていたのか?それを聞いてからお前らの頑張りを下す!」

桃華「一輝!」

一輝「桃華ちゃん?」

桃華「お前の言う通りやったら、いじめっ子もうちの担任も居なくなった!」

楓「えっ?何があったの?」

桃華「濡れ衣を着せられても、お前が渡してくれた電話に掛けたら、放課後に中等部の先生が来てくれて、私が犯人じゃないって証明されたんだ!そしたら今までの事も嘘なんではないか?って疑いが出て、主犯が口を滑らせて全てがでっち上げ!レベルMAXを告げられ、関わった奴らもレベル7を宣告されて、先生もクビに!スカッとしたわ!」

悠真「窪、マジでなにやったんだよ?」

一輝「八期のお母さんである楓花先生が、八期が小1の時に夢原さんと組んでやった、胸ポケットのカメラだよ!初等部ではプライバシーの都合でやってないけどね!」

流「中等部うちは日常茶飯事だものね!」

莉桜「最初はBクラス限定のつもりが、証明目的で全クラスに成ったのよね・・・」

一輝「桃華ちゃんの話を聞いて、楓花先生に相談したのさ!『初等部でいじめられてる生徒を助けたい』って言ったら自分の携帯番号をメモして僕に渡してくれた!」

燕「でも、なぜ周りに内緒なの?」

一輝「カメラの存在を知られたら壊されるでしょ!ましてや教師に壊されたらアウトだからね!それに教師も一緒に成って加担してると成れば大問題の証拠だもの!」

友人「あとは、矯正学校がある特性を利用して追い出したと言うことか!」

一輝「その通り!これでも八期とは親友だからね!」

部子「なぜ仲良く成れたのか不思議ですわ!」

一輝「桃華ちゃん、うちの学校は弱いものの味方だから!特に八期の担任である星田先生とお母さんである楓花先生は1番信頼出来る先生だから、また今日みたいな事があればまた電話して!」

桃華「わかった!」

一輝「だけど、これだけはわすれないで!」

桃華「何?」

一輝「先生はあくまで先生!桃華ちゃんが間違ってる場合はちゃんとなぜ違うのかを言いながら叱ることもあるからね!」

桃華「分かった!」

哲郎「フッ、これは文句言えんな!学校嫌いで乱暴者だった桃華がここまで心を開いたのを見るのはわしは初めてだ!だが、これだけは言っておく!」

全員・ゴクリ

哲郎「たまには、ここに遊びに来てくれんか?子供達もお前らが居ないと寂しくなると思うから!」

有「勿論です!」

流「時間さへあれば・・・」

小「うちらもまた・・・」

心乃枝「いつでも行かせて貰います!」

哲郎「それより、そろそろ大事な試験と聞いているが?大丈夫なのか?」

全員「あっ!」

冥「まあ、まだ1週間あるし大丈夫でしょ!」

全員「ええっ!」

次の日

有「皆さん、悲しいお知らせです!」

全員・ゴクリ

有「今日の小テストの結果を見ると、うちのクラスがテストクラス最下位に逆戻りする事が分かりました!」

全員「ええっ!!!!」

絵里「まあ、そりゃそうなるな!」

朝子「もう今回は捨てようかな?」

部子「何を諦めてるんですか?!」

朝子「どうせ、今から頑張ったって・・・」

歩「そうだよ!委員長!」

有「皆さん、少しはやる気だして下さい!」

莉桜「じゃあ、クラス1位になったら先生からご褒美頂戴よ!」

有「えっ?ご褒美ですか!と言われましても僕そんなお金持って無くて・・・」

悠真「先生なのに?」

友人「でも、ご褒美貰えるならちょっと頑張りたくなるよな?」

陽斗「おおっ!食べ物でも良いからさ!」

有「えっ、でも100点取れば図書カードですよ!」

春奈「それが要らないって言ってるの!図書カードくれるならお金くれって話よ!」

心乃枝「例えば、有君からのキスのご褒美とか?」

愛「このちゃん?」

有「き、キスですか?」

部子「皆さん、やりますわよ!」

朝子「あんたが余計なこと言うから!」

心乃枝「えっ?朝子有君からのキス要らんの?」

朝子「べ、べ、べ、べ、べ、べ、別に!ガキんちょからのキスなんて嬉しくないわよ!」

歩「有君がキスしてくれるなら私頑張るよ!」

有「歩さん?」

小「うちも!うちも!」

有「小さん?」

春奈「ほら、あんたらも!」

江子「あの、春奈・・・」

刹那「辞めてよ・・・」

泉「お兄ちゃん言質取ったからね!」

有「ええっ!?」

凛「私も待ってます!」

有「凛さんまで・・・」

永春『有坊主とキス、有坊主とキス・・・』

有「分かりました、その代わり1位ですよ!分かりましたね!」

有好きの生徒達「ハ~イ!」

一部の生徒『要らね~!』

テスト勉強中

有「江子さん本気ですね!」

江子「はい!先生の前で恥を書くわけには行きませんから!」

刹那「私より正答率良い!」

心乃枝「嘘!」

有「どうしたんですか?」

心乃枝「朝子と愛ちゃんが、過去問で全部90点台!」

朝子「マグレよ!マグレ!」

愛「私も何となくです!」

莉桜「何となくで解ける問題じゃないって!」

歩「私も負けられない!」

小「私だって!」

有好きの生徒中心に高得点を叩き出したが、
結果は2位と成った。

部子「と言うことはご褒美は?」

有「1位ですのでお預けです!」

部子「そんな!」

愛「またリベンジですよ!」

朝子「えっ?」

Re: 少年教師有! ( No.176 )
日時: 2024/08/10 07:05
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

出席番号170番・夏休み合宿前

ショッピングモール

愛「う~ん『モノキニか?いやここはビキニで攻めるか?う~ん、なんだか恥ずかしいが、出来れば可愛くて悩殺出来る・・・』って誰に見せるわけでもないけど・・・」

心乃枝「あっ!愛ちゃん!」

愛「こ、こ、こ、このちゃん!!!!」

心乃枝「愛ちゃんも夏合宿前に水着選ぶつもりなん?」

愛「は、は、は、はい・・・、今のだと小さいので・・・、この時期に買い換えようと・・・」

心乃枝「嘘つき!いつもスクール水着しか着てこうへん癖に!」

愛「あるにはあるんですよ!」

心乃枝「水着が可哀想やわ!」

愛「はい・・・、『昔買って貰ったやつ恥ずかしくて一度も着てない』」

春奈「あっ!心乃枝!」

心乃枝「春奈!江子!刹那!」

江子「心乃枝さんも水着選びですか?」

心乃枝「小さくて着れんくなったしな!」

刹那「桜咲さんとはご一緒に?」

心乃枝「違うよ!1人で探してたら、愛ちゃんが水着見て悶えてたところに声掛けたんや!」

愛「このちゃん!?」

春奈「ほうほう、これはもしや心乃枝に見せる水着を買いに・・・」

心乃枝「多分、有君に見せるための水着やろ!」

愛「このちゃん!!」

江子「図星なんですか?」

心乃枝「だって、うちに見せるなら一緒に買いに行くから!女の子同士なら問題無いやろ?」

刹那「まあ、そうですね・・・」

歩「えっ、何々?」

小「皆も合宿前に水着買いに来たん?」

凛「ちょっと真似しないでよ!」

千桜「いやいや、この時期に成ると水着を買うのは当たり前だろ!」

心乃枝「千桜ちゃんまで!」

千桜「周り見てみろ!」

寿美鈴「これが似合いそうですね!」

絵里「上から合わせるの止めろ!」

寿美鈴「何ですか?あなたの水着ですよ?」

絵里「これだと私がお前の娘みたいになって恥ずかしいわ!」

部子「さあ、合宿で私のセクシーで刺激的な水着で有先生を興奮させてやりますわ!」

午希「委員長、程程にね!」

千里「午希ちゃんは犬太君を悩殺させる水着を選ぶのかしら?」

午希「千里姉、何言ってるの?」

千里「あら、じゃあ私が渚さんと一緒に犬太君を悩殺しても良いのかしら?」

午希「それはダメ!あっ!今のは・・・、ああっ!」

燕「どれが良いかしら?」

楓「燕さんなら、どれ着ても似合うと思うな・・・」

燕「でも、好きな男の子が期待する水着でないと!落ち込まれたら空気が悪くなるし・・・」

楓「確かになんか嫌!」

燕「大西さんはどんな水着にする?」

楓「兎に角バストアップが期待できるもの!」

燕「一輝君はそう言うの気にしないんじゃないかな?」

楓「いや、男って皆『オッパイ星人』でしょ?だったら一輝も・・・」

燕「でも、伝説の生徒会長は・・・」

莉桜「何々?何を話してるの?」

楓「巨乳は黙って!」

莉桜「はい?」

ロン「アイツが好きそうな水着は・・・」

恋「水着なんか適当で良いだろ!」

ルン「スクール水着で良いじゃん!男なんてどんな水着でも興奮しそうだし!」

ロン「いや、そうでもないから!露出少なかったら『つまんない』って落ち込んだりするし!」

恋「露出多いと逆に恥ずかしいじゃん!」

蘭「そう言うスケベバカは見捨てれば?」

ロン「じゃあ糸成様に露出控えめのウエットスーツを着て海かプールに行きたいですか?」

3人「嫌だ!可愛い水着を見せたい!」

ロン「そう言うことなんですよ!」

愛美「お姉様!まだですか?」

舞桜「水着選びって難しいですね!露出多いのは恥ずかしいですが、露出少なくても色気無さすぎでしょ!
   ってか、愛美はもう少しこだわったらどうですか?」

愛美「私はスクール水着で大丈夫です!」

舞桜「何処がよ?恋は弱肉強食なのよ!スクール水着なんて色気無いわ!もっと露出多めの水着で勝負しなさい!ほら、これとか?」

愛美「お姉様!これは流石に紐過ぎます!」

千桜「ほとんどうちのクラスの女子ばっかりじゃねーか!」

春奈「本当だ!」

心乃枝「考えることは皆一緒ってことやな!」

江子「皆さんあれって?」

朝子「う~ん、もうちょっと攻めた方が良いかしら?」

愛「朝子さん?」

刹那「やっぱり朝子さんも先生を狙って・・・」

春奈「ぐずぐずしてる場合じゃないわ!有先生を水着でイチコロにするためにもどんどん攻めた水着を選ぶわよ!」

江子「だからって明らかな紐を持ってこないで下さい!」

春奈「えっ、あんたらなら紐でも大丈・・・」

ゴチン!×2

春奈←気絶

江子「誰のどこが小さいのですか?」

刹那「まだ、成長途中なの!」

小「あっ!」

歩「どうしたの小?」

小「あれ?冥ちゃんじゃない?」

春奈「じゃあ、隣の子は?」

心乃枝「泉ちゃんやん!成長してるけど・・・」

歩「2人で買いに来たのかな?」

春奈「様子を見てみましょう!」

冥「まさか、成長薬があるとはね!」

泉(14歳)「だって、折角水着を着るなら成長した姿でお兄ちゃんを悩殺したいじゃん!」

冥「悩殺どころかビックリして鼻血出すかも!」

泉(14歳)「冥お姉さんは何しに?」

冥「今の水着が小さくて着れないから新しいのを買いに来たのよ!どうせなら、アイツを悩殺出来る水着着てひっくり返してやるわ!」

泉(14歳)「お兄ちゃんに見せるんですか?」

冥「勿論!あっ!」

泉(14歳)「誤魔化さなくても見てれば分かりますよ!」

冥「あんた、その姿で話すとややこしいから!私が低身長だと思われるじゃない!」

泉(14歳)「ええっ!でも、24時間後には元に戻りますし、ここで変わったら皆ビックリしますし・・・」

冥「これはどうかしら?」

泉(14歳)「攻めますね!」

冥「女はここを強調していかないとね!」

泉(14歳)「でも、お姉さんに合うんですか?」

冥「言ったわね!」

試着後

シャー!←カーテンオープン

タラっ←ブラがブカブカで取れそう

泉(14歳)「ほら、言ったじゃないですか!お姉さんには大きすぎるって!」

冥「クー!4歳のあんたに言われたくないのよ!」

ポロッ!

泉(14歳)「ほら、取れた!諦めたらどうですか?」

冥「クー!なんであんたの成長した姿は無駄にでかいのよ!」

泉(14歳)「いや、これでも朝子さんと同じ大きさですよ!ましてや、この通りに成長するとは限りませんし・・・」

冥「腹立つわね!」

泉(14歳)「お姉さんこそ、水着詳しくないんですか?」

冥「私年齢だけで言ったら小4よ!飛び級してるんだから!」

泉(14歳)「私も飛び級してますが?」

冥「妹なら分かんないの?兄が女性のどんなところが好きなのか?オッパイとか?オッパイとか?オッパイとか・・・」

泉(14歳)「なぜ『オッパイ』を連呼?しかも段々と自信失くすの止めてくれます?」

冥「どう見てもあんたより小さいからよ!」

泉(14歳)「お兄ちゃん、八期お兄さんと一緒に育ってきたってこともあって、『オッパイ』嫌いだと思いますよ!」

冥「マジで?!」

泉(14歳)「八期お兄さんは口癖のように、『胸が馬鹿デカイ奴は詐欺師か殺し屋だから近寄るな!』って教え込んでました!」

冥「偏見よ!ドラマの見すぎじゃないの?」

泉(14歳)「だからそれもあって、オッパイだけの大きさだけで言うと、部子さんと千里さんをお兄ちゃんは恐れてるかな?」

尾行メンバー『マジで!』

泉(14歳)「あと、莉桜さんや春奈さんも苦手!」

冥「なんで?」

泉(14歳)「胸を見せてからかってくるから!」

江子「納得です!」

心乃枝「いくら男の子でも、向かわれたら怖いよな・・・」

泉(14歳)「ただ、見てるとお兄ちゃんは大きさより形なのかな?」

冥「なんでそう思うの?」

泉(14歳)「小さめの刹那さんや江子さんに行くと思いきやそこまで大きくなく美乳(泉目線)の桜咲さんから目線が離れてないのよ!」

尾行メンバー『ええっ!!!!』

心乃枝「まさか、有君って?」

春奈「桜咲さんの体がタイプ?」

愛「や、止めてください!」

江子「そうですよ!あの有先生が女性のタイプを身体で決める筈ありません!」

歩「でも、妹の泉ちゃんが感じてるってことは相当だよ!」

小「ジー!」

愛「小さんなんですか?」

江子・刹那「ジー!」

愛「江子さんと刹那さんも私の胸を凝視しないで下さい!」

部子『これは良いことを聞きましたわ!先生は巨乳ではなく美乳なのですね!』

泉(14歳)「あの、さっきからうるさいんですが?」

尾行メンバー『えっ?』

冥「そこに居るのバレバレだから!」

春奈「い、いつから気付いてたの?」

冥「たしか『あれ?冥ちゃんじゃない?』って辺りから!」

小「それ最初の最初!よく聞こえてたね?」

歩「じゃあ、さっきの話は私達を混乱させる張ったりだったんだね!良かった!」

泉(14歳)「えっ?全部事実ですが?」

尾行メンバー「ええっ!!!!」

この後、胸の形をメインにした水着が売れまくったとか!なんとか!
あと愛が胸の事で質問攻めをされ本人が混乱するのはまた別の話!

Re: 少年教師有! ( No.177 )
日時: 2024/08/12 22:46
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

出席番号171番・覚悟の朝子(前編)

有「ハアー、朝子さんに追い出されて1週間・・・
  江子さんに飛ばされ、
  委員長さんに抱き締められ、
  小さんと歩さんにはサンドイッチにされ、
  冥ちゃんに蹴られ、
  挙げ句の果てに愛さんと寝た時は遅刻して・・・
  何で朝子さんは怒ってるんだろ?
  そりゃ、凛さんの変装を見破れなかったのは悪いですけど・・・、皆分かってなかったと言うか、むしろ被害者は僕と言うか・・・」

部子「どうしましたか有先生?」

有「委員長さん!」

部子「そんな後ずさらなくても!」

有「だって、委員長さんに抱き締められて苦しかったんですから!」

部子「それはすみません・・・、お詫びと言ってはなんですが、先生は夏休みのご予定は?」

有「特に無いですね!」

部子「それでは、麦田家の所有する『秘密の楽園』へご招待します!」

有「『秘密の楽園』ですか?」

部子「まあ、行ってからのお楽しみですわ!」

麦田家の別荘(IN滋賀県)

有「ここって?」

部子「琵琶湖の前の砂浜の近くに別荘を建てたのですわ!海と違って、塩がありませんからね!
   それに水質も私達が買った所有範囲内は洗浄しておりますので安全です!」

Dクラス「イェーイ!」

バシャバシャバシャバシャ・・・

部子「なぜあなた方まで?しかもクラスの半分!」

千里「春奈さんと莉桜さんに聞かれたのが運のつきだったわね部子!」

部子「なぜ、あなた方も!」

莉桜「イヤー、お金の無い中学生にこんな天国な場所は最高だわ!」

部子「ムキー!」

朝子「何で私までこんなところに?」

心乃枝「エエやん、エエやん!新聞配達も休みやし!」

愛「リフレッシュも大事ですよ!」

心乃枝「それに昨日可愛い水着見て買うか悩んでたのはどこの誰や?」

朝子「うるさい!」

瞳「あれ委員長!」

寿美鈴「こんなところで何をやってるんですか?」

部子「博士さん達!あなた方は別行動すると言ってたのでは?」

瞳「ああ、うちの事務所あっちにあるから!」

部子「嘘ですよね?!えっ?えっ?」

豊「ほう、2日間のオフの後ここに来るように伝えようと思ったが、手間が省けたな!」

歩「委員長!どこに別荘建ててるのさ!」

春奈「そうだ!そうだ!」

部子「勝手に付いてきた人が言うことですか?」

有「あ、朝子さん!」

朝子・プイッ!

有『ああ!まだ怒ってる!』

心乃枝「朝子、何で怒ってるん?あの事やったらうちやみんなも分からんかったから許したり~や!」

朝子「はあ!?私は別に怒ってませんが?!」

心乃枝「ほんま、頑固やな!」

陽斗「おい、石井!お前と氏家のペアと俺とロンペアでビーチバレーしようぜ!」

悠真「おおっ!負けねーぞ!」

ロン「あんた言っとくけど、ボール追い掛けるついでに私の体に飛び付くのは禁止ね!」

陽斗「おおっ・・・、分かってる、分かってる!」

悠真『分かってない顔だ!絶対やるわ!』

ピピー!

ロン『来た!』

ズズー!

ロン「ちょっと!」

陽斗「いや、俺がボール取ろうと・・・」

ロン「だったら、私の下を潜りながら取って、どさくさ紛れに尻を触るな!」

ガン!←陽斗を蹴る

陽斗「嗚呼!」

バシャン!

悠真「ああ~あ!」

流「自業自得ね!」

有『ああ、僕はどうすれば良いんだ?』プカプカ

部子『ああ、先生が悩んでらっしゃる!こうなれば私が行って慰めて・・・』

歩「有君!」

小「先生!」

有「えっ?」

2人「一緒に遊ぼ!」

部子「ちょっと!そこのお二人!抜け駆け禁止ですわ!」

千桜「あんたが言うか!」

春奈「まずいわ!このままだとあの2人に有君を取られるわ!」

江子「取り敢えず刹那行くです!」

刹那「ええ、江子行きなよ!」

春奈「もうじれったいわね!有君!あっちでお姉さん達と遊びましょうか?」

部子「ちょっと春奈さん!後から来たくせに何を抜け駆けを!」

歩「それは委員長もやろ!」

小「何で自分はOKみたいなこと言うん!」

有「ああ!僕は1人に成りたいので構わないで下さい!」

全員「ああ!」

ガボッ!

千里「あら?どうしました先生?」

有「ううっ!何ですかこれは?前が見えません!息が!息が!」

千里「あらあら・・・」

部子「千里さん!あなた有先生を胸の谷間に挟んで何をやってるんですか?」

千里「そんなこと言われても、抜かないのよ!それにこれは先生から向かってきたものだし・・・」

部子「兎に角有先生を返しなさい!」

千里「いや、それが抜けないのよ!」

有「アババババ・・・」

犬太「お前、千里姉ちゃんに何やっとんじゃい!」

ゴン!スポッ!

バシャン!

有・ダババババ・・・←鼻血を出して仰向け

小「キャー!!!!」

犬太「タク、このド変態が!」

コンコン

犬太「ん?」

パチン!

犬太「えっ?」

午希「バーカ!」

犬太「なんでや!なんで俺がビンタされなあかんねん!」

午希「うるさい!しばらく口も聞きたくない!」

犬太「待ってーや!午希姉ちゃん!」

数時間後

有「ハアー、散々だったな」

部子「あの、先生!先程は本当に・・・」

有「いえ、それより千里さん、犬太君と午希さんは?」

千里「午希ちゃんのただの嫉妬よ!明日に成ったら忘れてると思うから!それより先生は一体何を悩んで?」

有「実は・・・」

部子「何ですって?」

千里「まだ、入れて貰えてなかったの?」

有「怒ってることは事実なのですが、何に怒ってるのか皆目検討付かなくて・・・」

莉桜『これは委員長にはチャンスなんじゃない?』

千里『そうね、落ち込んだ有先生に優しい言葉を掛ければ即ゲット!』

部子「分かりましたわ、有先生!この私が先生と朝子さんの仲直りをお手伝いさせて貰いますわ!」

莉桜『嘘!自分からチャンスを!』

千里「部子、それで良いの?」

莉桜「傷心の有先生を横取りできるチャンスだよ!」

部子「私はそんな邪なことはしませんわ!」

千桜『普段邪な態度で狙ってるくせに!』

部子「それにあんなに仲の良かった朝子さんとずっとこのままでは有先生も可愛そうですわ!」

莉桜『委員長って実は良い人?』

千桜『少なくとも恋愛で損するタイプだな!』

千里「流石それでこそ私の部子ね!私も人肌脱ぐわ!」

部子「千里さんまで!」

有「ありがとうございます!」

千里「ちょっと危険な目に遭うかもしれないけど大丈夫だから安心してね!」

有「?」

数分後

有『ここで泳ぐように言われたけど何をするんだろう?』

スッ!←有の足を掴む

有「えっ?わあ!溺れる!」

バシャバシャバシャバシャ・・・

一方その頃
心乃枝「朝子、怒ってるやろ?」

朝子「しつこいわね!怒ってないって言ったら怒ってないの!」

愛「表情はどう見ても怒ってるのですが?」

朝子「この顔は元々よ!」

部子「朝子さん、朝子さん!」

朝子「?」

部子「有先生が足を取られて溺れています!(演技、演技・・・)」

朝子「えっ?どこ?」

部子「こっちですわ!って」

全員「ええっ!!!!」

心乃枝「鮫が居るやん!」

愛「このちゃんは下がって!」

部子『何ですか?これは聞いてませんよ!』

有「ウワー!鮫だ!誰が助けて!😭!」

朝子「有!」

愛「先生!」

心乃枝「愛ちゃん!」

トントン

心乃枝「ん?」

莉桜「ビックリした?」

心乃枝「田中さん!千里さん!」

莉桜「正義感の強い朝子に有君を助けさせて仲直り!」

心乃枝「では、あの鮫は?」

千里「あれは博士んに作って貰った作り物で・・・」

水面

ルン『なんで私がこんなこと・・・』

恋『これやるだけで、食券1000枚なら安いものでしょ!』

莉桜「まさか、桜咲さんまで躊躇なしに飛び込むとは思わなかったけど・・・」

有『こうなったら、永春さんに教わった拳法で!』

恋『中国拳法かしら?』

ルン『習ってるって聞いたけど、実は・・・』

ペシン!

パシン!

パシン!

パシン!

パシン!

ガシッ!

有『あれ?』

ルン『私達も習ってたのよね!』

恋『ましてや剣技に移ったあんたが私達に勝つだなんて・・・』

ザバーン!

恋『出来ないのよ!』

愛「私の大切な人を返して貰おうか?」

恋『あっ、ヤベ!』

朝子「有!」

有「朝子さん!」

アデアット!

朝子「この鮫め!」

カン!

ルン「イッターイ!」

ザバーン!

朝子「有!有!大丈夫?」

有「は、はい!朝子さんありがとうございます」

朝子「有・・・」

ルン・グテー!

朝子「何これ?」

愛「鮫を切ったら出てきました!」

恋「あんた!なんで水着まで切るのよ!お陰でスッポンポンじゃない!」

朝子「これはどういう事かしら?」

有「い、いえこれは・・・」

部子「朝子さん!これは違うんです!これはあなたと先生を仲直りさせようと・・・」

朝子「この、クソガキ!」

ペチン

有「?」

朝子「こんな、イタズラして😢、本当に心配するじゃない・・・、バカ!」

有「えっ?」

朝子「バカ!」

パチン!

心乃枝「朝子、泣いとった?」

千里「ちょっとやり過ぎたわね」

愛「私にも説明お願いします!」

千里・部子「あっ!」

その後部子達が愛にこっぴどく叱られたのは言うまでもない!

Re: 少年教師有! ( No.178 )
日時: 2024/08/13 22:39
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

出席番号172番・朝子の覚悟(後編)

次の日

有「待って、朝子さん!」

朝子「うるさい!」

有「話を聞いて下さい!」

朝子「だから、付いてくるなって!」

愛「朝子さん!さっきのは委員長さん達の仕業で合って、先生は関係ありません!」

朝子「そういうことじゃないのよ!だから、私を1人にさせて!」

バン!

心乃枝「ああ~あ、また拗ねてもうた!」

愛「しかし、朝子さんはどうして不機嫌なのでしょう?」

有「凛さんと見分けられなかった事を怒ってるのは分かってるのですが・・・」

愛「あの変装は誰1人わかってませんでしたものね!」

心乃枝「知らん過ぎて、有君、偽朝子と普通に夜過ごしてたからな!」

部子「何ですって!?」

心乃枝「委員長はこういう時耳が良くなるよな!」

小「有君、凛と一緒に寝てたん?」

有「まあ、いつも朝子さんと一緒に寝てたので、いつもと同じように・・・」

江子「あの、多分ですが・・・、朝子さんが怒ってる原因って・・・」

千桜「嫉妬だな!」

有「嫉妬?」

全員「嫉妬!!!!」

江子「私の憶測ですが、朝子さんは今まで一緒に過ごして有先生が他の人と男女の関係に近いスキンシップをしていた事実を知って、『誰とでも良いんだ』とか『私はなんだったの?』と言う無自覚に好意を向けてしまう無自覚嫉妬をしていると思うのです!」

有「えっ?無自覚嫉妬って?」

春奈「好意はあるけど、それを自分の中で『あるわけない』って否定することよ!」

千桜「恋を自覚しない奴のことさ!本当は好きって気持ちは周囲に駄々漏れなのに、『恥ずかしい』とか、『今まで嫌ってたから』って、『好きな筈ない』って自分の気持ちに嘘を付くのさ!」

部子「まあ、それなら私でも感じ取れるところはありますわね!曲がりなりにも幼馴染みの腐れ縁ですから!」

歩「委員長と朝子は仲が良いのか?悪いのか?」

心乃枝「トムとジェリーみたいやな!」

絵里「それは岡だけの話なのか?」

千桜「あんたは何が言いたいんだよ?」

絵里「岡みたいに、自分の気持ちに正直に成れてない奴がここに居るって言ってるんだよ!まあ、1人ではないぞ!」

寿美鈴「そう言ってるあなたはどうなんですか?」

絵里「私が?そんなことあるか?」

春奈「えっ!違うの?」

莉桜「私もてっきり!」

絵里「違うわ!」

千里「そういう訳だからね犬太君!」

犬太「どういうわけやねん!」

有「居たんだ!」

千里「午希ちゃんはあなたが胸の大きい私を助けたから、『胸の小さい私なんか興味ないんだ』って思って落ち込んだだけよ!」

犬太「誰がいつそんなこと言った!」

千里「女の子って難しい生き物なのよ!」

犬太「本当、女って分からんな!」

愛美「もしかしたらイチャ付いてるように見えたとか?」

渚「千里殿の胸に飛び込んだと勘違いした可能性もあるでござる!」

犬太「俺足蹴りで有の頭狙ったんやぞ!」

千里「まあまあ、私達も一緒に行ってあげるから!」

一方その頃

朝子の部屋

ガチャン!

朝子「誰?どうせ心乃枝か委員長辺りだと思うけど・・・、慰めとか要らないからね!」

栞「心乃枝ちゃんや部子ちゃんじゃなくて悪かったわね!」

朝子「栞先生!」

栞「あんた最近おかしいわよ!」

朝子「何言ってるんですか?この通り体はピンピンです・・・」

栞「体は丈夫でも心に余裕が無いと言うか・・・、病に侵されてると言うか・・・」

朝子「や、病って何ですか!?別に私は風邪なんか・・・」

栞「ただの嫉妬で人間関係壊すんじゃないわよ!」

朝子・グサッ!

栞「偽物が自分に化けて有と夜を過ごした事に対して羨ましい?あの、子供嫌いだったあなたが?」

朝子「べ、別に羨ましいとは思ってませんよ!ただ・・・」

栞「ただ?」

朝子「私のパートナーを名乗るなら、一緒に寝た瞬間に私じゃないって見破って欲しかったって・・・」

栞「無茶言わないの!変装を分かる人間なんて本の一握りなんだから!」

朝子「でも・・・」

栞「あんたね、そこまで有に自分を求めてると・・・」

朝子「何ですか?」

栞「有の事好きって告白してるようなものよ!」

朝子「・・・・・・・・・、そ、そ、そ、そんなことあるわけ無いじゃないですか?!」

栞「じゃあ、さっきの間は何?10秒くらい合ったわよ!」

朝子「だから、私はガキと言うか子供が・・・」

栞「一部の例外がある人も居たりするわよ!」

朝子「えっ?」

栞「あなたみたいな子供嫌いの人でも、従兄弟は姉妹や甥姪などは別!みたいに条件付きで嫌いなものが好きに成るってこともあるわ!」

朝子「ですから・・・」

栞「朝子!素直に成りなさい!あなたは本当に有の事が嫌いなの?」

朝子「そ、それは・・・」

栞「ここから先は聞かないことにするわ!あなたへの宿題!明日の朝御飯までに有に謝罪する事!分かったわね?」

朝子「は、はい・・・」

栞「素直に言えるまで朝御飯無しだからね!」

朝子「わ、分かりました・・・」

次の日(明朝5時)

有&泉(岡田兄妹)の部屋

トントン←ベランダの窓

有「ん?」

トントン

有「えっ?朝子さん?」

朝子・クイクイ←後ろの湖を指す

ガチャン

有「あ、あの、朝子さん?あっ、僕の水着?」

着替え後

有「着替え終わりました」

ガシッ

有「えっ?朝子さん!」

宿舎の裏

有「わあ、この宿舎の裏からも湖に入れる階段があったんだ!ここから来たんですか?」

ドン!バシャン!

有「わあ!ああ、助けて下さい!」

朝子「ハハハ、変なの!ここ浅いのに!」

有「えっ?あっ、本当だ!立てる!」

朝子「てりゃ!」

有「わあ!何するんですか?」

朝子「昨日の仕返し!」

有「だからあれは・・・」

朝子「そっちじゃないわよ!」

有「えっ?」

朝子「このマセガキ!」

有「どういう事ですか?」

朝子「まだ、小さなガキの癖に、年上の女子を何人もろう絡して!」

コチョコチョコチョコチョ・・・

有「アッハッ、アハハハ!や、止めて下さい!」

数分後

有「いきなりなんですか?酷いですよ!」

朝子「別に、折角琵琶湖に来たのに、あんたと遊んであげてなかったと思ってさ・・・」

有「えっ?」

バシャバシャバシャバシャ・・・

有『ぶ、ぶたれる!』

バシャ!

ハグ!

有「えっ?朝子さん?」

朝子「ごめんね!」

有「えっ?」

朝子「私、部屋追い出したり無視したり、本当ごめん・・・」

有「えっと、嫉妬でしたっけ?ジェラシー感じてたとか?」

朝子「誰が言ってた?」

有「千桜さんと江子さんです」

朝子「あっ、そう!」

有「朝子さん?」

朝子「あの2人が言うならそうなんだろうね!」

有「えっ?」

朝子「いつからかは分からないけど私、あんたが他の女子と一緒に居てると嫌な気持ちに成るんだよね!羨ましいとか、私もされたいとか!」

有「朝子さん・・・」

朝子「でも、子供嫌いの私が、委員長とかに『ショタコン』だとかからかってる私があんたみたいなお子ちゃまを好きに成るなんて変な話よね?」

有「そ、そんなことありませんよ!好きな人は人それぞれです!誰を好きに成ろうと・・・」

朝子「あんたは良いよね?子供だから現実をまだ知ってなくて!」

有「えっ?」

朝子「今、私があんたを襲ったら確実に私が捕まるわよ!」

有「えっ?」

朝子「もういいわ!はっきり言う!私は有!あんたが好き!大好き!」

有「えっ?」

朝子「あんた見てると、庇護良くと言うか掘っとけないと言うか、私は仮とはいえパートナーとなったと言うことは、あんたを支えたい!守りたい!
   あんた無しでは生きていけないのよ!」

有「朝子さん・・・」

朝子「まだ、早いかも知れないけど、あんたが成人した時にまだ私の事好きだったら、結婚してあげても良いわよ!」

有「は、はい!その時は、お、お、お願いいたします!」

全員「ヒュー!!!!!」

2人「えっ?!!!!!」

栞「凄い告白だったわね!」

朝子「栞先生!」

部子「これであなたも私と同じ土俵ですわね!」

千桜「同じショタコンの間違いじゃねーのか?」

部子「違いますわ!」

朝子「うるさい!」

歩「相手が朝子だとしても・・・」

小「恋愛なら・・・」

凛「私も負けるつもりはありません!」

舞桜「受けて立ちましょう!」

江子「私もです!」

刹那「私だって!」

心乃枝「愛ちゃんもな?」

愛「えっ?」・赤面

こうして有争奪戦の火蓋が切っておとされた。

Re: 少年教師有! ( No.179 )
日時: 2024/08/17 00:07
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

出席番号173番・キル暗殺大作戦(作戦編)

朝子「それで、博士達は何しにここに?」

歩「そうだよ!訓練もするって言ってたし!」

瞳「実は、キルが今週にここへ来る挑戦状を出してきたんです!」

手紙
『今週、琵琶湖のこの辺り(地図に○されてる)に私は入り日立つ!殺れるものなら殺ってみろ!
                    キルより』

春奈「律儀だね、どこの怪盗よ?」

瞳「しかも、こんな手紙まで!」

朝子「まだあるの!?」

追伸
『普通にやっても私が勝つのは目に見えてる!だから、夏休み前の期末テスト各教科1位の人物分私の触手を打って構わない!』

恵花「触手ってあのヌルヌルした手みたいなやつですか?」

恵子「触手打ったらどうなるですか?」

絵里「動きが鈍くなるらしい!しかも1本の触手が戻るのに1分掛かる上、2本目が戻るのは1本目が完全に戻ってかららしい」

寿美鈴「それに触手は水に弱いですから、ここは最適です!ですがなぜか選んだのが本人なんですよね・・・」

一輝「相当殺されない自信があるんだろうね!」

キル「当たり前です!」

一輝「キル!」

楓「いつの間に!」

キル「ずっと前から居ましたよ!さあ、一応確認です!私の触手を打ち切る生徒達は?」

豊「栞、発表してくれ!」

栞「分かったわ!まず、国語1位が2人も居るわ宮里刹那と谷川燕!」

刹那・燕「はい!」

春奈「常連の2人ね!」

栞「数学が麦田部子とヤバイわね、桜咲愛!」

心乃枝「嘘!」

燕「あなたクラスでも下から数えて8番目でしたよね?」

愛「相当頑張ったのさ!」

朝子「私もやりたかった!」

栞「いや、朝子も88点は大したものよ!」

全員「ええっ!!!!」

栞「社会は石井悠真と岩村江子!」

悠真・江子「はい!」

紬「江子凄い!」

刹那「江子!一緒に頑張ろうね!」

栞「理科は木谷心乃枝と麦田午希」

心乃枝「頑張るで!」

午希「私も!」

栞「英語は田中莉桜と真鍋絵里!」

莉桜「ヨッシャー!」

絵里「まあ、こんなもんだ!」

キル「成る程、10人ですか?」

栞「全員100点だからね!文句ある?」

キル「いいえ、いくらでも掛かってきて下さい!」

泉(14歳)「ちょっと待ってください!」

栞「泉?どうかした?」

泉(14歳)「キルは期末テスト各教科1位の人物って言いましたよね?」

キル「ええっ、勿論!」

泉(14歳)「だったら副教科もは入りませんか?」

全員「あっ!」

キル「えっ?テストは普通国語・数学・社会・理科・英語のことを・・・」

泉(14歳)「期末は副教科もテストに入ってるし、自分で『各教科1位の人物』って言ってるんだよ!言い逃れは出来ないよ!」

有「泉ナイス!」

流「それにうちの教科って副教科も100点取るの難しいからね!」

冷子「100点取る確率が高いのは理科と社会くらいだよ!」

一輝「国語は作文、数学は問題(難易度)選択式、英語はリスニング!
   副教科になると、保健体育はスポーツニュース、音楽は音楽テスト、美術は絵だからね!」

楓「特に作文と絵は主観で決められる可能性もあって、評価が難しいもん!100点取ってる4人がマジ凄いわ!」

栞「だそうよ!キル!うちの学校のテストはそれだけ難しいの!どうするつもり?」

キル「クー!まさかこんな頭が柔らかい小娘が居るとは!良いでしょう!副教科の生徒も入れてやっても!」

栞「じゃあ、音楽は・・・、岩村小と新井蘭!」

小「うちも出来るんや!」

蘭「天は私を見捨てなかった!」

栞「保健体育は岡朝子と佐々木歩!」

朝子「ヨッシャー!」

歩「コテンパンにするよ!」

栞「美術は小宮春奈と真中ルン!」

春奈「私もこっち!」

ルン「絶対殺ってやる!」

栞「以上16名よ!」

寿美鈴「家庭科があれば私も入れたのに・・・」

千里「私も!」

永春「保健で・・・」

渚「ミスしたでござる」

キル「では、皆さんに宣言しましょう!決戦は今日のの午後8時!それまでは私も最後に成るかもしれない夏を楽しみたいので、ここでバカンスを楽しみます!まあ、それまでに殺してくれても良いんですけどね!出来るならの話ですが!」

犬太「どうせ、生き延びれるから言うてるんやろ!」

糸成「途中で逃げたりとかないよな?」

キル「勿論、この場からは逃げたりなんかしませんよ!隠れたりはしますが!まあ、本番に成ると逃げも隠れもしませんがね!まあ、私を暗殺するための作戦をみっちり練ることですね!それでは!」ビュン!

犬太「風のように消えたな!」

莉桜「むしろあんなの殺せるの?」

燕「でも、殺しておかないと私達の未来が・・・」

絵里「まあ、どうせ死んでも、死ぬ時は皆同じだろ?」

部子「縁起でもないこと言わないで下さい!」

悠真「それでどうする?」

豊「今、奴が入る小屋を作っているところだ!本人自らそこに入って、16本の触手を打たれるまでは動かないそうだ!」

雄樹「と言うことは、そこ周辺でどう打ち殺すかを練った方が良いな!」

瞳「1人より2人の方が当たる確率高いわよ!」

流「兎に角、修学旅行の時の班に分かれて各々下見をしておきましょう!」

Dクラス「オオッ!」

ハンググライダー体験場所

悠真「うひょー!俺こんなの初めて!」

流「テストの成績が良かったから栞先生からのご褒美ですって!」

バシャッ!

悠真「おい!」

流「ちょっと!」

ロン「よそ見してる方が悪いのよ!」

陽斗「そこのイチャイチャしているリア充さん!」

悠真・流「お前・あんたらに言われたくない(わ)!」

地上

泉「お兄ちゃん!1つだけ変な動きをしてるグライダーがあるよ!」

有「えっ?」

栞「あれで、垂直旋回左捻り込みは絶対あり得ないから!」

上空
冷子「なんで私のグライダーに?」

キル「スリルを味わうには楽しいでしょ?もしかして高いところ苦手でした?」

冷子「幽霊に成れるから余裕よ!」

キル「ですが、残念ですね触手専用の武器が・・・」

陽斗「誰が無いと言った?」

流「ちゃんと持ってるわよ!」

ロン「覚悟しなさい!」

ダダダダダダダ!

悠真「ちっとも当たらない!」

流「冷子も居るから気を遣うわ・・・」


友人「やっぱり、夏はこうでないとな!」

燕「水着に着替えて水遊び!」

一輝「まあ、一般的にはね・・・」

楓「それが湖だと、塩が無いから少し安心!それ!」

燕「やったわね!それ!」

友人「綺麗だな!」

一輝「湖が?あの2人の水着が?それともあの2人自身?」

友人「ノーコメント!」

楓「ちょっと!一輝も友人も可愛い美少女達が水着で戯れてるんだから一緒に遊ぼうよ!」

友人「燕さんは美少女だけど、もう1人は?」

ゴチン!

一輝「ちょっと、水の掛け合いは勇気いるからビーチボールでていいかな?」

燕「いいよ!やろう、やろう!」

愛「視察も忘れずにな!」

燕「分かってます!」

心乃枝「まあまあ、そんな固いこと言わんと遊べる時に遊ぼうや!」

江子「そうです!」

小「私達もビーチボールやろう!」

刹那「先生も誘いません?」

朝子「私も入れてよ!」

泉(14歳)「私も!」

栞「14歳に成ったり、4歳に戻ったり、あんたは忙しいわね!」

絵里「若者は楽しんでるな!」←双眼鏡で覗く

寿美鈴「あなたの方が2年若いんですよ!」

絵里「博士どこ行くんだ?」

瞳「良い射撃場所探しに・・・、キルが遊んでいるいまがチャンスです!」

雄樹「俺も行くよ!絶対仕留めるぞ!」

寿美鈴「行ってらっしゃい!気を付けて!」

春奈「渋いな・・・」

莉桜「もはや、仕事人の風格だよ!」

そして約束の日の1時間前

キル「イヤー、久し振りに遊んだ、遊んだ!」

犬太「真っ黒じゃねーか!」

午希「しかも全身!」

凛「これじゃ、どっちが前でどっちが後ろか分からないわ!」

ルン「キル!あんたもお腹空いてる筈よ!私達と夕飯を楽しむわよ!」

キル「はい!」

船の上
キル「こ、これは・・・」

蘭「私達はあんたが乗り物酔いをする事知ってるんでね!」

恋「これもターゲットを欺く基本でしょ!」

キル「まあ、そうですね!流石私の教え子!でもそう上手くいくかな?」

ロン「それより、その黒い体を何とかしてくれる?」

キル「そんなの簡単!それっ!」

楓「何やったの?」

キル「脱皮です!本来はヤバイ時にしか使いませんが・・・、あっ!」

陽斗「バカな奴だな!暗殺前に自分で戦力減らして!」

絵里「いや、逆に言うとどうして私らはこんなバカを殺せてないんだ?」

全員『それもそうだ!』

小屋に到着

キル「ううっ」←結局酔った

糸成「さーて、キル!飯の後はいよいよだ!」

春奈「会場はこちらです!」

キル「フッ、逃げも隠れもしない!」

陽斗「そう言ってられるのも今のうちだぜ!」

莉桜「あんたの裏の姿を見てもらうんだから!」

キル「えっ?」


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