二次創作小説(新・総合)

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少年教師有!
日時: 2024/10/16 18:51
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

いくちゃんです!

ナンバーズ更なるスピンオフ作品!

このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。

先にメインとなる登場人物だけを紹介します!

例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!

担任・岡田有

副担任・岡田栞

出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子あいさかれいこ

2番・影主人公・石井悠馬いしいゆうま

3番・サブ主人公・石田陽斗いしだひろと

4番・人気ヒロイン・岩村江子いわむらきみこ

5番・助太刀ヒロイン・岩村小いわむらわか

6番・影ヒロイン・氏家流うじけとも

7番・メインヒロイン・大西楓おおにしかえで

8番・正ヒロイン・岡朝子おかあさこ

9番・対抗キャラ・岡崎友人おかざきゆうと

10番・禁断ヒロイン・岡田泉おかだいずみ

11番・主人公・窪一輝くぼかずき

12番・見守りヒロイン・久永春クーエイシュン

13番・百合っ子・木谷心乃枝こたにこのえ

14番・定ヒロイン・小宮春奈こみやはるな

15番・謎ヒロイン・桜咲愛さくらざきまな

16番・分析ヒロイン・佐々木歩ささきあゆむ

17番・空気ヒロイン・田中莉桜たなかりお

18番・一時期ヒロイン・谷川燕たにがわつばめ

19番・噂主人公・千葉雄樹ちばゆうき

20番・準一時期ヒロイン・長野渚ながのなぎさ

21番・準空気ヒロイン・難波千里なんばちさと

22番・隠れヒロイン・牧野恵花まきのあやか

23番・モブヒロイン・牧野恵子まきのけいこ

24番・噂ヒロイン・博士瞳はかせひとみ

25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜はせがわちはる

26番・悪キャラ・真鍋絵理まなべえり

27番・昇格ヒロイン・宮里刹那みやざとせつな

28番・準ヒロイン・麦田午希むぎたまき

29番・対抗ヒロイン・麦田部子むぎたもとこ

30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴よつばすみれ

31番・謎キャラ・モア・ワコール

32番・裏ヒロイン・岡村冥おかむらめい

33番・悪主人公・寺坂糸成てらさかいとな

34番・悪ヒロイン・新井蘭あらいらん

35番・未来ヒロイン・牧瀬凛まきせりん

36番・ミイラヒロイン・真中まなかルン

37番・サポーターキャラ・前田恋まえだれん

38番・サブヒロイン・前川まえかわロン

39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜たかはしまお

40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美さとうまなみ

41番・サポートキャラ・茂本紬しげもとつむぎ

※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)

Re: 少年教師有! ( No.46 )
日時: 2023/03/08 21:35
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

莉桜「おーい!博士!」

瞳「あっ、田中さん!」

莉桜「あの、先生に秘密合ったりしない?」

瞳「ありませんよ、そんなこと!」

莉桜「私知ってんだよ!博士の裏の姿!」

瞳「まあ、あの時は油断しましたが、何が言いたいのですか?」

莉桜「いやいや、確か朝子と絵里、そして博士も契約してるんだよね?」

瞳「まあ、そうですが・・・」

莉桜「こんなファンタジーみたいなこと、私は1人だけで楽しむのは面白くないと思ってさ!」

瞳「それはどう言うことですか?」

莉桜「ゲームをすると見せ掛けて、何人かファンタジーの世界に連れていくのよ!」

瞳「成る程、それで能力を測るのですね!」

莉桜「そ、そうだよ!」←何も考えてなかった

出席番号43番・カードを掛けた枕投げ!ラブラブゲッチュウ!

お風呂上がり
冷子「燕ちゃん大丈夫?」

燕「うん、何とも無いよ!」

楓「怪我とかじゃなくて心だよ!」

燕「そんなに心弱くないから!それに、お姉ちゃん達のお陰で、普通に過ごせてるし!」

希「燕!」

燕「希お姉ちゃん!」

希「よかった!無事で!」

燕「心配掛けてごめんね」

希「何もなければ良いのよ!」

子「希ちゃん!大変だよ!」

希「何?八君がまたいじめられたの?」

冷子(なぜ、そうなる?)

愛海「今日の事情聴取で時間食って、八期君達のご飯が無くなったんだって!」

希「えっ?何それ?」

グレーテル「それで追加の料理を頼んだら『食べたんだから無い』って言われて・・・」

希「何それ!許さない!よし、皆この旅館を潰そう!」

愛海「潰すの?」

希「お客に料理を食べさせない旅館って書き込んで、拡散よ!」

あい「私達も手伝います!」

金「良いのかな?」

一方
刹那「皆、ごめん!告白出来なかった!」

朝子「まあ、仕方無いわよ!」

愛「妹さんが誘拐されたと成れば、駆け付けるのが当たり前ですからね!」

江子「あれで、一応先生ですから!」

春奈「いやいや、もっと前に告白出来るタイミングあったでしょ!」

心乃枝「そんなきつく言いなや!2班の皆命掛かってたんやから!」

朝子「あれは想像しただけで怖いわ!」

愛「はい、慣れてても緊張しますよ!それが大切だと思う人で有る限り!」

香「ハーイ、点呼来たわよ!」

愛「あっ、星田先生!」

香・愛と朝子に見えるように『おいで』と呼ぶ

玄関
香「あなた達の事情は栞ちゃんから聞いてるけど・・・」

朝子「栞先生も知ってるの?!」

2人「シーッ!」

朝子「すみません・・・」

香「今日は遅いから寝なさい!見回りなら別の物で代用位出来るでしょ!」

愛「はい!」

香「夜に抜け出すとか止めてよね!3年前のあの事件の様に成りたくなければ!」

心乃枝「先生と何話してるん?」

愛「ああ!ええっと・・・」

朝子「あんたら今日はすぐ寝るわよ!3年前の大惨事になっても知らないからね!」

刹那「3年前?」

江子「当時の現会長が教師2名を襲撃するために、起こした事件ですか?」

香「合ってるけど、正確には、めんどくさがりな生徒指導が、いちいち確認するのも嫌だから連帯責任にしたせいで、ホテル一軒潰れた事件よ!」

春奈「現会長どこへ?」

香「あくまでも被害者だからね!そんなややこしい事に成らないように!罰を与えるだけでも頭考えなきゃいけないし!」

5班「ハーイ!」

1班の部屋
悠真「結局、陽人は夏休み明けまで会えないんだってよ!」

小「むしろ、会いたくない!」

流「まあまあ、でも石井君なら大丈夫ね!」

悠真「いやいや、俺らは隣の部屋で泊まるから!」

雄樹「ベランダは繋がってるけどな!」

瞳「佐々木さん、どちらへ?」

歩「有君の部屋へ!」

香「行かせないわよ!」

歩「星田先生!」

香「3年前のややこしい事に成っても知らないわよ!」

悠真「あれは、俺も訳分からなかったな!」

流「たしか、『うるさい!』って叫んでも『黙れ!』って返ってきたんでしょ!」

悠真「そうなんだよ!それで消火剤かけられて・・・」

2班の部屋
冷子「仕切り1枚で大丈夫かしら?」

友人「誓って仕切りの先は絶対行きません!」

一輝「ふざけたり、落としたりして、私物があっちに行ったら?」

楓「頼めば渡すよ!」

燕「別に2人なら気にしないよ!」

2班「えっ?」

燕「部屋入ったくらいでは怒らないよ!体触ったりは別だけど・・・」

友人「死んでもやりません!誓います!」

一輝「ぼ、僕も!」

楓「むしろ、そこまで言われたらそれはそれで嫌なんだけど・・・」

燕「でも、今日は怖かったから添い寝して欲しいな!」

一輝・友人「えっ?それは・・・」

燕「別に2人とは言ってないよ!大西さん、相坂さん1つの布団で密着しながら寝よう!」

楓「いいよ!」

冷子「私、友達とやるの夢だったんです!」

一輝・友人←赤面

泉「えい!」

一輝「おっと!」

泉「枕投げしたい!」

友人「おっ、良いぞ!何せ俺は野球部だからな!」

一輝「僕だって負けないよ!」

楓「あっ、私もやる!」

燕「私も!」

冷子「ああ!ここに残れてよかった!」

4班の部屋
寿美鈴「次の夜、その漫画家が1人で仕事していると、電源を切った筈のラジオから・・・、この世の物とは思えぬ女の声が~~!」

恵花・恵子「ギャアアア!」

香「コラー!もう消灯の時間よ!」

泉「ええっ!?まだ枕投げやり足りないよ!」

香「あんたは本来9時に寝るのよ!」

泉「ちぇー、ぶー!」

香「お姉ちゃんはもう寝てるわよ!」

泉「ハーイ・・・」←渋々布団に

香「全クラスに連絡よ!10時に成ったら部屋を1歩も出ないこと!もし出ているところを見付けたらロビーで朝まで正座ね!なお、部屋の電気については1回目は見逃すわ!それ以降付けていたらどうなるか分かってるわね?」

全員「ハーイ」

香「じゃあ、早く寝るのよ!」

歩「ムー!有君と遊びたかったのに!」

部子「お黙りなさい!早く寝ますわよ!」

莉桜「いやいや、ここはちょっとうちらで遊ばない?」

部子「何言ってるのですか!委員長として許せませんよ!」

恵花「面白そう!」

恵子「賛成!賛成!」

莉桜「名付けて有君とラブラブキス大作戦!」

女性陣「先生とキス!?」

刹那「有先生とキス?」

莉桜「ルールは班対抗!」

ルール
・各班から代表者2名選出
・先生の見張りを掻い潜り旅館内の有先生の体のどこかにキス!
・妨害可能 ※ただし武器は両手の枕投げのみ
・キスした場所で賞品の価値が変わる
・なお、先生に見付かれば問答無用で正座

永春「厳しい!見付かった人は助けないアルか?」

莉桜「勿論!」

恵花「豪華賞品って?」

莉桜「秘密!でも期待して!」

部子「田中さん・・・」

莉桜「どうした?委員長、やっぱりダメ?」

部子「ぜひ、やりましょう!委員長権限です!」

莉桜「そら、ども(有先生絡むとバカに成るな委員長・・・)」

莉桜「よ~し、各班10時半までに私に選手2名を報告!開始は11時からね!」

全員「オー!」

瞳「やりましたね!」

莉桜「この勝負は仮の話!本当の狙いは・・・」

瞳「全カード集めて百万長者!」

莉桜「これ売れんの?」

瞳「売れると言うか、仲介料が貰えるの!」

莉桜「マジで!」

瞳「銅で10万円、銀で25万円、金で50万円!」

莉桜「ヤバ!」

瞳「ちなみに金が本契約カードになると、倍に成る!」

莉桜「ってことは100万円!」

瞳「本契約は1人しか出来ないけどね!」

莉桜「ちなみに、キスの場所で変わるって言ってたけど・・・」

瞳「間接キスなら銅、唇ならば金!それ以外は銀よ!」

莉桜「今回は班&個人のトトカルチョもするから!」

一方
有「もうすぐ11時だけど、さっき星田先生にすぐ寝るように言われたんだ、それに桜咲さんから『身代わりの紙型』を貰ったし、そうだ!この紙型にやらせれば大丈夫!それに自分が寝てれば星田先生に怒られる事はまず無い!」

1班
佐々木歩&岩村小

2班
大西楓&相坂冷子

3班
麦田部子&長谷川千桜

4班
久永春&長野渚

5班
岩村江子&宮里刹那

千桜「難波とピエロ達!逃げやがって!」

部子「そう言わずに援護して下さいな!」

永春「1位成ったらどうしようアル!有坊主とはいえ、私ファースト!」

渚「んー!」

歩「絶対勝つよ!」

小(私が歩より先に取ったらどうなるんやろ?)

楓「ゲームとなれば聞き逃さないね!」

冷子「良いのかな?」小声

江子「全く、アホです!」

刹那「江子!」

一方その頃
有「よし、これに名前を書いて・・・」

おかだめう

有「あっ、間違えた!カタカナにしよう!」

オカダヨウ

有「違う!」

オカダヲウ

有「じゃなくて・・・」

オカダコウ

有「難しい!」

オカダユウ

ポン!

有「うわ!本当に僕そっくりだ!お札さん、お札さん、僕の代わりに心乃枝さんを見張って下さい!」

ユウ「了解!」

有「よし、寝ようかな!」

?「めうです!」

?「コウです!」

?「ヲウです!」

?「ヨウです!」

有「あっ、んか沢山出来ちゃった!まあいっか!何なら勿体無い上に人数は多い方が良いよね!他の皆は旅館周辺の見回りお願い!」

式神達「了解!」

ところがこの式神達がとんでもない騒動の引き金となるなどこの時の有は知る由もなかった!

Re: 少年教師有! ( No.47 )
日時: 2023/03/12 21:43
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

出席番号44番・有の唇は誰の手に?
めう「それでどうしましょうか?」

ユウ「僕が心乃枝さんを見張ります!」

ヲウ「それだと僕らは?」

めう「何も言われてない」

コウ「テレビても見て待ちましょうか!」

ヨウ「そうですね!」

めう「そうしましょう!」

一方
莉桜「さあ、始まりました!報道部主宰でお送りします!2-D班対抗、先生の唇を奪うのは誰か?選手権!実況は報道部の田中がお送りします!」

2-D「イエーイ!」

朝子「何バカやってんだか!」

愛「お嬢様まで・・・」

朝子「愛さんはそこで何やってるの?」

愛「私は窓際で敵が来ないか見張ってます!立って寝るなど慣れました!」

朝子(馬かよ!)

心乃枝「わあ、誰が勝つんやろうな?」

春奈「普通に刹那応援しなさいよ!」

莉桜「さあ、まもなく1班、3班、4班が接近中、これは大乱闘の予感?」

3階階段近く
歩「小、勝てるかな?」

小「うちだって怖いよ!なんせ消去法で選ばれてこんなことやらされてるんやから!」

歩「ごめんね!」

千桜「なぁ、委員長帰ったらダメか?星田先生に見付かっても知らないぞ!」

部子「フフフ、先生は先程権力者生徒会長を止めるのと同時に、遅めの晩御飯中!つまり、自由に動き回れるのです!つまり今がチャンスなのです!」

千桜「知らねーからな!」

バッタリ←1班と3班が遭遇

歩「委員長!」

部子「歩さん勝負ですわ!」

ボン!←相討ち

小(委員長が倒れた今が仕留めるチャンス!)

がっ!

小「あっ!」

千桜(たく、ガキの遊びにむきになるなよ!)

永春(おおっ!獲物発見!)

永春「チャイナトリプルアタック!」 

3人「!?」

莉桜「おおっと、ここで三つ巴の乱闘だ!武道派永春選手が優勢か?枕を使用しないと反則だよ!」

部子「千桜さん、援護を!っていない!」

千桜(あー、まったく付き合ってらんねーぜ!私はホームページの更新があるのでずらからせて貰うよ!ほな、さいな・・・)

ガシッ!

千桜(ん?)

理珠「こんな夜間に何をしていられるのですか長谷川さん?」

千桜「うわああ!」

理珠「全て見ておりました!何なら証拠もございます!逃げられませんよ!」

莉桜「アーッと、うちの生徒の1人アンドロイドロボットに捕まった!」

歩(今の声は?)

小「ってか、アンドロイドロボットが見張りなの?聞いてないよ!」

部子「兎に角逃げますわよ!」

永春「渚!」

渚「あいあい!」

永春「おっ先!」

ドン!

小「わあ!」←永春に踏まれる

理珠「あなたは岩村小さん!あなたもですね!」

ロビー
理珠「逃げられないようこうしておきます!」

小「ふえーん!」

千桜「何で腰にロープで巻かれてるんだよ!」

※八期が逃げた為

壁の陰
歩「小ごめん!」

部子「死して屍拾うもの無しですわ!
それよりもあの体力バカのお二人をどうにかしないとこちらに勝ち目はありません」

歩「ええっ!そんな!」

部子「兎に角、あの2人だけには譲れません!ここは一時休戦で!」

歩「OK!同盟だね!だけど、キスは早い者勝ちの恨みっこ無しだよ!」

一方その頃
刹那「江子!」

江子「何ですか?急ぎますよ!」

刹那「何で先生の部屋行くだけなのに、屋根づたいを進んでるの!」

江子「私の見立てだとこのルートの方が最も安全かつ早いのです!」

刹那「落ちたら帰れないよ!」

江子「有先生の部屋はそもそも生徒会のメンバー及び星田先生もいるので、狙うなどそもそも無理なのです!ですから・・・」

刹那「成る程、ベランダから行った方が狙いやすく周りを見渡しやすい!」

江子「そういう事です!」

刹那「で、でも先生だって窓を閉めてるかも?」

江子「大丈夫です!そんなこともあろうかと、1度先生の部屋に入った時に鍵を開けっ放しにしています!」

刹那「でも、先生が閉めてたら?」

江子「大丈夫です!先生は意外とズボラで、机の上とか散らかり放題でよく星田先生に叱られてるところを何度も見てます!」

刹那「フフフ、片付けられないのはやっぱり子供だね!」

江子「フフフ、頭は良くても中身は9歳ですから!」

刹那「江子ありがとう!」

江子「お礼は目的を達成してからです!」

ベランダ
江子「あれ?開けといたはずなんですが?」

刹那「もしかしたら、誰かが入って閉めたとか?」

江子「それはあり得ますね!先生のお姉さんも一緒に来てますし、仕方ありません!その奥の非常口から入りましょう!ここもいざというときに小石を置いて入れるようにしてたのです」

刹那「徹底過ぎて怖いよ!」

非常口

ガチャン

江子「誰も居ませんよ!チャンスです!」

楓「そうは行かないよ!」

刹那「あなたは?」

冷子「先生の唇を奪い、商品をゲットするのは私達なんだから!」

刹那「相坂さん、大西さん!」

楓「さあ、早速先生を襲いに・・・」

パン!

パン!

楓・フゲッ!

冷子・オウ!

楓「江ちゃんやったわね!」

冷子「私達の邪魔しないでくれる?」

江子「これは勝負なんですから関係ありません!」

楓「ってか、そもそも本を忍ばせるって反則でしょ!」 

江子「枕の上からですから大丈夫です!
さあ刹那!早く行くのです!」

刹那「江子、で、でも・・・」

永春「おっ!見つけたアルよ!」

江子「早く入って!ドア閉めます!」

刹那「江子!」

有の部屋
刹那「ううっ・・・」

有・Zzz

刹那「ゆ、有先生・・・、
   すみません・・・、
   こんな形で・・・、
   でも、でも、私嬉しいです!
   先生・・・、キス・・・、
   させた下さい!
   (あれ?前にもこんなことあったような?)」

ドン!

刹那「わあ!」

?「フー!見張って正解ね!しかし、良くできてるわね、この式神!」

コウ「キス」

ヲウ「キス」

ヨウ「キス」

めう「キスですか!」

?「よし、こうなったらとことん利用してやりましょう!取り敢えず有を押し入れに隠して、隣の部屋から出て、主犯を捕まえないとね!」

江子「刹那!どうしましたか?」

?「ヤバ!早く逃げないと!」

5人「あっ!」

江子「刹那!大丈夫ですか?」

渚「有坊主が居ないでござる!」

楓「これ、誰かに殴られたんじゃない?ここに辞書あるし!」

冷子「つまり、誰かが刹那さんを気絶させて先生を連れ去ったのね!」

江子「皆さん!ベランダの窓が空いてます!」

永春「追い掛けるアルよ渚!」

渚「分かったでござる!」

一方
莉桜「え、えーと5班宮里刹那が、果敢にも有部屋に突入しましたがどうやらキスは失敗!恐らく誰かの邪魔が入った模様!」

瞳「ねえ、莉桜!」

莉桜「何?」

瞳「私の目がおかしくないなら、先生増えてないかな?」

莉桜「えっ?まあ良いじゃん良いじゃん!面白そうだし!偽物が居た方がギャラリー盛り上がるし!」

瞳「何もなければ良いんだけど、ちょっとトイレ行くね!」

ガチャン!

パッと!

瞳「ううっ!(離して!)」

一方
部子「有先生!どこですか?(部屋から連れ出されたと聞きましたが?外でしょうか?)」

有?「委員長さん!」

一方
歩「有君!出ておいで!飴あげるよ!
  うーん、飴よりチョコが良かったかな?
  あっ、美味しい」

有?「歩さん!」

有?「永春さん」

有?「冷子さん!」

有の部屋
江子「有先生は私がきっと連れてきますからここで休んでください刹那!」

ガチャン!

江子「!?ゆ、有先生!」

有?「あっ、ども江子さん・・・」

江子「丁度良かったです!先生実はあの・・・」

有?「刹那さんは寝てるんですね?それは僕も丁度良かった!実は江子さんに話があるんです!」

江子「な、何ですか?」

有?「突然ですみませんが、実は僕江子さんのことが・・・」

江子「!?」

有?「キスしても良いですか?江子さん」

部子「私と、き、き、き、き、キスですか?」

有?「はい!」

有?「チューしても良いですか?」

歩「えっ?♥️」

有?「そのキスをお願いしたくて・・・」 

永春「へ?」

有?「今から冷子さんの唇を・・・」

冷子「なっ!」

江子「なっ!有先生?!」

Re: 少年教師有! ( No.48 )
日時: 2023/03/13 20:40
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

出席番号45番・ラブラブキス大作戦決着!
数分前

ユウ「桜咲さん!」

ドン!

朝子「えっ?何?」

愛「あっ、有先生!じゃなくて、式神ですね」

朝子「なんで分かったの?」

愛「見た目は先生でも、中身は紙!触れば分かりますよ!」

ポニョ!

朝子「柔らかい!」

愛「式神の胴体は柔らかいんです!完全なコピーではないので!」

ユウ「普通に出ると星田先生に叱られるので!あと怪しい人は居ませんでした!」

愛「ご苦労様です!ですが、油断は禁物ですので、朝まで頼んで良いですか?」

ユウ「はい!分かりました!(では、別の任務へ!)」

そしてその足で・・・
有?「キスしても良いですか?江子さん」

部子「私と、き、き、き、き、キスですか?」

有?「はい!」

有?「チューしても良いですか?」

歩「えっ?♥️」

有?「そのキスをお願いしたくて・・・」 

永春「へ?」

有?「今から冷子さんの唇を・・・」

冷子「なっ!」

莉桜「何これ!信じらんない!なんと有先生が5人も!さあ、本物はどれだ?」

悠馬「マジてそっくりじゃん!」

燕「どれが本物?」

恵花「もしかして先生五つ子!?」

春奈「まさにロシアンルーレット!」

心乃枝「朝子、愛ちゃんどれが本物やと思う?」

朝子「えっ?」

愛「あれは!」

江子「ゆ、有先生?」

有「いいんですか?江子さん」

江子「あ、いえ、いや・・・」←後ずさる

がっ!

江子「あっ!」

ドサッ!

有「江子さん・・・」

江子「あっ、ちょっ・・・(ハッ!)」

江子「先生!なぜ私なのですか?私と先生がそこまで親密になった記憶はありません!たとえ合ったとしても、刹那よりは浅いです!」

有「何を言ってるのですか?そんなの江子さんが魅力があるからに決まってるじゃないですか!そんな江子さんとキスしたいのです」

江子「?」

一方
ヨウ「委員長さん!」

部子「はい、有先生!」

ヨウ「あっ、僕ヨウです!」

部子「ヨウ先生♥️!」

ヨウ「では、キスを!」

部子「待って下さい!こんな顔では折角のファーストキスが!今おめかししますので3分時間を下さい!
そして、カメラの前でしましょう!この瞬間をカメラに収めるために!ああ、まさか有先生の方から来るなんて!」

一方
めう「歩さん」

歩「もう!有君たら、お・ま・せ・さん!」

めう・ヘブッ!←壁に押し付けられる

歩「やだもー!ドキドキしちゃったよ有君!子供の癖にしょうがないなあ!ちょっとだけだよ!」

一方
コウ「えい・・・、しゅん・・・、さ・ん・・・」←足で抑えられる

永春「まさか有坊主の方から攻められるとは・・・、いざ言われたら、それはそれで恥ずかしいアルね!ちょっと心の準備が・・・」

おいおい

一方
楓「待ちなさい!」

冷子「何?大西さん!」

楓「教師が生徒に向かっていきなりキスをせがむなんてセクハラよ!冷子ちゃんの唇を奪うと言うなら私を倒してからにしなさい!」

ヲウ「分かりました!まずは大西さんを倒してからですね!」

冷子「どうなってるの?」

一方
江子(えっ?どう言うこと?確かに私はテストの時に先生に助けられ、気持ち的猶予は出来ました!その辺のところは本当に感謝してます!ですが、先生から私に対して好意を持たれることをしたでしょうか?いえ、そんなこと記憶にありません!唐突すぎます!
まさか、私の見た目ですか?こんな幼児体型かつ発育の悪い私になんの魅力があるのでしょう!一部には需要あるかもしれませんが、先生がそんなことで決めるはずありません!もしそうならそんな先生私は嫌いです!
もしかして縁起?もしくは田中さんの罠だったり?
兎に角ダメです!刹那の居る手前!そんなこと許されません!)

江子「あっ!」

江子(えっ?相手はまだ9歳ですが、キスをする時男性はこのように大人っぽく成るのでしょうか?いえ、その前にこれしたら、先生が・・・、いえ私の方が捕まるって、私は何を?なぜキスする前提?
だ、ダメです!)

江子「ん?」←押し入れの隙間から人の姿を発見する

ドン!←ユウを払いのける

江子(もしかして?)

パン!

江子(やっぱり、有先生!こんなところに監禁?されてたのですね!これは田中さんの罠だったのですね!)

刹那「うーん、何?」

ユウ「江子さん!」

刹那「キャアアア!」

ゴン!

刹那「嗚呼!江子先生を・・・、撲殺・・・」

江子「違います!刹那!これは有先生に化けた偽物!本物はこっちです!乙女心をもてあそんで!」

ボカーン!

刹那「わあ!」

江子「紙人形?まあ、良いですわ!それより刹那この人形は田中さんの罠です!まあ、そう簡単に先生を目の前に置くバカは居ませんからね!」

刹那「じゃあ、この押し入れの中で寝てるのが?」

江子「間違いなく本物でしょう!先生がこんなバカなゲームに参加するはずありませんから!きっと、寝てる間に移動させられたんでしょう」

一方
楓「フッ!やっとあんたを仕留める時が来たわ!さあ来なさい!」

ヲウ「冷子さんでなくて、楓さんでも良いや!」

楓「何よ!その仕方無し発言!頭来た!私にそんな魅力が無いですって!」

ヲウ「行きますよ!」

楓「あんたから大切なファーストキスを奪われたら溜まったもんじゃないわよ!」

プスッ!

冷子「あっ!」

ポン!

冷子「ゲホゲホ・・・」

楓「ゲホゲホ、あれ?先生は?」

冷子「見て!これ!」←式神の跡

楓「偽物だったの!」

冷子「そうみたい」

一方
永春「あっ!どこ行くアル?」

歩「有君!」

部子「有先生?」

ロビー
6人「ええっ!!!!」

歩「有君が3人も!」

部子「どれかが本物でどれかが偽物ですね!」

永春「何でもいいから行くアルよ!」

チュッ!

ボカーン!

莉桜「おおっと、偽物だと爆発するようだ!これは残念!さあ、残るは2体!」

歩「あっ!待って有君!それって!」←リボンで捕獲

ヨウ「あっ!」

歩「では、チュッ!」

ボカーン!

部子「2人が偽物なら残る1人が本物ですわ!」

コウ「あっ!」

部子「(つぶらな瞳、可愛らしいお口!これがまさしく本物の有先生!)それでは先生失礼します!」

ボカーン!

部子「そ、そんなバカな?」

莉桜「おおっと、これはどう言うことか?全員が偽物!と言うことはトトカルチョは親の総取りだ!」

絵里「そんなの無いぞ!」

春奈「食券返せ!」

莉桜「やだよ!悔しかったら挑戦受けたメンバーを恨むのね!サヨナラ!」

ガチャン!ドン!

莉桜「あっ!」

鶴「ホー!私が知らない間にうちの弟を景品にして遊んでたのね?」

莉桜「ああ!いや、これは・・・」

鶴「話は博士さんから全部聞きました!」

莉桜「ヒエー!」

一方
理珠「まったく、何をやっているのか?」

部子「あなたは?」

香「言い逃れは出来ないわよ!麦田部子さん?」

部子「ほ、星田先生!」

香「委員長で真面目なあなたがこんなしょうもない事に参加するなんて情けない!」

部子「ええっと、これは田中さんが・・・」

香「止めずに参加してる人が言う台詞かしら?」

部子「ああ・・・」

香「はい、参加者全員朝まで正座!全部撮ってるから言い逃れは出来ないわよ」

参加者「はい・・・」

一方
刹那「どうする?」

江子「取り敢えずやるです!」

刹那「流石に可哀想じゃあ?」

江子「誰か来たです!」

刹那「えっ?」

咄嗟に布団の中には隠れる2人

ガチャン!

香「有はちゃんと寝てるわね!可哀想に!」

ガチャン!

有「ん?お姉ちゃん!」

刹那(えっ?)

チュッ!

ピカーン!

チュンチュン!

鶴「コラ!」

江子「えっ?あっ!校長先生!」

鶴「何、人の弟の布団で寝てるのよ!」

江子「す、すみませんでした!」←土下座

刹那←カードを持ちながら寝てる

Re: 少年教師有! ( No.49 )
日時: 2023/03/14 22:37
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

出席番号46・夏休み旅行・・・⑩(刹那と不思議な本) 
香「まったく、あなた達は?!」

Dクラス「すみませんでした!」

香「今度遭ったら強制送還だからね!」

Dクラス「はい!」

朝食後
刹那「あの、田中さん!」

莉桜「ああ、何?」

刹那「昨日言ってた豪華商品とは?」

瞳「あなたの手元に無い?」

刹那「これですか?」←金のカードを見せる

瞳「そう!それよ!このカードは不思議なカードで、従者は有先生だから、先生の力になる凄いカードなの!」

刹那「ええっ!」

瞳「まあ、この話は他の人には他言厳禁よ!ただ、使う時はアデアットって言って、直す時はアベアットって説く、使い方については自分で調べて!」

刹那「はい!」

歩「刹那ちゃん良いなあ!」

部子「私も欲しかったですわ!」

瞳「ああ、委員長達も似たカードがある筈よ」

部子・歩・永春「えっ?」

歩「本当だ!」

永春「刹那とは色が違うけど・・・」

楓「私達は?」

瞳「キスをしてなければ手に入りませんよ!3人は偽物にキスしたので、間接キス扱いに成ったのでしょう!」

歩「間接キスだと、どうなるの?」

瞳「ブロンズのカード、いわゆるサポートカードなんだけど・・・」

部子「どうやったら宮里さんみたいな色に?!」

瞳「唇にキスすれば上書き出来るよ!」

3人「マジで(すか)!」

瞳「ただし、あくまでも仮契約!」

部子「ってことは本契約がいつか?」

瞳「うん、だけどそれは有先生が選んだ1人のみ!今はお試し期間だから、何枚でも作れる!いわば女子だと何人でも作れる!」

女子達「ええっ!!!!」

瞳「勿論ブロンズでもそれなりのアイテムは出てくるけど、ゴールドやシルバーには劣る。だけど、価値が上がる程能力も上がるよ!」

部子「それでは早速・・・」

瞳「あっ、でもゴールドを出すにはお互いの気持ちが大切なの!先生が拒否すると仮契約出来ないから!」

歩「何ですと!」

一方
朝子「ちょっと、有!こんなにカード作ってどうするのよ?」

増えたカード
金・刹那

銅・永春、歩、部子

愛「最初に持ってたカード含めて合計11枚ですね」

有「僕のせいなんですか?」

莉桜「まあまあ!」←切り上げてこっちに来た

瞳「仲間が増えたと思えば・・・」←同じく

朝子「あんたらは黙って!」

莉桜・瞳「はい!」

朝子「あんたらのバカなゲームのせいで、あたしら雷落とされたんだから!」

愛「そうですね・・・」

物陰
刹那「先生、私以外にもキスした人居るんだ!」

栞「ハイハイ、みんな今日は完全自由行動日だから準備して!」

Dクラス「ハーイ!」

廊下
刹那「(皆見てない所で・・・)アデアット!」

ビューン!

刹那「本?」

ペラペラペラペラ・・・

刹那「ええっ!!!!(何だろう?)」

段々と写し出される

刹那「絵と字が浮かび上がって・・・(昨日の日付)」

『昨日は江子と一緒に有先生の布団で寝ました。
先生が寝惚けてキスしてきたときは焦りましたが、とても良い思いででした。』

刹那・赤面

江子「刹那、何をやってるですか?」

刹那「あっ、ええっと・・・」

江子「ボサッとしてると春奈に見付かってからかわれますよ!」

刹那「うん、あれ?」

『昨日は全く散々でした!まさか、先生の偽物に迫られるなんて!不覚にもドキッとしてしまいました!刹那がいるのに情けない。』

バン!

江子「何ですか?その本は?」

刹那「ええっと、これは・・・」

江子「見せてください!」

刹那「ダメ!」

江子「何ですか?同じ本仲間でしょ!」

刹那(江子の気持ちが書いてあるなんて言えないよ!絶対卒倒するよ!)

春奈「コラ!2人とも!何ボサッとしてるの!早く行かないと自由時間無くなるぞ!」

一方
有「よし、みんなも自由行動だし、今日こそ新書を私に行くぞ!」

朝子「ほら、行くわよ!」

有「はい、ってあれ?」

春奈「よっ!」

心乃枝「待ってたで!」

愛「先生!」

江子「おはようございます」

刹那「ええっと・・・」

有「皆さん、私服綺麗ですね!」

春奈「ありがとう、今日の為に選んだ回があったわ!」

有「ってなんで、朝子さん以外の人達も?」

朝子「春奈だけは避けられないわよ!」

有「ってか、5班は自由行動の予定は?」

心乃枝「特に決めてないよな?」

春奈「あるわよ!」

有「先生では、そこに行けば?」

春奈「全部、先生と一緒に行動するって予定だけど?」

有「聞かなきゃ良かった・・・」

春奈「そんなにあたしらと行動するの嫌?」

有「そういう訳では・・・」

春奈「じゃあ、早く行こう!時間無くなるよ!」

有「ああ、春奈さん!」

朝子「途中で抜け出すわよ!」←小声

有「はい」←小声

春奈「それでどこ行く?」

心乃枝「うちプリクラ行きたい!」

朝子「大阪帰っても撮れるでしょ!」

春奈「えっ?朝子有君と撮りたくないの?」

ブー!

朝子「誰が!」

春奈「いやだって、よく一緒に居るから!」

朝子「前も言ったけど、私はガキが嫌いなの!」

江子「刹那、チャンスですよ!先生と二人っきりで撮れる!」

刹那「先生も撮りませんか?」

有「よく分からないけど、撮ります!」

心乃枝「愛ちゃんもうちと一緒に撮ろうや!」

愛「わ、私もですか?」

有「良いじゃないですか!」

愛「先生まで!」

プリクラコーナー
心乃枝「ほら、もっと笑顔やで、愛ちゃん!」

愛「ええっと・・・」

カシャッ!

春奈「先生、ピースとかしたら?」

有「こうですか?」

刹那「ピース!」

カシャッ!

心乃枝「朝子も撮ろうや!」

朝子「ハイハイ!」

心乃枝・朝子「イェイ!」

春奈「今度は2人でハートマーク作りましょう!」

心乃枝「良いやん!ほな、愛ちゃん片手で片ハート作って!」

愛「ええっ?こうですか?」

心乃枝「そしてこれを繋げて!」

カシャッ!

愛と有のハートマークショット

春奈「あれ?」

江子「なぜ?」

愛「あれ?このちゃん?」

心乃枝「いやいや、うち右に居ったのに、愛ちゃんが左手差し出したんやん!」

愛「そうでなくても朝子さんかと・・・」

有「作れてなかったので、こうすれば良いのかなって?ダメでした?」

愛「いえ・・・」

春奈「これはヤバイわね」

江子「取られそうってことですか?」

春奈「ラブ臭がするのよ!ラブ臭が!」

江子「はあ?」

有「僕ゲームセンター初めてだな!」

心乃枝「そうなん?」

愛「私もです!」

朝子「マジで!」

春奈「私は結構常連!」

江子「私もです!」

春奈「だったら、先生に私が何度もやってるゲームを体験させてあげよう!」

有「これですか?」

春奈「そうそう!最近のゲームは名前登録出来るんだよ!」

4人「へー!」

春奈「あんたらどんだけ疎いのよ!」

体験中

江子「先生凄いですね!」

春奈「確かに、初めてでレーシングゲーム1位って!」

愛「呑み込みが早いんだと思います」

少年「となりエエか?」

有「良いけど?」

少年「俺と勝負せーへんか?」

有「えっ?」

春奈「隣の人と対決出来るわよ」

有「よ~し頑張るぞ!」

結果

有「ああ、負けた!」

春奈「まあまあ、それでも2位じゃん!」

少年「なかなかやるな!でも、頭良いだけで世の中勝てへんで!」

有「うん、そうだね!」

少年「ほなな、岡田有君!」

有「なんで僕の名を?」

少年「だって、登録名に自分のフルネーム入れとるやん!」

有「あっ!」

江子「先生、登録名を本名はまずいですよ!」

春奈「そうだよ!個人情報なんだから!次入れる時は別のニックネームとかね!」

朝子「あれ?さっきの子は?」

春奈「勝ち逃げだ!」

心乃枝「不思議な子やな!有君と同じ位の子かな?」

春奈「それより、私がお手本を見せてやるわよ!江子勝負よ!」

江子「負けません!」

愛「朝子さん、先生今です!」

朝子「ありがとう!桜咲さんは心乃枝の事頼むわよ!」

愛「お二人ともお気を付けて!」

有「では、新書を届けてきます!」

一方
少年「やっぱり、名字岡田やって!」

女性「あの、一族とは・・・、取り敢えずあの時の借りは返して貰わないと!」

一方
刹那「有先生と朝子さんどこに行くんだろ?」

Re: 少年教師有! ( No.50 )
日時: 2023/03/15 22:23
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

愛(良い笑顔だ!私のせいで大変な目に遭ったけど、今治ご友人達と一緒に仲良く学校生活を送って来られてる。お嬢様には自らの身に起こることは黙っておいて、先生のサポートに徹して貰うとするか!
この旅行では親しくし過ぎた、帰ったらまた影で見守るとしよう!
それより、あの2人は大丈夫かな?)

出席番号47・夏休み旅行・・・⑪(有に迫る罠)
有「たしか、この先が総本山なんですが・・・」

朝子「なんだか見たことある景色ね!」

有「昨日の伏見神社に似てますね!」

?「岡さん、有先生大丈夫ですか?」

朝子「わあ!あんた誰よ?」

有「小さくなった愛さん?」

?「連絡用の分身です!ちび愛とお呼び下さい!」

朝子「はあ・・・」

チビ愛「この鳥居の先にはこのちゃんの本家が建っておりますが、先生は別荘でDクラスの生徒達と・・・」

有「やらかしましたね・・・」

朝子「まあ、私でも腹立つわ!気にしなくて良いわよ!」

チビ愛「もしかしたら罠もあるかもしれないので慎重に行きましょう!」

有・朝子「はい!」

朝子「私も、ハリセン出しとこ!」

アデアット!

有「僕の体術でなんとかなるかな?まだ覚えたてなうえに、久師匠にはまだまだだからな・・・」

朝子「逆にあんたの方が足手まといになるかもね?」

チビ愛「誰も居なさそうですね」

有「では、一気に突破しましょう!」

チビ愛「いや、待って・・・」

朝子「強行突破よ!」

チビ愛「ああ!」

ピュッ!

30分後
朝子「この道こんな長いの?」

有「京都一周分走ったんじゃないかな?」

チビ愛「おかしいですね・・・、まさか!先生走れますか?」

有「はい!朝子さんはここで待ってて下さい」

朝子「そうするわ!」

ところが

ドン!

朝子「わあ!ってええっ!!!!」

有「えっ?朝子さん?なんで!」

チビ愛「先生、今度は脇道から!」

しかし・・・

朝子「えっ?」

有「そんな!さっきこっちから行きましたよね?」

チビ愛「間違いありません!私達はこの無限の空間に閉じ込められました!」

有・朝子「ええっ!!!!」

チビ愛「お二人が一気に行こうとしたからです!」

女「あっさり罠にかかりやがった!やっぱ所詮はガキやな!これで脱出不可能足止めはOKや!
あんたは奴らを見張っとき!」

少年「うえー、めんどいな!それに俺こーゆー地味な作戦嫌いやねん!ましてやあいつら弱そうやし、
もっと正面からガツンと行ってまえば・・・」

女「あたしに文句あるん言うんか?お前みたいな怪物拾ったのはどこのどいつや?」

少年「ヘイヘイ、分かった!」

朝子「ねえ、もしかしてこのまま出られないの?」

有「本物の愛さんとか、博士さんに連絡は?」

チビ愛「ダメです!敵の狙いがお嬢様と分かった以上離れられませんし、山なので電波も繋がりにくいです!ましてや、完全に元の世界と離させられてると思った方が良いでしょう」

朝子「つまり、完全に閉ざされたのね」

有「そんな」

朝子(ヤバイ、トイレ行きたくなった、でも・・・)

有「朝子さん?」

朝子「うわーん!」

有「待って下さい朝子さん!」

朝子「うわーん!出して!許して!」

有「朝子さん!待って!」

一方外では
刹那「(有先生と朝子さんどこ行ったんだろ?)あれ?ここ立ち入り禁止!他を探さないと・・・」

有『助けて!』

刹那「有先生?」キョロキョロ

ポワーン!

刹那「あっ!」

パラッ

有『うえーん、助けて!』

刹那(また!これって・・・、有先生の今の気持ち?た、た、大変!)

一方その頃
朝子「うわーん!」

有「朝子さん!そんなに走っても体力を浪費するだけです!」

チビ愛「あっ!あそこに屋根が!お店じゃないですかね?」

朝子「ああー、助かった、トイレ借ります」

チビ愛「すみません、休憩所でした!」

有「一旦息を整えるために自販機で何か買いましょう!」

朝子「はあ、一息付いた、ってかあいつらなんで新書を渡すの妨害するのよ!」

チビ愛「木谷家の家系は全員親が決めた許嫁と結婚してきたのです!それを許せば、今まで強制結婚されてきた人達としては不公平だと・・・」

朝子「むしろ否定しなさいよ!」

チビ愛「それに付け加え、木谷家の莫大な遺産の権利が無くなるかもしれないというのも1つの原因です」

有「どういう事ですか?」

チビ愛「許嫁ではなく、自分で決めた相手と結婚するとその子供の親も含めて、木谷家からの援助が失くなるのです!」

朝子「それと心乃枝とどう関係あるの?」

チビ愛「今、反発するのは木谷家の古い親戚や許嫁ではなく、自分の好きな相手と結婚して援助が切れた家系ばかり、仮にお嬢様が自らの意思で結婚相手をお決めになられたら・・・」

朝子「そりゃ不公平と怒るわね!」

有「でも、心乃枝さんだって援助切れますよね?」

チビ愛「ところがそうでもなく、今存命する木谷家の一族かつその跡継ぎ候補1位が今の長なのですが、2位がお嬢様なんです!」

有・朝子「ええっ!!!!」

朝子「と言うことは?」

チビ愛「お嬢様のみ、許嫁に関係なく、遺産が確実に回ってしまう、他の一族はそれを恐れてるのです」

有「お金って怖いですね」

朝子「そりゃ、反発もしたくなるわよ」

有「心乃枝さんが、他の一族にも援助するって言えば解決しそうな話じゃないかな?」

朝子「そうは行かないんじゃない?ケチるなとか、もっと出せとか、収拾付かなくなるわよ!」

チビ愛「はい!それも出来ない理由です」

有「お金って怖い!」

朝子「それよりこのカード、いまいち使い方が分からないのよね?」

有「僕も、分かりません!」

チビ愛「あくまで従者のサポート目的ですので、個人的には使えないのですよ!例外はいくつかありますが・・・」

朝子「どんな例外?」

チビ愛「主に緊急時、自分の身を守るためとか、誰かを助けるためとかですね」

朝子「ズバリ、世のため人のためなのね!ってか有は何が出来るの?」

有「簡単な空手技くらいですかね、基本がそれなので」

朝子「勝てるかどうか怪しいわ!魔法とか無いの?」

チビ愛「そこまでの技術を博士さんは持ってないので・・・」

朝子「あっ、そう」

有「そう言えば、朝子さんって、あのお菓子工場で何か打たされたんですよね?」

朝子「そうだけど・・・」

有「それが何か分かったりします?」

朝子「そう言えば、知らないわね」

チビ愛「私も知っておきたいです!博士さん曰く、薬の内容は動物になるとかなんとか・・・」

朝子「はあ?動物!?嫌よ!成りたくないわ!」

有「でも、ウサギとかペンギンとかだったら可愛いですよ!」

朝子「ライオンとか虎みたいな猛獣だったらどうするのよ!」

有「それはそれで強いということで!」

朝子「やっぱ成りたくないわ!ってかそもそも成りかた知らないし!」

チビ愛「先生が契約カードから召喚しても成れると言ってました!」

有「分かりました!では!」

朝子「止めなさい!」

少年「ホー、なんか面白そうな話してるな!」

朝子「あんたはさっきの!」

少年「俺と勝負せーへんか?」

一方
愛(やはり来たか!先生朝子さん気を付けて!)

心乃枝「愛ちゃん!」

愛「わあ、お嬢様!」

心乃枝「何ボーッとしてたん?」

愛「あっ、いえ別に・・・」

心乃枝「ほな、愛ちゃんも遊ぼう!」

愛「いえ、私は・・・」

少女「フフフ、面白そうな人やな!桜咲愛はん、強そうな人、うちは強い人が好きや!」


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