二次創作小説(新・総合)

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少年教師有!
日時: 2024/10/16 18:51
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

いくちゃんです!

ナンバーズ更なるスピンオフ作品!

このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。

先にメインとなる登場人物だけを紹介します!

例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!

担任・岡田有

副担任・岡田栞

出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子あいさかれいこ

2番・影主人公・石井悠馬いしいゆうま

3番・サブ主人公・石田陽斗いしだひろと

4番・人気ヒロイン・岩村江子いわむらきみこ

5番・助太刀ヒロイン・岩村小いわむらわか

6番・影ヒロイン・氏家流うじけとも

7番・メインヒロイン・大西楓おおにしかえで

8番・正ヒロイン・岡朝子おかあさこ

9番・対抗キャラ・岡崎友人おかざきゆうと

10番・禁断ヒロイン・岡田泉おかだいずみ

11番・主人公・窪一輝くぼかずき

12番・見守りヒロイン・久永春クーエイシュン

13番・百合っ子・木谷心乃枝こたにこのえ

14番・定ヒロイン・小宮春奈こみやはるな

15番・謎ヒロイン・桜咲愛さくらざきまな

16番・分析ヒロイン・佐々木歩ささきあゆむ

17番・空気ヒロイン・田中莉桜たなかりお

18番・一時期ヒロイン・谷川燕たにがわつばめ

19番・噂主人公・千葉雄樹ちばゆうき

20番・準一時期ヒロイン・長野渚ながのなぎさ

21番・準空気ヒロイン・難波千里なんばちさと

22番・隠れヒロイン・牧野恵花まきのあやか

23番・モブヒロイン・牧野恵子まきのけいこ

24番・噂ヒロイン・博士瞳はかせひとみ

25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜はせがわちはる

26番・悪キャラ・真鍋絵理まなべえり

27番・昇格ヒロイン・宮里刹那みやざとせつな

28番・準ヒロイン・麦田午希むぎたまき

29番・対抗ヒロイン・麦田部子むぎたもとこ

30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴よつばすみれ

31番・謎キャラ・モア・ワコール

32番・裏ヒロイン・岡村冥おかむらめい

33番・悪主人公・寺坂糸成てらさかいとな

34番・悪ヒロイン・新井蘭あらいらん

35番・未来ヒロイン・牧瀬凛まきせりん

36番・ミイラヒロイン・真中まなかルン

37番・サポーターキャラ・前田恋まえだれん

38番・サブヒロイン・前川まえかわロン

39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜たかはしまお

40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美さとうまなみ

41番・サポートキャラ・茂本紬しげもとつむぎ

※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)

Re: 少年教師有! ( No.38 )
日時: 2023/01/29 23:23
名前: いくちゃん (ID: iPZN8Dy0)

出席番号35番・修学旅行の頼まれ事
教室
有「さあ、皆さん、地獄のテスト勉強も終わり、懇談も終えて、待ちに待った夏休みがやってきました!」

Dクラス「イェーイ!」

歩「しかもクラス平均1位も取って・・・」

小「Bクラスにも勝って!」

陽人「万々歳だな!」

部子「その通りですわ!まさかお馬鹿5があんな成績を残すなど、旅行中に雨でも降らなければ良いのですが・・・」

朝子「何よ!私らの実力よ!」

絵里「私が怪我をしながらもサポートしたことも忘れるなよ!」

永春「サポートって、別に何もされてないアル!」

歩「そうそう!むしろ理事長のお陰だよね!」

朝子「まあ、あんな部屋見付けてくれた江子ちゃんのお陰じゃない?」

栞「ハイハイ、浮き足立つのも分かるけど、今日はその班を決めるんでしょ!」

冷子「班決めって?」

栞「他のクラス関係無しの自由に成ってるけど、あなた達はクラス内で分かれて貰うわ!」

恵花「ブー!他のクラスズルいです!」

栞「ここはいじめレベル4の教室なんだから仕方ないじゃない!もし、旅行先でいじめとか他クラスで騒動が起きたりしたら・・・」

流「騒動って、全部松本が原因ですよね!」

小「そうやん、そうやん!6年修学旅行の時、うち寝られへんかったんやから!」

栞「あんまり言うとそれこそ、対象に成るわよ!彼はあくまで被害者だって、星田先生言ってたから!」

江子「そんな!」

栞「私もその愚痴溢したわよ!そしたら、『彼を理由に文句言わないで下さい!彼はあくまで被害者ですので!それ以上言うと、あなたも心の教室受けさせますよ!』ってね!」

莉桜「そう言えば、6年のスキーの時は、男子達が風呂覗いてたわよね!」

栞「ええっ、だから万が一の事も想定して、持ち物に全員水着を持ってくるように!分かったわね!」

男子達「ハーイ!」

女子達「ええっ!」

栞「理事長も本気で困ってるから!テストの結果より困ってるから!」

全員 (そんなに?)

有「それよりも楽しみだな京都!」

陽人「先生行ったこと無いの?」

有「はい、行くの初めてです!たとえ行ってたとして覚えてないと思います」

春奈「そうだ、そうだ、先生だって、自由行動って予定無いわよね?」

有「栞先生?」

栞「基本生徒の見回りだけど、先生方も旅行は楽しむので、基本予定無いわ」

部子「ならば、先生自由時間は是非とも私と・・・」

歩「ああ、委員長ズルい!」

春奈「いや、私が先に声掛けたんですけど?」

千里「まあまあ、落ち着いて!まだ班も決めてないのに・・・」

部子「それもそうでしたね!」

悠馬「でも、俺達男子はどうするんだ?」

一輝「5人しか居ないし、男子だけで組むのが妥当かな?」

陽人「ええっ!俺ハーレムが良い!」

友人「いや、ダメだろ!」

雄樹「宿舎の部屋割りを考えると、俺らは固まった方が良いだろ!」

栞「ちなみに有先生!」

有「はい!」

栞「あなたの部屋は星田先生の隣、いわゆる生徒会メンバーの隣よ」

陽人「ってことはあの生徒会長、女子と一緒の部屋じゃん!」

流「そうなの?」

栞「星田先生曰く、苦肉の策よ!」

冷子「事実であることには変わらないんですね?」

栞「今回は先生も一緒に寝るらしいから!」

陽人「それもそれでどうなんでしょうか?」

小「同感、いくら生徒が男女一緒だから、男の先生は無理だから女の先生だから安全とは言えませんよね?」

泉「私、お兄ちゃんと一緒に寝たかった!」

栞「教師と生徒はダメよ!」

泉「ブー!」

有「何か矛盾が・・・」

トントン

栞「はい!有先生!」

有「はい!」

栞「理事長からお呼びよ!」

理事長室
有「ええっ!修学旅行中止?」

理「納得の行かない騒動を起こさせたらよ!それにあなたのクラス内では多分起きないと思うし・・・」

香「遭って、私のクラスよ!毎年大変なんだから!」

理「これは他の先生にも言ってることだから、注意事項として受け取って!それよりあなたにお使いを頼もうと思って・・・」

有「今からですか?何を買います?」

理「スーパーとかじゃないの!それに行くのは今日じゃないし・・・」

有「えっ?」

理「実は、木谷さんって居るでしょ!」

有「はい!心乃枝さんですよね?」

理「実は、木谷さんのご実家は私の遠い親戚なのよ!」

有「ええっ!そうだったんですか!僕はなんて所に突っ込んで・・・」

理「大丈夫よ!私が何とか話付けてるから、っと言っても中にはやっぱり古い考えを持つ関係者も居て、あんたが行くと聞いたら嫌がってて・・・」

有「そんな・・・」

理「まあ、言ってもそれは過去に親に強制見合いされた人とその関係者だけだから、大体中年越えてるわ!向こうの長(おさ(心乃枝の父))も今の時代に合わせるべきかもしれないって言ってたし・・・」

有「それで?」

理「この新書を届けて欲しいの!」

有「分かりました!」

理「ただ、向こうには反対派が邪魔するかも知れないから気を付けてね!」

有「はい!それで、なぜ星田先生まで?」

理「星田先生にも周りの妨害を伝えておかないとあなた達のクラスが大変なことに成るかもしれないから!彼女は数々の旅行の事件を冷静に対処してきたのだから!彼女の洞察力はきっとあなた達の助けに成るわ!」

有「よろしくお願いします!」

香「当たり前よ!」

理「ただ、それで有能な先生を失いまくったけどね・・・」

香「どこが有能ですか?無能ですよ!」

理「育て上げれば有能に成ったかもしれないじゃないですか!」

香「生徒を信じられない教師は用済みです!」

理「兎に角、教師として生徒達の安全第一!誰1人欠けることなく、無事に帰ってきてくださいね?」

有「はい!」

理「あっ、言い忘れてたけど、心乃枝さんには何か秘密がありそうなのよ!」

有「それって、絵里さんみたいな?」

理「まあ、そう言うことね、彼女幼い頃に誘拐されてたみたいなの、多分、グレーテルのお陰で助かっているから、あの秘密のお菓子工場関連の不思議な力を持ってそうなんだけど・・・」

香「彼女のプライバシーを考えて言わない方が・・・」

理「でも、いつかばれそうだって向こうの長も言ってたから、本人は知らないそうなのよ!」

有「そうなんですか!」

理「それに彼女自身も狙われる可能性もあるから彼女の護衛もお願いね!」

有「分かりました!」

香「いざとなったら、私を頼って良いのよ!」

有「えっ?」

香「あんたに何か遭ったら、どんな状況でも助けに行くから!」

理「それで、命を落とさないでよね!何百人の人達に命繋いで貰ったんだから、そんなことで無駄にしないでよ!」

香「分かってますよ!あっ、有!旅行の準備は?」

有「まだですけど・・・」

香「丁度良いわ!泉も連れてきなさい!」

有「えっ?泉も?」

香「私があんたらの服買ってあげるよ!」

有「ええっ!そんな!良いですよ!」

香「遠慮しないで!さあ、行くわよ!」

有「星田先生!」

ショッピングモール
香「これが良いかしら?それともこれ?」

泉「お兄ちゃん、何でこんなことに?」

有「兄ちゃんが、聞きたいよ!」

店員「子供さんの服お探しですか?」

香「はい!」

零「あっ、星田先生!」

愛「先生だ!何やってるの?」

香「あっ、零に愛じゃない!あんた達も?」

零「愛が新しいの欲しいって!」

香「ついでにあんたらのも何でも買ってあげるわ!どんと来なさい!」

八期「先生太っ腹!」

杏「小さい子供に甘い!」

明「端から見たら子煩悩の母親だね!」

蓮「あら、お揃いで何やってるの?」

杏「夏休み旅行の服を買いに来たんです!」

蓮「しかし、男子1人連れてまさかデートだったり?」

明「違う、違う!八期コーディネート分からないから、私達が選んであげるんだ!」

蓮「普通、同性で行かない?」

杏「同性だと信用出来ないそうです!」

明「あたしらが1番信頼されてるから・・・」

零「ふざけて、明らかにダサい服とか選ばれたこと合って・・・」

香「それで、この2人だったのね!零、これ似合わない?」

零「えっ?」

香「着てみなさいよ!絶対似合うと思うし、お金出してあげるから!」

零「はい!」

着替え後

シャー!

零「どうかな?」

八期「似合ってる!」

杏「うんうん!」

明「可愛い!」

愛「先生、これが良い!!」

香「じゃあ、お姉ちゃんと変わろうか!」

愛「うん、よいショット!」

香「あらら?愛は皆に着替えを見られて良いのかな?」

愛「えっ?」

八期「閉めよう!」

愛「ウワーん!」

零「分かった、分かった、お姉ちゃんが一緒に居てあげるから!」

愛「零姉・・・」

香「そうだ、有この服どうかしら?」

有「えっ?」

香「ほら、着させてあげるから来なさい!」

有「ああ!」

シャー!←カーテンを閉める

有「星田先生?」

チュッ!

有「えっ?」

香「何か遭ったらいくらでも私を頼って!どんな時でも絶対あんた達を助けに行くから!」←白いカードを持って

有「・・・」

香「後、愛してるわよ!有!」

有(あっ、愛してる?)
そして

チーン!

香「全部纏めてお願いします!」

蓮「これだけの量は太っ腹過ぎるわ!」

零「先生、ありがとうございます!」

香「これくらい安いものよ!さあ、次行くわよ!」

八期「どこ行くんですか?」

香「あんたは来なくて良いから!」

八期「何でですか!」

香「何?どうしても零がどんな下着選ぶのか見たいの?」

八期「別のところ行きます!有、どこかで待ってよ!」

有「何で僕まで?」

明「やっぱりあたしも付いてく!離れたら見付けにくいし!」

零「頼んだよ!」

明「杏、私の下着はラインするから立て替えといて!」

杏「分かった!」

香「いや、待ち合わせして入れ替わりなさい!金銭問題は友情崩壊が1番陥りやすい事例なのよ!」

明「分かりました!」

Re: 少年教師有! ( No.39 )
日時: 2023/01/30 23:11
名前: いくちゃん (ID: iPZN8Dy0)

出席番号36番・秘密のデート?有と心乃枝
ある日
楓「夏休み旅行まで後2日か・・・」

小「今回は何もなく終わって欲しいな・・・」

莉桜「ただ、あんまりアイツ(八期)のせいにすると理事長に怒られるからな・・・、ん?」

楓「どうしたの、田中さん?」

莉桜「2人共、あれ見て!」

小・楓「ん?」

心乃枝「ごめんな、有君折角の休みやのに・・・」

有「いいえ、旅行の準備は星田先生と一緒に確認しているので、後は電車内で食べるお菓子くらいです!」

心乃枝「もう、気分は遠足やな!」

有「僕、こう言う沢山の人と遠出は初めてなんです!」

楓「あの、2人!」

小「何やってるんだろ?」

莉桜「これはデートね!」

楓「えっ?」

小「なわけないでしょ!有君まだ9歳だよ!」

莉桜「そんなの関係無いわ!それに私達は14だから、5歳差だよ!」

楓「十分ショタコンですが?」

莉桜「何よ、後10年経てば5歳差なんてどうってこと無いわよ!」

小「そうかな?」

莉桜「世の中には10歳差や、20以上の歳の差婚のカップルだっているのよ!それと比べれば5歳差なんて誤差よ!」

小「でも、仮にデートだったとしてまずいんじゃないかな?」

楓「何で?」

小「だって教師と生徒だよ!」

莉桜「良いじゃない!禁断恋愛!それに付き合わなくても、卒業式にコクれば良いのよ!」

小「じゃあ、尚更ヤバくない?もし誰かに見られて付き合ってるって勘違いされたら・・・」

楓「先生がクビ?」

小「そんなのうち嫌や!」

莉桜「なーに?まさかあんたもあの子供先生好きとか言うんじゃないでしょうね?」

小「そ、そ、それは・・・」

楓「この場合、木谷さんが捕まりそうだと思うけど・・・」

小「えっ?何で?」

楓「年齢的に!先生はまだ2桁の歳にすら行ってないから、これは確実に木谷さんが補導よ!」

小「そんな!ただでさへクラスの数少なくなってるのに、また減るの嫌や!」

莉桜「そんなことよりこれは当局に電話ね!」

楓「当局って?」

小「まさか、職員室?」

楓「そこだと、一発でクビ&退学じゃん!」


朝子「はい、もしもし?あっ田中?」

莉桜「もしもし、朝子聞いてよ!大変なのよ!」

朝子「何が?」

莉桜「取り敢えず写真送るから!」

画像・有と心乃枝が服選び

莉桜「どう?これってデートでしょう!?」

小「有君と木谷さんの関係ってどうなってるの?」

朝子「はっ?バカな事言わないでよ!夏休み旅行の準備でしょ!お休み!」プチ!

莉桜「ああ、二度寝しやがった!」

楓「ちゃんと見てないと2人見失っちゃうよ!」

有「ん?」

心乃枝「どうかした?」

有「誰かに付けられてるかなってことは思ったのですが、気のせいです」

心乃枝「今日は付き合ってくれてありがとうな!」

有「いえいえ、これで仲良く成れたら良いなと思ってます!」

3人(ええっ!)

莉桜「これはもう確定ね!2人は付き合ってる!」

楓「台詞から考えて付き合い立ての可能性も!」

小「そうなんや」

莉桜「取り敢えず、尾行して決定的瞬間撮って朝子に信じて貰おう!」

2人「うん!」

しかしこの3人以外にも2人を尾行する人物が居るとは、この時は誰も知らなかった

10時
朝子「何、田中?また掛けてきて」

莉桜「だから、あの2人本当に付き合ってるんだって!しかも今決定的瞬間を納めた画像送るから兎に角来て!」

朝子「ええっ!(久しぶりにゆっくりしたいのに・・・)」

部子「本当に、あなたは休みになると物凄く遅い朝ですね!」

朝子「ほっといてよ!」

ピコーン!

朝子「あっ、来た!」

画像・有と心乃枝が1つの大きなコップ入ったジュースをストロー2本刺して一緒に飲んでる

部子「何ですか!このイタズラ写真は!冗談にも程があります!」

朝子「私は知らない!」

莉桜「よ~し、これは燃えてきたわよ!」

楓「応援でもするの?」

莉桜「当たり前よ!それに、先生は木谷家に乗り込んで心乃枝さんを拐おうとしてたしね!」

小「あれ、委員長と歩が使用人さん達ぼこぼこにしてうちら怒られたんじゃなかったっけ?」

楓「その後、感謝もされてたけど・・・」

莉桜「きっとその男気に木谷さんは惚れたのよ!先生は理事長の甥でもあるし・・・」

楓「未来の理事長候補?」

小「有君自身が将来は従姉が継ぐって言ってたような・・・」

莉桜「そんなのどうでも良いわよ!それに、どっちにしろ凄い家系であることには変わりはない!だから、あのお見合いを潰す切っ掛けを作った先生に木谷さんが惚れて、デートに誘った!これで全ての辻褄が合う!」

楓「一応、筋は通ってるね」

莉桜「なら、やることは・・・」

プルルルル、プルルルル

莉桜「なーに、朝子?有先生心乃枝に取られて嫉妬?」

部子「田中さん!今すぐそのデートを阻止しなさい!」

楓「委員長?」

莉桜「何言ってるのさ?人の恋愛は自由じゃん!」

部子「分からないのですか?生徒と教師の不純異性交遊は遭っては成りません!すぐにでも阻止しなさい!」

楓「委員長がそれ言う?」

小「ただ、自分が相手でないのが嫌なだけじゃないの?」

プルルルル、プルルルル←小の携帯

部子「よ・ろ・し・いですわね!」←画面越しに圧力

3人「わ、分かりました!」

部子「最低でも、2人を必要以上に近付けさせないこと!」

3人「ハーイ・・・」

莉桜「じゃあ、その前に・・・」

2人「?」

シャー!

莉桜「さあ、2人共行くわよ!」

楓「オー!」

小「何でうちは学ランなん?しかも無駄な出費!」

莉桜「文句は後で委員長に言おう!」

楓「そうだね、制服台返して貰おう!後、2人が買いそうなものも!」

心乃枝「ねえねえ、有君!この大きなぬいぐるみどう?」

有「良いですね、ふわふわ!これを抱いて寝たら気持ち良さそう!」

莉桜「はい!これ買います!」

店員「はい、4400円です!」

有「ああ、買われました!」

別の店
心乃枝「うん!ピッタリや!」

有「このサイズで合ってるんですか?」

心乃枝「そやで、この間確認した時はこのサイズやったねん!」

有「へー」

楓「これ、買います!買います!あるだけ全部!」

店員「ありがとうございます」

有「ああ、失くなりました!」

別の店
有「ダンベル重いですね」

心乃枝「いつも、100㎏を2つ持って鍛えてるで!」

有「僕も強くなるなら、これくらい持てないとダメですかね?」

心乃枝「そやな!でも、最初は無理せんと、3㎏2つから始め!」

有「はい!」

小「すみません、ここのダンベル全部!」

有「ああ、また!これが噂の爆買い!」

別の店
有「これが木刀!格好いい!」

心乃枝「男の子やな!」

有「武士とか騎士とかカッコよくありません?まあ、やりすぎて零姉や星田先生に怒られましたけど・・・」

心乃枝「やるならもっと広いところでやらなな!」

有「でも、僕もいつかは剣技を使って強く成りたいな・・・」

心乃枝「そんなこと言うたら久ちゃん泣くで!」

莉桜「すみません!」

楓「私達・・・」

小「全部買います!」

莉桜(あの2人どれだけ買うの?)

楓(委員長、後でちゃんと払ってよね!)

小(うちは何やってるんやろ?)

一方その頃
電車内
部子「たとえ心乃枝さんと言えど、有先生にてを出すなんて許せませんわ!」

朝子「だから、委員長心乃枝に限ってそんなことは・・・(待てよ、たしか心乃枝は私のパクティオーカードに目を輝かせていたから・・・、えっ待って?そんな筈無いわよね?)」

一方その頃
有「イヤー、今日は大阪の知らない場所が沢山あってビックリしましたよ!」

心乃枝「フフッ、有君大丈夫?疲れとるならうちの膝で休み!」

有「ではお言葉に甘えて・・・、Zzz・・・」

楓「歩き疲れて寝ちゃうって・・・」

小「仕方ないよ、子供なんだし」

莉桜「ま、待って!ちょっと見て!」

楓「ああ、膝枕!」

莉桜「クー!心乃枝の奴羨ましい!」

小「莉桜、別に好きな人いなかった?」

莉桜「それはそれ、これはこれ!」

心乃枝「有君、寝顔はやっぱまだまだ子供やな!
でも、相坂ちゃんや私達守ろうとした時は頼もしい少年、不思議やわ!
ちょっと、今日は無理させ過ぎたな、疲れよ飛んでけ!なーんて!」

楓「ん?」

小「あれ?」

莉桜「今、手が・・・」

心乃枝「有君、今日はありがとうな!これはうちからのお礼や!」チュッ!←有の頬にキス

3人「ああ!」

心乃枝「えっ?これってもしかして?」←銀のカードが手元に

部子「見てましたわよ!」

朝子「ってか心乃枝そのカード!」

心乃枝「あっ!ええっと・・・」

有「ん?」

部子「先生!」

朝子「有!」

有「皆さん、どうしてここに?」

部子「心乃枝さん、惚けても無駄ですよ!田中さんが送ってきたこの画像が何よりの証拠です!それに先程先生にキスしましたわよね!どういう事ですか?」

心乃枝「ああ!ごめん、ごめん、これはちょっとしたシチュエーションの練習やったねん!」

朝子「シチュエーションの練習?」

部子「どういう事ですか?」

心乃枝「幼馴染みの愛ちゃんがうちの事避けてるようやから、仲良く出掛けるためには?って有君に手伝って貰ったんや!愛ちゃん可愛いぬいぐるみ好きやったし、100㎏のダンベルを片手に1つずつ持ってトレーニングするし、最近靴がボロボロに成ってるって聞いてたし、剣道部やし・・・」

莉桜「だから、これを?」

心乃枝「あのお客さん田中さん達やったん?」

楓「委員長、全額立て替えて!」

部子「えっ?」

小「私達、ずっとこれを持ってたんだから!どうにかしてよ!しかもお小遣いもスッカラカンよ!お金返して!」

部子「そもそもはあなた達の勘違いで・・・」

朝子「いや、私は委員長にそんなことは言ってない!委員長が勝手に勘違いしただけ!」

部子「なんですって!」

莉桜「問答無用!」

楓「持って帰れ!」

小「お金返して!」

物陰
愛(桜咲)(そうだったのか、お嬢様の為と思って諦め掛けたのに・・・)←付けてた人

次回はいよいよ夏休み旅行編!

Re: 少年教師有! ( No.40 )
日時: 2023/01/31 22:39
名前: いくちゃん (ID: iPZN8Dy0)

出席番号37番・夏休み旅行・・・①(特急列車内パニック)


有「キター!」

着替え終わり

朝子「あんた何時だと思ってるの?」←寝起き

心乃枝「有君早起きやな!何か作ろうか?」

有「いや、夏休み旅行が楽しみで早起きし過ぎました!」

朝子「し過ぎよ!まだ夜中の3時じゃない!初発も走ってないわよ!」

心乃枝「取り敢えずゆっくりしとき、二度寝で遅れたらあかんし・・・」

ピーンポーン!

心乃枝「こんな時間に誰やろ?」

ガチャン!

香「有!迎えに来たわよ!」

心乃枝「星田先生?何でこんな時間に?」

香「イヤー、私も楽しみ過ぎて早く起きちゃってね・・・」

朝子「それでよくこんな時間に来ましたね!」

香「念には念を入れて荷物の確認よ!あなた達もついでに確認しなさい!忘れ物しても知らないからね!」

心乃枝「先生も良かったら食べて下さい!」

香「ありがとう、いただくわ!」

4時
香「はい!これで準備完了ね!」

有「泉の荷物まで・・・」

心乃枝「泉ちゃんまだ寝てるやん!」

香「あなた達もそろそろ準備しなさい!」

朝子「まだ、早すぎるわよ!」

香「早めに出とけば、忘れ物があっても取りに帰れるわよ!」

有「それでは先に行ってきます!」

心乃枝「行ってらっしゃい!」

朝子「あれは学校の夏休み旅行じゃなくて、夏休みの家族旅行ね!」

心乃枝「そうやな」

朝子「ところで心乃枝?」

心乃枝「なんや?」

朝子「その握りしめてるカードの事なんだけど・・・」

心乃枝「えっ?」

集合場所
香「おっ!結構来てるわね!」

零「あっ!星田先生!おはようございます!」

まな「お兄ちゃん、泉、おはよう!」

泉「Zzz・・・」

まな・ジー!

香「何?愛も抱っこされたい?」

愛「私は泉のお姉さんだから違うもん!」

香「遠慮しなくて良いのに」

杏「夏で良かった!」

夢「4時に来るからだよ!」

明「早!どれだけ楽しみにしてたの?」

芹「あそこにもっと早いのが居たわよ!」

香「3時って早すぎよ!時間の感覚どうなってるの?」

八期「だって、駅は山の上だし、荷物重いし、集合9時だし・・・忘れ物とか道に迷う時間も含めて・・・」

香「そんな時間に誰も来ません!」

八期「だから、日にち間違ってるかって不安で心細かった!場所間違ってるかな?とか・・・」

まな「何持ってるの?」

刹那「これは枕だよ泉ちゃん!」

愛「私愛だよ!」

刹那「えっ?」

零「私の双子の妹よ!こっちが上の愛!泉は星田先生が抱っこしてる!」

愛「お兄さん、枕って持ってきて良いの?」

八期「なんか、枕が変わると寝れない人が沢山居るらしいんだって!それに、固い枕が好い人と柔らかい枕が好い人で分かれたりするし、旅館の枕がどうなってるのか分からないから、自分が普段から使ってる枕なら1番使い勝手良いって、生徒会の皆が言ってたから、OK!」

愛「そうなんだ」

段々人数が揃い始め・・・

香「ハーイ、皆さん!自分達の班が揃った所から先生に報告して2列に並んでね!Dクラスはクラス内の班分けだから、栞先生と有!お願いね!」

栞「分かりました!」

有「皆さん!全員揃った班から並んでください!」

1班
班長・石井悠馬
   石田陽人
   氏家流
   岩村小
   千葉雄樹
   博士瞳
   佐々木歩

陽人「女子と一緒に成れたのは良いが・・・」

小「何?」

流「なんか文句でも?」

陽人(よりによって何でコイツらなんだよ!)

栞「言っとくけど、部屋は男女別よ!3人部屋に分かれるように!」

悠馬「分かりました!」

雄樹「コイツ(陽人)が暴走したら容赦なく撃ちます!」←エアーガンを出す

陽人(おい!殺す気か!)

栞「危ないから没収よ!」

陽人(ホッ!)

栞「やるならこれにしなさい!」

陽人(何スタンガン渡そうとしてんだよ!)

歩「有君、後で電車内で遊ぼうね!」

2班
班長・窪一輝
  ・大西楓
  ・岡崎友人
  ・谷川燕
  ・相坂冷子
  ・岡田泉

有「泉、ちゃんとこのお兄さんとお姉さん達の言うこと聞くんだぞ!窪君!皆さん頼みます!」

一輝「わかったよ!」

泉「ハーイ!」

燕「任せといて!」

友人(燕さんと一緒の班なんて・・・)

冷子「私は本当に行って良いのかな?まさか幽霊になって帰ってきたり・・・」

楓「相坂さん!そんな不屈にならないで!」

3班
班長・麦田部子
  ・難波千里
  ・麦田午希
  ・長谷川千桜
  ・田中莉桜
  ・モア・ワコール

部子「有先生!このまま私がエスコートを・・・」

有「僕、まだ仕事が!」

午希「ちょっと委員長!」

千里「もう、部子ったら・・・」

莉桜「ハイハイ、委員長!朝っぱらから犯罪行為は慎むように!」

泉「お兄ちゃんは私のだもん!」

千桜「おい!どっから出てきた!」

4班
班長・四葉寿美鈴
  ・久永春
  ・長野渚
  ・牧野恵花
  ・牧野恵子
  ・真鍋絵里

寿美鈴「旅行行けて良かったですね?」

絵里「ああ、そうだな」

恵子「京都行ったら何します?」

恵花「皆を驚かそう!」

渚「ほどほどにするでござるよ」

永春(変わってるアル!)←人の事言えない

5班
班長・岡朝子
  ・木谷心乃枝
  ・小宮春奈
  ・岩村江子
  ・宮里刹那
  ・桜咲愛

春奈「ほら、自由行動日一緒にどうですか?って!」

刹那「ええっ、でも・・・」

江子「先生は頼み込めば断りません」

心乃枝「愛ちゃん!こっちやで!」

愛(桜咲)「はい・・・」ペコリ

心乃枝「ああ!」

朝子「あの人塩対応ね」

一行は特急乗り換え駅まで向かい、京都行きの特急列車に乗った。

車内
栞「それでは、夏休み旅行の始まりですが、一生徒として、恥ずかしくない行動を弁えてください!後、旅行中は本当に何も騒動を起こさないように!特に男子!女子もセクハラ詐欺とか止めてね!」

全員「ハーイ!」

一部(何でだよ!)

有「皆さん、他校とのトラブルや交通事故等、怪我や迷子には十分気をつけなければなりません!
特に大きな怪我には・・・、ああ!」←カーブでバランスを崩す

愛の胸に顔を埋める

朝子「コラ、有!」

有「うわあ!すみません!」

愛(桜咲)「いえ、気にしてません!それにわざとではないですし・・・」

陽人「おいおい、言ってる先生が怪我と犯罪起こしそうだぞ!」

流「わざとじゃないし、止めなさい!」

しばらくして
トントン

香「有!」

有「星田先生!」

栞「先生!抜けても大丈夫何ですか?」

香「すぐ隣だから大丈夫よ!それより大丈夫?」

有「何がですか?」

香「敵の邪魔、スパイが居るかもしれないって言われてるんでしょ!」

有「まだ、電車内ですよ!ましてや貸しきりの列車ですから・・・」

生徒達「キャアアア!」

有「えっ!?」

香「ほら、言った側から!」

栞「何よこれ!」

有「この蛙の団体さんは何ですか?」

朝子「早く捕まえないと!」

数分後
永春「蛙200匹捕まえたアルよ!」

歩「栞先生が失神してる!」

有「保健委員は介抱を!委員長さんは至急点呼をお願いします!」

朝子「保健委員も失神してるよ!」

陽人「なんのための保健委員だ!」

香「有、理事長から託された今親書ある?」

有「ええっと、たしか・・・、あれ?落とした?」

香「ええっ!」

有「あっ、ありました」

香「もう、ビックリさせないでよ!」

ビュン!

有「えっ?」

香「取られてるじゃない!」

有「待てー!」

有(お姉さんから預かった大事な親書なのに!)

部子「朝子さん、心乃枝さん、桜咲さんが居ませんわ」

朝子「えっ?」

心乃枝「愛ちゃんが?」

一方
有「コラ!親書を返して!」

ヒュー!

キン!

愛(桜咲)「フッ!」

有「待てー!」

愛(桜咲)「あっ、有先生!」

有「さ、桜咲さん?」

愛「あの、これ落とし物です!」

有「えっ?あー!これ僕の大切な親書!」

愛「これは先生のですか?」

有「あ、ありがとうございます!助かりました!」

愛「気をつけた方が良いですよ!特に、向こうについてからは!それでは!」

有「あっ、どうもご親切に・・・、(待ってよ、なんかぎこちないと言うか、すんなりしてなかったような?)」

香「有!大丈夫!」

有「はい!親書もここに!」

香「良かったわね!」

有(まさか、桜咲さんがスパイ?)

Re: 少年教師有! ( No.41 )
日時: 2023/02/06 23:02
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

香「ええ、皆さん!本当になにも起こさずに終えてくださいね!悪ふざけとか、犯罪等の濡れ衣を着させて、お店などを潰す原因を作らないように!本当に!マジで!」

全員「はい・・・」

希(万引きの濡れ衣でコンビニ1つ壊したことあるしな・・・)

出席番号38番・夏休み旅行・・・②(京都観光)

清水寺
莉桜「京都来た!」

悠真「これが噂の・・・」

陽人「飛び降りるあれ!」

恵花「誰か飛び降りれ!」

冷子「誰がそんなバカなことを・・・」

渚「では拙者が!」

冷子「正気?」

部子「お止めなさい!」

朝子「楽しい夏休み旅行が次の日には悲しいお葬式よ!」

永春「上手いアル!」

朝子「嬉しくない!」

江子「実際に飛び降り事件は234件ありますが、生存率は85%と比較的高いです!」

有「へー!」

楓「よく知ってるね!」

春奈「江子は神社仏閣仏像マニアだからね!」

朝子「渋いわね!」

部子「おじ様好きのあなたが言うことではないでしょ!」

朝子「何ですって!」

栞「皆、あんまりはしゃいで落とさないでね!」

全員「ハーイ!」

栞「有先生を!」

朝子「有、あんた小さいし、もっと下がっときなさい!」

有「それ言ったら泉の方が・・・」

泉「ううっ!」←有の手を強く握ってる

心乃枝「フフフ、微笑ましいな!」

江子「ここから先に進むと恋占いで女性に人気の地主神社があります」

歩「えっ?」

部子「恋占い?
   では、有先生一緒にその恋占いなど・・・」

泉「ダメ!お兄ちゃんは私の!」

部子(生意気な子供ですが、有先生の妹なので手を出せません!)

歩「あっ、有君!私も!」

刹那「わ、私も・・・」

江子「ちなみに・・・
   そこの石段を下ると、有名な音羽の滝に出ます!あの三筋の水は飲むと各々健康・学業・縁結びが成就するとか!」

歩「縁結び!?」

春奈「それだ!」

歩「ほら、有君行こう!」

陽人「俺らも行くぞ!」

泉「ああ、お兄ちゃん!」

部子「コラ!そこの人達!抜け駆け・・・、いいえ団体行動を!」

朝子(今、抜け駆けって言った!)

恋占いの石
有「へー、目を瞑ってこの石からあの石へ辿り着ければ恋が成就するんですか!」

朝子「遠!ちょっとこれ20m位無い?」

部子「では、早速クラス委員長の私が!」

歩「あー!ずるい!私も!」

刹那「わ、私も・・・」

有「他、やりたい人?」

泉「ハーイ!」

陽人「俺もやる!」

心乃枝「愛ちゃんもやろうや!」

愛「えっ?」

楓「私もやる!」

友人「俺もやろうかな?」

一輝「僕も挑戦してみよう!」

朝子「私は後にするわ!」

結局
部子、歩、刹那、陽人、心乃枝、愛、泉、友人、楓、一輝の10似んが挑戦

有「ヨーイ、スタート!」

午希「委員長頑張れ!」

江子「刹那、そっちじゃありません!」

春奈「めっちゃずれてるじゃない!」

流「小!歩!頑張れ!」

悠真「陽人の奴、スイカ割りでは迷ったくせに、こう言うと、何で真っ直ぐ行くんだ?」

雄樹「岡崎はぐるぐる回ってるし、窪は外側に寄ってるというか、危険を察知して歩いてるように見える!」

燕「大西さんはなぜか窪君の後ろを付いて行ってるね」

絵里「目を開けて、足元見て歩いてるんじゃないか?」

千里「やっぱり、部子は凄いわね!完全に真っ直ぐ一直線!」

部子(他の方には申し訳ございませんがこのような試練は私にとっては針に糸を通すのと同じこと!余裕ですわ!)

部子「ターゲット確認!行きますわよ!」

歩「えっ?委員長早すぎない?片目開けてるでしょ!」←右目半開き

部子「そんなことしてませんわよ!これで某Y先生との恋は見事成就ですわ!」

ズボッ!

2人「えっ?ああっ!」

部子「何ですの?ギャアアアア!」

歩「また、蛙!」

一方
莉桜「はい、1位桜咲さん、2位窪君、3位はその後ろの大西さん、4位は宮里!他の皆は目開けたり、転けたり、変なとこ行ったりしてるからアウト!」

友人「畜生!難しい!」←ずっと同じところをぐるぐる

心乃枝「皆、凄いって!」←間違って売店入る

小「難しいし、痛いわあ」←散々売店の棚にぶつかった挙げ句転けた

有「泉、終わりだぞ!」

泉「ええっ!そんな!」←ゆっくり過ぎて半分も行かず

部子「お待ちください!こんなの無効ですわ!」

朝子「ズルでもしてバチが当たったんじゃない?」

部子「なっ、私はズルなどしてませんわよ!」

歩「私が薄目開けてたからかな?」

部子「こんな人為的なバチがありますか!」

莉桜「ってか、桜咲さん誰よりも早かったよ!」

部子「えっ?」

朝子「確かに、委員長が穴落ちる2秒前にはゴールしてたから!」

愛「目を閉じて歩くなど、私も出来ますよ!侮らないで下さい!」

部子「絶対何かズルを!」

有(確かに、凄いスピードで、穴も避けてた!細工してたからかな?)

莉桜「私最初からビデオ回してたけど、ズルしてたの佐々木だけだったよ!」

有(でも、穴を避けて通ったのは窪君や大西さん、宮里さんも上手く避けてたしな、しかも大きく・・・)

悠真「あれ?そう言えば陽人の奴は?」

全員「えっ?」

階段
陽人「うわあ!」

その後陽人はそのまま救急車で病院に運ばれ入院した。

音羽の滝
千里「まあまあ、気を落とさずに音羽の滝で恋愛成就しましょう!」

部子「まだ、それが残ってましたね!」

歩「江子、どれがどれ?」

江子「皆さんから見て、右から健康・学業・縁結びです!」

歩「はい、勿論左!」

恵花「あっ!僕も僕も!」

莉桜「私も、飲むぞ!」

部子「お待ちなさい!皆さん順番を・・・」

有「あの~、皆さん他の人の迷惑にならないように・・・」

泉「お兄ちゃん・・・」

有「順番だよ、順番!」

楓「旨い!もう一杯!」

莉桜「本当だ!」

歩「プワー何これ?」

部子「確かに効きそうな・・・、霊験新たかな味!」

刹那「いっぱい飲めばいっぱい効くかも!」

友人「俺も飲む!」

泉「お兄ちゃん!」

有「もう、ちょっと待とうか・・・」

泉「なんか変な臭い!」

有「えっ?」

朝子「もしかして?」

江子「先生、なんか皆は酔いつぶれちゃってます!」

朝子「委員長起きなさい!」

有「長野さん、肩車良いですか?」

渚「分かったでござる!」

屋根の上
有「ああ、何でこんなところにお酒が!」

心乃枝「それで皆酔いつぶれたんか!」

岩手「秋田先生、なんかお酒臭くありません?」

秋田「奇遇ですね岩手先生、私もそんな感じが・・・」

岩手「あっ!お前ら!」

朝子(ヤバイ!)

江子(委員長!起きてください!お酒飲んでるのバレたら、旅行中止なうえに退学ですよ!)

秋田「この臭いはやっぱりお酒だ!」

心乃枝「ええっと、その・・・」

岩手「お前ら、担任が子供先生だからと言うことを良いことに、何晩酌してるんだ!」

流「違います!」

秋田「何が違うんだ!」

流「皆、お酒を飲んだのではなく飲まされたんです!」

有「そうです!この人達は何者かにお酒を飲まされたんです!」

岩手「そんな言い訳が通用するか!」

有「本当何です!ほら、ここに!」

秋田「どこにあるんだ?」

有(えっ?さっきまでここに合ったのに!)

岩手「よ~し、お前らの修学旅行は終わりだ!」

Dクラス「そ、そんな!」

秋田「当たり前だろ!こんなところで晩酌してるんだから!それに未成年飲酒は犯罪位知ってるだろ!」

有(ううっ、信じてくれない、皆さんごめんなさい・・・)

香「本当に、生徒を信じない奴らね!」

全員「えっ?」

香「全く、それでも教師なの?」

有「星田先生!」

秋田「ほ、星田主任!」

有「星田先生!実は・・・」

香「有、あんたが言いたいことは分かってる!だからわたしを信じて!」

有「えっ?」

香「彼女達はお酒を自ら飲んだんじゃない、飲まされたのよ!」

秋田「その証拠は?」

香「これを見てもかしら?」

誰かが屋根にお酒を置く画像

岩手「なぜそれを!」

香「うちの生徒が偶然撮ってたのよ!それでも彼女達が不良と言うのなら、あなた達をクビにしても良いんですよ!その権利も理事長から預かってますから!」

岩手「すみませんでした!」

秋田「疑って悪かった!」

栞「皆、どうしたの?」

香「この旅行を何者かに妨害されかけたのよ!兎に角、バスで休ませましょう!他の皆はそのまま観光続けてて良いから!」

他生徒「ハーイ!」

有「フー、あれ?そう言えば桜咲さんって見たっけ?」

旅館
有の部屋
有(うーん、桜咲さんが怪しいけど、生徒を疑って良いのかな?仮に間違ってたら・・・)

ガチャン!

香「有、お風呂の時間よ!あら?」

うーん・・・

香「どうしたの?難しい顔して?」

有「あっ!星田先生、実は・・・」

香「成る程、スパイは自分の生徒の中に居るか!」

有「そうかもしれないんです!でも、もし間違ってたら・・・」

香「仕方ないわ!そういう状況はいくらでも出てくるもの!それに、時には1番信頼してる人物をも信じられない時ってあるから・・・」

有「そういう時って?」

香「あらかじめ、両方の事を考えておけば良いのよ!敵だろうと味方だろうと、確固たれ証拠が出るまでは!」

有「分かりました、ありがとうございます!」

カポーん!

有「フー、お風呂気持ちいい!露天風呂は初めてだな、それに1人だとこの空間を独り占めなーんて!」

がらがら

有(ん?男の先生かなぁ?それとも男子生徒達かな?)

バシャーン!←掛け湯をする愛

有(ええっ!桜咲さん!何で!ここ男湯じゃないの?ってか、綺麗だなあ、まさかあの人が・・・、って何で覗いてるんだ僕!それはダメってお姉ちゃん言ってたじゃん!)

愛「困ったな、パートナーを持つ有先生なら何とかしてくれるだろうと思ってたのに・・・」

有(えっ?僕の秘密知られてる!)

愛「ん?曲者!」

有(ヤバイ、見付かった!)

愛「逃げるか・・・、(ならば・・・)」

シャキーン!

有(わあ、大きな岩が!)

愛「フッ!」←右手は有の首、左手は有のあそこを掴む

有「うっ!」

愛「何者だ!答えなければ捻り潰すぞ!」

ああっ・・・

愛「って、あれ?有先生!」

有「あわあわわわわわ・・・」

愛「先生!すみません!」

有「あわあわわわわわ・・・」

愛「ええっと、仕事上急所を狙うのがセオリーで・・・」

香「ふーん、仕事でそんな格好で、人の大切な場所握っちゃうんだ!」

愛「あっ!」

心乃枝「愛ちゃん?」

愛「ええっと、これは!」

香「桜咲さん!」

愛「はい!」

香「取り敢えず水着着なさい!」

愛「えっ?」

Re: 少年教師有! ( No.42 )
日時: 2023/02/08 21:44
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

出席番号39番・夏休み旅行・・・③(混浴温泉で大騒ぎ)

香「取り敢えず水着着なさい!」

愛「えっ?」

香「だって、有が興奮して鼻血出してるもの!」

愛「えっ?あっ!」

有・ダラー←鼻血出てのぼせる

香「ほら、大丈夫って、あんたも何も着てないじゃない!水着持ってくるように言ったのに!」

愛「えっ?ここ女湯ですよね?あと水着って?」

香「覗き対策してたら、結局良いお風呂場取れなくて、仕方なく水着着用の温泉になったのよ!」

愛「えっ?そうだったんですか?」

心乃枝「愛ちゃん、決める時寝てたからな!」

八期「えっと、外風呂は・・・」

香「はい!ここはしばらく男子立ち入り禁止!私が良いって言うまで来ちゃダメよ!」

八期「ええっ?何でですか?」

朝子「1人水着着用の事知らないで入ってるのよ!」

八期「なら、後で来るか!」

朝子「潔いわね!」

香「下心は合っても、善良の心が強いから!ほら、有!起きなさい!大丈夫?」

ペチペチ←軽く頬を叩く

有「えっと、星田先生?わあ!皆さん!何で?あっ!水着・・・」

零「先生、有の水着持ってきました!」

鶴「有!どうしたの!鼻血出てるじゃない!誰かに殴られたの?」

香「桜咲さん体に興奮しただけよ!」

有「違います!違います!」

朝子「前、入った時も見とれてなかった?」

有「違います!」

心乃枝「じゃあ何なん?」

有「失礼な話ですが、僕桜咲さんを初めて会った時、男子生徒だと思ってました!」

朝子「ええっ?」

心乃枝「まあ、分からんでもないな、愛ちゃん男勝りやし、男子の制服着て登校してるし・・・」

愛「もしかして、私の体にあるもの無いものを見て、ビックリしたんですか?」←着替え終わった

有「はい・・・」

零「だけど、正直好みだったとか?」

有「それも・・・、ある・・・」

鶴「本当に?!」

有「零姉何言わせるの!」

零「女だとしたらタイプだったんだ!女で良かったね!」

有「だから、違うって!」

八期「もう、入って良いですか?」

零「いいよ!桜咲さん着替え終わったから!」

洗面台
鶴「さあ、有!お姉ちゃんが頭から体まで隅々迄洗ってあげるわよ!」

有「よろしくお願いします!」

部子「あなたはどちら様ですか?」

鶴「麦田部子さんね!」

部子「なぜ私の名前を?」

有「お姉ちゃんは校長先生だから!」

部子「まあ、こちらは有先生のお姉様でしたか!私とんだご無礼を・・・、お義姉様!長旅でお疲れだと思いますから、先生の体を洗うのは私が代わりに・・・」

歩「ああ!ズルいよ!委員長抜け駆け禁止!」

恵花「僕らも先生を洗います!」

莉桜「ならば、私は前を!」

鶴「有は私の実の弟なのよ!それにそんな危なっかしい人達には小指一本触れさせません!」

泉「鶴お姉ちゃん!」

鶴「どうしたの?泉!」

泉「あれ!」

鶴「どれ?」

心乃枝「ねえ?皆で背中流しっ子せーへん?」

春奈「良いわね!」

江子「春奈が絡むと怖いのですが・・・」

春奈「私が何をしたって言うのよ!」

刹那「春奈、擦りかた強いもん!しかも泡だらけなるし・・・」

心乃枝「朝子も愛ちゃんもやろうよ!」

と言うわけで・・・
左から刹那→江子→心乃枝→愛→朝子→春奈の順

春奈「ああ、そこそこ!」

朝子「何回かやったら逆向きね!」

愛「岡さん、力加減大丈夫ですか?」

朝子「ヤバ!」

愛「えっ?痛いですか?」

朝子「気持ち良すぎて、寝ちゃいそうだった!」

春奈「ちょっと、寝ないで!私の背中洗ってること忘れないでね!」

心乃枝「背中流しっ子っていつ振りやろ?」

江子「小学校の修学旅行でもやってましたね!」

刹那「懐かしいな!」

春奈「ほんの2、3年前じゃない!」

朝子「はい、逆向きね!」

泉「泉もあれやりたい!」

鶴「成る程、零!愛(妹)!」

零「何?」

愛(岡田)「今、頭洗ってもらってるのに!」

鶴「後でで良いから、背中流しっ子しない?姉弟妹水入らずで!」

愛(岡田)「背中流しっ子?」

零「やるやる!」

頭を洗い終わり
左から鶴→零→有→愛→泉の順

鶴「皆、前の人の背中を丁寧に洗うんだよ!」

愛(岡田)「ハーイ!」

有「フフフ、楽しい!」

零「そう言えば、もっと小さい時お姉ちゃんにやってたような!」

鶴「やってたわよ!」

香「泉良いわね!」

泉「えっ?」

香「お姉ちゃんに背中洗って貰って!」

愛(岡田)「泉は愛の可愛い妹だもん!ちゃんと丁寧に綺麗洗わないと!」

有「そうだそうだ!愛だって、僕の妹だから綺麗にしないと!」

愛(岡田)「有兄、脇はくすぐったいよ!」

香「こういう見えない所に汚れがあるんだから!」

有「ん?零姉止まってない?」

香「零!寝ない!」

零「ハッ!お姉ちゃんの洗い方がとても気持ち良くて・・・」

鶴「もう、仕方無いなあ!」

ワシワシ

鶴「えっ?誰!私の胸を揉みしだいているのは?」

八期「星田先生!」

香「ちょっと!何で言うのよ!」

鶴「ちょっと、先生!ああっ、やめて、あん!気持ちいい・・・」

秀喜「どこのエロビデオだよ!」

香「つまり、あんたは見てるのね!中2の癖に!」

秀喜「あっ、兄貴のだよ!」

鶴「先生訴えますよ!」

香「無断で来た罰よ!それに訴えれるものなら訴えてみなさい!絶対訴えられないから!」

鶴「(逆向き成ったら絶対仕返しを・・・)ああっ!そこは!」

香「隅々まで洗ってあげるわよ!」

鶴「私、二十歳なのに!」

零「じゃあ、反対向こうか!」

有「僕は零姉か・・・」

零「何?お姉ちゃんの背中じゃなくて、妹の背中の方が良いって?」

泉「お兄ちゃんが良かったな!」

香「じゃあ、愛(岡田)が私の背中洗ってくれる?」

愛(岡田)「良いの?」

零「後で、私も良いですか?生徒なので!」

香「いくらでもウェルカムよ!」

芹「あそこだけ家族旅行じゃん!」

バシャーン!

カポーん

鶴「フー!」

零「極楽、極楽!」

有「いい湯だな!」

愛(岡田)・泉「離して!」

香「どうせ、足着かないでしょ!」←2人を抱えて入ってる

心乃枝「可愛いなあ!」

有「そうでしょう!」

朝子「桜咲さんって見た目に反して出るとこ出てるわね!」

愛「そうですか?」

香「ええっ、十分女の子よ!むしろどこを見て間違えたんだろうね?」

有「すみません!」

がらがら

栞「星田先生!いつまで入ってるんですか?」

香「えっ?」

栞「後ろがつっかえてるんです!早く出てください!」

香「ごめん!つい楽しんじゃって・・・」

朝子「桜咲さん後で、話あるけど良いかな?」

有「僕もご一緒させて下さい!」

愛「はい!良いですよ!」


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