二次創作小説(新・総合)

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少年教師有!
日時: 2024/10/16 18:51
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

いくちゃんです!

ナンバーズ更なるスピンオフ作品!

このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。

先にメインとなる登場人物だけを紹介します!

例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!

担任・岡田有

副担任・岡田栞

出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子あいさかれいこ

2番・影主人公・石井悠馬いしいゆうま

3番・サブ主人公・石田陽斗いしだひろと

4番・人気ヒロイン・岩村江子いわむらきみこ

5番・助太刀ヒロイン・岩村小いわむらわか

6番・影ヒロイン・氏家流うじけとも

7番・メインヒロイン・大西楓おおにしかえで

8番・正ヒロイン・岡朝子おかあさこ

9番・対抗キャラ・岡崎友人おかざきゆうと

10番・禁断ヒロイン・岡田泉おかだいずみ

11番・主人公・窪一輝くぼかずき

12番・見守りヒロイン・久永春クーエイシュン

13番・百合っ子・木谷心乃枝こたにこのえ

14番・定ヒロイン・小宮春奈こみやはるな

15番・謎ヒロイン・桜咲愛さくらざきまな

16番・分析ヒロイン・佐々木歩ささきあゆむ

17番・空気ヒロイン・田中莉桜たなかりお

18番・一時期ヒロイン・谷川燕たにがわつばめ

19番・噂主人公・千葉雄樹ちばゆうき

20番・準一時期ヒロイン・長野渚ながのなぎさ

21番・準空気ヒロイン・難波千里なんばちさと

22番・隠れヒロイン・牧野恵花まきのあやか

23番・モブヒロイン・牧野恵子まきのけいこ

24番・噂ヒロイン・博士瞳はかせひとみ

25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜はせがわちはる

26番・悪キャラ・真鍋絵理まなべえり

27番・昇格ヒロイン・宮里刹那みやざとせつな

28番・準ヒロイン・麦田午希むぎたまき

29番・対抗ヒロイン・麦田部子むぎたもとこ

30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴よつばすみれ

31番・謎キャラ・モア・ワコール

32番・裏ヒロイン・岡村冥おかむらめい

33番・悪主人公・寺坂糸成てらさかいとな

34番・悪ヒロイン・新井蘭あらいらん

35番・未来ヒロイン・牧瀬凛まきせりん

36番・ミイラヒロイン・真中まなかルン

37番・サポーターキャラ・前田恋まえだれん

38番・サブヒロイン・前川まえかわロン

39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜たかはしまお

40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美さとうまなみ

41番・サポートキャラ・茂本紬しげもとつむぎ

※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)

Re: 少年教師有! ( No.115 )
日時: 2023/12/18 20:26
名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)

観覧車
千桜「はあ~・・・」

泉「大変だったね・・・」

有「まさか、あんな追い掛けられるなんて・・・」

絆「何とか振りきりましたね・・・」

出席番号109番・千桜の探り

数時間前
とあるテラス
千桜「本当に有名人は大変だな・・・」

絆「はい、下手に我々が追う輩の秘密がバレるのも嫌ですしね」

千桜「そう言えば、私らはソイツを倒すと言うか殺すために訓練を受けてるんだよな?ってか、あんたは元カラーズだったな!何でカラーズがこんなことを?」

絆「千桜さん、争いと言う物は人間の価値観の違いから起こるものです」

千桜「そんなことは分かってるよ!」

絆「誰かの為、自分の為、身内の為、その思いがぶつかることで争いは起きます!ですから、私達がディファレントと言う敵を倒せても、また新たな敵が出てくるのです!」

千桜「成る程・・・」

絆「私達を狙う敵は影の存在、世間には話せないとんでもない者だと思ってください!そして、この世に100%など無いとも思ってください」

千桜「なんとなく分かってきたな、敵が言いたいことが!」

絆「そうですか?」

千桜「私はオタクでもあるが、同人誌も書いてるのでね、こう言う展開はこう来るだろう的な感じはある程度予想出来るんだよ!」

絆「そうなると、先生と契約すれば、あなたは大きな力に成りそうですね!」

千桜「はあ?契約?」

有「誰と誰が契約するんですか?」

千桜「うわっ!なんでもねー!お前となんか絶対契約しないからな!」

有「えっ?」

千桜「私は現実主義者だ!こんな非現実的なことに関わりたくないんだよ!むしろ信じてないんだ!」

泉「私はお兄ちゃんの力に成りたいな!」

有「でも、泉は小さいしな・・・、あんまり巻き込みたくないんだよ!」

パカッ!

新聞部A「居たぞ!」

千桜「本当にしつこい奴らだな!」

有「泉行くぞ!」

泉「うん!」

絆「千桜さん捕まってて下さい!」

千桜「はい?」

たあっ!とう!

ストン!

女子A「あっ!有君!」

有「あっ!」

女子B「可愛い!サイン頂戴!」

泉「ちょっと待った!」

女子C「誰この子?」

泉「お兄ちゃんのサインが欲しいなら、この私を倒してから・・・」

女子A「この子有君の妹ちゃん?」

有「はい・・・、末の方です・・・」

女子B「可愛い!抱っこさせて!」

泉「お兄ちゃん!助けて!」

有「あああ・・・」

女子C「ちょっと、有君から妹奪う気?困ってるわよ!」

女子A「あっ、ごめんね・・・」

女子B「あまりにも可愛くてつい・・・」

新聞部B「居たぞ!」

有「失礼しました!」←泉を抱えて

男子A「おーい!」

男子B「有って言ったっけ?」

男子C「俺達を弟子にしてくれ!」

有「僕なんかより、星田先生か愛さんに頼んでください!」

絆「これだとキリがありませんね」

泉「あそこは?」

千桜「観覧車か、仕方無い!あそこで一休みするか!」

回想終わり

千桜「それでどこまで話したっけ?」

絆「契約の話で終わりましたね」

有「Zzz」←絆の膝枕で寝てる

泉「もう、私の膝枕があるのに!」

千桜「お前だと小さくて骨折れるわ!」

泉「それで契約って?」

絆「今、先生は契約カードを召喚出来る指輪を付けております」

2人・うんうん

絆「その状態で、
  間接キスなら銅のガード
  身体の一部なら銀のカード
  口付けならば金のカードです!」

泉「はい!違いは?」

絆「想いの力が違う分、攻撃力や守備力などの強さが全然違います」

千桜「そもそもなんでキスなんだよ?」

絆「やはりパートナーは一生を共にする間柄とも言いますし、多くはそのまま結婚するペアも居るため、キスの方がロマンチックだろうと・・・」

千桜「そういう設計にしたのか、って誰だよ!」

絆「私も知りません!勿論博士も!」

泉「お兄ちゃん朝子って人と契約してたよね?」

絆「ええっと、あなたのお兄さんは現在、
  銅・3枚、銀・5枚、金・5枚、白・1枚です」

泉「お兄ちゃんの浮気者!」

ポコポコ!ポコポコ!・・・

千桜「それってクラスの奴らか?」

絆「銅が永春さん、部子さん、博士
  銀が心乃枝さん、恵花さん、恵子さん、絵里マスター、寿美鈴さん
  金が朝子さん、歩さん、刹那さん、愛さん、冥さん
  白は星田先生ただ一人!」

千桜「全員うちのクラスの連中じゃないか!」

絆「でも、いざあれと戦う時有利に成りますよ!」

千桜「あのエロい怪物か?」

絆「はい、仮契約カードから出てくるアイテムはその怪物に効くために作られてますから、まあ人間にも使えるところはあるものもありますが・・・」

千桜「どれなんだよ!物騒なもんで間違って人殺したらどうすんだよ!」

絆「そう言うものには人間は効きません」

千桜「あっ、そう!」

泉「絆さん!私もお兄ちゃんと契約したい!」

絆「ですが、身内特に親や両親はカードの種類が変わりますよ!」

泉「なんで?」

絆「子孫を残せないからです!」

千桜「そんなことまで想定してるのかよ!」

絆「時代は進みます!もし、私達の力ではどうにも成らなかった時、それを負うのは次の世代です!」

千桜「まあ、そうだよな!嫌でもやらなきゃいけない現実があるし・・・」

泉「今、私がキスしようとしたら?」

絆「色はルビー色ですが、あなたのお兄さんがどう思うかです!」

千桜「どう言うことだ?」

絆「セクハラ及び望まない関係防止に、お互いの気持ちが一緒に成らない時、キスは出来ないのです!」

千桜「へー、そこもちゃんと考えられてんだな」

泉「じゃあ私がキスしても・・・」

絆「契約不成立になるでしょうね!」

泉「そのときは?」

絆「あなたの頭に雷が落ちます!」

泉「ええっ!!!!」

千桜「なんだよ!それ!」

ざわざわざわざわ・・・

千桜「下が騒がしいな!」

絆「あっ、マスコミが集まってます!」

有「えっ?何ですか!この人だかりは!」←起きた

千桜「こりゃ、捕まったら今日1日の予定丸潰れだな!」

有「ええ・・・」

絆「よく考えれば観覧車は袋の鼠でした!」

泉「もう誰よ!観覧車に乗ろうって言ったの?」

千桜「お前だろ!」

絆「いいえ、千桜さんです!」

千桜「はあ?嘘付け!」

絆「観覧車を見付けて提案したのは泉さんですが、『入ろう』と決めたのは千桜さん!あなたです!」

千桜「もうなんでも良いよ!お前なんか変装とか出来ないのか?」

有「あっ、そう言えば・・・」

数分後
新聞部A「来たぞ!」

パカッ!

勇気「あれ?なんでしょうか?」

新聞部A「あれ?有選手だと思ったんだけどな?」

勇気「僕は勇気ですよ!」

新聞部A「勇気さんでしたか、すみません!」

泉?「もう、私の彼氏になんの用?」

新聞部A「彼女とデート中でしたかすみません!人違いでした!」

少し離れて

新聞部A「あれ?次のゴンドラも居ないぞ!」

泉?「作戦成功だねお兄ちゃん!」

勇気「うんうん」

新聞部A「部長、はい!えっ?岡田勇気はこの学校を追い出された?ってことは・・・」

勇気「ヤバい、泉逃げるぞ!」

泉?『キャア!この姿でお姫様抱っこ!』

待ち合わせ場所
絆「撒けましたか?」

勇気「はい!」

千桜「たく、あの博士はなんちゅうもん発明してんだ?こんなの普通ノーベル賞物だろ!」

泉(14歳)「イヤー、この飴いいね!大人に成ったみたい!」

勇気「青1粒食べて約10年だから、中2だからまだまだ子供だよ!」

絆「でも、4歳からしてみれば、大人に見えるのもむりないです!」

千桜「まあ、そうだよな!だから中学生って言うんだよ!本当に私と身長ほとんど変わらねえじゃねーか!」

泉(14歳)「私このまま過ごす!」

有「1日経ったら戻るから!」

泉「ええっ!!!!」

有「お姉ちゃん達ビックリするよ!」

泉(14歳)「よく考えたら零姉と同じ位なんだ!」

有「そう言われてみれば、零姉に似てるような?」

千桜「そりゃ、血を分けた姉妹だからだろう!」

有「あっ、千桜さんも飲みます!赤の若返る方ですが・・・」

千桜「いらねえよ!」

絆「大丈夫です!身体に害はなく、24時間後に戻りますので!」

ゴクン!

ポンッ!

千桜「おい!どうしてくれんだ!」

泉(14歳)「可愛い!私こんな小さな妹が欲しかった!」

千桜「私はお前の妹じゃない!」

Re: 少年教師有! ( No.116 )
日時: 2023/12/13 23:12
名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)

恵梨香・蓮・奈々がライブで使ってるステージ

小「よう!盛り上がってるかい?」

観客「イェーイ!」

円「今日は私達軽音楽部のライブ聞いて楽しんでってよね!」

観客「イェーイ!」

小『あっ!』

勇気「小さん!格好良いですよ!」

小←伴奏の時にVサイン

ライブ終了後

岬「皆、良かったよ!」

円「ライブは大成功だね!」

桜花「それに小が1番良かった!あんな出来るなんて天才!」

小「そうかな?」

円「それよりあの人来てたよね?」

小「あっ、えっへへへ・・・」

円「でもこんなにお客が一杯だと、今日はもう会えなさそうよね」

トントン

顧問「岩村、あなたにお客さんよ!」

小「えっ?」

勇気「失礼します!」

小『あっ!』

勇気「今晩は小さん!」

小「こ、今晩は!」

勇気「ベース弾けるなんて凄いですね!それに歌声も良かったですよ!」

小「ありがとうございます」

勇気「どうです?もしよろしければ2人でどこかに?」

円「おおっ!」

桜花「ヒューヒュー!」

岬「行ってきなよ!」

小「お、お願いします!」

噴水広場
小「わー!こんな素敵な場所があるなんて!」

勇気「人もいなくて穴場でしょ!でも、今日の小さんの方が輝いてますよ!」

小「えっ?そんなうちなんて全然!付き合ってた彼氏に浮気されて捨てられて・・・、私は・・・、私は・・・」

勇気「こんな伝説を聞いたことあります?」

小「えっ?」

勇気「後夜祭で上げられる1発目の花火が上がった時に口付けでキスをするとその2人は一生結ばれると!」

小「えっ?えっ?」

勇気「僕は初めて会った時から・・・」

歩「小!」

小「フェっ?」

出席番号110番・小の恋・・・①
カフェテリア
歩「もう、何寝ぼけてるのさ!」

流「素敵な夢でも見てたの?」

小「えっ?もしかして私喋ってた?」

冷子「えらいハッキリした寝言だったよね?たしか相手の名前は・・・」

小「ああっ!言わないで!」

『ウチは岩村小!14歳
 スリーシスターズ学園中等部2年Dクラス
 今日は夕方の文化祭のライブに出るので緊張気味
 え~っと、部活は軽音楽部で保健委員
 あと他には特に無いかな・・・
 仲良しの冷子・流・歩と比べたら特に自慢すること無いかな・・・、まあうちのクラスの人達が凄すぎる人が多すぎるだけなんだけど・・・
 そんな皆と比べると特にこれと言った特技もなく、
 出来るものもない、至って極普通の中学生』

小『そんな私にも春が来ました!
  名前は勇気さん!普通ちゃんの私にはレベル高いかもしれないけど・・・』

歩「小そろそろ軽音楽部のリハーサルじゃない?」

小「えっ?あっ!そやった!早く行かな!」

恵梨香・蓮・奈々が使ってるステージ
放送「次のパフォーマンスは、午後6時開催の軽音楽部のライブです!皆さん、是非楽しんでいって下さい!」

小『そう言えば、あの人誘ってたんやったな』

夢を思い出す

小『アホか!どこの宮里や!』

刹那イメージ『なんで私=妄想少女なんですか!』

小「ハアー・・・」

夢で弾いてる自分を思い出す

小『絶対おかしい!あれは夢や!現実のうちが、上手く弾ける訳無い!無理なんやって!
  って言っても、チケットもう渡してもうたしな・・・、見てもらいたいのも事実やし・・・』

円「小!」

小「はい!」

円「大丈夫?ガチガチじゃん」

小「本番近付くって思うと緊張してきて・・・」

岬「大丈夫!私達皆初めてだから!」

円「それに練習では上手く行ってるんだから!」

小「ウチ本番に弱いねん!初等部時代なんか、合唱会の時、恥ずかしすぎて口パクしてたからな!」

円「落ち着いて、落ち着いて!」

ギュイーン!レロリロ、ボローン!

円「凄い早弾き!」

小「違うねん!緊張し過ぎててが震えて止まらんねん!」

桜花「その割にはちゃんと弾けてるじゃん!」

小「ウチ、ボーカルやで、歌えへんかったらライブ終わりやん!」

岬「最悪、桜花と円がフォローするから!」

円「あんたも歌いなさいよ!」

小「それにうちド素人やで、そんな下手な歌歌ったり、演奏したら、皆帰るわ!」

桜花「大丈夫よ!生徒会長なんか、自分の歌声にケチ付けられて、文句言った生徒を矯正学校に飛ばしたから!」

円「むしろお客来ないじゃない!文句言えないライブって何?」

岬「確かに、棒読みで喜ばれても嫌だな・・・」

想像
観客「ああ、凄い、凄い・・・(誉めないと飛ばされる)」

小「もうそんなライブやるならウチ止める!」

円「ここまで来といて何言ってるのよ!むしろライブしていかないと、私達食っていけないのよ!」

小「だったらウチじゃなく誰かと代わって!」

桜花「今更何言ってるのよ!」

小「ウチはもう脇役でエエねん!メインとかエエから、コマの端でひっそりと座ってる小さいモブキャラでエエねん!」

岬「どんだけ主役嫌なのよ!」

桜花「兎に角、最悪歌は私達も一緒に歌うから!」

円「一緒に歌えば、入りやすいでしょ!それに皆が主役!何があっても皆で乗り越えよう!」

小「分かった・・・」

円「兎に角、上手く弾くじゃなく、間違えない!これだけ考えてやれば良いよ!」

小「あっ!」

円「どうかした?」

小「背中・・・、見えへんかな?」

円「ああ、たしか去年・・・」

小「うん・・・」

円「見えないと思うけど、気になるなら控え室に半袖衣装もあるから着替えて来たら!」

小「ありがとう」

円「ついでにお茶でも飲んで落ち着いてきなよ」

小「うん、ありがとう」

控え室
小『普通の私が違うところそれが・・・』

スルッ!←上を脱ぐ

小「ハアー・・・」

回想
ピンポンパンポーン!

放送「Bクラスの生徒達に報告します!」

ざわざわ

放送「これより、全ての罪を私達に擦り付ける教師達を潰すため職員室に集合!1/3はDクラスを潰し、また1/3は職員室を潰し、残りの1/3で屋台を守ってください!」

歩「えっ?どう言うこと?」

小「ウチらがなにした言うねん!」

大樹「Dを潰せ!」

昌義「オラッ!」

ドン!←コンロを引っくり返す

朝子「いきなり何するのよ!」

江子「私達に何のようですか?」

昌義「お前らのせいで、俺らは大切な店も仲間も傷付けられたんだよ!」

大樹「孝明の敵だ!全員Dを全滅させろ!全部壊せ!全面戦争だ!」

Bクラスの男子達「ウオオオオ!壊せ!壊せ!」

お客さん達「キャアアア!」

Dクラス「逃げろ!逃げろ!」

大樹「逃がすか!全員捕まえろ!後で懲らしめるんだ!」

Bクラス「ウオオオオ!」

大樹「これも、これも、これも、全部メチャクチャにしてやれ!」

朝子「止めなさい!」

昌義「うるせい!」

ドン!フッ!

朝子「あっ!」

大樹「全員縛り上げるぞ!」

Bクラス「ウオオオオ!」

昌義「こんなもんは終わりだ!」

小「止めて!」

昌義「何するんだ!」

小「私達は関係無いじゃん!私達の屋台を壊さないで!」

昌義「ウチをメチャクチャにした奴が綺麗事言ってんじゃねー!」

ドン!

小「あっ!」

ゴン!

ジュー!

小「嗚呼!」←背中が鉄板に当たる

フッ!←小を踏む

小「嗚呼!」

昌義「孝明の火傷はもっと酷いんだよ!お前もそれを味わえ!」

小「嗚呼!」

歩「小!」

心乃枝「小ちゃん!」

愛「離しなさい!」

大樹「離すものか!」

回想終わり

小『なんで?なんで、うちがあんな目に・・・
  あんなん逆恨みやん!うちら悪くないのに・・・
  しかも、治らんうえに保証もなし・・・、
  一体何を恨めば良いの?
  って、落ち込んでたらアカン!本番があるうえにあの人も来るんや!
  でも、緊張して手が震えてばっか!』

コンコン

小「えっ?」

勇気「失礼します!ここに岩村小さんが居ると伺ったのですが?」

2人「あっ!」

Re: 少年教師有! ( No.117 )
日時: 2023/12/18 22:57
名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)

2人「あっ!」

出席番号111番・小の恋・・・②

数時間前
泉(14歳)「愛姉双子なのに、『私の方がお姉さんだから!』っていつも私を下の子扱いするんだよ!」

勇気「でも『じゃあ大きいお姉さんなら下の子にこの大きなお菓子譲るんだな?』って言ったら、『双子だから同じ大きさ!』って叫ぶんだよな!」

絆「可愛いですね!」

泉(14歳)「絶対この姿を愛姉に見せて、『私に妹出来たよ!』って自慢するぞ!」

千桜「だから、私はお前の妹じゃない!」

ドン!

泉(14歳)「お兄ちゃん大丈夫?」

勇気「大丈夫だけど・・・、犬太君?!」

犬太「すまん、急いでてって有やんか!」

千桜「おい!」

勇気「えっ?」

千桜「踏んでる!踏んでる!」

勇気「あっ!すみません!」←千桜の服を踏んでた

犬太「有、ごめんな、約束破って・・・」

勇気「そんな、勝負の世界なんだし、そんなこともあるよ!ましてや相手は香先生だったし・・・、相手が悪かったんだよ!」

犬太「それはどういう意味や?」

勇気「だって、僕途中まで稽古だったから、本気と言うよりは、何個かサービスしてくれた感満載だから・・・」

泉「それに私達への復讐心が強かったよね?」

勇気「そう言えば泉はまだ謝ってもらってなかったね?」

犬太「それは別の奴やん!俺が襲ったのはお前と朝子と心乃枝と渚姉ちゃんくらいや!」

勇気「言われてみればそうだね!」

絆「でも、あなたに情けがあるなら、代表して謝る、いや、誠意を見せるために何か買ってあげるなど?」

犬太「分かった!なんでも買ってやる!」

泉「本当に?」

犬太「ああ、仕方ないしな!」

泉「遊園地買って!」

犬太「買えるか!」

泉「なんでも買ってくれるって言ったじゃん!買ってよ!」

犬太「限度を考えろ!まず誰が買うねん!」

有「絶対無理だね、せめて遊園地連れてってで良いんじゃない泉?」

泉「ブー!遊園地があれば、いつでも遊べるのに・・・」

千桜「やっぱり中身は子供だな!遊園地毎日遊んでも飽きるぞ!」

泉「そんなことない!」

千桜「そう言う奴ほど、一週間持たずに『つまんない』って言うんだよ!」

新聞部A「居たぞ!」

新聞部B「麦田選手も居るぞ!」

勇気「何でここにもマスコミ?」

犬太「お前らが逃げるから俺らも巻き込まれる取るんや!」

絆「兎に角逃げましょう!」←千桜を抱っこして

ピョン!

泉(14歳)『ヤッター!😃✌️』

千桜「あの、先生私関係無いですよね?」

勇気「あっ!そうだ、犬太君もこれ飲む?」

犬太「ああ、大人になる奴か?」

千桜「テメーら話聞け!下ろせって!」

絆「ですが、幼児の千桜さんをそのまま置いておくのは・・・」

千桜「幼児にしたのはお前だろ、バカロボ!」

服飾同好会
エル「いらっしゃいませ!」

勇気「エルさんまたお世話になります!」

エル「ええっと、どちらさんですか?」

勇気『しまった!あの時は有だった!』

エル「あの~・・・」

勇気「すみません、人違いでした!ハハハ・・・」

泉(14歳)「わー!可愛い!私このドレス来たい!」

エル「着てみる?」

勇気「ダメ!動きやすいものにしておきなさい!」

泉(14歳)「ええっ!」

犬太「俺も着替えるのか?」

勇気「あと、大人に成った時の偽名も考えといた方がいいよ!」

犬太「じゃあ、犬吾けんごにでもしとくわ!覚えやすいし!」

着替え終わり
泉(14歳)「ジャーン!どう!」

エル「彼女さん可愛くなりましたよ!」

泉(14歳)「フフフ、照れるな・・・」

勇気「これ、妹ですよ!」

泉(14歳)・プクー!

エル「怒ってますけど?」

勇気「ブラコンで困っていて・・・」

泉(14歳)「もう彼女でしょう!」

勇気「妹だ!DNA鑑定させるぞ!」

泉(14歳)・プクー!

チーハ「確かに見た目彼氏彼女って感じやな!」

勇気「からかわないで下さいよ!」

チーハ「ほんで、お前は付け狙うチャラい男やな!」

犬吾「どういう意味や!ほんで、あんたは嫌がってた割には乗り乗りやな!」

チーハ「せっかく小さくなったなら、こう言うコスプレもやりたくなるのがコスプレイヤーの性だよ!」

泉(14歳)「わーい!チーハちゃんは私の可愛い妹!」

チーハ「だから違う!離せ!お前も何か言え!」

勇気「しばらく付き合ってやって下さい!」

チーハ「諦めるな!」

絆「私はこの後予定がありますので、それでは!」

勇気「絆さんありがとうございました!サヨナラ!」

泉(14歳)「バイバイ!」

チーハ「それで、先生はこの後岩村小との予定があるんですね?」

勇気「はい、しかもこの姿で・・・」

泉(14歳)「えっ?」

勇気「バンドやるから見に来てって言われたんだよ」

泉(14歳)「バンドって何?」

勇気「兄ちゃんも初めて見るからな・・・」

チーハ「あっ!岩村小の失恋話聞いてますか?」

勇気「えっ小さんの失恋?たしか朝子さんが騙されたとか何とか言ってたような・・・」

チーハ「そうです、前付き合ってた男は酷い女たらしで、20人以上も女作ってたとか・・・」

泉(14歳)「20人?」

チーハ「それで捨てられたんですよ岩村は・・・」

勇気「それで?」

チーハ「絶対彼女を裏切るようなことはしないで下さい!そして真剣に答えて下さい!」

勇気「分かりました、そうだ!ライブ前に小さんに挨拶しとこうかな?」

チーハ「それくらい良いんじゃないですか?」

勇気「あれは歩さん達!」

チーハ「先生、今の姿は・・・」

勇気「分かってます!」

流「小ならライブのリハでステージか控え室じゃないかな?」

勇気「ありがとうございます」

歩「ねえねえ、あの人って確か・・・」

冷子「噂の先生の従兄の・・・」

流「あの女の子誰だろう?」

歩「もしかして彼女?」

冷子「だったら小が・・・」

控え室前の廊下
チーハ「良いですか?先生、その格好ならその格好の年相応な言葉遣いで・・・」

勇気「分かってます!鶴お姉ちゃんや零姉には厳しく言われてますので!たしか部屋に入る時は1回ノックするんですよね!」

コンコン!

ガチャン!

勇気「失礼します!こちらに岩村小さんが居ると伺ったのですが?」

2人「あっ!」

小「キャーーーーー!!!!!
  『何で?何であの人がここに?
   ってか、背中見られた?見られたよね?』」

勇気「えっ?えっ?ノックしたよね?ねえ?」

犬吾(俺に聞くな!)

円「どうしたの?」←悲鳴に駆け付けた

控え室のドアの前に立ってる勇気と犬吾

円「小?」

小「まど・・・」

パチン!

勇気「えっ?」

コン!←腕でビンタを阻止する犬吾

円←赤面

ゴン!←今度は顔面にグーパン

犬吾「いってーな!」

円「あんた達何やってるの?」

勇気「僕にはさっぱり?」

円「さっぱり?何を惚けて・・・」

勇気「ノックして部屋に入ったら・・・」

ゴン!

泉(14歳)「うちの彼氏がすみませんね!」

小(か、彼氏!?)

勇気「何するんだよ泉!」

小「円!待って!うちが鍵掛けてなかったのが悪いねん!だから・・・」

円「小・・・」

小「勇気さんすみません!せっかく来ていただいたのに、しかも可愛い彼女さんも連れてきながら・・・」

円「小・・・」

勇気「あっ!岩村さん、この子は・・・」

小「もう良いんです!あ、あの私・・・、すみません!」

勇気「小さん!」

犬吾「なんやアイツ?わけわからんな!」

円「バカ!」←ネクタイを犬吾の顔面に投げる

犬吾「ぺ」

円「小!」

犬吾「なんやねん!あの女も、訳分からんな!」

勇気「僕の何が悪いんだ?」

ゴン!

勇気「いったー!泉がまたぶった!反抗期だ!」

泉(14歳)「いくらお兄ちゃんでもさっきのは許せない!」

勇気「何で?」

泉(14歳)「だってノックしただけではOKじゃないの!」

勇気「えっ?」

泉(14歳)「中の人の返事を聞くまでは開けたらダメなの!」

勇気「そうなの!」

チーハ「妹の方がしっかりしてるじゃないか!
    お前、4歳に負けてるぞ!」

犬吾「それよりアイツは何で逃げたんや?」

チーハ「火傷だよ!」

勇気「火傷?」

犬吾「そんなんで逃げるんか?俺なんか、腹とか腕とか傷だらけやぞ!傷の1つや2つ大したことないやん!」

チーハ「お前と一緒にするな!こっちは健全な女子中学生だぞ!」

勇気「でも、あの火傷は?」

チーハ「去年の文化祭で、Dクラスの男子三人が、Bクラスのところのコンロにガソリン入れて火事を起こさせたんですけど、先生達が、次の日にBクラスの店から火が付いたと言うことで、Bクラスが停止食らったのを怒ったBクラスの生徒によって私らDクラスがぼこぼこにされたって話知ってます?」

勇気「詳しくは聞いてませんが、合ったことは聞きました!」

チーハ「Bクラスの生徒は私達を捕まえてロープで縛り上げようとして、それを拒んだ小が倒れた場所が運悪く熱々の鉄板の上だったんですよ」

勇気「そんな・・・」

チーハ「それだけじゃない!その後、Bクラスの男子に押さえ付けられたんですよ!桜咲によって数分で済みましたが、火傷の後だけは消えませんでした」

勇気「それはいじめで処理させるのでは?」

チーハ「ところが、そうでもないんですよ!切っ掛けがうちのクラス、ましてや怒りの原因は生徒指導の教師に合って、Bクラスの生徒の多くはレベル2の反省文だけで済んだんです!」

勇気「なぜ?」

チーハ「Bクラス担任の星田先生が切っ掛けは自分達(Bクラス)に責任押し付けた教師達の責任と主張したことにより!結局賠償金は当時の担任である友子先生が払ったけど、先生はこの事件を切っ掛けに解雇寸前、その後結局生徒会長リコール運動を指示したことにより解雇になったんですよ」

勇気「メチャクチャですね」

チーハ「小に火傷を負わせた生徒はその場で謝罪しかしてないんですよ!女子の何人かは小を庇うように、その男子にてを出したのですが、返り討ちの矯正学校行きですよ!小はそれすらも責任感じてるんです!」

勇気「でも、だからってそこまで気にすることでは?」

チーハ「実際、あの火傷で振られた事も10回くらいありますし・・・」

勇気「八期お兄さんなら、『火傷よりも、身体の一部を失った人の方が可哀想!』だって!」

チーハ「話をややこしくするな!確かにそうかもしれんが・・・」

一方その頃
小『最悪や、最悪な再会してもーた!あんな姿見て、好きになる人なんておらん!絶対嫌われたわ!ってか、本当に嫌われてるし・・・、てかあの人彼女居ったし!』

ガンッ!ビタッ!ゴン!

小「もう、こんな時間!
  うち、何やってるんやろ?
  『もう、6時か、うちらの出番は6時20分!
   今から戻ればまだ間に合うかもしれないけど・・・、あの人が居ると考えると、演奏すら自信無い!でも彼女居るからうちの恋も終わったようなもんやな・・・』
  アカン、気持ち悪くなった・・・
  『ダメや、戻らなあかんのに、彼女とか関係ないやん!このままライブまですっぽかしたら人として最低や!』
  えっ?血!」

パタリ

数十分後

小「えっ?」

時計・7:20

小「ああん、ああーん!もう何もかも終わってしまった!火傷は見られる!彼女は居る!挙げ句の果てにライブドタキャン!もう文化祭なんて大っ嫌い!」

勇気「小さん!」

小「えっ?」

勇気「こんなところに居たんですね、探しましたよ!」

小「えっ?」

勇気「皆さん待ってますよ!ライブ会場に戻りましょう!」

小「ゆ・う・・き・・・さん?」

勇気「はい!」

小「そんなこと無理です!もう何もかも終わってるうえに、今からやったとしても皆に迷惑掛けます!だから・・・」

勇気「では、お詫びに僕が魔法を掛けてあげましょう!」

Re: 少年教師有! ( No.118 )
日時: 2023/12/19 23:07
名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)

小「あの勇気さん?」

勇気「小さん、目を瞑って下さい!」

小「えっ、はい!」←瞑る

カチッ!

出席番号112番・小の恋・・・②

小「あれ?ここは?」

3日目の正午

小「なんや、まだ12時か、うち寝惚けすぎやな!きっとまた夢でも見てたんや!」

勇気「小さん!おはようございます!」

小「勇気さん?!お、おはようございます!」

勇気「そんなところで寝ていると風邪引きますよ!」

小『んなななな、何で勇気さんが目の前に?うちはまだ夢でも見てるん?』

勇気「そう言えば小さんは今日の夕方ライブですが、まだ時間ありますよね?」

小「は、はいそうですね・・・」

勇気「僕とデートしませんか?」

小「ええっ!!!!『うちはまだ夢から覚めてないの?これは夢だよね?ね?』カメラどこ?」

勇気「ドッキリじゃありませんし、うちはドッキリ全面禁止処か一発いじめレベルMAXです!」

小『そやった、それに勇気さんがそんな酷いことするはず無いよな!』

勇気「小さんのバンド仲間から、小さんが緊張してるから『気分転換にどこか連れていってくれないか?』って!言われたので!」

小「あっ、はい『そうなんや・・・』、あっ!でも・・・」

勇気「どうかしました?」

小「この服は・・・」

勇気「でしたら・・・」

服飾同好会(3回目)

エル「あら、先程のお兄さんお帰り!今度は可愛い彼女?」

勇気「まあ、そんな感じです!」

エル「やるねー、このこの!」

小「いや、別に私は・・・」

エル「さっき可愛い子を彼女思ったら、ブラコン妹って言ってたし・・・」

小「い、妹!?勇気さん妹さんが居るんですか?」

エル「さっき写真撮らせて貰ったねん!この子やで!」

小「えっ?!この子はさっきの・・・」

エル「思春期やのに、妹から好かれるって良いなあ!私なんか大家族なんだけど、2番目の長男から嫌われててね・・・」

勇気「そうなんですか・・・」

エル「酷い時は『あっちいけ!』やで!可愛げ無いわ」

小『わあ、私メチャクチャ勘違いしてた!ん?ってことは・・・』

エル「この子の事好きなん?」

勇気「そうですね、好きかどうかは答えられませんが、努力家で、健気な所が可愛いです!」

小「えっ?」

エル「そこの可愛い後輩ちゃん!私が可愛い衣装選んであげるよ!」

数分後

シャー!

エル「どうかな?」

勇気「か、可愛い!」

エル「これで少しは女の子らしくなったよ!」

小「ええっと、先輩ありがとうございました!」

エル「また来てね!」

手作りジェットコースター
小『やっぱり、これは夢の筈・・・』

小「キャー!」

勇気「わー!」

終わり

勇気「手作りでも結構怖かったですね?あんなの作れるんだ!」

小「は、はい・・・」

勇気「あっ、気晴らしにアイスでも食べますか?」

小「えっ?良いんですか?」

小『これは夢の筈、夢だよね?でも覚める気配がない!じゃあもう覚める前に全部楽しんじゃえ!』

千桜「おいおい、何であんなパーフェクト紳士なんだよアイツ!どこで学んだ?」

犬吾「スゲーなアイツ・・・」

泉(14歳)「クー!私だってやって貰ったこと無いのに!」

千桜「お前には色々早い!後犬吾!お前はアイツを見習え!女子に会ったらまずは誉めろ!絶対な!」

犬吾「はあ?めんどくせー!」

勇気「あっ、小さん!あそこで何かイベントやってますよ!」

小「えっと、男女対抗お姫様抱っこ選手権?」

香「おっ、そこの2人も興味ある?」

2人「星田先生!」

トントン←勇気の肩を叩く

香「あんた有でしょう?」

勇気「いや、違っ・・・」

香「周りを欺いても私の目は誤魔化されないわよ!」

勇気「それより、星田先生だって、ライブは?今日は八期お兄さんのライブでは?」

香「あっ、実はね・・・」

ジャラン!

勇気「それは!」

香「いや、八期が嫌な思いしかしてないから、代わりの思い出として、8のメンバーだけで1日やり直してるの!だから、そこに!」

八期「お姫様抱っこ!?無理だよ!」

零「お願い!愛がどうしてもあの商品が欲しいって言ってるの!」

秀喜「じゃあ、愛ちゃんを抱っこさせれば?」

八期「持たれる人/持つ人=70%~80%以上の体重差か持たれる人の体重が30㎏以上でないと出れないよ!」

芹「その30㎏の基準は?!」

八期「米だけど?」

葉月「確かに、あれは持てん!」

秀喜「お前の限界は?」

八期「まず年上は無理!同年代も危ない!」

八姫「それは私達が重いと?」

八期「僕が非力だから怪我させるのが嫌だ!ってことだよ!」

薺「頼む前から先輩に抱っこはされたくありませんよ!」

八期「だったら秀喜かヘンゼルにでも・・・」

秀喜「俺、別に彼女居ねーもん!」

グレーテル「兄貴は皆拒否ってるから!下心満載だから!」

ヘンゼル「そんなこと言うなよ!愛しの妹よ!」

明「そうでなくても、あの衣装でやるのは・・・」

杏「ウエディングドレスとタキシード・・・」

平江「着るの躊躇しちゃうよ!」

結「ヨッシーやれば良いじゃん!」

平江「私と先輩の体重差大きいから無理!」

小「優勝商品がカラーズが使ってる武器か・・・」

勇気「そう言えば、あの商品泉が欲しがってたんだよな・・・、小さん?失礼ですがやってみません?」

小「えっ?無理ですよ!私重いですよ!」

勇気「そうですか?見た目軽そうですけど・・・」

小「いや、お腹周りとか・・・、ホントに!」

勇気「ってか、体重差が大きくずれると出場出来ませんし・・・」

小「うち、めっちゃ脇役体質でこんなの出たって、勇気さんに迷惑掛けるだけです!」

勇気「そんなことありません!ここに出て、小さんが脇役でないことを証明しましょう!」

小「勇気さん・・・」

金「もう時間無いよ!」

芹「どうするの?」

テクテク・・・

八期「あっ!ねえ!ちょっと良いかな?」

?「???」

司会「さあ、男女対抗お姫様抱っこ選手権!見た目はまるで結婚式の会場みたいですが、それではお姫様抱っこ選手権スタート!」

小『アワアワアワアワワワワワ・・・、うち好きな人にお姫様抱っこされてる!しかもウエディングドレス着ながら!』

勇気「身体触ってることに成ってますが大丈夫ですか?」

小「いいえ、むしろ勇気さんならいくらでも構いません!」

勇気「えっ?」

10分経過

司会「おおっと、どんどん脱落者が出ているぞ!ここまででもう半分位が脱落!」

20分経過

司会「さあ、ここまでで残りは1/4程度に成ってきた!どこまで耐えられるか?」

30分経過

小「勇気さん力持ちなんですね」

勇気「それ程でも・・・」

司会「さあ、残りは10組に成った!」

40分経過

司会「さあ、もう後は2組だけだ!」

勇気『流石にこの体勢はキツいな、相手誰?』

司会「残っているのは、岡田勇気&岩村小ペアと松本八期&白木愛ペアだ!」

勇気『えっ?八期お兄さん!?』

小『生徒会長居るの?』

回想
八期「愛ちゃん!」

愛「はい?」

八期「単刀直入に言うよ!」

愛「何ですか?」

八期「愛ちゃんをお姫様抱っこして良い?」

愛「えっ?どういう意味?愛ちゃんボード『?』」

香「ちゃんと伝えなさい!」

零「愛ちゃん、実はうちの妹があの商品欲しいんだけど、私の代わりに出てくれないかな?」

愛「八期先輩が私を抱っこするんですか?」

零「そうだよ、ダメかな?」

愛「会長なら、抱っこくらい構いませんよ!」

零「本当に?」

八期「ごめんね、こんな変なこと頼んじゃって・・・」

回想終わり
愛『ううっ、会長にお姫様抱っこされてる!しかもウエディングドレス!愛ちゃんボード『あわわわ!』』

八姫・プクー

バチバチバチバチバチバチバチバチ・・・

香「八姫!焼き餅妬きながら焼き餅焼くな!」

杏『なんだろう?物凄く羨ましい!』

希「私ももうちょっと小さかったら抱っこされてたのに・・・」

グレーテル「どう見てももうちょっとの話じゃない!」

司会「さあ、両者互角の争い!会長に至っては一言も発しておりません!」

八期『勝負が決まるまで落とすものか!』

香「アイツ、メチャクチャ歩いてるじゃない!」

芹「ルールは落とさないですから、守ってはいますね・・・」

勇気『これはキツい!もう下ろしそう!あっ!』

ピピー!

司会「勇気&小ペア脱落!よって勝ったのは八期&愛ペア!」

八期「良かった・・・、ええっと・・・」

香「勝負は終わったからゆっくり下ろすのよ!」

愛「よっと!」

八期「愛ちゃん?」

愛「はい?」

八期「抱いて良い?」

全員「ええっ?!!!!」

愛「構いませんよ!」

八期「分かった!お言葉に甘えて・・・」

香「八期それは・・・」

八期「バンザーイ!バンザーイ!やったよ!愛ちゃん!」←顔スリスリ

コケッ!

香『そうだったコイツに下心は無かった!』

明「ちょっと、ちょっと!八期!」

杏「お人形じゃないんだから!」

葉月「しかし、よく耐えたわね?」

八期「いや、愛ちゃん軽いから!」

八姫「それは逆に言うと私らは重いと?」

八期「そうは言ってない!」

杏「八姫ちゃん抑えて!」

その後
八期「はい、零ちゃん!」

零「ありがとう2人とも!ほら、まなもお兄さんとお姉さんにお礼して!」

まな「八期お兄さん、愛お姉さんありがとう!」

八期「どういたしまして!」

愛「良かったね!」

勇気「ごめんなさい、僕の力不足で・・・」

小「いいえ、お姫様抱っこなんて初めてで、良い思い出に成りました!」

ヘンゼル「ん?なんだそのは・・・」

サッ!←小に上着を着させる

パッ!←ヘンゼルの口を塞ぐ

勇気「あなたは何も見なかった!そう何も見なかったんです!」

ヘンゼル『目が本気だ!下手したら殺される!』

勇気「主人公に成れましたか?」

小「そうですね、少しは成れたかもって感じです!それよりそんなこと忘れる位良い思い出でした!」

勇気「良かったです!」

小「あっ!そう言えばうちこれから軽音楽部の皆とリハーサル!」

勇気「あっ!大丈夫ですよ!それより僕は小さんの演奏が聞いてみたいです!」

小「えっ?」

旧校舎
勇気「へー、ここが旧校舎!」

小「恥ずかしいし、ネタバレも嫌なので、人気ひとけの無い場所の方が良いかと・・・」

勇気『段々と笑顔が戻ってきた!これは上手く行ったな!後は時間を見て小さんが飛び出して数分後の所で落ち合えば・・・』

小『ねえ?本当に夢だよね?全然覚める気せーへんねんけど?どうなってるの?しかも誰もいない場所で二人っきり!これは告白のチャンスだよね?』

グニッ

小『あっ、痛いってことは現実?じゃあここはもう言った方がエエよね?だって次また誰が狙うかも分からんし、下手したら勇気さん学祭終わったらどこか遠くに行きそうやし、だったら・・・、もう夢とか関係無い!
  こうなったら当たって砕けろ!告白してメインヒロインに成るんや!うち!』

小「あの、勇気さん?」

勇気「はい!何ですか?」

小「会って間もない関係なのに言うのもおこがましいですが、わ、私あなたの事が・・・、すっ、す・・・」

Re: 少年教師有! ( No.119 )
日時: 2023/12/20 22:35
名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)

小「私あなたの事が・・・、すっ・・・、す・・・」

旧校舎裏
チーハ『ヤバい!これはもしや告白か?
   まずいぞ、このままだと小はアイツ(有)の大人バージョン、つまりこの世に居ない存在と告白するものだ!
   しかも、年上設定だから、流石のアイツも幻滅とまでは行かないにしても、『騙された』くらいは感じてしばらく引きこもるだろ・・・
   そうなると今後の2人の関係がギクシャクするのも先生が1番望まない筈!何とか、何とか出来ないか?』

小「す・・・」

チーハ『ダメだ!小!ソイツに告白しても現実に存在しない幻だ!上手く行ってもその先は茨の道だ!』

小『もう一世一代の大チャンスやん!ここ逃したらもう絶対言えへん!でも、振られたら?その時はその時やん!勇気さんだって好みのタイプだってあるやん!
  そうや!これは振られても『好きです』って思いを伝えるだけや!それだけやねん!それが告白やろ!岩村小!早言わな!』

犬吾『さっきから何しとんねん?』

チーハ『告白だよ!告白!』

泉(14歳)『ダメ!そんなの!お兄ちゃんは泉と結婚するの!』

小「す・・・『いくんや!』」

チーハ『小!』

泉(14歳)『お兄ちゃん!』

小「すき焼き一緒に食べたいです!」

バタン!

出席番号113話・小の恋・・・④

犬吾「なんや?これが告白か?」

チーハ「違うわ!」

泉(14歳)『失敗して良かった』

勇気「すき焼きですか・・・、よく分かりません!もしかしたら名前を知らずに食べていたかもしれませんが・・・、連れていってもらえば分かるかもしれません!」

小「あっ!でも時間が無いのでまたの機会に・・・」

勇気「そうですか、その時は楽しみにしておきます!」

小『うっ、うう・・・うちのアホ!何でここぞの場面で、しかも何がすき焼きや!これやと食いしん坊キャラやん!ってか、もっと時間あれよ!デートでもエエから行きたかったわ!』

勇気「あの・・・」

小「えっ?」

勇気「小さんの演奏聞きたいです!」

小『やっぱこの人格好いい!あれ?絆創膏?』

勇気「どうかしました?」

小「いえ」

ギターを持ち

小「では、弾きますが笑わないで下さいよ!」

勇気「でも、それだと笑顔でいられないじゃないですか!」

小「爆笑とかバカにするような笑い方をされたくないんです!」

勇気「それは聞いてみないと分かりません」

小「んー・・・」

演奏が終わり

勇気「凄いじゃないですか!」

小「お世辞なんていいですよ」

勇気「いや、こう言う楽器は演奏出来ただけで凄いですから!僕なんてやったことすらありませんし・・・」

小「そうなんですか?」

勇気「触った事すらありません!ちゃんと曲が弾けるなら小さんの想いはきっと観客の人達に届きますよ!」

小「ありがとうございます」

チーハ「アイツ1回殺った方がエエわ!」

犬吾「殺るんか?」

泉(14歳)「お兄ちゃんを殺さないで!」

チーハ「いや、マジでアイツ大人成ったら何人の女を泣かすか・・・」

泉(14歳)「泣かして良いよ!」

犬吾「エエんか?」

泉(14歳)「どうせ結婚するのは私だから!」

チーハ『おいおい、どこから来るんだ?その自信!』

小「『何か話題振らんと・・・』勇気さんは何かお仕事とかしてるんですか?」

勇気「お仕事ですか?『どうしよう?』教師をしてます!」

小「教師・・・、失礼ですが今おいくつですか?」

勇気「『1粒で約10年だから・・・』19です!」

小「そんな若いのに?」

勇気「飛び級なもので・・・」

小「飛び級ってメチャクチャ頭良いじゃないですか!」

勇気「これでも、同じクラスの幼馴染みには負けてましたけどね!」

小「へー、凄いですね!でもなぜ教師なんかに?」

勇気「家はお母さんと姉2人が揃って学校の先生をしていて、3人に憧れて僕も教師を目指すことに・・・」

小「へー・・・」

勇気「まあ、お母さんが教師をやっているのは、最近知ったことなんですけどね!」

小「どう言うことですか?」

勇気「家は生まれた時から親が居なくて、下の兄弟は皆1番上の姉が見てくれたんです!」

小「若いのにお姉さん凄いな!お母さんは何で居なかったの?」

勇気「体に異常があって、とても育ってられる環境でもなかったので・・・」

小「でも、妹さんも居るって聞いたけど、どうやって出来たの?」

勇気「たまに誕生日プレゼントととして届けられました」

小「なにその重いプレゼント!むしろ迷惑やん!」

勇気「そうですか?僕もそのプレゼントの1つでしたよ!」

小「お母さん酷い人やな!」

勇気「でもお姉ちゃんは『皆離れ離れにしてないから』って、全く怒ってませんでしたよ」

小「お姉さん心広いな!」

勇気「むしろ、愛人作ってたお父さんを怒ってました!」

小「お父さんも酷いな!」

勇気「しかもその愛人と子供作ってました!」

小「最低すぎるやろ!なに考えとんねん!」

勇気「それと比べたらお母さんに対する怒りは全くありません!」

小「いやいや、どっちもどっちやで!」

勇気「大きくなって、親戚から『あなたのお母さんは教師をやってる』と聞いて、お母さんみたいな先生に成りたい、そして会う時はお母さんからも誉められる先生に成りたいと思って・・・」

小「へー、そうなんですか!会えると良いですねお母さんに!」

勇気「はい!でも近くに居る筈なのに分からないんですよね・・・」

小「そう言うのを灯台もと暗しって言うんですよ!」

勇気「あっ、アイスどうぞ!」

小「あっ、ありがとうございます!『勇気さんの奢りだ!』」

食べながら・・・

小「勇気さん
  ウチ、やっぱり脇役やと思います」

勇気「えっ」

小「有君のお母さんが行方不明で近くに居る筈なのに認めてもらえない
  その時は『ああ、大変だな』とか『気の毒だな』って思ったんですが、それと一緒に有君の事が羨ましく成ったんです!」

勇気「えっ」

小「酷いですよね、こんなこと言って、でも有君は・・・
  行方不明のお母さん探して、そのお母さんのやってた仕事に憧れて、認めてもらうために頑張って、
  まるで物語の主人公みたい」

勇気「・・・」

小「漫画や小説の主人公って最初にマイナスなことから始まるじゃないですか?けど、きっとそのマイナスなことが逆に力に成ってその人は主人公に成れるんです
  でも、そんなん本人には辛いことだし、それが現実だし、こんなこと言うのは酷いと思ってます
  家はお父さんもお母さんも元気で普通だし、友達もそれなりに居て仲良くて毎日が幸せだし・・・
  でもウチには有君や勇気さんみたいな目標とか将来の夢なんてなければ、ちょっと一歩踏み出して主人公に成る勇気もない
  それに・・・『ウチのマイナスはウチに何の力も与えてくれない』」

コツン

小「えっ?」

勇気「八期お兄さんが言ってました!」

小「えっ?会長のことをお兄さん!?」

勇気「有君が言ってたのをそのまま言わせてもらいます!」

小「あっ、そうなんや・・・(ビックリした)」

勇気「小さんも言ってましたよね?『物語の主人公はマイナスからのスタートだ!」って」

小「はい」

勇気「なぜだと思います?」

小「えっ?それは・・・」

勇気「マイナスからスタートしないと話を作れないかつ面白くない、むしろ作りにくいんです!」

小「はあ・・・」

勇気「パターンは大きく分けて3つ!成長物語か?逆境を乗り越えるのか?何かを失うか?です!」

小「どういう事ですか?」

勇気「主人公の目標に向けて日々成長していく物語
   周りの価値観を覆す物語
   体を小さくされたり、事故か何かで体の一部が欠損または使いもなに成らない状態でどうするのか?という障害を乗り越える物語です!」

小「はい、そうですね」

勇気「小さんの場合は、何かを失う、肌を失う形ですが、小さんは主人公は逆境を乗り越えると言いましたよね?」

小「だってどんな困難も乗り越えて・・・」

勇気「そんな主人公が毎回毎回、自分では乗り越えられませんよ!そこにはヒロインや準キャラ・サブキャラ!モブに隠れ!と言った脇役も居ます!
   ですが、脇役達も1人では壁を乗り越えられません!影に主人公や自分を支えてくれるキャラが居るから問題解決や目標達成に繋がってきたんです!」

小「あっ・・・」

勇気「だから、物語は主人公だけの物語ではなく、脇役だってストーリーがあります!それに小さんは僕のクラスの生徒なんですから、脇役なんかじゃありません!って有君なら言います!」

小「勇気さん・・・」

勇気「主人公だって十人十色!色んな考え方も、能力もあります!小さんは小さんなりの主人公またはヒロインに成れば良いんじゃないですか?」

小「ありがとうございます」

犬吾「おうおう、分かったような口振りやのう!」

泉(14歳)「でも、教えてもらったのは事実だし、最初に教えてもらった人の名前言うし、誉められても謙遜するし・・・、って、あっ!」

チーハ「どうした?」

泉(14歳)「あれ!」

勇気(過去)「さっきはすみません」

円「そんなことより小が心配だわ!」

犬吾「前の有達やないか!」

円「あんたが来て、あの子緊張してるのよ!」

勇気(過去)「そうなんですか?」

円「いいから探すの手伝って!」

泉(14歳)「これってあのときの・・・」

犬吾「ああ、この後もう一組の俺達も出てきてごちゃごちゃに・・・」

泉(14歳)「早く止めないと!」

チーハ「バカ!お前ら!」

ピョン!

円「えっ?小!」

勇気「あっ!」

勇気(過去)「えっ?」

犬吾「ちょっと待った~!」

犬吾(過去)「おーい、有!」

泉(14歳・過去)「私達も手伝う!」

円「えっエエエエ!」

チーハ『アホ!よく考えろ!』

犬吾『そっか、どっちみち無理やったんや!』

勇気『しまった!忘れてた!』

円「ちょっと!」

勇気「失礼しました!」

円「あっ、えっと勇気さんいや偽勇気さん!小をどこへ、ってこの人達足早すぎ!」

犬吾(過去)「おい、またタイムマシーン使ったんか!」

犬吾「うるせー、話がややこしくなるから黙っとれ!前の俺!」

チーハ(過去)「なんだよこれは一体どうなってんだ?」

チーハ「大丈夫、お前もあと数分したら慣れる!」

勇気(過去)「ねえ?未来の僕!何があったの?」

勇気「わー!付いてこないでよ!前の僕!ちゃんと後で説明するから!」

小「またお姫様抱っこや!」

控え室
犬吾「イヤー、すまんすまん!ちょっとダチに変装頼んで悪ふざけ!喜んでくれたらと思って・・・『苦しい言い訳なんで俺が?無理あるやろ!』」

円「もう!生徒会長が居なかったから良かったものの!」

勇気『八期兄さんドッキリに厳しいからな・・・』

桜花「もう心配したんだから!」

岬「こっちが小の彼氏の勇気さん?」

勇気「彼氏って訳では・・・」

チーハ「おい!」

円「どうやったの?あの小を立ち直らせるなんて」

犬吾「まあ色々合ってな・・・、
   それよりさっきはすまんな、アイツの気持ち考えんと・・・」

円「良いわよ!小が笑顔に成ったからチャラで!」

犬吾「あとネクタイ」

円「あ、ありがとう
  それよりあんた!前会った時はバカっぽかったけど、なんか変わった?」

犬吾「はあ?何がや?」

円「ちょっと大人の雰囲気あるなあって!」

顧問「そろそろ本番よ!」

勇気「いよいよ本番ですね小さん!頑張って下さい!応援してます!」

小「はい!」

勇気「もうステージの上に立ったら嫌でも主役です!」

小「はい!あの、また会えますか?」

勇気「はい!勿論!」

司会「次は軽音楽部のバンドだよ!カモーン!」

ライブ終了後

岬「小!はい!」←マイクを渡す

小「えっ?」

桜花「折角なんだしやっちゃいなよ!」

円「折角二人っきりだったのになにも言えてないんでしょ?さあ早く!」

小「ええっ!!!!」

パッ!←ライトが小だけに灯る

小「あっ、あっ、あの私、今日は、今日とてもお世話に成った人が居ます!」

歩「あっ、勇気さんだ!」

流「小の伝えたいことってまさか?」

小「その人に伝えたいことがあります!」

冷子「言うの?言っちゃうの?」

チーハ(止めろ!コイツはただの幻だぞ!)

小「私、す、す、スッゴク楽しかったです!後でメアド交換してください!」

ズコーん!

勇気「えっ?僕?はい!後で送っておきます!」

チーハ「バカ!返すな!」


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