二次創作小説(新・総合)
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- 少年教師有!
- 日時: 2024/10/16 18:51
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
いくちゃんです!
ナンバーズ更なるスピンオフ作品!
このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。
先にメインとなる登場人物だけを紹介します!
例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!
担任・岡田有
副担任・岡田栞
出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子
2番・影主人公・石井悠馬
3番・サブ主人公・石田陽斗
4番・人気ヒロイン・岩村江子
5番・助太刀ヒロイン・岩村小
6番・影ヒロイン・氏家流
7番・メインヒロイン・大西楓
8番・正ヒロイン・岡朝子
9番・対抗キャラ・岡崎友人
10番・禁断ヒロイン・岡田泉
11番・主人公・窪一輝
12番・見守りヒロイン・久永春
13番・百合っ子・木谷心乃枝
14番・定ヒロイン・小宮春奈
15番・謎ヒロイン・桜咲愛
16番・分析ヒロイン・佐々木歩
17番・空気ヒロイン・田中莉桜
18番・一時期ヒロイン・谷川燕
19番・噂主人公・千葉雄樹
20番・準一時期ヒロイン・長野渚
21番・準空気ヒロイン・難波千里
22番・隠れヒロイン・牧野恵花
23番・モブヒロイン・牧野恵子
24番・噂ヒロイン・博士瞳
25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜
26番・悪キャラ・真鍋絵理
27番・昇格ヒロイン・宮里刹那
28番・準ヒロイン・麦田午希
29番・対抗ヒロイン・麦田部子
30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴
31番・謎キャラ・モア・ワコール
32番・裏ヒロイン・岡村冥
33番・悪主人公・寺坂糸成
34番・悪ヒロイン・新井蘭
35番・未来ヒロイン・牧瀬凛
36番・ミイラヒロイン・真中ルン
37番・サポーターキャラ・前田恋
38番・サブヒロイン・前川ロン
39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜
40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美
41番・サポートキャラ・茂本紬
※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)
- Re: 少年教師有! ( No.74 )
- 日時: 2023/07/10 20:06
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
出席番号69番・有と冥
学食
冥「この唐揚げ美味しいわね!しかもマヨネーズが合う!」
有「気に入ってくれてありがとう!」
冥「そんなことよりあんたが先生やってるとはね!」
有「お姉ちゃん達もやってるよ!後お母さんも!」
冥「教師一家ね」
有「鶴姉ちゃんと零姉は教師兼だけどね!鶴姉ちゃんは授業教えたこと無いけど!」
冥「よくそれで出来るわよね?それでお母さんもやってるってお母さん生きてたの!?」
有「生きてるよ!裁判にも出てたし!」
冥「ふーん、まあ良かったわね!親に甘えることが出来て!」
有「ところがそうも行かないんだ!」
冥「何でよ?」
有「お母さん、僕と口利いてくれないから!」
冥「あれじゃない?長いこと会ってない上に捨てた子だから、今更話しづらいんじゃない?」
有「そうなの?」
冥「あのね、普通は親と子は一緒に居るものなの!あんたの家族が特殊過ぎるだけで・・・」
有「そうなんだ・・・」
冥「本当チビだったあんたが教師とは・・・」
有「チビは冥ちゃんも一緒じゃん!」
冥「じゃあ背比べしてみる?」
一方外では・・・
部子「何ですか、あの小娘は?」
朝子「有の幼馴染みですって!」
Dクラス「幼馴染み!?」
莉桜「同い年?」
朝子「だった筈・・・」
悠真「可愛い子?」
陽斗「美人?」
冷子「あんたらが食い付いてどうする?」
春奈「あっ、今から2人で体合わせて『せ』から始まる4文字のあれを・・・」
Dクラス(一部)「ええっ!!!?」
江子「単なる背比べですよ!」
中では・・・
有「ほら、もう僕の方が高いよ!」
冥「そんなの分かんないわよ!ほら!」←ちょっと背伸びする
有「えっ?そんな筈は、って冥ちゃん背伸びしてるでしょう!」
冥「どこに証拠あるのよ!」
おばちゃん達「若いってエエなあ!」
冥「そんなことより、何であんな女子生徒多いの?ここは共学って聞いてるわよ!」
有「仕方無いよ、この学校は人をいじめると別の学校に強制転校されるから・・・」
冥「それとどう関係あるの?」
有「主に男子が多く矯正学校に連れていかれてるから、必然的にここに女子が残りやすい」
冥「ふーん」
有「あっ、でもうちのクラスは矯正学校転校手前だから・・・」
冥「何よそれ?」
有「実は、生徒会長のリコール運動をして・・・」
冥「何でよ?」
有「絶対命令になるから・・・」
冥「ふーん、それを頼もうとして?」
有「阻止しようとして!」
冥「えっ?てことは今この学校絶対命令なの?」
有「うん、生徒会長の!」
冥「あり得ない!意味分かんない!」
有「元々、何も出来なかった生徒会長がやり直すために、絶対命令を付けるしか無かったって!」
冥「抗議できないの?」
有「出来たら今頃やってるよ!僕もあーだこーだでレベル4だし・・・」
冥「あんた何したのよ?」
有「ドッキリを肯定したら・・・」
冥「ドッキリ1つで?」
有「それで1人生徒失った!」
冥「辞められないの?」
有「よっぽどの事がない限り!」
冥「まあ良いわ!そこはどうでも良いから!あんた女ばっかだからとか言って、年齢を理由にセクハラとかしてないわよね?」
有「してないよ!あっ!」
冥「したのね?」
有「そうじゃなくて、偶然パンツを見てしまったというか、お風呂でイザコザがあったと言うか・・・」
冥「メチャクチャやってるじゃない!変態!」
有「なんでさあ!」
冥「絶対あの中の巨乳とか、ホルスタインな奴の胸に飛び込んでたりするんでしょ!」
有「してないよ!やるのは鶴姉ちゃんだけだよ!」
冥「あんたまだやってたの?」
有「流石に卒業したよ!そもそもあれは鶴姉ちゃんが僕を抱きながら寝てるだけだよ!」
冥「どうだか・・・(こんなホルスタインばかりの場所にコイツを置いとけないわね・・・)」
一方
莉桜「先生お姉さんの胸に顔突っ込んでたんだって!」
部子「可愛いですね!今度は私の・・・」
朝子「窒息死させる気か!」
愛「何だか微笑ましいですね!」
春奈「いや、皆!特に有君に惚れてる人は注意よ!」
朝子「何がよ?」
春奈「彼女は有君の幼馴染み!」
心乃枝「それは知ってるやん!」
春奈「さっきの会話を聞く限り、まず有君は『冥ちゃん』とちゃん付けしてるこの意味分かる?」
心乃枝「そんなことうちらもするで!愛ちゃんって!」
江子「いや、同姓は普通でしょう!」
流「しかも相手は女の子だし・・・」
燕「そう言えば有先生は私達のことはさん付けで呼んでますよね?」
春奈「そう!これは私達は生徒でありながら、有君との心の距離がある!」
有に恋する者「心の距離!?」
春奈「このままだと、あの子に完全に有君取られるわよ!なんたって私達はあくまで教師と生徒の関係だけでそれ以上は無し!卒業したら彼女がかっさらう未来しか・・・」
部子「そんなこと断じて許されませんわ!」
歩「折角仮契約したのにあんまりだよ!」
朝子「いや、待ちなさいよ!そもそもあの2人が本当に意識してるのかってのが先じゃない?」
春奈「朝子分かってないな!幼馴染みは主人公の理解者!お互いをよく分かってるからこそ!息が合う!
そして、掛け替えの無い存在気付いて結ばれる!そう言う運命なのよ!」
江子「それは漫画の話であり現実じゃないじゃないですか!」
千桜「そもそも幼馴染みは負けフラグだよ!」
朝子「そうなの?」
江子「アンケート結果によると、幼馴染み結婚は全体の2%だそうです!」
全員「少な!」
江子「多くはやはり職場の先輩・後輩が主です!」
愛「そうなんですね!」
陽斗「江子よく知ってたな」
歩「でも、冥ちゃんと普通に話してる」
小「確かに、いつもならなんかたどたどしいと言うか、緊張してると言うか・・・」
友人「分かる!俺も女子相手となると口ごもったりするんだよ」
刹那「と言うことは、冥ちゃんは先生が心を許してる相手って事かな?」
朝子「それってつまり・・・」
全員「冥 (ちゃん)が有(君)の本命?」
バタン!
冥「何?」
部子「ああ、有先生!私にタメ口を聞いてください!」
歩「私も呼び捨てにして!」
有「ええっ!何言ってるんですか?」
冥「はあ?有は私の物なんだから!」
全員「ええっ!?」
有「どういう意味?」
冥「有は私の弟みたいなものだからってことよ!ドジで泣き虫で、弱虫のあんたには私みたいなお姉さんが居た方が好都合よ!」
有「お姉さんって、2ヶ月しか変わらないじゃん!」
冥「2ヶ月でも、早く生まれたのは私なんだから!」
心乃枝「仲エエなあ!」
カポーン!
有「冥ちゃん?」
冥「何?」
有「何で一緒のお風呂?ここ女湯だよ!」
冥「あんたまだ頭洗えないお子ちゃまなんでしょ!私が体の隅々まで洗ってあげるわ!」
有「ええっ!でも・・・」
冥「あんたのくらい慣れてるわよ!何年一緒に入ってると思ってるの?」
有「留学前だから5年ぐらいじゃない?」
部子「5年も一緒に?」
愛「5年前は4歳ですよ!」
心乃枝「有君が留学したのは8歳の時やから3歳が正解や!」
冥(それにしても(胸が)大きいのがいっぱいね!本当に中学生?)
刹那「何見てるの?」←顔を近付ける
江子「刹那何してるですか?」
冥「あなた達は仲間ね!」・グッド!
江子「いや、親指立てられても・・・」
冥「朝子は敵ね!」
刹那「敵って?」
冥「見れば分かるでしょ!おっぱいでかいんだから!」
江子「そこですか?」
冥「当たり前じゃない!女は憧れ、男はそこに惚れ込むのよ!」
刹那「でも、世の中大きいだけが良いって訳では・・・」
冥「じゃあ、何であんな大きいのがこのクラスには沢山居るのよ!」
千里「部子、大きさ比べする?」
莉桜「私も混ぜて!」
部子「渚さんを居れるなら・・・」←渚とどっこいどっこい
渚「大きさで言えば寿美鈴殿も大きいでござるよ!」
部子「あの人はただ太ってるだけですわ!」
寿美鈴「そんなこと言う人にはお仕置きが必要ですね?」
部子「ギャアアア!」←胸をワシワシされる
江子「それを言われても・・・」
楓「冥ちゃんその気持ち分かるよ!何であの人達は大きいのに、私達はこんなに小さいのか?」
莉桜「あんたらもそのうち大きくなるって!」
楓「本当に?」
莉桜「うん、背が!」
冥「何よ!巨乳のあんたに私達の気持ちなんて分かりっこないわよ!あんただって大きい方が良いんでしょう?」
有「えっ?大きいのは嫌だな!」
冥「はあ?何でよ?まさか形目線の美乳が良いって言うの?」
千桜「騒がしいな、何叫んでんだ?」
燕「お風呂では静かにね!」
心乃枝「愛ちゃんも、綺麗な方やな!」
愛「このちゃん!」
心乃枝「有君が見とれるくらい!」
愛「このちゃん?!」
流「何の話してるのよ!」
小「流には分からないよ!」
流「はあ?」
有「体型よりも性格だって八期兄さん言ってた!体型が好みでも中身とか、価値観が合ってないと一緒に過ごせないって!」
江子「へー、あの生徒会長が・・・」
有「まあ、巨乳は詐欺師か殺し屋と思えって言ってたけど・・・」
部子「なんですって!」
朝子「前も聞いてたじゃん!」
部子(フッ、例え幼馴染みだろう所詮は小娘!負けませんわよ!)
冥『殺気!こんな乳軍団が居たら、いつか変な趣味に目覚めて有が誰かの胸に飛び込んだりするわ!こうなる前に・・・』
次の日
栞「新学期おめでとう!今日は突然だけど今日から通うことになった転校生を紹介するわ!」
冥「今日からこのクラスの一員となります!岡村冥です!」
全員「ええっ!!!?」
冥が転校して、波乱が起きるDクラスのようだ。
- Re: 少年教師有! ( No.75 )
- 日時: 2023/12/12 20:29
- 名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)
出席番号70番・文化祭編突入!どうする?クラスの出し物?
朝7時
有「運動会も終わって、次は文化祭!今日も頑張るぞ!それにしても朝子さんがこんな早くから登校って珍しいですね」
朝子「何よ!悪い?」
愛「遅刻じゃなくても走るんですね」
有「朝御飯もまだなのに!」
朝子「あんたは知らないようだけど、文化祭前の特別なお店がやってるのよ!」
有「えっ?」
心乃枝「有君、ココやで!」
料理研究部主宰
『お食事処・すみれ』
永春「おっ、いらっしゃいアル!」
瞳「いらっしゃいませ!」
有「あっ!博士さんに永春師匠!」
楓「私も居るよ!」
一輝「楓はなんでここに?」
楓「バイトよ!バイト!」
瞳「人数が少ないから1人来てもらっただけでもありがたいです!」
絆「有先生、いらっしゃったのですね!」
有「絆さんも!」
絆「博士も働いていますので、ウエートレスとして!」
一輝「それでも人手が足りないとは人気だね!」
絆「その原因はあちらの店長四葉さんにあります!」
朝子「ああ!寿美鈴ちゃんね!」
有「そんなに凄い人なんですか?」
心乃枝「凄いどころちゃうよ!面倒見良いし、おおらかな性格だけど、怒ると怖い、だけどメチャクチャ優しい!」
朝子「そんな彼女に付けられたアダ名が『学園の母!』」
瞳「沢山の生徒から『お母さん』とか『ママ』って呼ばれてるんですよ!」
絆「彼女の凄いところはどんな相手でも屈したことはありません!」
有「えっ?マジですか?」
朝子「そう言えば、この間は権力者生徒会長がコンテスト全部廃止したでしょ!」
心乃枝「ミスコンを始め全てのコンテスト失くしたな!」
朝子「だけど、四葉ちゃんは見事に説得して、内容は変わるけど、料理コンテストを開催させることに成功したんだよ!」
愛「えっ?どうやって説得したんですか?」
有「凄いな・・・」
絆「彼女にはあのマスターですら手も足も口も出ませんよ!」
4人「マジで!?」
絵里「コラ!絆!余計なことを言うな!」
絆「私は事実を言っただけです!」
絵里「私が本気を出せば、四葉寿美鈴だって・・・」
寿美鈴「誰に勝負を挑むつもりですか?」
絵里「そりゃ勿論、って寿美鈴!」
寿美鈴「まったく、生徒達も沢山居るのに喧嘩なんてやるものじゃありませんよ!何なら・・・」
絵里「おい!止めろ!止めろ!」←四葉に服を掴まれる
寿美鈴「職員室に連れていっても良いんですよ!」
絵里「止めろ!」
寿美鈴「私の店で働くと言うのなら、許してあげましょう!給料も出しますよ!」
絵里「ううっ、分かった」←実は金欠
有「四葉さんが・・・」
朝子「あの絵里ちゃんをおとなしくさせた」
心乃枝「手も足も口も出てへんな!」
寿美鈴「あっ!先生!大変お見苦しい姿をお見せしてしまいました!」
有「いえ、気にしてません!」
朝子「寿美鈴ちゃん!いつもの4つ!」
寿美鈴「かしこまりました!」
数分後
寿美鈴「こちらをサンドイッチセットです!」
朝子「ありがとうね!寿美鈴ちゃんのサンドイッチ美味しいんだから!」
有「そうなんですか?」
心乃枝「有君はこの店初めてやもんな!」
愛「私はサンドイッチ自体初めてです!」
朝子「普段何食べてるのよ!」
寿美鈴「後、先生にはこちらサービスです!」
有「えっ?」
心乃枝「あっ!有君エエなあ!ズルいわ!」
寿美鈴「先生仕事に修行に頑張ってるので、その為のスタミナスープです!」
有「ありがとうございます!」
寿美鈴「ですが、無理はしないで下さい!」
有「はい!それより料理コンテストを可決させたんですよね?」
朝子「そうよ!そうよ!あの権力者生徒会長の説得って難しいのに・・・」
心乃枝「失敗したら、あっちに飛ばされそうやのに恐怖とか無いの?」
寿美鈴「簡単でした!✌️!」
愛「簡単って、他の人達も各々コンテストを出そうとして失敗してますよ!」
寿美鈴「ですが、誰1人として飛ばされてませんよね?」
心乃枝「確かに」
寿美鈴「それは会長がそこまで悪い人でない証拠です!」
3人「ええっ!」
寿美鈴「会長を説得する方法分かりますか?」
愛「分かりませんね」
朝子「分かってたら今頃ここに居ないわよ!」
心乃枝「絶対命令やから言葉の矛盾を説く?」
寿美鈴「いいえ!会長の説得方法は『穴を埋める』事です!」
4人「穴を埋める?」
有「どう言うことですか?」
寿美鈴「あの会長は自分に自信を持ってないかつ、物凄く心配性な人間なので、会長が恐れてることをフォローする事が説得の方法なのです!」
4人「へー!」
寿美鈴「うちの場合は、料理を競い合う目的から好き嫌いを失くす協力に変えたので認められたのです!」
有「よ~し、四葉さんに負けずうちのクラスの出し物も頑張って考えるぞ!」
ホームルーム
有「それでは、クラスの出し物を考えていきますが、何か候補はありませんか?」
全員・シーン!
有「皆さん、出店でも演劇でも食べ物屋でも良いんですよ!せめて2つは候補に入れましょう(でないと、被った時にアイデアが無いと困る)」
小「すみません、先生!」
流「私達のクラス、食べ物の出店出来ないんです!」
有「えっ?なぜですか?」
陽斗「去年火事を起こして、メチャクチャに成ったから・・・」
春奈「思い出しただけでもトラウマよ!」
刹那「うん、Bクラスの男子達に散々殴られ、蹴られ・・・」
江子「挙げ句の果てに縛り上げられましたよね?」
有「えっ?Bクラスの生徒達に暴行?原因は?」
朝子「うちのクラスの男子3人がBクラスの出し物のコンロにガソリン撒いて、火事を出す切っ掛けを作ったのよ!」
友人「先生達は火事はBクラスで起きたことだからといって、Bクラスに出店停止を言い渡したんだけど・・・」
絵里「それが引き金となって、職員室の教師や私達がBクラスの生徒達にボコボコにされたよ!」
部子「そのせいで、うちが出店停止を喰らっただけでなく、売上金まで没収されましたわ!」
午希「『こんな危ない事する奴らを信用出来るか!』って生徒会からも出店禁止令出されたんだ・・・」
冷子「とはいっても、部活動の出し物と被れないから、そこら辺も合って、考え付かないよね?」
悠真「だな!」
流「それに演劇だって、時間の都合上数に限りがあるから、練習も考えて出来るの?」
雄樹「それに、うちは極端に女子が多いから日曜の朝からやってるアニメくらいの劇くらいしか無理じゃね?」
千桜「いや、女子だけで活躍するアニメは沢山あるぞ!」
陽斗「俺らどうするんだよ!」
小「敵でもやっとけば?」
陽斗「変身シーンはその場で着替えたら・・・」
ゴチン!
小「恥ずかしいわ!」
有「他に候補は?」
心乃枝「うちは占いしたいかな?」
有「占い部があるので無理です!」
歩「じゃあ、水着相撲なんてどう!」
朝子「はあ?あんたバカ!」
歩「朝子にだけは言われたくないよ!」
陽斗「それだ!」
悠真「水着が見たいだけだろ!」
冷子「あわよくばポロリを期待してるわね!」
江子「多分、真面目な会長ですから即却下だ思われます」
莉桜「だったら女限定泥んこレスリングなんてどう?」
部子「なぜ女子限定なのですか?」
恵花「じゃあ女体博物館!」
流「意味分かって言ってんの?」
千里「もう素直にノーパンファッションショーにしましょう!」
朝子「なんでそうなるのよ!意味分かんないわよ!」
江子「いやいや、絶対却下ですよ!下手したら矯正学校行きですよ!」
有「あの・・・、水着相撲とか・・・」
刹那「女体博物館とか何ですか?」
恵子「全然意味分からない!何させられるの?」
燕「あなた達は生涯一生知らなくて良いことよ!間違ってもお父さんお母さんや親戚等に聞かないように!」
莉桜「でもさ、女だけは流石に恥ずかしいよね?」
朝子「当たり前よ!」
莉桜「だったら、男共も一緒にやれ!」
一輝「嫌だよ!」
悠真「なんで俺らまで?」
友人「とばっちりだ!」
陽斗「俺らに需要無いぞ!」
有「あの、皆さん・・・」
香「ちょっと、ホームルーム終わってるわよ!何を騒いで・・・」
一部で制服の脱がし合い
香「あんた達は何をやってるの!」
その後の職員室
香「あのね、有!あんた生徒になめられ過ぎ!」
有「でも・・・」
香「年は関係ない!なめられるのはあんたが未熟だから、信頼されてないからよ!」
栞「まあまあ、香ちゃん何もそこまで・・・」
香「零はちゃんとなめられずにやってるわよ!」
栞「零ちゃんは初等部じゃん!」
香「関係ないわ!小学生なんて酷い時は生意気なガキの集まりなんだから!」
栞「はい、酷い時はそうなるよね・・・」
放課後
有「僕って駄目先生なのかな?」
物陰
朝子「あんなに落ち込むとは・・・」
心乃枝「うちらも騒ぎすぎたしな・・・」
トントン
有「えっ?四葉さん?」
食事処・すみれ
寿美鈴「どうぞ!」
有「ウワー!これ本当に美味しい!四葉さんの料理ってお袋の味って感じですね!『学園のママ』の名は伊達じゃありませんね!」
寿美鈴「少しは元気出ましたか?」
有「えっ?あ、はい!」
寿美鈴「私、いつか自分の店を持つことが夢なんです!そうやって食べ物で皆が元気に成ってくれたらと・・・」
有「四葉さんなら絶対出来ますよ!だってこんなに美味しいんだもん!」
零「おっ、有もここがお気に入りになった?」
鶴「姉妹弟水入らずで楽しむ?」
香「あっ!ちょっとごめんね!」
鶴「星田先生、横入りですよ!」
香「ここは私が奢るから許して!」
有(あっ!星田先生!)
零「調子良いんだから!」
香「有、今私が来てドキッとしたでしょ?」
有・プイ!
鶴「もう有!」
零「さっき怒られたことまだ気にしてるんだ!」
鶴「有、星田先生はなんであなたを叱ると思う?」
有「僕が未熟だから?」
零「違うわよ!期待してるからよ!」
有「えっ?」
鶴「どんな指導者も、上手い人とか、上を目指せる人に成ると、つい熱く指導してしまう癖があるの」
零「そもそも、最初から期待してない人には本格的には教えないわよ!どうせ呑み込みが悪いから!」
有「そうなんですか?」
香「そうよ!あんたの力はこんなもんじゃ無いでしょ!栞ちゃんから聞いてるわよ!私の真似をしてるってね!」
有「零姉に教えてもらったのを実行してるだけです!授業の進み具合は遅くなりますが・・・」
香「授業は早い遅いじゃない!理解できるか、出来ないかで評価が変わるの!」
零「何事も正確さが大事ですね!」
香「フフフ、皆が二十歳以上に成った姿が楽しみね!」
鶴「どういう事ですか?」
香「だって、皆でお酒を飲んで楽しめるんだから!」
零「そう言えばお酒飲んでないね?」
鶴「二君に飲みすぎて周りに迷惑かけるな!って控えてるの!」
香「飲めない年齢ではないよね?」
鶴「まあ・・・」
香「一杯位飲みなさいよ!二十歳でしょ!」
鶴「有も飲む?」
零「お姉ちゃん、有はまだ9歳だよ!」
香「そうね、こっちの甘いやつなら大丈夫よ!」
ところが
零「あれ?」
鶴「有!どうしたの?」
零「香先生、何飲ませました?」
香「この甘いやつだけど・・・」
鶴「先生!これ甘酒!」
香「えっ?ダメなの?」
零「たしか微量にアルコール合ったような・・・」
鶴「だとしたら弱!」
有「ううっ、鶴姉ちゃん!星田先生!僕は駄目先生です!」
鶴「泣き上戸?」
寿美鈴「酔い醒ましに何か作りましょうか?」
有「駄目なんです!」
香「人間失敗から学ぶのよ!ほら、失敗は成功のもとって言うでしょう!泣き止んで!これだと私が泣かしたみたいじゃない!」
零「間接的に・・・」
香「止めなさい!」
栞「おっ、家族水入らず?」
香「今すぐに水が欲しいわ!」
栞「朝はごめんね!教室に入れなくて!」
有「お母さん?」
栞「だから、違うって!」
有「栞先生!僕は駄目先生です!1人では何も出来ないお母さんの力がないと・・・、うわあーん!」
栞「ちょっと!どうなってるの?」
香「ごめん、間違って甘酒飲ませて、この子泣き上戸!」
その後
香「良いショット!」
栞「連れて帰るの?」
香「この分だと起きないしね!私の責任だし・・・」
零「良いなあ、有!」
鶴「先生におんぶされたい?じゃあ久し振りにお姉ちゃんが背負ってあげようか?」
零「いいよ!そんな年じゃないし!恥ずかしいよ!」
香の家
有「ううっ、僕は駄目先生・・・」
香「あんたは十分頑張ってるわよ!」←そのまま添い寝
次の日
有「ええっとここは?」
香「おはよう!」
有「星田先生!?」
香「朝御飯出来てるわよ!」
有「美味しい!」
香「良かった!あんたはまだ、育ち盛りで、吸収する力があるのだから、失敗も経験よ!」
有「ええっと・・・」
香「返事は?」
有「はい!」
食事処・すみれ
寿美鈴「おはようございます先生!」
有「おはようございます!」
寿美鈴「先生、昨日は凄い悩んでましたが・・・」
有「すみません・・・、四葉さんは凄いですね」
寿美鈴「えっ?」
有「将来の夢が決まっていて、それに向かって頑張ってる所とか・・・、僕は闇雲にやって答えが見出だせてないそんな人間です!」
寿美鈴「そんなこと言わないで下さい!」
有「えっ?」
寿美鈴「先生はまだ9歳!まだ11年あります!何事も色々試して、一番やりたいことや自分に合ったものをやる!私達もそうやって自分の夢ややりたいことを見つけたのです!」
有「四葉さん・・・」
寿美鈴「私は見つけるのが早かっただけです!先生は先生のペースで見付けてください!それでもしまた悩むことがあれば、私がいくらでも相談に乗りますよ!」
有「四葉さん!ありがとうございます!」
寿美鈴「それと・・・」
チュッ←頬にキス
パクティーオー!
寿美鈴「先生に何か遭ったら私も助けに行きますし、協力します!」
有「寿美鈴さん・・・」
そして
有「厳正なくじ引きの結果、うちのクラスの出し物はお化け屋敷に成りました!」
全員「イェーイ!」
- Re: 少年教師有! ( No.76 )
- 日時: 2023/08/01 00:11
- 名前: いくちゃん (ID: cb2HLYEu)
出席番号71番・恋の木と冷子の秘密
とある夜の学校
女子生徒「キャアアア!来ないで!」
そんなことが合った翌日!
校内新聞
心乃枝「へー、学校に幽霊が出たって?」
朝子「どうせ、絵里ちゃんがまた誰か襲ったんでしょ!」
絵里「誰がだ!私じゃないぞ!」
絆「はい!画像の影を合わせてみてもマスターと全く一致しませんので、違います!」
陽斗「むしろ、それで調べられないのか?」
絆「私が持っているデータはカラーズと博士と博士の関係者とマスターくらいです!ですので、データの無いものは誰が誰だかハッキリ分かりません!」
流「じゃあ、正確には調べられないのか・・・」
小「朝から怖い話止めよう!」
莉桜「だったらこれ見なさいよ!」
朝子「どれ?」
莉桜「『恋の木の秘密!これであなたも彼氏・彼女ゲット?!』」
部子「あの噂は本当でしたのね?」
朝子「いや、はてなあるし!なんか条件とかあるんじゃない?」
莉桜「その通り!」
部子「どうすれば良いのですか?」
瞳「まあ、そもそも恋の木自体は品種改良してあちこちに植えられてるんだけどね!」
全員「ええっ!!!初めて聞いた!」
瞳「1番古いのが、有名かつ成就確率が高いから有名なの!」
歩「へー、そうなんだ!」
莉桜「それだけじゃないのよ!」
部子「どういう事ですか?」
莉桜「恋の木の周辺、学祭終わりの花火大会あるじゃん?」
流「ああ、終焉を知らせる花火ね」
莉桜「恋の木の近くで、1発目の花火が上がった瞬間にキスした2人は必ず結ばれるの!」
全員「ええっ!!!!」
泉「ねえねえ、それって兄妹でも良いの?」
莉桜「無理!」
泉「ええっ!」
冥「そもそも兄妹・姉弟は結婚できません!」
莉桜「でも、何だかんだで2世帯住宅で暮らすらしいよ!」
朝子「何その効果?仮に親子だったら?」
莉桜「勿論、2世帯で!だから生き別れた子供と仲直りしたい親がキスすることもあるよ!それで寿命が終わるまで仲良く暮らしたんだって!」
春奈「あのさ、誰でもって事は男同士とか女同士でも?」
莉桜「勿論!同性カップルでも成立するよ!仕舞いにはどれだけ仲が悪く喧嘩ばっかりの2人でも、最後は仲直りして成就とか!メチャクチャ離れた年の差も関係ない!」
朝子「効力ヤバ!むしろ怖い!」
莉桜「怖いよ、なんたって事故キスでも成就するんだよ!」
全員「怖!」
部子「2人以上がキスした場合は?」
莉桜「一瞬だから、先にした方が優先!ただ、次の年に誰かが上書きするとどうなるか分からない!」
千桜「それって、キスしたから意識してしまったって話じゃねーの?」
莉桜「面識ほとんど無い人達ね!それもあるけど、素直に成れない幼馴染みだって結婚できてるよ!」
春奈「まあ、そもそも学園の恋の木の周辺の学祭の終わりを告げる1発目って言われたらね・・・」
江子「確率的にも、タイミングが難しいです!」
小「同性結婚もあると怖いな・・・」
莉桜「ただ、キスする位置も重要で、口付けじゃないと効果無いみたい!」
全員「本当に!?」
莉桜「そもそもキスする場所によって意味が変わるから、相手にキスした場所の関係に成るって言われてるよ!だから、女子同士だと『永遠の友情』を3人以上で誓う何てあるよ!そう言うときは円にって頬にキスするんだって!」
陽斗「なんだその光景!」
友人「女子って凄いな!」
莉桜「まあ、毎年バラバラに並ばないと効果無いんだけどね、1人が同じ人に集中すると、その人だけに成るの!」
全員「細かい!」
心乃枝「なあなあ、うちらもやってみーひん?」
朝子「良いわね!」
愛「正気ですか?」
心乃枝「えっ?愛ちゃんはうちと朝子と永遠の友情誓わへんの?」
朝子「ああ、心乃枝と二人っきりが良かった!」
愛「い、いえ!朝子さんとも永遠の友情を誓いたいです!」
朝子「あっ、そう!愛さんの事だからてっきり心乃枝と同性婚でもしたいかと・・・」
愛「ハア!?何を言うんですか?!」
心乃枝「そんな否定せんでもエエのに、うちはいくらでも待ってるで!」
愛「このちゃん?」
心乃枝「もしや、愛ちゃんもしかして好きな男の子でも出来たか?」
愛「い、い、い、いや、そんなこと無いじゃないですか!」
朝子「メチャクチャ怪しいじゃない!」
愛「私、男の人と関わる事が全然ありませんので!本当です!強いてあげるなら有先生くらいですよ!」
朝子「あんたも有の事好きなの?」
愛「あんたも?ってなんですか!朝子さんも好きなんでしょ!」
朝子「別に!私はあんなガキなんか・・・」
心乃枝「そうか、有君か、可愛いもんな!きっと何年かしたら格好良い男の人に・・・」
愛「いえ、だから・・・、普通の恋愛するとするなら、先生くらいしか恋愛対象にしか成らないと言うか、あれ?私なんて事言ってんだ?」
部子「思わぬ伏兵!」
歩「喧嘩しても勝てっこないよ!」
春奈「アブノーマルかノーマルか?」
心乃枝「別に愛ちゃんがええならうちは応援するからな!恋愛なんて人各々なんやから!でも、複雑やわ」
愛「このちゃん!」
午希「なあなあ、恋愛も良いけど、こっちの幽霊騒動もどうにかしようよ!嫌だよ!この学校が曰く付きとか!」
千里「大丈夫よ!曰く付きとかでも85%以上の人はちっとも気にしないから!」
午希「夜とか歩けないじゃん!忘れ物した時どうするの!?」
冷子(はあー、やっぱりあの姿で撮られると写真写り悪いわね・・・)
流「冷子はどう思う?」
冷子「えっ?私はほら、お化け好きの人とかお化け屋敷に住んでみたいって人とかも居るだろうし、何よりなにもされてないならとやかく言う必要無くない?」
有「それもそうですよね!偏見ですよね!」
悠真「それにしても作業スピード上がらないな!これ当日までに完成出来るのか?」
雄樹「これは徹夜でやっていかないと間に合わねーぞ!」
冷子(もう!徹夜は文化祭一週間前まで禁止なのに!よし!)
最終下校30分前
有「はい!皆さん!今日はここまでにしましょう!閉じ込められますよ!」
莉桜「いいよ!飲食物とか買いだめしたし!」
春奈「夜までヤル気満々!」
江子「私は帰ります!見つかって怒られるのは嫌なので!」
朝子「私も帰ろう!バイトあるし!」
部子「私も委員長ですから!ルールは守らないと!」
悠真「俺は残るわ!皆に迷惑掛けっぱなしだし!」
陽斗「お前が残るなら俺も!」
一輝「僕は止めとく!後が怖い!」
陽斗「なんだよ、弱虫だな!」
楓「関係ないでしょ!」
最終下校時刻後1時間後
莉桜「ああ、終わらない!」
瞳「これ間に合うんでしょうか?」
恵花「僕も出来るかどうか怪しいと思う!」
カチッ!
悠真「おい!誰が電気消した?」
陽斗「知らねーぞ!」
午希「これだよね?スイッチ!」
カチッ!カチッ!
千里「停電かしら?」
?「出ていけ!」
恵花「今の声誰?」
?「出ていけ!」
午希「キャアアア!」
莉桜「どうしたの?」
午希「さっきカーテンの所に人影が!」
千里「誰もいないわよ!」
午希「でもさっきはいたの!」
陽斗「なんかの見間違いじゃねーの?」
午希「本当だって!」
恵花「まさか、校内新聞の幽霊?」
悠真「バカ!そんなの居るわけ・・・」
?「委員長なのにルール破って良いの?」
悠真「うやー!俺帰る!」
陽斗「悠真!」
雄樹「帰るって言っても・・・」
瞳「門空いてたっけ?」
?「全員、帰りなさい!」
全員「ギャアアア!」
次の日
午希「本当に見たんや!」
陽斗「悠真が逃げたくらいだぞ!」
朝子「バチが当たっただけじゃないの?」
心乃枝「なんかの勘違いちゃう?」
恵花「怖かったんだから!」
春奈「お陰で、皆朝まで気絶!先生に怒られたわ!」
部子「自業自得です!」
莉桜「でも、幽霊の正体は知りたくない?」
有「そうですね、調べてみましょうか!」
その日の最終下校時刻から10分後
有「皆さん、居ますか?」
Dクラス「ハーイ!」
朝子「て言っても、何人かは部活の出し物で10人くらい抜けてんだけどね!」
春奈「むしろ好都合よ!例えば、この中に犯人が居たとするでしょ?周りが見てるから迂闊に幽霊なんか出せないわよ!」
莉桜「それもそうね!」
刹那「えっ?」
有「どうかされましたか宮里さん?」
刹那「あのカーテンが勝手に!」
江子「確かに、窓も空いてないのに・・・」
有(宮里さんのアイテムは個人名が分からないと聞き出せないからな・・・)
バン!
友人「谷川さん?」
燕「あっちから邪悪な気配が!」
莉桜「私も写真に収めようかしら?」
愛「フッ!」
心乃枝「愛ちゃん?」
愛「何か通った気配が・・・」
朝子「止めてよ!怖い!」
渚「どうやら見えない何かが入るでござるな!」
有「見えない何か?」
?「出ていけ!早く出ていきなさい!」
流「ん?」
小「流、どうしたの?」
流「なんか馴染みのある声がしたの!」
楓「幽霊の声が聞こえたの?」
流「ええ、でもどこかで聞いた声なのよね・・・」
有「なんと言ってましたか?」
流「『出ていけ』だったわ!」
有「『出ていけ』ですか・・・」
一輝「もしかしたら、先生達が最終下校時刻を過ぎても残ってる生徒達に向けて放送してるんじゃない?」
陽斗「でも、昨日門は完全に閉まってたぞ!閉じ込められた状況だった!」
?「早く出ていきなさい!」
永春「そこアル!」
?「うわ!」
ドタッ!
永春「さあ、幽霊観念するアル・・・、ってええっ!!!」
部子「あなたは!」
流「冷子じゃない!」
冷子「み、見ないで!」
陽斗「お前、まさか幻の存在なのか?」
冷子「違うわよ!幽霊に姿を変えられるの!」
朝子「まさか、あんたもお菓子工場の!」
冷子「そうよ!そこで幽霊の薬を打たれた!」
流「でも、なぜこんなことを?」
冷子「先生に頼まれたのよ!幽霊に成って、この時期に徹夜で残る生徒達にトラウマを与えろ!って!そうすれば誰も居残りをする生徒が居なくなるって!」
楓「一輝半分正解!」
莉桜「半分どころか概ねじゃん!」
有「じゃあ、あの時の幽霊の姿は・・・」
冷子「ええっ、気配を消してたら薄く見えただけ!私存在忘れられると影薄くなるから!」
悠真「なんか、ごめん!俺らルール守ってなくて!」
冷子「本当よ!私だってこんな役割やりたくないんだから!」
居残り組「すみませんでした!」
- Re: 少年教師有! ( No.77 )
- 日時: 2023/08/14 21:17
- 名前: いくちゃん (ID: cb2HLYEu)
出席番号72番・朝子と有!擬似デート!
朝子「ハー!」
有「朝子さんどうしたんですか?ため息なんて付いて」
心乃枝「大方デートに誘いたいけど、勇気がないってとこじゃない」
愛「朝子さんに好きな人が?!」
冥「あんたがビックリするの?」
有「ん?」←覗き込む
朝子「ちょっと!何覗いてるのよ!」
有「お母さん?」
冥「お母さん!」
心乃枝「もしかして、栞先生を誘いたいん?」
朝子「何よ!悪い!初等部時代は本当にお世話に成ったし!」
冥「でも、普通デートなら男と行くものでしょ?」
部子「確かに、あなたなら渋いおじさまを選びそうですしね!」
朝子「うるさい!余計なお世話よ!後、何で委員長まで!?」
有「良いんじゃないですか?八期お兄さんも『同性愛は憧れの印!』誰を好きに成るのも自由かつ今は同性愛への理解が深まってたりもしますから、愛さへ有れば!」
朝子「あの、生徒会長も良いこと言うわね!」
有「自分はそういうのはしたくないと言ってましたが!」
心乃枝「自分は自分、人は人ってことやね!」
瞳「その悩み解決してあげようか?」
朝子「博士!でも、博士の発明品は怖いからな・・・」
瞳「良いのかしら?3年前に片思い拗らせておきながら何も言えずに別れてしまった人がまた、この学校に来てるのに?」
朝子「ううっ・・・」
瞳「また、離れてしまったらもうチャンス無いかもよ!」
朝子「分かったわよ!聞くだけ聞くわ!」
瞳「実は、私凄いもの発明したのよ!」
朝子「何よ?」
瞳「これなんだけど・・・」
心乃枝「飴玉?」
瞳「まあ、物は試しね!食べてみる?」
心乃枝「良いの!?はい!愛ちゃんもどうぞ!」←赤い飴を渡す
愛「えっ?ありがとうございます」
ボン!
心乃枝・愛「ええっ!!!!小さくなった!」
朝子「ってか、子供に成った?」
瞳「私が作った!若返り薬(赤)と成長薬(青)!効果は24時間!だから、ノーベル賞は無理ね!」
部子「それでも凄いですわ!これを飲めば・・・」←青を舐める
ボン!
冥「これどれくらい変わるの?」
瞳「1粒で約10年変わる!誤差は2年まで!だから7歳以上が赤を舐めても何にも変わらないよ!」
部子「わお!どうですか?有先生!セクシーダイナマイトに・・・」
有「・・・」←知らんぷりして冥の背中に隠れる
冥「気持ち悪い?」
有・コクコク!
部子「ガーン!」
朝子「これでどうするって言うのよ!?」
瞳「先生と朝子がデートする!」
愛「そっちの方が難易度高めでは?」
瞳「朝子にとって先生は対象外でしょ?なら大丈夫じゃない?」
部子「ですが、同性と異性では意識が違いますよ!」←元に戻る
瞳「まあまあ予行練習とでも思って!それに先生もデートの練習した方がいいよ!モテ男!」
有「止めてくださいよ!」
次の日
歩「あっ!小!何やってるの?」
流「クラスの準備じゃないわよね?」
小「うち、軽音楽部やから、これから練習やねん!」
冷子「凄いね!私も見に行くよ!」
小「ありがとう!」
流「どこ担当なの?」
小「ベース兼ボーカル!だから、荷物が重くて・・・、わあ!」
トン!
?「大丈夫ですか?小さん!」
小「あっ!ありがとうございます・・・」
?「それでは僕はこれで!」
歩「ねえ?今の誰?!」
小「うちも知らんよ!」
冷子「でも、小の名前呼んでたじゃん!」
流「どこかで見たような?」
一方その頃
朝子(ハア~、何でこんなことに?)
有「朝子さん、お待たせしました!」
朝子「1粒で10年年を取るからあんた今19?」
有「それくらいの年かと・・・」
朝子「たく、髭見えてるわよ!ちゃんと整えなさい!」
有「すみません!」
放送「皆さん、文化祭準備は順調ですか?前年のあの惨劇の繰り返しだけは無いよう!他のクラスへの嫌がらせは止めましょう!もし同じことがあった場合、文化祭廃止の可能性もありますので!ご注意下さい!」
朝子「本当、笑えない放送ね・・・」
有「そんなに酷かったんですか?」
朝子「だから、私達だって縛り上げられてたんだから!しかも、口答えしたら鉄板で熱したヘラを突き付けられた子も居たしね!」
有「ヤバいですね!」
朝子「言っとくけど、勘違いしないでよね?あんたはあくまで栞先生の代わりだから!」
有「はい!分かってます」
朝子「顔は少しカッコよくなってるけど、私は騙されないから!」
有「僕そんなにカッコ良いですか?」
朝子「その姿で驚かれたら、逆に腹立ってきてわ!」
心乃枝「あんな姿の有君と歩けるなんて、朝子羨ましいなあ!うちやったら、メロメロ成るよ!」
愛「お嬢様?(本気なのかどうか分からん!)」
心乃枝「愛ちゃんもそう思わん?」
愛「私は、元の姿の先生の方が好きですね!」
心乃枝「そうなんや!」
店員「毎度あり!」
有「わあ!美味しそう!」
朝子(こう言うの見てると中身は9歳の少年なのよね・・・、てかその姿でペロペロは止めなさい!)
有「あれ?ここは?」
朝子「ああ、隣の神社と秋祭り重なってるから!」
有「あっ!これ!やりません?」
朝子「射的ね!あんた出来るの?」
有「はい!勿論!」
ポンポン!ポンポン!
朝子「嘘でしょ!」
有「燕さんに教えて貰いました!」
朝子「いつの間に!でも、私だって負けるつもり無いわよ!こういう頭を使わない遊びは得意なんだから!」
ポンポン!ポンポン!ポン!ポン!
店員「兄ちゃん達、いい加減止めてくれないか?」
有・朝子「えっ?」
店員「学祭前に景品が無くなる!」
金魚すくい
朝子「あんた、何でそんなに上手いのよ?」
有「四美お姉さんにコツを教えてもらって!」
心乃枝「朝子もなんやかんや言うてデート楽しんでるやん!」
愛「デートと言うよりは、姉弟のようにも見えますけどね」
瞳「よし!ここで、ちょっと攻めてみましょう!」
愛「何させる気ですか?!」
朝子「あたし、こんな繊細な作業苦手なのよ!」
有「朝子さんは力が強すぎるんですよ!」
瞳『先生!先生!』←カードのテレパシー能力
有「はい!博士さん?」
瞳『こう言う時は、男である先生がエスコートするのです!』
有「と言うと?」
瞳『手取り足取り教えてあげるんですよ!』
有「出来ますかね?」
瞳『やるのよ!』
有「朝子さん、僕が教えますよ!」
朝子「えっ?(わっ!コイツに手握られた!)」
有「こうやって、斜め45°の角度から入れるのが基本です!」
朝子「わっ!(何ドキドキしてるの?外見は私より年上だけど、中身は9歳のガキなのよ!どうしちゃったの私!)」
有「こうして、こうすれば・・・」
朝子「ああっ!自分でやるから!うわあ!」
バシャーン!
カラン!
ピチャッ!ピチャッ!ピチャッ!ピチャッ!・・・←金魚が跳び跳ねてる
店主「うわあ!大変だ!」
有「す、すみません!」
朝子「ちょっと!何するのよ!」←びしょびしょのまま一発殴る
有「あー!」
瞳「うわあ!」←丁度飛んできた有にぶつかる
心乃枝「ああ!金魚さん達が!」
愛「早く助けないと!」
その後発端の瞳が何とかしました。
朝子「いやー、あの、さっきはごめんね有!大人の姿だから・・・、殴る相手間違えたわ!」
有「いえ、服濡れたのは・・・」←膝枕されてる
朝子「さっき博士に弁償して貰ったから大丈夫よ!」←着替えた
有「いえ・・・」
朝子「鼻血止まった?」
有「はい」
朝子「まさか、私の透けた下着見て興奮したんじゃないでしようね?」
有「違いますよ!少し見えただけです・・・」
朝子「見てるじゃない!」
有「そう言えば、朝子さんはおかあ、いえ栞先生の事が?」
朝子「ああ、私って誘拐されてお菓子工場で働かせられて、その後逃げてきたじゃん?」
有「はい」
朝子「まあ、あの姿見られて施設でいじめられたのよ!」
有「ああ、言ってましたね!」
朝子「親も居なけりゃ、身寄りもないし、勉強も嫌で、全てが嫌だった時、栞先生だけは私を娘か妹のように慕ってくれたの!」
有「へー!」
朝子「なんだろうね?ほら、私親も兄弟も居ないからさ、家族の温もり?かな!それが欲しかったんだと思うよ!」
有「家族の温もりですか」
朝子「それに後から聞いた話だけど、栞先生は私を見るなり真っ先に私の世話を勝手出たって他の先生が口を揃えて言ってたの!」
有「へー!」
朝子「だから、この学校を離任するって聞いた時は悲しかったな!」
有「分かります!」
朝子「だからこそ、あの時栞先生が戻ってくると聞いた時は、内心涙が出そうだったわ!」
有「分かります」
朝子「それで、本当にあの人があんたのお母さんなの?」
有「言ったじゃないですか!裁判にも出たって!」
朝子「その裁判も気になるけど・・・、何があったの?」
有「父さんの愛人が、自分が鶴お姉ちゃんの親だから父さんの遺産は自分の物だと・・・、遺言には『鶴お姉ちゃんの親に預ける』と書かれてた為・・・」
朝子「あんた、父親似なんじゃない?」
有「どこがですか!」
朝子「女たらしなところが!」
香「誰の子供が女たらしですって?」
朝子「それは・・・、ってええっ!!」
栞「あら?2人でデート?可愛い!」
朝子「いや、勘違いしないで下さい!練習です!練習!」
香「ほうほう、有は誰を誘うのかな?」
有「違いますよ!お二人は何を?」
栞「私達もデートよ!」
2人「えっ?ええっ!!」
香「まあ、幼馴染みだしね!」
2人「幼馴染みだったの!(んですか!?)」
栞「物心付く頃から一緒だもんね?」
香「私の記憶では4歳だったかしら?」
栞「親同士仲良かったしね!」
有「朝子さん、チャンスですよ!」←背中を押す
朝子「あっ!栞先生!」
栞「何?」
朝子「文化祭、一緒に回りませんか?」
栞「良いわよ!」
朝子「ああ、忙しいですよねって、ええっ!!!!」
栞「あなたとならいくらでも、毎日でも付き合うわよ!」
朝子「あ、ありがとうございます!」
栞「そうとなったら、文化祭の時間全て取れるように仕事頑張らないと!」
香「先生としての仕事忘れずにね!」
朝子「そこまで?ええっ?!」
- Re: 少年教師有! ( No.78 )
- 日時: 2023/08/20 10:59
- 名前: いくちゃん (ID: HWi2eFEJ)
出席番号73番・2-D、有勧誘合戦!
心乃枝「それでどうなったん?」
朝子「OKよ!しかも『いくらでも良いって』言ってくれた!」
愛「家族のように見てるからでは?」
朝子「まあ、栞先生みたいなお母さんか、お姉ちゃん欲しかったかな?」
有「栞先生って何歳なんですか?」
心乃枝「女の人に年齢聞くのはNGやで!」
朝子「確か、私達の年齢より10歳位年上じゃないかしら?」
愛「私は星田先生と同い年ってことを職員室の前で聞きましたよ!」
朝子「そうなの?まあ、取り敢えず準備頑張って行こうか?!」
心乃枝「そやそや、まだ終わって無いんやから、文化祭当日までに終わらせんと!」
ガラガラ
ギャーギャー!ワーワー!
朝子「これは当日までに終わるのかな?」
愛「終わる見込みが見えませんね・・・」
心乃枝「委員長、皆おはよう!」
全員「おはよう!」
部子「おはようございます、お三方!あなた方も突っ立ってないで早く準備に取り掛かってください!」
朝子「そんなこと言われても何すれば良いのさ?」
部子「歩さん達は内装!田中さん達は被り物の仕上げ、春奈さんも、急いで下さい!」
春奈「委員長、こう言うのは焦らず落ち着いてやることが大事なのさ!」
部子「何を悠長なことを!口を動かすくらいなら手を動かしてください!」
春奈「焦って潰したりしたら元も子もない、だから落ち着いて処理した方が得なのよ!急がば回れよ!」
江子「春奈は毎月こう言う修羅場は乗り越えてるものね?」
刹那「私達もよく手伝ってるよね?」
有「春奈さんって漫画研究部ですか?」
春奈「違うわ!同人誌同好会よ!」
有「何が違うんですか?」
春奈「この世に発表された作品のifを描いて自分の物にするのが同人誌!漫研に頼んで、出来たものからifを考えさせて貰ってるわ!」
有「そうなんですか」
春奈「先生も来る?」
有「行きたいです!」
部子「コラ!早くも抜け駆け禁止ですわ!先生は何もせず、そこで休んどいて下さい!」
小「ええっ!ズルいよ!」
歩「有君手伝って!」
部子「先生は就任1年目なんですから!」
朝子「委員長のその台詞禁句じゃ?」
部子「えっ?」
朝子「今の生徒会長、それを前役員に言われたから、仕事できなくてやり直ししてるって言ってたような・・・」
有「勿論、僕もやりますよ!何を手伝いましょうか?」
歩「あっ!有君!小ね軽音楽部でバンドやるの!」
小「止めてよ、恥ずかしい!」
歩「でも、小『先生に見て貰いたい』って言ってたじゃん!」
流「それに・・・、昨日会ったイケメンも誘いたいって!」
全員「えっ?」
朝子「昨日って?」
歩「なんか・・・」
流「見た目、先生を大きくした姿?将来の姿的な?」
小「でも、有君はお姉さんは居ってもお兄さんは居ないよね?」
有「居ることは居ますが・・・」
小「居るの!じゃあ、誘っといて!」
有「ええっ!(ヘンゼルお兄さんは愛人の子供なんだけどな・・・)」
恵花「散歩愛好会の学校案内にも来るです!」
永春「有坊主!主の套路を新入部員に見せたいから中武研の演武会出るアルよ!」
有「はい!」
歩「あっ!私の新体操部のエキジビション見ない?綺麗なお姉さん一杯だよ!」
部子「そんなのより、私の乗馬愛好会の乗馬体験にも足を運んでください!」
五月「料理研究部の料理コンテストも!」
放課後
莉桜「うわー!これはいっぱいいっぱいね」←メモを取った人
有「元々、全部行くつもりでしたし、それに文化祭は1日じゃないんですよね?」
朝子「ほぼ1週間やるわね・・・」
刹那「あの!先生!」
有「はい!宮里さん?」
刹那「これ、図書館探検部での図書館案内のチケットです!良かったらどうぞ!」
有「ありがとうございます」
江子「私からは、絵本の読み聞かせ会!この時間ですので妹さんとどうぞ!」
春奈「私、美術部と兼部しててさ、似顔絵屋も来てね!」
有「あっ!ありがとうございます」
江子(刹那、目的はそれだけじゃないでしょ?)
春奈(頑張って!)
刹那「あの・・・、文化祭一緒に回りませんか?」
有「えっ?」
刹那「し、失礼しました!」
春奈「あっ!刹那!まだ返事も聞かずに・・・、有君返事は良いよね?」
有「一緒に回るのなら構いませんよ・・・」
春奈「刹那!OKだって!」
江子「言質取りましたよ!出来れば最終日にお願いします!」
朝子「本屋ちゃんって勇気あるな・・・」
江子「はい、私も思います!」
莉桜「よー!色男!色男!」
有「止めてください!」
泉「お兄ちゃん!」
有「おお、泉じゃん!」
泉「私、茶道部に入ったんだ!」
有「へー、まさかお茶菓子目当てで入った訳じゃないよな?」
泉「・・・・・・・・」
朝子「明らかに図星ね!」
泉「ううっ、星田先生に『食いしん坊』って怒られた!」
莉桜「そりゃ、言われるわ!」
泉「でも、ちゃんとお茶立てたり、姿勢正しく出きるんだよ!見に来てよ!」
有「勿論行くさ!可愛い妹がどれだけ成長したのか見に!」
泉「ちゃんと来てね!」
有「勿論だよ!」
犬太「おい!有!」
有「犬太君どうしたの?」
犬太「なんか、格闘大会あるらしいから、腕試しにやってみいひんか?」
有「ええっ!僕自信無いよ!」
犬太「何を弱音吐いとんねん!折角勝負できるチャンスやないか!」
有「それに予定もあるし・・・」
莉桜「格闘大会の時間を入れると、こう組み替えれば行けるわよ!」
朝子「上手いわね」
莉桜「こう言う分野は得意なんでね!」
朝子「やってみなさいよ!」
泉「泉、お兄ちゃんの格好いい姿みたいな!」
有「分かったよ!妹の前でカッコ悪い姿見せてられないよね?やるよ!」
犬太「ただ、俺ら年齢から見て、小学生部門やろ?」
有「まあ、そうだね・・・」
犬太「いくら、6年生と体格違っても、中身は俺らの方が上やし、下手したら弱いものいじめ酷い時は、人殺しに成ってしまうやろ?」
有「それは嫌だね」
犬太「なんか良い方法無いか?」
有「そう言えば博士さんが持ってたような・・・」
莉桜「博士の研究室ならすくそこだけど!」
犬太「よっしゃ、早速頼むぞ!」
軽音楽部「すみません!」
朝子「はい!」
部員A「私、軽音楽部ドラム担当の岬です!」
部員B「私はキーボード担当の桜花です!」
部員C「私はギター担当の円です!」
朝子「ああ、もしかして岩村小のバンド仲間とか?」
3人「はい!」
犬太(大人)「こんな薬があるとはな・・・」
有(大人)「24時間しか効果無いけど・・・」
犬太「やる前に飲めば良いんや!」
桜花「おおっ!」
岬「噂通りのイケメンじゃん!」
円(私はそっちのバカっぽい方が好きだけど・・・)
岬「小から話は聞いてますか?」
有(大人)「はい!たしか義兄を連れてこいと・・・」
桜花「あれ?三兄弟何ですか?」
有「5人ですよ!真ん中っ子で、下に妹2人、上に・・・」
朝子「ああ!ちょっと待ってね!」←有を引っ張る
有「何ですか?」
朝子「あんた兄の事なんだと思ってる?」
有「愛人の子供のヘンゼルお兄さんのことですが?」
朝子「ダメよ!小は多分、あんたにあんたに似たお兄さんが1人居ると勘違いしてるわ!」
有「えっ?それは早く言わないと!」
朝子「ダメよ!小は過去に男に裏切られたことあってこう言うことには敏感なの!隠し通しなさい!」
有「ええっ!?」
朝子「兎に角、話を合わせなさい!」
戻ってきて・・・
有(大人)「僕の名前は岡田勇気です」
岬「勇気さん、あの子供先生のお兄さんなんですか?」
勇気「いいえ、有は従弟で近いせいか顔立ちもそっくりなんです!親の躾で『お兄ちゃん』って呼ばれてるだけです」
桜花「そうなんだ!じゃあ私達のライブお願いします!絶対来てください!」
円「そっちの彼も良ければ・・・」
勇気「わ、分かりました」
3人「それじゃ!」
勇気「これで行くって事ですか?」
朝子「そうね、そしてどんな誤魔化し方よ?」
勇気「あれで行かないとすぐボロが出ますよ!」
朝子「後、勇気って誰?」
勇気「僕の従兄で、お姉さんの息子です!」
朝子「あの理事長の?ってか事実なの?」
勇気「はい!まあ、本人は・・・」
朝子「あっちの学校でしょ!私達も知ってる!」
勇気「事実しか言ってませんので・・・」
犬太「本人に成り済ましてる時点で嘘だろ!」
絵里「克美!克美か!?」
朝子「絵里ちゃん?」
犬太「克美って誰や?」
有平「僕のお父さんの名前、真鍋さん?」
絵里「なぜ私の名前を・・・、まさか、博士の薬か?」
勇気「そのまさかです!」
絵里「成る程、格闘大会に出るためか、面白い!私も出てやろう!」
4人「えっ?」
絵里「お前と契約して、私も少し力は弱まってるからな、その状態で私に向かってこい!負けたらその姿で私と丸1日付き合え!」
勇気「えっ?ええっ!?」
絵里「二言は許さんぞ!ああ、楽しみだな!」
有平「どうしよう?このままだと・・・」
冷子「あの・・・」
4人「ギャアアア!」
朝子「相坂!いきなり出てくるな!」
冷子「皆にとっかえひっかえで、話し掛けられなかったんだもん!ずっと田中さんの後ろに居たのに!」
莉桜「怖いわ!背後霊か!」
勇気「もしかして?」
冷子「私も先生と回りたいです!あの時のお礼!」
勇気「あの時とは?」
冷子「私がクラスに戻った時・・・」
勇気「あれは、相坂自身が・・・」
冷子「それでもお礼がしたいんです!」
結局
莉桜「こりゃぎゅうぎゅうだね、行ける?」
有「体が2つか3つ無いと無理ですよ!」←赤い飴舐めて戻った
瞳「そんな先生に良いものを差し上げますよ!」
有「博士さん?」
瞳「こちらを文化祭の時に使ってください!」
じゃらん
有「ありがとうございます!(なんだろうこの時計)」
この時計が後に大活躍するが、それはもう少し後の話!
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