二次創作小説(新・総合)

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少年教師有!
日時: 2024/10/16 18:51
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

いくちゃんです!

ナンバーズ更なるスピンオフ作品!

このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。

先にメインとなる登場人物だけを紹介します!

例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!

担任・岡田有

副担任・岡田栞

出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子あいさかれいこ

2番・影主人公・石井悠馬いしいゆうま

3番・サブ主人公・石田陽斗いしだひろと

4番・人気ヒロイン・岩村江子いわむらきみこ

5番・助太刀ヒロイン・岩村小いわむらわか

6番・影ヒロイン・氏家流うじけとも

7番・メインヒロイン・大西楓おおにしかえで

8番・正ヒロイン・岡朝子おかあさこ

9番・対抗キャラ・岡崎友人おかざきゆうと

10番・禁断ヒロイン・岡田泉おかだいずみ

11番・主人公・窪一輝くぼかずき

12番・見守りヒロイン・久永春クーエイシュン

13番・百合っ子・木谷心乃枝こたにこのえ

14番・定ヒロイン・小宮春奈こみやはるな

15番・謎ヒロイン・桜咲愛さくらざきまな

16番・分析ヒロイン・佐々木歩ささきあゆむ

17番・空気ヒロイン・田中莉桜たなかりお

18番・一時期ヒロイン・谷川燕たにがわつばめ

19番・噂主人公・千葉雄樹ちばゆうき

20番・準一時期ヒロイン・長野渚ながのなぎさ

21番・準空気ヒロイン・難波千里なんばちさと

22番・隠れヒロイン・牧野恵花まきのあやか

23番・モブヒロイン・牧野恵子まきのけいこ

24番・噂ヒロイン・博士瞳はかせひとみ

25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜はせがわちはる

26番・悪キャラ・真鍋絵理まなべえり

27番・昇格ヒロイン・宮里刹那みやざとせつな

28番・準ヒロイン・麦田午希むぎたまき

29番・対抗ヒロイン・麦田部子むぎたもとこ

30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴よつばすみれ

31番・謎キャラ・モア・ワコール

32番・裏ヒロイン・岡村冥おかむらめい

33番・悪主人公・寺坂糸成てらさかいとな

34番・悪ヒロイン・新井蘭あらいらん

35番・未来ヒロイン・牧瀬凛まきせりん

36番・ミイラヒロイン・真中まなかルン

37番・サポーターキャラ・前田恋まえだれん

38番・サブヒロイン・前川まえかわロン

39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜たかはしまお

40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美さとうまなみ

41番・サポートキャラ・茂本紬しげもとつむぎ

※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)

Re: 少年教師有! ( No.5 )
日時: 2022/09/26 21:19
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

次の日
有「おはようございます!」

歩「有君おはよう!」

千里「先生、おはようございます」

有「難波さんおはようございます!」

千里「先生は小さい胸の人が好きなんですね!」

有「えっ?」

千里「部子は今胸を小さくする修行に行っててしばらく帰ってきません!」

有「ええっ!委員長さん帰って来ないんですか?!」

千里「先生が巨乳が嫌いなんか言うから、部子めちゃくちゃ落ち込んでたわよ!」

有「そんなあ・・・」

午希「千里姉、嘘を教えない!」

部子「ちゃんと居ますわよ!誰が胸を小さくする修行ですか!」

朝子「まあ、委員長とか無駄にデカイからね!」

部子「ほー、負け惜しみですか私より胸が小さい朝子さん?」

朝子「えっ?態度の話だったんだけど!」

部子「何ですって!」

朝子「私だってそこそこあるんだからね!」

零「有、見なさい!あれが最もみとっもない喧嘩よ!」

有「何で?」

零「男子の前でプライベートゾーンの話なんて普通の人はしないから!本当にバカよね!ああいうバカは言うこと聞かないから放っときなさい」

有「うん、分かった!」

部子「ああ、有先生!」

出席番号5番・常識人の意外な秘密
授業中
有「では、ここのところを・・・、えい!16番!ですので、歩さんお願いします!」

歩「ええっ!私?ズルしてない?」

有「朝、元気に挨拶したから神様が選んでくれたんじゃないですか?」

歩「そんなの嫌だよ!挨拶しなきゃ良かった!」

千桜(何だ?この茶番は!そもそもうちのクラスおかしすぎるだろ!いや、そもそも学校もおかしいわ!)

歩「ええっと、分かりません!」

有「その答えは受け付けません!何でも良いので答えてください!」

歩「ええっ!そんなあ!」

千桜(うちのクラスデカイのやら小さいのやら、変なの多すぎ!本当に中学生なのか?)

歩「答えは・・・」

千桜(ってか、私だって普通の学校生活を送りたかったよ!そしたら何だ?生徒会長を立候補しなかった事が原因でパラパラ?意味分かんねーよ!)

有「なぜ、そう思いましたか?」

歩「ええっと、これが正解だと思ったから・・・」

千桜(そしたら、絶対命令発令されて、それを反対したからいじめって理事長頭狂っとるだろう!絶対命令認めるのかよ!)

有「ええっと、この単語の意味は・・・」

千桜(たく、最悪だよ!絶対命令反対の署名しただけで、こんないじめっ子手前の教室隔離って意味分かんねーよ!私が、いや、私らが何したって言うんだ!)

有「だから、歩さんの解釈は違いますね!」

歩「そんなあ!」

千桜(もう、次は昼休みになるし、授業抜けようかな?)

有「僕のお姉ちゃんが尊敬する先生が言ってました!学校は間違いを学ぶ場所!間違えたら間違えただけ、僕達教師がフォローしますので!思う存分間違って下さい!」

歩「有君!ありがとう!」

部子「コラ、歩さん先生が苦しんでるでしょ!離れなさい!」

朝子「そんなこと言って、委員長も抱きつきたいんじゃないの?」

千桜(ああ、お前になんのフォローが出来るんだ!お前年齢だけで言ったら小3だぞ!ああ、もう我慢ならん!)

有「長谷川さん、倒れてますけど、どうかされました?」

千桜「(丁度良い!)なんか体調悪いので早退します!」

有「はい、分かりました!」

通学路
千桜(ああ、マジでアイツのせいで、体壊してそう!早く自分の部屋帰りてえ!)

ガチャン!

千桜「はあ、もうアイツが居るだけでストレスだ!何が子供先生だ?労働基準法違反ってこの学校の教師は知らんのか?知らないだろうな!生徒会長絶対命令が認められてる学校なんてあり得ないんだからな!ここは一気にストレス解消する為に・・・」

千桜(変貌)「ハ~イ!皆のネットアイドルちーちゃんことチーハだよ!うちの学校本当最悪!だって、生徒会長の言いなりになって困ってるの!私達はそんな言いなりに成るか!って訴えたらいじめ扱い受けちゃって、いじめっ子一歩手前の扱いを受けてるの!酷いよね!」

ネットのツイート
A「どんな学校だ!」

B「ちーちゃん可哀想!」

C「理不尽だ!」

D「俺がちーちゃんを助けられたらな・・・」

チーハ「そうそう!それが普通の反応なんだよ!本当はダメだけど、学校の理不尽なところ沢山ツイートするぞ!」

有「そんなになるまで苦しめられてたんですね?」

チーハ「えっ?」

有「長谷川さん、理不尽にいじめっ子の扱い受けて、こんな姿に・・・、相当病んでるんですね!」

チーハ「はあ?まずお前が何でここに居る?」

有「午後の授業が無いので、お見舞いに来ました!」

チーハ「病んでるってどういう事だ!」

有「お姉ちゃん言ってました、アニメオタクは頭が病んでるから、近付かない方が良いって!」

チーハ「そんなの偏見だ!」

有「でも、さっき人をいじめたわけではないのに、ここに来たって・・・」

チーハ「そうだよ!私は、いや私ら皆いじめたわけではないのに、いじめた扱いに成ってんだよ!」

有「それで、こんな痛い系の衣装を・・・」

チーハ「はあ?」

有「それで、こんなギャルっぽいグッズ集めを・・・」

チーハ「オタクを舐めるな!オタクってのはな、好きなものを好きって正直に主張してるだけなんだよ!そのキャラクターや作品を誰よりも愛してる!そしてその愛を自慢してるんだ!」

有「好きなものを好きって主張ですか・・・」

チーハ「そうだよ!お前にはないのか?」

有「僕は鶴お姉ちゃんが大好きです!」

チーハ「意味が違う!」

有「何が違うんですか?」

チーハ「家族とか人じゃなく、無機物だよ!人形とか乗り物とか、漫画とか!」

有「うーん、分かりません」

チーハ「分からないなら良いわ!お前にはまだ早すぎる!」

有「ん?これは・・・」

チーハ「あっ、それは見ちゃダメだ!」←全力で阻止する

有「ふえーん!何でですか?」←一発殴られた

チーハ「うるせー!お前には20年早い!いや、一生知るな!」←持っているのはBL本

有「長谷川さんって、もしかして・・・」

チーハ「なんだよ?(まさかオタクと断定されるのか?それとも、BL本に気付いて腐女子とか言うのか?)


有「常識人何ですか?」

チーハ「はあ?なぜそう思った?」

有「だって、それBL本ですよね?」

チーハ「はあ?そうだけど、それで何で常識人何だ?」

有「八期お兄さんが言ってました!BL本読んでて、アニメ好きのオタクのメガネの女性は常識人だって!」

チーハ(これはどう反応すれば良いんだ?褒められてるのか?貶されてるのか?)

有「もしかして・・・」

チーハ(何だ?何を言う?)

有「友達居ないんですか?」

チーハ「はあ?何でだよ!」

有「だって、この部屋狭い上に入口の表札長谷川さんのしかありませんでしたよ!きっと、オタク趣味を引かれてぼっちなんですね!」

チーハ「ちがーう!」

有「恥ずかしがらなくて良いですよ!人には人の好きなものがあるって、今は多様性の時代だって八期お兄さん言ってたので・・・」

チーハ「アイツ、こういう時に良いこと言いやがって!」

有「さあ、行きましょう!」

チーハ「どこへ?」

有「クラスの寮の皆さんがちょっと遅い歓迎会をしてくれるんです!」

チーハ「遅すぎだろ!って、あんた1人で行けよ!」

有「自分の大好きをさらけ出しましょう!」

チーハ「いらん!」←しかし引っ張られる

歓迎会会場
朝子「あっ、来た来た!」

部子「有先生、お待ちしておりましたわ!って、誰ですか?そのお方は?」

歩「何そこの可愛い子!」

悠馬「先生の彼女か?」

陽斗「違うなら俺にくれよ!」

友人「谷川さんほどでは無いけど可愛い!」

チーハ(男子達もいんじゃねーか!)

有「違いますよ!この人は・・・」

チーハ「ぼかせ!」 

有「千桜さんです!」

チーハ「なぜ、そっちを言う!」

有「名前ならバレないかと・・・」

チーハ「バレるわ!この格好恥ずかしいのに・・・」

Dクラス「ええっ!」

陽斗「お前があのチーハさんだったのか?」

悠馬「チーハさん?」

陽斗「お前ら知らねーの?巷で有名なネットアイドルだよ!まさかクラスメートだったなんて!マジかよ!」

一輝「可愛い!」

莉桜「おっ、一輝君も一目惚れかな?」

一輝「違うよ!」

春奈「えっ?何々?たまにBL本お薦めしてたりしてたチーハさんだったの!ねぇ、何系が好きなの!あたしと馬が合いそうね!」

チーハ「うるさい!」

有「ん?何だ?これ?」←服の糸屑を引っ張る

ボン!←千桜の衣装が切れる

流「男子目を閉じて回れ右!」

悠馬「おう!」

陽斗「ええっ!」

友人「後ろ向け!後が怖いぞ!」

千桜「お前!」

有「すみません!」

女性陣で代わりの服を着替えさせて・・・

有「そう言えば詳しく聞いてませんでしたが、このクラスって何でいじめ扱いに成ってるんですか?」

Dクラス「えっ?」

Re: 少年教師有! ( No.6 )
日時: 2022/09/27 22:11
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

有「このクラスって何でいじめ扱いに成ってるんですか?」

Dクラス「・・・」←顔を下げる

出席番号6番・有が知るDクラスの実態

朝子「その話明日で良いかしら?」

有「えっ?」

朝子「明日でないと、話しにくいから!」

有「分かりました」

次の日
流「有先生、この席分かりますか?」

有「ええっと、出席番号1番相坂冷子さんの席ですね!初日から1度も来てませんが、何か合ったんですか?」

朝子「冷子はね、本当はこのクラスに居ないの!」

有「えっ?」

流「だけど、私達は冷子もクラスの1人だからって、机も名簿も残してるの!」

有「そんな!なぜ相坂さんは?」

流「生徒会長によって、散々な目に!」

有「えっ?どういう事ですか?」

流「生徒会長のせいで、嫌な思いをして、全ての責任を押し付けられて・・・」

朝子「それなのに、私達は彼女の事も考えて署名活動したのに・・・」

江子「それが仇に成るなんて・・・」

有「めちゃくちゃですね、いじめられてないのにいじめの扱い受けて、それで自殺までして・・・」

朝子「いや、冷子まだ生きてるわよ!」

有「えっ?」

流「謹慎を言い渡されただけだから!」

有「でも、クラスに居ないって!?」

朝子「戻って来ないのよ、謹慎開けは矯正学校だから!」

有「ビックリした!」

江子「先生はどんなテレビを見てるんですか?」

有「バラエティー」

朝子「そうじゃなくて、テレビの見すぎってことよ!」

有「そんな見てませんよ!」

江子「そう言う意味ではありません!」

朝子「兎に角、私達は絶対命令及び冷子の為にも生徒会長リコールをするために署名活動に乗ったのよ!クラス全員で!」

有「そう言えば、なぜ女子生徒が極端に多いんですか?」

朝子「元々8クラスくらい居たけど、林間や修学旅行の際に多くの男子があっちに飛ばされて、女子が多く、今はそんなことはどうでも良いのよ!私達は『絶対命令なんておかしい!自由を奪うな!』って主張しただけなのに、それをいじめって言われたのよ!意味分かんないわ!」

有「それは酷いですね!」

流「私はその時居なかったけど・・・」

江子「流は別件で先に飛ばされてましたものね!」

有「氏家さんはなぜ?」

流「去年、アイツの私物を借りるのを拒んだら・・・」

有「どういう事ですか?」

流「文房具を貸してって、周りに促してて先に八期が渡してきたんだけど、男子から借りるのに抵抗が合ったから、他の役員の女子生徒に借りたら・・・、差別だって言われて・・・」

部子「あの人は潔癖症が大嫌いなんですわ!」

有「委員長さん?」

朝子「そうね、ここの教室の多くの女子生徒は潔癖症が理由で、こっちに来てるのよ!」

有「潔癖症って?」

江子「簡単に言うと菌恐怖症、不特定多数の人達が触ったものや、誰かが触ったもの使ったものに抵抗ある人です!」

有「八期お兄さんって潔癖症何ですか?」

部子「逆ですわ!潔癖症なのは私の方です!」

朝子「むしろ、アイツはそういうの気にしないタイプよ!委員長の私物を何のためらいもなく拾って・・・」

部子「私は潔癖症だって主張したのに、『そんなのは言い訳だ!』と言われて・・・」

有「分かりました、こうなったら僕が何とかしてきます!」

全員「えっ?」

部子「止めておいた方がいいですわ!」

朝子「そうよ!アイツは誰であろうと容赦ないし、下手したらあんたクビよ!」

有「そうなったとしても、皆さんの自由を奪うことだけは許せません!むしろ、出来なかったらそれこそ生徒を守れないのだからクビも同然です!」

朝子「有・・・」

有「それに、八期お兄さんは知り合いですし、零姉の友達だし、聞き分けが良いので分かってくれる筈です!」

放課後
有「八期お兄さん!」

八期「おっ、有じゃん!どうした?」

有「今この学校って絶対命令だよね?」

八期「ああ、本当に困るよ!」

有「だったら、絶対命令を止めて!」

八期「それが出来たらとっくにやってるよ!」

有「何で?何で絶対命令を使うの?」

八期「お前の伯母さんに聞け!もしくはお姉ちゃんな!」

有「質問変えるよ、何でDクラスの皆をいじめ扱いしたの?」

八期「はあ?」

有「何で?絶対命令を反対した人達をいじめ扱いしたの?自分に逆らうから?絶対命令だから?」

八期「有!」

有「何?僕は生徒を守れるないならクビでも良い覚悟だよ!」

八期「お前は何も知らないからそんなことを言うんだ!」

有「えっ?どういう事?」

零「あんたの生徒を守りたい気持ちは分かる!だけど、中身を知らないあんたは八君がなぜ絶対命令を反対した人達をいじめ扱いにした理由を分かる筈ない!こう言うことよ!」

有「零姉?」

零「有、さっき聞いたでしょ!八君は絶対命令に困ってるって!」

有「それが何?言うこと聞いてくれないからって事じゃないの?」

八期「違うよ、変な命令したら自分が痛い目見るから毎日怖いんだよ!」

有「えっ?絶対命令だから、何でも自由じゃないの?」

八期「じゃあ逆に聞くぞ、有は絶対命令与えるって言われたらどうする?」

有「それは勿論、皆が幸せに成れるような考えを・・・」

八期「はい、アウト!」

有「まだ、途中だよ!」

零「了承してる時点でアウトよ!」

八期「そもそも、皆が幸せに成れるって無理だから!出来たら個性なんか無いよ!」

有「どういう事?」

零「あんたに絶対命令は使えないって事よ!それに、八君は理事長から絶対命令を使って良いって認められたのよ!」

有「お姉さんから認められたの?」

零「ちなみに、私もそのテストやってみたけど、全然ダメだったわ!他にも10人以上がやってるけど、適切な答えを出せたのは八君と愛海ちゃんだけよ!」

有「ええっ?」

八期「それに、言っとくけど、自ら生徒会長やってる訳じゃないからな!」

有「そうなの?」

八期「そもそも、去年前役員がおんぶに抱っこだったから、前会長が過労死して、誰も会長をやろうとしなかったから、僕に白羽のやが立った!だけど、ちょっと出来ないだけで、役立つ扱い!何一つ仕事を与えられなかった!そして、アイツらは失敗を僕に押し付けて・・・」

有「でも、相坂さんは押し付けられたって・・・」

八期「アイツが押し付けたんだよ!そもそも会計の仕事を頼まれてたのに、アイツが勝手に取って、間違えて、それを相坂は僕に押し付けようとしたんだ!だから、『お前の失敗なんだからお前がなんとかしろ!』って言ってやったんだよ!」

有「でも、生徒会なら・・・」

八期「僕は何もやってなかった!何一つな!」

零「だから、この年はやり直しの年なの!でも、それを望む人は誰1人居ない!だからこそ、皆には黙って欲しいの!」

有「そんな!そんな理由でみんなの自由を奪うなんて!」

八期「奪われたのはこっちだよ!仕事と信頼失って、周りの目から見たら役立たずだぞ!自分から手を上げでやったって言うなら自業自得だよ!でもな、周りがやらなかった、それで回ってきた、しかも信頼無かった!
だったら最初からだれかやれや!結局渋々やろうとした、でも何も出来なくて役員達から仕事とられた、何が『会長は座ってるだけが仕事です』だよ!ふざけんな!しかも、人が頼まれた奴を勝手にやって、ミスしたのにそれを押し付けようとした、その事件が切っ掛けで事実上の解雇!意味分かんねーよ!分かるか?」

零「と言うことが合ったから、本人のせいではない、むしろ誰かが生徒会長に志願してたら今絶対命令なんて無かったかもしれないの!あらゆる最悪な現実が起こったから皆の自由がないの!だから、全校生徒の自業自得よ!それをいじめじゃないと言うなら何がなんでもいじめ?八君はわざわざ嫌な生徒会長をやり直したいって志願したんだよ!それを認めない人達こそ現代で言うパワハラと同じよ!」

有「よく、わかんない」

零「情報が多すぎて分からないなら、伯母さんにでも聞けば良いわ!だけど今の現状は来年に成るまで変わらないから!」

有「そんな!」

朝子と心乃枝の部屋
有「ただいま」

朝子「お帰り」

心乃枝「どうしたん?」

有「何も出来ませんでした!うわーん!ああっ、うわーん!」

心乃枝「そんな泣きな!男の子やろ!」

朝子「あんたの淡化切る姿だけでも見直したわよ!どうせ出来ないのは皆承知の上だから!」

次の日
朝子「有、起きなさいよ!」

有「どうせ、僕は先生クビです!生徒会長絶対命令で生徒会長に歯向かったから終わりです!」

心乃枝「どうしよ?」

ピンポーン!

心乃枝「はい!」

ガチャン

零「有居る?」

心乃枝「なかなか布団から出てきません!」

零「全く・・・」←部屋に入る

朝子「ほら、お姉さん来たわよ!」

零「有!起きなさい!」

有「絶対命令なのに歯向かった僕は先生クビなんだよ!そう決まってるんでしょ!」

零「誰があんたをクビって言った?」

有「だって絶対命令だって・・・」

零「八君からあんたに命令よ!」

有「どうせ先生クビにする命令でしょ!」

零「全く、見もしないで決め付けて・・・」

心乃枝「それ、何ですか?」

朝子「何々?担任命令!」

零「有、聞いてなさい!岡田有殿、この度あなたを2年Dクラスの担任に任命する!」

有「えっ?まだ教育実習して一週間も経ってないよ!」

零「なお担任期間は、担当クラスが卒業するまで!」

朝子「それって?」

零「3年生に成っても有が担任するってことね!理事長を説得するの大変だったんだから!」

有「クビじゃなくて?」

零「八君が聞き分け良いこと知ってるでしょ!そもそもあの場に居なかったあんたに今の現状を理解するなんて不可能なのよ!それも考慮したうえでの担任命令よ『どうせ、クビになるっていじけてる頃だろう』ってね!」

心乃枝「予想大当たり」

零「後もう一つ!『教師になることにおいて1番大事な事は勉強を教えることじゃない!どんな時でも生徒を信じて守ること!』これは私の尊敬する先生も同じこと言ってたから、あんたにはあのクラスを担任する義務があるの!だから起きなさい!」

有「ううっ、わがっだ・・・」

零「もう、顔ぐちゃぐちゃじゃない!」

こうして有は2年Dクラスの担任を認められた。

Re: 少年教師有! ( No.7 )
日時: 2022/10/01 12:04
名前: いくちゃん (ID: 0otapX/G)

朝子「うわあ、ダンディーなおじさん達が一杯!すみません!」

おじさんA「うわ!可愛いお嬢ちゃんだね!僕と一緒に踊らないかい?」

おじさんB「何を言うこの子は俺のものだ!」

おじさんC「俺にだって!」

おじさんD「俺だって!」

朝子「ハハハハハ、幸せ!」

チュンチュン・・・

朝子「えっ?」←目の前に有

朝子「ギャアアアア!」

ドシン!

有「ああーん!ああーん!」←上のベットから落ちた

ピーポー!ピーポー!・・・・

出席番号7番・惚れ薬騒動

校長室
ガチャン!

心乃枝「お疲れ」

朝子「校長先生にめちゃくちゃ怒られたわ!」

心乃枝「なんて言われたん?」

朝子「『うちの可愛い弟に何するのよ!』ってね!」

心乃枝「校長先生はブラコンなん?」

朝子「そうなんでしょ!まったく、男子が寝てる場所であんな近くに居たら誰だってビックリして押すわよ!」

有「おはようございます・・・」

歩「有君どうしたの?」

小「頭包帯巻いてるけど大丈夫?」

有「朝、ベットから落とされて・・・」

部子「朝子さん!何をやってるのですか?」

朝子「何で私って決め付けるのよ!」

部子「先生と一緒に過ごしてベットから落とす人と言ったら、暴れん坊で寝相の悪いあなたしかあり得ませんわ!」

朝子「何ですって!」

心乃枝「有君落としたのは事実やけどね!」

朝子「心乃枝!」

職員室
有「はあ-・・・」

栞「お疲れ様です。大丈夫ですか?」

有「はい、もうだいぶマシになりまし・・・」

香「有!」

有「星田先生?」

香「あんた、本当に大丈夫なの?救急車で運ばれたって言われてたし!付き添いは?何で何も言わなかったの?」

栞「香ちゃん、付き添いは私が行ったよ!私は管理人と兼業して泊まってるから!」

香「本当に大丈夫?なんか記憶飛んでない?誰かとぶつかって入れ替わったりしてない?」

栞「香ちゃん、漫画の読み過ぎ!」

香「良かった、でもなんか浮かない顔ね?何か合った?」

有「僕、嫌われてるのかな?」

香「そんなわけ無いじゃない!嫌われてたら今頃不登校よ!」

有「お母さんは慕われてるし・・・」

香「お母さん?」

栞「栞先生でしょ!」

有「あっ、すみません栞先生は物凄く慕われてるし・・・」

香「まだ、1ヶ月も経ってないのに気にしすぎよ!それに好かれるってことは、信頼の証なの!まずは生徒から頼りにされたり、信頼される先生を目指さないと、誰もあんたを好きに成らないわよ!」

有「うん」

香「うん、じゃなくて返事ははいよ!」

有「はい!」

廊下
有「とは言っても、やっぱりきらわれたくはないから・・・」

?「先生、お悩みですか?」

有「あなたは?」

瞳「私は出席番号24番の博士瞳です!」

有「博士さんですか!はい、なんだか嫌われてる人が居て・・・」

瞳「なら、これを飲みなさい!」

有「何ですかこれは?」

瞳「惚れ薬よ!これを飲めば嫌われてる人から物凄く好かれるわよ!」

有「良いんですか?」

瞳「勿論!大切な先生ですもの!」

有「ありがとうございます、では早速頂きます!」

ゴクゴク・・・

有「味は無いですね・・・」

瞳「基本つけてないわ!体を治す薬じゃないから!ちなみに、それ一杯で効力は1時間くらいです!後は先生に・・・」

有「博士さんありがとうございました!」

瞳「ああ、まだ話が終わってないのに!まあいっか、命の危険とかは無いし!」

有「朝子さんどこかな?」

心乃枝「あっ、有君やん!」

有「あっ、心乃枝さん!朝子さん見ませんでした?」

心乃枝「見てへんよ!それより・・・」

有「?」

心乃枝「有君、よく見たら可愛いなあ!それにイケメンやん!うちめっちゃ好みやわ!」

有「えっ?心乃枝さん?まさか、これが惚れ薬の効果?」

部子「心乃枝さん!一体何をやってるんですか?先生が困ってるでしょ!」

心乃枝「ええやん、顔擦り擦りくらいで、ケチな委員長!」

部子「何ですって!」

?「有先生!」

小「さっき調理部から貰ってきたクッキー!食べる?」

流「これ先生に似合うかしら?」

春奈「あっちで私と大人の世界を!」

江子「何を言うのです春奈!しっかりするのです!そして、先生に何を言ってるんですか!」

部子「そうですよ、春奈さん!そんな大人の世界は私が責任を持って・・・」

ゴチン!

朝子「バカじゃないの!止めなさいよ!」

部子「何をするんですか?」

朝子「なんか騒がしいと思って来てみれば!何が大人の世界よ!」

有「あっ、朝子さんちょうど良かった!僕の事好きですか?」

朝子「はあ?」

その場のメンバー(えっ?告白?)

部子「まさか、先生朝子さんの事が!」

朝子「はあ?あんたなんて恋愛対象にも成らないわ!ってか、私はガキが嫌いなの!」

有「あれ?おかしいな・・・」

部子「何を断ってるんですか!先生が一世一代の・・・」

朝子「別に断ったって良いじゃない!私にだって選ぶ権利あるでしょ!」

心乃枝「朝子は有君の事嫌いなんや!」

流「だったら・・・」

小「有君、私と付き合って!」

有「ええっ?それは・・・」

春奈「朝子に振られたんだから良いじゃない!さあ、私と誰も居ない教室で・・・」 

江子「何をするんですか!」

朝子「ちょっと、あんた達!正気に戻りなさい!」

4人「有君(先生!)」

有「うわあ!(僕は朝子さんと仲良く成りたいだけなのに!)」←逃げる

朝子「行っちゃった!」

江子「どうしましょう?」

部子「兎に角先生を助けに行きますわよ!」

朝子「それもそうね!正気じゃないあの子達を放って置けないわ!」

江子「春奈なんて何をやらかすか・・・」

有が逃げた先に・・・
有「あっ、宮里さん!」

刹那「先生?どうされましたって、ええっ?」

心乃枝「有君!」

小「好きだよ!」

流「こっちおいで!」

春奈「お姉さんのおっぱい揉み放題だよ!」

刹那「先生、こっちです!」

有「はい!」

刹那「そしてここでやり過ごしましょう!」

ガチャン!

4人「あれ?有君(先生)は?」

有「ここは?」

刹那「学校の図書館です!」

有「あっ、宮里さん図書委員でしたね!」

刹那「はい、昔から本を読むことが好きで、時々ストーリーを考えたりしてます」

有「じゃあもしかして夢は?」

刹那「はい、小説家です!」

有「僕、宮里さんの夢応援してます!」

刹那(誰も居ない図書館、密室で二人っきり、これは・・・)

刹那「先生!」

有「どうかされました?」

刹那「先生、私・・・」

有「えっ?」

刹那「我慢できません!」

有「はい?うわあ!」←本を倒してしまう

刹那「危ない!」

ドン!←逆床ドン

江子「今、図書館で物音が!」

有「ええっと・・・宮里さん?」

刹那「はあ、はあ、はあ、はあ、・・・」

有「息が荒いですけど、大丈夫ですか?(まさかこれが惚れ薬の効果?そんなの嫌だ!じゃなくて、宮里さんを傷つけてしまう!)」

部子「鍵が掛かってますわ!」

朝子「中で何が合ったんだろ?」

江子「本に埋もれて身動きがとれなくなってる可能性が高いです!」

朝子「でないと、尚更助けないと!」

部子「でも、職員室までここからだと遠いですよ!」

朝子「こうなったら・・・」

部子「まさか?」

有「宮里さん?何をする気ですか?」

刹那「先生の唇柔らかそう!」

有「ダメですよ!生徒と教師がそんな関係に成ってはいけないって、お姉ちゃんが!」

刹那「あっ、そうですよね・・・」

有(あっ、分かってくれた?)

刹那「ごめんなさい!」←それではやりますと言う意味

有「言ってることとやってることが違う!」←忠告を聞いたと思ってる

ドン!←朝子がドアを蹴った

朝子「大丈夫?」

有「あっ!」

朝子「あんた、何やってるの?」

江子「刹那!気は確かですか?」

刹那「えっ?朝子さん、委員長さん、そして江子!」←赤くなって気絶

バターン!

江子「刹那!」

一方その頃
心乃枝「あれ、うちら何でここにおるんや?」

春奈「さっきまで何してた?」

流「わかんない?」

小「まず、ここどこ?」

その後
朝子「惚れ薬?!」

有「はい、皆さんそれで暴走したんだと思います!」

部子「でもなぜ?」

有「僕、朝子さんと仲良く成りたかっただけなんです!ここに来て、散々な思い出しかないので・・・」

朝子「あんたそれでも飛び級生なの?」

有「えっ?」

朝子「そんな変な薬使って、人と仲良くする?人の心を操ってまで私は友達作りたくないわよ!そんな嘘の感情なんて何の意味もないわ!友達ってのはね、お互いの本音をぶつけて仲良く成る物なのよ!」

部子「今回ばかりは私も同意ですわ!先生、そんな嘘の感情に頼らず、私達の今の感情で仲良くしてください!そんなの人を洗脳してるのと同じですよ!」

有「お騒がせしてすみせんでした!」

江子「それで、刹那はいつ戻るのですか?」

有「効果は1時間って、博士さんが言ってたのですが・・・」

瞳「おっ、先生どうだった?」

有「散々でした、惚れ薬なんて飲むんじゃありませんでした!」

朝子「ちょっと博士!」

部子「博士さん、あなたは何を作っているのですか?」

瞳「いやー、あれはちょっと試したかったんだよ!丁度先生が実験台になってくれて助かったよ!」

朝子「はあ?」

有「どういう事ですか?」

瞳「あの惚れ薬はね、飲んだ人を嫌いな人または興味を持ってない異性にしか好かれないように作ってたんだよ!」

有「えっ?どういう意味ですか?」

瞳「先生が朝子に嫌われてるって聞いたから、朝子は本当に先生が嫌いなのか確かめるために飲ませてみたのよ!」

全員「はあ?」

瞳「その証拠に委員長引っ掛かってないでしょ!」

部子「た、確かに・・・」

瞳「つまり、朝子は有先生に少なからず恋愛対象として興味があるってことよ!度合いは分からないけど、多少だから好感度は1以上と思っておいて!分母は100としてるから!」

朝子「嘘よ!」

瞳「そんな筈無いよ、あれは目が合った瞬間に効果が出るの!って言っても、そんな襲われるようには作ってないよ!健全に楽しもう的な!」

江子「でも、春奈は暴走してましたよ!」

瞳「効果が効くと、1番ヤバくてもエロ本広げる程度だよ!だから、キスやその先は無いから!」

江子「でも、刹那は先生に迫ってましたよ!」

瞳「あれは本人の本心じゃないの?」

4人「えっ?」

瞳「それに刹那さんって、妄想激しいでしょ!先走っちゃったんだよ!」

刹那は気絶中だったので真相は闇の中

そんな中

江子「あれ?私も先生と目が合ってましたけど、何も起きませんでしたよね?えっ?えっ?」

Re: 少年教師有! ( No.8 )
日時: 2022/10/01 17:29
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

出席番号8番・役に立つ絶対命令
休み時間
歩「ねえ、有君が先生ってどう思う?」

小「確かに、まだまだ年齢だけで言うと小学生の子供だもんね!」

歩「嬉しいっちゃ、嬉しいけど・・・」

流「人によってはバカにされるわよね!」

小「でも、有君は凄いよ!私達よりも英語上手だし!」

流「そうなると、私達の立つ瀬が・・・」

歩「でも、進路相談とかなったらどうなるんだろ?」

流「子供もとい小学生に進路の相談なんて笑い者も良いことよ!ってか、絶対分からないって!」

歩「なんなら、経験豊富な私達が代わりに有君の進路相談を・・・」

?「誰が経験豊富ですって?」

職員室
香「有、どう担任は?」

有「まだ、実感はありません、それに成らせて貰った感じなので・・・」

香「それで良いのよ!実感は時を経て経験したて成功した時に湧くものだから!」

有「うーん・・・」

香「それが分かった時、あんたは成長してるのよ!」

小「先生、助けて!」

香「何?また八期がなんか巻き込まれたの?」

歩「そっちじゃありません!」

有「なんで八期お兄さん?」

香「ごめん、職業病!」

JK・A「それ!」

流「キャア!」

JK・A「分かった?私らから見たらあんたらなんてお子ちゃまも当然なの!さあ、退いた退いた!」

恵花「私達が先に遊んでたのに!」

恵子「そもそもここは中等部のグラウンドです!」

有「止めてください!」

JK達「?」

有「僕の生徒をいじめるなんて、誰であろうと・・・」←弱腰かつオロオロ

JK達「キャアアアアア!可愛い!」

有「嗚呼!」←揉みくちゃ

JK・A「この子うちに持って帰りたい!」

JK・B「この子9歳だって良いなあ!」

ドン!ドン!←ボールを当てられる

JK・A「誰よ!」

部子「また私達に嫌がらせですか、高等部2年の増井さんと真中さん?」

増井「ふっ、またあんたらか麦田部子、岡朝子!」

部子「ここは中等部のグラウンドですから、年増のあなた達は自分達のグラウンドで、汚い汗でも流したらどうなんですか?」

増井「言ったわね!」

朝子「委員長黙って!大体、人が使ってる場所を横取りする方がマナー違反よ!そんなこと幼稚園児でも分かるわ!」

真中「でしゃばる割には、あんたらいじめのレッテル貼られて落とされたんでしょ!むしろ、今私達への行動こそいじめじゃないの?」

朝子「何ですって!」

部子「このおば様連中が!」
 
増井「あんたらみたいな子供は私達先輩の言いなり成ってれば良いのよ!それが世の中だから!ハッハッハ!」

朝子「そんなこと合ってたまるか!」

増井「生徒会長をいじめたあんたらに言われたくはないわね!」

朝子「それを言うな!」

真中「そんなことより、この子頂戴よ!ズルすぎ!坊や、あんな発育の悪いちんちくりんよりも豊乳な私達の所に行きましょう!」

朝子「コラ、何誘惑してるのよ!」

有「気持ち悪いので来ないで下さい!」

真中「き、気持ち悪いですって?」

増井「そんなこと無いわよ!さあ、こっちに来なさい!」

有「お姉ちゃん言ってました!自分の体を使って誘ってくる人は、男に罠をかけて酷い目に合わす最低な人間だから関わるなって!そんな人の場所になんか行きたくありません!詐欺師か殺し屋!」

増井「ちょっと、あんた達?この子に何を吹き込んだ?」

真中「あんたらのせいで嫌われたじゃない!」

部子「言い掛りですわ!」

朝子「逆切れじゃない!」

増井「ちょっと、面貸しなさいよ!」

朝子「やるってなら上等よ!」

取っ組み合い中

ピー!

香「全く、八期以外で笛を吹かせないで!」

鶴「有、大丈夫?」

有「鶴お姉ちゃん!」

増井「本当にお姉ちゃん居たの!?」

鶴「さっきの話全部聞いてたわよ!何?弟に注意喚起したらダメ?知らない人に付いていくな!って!」

朝子「どこから聞いてたんですか?」

鶴「有の服には盗聴機が付いててね、何か合ったらすぐ飛んでいけるように、聞いてるの!」

全員(過保護!)

八期「何で、高等部がこんなところ居るんだ?今すぐ出ていけ!」

増井「何よ!私達がどこに居ようと勝手でしょ!」

真中「それに話は聞いてるわよ!絶対命令は中等部の中でしか使えないから私達には通用しません!」

八期「バカだな!」

真中「はあ?」

八期「郷に入ったら郷に従えって知らねえのか?」

増井「そんなことわざくらい知ってるわよ!バカにしてるの?」

八期「だったら出ていけよ!絶対命令だ!」

JK達「はあ?」

八期「ここは中等部の校舎、中等部の中にお前らが勝手に入ってきた、言わば不法侵入!それを追い出さない理由がどこにある!そもそも、各等の侵入は許可が無いと入れない筈だぞ!つまり、僕はお前らを追い出す権利があるってことよ!さもないと、もっと厳しい罰が待ってるぞ!」

増井「チッ、分かったわよ!皆行こ、行こ!」

高等部は全員去った

有「八期お兄さんありがとう!」

八期「僕はただ、間違ってることを指摘しただけさ!ああ言うのは目に余る!絶対命令ってのはこう言う時に使うのが基本だ!」

香「八期、ありがとうね!そして、絶対命令合って良かったわね!無かったらあんたぼこぼこだっただろうし!」

八期「それは否定出来ませんね!来年辺りが怖いです!」

香「ただ、あんたの絶対命令のお陰で私も手を出さずに済んだわ!」

栞「香先生、その物騒な止め方止めてください!」

朝子「あっ、ありがとう・・・」

八期「どういたしまして!こんな使い方なら絶対命令も悪くないだろ?」

教室
部子「まさか、憎き生徒会長に絶対命令で助けられるとは・・・」

心乃枝「まあ良かったやん?それに何も言われへんかったやろ?」

朝子「そうなんだけど、まあ栞先生には『相手を挑発しても何も解決しない』って注意受けた!ただ、その後校長先生が何とかするって、高等部奴等に警告したそうだけど・・・」

小「うち、絶対命令侮ってた!」

流「ああいう使い方するって、感心したわ!」

刹那「その人の使い方次第で絶対命令も、役に立つんですね!」

歩「さあ次は体育やから楽しみだ!朝子負けないよ!」

朝子「歩、勿論負けないわよ!」

ガラガラ
栞「皆!着替え中ごめん、言い忘れてたんだけど・・・」

廊下
朝子「何で、こんな時に屋上グラウンドが改装工事中なのよ!」

流「しかも、代わりのコートが高等部って・・・」

部子「先生は許可を取ったと言っておりますが、大丈夫でしょうか?」

朝子「嫌な予感しかしないわ!」

ガチャン!

増井「あら?」

真中「何で、中等部の子供達が私達のコートに来てるのかしら?」

朝子(やっぱり!)

Re: 少年教師有! ( No.9 )
日時: 2022/10/02 21:13
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

増井「あら?」

真中「何で、中等部の子供達が私達のコートに来てるのかしら?」

出席番号9番・中等部vs高等部!ドッジボール対決!

部子「私どもの屋上コートが使えないので、高等部の屋上コートを使うことに成ったのですわ!先生もちゃんと許可を取ってますわよ!」

増井「そんなこと私達は知らないわ!」

朝子「何でいつも、いつも・・・、
ってあんたは何でそこで捕まってるのよ有!」

莉緒「それに男子達も!」

小「何で?体育は分かれてやるんじゃなかったっけ?」

有「僕は体育の先生代わりで・・・」

一輝「僕らはそもそも人数少ないから・・・」

悠真「まともに出来ない上に、別のクラスと被ってもいないから女子とやるように先生に言われた!」

雄樹「そもそも、このクラス、男女の比率がおかしいんだよ!男子5人なのに、女子が26人って偏り過ぎだろ!」

流「確かに、それは比率ヤバいわね・・・」

千桜「いや、今1人居ね~けど!」

陽斗「良いじゃねーかよ、ハーレムみたいで!」

増井「郷に入ったら郷に従えなんでしょ!ここは私達の陣地も同じ、あんたらが出て行きなさい!」

朝子「待ちなさいよ!私達はちゃんと許可を取ってここに来てるの、別に半分使うくらい良いじゃない!」

有「ええっと、確認ですけど、皆さん今日の授業は何をする予定でしたか?」

増井・朝子「ドッジボールよ!」

有「なら、類は友を呼ぶと言います!中等部vs高等部でやってみませんか?」

中等部「ええっ!!!!!」

小「体格違うんだよ!」

春奈「威力も違うし!」

増井「何を言ってるの?私達は14人、あんたらは25人でしょ!」

真中「それに男子も合わせればば31人!数的には有利じゃない?」

一輝「僕らも入るの?」

真中「その代わり、男子は外野のみよ!それでもあんたらの方が有利じゃない?」

悠真「俺ら利き手で投げて良いのか?」

増井「良いわよ!いくら男子と言えど、中等部ならヒョロ球も同じよ!」

真中「なんなら賭けをしない?勝った方が負けた方の言うことを何でも聞く!」

朝子「そんな賭け・・・」

増井「あら、私達が負けたら、今までの事を謝って、これからは優しくするわよ!」

有「良いでしょう!僕が審判します!」

朝子「ちょっと、有!」

有「皆さん、勝って平和に過ごしましょう!」

朝子(あいつ何も分かってない!)

有「それではジャンプボールから!」

高等部14vs中等部24で試合開始

部子「朝子さん頼みますよ!」

朝子「分かってるわよ!」

ピー!

朝子(あっ、やっぱり背が高いから無理!)

真中「よし、行くわよ!」

コロコロ

中等部「えっ?」

恵花「こんな球簡単です!」←拾う

真中「はい、アウトよ!」

恵花「なぜですか!」

真中「知らないの?ドッジボールは最初取ったボールを自分の外野、外野がボールを取れば内野に転がしてからスタートするのよ!相手が転がしたボールに触れた人はアウトなの!」

恵花「そんなルールありません!理不尽です!」

真中「うちではいつもこのルールだったのよ!ほら、審判笛吹いて!」

有「えっ?ピー!」

朝子「吹くの?」

有「だってそういうルールですよね?その後は?」

真中「転がしは最初限定!最初に触れた人だけアウトだから、以降は普通のドッジボールよ!」

朝子「なら、それ!」

ピー!

朝子「よし、これで1人アウト!残り13人!」

真中「ふっ、おバカさんね!」

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

ピー!

部子「一気に5人アウト?」

朝子「あっ、ドッジボールは人数多い方が不利!」

中等部「ええっ!!!!!」

流「確かに、人数が多い方が固まりやすいから、狙われやすい!」

小「じゃあ、ハンデでも無いじゃん!」

部子「何で?そんな勝負受けたんですか?」

朝子「受けたのアイツよ!」

部子「有先生の為にも勝ちましょう!」

朝子「変わり身早い!」

一輝「ちょっと待って!」

有「どうしました窪君?」

一輝「ドッジボールのルール上、頭や顔は顔面セーフだから、全員顔面に当たってるからセーフだよ!」

有「なら、皆さん戻って下さい!」

5人「良かった・・・」

真中「本当にルール知らないのね!」

有「えっ?」

真中「内野は自分から外野に出たらその時点でアウトよ!」

部子「そんなルール聞いたことありませんわ!」

真中「だから、うちではそういうルールなのよ!」

高等部13人vs中等部18人

その後も

ドン!

江子「キャア!」

ドン!

小「ああっ!」

有「酷すぎません?弱い人中心にねらうなんて・・・」

増井「弱い奴から狙うのはドッジボールの基本よ!」

真中「それが当たり前なんだし、ルールに支障無いし!」

有「そんな・・・」

高等部10人vs中等部14人

朝子「有、ルールに文句言ってもどうにも成らないわ!」

ドン!

朝子「ああっ!」

中等部「朝子!」

真中「そ-れ!」←もう一度当てる!

ピピピ!

有「卑怯です!酷いです!」

増井「よそ見してる方が悪いのよ!」

朝子「あんたが行ってどうするのよ!」

有「でも・・・」

朝子「ドッジボールは相手に背を向けたら負けなのよ!とりあえず外野で何とか活躍するわ!」

有(うーん、どうすれば?)

朝子「ちょっと、何でそっち何人か入ってるのよ!」

真中「バカね、外野が内野を当てると自陣に戻れるのよ!」

部子「なら、私も!」

真中「あんたらは無しよ!」

朝子「はあ?ズルいわよ!」

真中「人数多いくせに文句言うんじゃないわよ!」

増井「あんたらみたいなコガモは私らの言うことを聞いときゃ良いのよ!」

有(酷い!)

校長室
鶴「何なのよ!今すぐにでも助けに・・・」

理「弟を信じて見守るのも、上の仕事よ!あなたが居なくなったらどうするの?」

鶴「そうですが・・・」

高等部8人vs中等部8人

真中「はい、アウト!」

燕「当たってません!」

増井「何よ!当たったじゃない!」

燕「当たってません!」

真中「私らが当たったって言ってんだから当たったのよ!」

燕「当たったか、当たってないかなんて自分で分かります!それに先生は笛を吹いてませんし!」

有「当たってませんよ!」

ゴン!

有「何するんですか?」

燕「先生、大丈夫です!先生が手を出すなんてそんなことしては行けません!」

有「谷川さん・・・(何とかしないと・・・)」

真中「ここは私達がルールなのよ!高等部なんだから!」

有(高等部のルール・・・、あっ、そう言えば!)

ドン!

刹那「ああっ!」

真中「よし!」

ピピピ!

有「セーフ!」

全員「えっ?」

真中「何よ当てたじゃない!」

有「同じ人が連続で3回以上投げるのは禁止です!」

真中「何よそのルール!」

増井「あんたが勝手に作ったルールでしょ!」

有「いえ、この学校オリジナルのルールです!」

全員「はあ?」

有「小・中・高全ての学校のルールです!」

朝子「そうなの!」

歩「知らなかった!」

増井「そんなの無効よ!」

有「学校のルールですよ!皆さんはさっきから高等部のルールを守るように言ってましたよね?」

増井「分かったわよ!」

歩「皆、反撃だよ!それ!」

ピー!

高等部7人vs中等部7人

増井「これでどうだ!」

刹那「ああっ!」

ピピピ!

有「セーフ!」

増井「何でよ!?」

有「同じ人を3回以上狙うのも禁止です!」

増井「はあ?」

有「これも学校全体のルールです!」

歩「それ!」

増井「おっと!」←ダイレクトキャッチ

歩「ふっ!それ!」←ダイレクトキャッチ

増井「甘い!それ!」←ダイレクトキャッチ

歩「よっと!」←ダイレクトキャッチ

真中「さあ、掛かってきなさい!」

歩「よし!それ!」

部子「佐々木さんそれは罠です!」

歩「えっ?」

ドン!

真中「引っ掛かったわね!」

ピー!

有「アウト!」

真中「はあ?」

増井「アイツ、3回以上投げたじゃない!」

有「ダイレクトキャッチは数えません!」

真中「何ですって!」

有「それがルールですから!」

その後
高等部3人vs中等部8人

ドン!

増井「3回狙われたからセーフよね!」

ピー!

有「アウトです!」

増井「何でよ!」

有「3人以下はそんなルールは通用しません!」

キーンコーンカーンコーン!

有「はい、試合終了!中等部の勝ちです!」

中等部「やったー!」

増井「こんなの認めない!認めないわ!」

真中「そうよ!こんなのおかしいわ!こうなったら・・・」←後ろから襲いかかる

有「あっ、危ない!」

真中「いけー!」←朝子目掛けて投げる

増井「おら!」←燕目掛けて投げる

有「たあ!」←真中をタックル

一輝・パッ!←キャッチ

一輝「えいっ!」←増井の顔面を狙って投げる

増井「いた!」

真中「キャアアアアア!」←スボンと下着を有に同時に脱がされる

燕「一輝君?」

有「あっ、ええっと・・・」

朝子「有!」

有「朝子さん、すみません!」

朝子「いや、ナイス!良い気味よ!バチが当たったのよ!」

バン!

有「お姉ちゃん?」

増井「校長先生!」

有「お姉ちゃん、これは・・・」

鶴「有、今は黙ってて・・・」

有「はい」

鶴「増井さん達、一体何をしていたのかしら?」

増井「ええっと、あなたの弟さん達と仲良くドッジボールを・・・」

鶴「へえ・・・」

真中「私達は彼らと遊んであげてたんです!」

鶴「これが遊んでるね・・・」←撮ってた動画を見ながら

高等部・汗ダラダラ

鶴「よくも私の可愛い弟達と遊んでくれたね!全部見てたわよ!何が高校ルールよ!ローカルルールと理不尽なルールを勝手に入れて・・・」

高等部「ひー!」

鶴「あんたらなんてこの学校から出ていってくれる?むしろ出ていけ!」パチン!

高等部「わあ!」

増井「覚えてなさいよ!」

有「一生忘れときます!」

鶴「有!」

有「お姉ちゃん?」

鶴「よくやったわ!」

有「えっ?」

鶴「もう、お姉ちゃん有達が可哀想で、何度も助けたかった!でも、有自身で解決しなきゃ行けない時がいつか来るかもしれないから、見守ることしか出来なかった!」

有「お姉ちゃん・・・」

鶴「今日のあなたは生徒達を守れる優秀な担任の先生だったわ!」

心乃枝「校長先生?」

鶴「皆も大変だったでしょ!後で、お詫び入れとくわ!」

中等部「はい、ありがとうございます!」


心乃枝「あっ、ポスト中になんか入ってる!」

朝子「校長の言ってたお詫び品ね!何かしら?もしかしてお金とか?」

心乃枝「図書カード10000円分や!」

朝子「要らねえ!」


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