二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.156 )
- 日時: 2012/12/08 23:29
- 名前: たま (ID: iZt7ppNj)
「来たか……たまはどうした?」
たまがいないことについて五月雨が尋ねると
「興味ないんだと」
フミキがつまらなそうに答えた。
「あいっかわらずつまんねー奴だな〜」
バハムートは本人がいたら絶対に言わせてもらえないような調子で呟いた。
「ところで食い物は?」
やはり食べ物第一なバハムート。
その言葉の後にケフィとねーちんが出した料理をみて歓喜の雄叫びをあげた
その頃
「第一の質問だが…何者だ?」
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.157 )
- 日時: 2012/12/08 23:57
- 名前: エコト (ID: iZt7ppNj)
パーティに参加していなかったたまは、自室の中で明らかに他と違う魂を感じ取った。
精霊使いの物に近いようで何かが違う。
部屋から出てみるとその異なる物……ではなく者が廊下の突き当たりから出てきた。
「見つけたぞ!お前たまだろ!」
たまを見つけ大声でそう言った。
「第一の解答だが……たしかに俺はたまだ。」
たまは隠すこともないと思い正直にそうと答え聞き返す
「第一の質問だが……何者だ?」
その質問に対して前もって用意していたかのようにその者は答えた。
「俺はアラシの中でもこのマユルドとネオラントという二体の悪霊を操る督励中の特例ッ!お前達を倒しにきたッ!名前はーー」
「長すぎ」
余りに長すぎる口上だったので全て聞く前に魂にしてしまった。
どこかのバカな竜達が言っていたように戦いにルールはないのだ。
(アラシだったのか……魂にしたから何かされるされる心配はないが殺すわけにもいかないし……フミキにでも訊いてみるか……あ、アイツ今パーティー行ってんだった。あぁなんだよパーティー参加するのか……まぁ行きたくないわけでもーー)
先ほど魂にしたアラシも解せなくなるほど考えた結果とりあえずパーティーに参加するという結論に至ったたまは五月雨の部屋へ足を向けた。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.158 )
- 日時: 2012/12/09 22:34
- 名前: エコト (ID: iZt7ppNj)
五月雨の部屋の前に到着しドアノブに手をかけようとしたそのとき、先程倒した雑魚と似たような魂を感じ取った。
しかしその雑魚とは明らかに違う異常性や禍々しさがその魂から感じ取れた。
たまは急いでその魂のあるホテルの前へと走ると、そこにはゲンガーを連れた男が立っていた。
「第一の質問だが……オマエもアラシって奴か?」
早速質問を飛ばすとその男は答えた。
「そうだ。だが、さっきの雑魚とは違うがな……!」
強気な発言に偽りはないはずだ。実際に対面してみるとやはりあの雑魚とは雰囲気が違う。
「第二の質問だが……オマエも俺達を倒しに……きたんだろ!」
言い終わるのと同時にたまは針を飛ばした。完全に不意をつけた。しかし、
「そんな攻撃食らうかッ!」
男目掛けて飛んでいった針は途中で粉々になった。
「何故だ?ならもう一度!」
たまの手元から飛んでいった針はやはり粉々になった。
「第三の質問だが……何者だよオマエ……?」
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.159 )
- 日時: 2012/12/10 22:37
- 名前: エコト (ID: iZt7ppNj)
「答えてやろう、どうせお前は何もできずに負けるからな」
余裕綽々と言った様子で男は語り出した。
「私はキティ。ただのアラシではない……幹部クラスだ。そして私は身の回りにある任意の物を自由に破壊する事ができる……」
幹部クラスだとか腑に落ちない部分もあるが、たまが気になるのは彼の能力だ。
(身の回りの物を破壊……つまり魂を使うにしても破壊されるだけ。なら直接抜き取るしかないか……)
「カーネル!」
たまの所に出てきたカーネルはキティへ冷凍ビームを放った
ここで凍らせて動きを封じて魂を抜き取ってしまいたかったがキティが黙って受けるわけもなく、
「ゲンガー!気合い玉だ!」
ゲンガーが横から放った気合い玉は冷凍ビームとぶつかり合う。
均衡が保たれることはなく気合い玉が冷凍ビームを止めた。
(気合い玉なんてカーネルに当てられたら俺もタダでは済まない……戻すしかないか。しかし埒が開かないな……何も無しに近寄るなんて無理だぞ……どうする……)
たまの頬には一筋の汗が伝っていた
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.160 )
- 日時: 2012/12/11 00:35
- 名前: エコト (ID: iZt7ppNj)
「どうした……打つ手なしか?」
キティはたまに煽るように尋ねる。
たまは答えない。
「次はこちらから行かせてもらおう」
言い終わるとキティが突然視界から消えた。
(消えた?だが魂で居場所は感知できる……後ろか!)
たまは体の向きを反転しサッと後ろへ身を引いた。
前方にはやはりキティが立っている。
「気配は完全に消したんだが…背中に目でもついているのか?」
「第一の解答だが……そう思うならそういうことにしておけ」
たまはキティの問いを適当に流した。
「ならそうさせてもらおう」
この言葉と同時にキティは再び視界から消えた。
しかし先程とは明らかに違うことがあった。
(キティの魂が……何故複数の場所にある……?)
先程はキティの魂は一つだった。というより、全ての生物は例外なく一つの魂しかないはずなのだ。
キティの魂が一つしか感知されないからこそあの攻撃にも対応できた。だがこれでは安易に動くことすらできない。
数秒ほど動かずにいると、
「こっちだ!」
左側からキティの攻撃が飛んできた。
これには魂をバリアにすることで辛うじて対応した。
「防いだか……次はこっちだ!」
右側から声が聞こえとっさにバリアを張る。
「浅はかな奴だ……私はこっちだ!」
最初の声はフェイク。たまがバリアを張りわずかに気を抜いたところで反対側から接近してきたキティが至近距離で攻撃を仕掛けた。
(まずい……!バリアが間に合わなーー)
たまは思わず目を瞑ったが、
バン!と乾いた音が響く。
…………攻撃は飛んでこない。
キティの方を見ると肩を抑えホテルの窓の方を見ていた。
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