二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.53 )
- 日時: 2012/09/17 23:54
- 名前: エコト ◆MUGENgEN/g (ID: q6B8cvef)
「第三の質問だが、オマエ俺を仲間にしたいそうだな。街中で話は聞かせてもらった。」
「どういうことだよ? なんで知ってる?」
「答える義理はない。まぁ俺に勝てるなら仲間になるの考えてやるよ。」
男は早くかかってこいと言う様子だ。
「なら早速行かせてもらう!」
kskは光線を男に放った。
直撃したかに見えたがどうやら無傷のようだ。
「なんで聞いてないんだ?」
kskが不思議そうに首を捻る。
「落ち着け。今俺が解析する!」
トムの能力『ダウンロード』だ。
この能力で相手や物体を解析することができる。
「トム?何かわかったか?」
「確かにわかった。だが理解できない能力だ。」
この会話に男も気になっているようだ。
「どうやらあいつは、魂を抜き取る力があるらしい。そしてその魂を使って戦うようだ。」
「つまりフミキ達は魂を抜かれたのか!?」
ここで男が会話に割って入った。
「第六の回答だが、御名答。俺は魂を使って戦う。手に触れた魂を変化させることができる!」
男は強い口調になって答えた。
「反則じゃねーか……破壊光線も魂を変化させてガードしたわけか……」
焦るksk、男は
「第四の質問だが、回答を待つつもりはねえ。こっちから行くぞ!」
そう男が言った次の瞬間
「ッ……!」
kskに突然衝撃が走った
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.54 )
- 日時: 2012/09/18 01:02
- 名前: エコト ◆MUGENgEN/g (ID: q6B8cvef)
「な……んだ……?」
「第七の回答だが、今のは針だ。高速で打ち出せば結構効くぞ。」
kskは本当に効いてるようで倒れてしまった。
「体が動かねえ……毒か……?」
「第八の回答だが、この針は毒蛇の魂を変化させた物だ。動けないのも無理はねえな。だがこの程度か? 旧時代がそんな低レベルだとは拍子抜けだぜ。」
男はkskを挑発している。これにkskは乗った。
「そんなわけねーだろ! 俺や俺の仲間が命捨てて戦った世界を侮辱するのは許せねえ!!」
kskは動かない体を無理矢理動かし立ち上がった 。
「立てるのか……そうこなくてはつまんねえな。」
kskは無理矢理男の下へ走った。
「お前は手で触れた魂を変化させて戦うと言ったな! ならその隙を与えなければいい話だぜ!」
kskは男を何度も殴った。すると突然、
「うっ……!」
kskに向かってまた針が飛んできた。
次こそkskは地面へ倒れてしまった。
「第九の回答だが、『手で触れた魂を変化させる』というのは嘘だ。魂にしてしまえば触れなくても操ることはできるんだよ。戦ってる相手に自分の能力をベラベラと正直に話すわけねえだろ。」
kskを見下ろしながら、嘲笑うように男は言った。
「おいksk! しっかりしろ!」
トムが寄ってきた。そして男はトムに触れた。
トムは崩れて動かなくなった。
「こいつは預かっておく。チャンスをやるから力を付けてこい。あんな不意打ちみてえな勝ち方じゃ満足できねえ。」
kskはどっちにしても負けるのは明白だと思った。
「なら……3人は元に戻せ……!」
「第十の回答だが、いいだろう。治療含めて一週間やる!そしたらまたここにこい。相手になろうじゃねえか。じゃあな。」
男はカーネルを戻し消えていった。
「くそ……く……そ……!」
kskはそういうとそのまま気絶した。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.55 )
- 日時: 2012/09/18 14:44
- 名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)
それからどれ程の時が経ったであろうか。
kskはそれを知らなかった。
ベッドから飛び起きたkskは、己の無力を嘆き、時計見ぬままホテルを飛び出した。
道行く人を押し退け、宛も無くkskは走っていた。
気付けば、虚しく引かれた白線との白黒のコントラストが美しいアスファルトの道は既にkskの足元には無く、足を強く踏み込めば沈んでしまいそうな程儚く、そして柔らかな土の道が広がっていた。
そう、ここは森林であった。
昨日に雨でも降ったのだろう、子供が無意識に喜びそうな樹木や樹液の匂いはせず、代わりに湿った土の匂いがした。
kskの足が地面に着く度に、しゃっ、だとか、ざっ、だとかの落ち葉が擦れる音がする。
季節が季節がなだけに喧しい蝉の泣き声はせず、その音だけが森に木霊した。
ざわり、と木の枝が揺れる音が揺れる音がする。
kskが顔を上げると、そこには湖が広がっていた。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.56 )
- 日時: 2012/09/19 00:23
- 名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)
「喉が……渇いたな……」
kskは自分が今日何も口にしていない事を思い出し、呟いた。
湖までkskは歩き、その水が飲める事を確認する。
両手で水をすくい、それを一気に飲み干した。
落ち着いたらどっと疲れが出た気がしたので、その場に座って休む事にした。
しばらく休んでいると、後ろで、ぱきり、と枝が踏み折られる音がした。
「振り向くな」
そう、冷たくもはっきりとした声が後方から聞こえた。
kskは振り向く動作を止めて言った。
「……お前は誰だ」
「……お前はkskだろう」
相手は答えなかった。
代わりに、相手がkskを知っている、という事実だけが返って来た。
「……また精霊使いか?」
「大戦の時に軍に居た者だ」
今度は答えた。
しやっ、と落ち葉が擦れる音がする。
相手がこちらに一歩踏み出したのだ。
「……俺はお前を知らない」
「でも俺はお前を……知っている」
男はもう一歩踏み出した。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.57 )
- 日時: 2012/09/19 00:47
- 名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)
「何の用だ」
kskがぶっきらぼうに聞く。
相手は、「浮かなそうな顔をしていたから」、と答えた。
「知ってる人に相談してみろ」
と、続けた。
「俺はお前を知らない」
「俺はお前を知ってる」
キリがない、と思いkskは、
「お前は何で浮かない顔をしてる、と知っている」
と返した。
相手は、「湖に顔が反射しているから」
と言った。
kskはハッと気付き、相手の姿を見ようとしたが、季節外れの外套を見に纏っており、ハッキリとした姿は見れなかった。
kskは観念して、先日の事を話す事にした。
どうやら知っている奴らしいし、特に悪そうな奴でもないと思ったからだ。
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