二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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kskと世界の仲間達
日時: 2013/10/09 00:04
名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)

クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。

※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません

先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください

感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます

※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。


冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!

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Re: かそせか ( No.63 )
日時: 2012/09/20 19:37
名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/

瞬間、さっきまで腕に溜まっていた髪がすべて皿と肉に変わった。
そして不知火は肉の群れの中から皿だけを割らないように地面に高速で叩きつける芸当をこなす。
いち早く地面に落ちた皿が、残りの肉をすべて受け止める。
ケフィと不知火を除く皆が口を塞げずにいる。
「次は火だね。不知火! 頼むよ」
「はーい!」
二人が会話すると同時にケフィは残りの髪を鉄板へと変化させ、不知火は目にも止まらぬ早さでどこかへと消えていった。
岩場の真ん中で鉄板を組み立てるケフィに、五月雨が質問を投げ掛けた。
「お前の精霊はどこに行ったんだ?」
鉄板を組み立て終わったケフィが最低限の言葉で答える。
「薪集め」
すると、岩が積み重なった方角からポンポンと枝が投げられてくる。そして岩の中から不知火が飛び出して来た。
「ありがと不知火
じゃあ誰か火を起こしてくれないかな」
「ケフィー火嫌いなの直そうよー」
「不知火もね」
「もう……!」
「さ、今日は焼き肉だよ
いっぱい食べてね」
ケフィはこれまた得意気にそう言った。

Re:かそせか ( No.64 )
日時: 2012/09/20 20:47
名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/

「あー! 食った食った!」
バハムートの満足そうな声で食事は締めくくられた。
五月雨の元に戻ったバハムートの隣にはフミキが眠そうに岩にもたれている。
ケフィも既に不知火と背中合わせに寝ている。
そして五月雨までもが欠伸をし始めた。
全員が睡魔の餌食となった頃、ただ一人だけ睡魔の手が届かない岩の上に位置していた。

kskだ。

「待ってろよジェネシス。必ず取り返す
許さねぇぞあの野郎……
もっと……もっと強くなって……
もう少しの辛抱だぞジェネシス……」
kskは地面に思い切り光線を放つ。
打った辺りの砂埃が舞い終わるまでを見届ける。
もうここで黄昏ていても仕方が無いと判断したのか、岩を降りていく。
まだ睡魔達が去っていなかったためか、kskが眠気に襲われるのはたやすかった。

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.65 )
日時: 2012/09/20 22:15
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

そして日は流れ……
遂に、決戦の日、来る。
「……よお」
ksk達が生活していた場所に、その男は来た。
「待っていた……お前は……」
「第一の回答だが、「たま」。俺の名は「たま」だ」
たま、と名乗る男は、ksk達に背を向けて歩き出した。
「……付いて来い、場所を変える」
kskとフミキ、そして五月雨とケフィが腰を上げる。
「……言っておくが……オマエらの手出しは厳禁だ……こいつの精霊の命は無いと思え……」
たまは顎でkskの方をしゃくって見せた。
kskは何か言いたげにしていたが……結局、何も言わなかった。
「そーかい……信用に欠けるってんなら……」
フミキは立ち止まり、銃を二つ、腰から抜きはなって無造作に落として見せた。
リボルバーがら弾が一発転がり落ち、たまの足下で止まった。
「これで……どうだい?」
「第四の回答だが……俺は利口で素直な奴は嫌いじゃない……」
たまが再び歩き始めたのでksk達は後を追った。
たまが足を止めたのは、近くの森林の中だった。
恐らくここで不知火も薪を取ったのだろう。
「ここだ……ここにしよう……」

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.66 )
日時: 2012/09/20 22:16
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

「いいだろう……フミキ、お前が審判をやれ…… 精霊も武器もないお前が一番「公平」に近い」
フミキは無言で承諾した。
「「審判」さんよ……ルールの確認だ……どちらがが戦闘不能になった時試合終了、そして俺が『精霊』を使えるのは一度に五秒まで、そして三回が限度とする……。あまりハンデのある試合は好きじゃないんでね……」
言い終わると同時に、kskか足を踏み鳴らした。
「フミキッ! ルールなんざどーだっていい……さっさと開始の合図をしやがれ!」
何を焦っているんだ、とフミキは思った。
それと同時に、たまは勝利を確信した。
(こいつ……俺への「怒り」で我を忘れてやがる……これはもう貰ったな、この戦い……)
たまが余裕の表示で戦闘体制に入ったと同時にに、フミキの声が轟いた。
「試合……開始ッッ!」

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.67 )
日時: 2012/09/20 22:17
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

「一気に行かせて貰う!」
kskはそう言うと、地面に向けて光線を発射した。
するとkskの体は、「噴出力」を生かして宙に浮かび上がったのだ。
「上手い……奴の能力は、「近距離」でこそ真価を発揮する……空中に居れば、奴の脅威を激減出来る!」
フミキが称賛した。
「これこそが俺の新たな光線……その名も『光飛』ッ!!そしてこれが!」
kskは飛行して木の枝と葉の茂る所に隠れながら、空いている右手の親指と人差し指で、「銃」を作った。
そして、その「銃」から、数発の小さな『光線』を撃ち出した。
「光線を小さく、細かく調整して放つ……名付けて『光弾』!」
それを見た五月雨が、
「成る程……これなら太陽の逆光と木の枝と葉に隠されて、出所が分からない……防御のタイミングをズラす作戦か」
と言う。
しかし、たまは全く動じない。
「第六の回答だが……「知っていた」……お前が焦って早期決着を図る事を……だから近くにあった木の魂を抜いておいた……既に……」
そしてたまは右手を地面に叩き降ろした。
「今俺が持っているこの魂をッ! 地面に「植えた」ッ! するとつまり……」
ズズ、とたまの踏んでいた地面は浮き上がり、瞬く間に大樹がそこに「元々あった」かのように、立っていた。
「「木」が、生える」
たまは今生えた木の頂点に立っていた。
そして、kskと同じ目線で撃たれた弾を見下ろしていた。
本来相手の脳天をブチ抜く予定だった弾は、突然生えた木の幹に当たり、そして止まった。
「第三の回答だが、オマエが俺を見下ろすなんて事は……百年早いんだよ……」


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