二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.79 )
- 日時: 2012/09/23 12:01
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
店に入るとそこは当然だが普通の中華料理屋だった。
中央にはカウンター席がコの字型についており、奥は厨房になっている。
そして回りにはいくつかテーブル席がある。
ksk達が店に入ったのを見て、威勢のいい店長らしきオヤジが
「いらっしゃーい!」
と、ksk達を出迎えた。
ksk達の人数を確認したらしいオヤジは厨房に向かって
「7名様ごあんなーい!」
と、更に声を張り上げて言うとしばらくして
厨房からお盆に人数分のおしぼりと水をのせた少年が現れた。
年齢は13〜14といったところだろうか……かなり小柄な少年だった。
すると、フミキが
「この子は店長のお子さんですか?」
と質問をした。
店長は少し間を開けると
「まあ、そんなところだ」
とぶっきらぼうに答え、厨房へと消えていった。
少年は無言のままksk達を席へと案内し、おしぼりと水を置き、
「メニューになります」とメニューを置くと、再び厨房へと戻っていった。
すると、待ちきれんとばかりにバハムートがメニューを開き、
「なあなあ、何食べるんだ?て全部か?とりあえずチャーハンは欠かせないよな。あとは………」
と、本当に全部注文せんとばかりの勢いでこれとこれと……とメニューを言っていくので
五月雨がいい加減にしろと鉄拳制裁
バハムートは「いってぇ」と、頭を抱えることになった。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.80 )
- 日時: 2012/09/23 12:44
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
全員食べるものが決まり、店員を呼ぶ。
するとあの少年が出てきた。
「後注文はお決まりでしょうか」
そう言う彼にそれぞれ食べるものを言い、彼が「かしこまりました」と言って
厨房へと戻ろうとする時、フミキが彼を呼び止めた。
「そういえば君、精霊使いって聞いたことあるかな?」
皆はいきなりのフミキの質問に少々戸惑ったが、すぐ納得がいった。
確かに料理屋は日、時間を問わず人が訪れる。
客の噂話で精霊使いのことを聞くこともあるだろうし
精霊使いがこの店に来た、という可能性もあるだろう。
すると彼はただ
「ええ、知ってますよ」
と、それだけ答えた
「じゃあ、この辺りに精霊使いがいるって話、聞いたことあるかな?」
フミキが再び質問をすると、少年はしばらく黙り、それから口を開いた。
「…………………………お兄さん達、精霊使いを探してるの?」
「ああ、そうだよ」
ある程度予測できたのだろう、フミキが答える。
「…………………………………戦うの?」
ボソッと彼が言った。
「え?」
これは予測できなかったのか、少し返答に困るフミキ。
「お兄さん達も………戦うの?」
少年が少し暗い顔をして言う。
フミキが答えようと口を開きかけたその時……
ドォーン
衝撃音がした
そして、ksk達の目の前は真っ暗になった
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.81 )
- 日時: 2012/09/24 23:19
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いってぇ………」
kskは何が起こったのか理解できなかったが、
目を開いた瞬間その目が驚きの色に変わった。
空だ………
空が見えるのだ
kskは倒れていた体を起こして回りを見回した。
破壊されていた……
この料理屋はもちろん、回りの民間まで破壊され、瓦礫と化していた。
「何があったんだ……」
しかし、kskはすぐ頭を切り替える。
仲間はどうなったのか………
幸い辺りから呻き声が聞こえ、そちらに目を向けると
皆が意識を取り戻し、体を起こしていた。
たまはなぜか無傷で立っていたが、なぜかは追求しないでおこう。
そして、たまがじっと視線を向けている方角に視線を向けると人が二人いた。
あの少年とオヤジだ。
しかしオヤジはぐったりと横たわり、少年が彼を抱えて必死に呼び掛けている。
立ち上がった皆と共にそちらへむかってみるが
「………………」
ただ、皆無言だった。
『死んでいる』のだ
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.82 )
- 日時: 2012/09/26 23:16
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
少年が必死になって呼んでいるが無意味だろう。
それより、ksk達にはやることがある。
皆はある方向を向いた。
そこにいるのは……………アラシだ。
人数こそ一人だが悪霊を従えている。
ksk達が戦闘体勢に移ろうとした時、少年が立ち上がった。
「馬鹿っ、アイツ………」
いくらオヤジを殺されたとはいえ、生身の人間が
アラシに立ち向かえる訳がない。
kskは彼の元へと駆けようとして、足を止めた。
「ッ!?」
全員の目が驚きの色に染まる。
………精霊だった。
紫の炎を灯し、宙に浮いている。
「精霊使い………」
kskが驚きを隠せないように言うと、
「あれはシャンデラ。炎の精霊だね」
と、ケフィが冷静に状況を把握し、説明した。
「アマテラス」
少年がそう呟くとアマテラスと呼ばれた精霊は
悪霊に向かって炎を噴射する。
しかし、相手の悪霊も炎の悪霊、クイタランだ。
そこまで大したダメージにはならないだろう。
炎はクイタランに直撃したが、やはり大したダメージにはならなかった。
それでもクイタランの動きが止まった。
少年はその隙を見逃さず、クイタランに向かって駆け出した。
「我…汝の力を必要とせん……汝…我が鎧となり、そして我が剣となれ。」
エレメンタル・アーマー
「精 霊 装 甲」
少年がそう言うと、アマテラスが光だし、彼の手の中で一振りの大剣になった。
そして、クイタランとの間合いを一気に詰め、一振り。
クイタランが真っ二つに斬られ、それに伴いアラシも消失する。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.83 )
- 日時: 2012/09/27 00:19
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
アラシを倒した少年は、ksk達の元に歩み寄ってきた。
「お兄さん達、精霊使いを探してるんでしょ?」
「ああ、そうだ」
少年が問い、フミキが答える。
「僕も、仲間に入れてくれるの?」
「ああ、もちろんだ。ただし、聞きたいことがある。」
と、フミキが言い、少年に問いかける。
「さっき君は、『お兄さん達も戦うの?』と言ったね? ああ、確かに戦うさ。でも、それにはきちんと戦う理由がある。君には戦う理由はあるのか?」
「戦う理由………」
少年が少し考える。
そして、
「僕は……もうこれ以上失いたくない…もう大切なものを失いたくない。だから、戦う」
そう言った。
それを聞いたフミキは何処か納得したいような顔をして言った。
「よし、合格だ。これで君はこれからは仲間だ」
「仲間…………」
「ああ、仲間だ」
少年とフミキの会話が終わると、今度はkskが話しかけた。
「そういえばまだ名前を言ってなかったな。俺はkskだ。で、フミキ、五月雨…………」
kskが仲間を紹介していく。
「………タートナック」
少年も名前を言った。
そしてkskはタートナックに手をさしのべて
「宜しくな。なタートナック」
kskはそう言って握手をした。
これで四人目
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