二次創作小説（映像）※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時： 2013/10/09 00:04
- 名前： 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 （ID: H1c8Uwl2）
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎！
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました！
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます！
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- Re: 【ポケモン二次創作】ｋｓｋと世界の仲間達 ( No.23 )
- 日時： 2012/09/12 23:22
- 名前： 旧世界の神 ◆VzaRU5g9vI （ID: WVvT30No）
「行くぞトム……久しぶりに仕事だッ！」
kskはトムと共に炎の発生源に走り込んだ。
炎の先に立って居たのは、一人の禍々しい男であった。
「ksk……伏せろッ！」
キングの声が響いたかと思うと、二発の銃声が轟いた。
kskは本能的にその場に崩れ落ち、銃弾を咄嗟に避ける。
「な……」
kskが目にしたのは、二発の銃弾が男に当たる前に弾かれ、地に落ちる様だった。
「ksk……そいつが『悪霊』だ……」
男から出てきて銃弾を弾いたのは、赤く丸々としたポケモン、「ヒヒダルマ」であった。
「これが悪霊か……だが関係無いね……速攻でブチのめすッ！」
kskが放ったパンチは虚しく空を切り、代わりに悪霊の反撃の鉄拳が飛ぶ。
「kskッ！」
トムがkskを咄嗟に庇う。
悪霊のパンチは『ジェネシス』本体にクリーンヒットし、トムは派手にふっ飛ばされた。
「ぐおっ!?」
同時に、kskも同じようにふっ飛ばされる。
それを見たフミキが、
「kskッ！ 精霊と本体のHPは「共有」される！」
成る程ね、とkskは頷き、再び立ち上がった。
「聞いたか……トム……？」
「ああ……バッチリ聞いたさ……それに、さっきの悪霊の回避……ありゃ恐らく……熱による「蜃気楼」を利用している……そして俺とお前は殆ど接近戦が不可能になっている……ここは距離を取るべきだ」
それを聞くや否や、kskは一目散に後方向けて走り出した。
「距離が離れればこっちのもんだああ……あ……？」
kskが振り返るとそこにはさっきの悪霊がすぐそこまで迫っているのが見えた。
「kskッ！ こいつ、俺達より「速い」！」
やられる、とkskは一撃を覚悟したが、相手の攻撃がkskに届く事は無かった。
恐る恐る目を開けると、悪霊の動きはkskの寸前で止まっていた。
「……ksk、今ので分かっただろうが、精霊と悪霊には、「破壊力」「移動可能範囲」「攻撃射程距離」「耐久性」「スピード」の五つが決まっている。これがさっき話した「基本能力」だ」
「……先に言えっつの」
「何はともあれ、こっから反撃だ」
- Re: かそせか ( No.24 )
- 日時： 2012/09/13 00:35
- 名前： 剣舞 ◆EFZHg174eQ （ID: AS6qN2jn）
「ところでトム、あいつはパンチで攻撃してくるけどトムはどうやって攻撃するんだ？」
ああ、それなら心配ない、とトムは自慢気に言う。
「ビームが出せる」
「は？」
「ビームが出せる」
「それだけ？」
「ビームが出せる」
「なにそれこわい」
どこかで聞いたようなやりとりをしていると、先ほどこちらにとどめを刺し損ねたヒヒダルマが近づいてくる。
やるしかない、と自分に言い聞かせ大きく深呼吸、一拍置いて叫ぶ。
「ブチかませ！ ジェネシィィス!!」
kskの声に反応するようにジェネシスは体を三本の手足で地面に固定し、迎撃の体勢に入る。
間近に迫ったヒヒダルマが巨大な拳を振り上げ、叩き潰そうと振り降ろす。
「吹き飛べや!!」
至近距離で放たれた光線はヒヒダルマに直撃、体勢を崩したヒヒダルマはそのまま数十メートル吹き飛び、kskの視界から消え去った。
- Re: 【ポケモン二次創作】ｋｓｋと世界の仲間達 ( No.25 )
- 日時： 2012/09/13 00:37
- 名前： 旧世界の神 ◆VzaRU5g9vI （ID: WVvT30No）
吹き飛んだヒヒダルマは中々起き上がらない。
「相当効いたみたいだな……」
kskがフミキの元へ帰ろうとすると、
「待てッ！ 奴が動いた……」
「……トム、「サイケ光線」だ……確実にとどめを刺す」
トムは頷いて、再びビーム発射の体制を整える。
「さっきよりは反動が軽い技だから静止して撃つぞ……「サイケ光線」ッ！」
螺旋状の二色の光線がヒヒダルマに襲い掛かる。
しかし、すんでの所でヒヒダルマは飛び退き、光線をかわした。
「来るぞッ！ ksk！」
「ああ……食らえッ！ 『破壊光線』！」
kskは両手を構え、ビームを放つ。
しかし、ヒヒダルマはそれをも空中で上手く避ける。
「 駄目だ、当たらない！ まだ勝手が掴めない！」
苛立つkskに、トムは、
「ksk……ビームをカーブさせろ……威力を落とすんだ……」
「威力の調節なんて……そんな事出来る訳が……」
ハッ、とkskは思い付く。
「そうか……片手だ……これなら威力を調節せずに落とせる……！」
- Re: かそせか ( No.26 )
- 日時： 2012/09/14 23:24
- 名前： あど ◆EoSfxD7Z8g （ID: 42M2RXjr）
- 参照： http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
「トム！ もういちどサイケ光線を放て！」
「おう！」
そう命じられ、トムはサイケ光線を放った。
ヒヒダルマはそれを避け、上空に飛び上がる。
瞬間。ヒヒダルマの目の前に迫ったのはkskの破壊光線であった。
「終わりだ!!」
kskはそう叫ぶ。しかしヒヒダルマはそれを寸での所で避け、サイケ光線を炎で相殺しようと地に降りる。
そしてヒヒダルマが火を口に溜め始めたその瞬間ーーー
かわしたはずの光線が軌道を変え、ヒヒダルマの背中に命中した。
サイケ光線を焼き払い、ksk達をも焼ききってしまいそうだった炎は
ヒヒダルマの口から出る泡と混ざり、焦げた様な音を出している。
「やったか……?」
kskが警戒しながら言うと、禍々しい男とヒヒダルマは跡形も無く消え去った。
- Re: かそせか ( No.27 )
- 日時： 2012/09/14 23:26
- 名前： あど ◆EoSfxD7Z8g （ID: 42M2RXjr）
- 参照： http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
フミキが静かに拍手をした。
「お見事。今の戦いで分かったと思うが、アラシはただ悪霊に精神がとりつかれて居るだけの存在だ
つまり、実体は無い。真に倒すべきは悪霊なんだ」
「そうか。分かった。大体コツが掴めて来たよ」
トムを精神に引き入れながらkskはそう言った。
「では進もう。止まってちゃ日が沈むばかりだ」
フミキの言葉に首を縦に振り、ksk達は歩を進めた。
1〜2km程度歩いただろうか。kskが口を開いた。
「そういやさっき言ってた「精霊の基本能力」ってのは何なんだ？」
「ああ、じゃあ歩きながらでも聞いてくれ
精霊には、破壊力、スピード、移動範囲、耐久力、攻撃範囲という能力に、それぞれ最弱のEから最強のAまでのアルファベットが定められている
君のジェネシス君を例に出すと、
破壊力A、スピードC、移動範囲B、耐久力C、攻撃範囲Cとなっている
破壊力とスピードと耐久力。これは実践で覚えるのが早いが、
注意が必要なのは移動範囲と攻撃範囲だ
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