二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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kskと世界の仲間達
日時: 2013/10/09 00:04
名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)

クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。

※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません

先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください

感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます

※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。


冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!

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Re: かそせか ( No.43 )
日時: 2012/09/16 19:37
名前: 剣舞 ◆EFZHg174eQ (ID: AS6qN2jn)

二人の呼び声と共にポリゴンZのジェネシス、エルフーンの不知火が姿を現す。
「精霊使いか、久々に骨のあるやつと戦えてうれしいね」
そう言うと人型の精霊、バハムートはジェネシスに斧を振り降ろす。
「不知火、カバーしてあげて」
ケフィの指示で斧とジェネシスの間に不知火が割って入る。
バハムートの斧を不知火が綿の部分でガードする。
ケフィが一瞬唸ったところを見るとダメージを受けたのだろう。
「悪いなケフィ、よしジェネシス、サイケ光線だ」
おう、という返事とともにジェネシスから光線が放たれる。
バハムートはそれを斧で防ぎ、今度こそと再びジェネシスめがけて飛び込んでくる。
「後ろに避けろ!」
移動範囲に制限があるので一端下がらせる。
「ちょこまかウゼェやつらだな、能力使っていいか?」
追撃をやめたバハムートは少年に問いかける。
「構わないが使うからにはさっさと決めろ」
了承を得たバハムートはニマッと笑い、斧を地面に突き刺した。

Re:かそせか ( No.44 )
日時: 2012/09/18 01:26
名前: 剣舞 ◆EFZHg174eQ (ID: AS6qN2jn)

バハムートが胸に手を当てると光に包まれ、人型だった姿が変化した。
それは竜の姿だった。
いや、竜というよりは恐竜に近いかもしれない。
「オノノクスの精霊か、二人とも気をつけろ、一撃が致命傷になるぞ」
脇で見ていたフミキの言葉に少年は驚いたように言う。
「オノノクスを知っているようだな、ならば話が早い、降参したらどうだ」
誰よりも早くその言葉に反論したのは他でもない彼の精霊だった。
「ここまで来てそれはないだろチビ、なんと言おうと勝手にやらせてもらうからな」
そう言って走ってくるバハムートはさきほどより素早く感じられる。
「精霊ではなく精霊使いを叩くんだ! 真正面から戦うのは危険すぎる」
ケフィとkskは目を合わせてうなずくと二手に分かれた。
「バハムートは僕がなんとかするから精霊使いを叩いて」
ケフィは自身の能力を使って腕をロープに変化させるとバハムートの足元めがけて投げつける。
「転ばせようったってそうはいかな……」
ロープを避けようとしたはずのバハムートはなぜかロープ吸い込まれるように引っかかり、転んだ。
「これが不知火の能力だよ」

Re:かそせか ( No.45 )
日時: 2012/09/16 20:17
名前: 剣舞 ◆EFZHg174eQ (ID: AS6qN2jn)

派手に転んだバハムートに合わせて少年が痛みに胸を押さえる。
「今だよ、ksk」
ケフィが叫ぶ。
「そうはいくかよ」
転んだときのダメージがまだあるのかフラフラの少年は銃を構える。
もうすぐ近くに来ていたkskとジェネシスは戦慄する。
「不知火、バハムートの手を狙って」
慌てる様子のないケフィの言葉に反応し、すぐ様不知火がバハムートの手に体当たりをかます。
ヒットすると少年は手から銃を落とし、丸腰になった。
「ジェネシス、とどめだ!」
「おうよksk、行くぜぇ!」
kskとジェネシスは声を合わせて光線を放つ姿勢に入る。
「バカな……」
立ち尽くす少年にkskは手から、ジェネシスは口から光線を放った。
『破壊光線!!』

Re:かそせか ( No.46 )
日時: 2012/09/16 21:19
名前: 剣舞 ◆EFZHg174eQ (ID: AS6qN2jn)

否、放ったつもりだった
実際はジェネシスの光線のみが少年に当たっていたのだ。
「最後の最後で俺の能力が使えたか……」
倒れ込んだ少年の言葉を聞く限り、kskの能力は少年の能力に邪魔されたらしい。
「どういうことだよ」
「お前が知る必要はない、殺すなら殺せ」
覚悟を決め、目をつぶった少年のところにフミキが歩いてくる。
「目を開けてくれ」
フミキの言葉におそるおそる少年は目を開けた。
するとフミキは手で銃の形をつくり、ドーンと撃つ真似をした。
「さて、これで今君は死んだ、僕が銃で撃ったからね」
「ところで僕たちは精霊使いを集める旅をしているんだが、どこかに精霊使いはいないかなぁ」
棒読みではあるがフミキの言葉に観念したらしく少年はため息混じりに言った。
「精霊使いの五月雨だ、連れて行きたければ勝手にしろ」
素直じゃないなと笑う三人を見て少し頬を赤らめる少年、五月雨が仲間になった瞬間であった。

Re:かそせか ( No.47 )
日時: 2012/09/17 10:53
名前: 剣舞 ◆EFZHg174eQ (ID: AS6qN2jn)

「おいおいおいなにちょっといい感じに盛り上がってんだよ」
オノノクスの姿から人型に戻った少年の精霊、バハムートが歩いてくる。
服はところどころ破けており、なんというかきわどい。
「負けは負けだバハムート、素直に認めよう」
「冗談じゃねぇ! なんでこんなやつらと行動しなきゃなんねぇんだよ!」
喧嘩を始めてしまった二人の間にケフィが仲裁に入る。
「落ち着きなよ、無理強いするつもりはないからさ、ゆっくり考えていいよ?」
バハムートはしばらく黙り込んだかと思うと、思い出したように言った。
「どうしてもって言うなら毎日飯を食わせろ、それならついて行ってやる」
その言葉にその場にいた四人は思わず吹き出す。
「な、なんだよ、なんか変なこと言ったか?」
「約束しよう、飯は毎日食わせてやる」
フミキが笑いを堪えてそう言うとバハムートはガッツポーズして喜び、五月雨の中に戻っていった。
「というわけだ、俺達はお前らについて行く」
で、と五月雨は付け足す。
「どこに向かってた途中だったんだ?」
「ネオキャスフィ」
フミキの答えに五月雨は指を指した。


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