二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.136 )
- 日時: 2012/10/28 23:13
- 名前: ぬ (ID: Q9lf3bu6)
一方その頃、と言う言葉がぴったりだろう。
フミキによって窓から落とされたバハムートは、
「いたた……畜生、覚えてろ!」
そう吐き捨て、次の部屋へと向かっていた。
残っている者の部屋の配置を考えると、最初に辿り着くのはMysonの部屋だった。
「アイツの部屋ねぇ……」
数日前の出来事を思い出し、複雑な気分になる。
「ま、怒らせなけりゃ問題ないか!」
呑気にそう考え、バハムートはMysonの部屋へと向かった。
エレベーターから一番近いその部屋に、Mysonはいる。
「あまり歩きたくないからの。なるべくエレベーターから近い部屋にしてくれや」
彼自身が、そう申し出たのだ。
「とっくりあーと!いや間違った、トリックオアトリート!」
何故か台詞を間違えつつも、部屋に突撃する。
「zzz……」
Mysonは寝ていた。
ハロウィンそっちのけなのか、そもそもハロウィンを知らないのか。
「あ、し、失礼しました……」
下手に起こしてしまえば、また弾幕の餌食になる。
それを恐れて、そろりと、それでも素早く部屋から出ようとした。
次は誰の部屋へ行こう、そう考えるが、その思考は中断された。
「……おい」
背後から聞こえた、その声によって。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.137 )
- 日時: 2012/10/31 19:42
- 名前: ぬ (ID: Q9lf3bu6)
「……げ」
バハムートが最初に口に出したのは、その声。
Mysonが笑みを浮かべて、こちらを見ている。
だがどう見ても、彼は怒っていた。
「これから寝よう思っとったのになんや? またアンタか? この前の一件、まだ許しとら……」
いや既に寝てたじゃん、というツッコミを寸前で押し留め、
「い、いやゴメンって! だって誰もアンタが寝ようとしてたことなんて……」
Mysonは数秒沈黙し、
「……ほんなら、今回くらいは許し……」
その時、焦っていたバハムートの表情がほっとしたものに変わるのを、Mysonは見逃さなかった。
絶望の淵から救われたと感じた時は、誰だって安堵の表情を浮かべるものだ。
「……許したるとでも思ってんのか?」
「……は?」
勿論、それが消えた時の表情といったら、滑稽なものだ、Mysonは過去の事象から知っていた。
バハムートは、冷や汗がドバッと出るような感覚がした。
「とっくりあーと? トリックオアトリート? そんなチャチなモンやない」
そう言うと、魔法陣が大量に出現した。
あっという間にバハムートを囲んだ魔法陣が一瞬、僅かに光り、
「バラージオアトリートォ!」
Mysonがそう叫ぶと同時に、バハムートは大量の弾幕の餌食となり。
「……さて、寝る気も失せたしテレビでも見よか。コイツは知らん」
バハムートは、満身創痍の状態で部屋から追い出された。
これで四人目。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.138 )
- 日時: 2012/11/01 22:26
- 名前: 氷室 ◆/EgYWfaEws (ID: 8IaQw9YV)
「なんなんだよ皆して……なんで誰ものってくれないのよ……」
と、言いながらバハムートは若干涙目になっていた。
「あと行ってないってところって言ったらkskとタートと白んところか……
……あんまり好きじゃないけど取りあえず白のところに行ってみるか…ハァ…」
こうしてバハムートは外していた仮面を再び装着し、白のところへと向かって行った。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.139 )
- 日時: 2012/12/22 19:24
- 名前: 氷室 ◆/EgYWfaEws (ID: 87ywO7pe)
一方、白たちはバハムートがこの部屋へ向かっていることなど勿論知らず、部屋でゴロゴロしながら平和な一時を過ごしていた。
「……暇だねー」
「うん。暇だねー……」
「……あれっ? 今日って10月31日だっけ?」
「え? そうだけど?」
「10月31日と言ったら白、ハロウィンだよ!」
「は、はろうぃん? はろうぃんってなんだっけねーち」
「そうと分かったら早速お菓子作ってくるよ! 待っててね白!」
ねーちんはすぐさま水色のエプロンを着けキッチンへ向かい、お菓子を作る準備へと入った。
現状がよく分からない白も、ねーちんの後を追うように着いて行った。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.140 )
- 日時: 2012/11/01 22:52
- 名前: 氷室 ◆/EgYWfaEws (ID: 8IaQw9YV)
「ねぇ、はろうぃんって何するの?」
「ハロウィンっていうのはね、子供とかが仮装をして色々な家を回ってたくさんお菓子をもらう行事なんだよ」
「へー。どんな仮装をするの?」
「えーとね、例えば『魔女』とか『黒猫』とかかなぁ。
……って砂糖が見当たらないな。白、私ちょっと買い物行ってくるね」
「あぁ、うん。いってらっしゃーい」
いってきまーす、とねーちんは返事をし、バタン!とドアが勢いよく閉まった。
白はねーちんが買い物へ行ってしまったので、一層暇になってしまった。
誰かの部屋に遊びに行こうとでも思ったのか、白は部屋を出て行った。
この時の白はどちらかというと元気だった。
こ の 時 の 白 は 。
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