二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.141 )
- 日時: 2012/11/04 00:55
- 名前: 氷室 ◆ppiJ5OGQ5w (ID: 8IaQw9YV)
部屋を出た白は、いつの間にか廊下がカボチャの置物や、偽物の骸骨のようなものが置かれている事に気が付いた。
これがハロウィンなんだなぁと白は思いつつ、たまの部屋にでも行こうかと考えていた。
たまの部屋は6階。それに対して、白の部屋は4階。
白の部屋はエレベーターより階段の方が近かった。
それ故に白には階段の方が先に目に映り、エレベーターで行こうという思考は無かった。
6階に上がるのは、というよりも4階より上に行ったことのない白は、恐る恐る階段を上っていく。
それと同時にバハムートも階段の近くに来ていた。
因みに、今バハムートのいる階は5階である。
バハムートは階段の方が時間がかからないと考えたのだろう。
どちらも鉢合わせになるなんて考えても無かったのは言うまでもないが。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.142 )
- 日時: 2012/12/22 19:28
- 名前: 氷室 ◆ppiJ5OGQ5w (ID: 87ywO7pe)
白は5階に着いた。
ほぼ同時にバハムートも階段の前に着いた。
「ん? 白?なんでここに…」
「きゃぁぁああああああ!!!」
叫ぶのも当たり前である。
自分よりも背の高い女性が、悪趣味な仮面を付けて自分のことを見られていると考えたら、誰でも叫びたくなるものである。
バハムートは何故驚かれてるのかと思っていたが、すぐに仮面を着けているということを思い出した。
初めて驚かれたによって、気を良くしたようで、少し調子に乗り始めた。
「う…うアぁ……お菓シを…出セ…!
出さな…イと……お前ヲ…食うぞ…!!」
と、バハムートは最大限の怖い声で言った。
「いやぁぁぁああああ!!! 誰ですかあなたは!!! これ以上近寄ったら眠らせますよ!!??」
白はもう完全にパニックに陥ってるようだ。
「早ク……し…ろ…!」
そんな白を見てバハムートは面白がっていた。
「いやぁぁあああああ!!!! もうやめてぇぇえええええ!!!」
ついに白も限界に達してしまったのか泣き出してしまっている。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.143 )
- 日時: 2012/11/04 02:35
- 名前: 氷室 ◆ppiJ5OGQ5w (ID: 8IaQw9YV)
「……あれ? 泣いちゃった……?」
バハムートは今更やりすぎちゃったと思ったが、時すでに遅し。
「あー……どうしようかな……
こんな時にたまとかに見つかったらどうなるこっちゃ……」
だがその嫌な予感は的中した。
たまがこちらへ来たのである。
「あ? 白とバハムート?」
「げ!!?? なななな、なんでたまがここに!?」
バハムートは相当焦っているようだ。
「第一の回答だが、悲鳴が聞こえたから駆けつけた。それだけだ。」
たまは、ケフィの部屋から自分の部屋に戻る時にいきなり
「いやぁぁあああああ!!!」
という悲鳴が聞こえたという。
「ではこちらからも問おう。第一の質問に、何故白は泣いている?」
「(ギクッ!)え、えぇと……うーんと……、そうだ! 白今ここで転んじゃったんだよ!」
「ほぅ…では第二の質問だ。お前の着けてるその仮面はなんだ?」
「(ギクゥッ!)え…? これは…その……さっきあっちで拾ったやつをフロントに届けようと思って……」
バハムートがあっちと言って指を指したが、その指が小刻みに震えている。
だんだんと胸の鼓動が早くなり、冷や汗も半端では無い。
「ほう。白? 大丈夫か? 立てるか?」
と、たまはそっと手をさしのべた。
白は涙を手で拭って、ゆっくりとたまの手を掴んで立ち上がった。
バハムートはホッとした様子だったが、未だに仮面を着けている。
白はバハムートの方をチラッと見たようだ。それに伴い、また泣き出してしまった。
たまの手を握る力も非力ながらも若干強くなったのが分かる。
「あぁ? 白どうしたんだ? どこが痛いんだ?」
「痛い…グスッ…じゃなくて…グスン、そこのお姉ちゃん…エグッ…お面…うわぁぁぁあああん!!」
「バハムート……やっぱりお前か……!」
「ヒィィッ!」
バハムートはいっきに血の気が引いていった。
たまは相当怒っているようだ。声がいつもより明らかに低い。
「年下をいじめて何が楽しいんだ…?
少し考えたら…」
「うわぁぁあああ!! ごめんなさぃぃいいい!!!」
そういってバハムートは階段をいっきにかけ上がり、自分の部屋へ突っ込んで行った。
「あっ…ちょっ、まっ……
くっそ、逃げ足は早いな……魂にしてやろうと思ったのに……」
「で、第三の質問だ。白もどうしてここに?」
「たまさんのところに遊びに行こうと思ってて……」
「なんだそうだったのか! なら来なよ、俺の部屋は6階だからな。ついといで。」
「うん!」
こうして白とたまは、たまの部屋に向かっていくのであった。
これで5人目(?)
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.144 )
- 日時: 2012/11/08 00:37
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
「うーん…………」
バハムートは唸っていた。
さっきから色んな人にお菓子をねだっているのだが
お菓子を貰えない上、散々な目にばかりに遭っている。
バハムートはまず落ち着くことにした。
たまに物を無くした時に数十分に一回訪れるあの冷静さが今のバハムートを支配していた。
そしてしばらく考えた結果、1つの考えが浮かんだ。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.145 )
- 日時: 2012/11/08 20:26
- 名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)
チーン
オーブンが焼き上がったことを告げる。
そしてオーブンを開けた人物、タートナックは
焼き上がったパンプキンパイの生地がサクサクになっていることを確認すると、
オーブンから取り出した。
「よし、こんなもんかな」
そしてそれをテーブルへと運ぶと彼の精霊であるアマテラスが
頭から出る炎をいつもより大きく出しながら待っていた。
「遅いわよっ!」
アマテラスが少しキツめの口調で言う。
心なしか部屋の気温が上昇した気がした。
「ん?そんなにお腹が減ってるの?食いしん坊さんだね」
タートナックがアマテラスを少しからかうように言う。
「だっ、誰が食いしん坊よ!!そんなんじゃないんだからっ!」
と、早くもアマテラスがムキになってきたのでタートナックはここで言うのを止めた。
これ以上彼女をムキにさせると部屋が火事になりかねない。
タートナックはわかったよと一言彼女に言うと、パンプキンパイをテーブルの上に置いた。
そして二人が食べようとした時、バタン!という音がして部屋の入り口の扉が勢いよく開いた。
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