二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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kskと世界の仲間達
日時: 2013/10/09 00:04
名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)

クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。

※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません

先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください

感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます

※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。


冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!

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Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.73 )
日時: 2012/09/21 00:42
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

「第一の質問だ……オマエは何故、この一週間でここまで強くなった……?」
地に膝を着くたまにkskは、
「ある人に……「強さ」について教えて貰ったんだ……そして思い出した、俺の「強さ」は何かを守る事だと……」
それを聞くと、たまは少し悲しそうな顔をした。
「守る、か……「奪う」為だけに力を使ってた俺には、理解し難い話だ……」
そう言ってたまは、前のめりに倒れる。
「教えてやるよ、何かを「守る」って事」
そう言って、kskは倒れるたまに手を差し伸べた。
たまは、ほんの少し、ほんの少しだけ笑って、kskの手を掴んだ。
「……これが俺の、第十の答えだ」
新たな仲間が、また一人。

k:kind(優しい)
s:save(救う、守る)
k:knack(才能)

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.74 )
日時: 2012/09/21 01:05
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

番外編 【トムコ】

ksk達は今、人がゴミのように見える展望席で昼食を食べている。
何故こうなったのか、話は朝に遡る。
戦いから一夜明け、たまは「夕方までには回復が終わる」と言った。
特にやる事も無かったので寝ていようと思っていたksk達だったが、フミキの通帳がキングダムから届いた事で予定は一変した。
この高級レストランで食事をする事になったのだ。
「うめー、うめーな、どれもうめー」
自分の前にある皿を片っ端から綺麗にして行くのは、当然バハムート。
そんな幸せそうなバハムートとは反対に、浮かない顔をしている男が一人。
ジェネシスの中の人こと、トムである。
トムの体の容態も大分良くなって来ていたので、一日三時間程度なら、人間の姿で居ても問題は無い状態まで回復していた。
それはそれとしてトムは、このレストランのセットメニューで、女性にだけコーンポタージュが付いてくるのをあまり快く思っていなかった。
男性にはオニオンスープが付いてくるのだが、トムはコーンポタージュが欲しかったのだ。
そこでトムは、何とか合理的に、そして確実にコーンポタージュを手に入れる方法は無いかと考えた。
そして、バハムートを呼んだ。
「おい、バハムート」
フライドチキンを口に頬張ったまま、「ん?」とバハムートは返す。
そしてトムは言った。
「俺と賭けをしないか」
トムもまた、kskと同じくギャンブル脳だった。

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.75 )
日時: 2012/09/21 01:21
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

「賭けぇ?」
フライドチキンを飲み込んでから、バハムートは怪訝そうに聞いた。
「そうだ、ギャンブルだ。俺は今から昨日読んだマンガに書いてあったマッチ棒パズルの問題を出す。それにお前が答えられたら、俺の料理の中から好きなのを一つやる。ただし間違ったら、お前のコーンポタージュをくれ」
トムの誘いに、バハムートはエビを殻ごとぱきりと食べてから、
「おもしれー! 乗ったぁ!」
バハムートは机をばしんと叩いてまんまと賭けに乗る。
その衝撃で誰かのコップの中の氷が、からん、と音を立てる。
トムはにやりと笑い、問題を出した。
「ここに、「12」と書いた紙がある。これにマッチ棒を一本付け加えて、12より小さい数にしろ。マイナスはナシだ」
そう言って、トムは「12」と書かれた紙をバハムートに渡した。

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.76 )
日時: 2012/09/21 01:39
名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: Hsu/pkT7)

バハムートは、うーんうーんと考えてる様子だったが、一向に答えにたどり着かない。
色々マッチを置いては見るものの、どれも納得の行く答えではないようだ。
「……時間だ、料理が冷めちまう」
トムは手をぱん、と叩いて、終了の合図とした。
「サッパリわかんねーや、早く答え答え」
子供のように無邪気に机を叩くバハムート。
ただ力が力なので、また誰かのコップの中で氷がからからと鳴る。
「さて、答え合わせだが……ksk、マッチ持ってないか?」
それを聞いてkskは、
「このハイテクイ時代にいマッチ使うのなんぞ、理科の実験か仏壇くらいだろうよ」
と言いながら、糸で紙を編んで疑似的なマッチを作ってトムに渡した。
トムはそのマッチを、12の1と2の間に置く。
すると、1.2という数字が出来上がった。
「おおー! すげー!」
子供のようにまたバハムートは机を叩いた。
「……忘れてないだろうな、コーンポタージュは俺の物だぞ」
「あぁー、あたしのコーンポタージュがぁ……」
落胆するバハムートを見て、トムは、
「……わーったよ、俺のステーキをくれてやる、だからウジウジすんな」
と言い、ステーキの皿をバハムートの前に押し付けた。
「お前……良い奴だなー!」
またバハムートは机を叩く。
その様子を見ていたkskが、
「おい、あげて良かったのか?」
と問うと、トムは、
「ああ、レアのガーリックソースなんて食えたモンじゃない。ksk、ウェルダンでワサビ醤油の奴を追加注文してくれ」
やれやれ、とは思いながらも、ウエーターを呼び止めて追加注文をするkskだった。
当然、フミキの奢りで。


番外編 終わり

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.78 )
日時: 2012/09/23 01:24
名前: ノポキ (ID: QiHeJRe.)


第四話 俺が寝違えるのはどう考えても枕が悪い!


〜とある日〜
ksk一行は新たな仲間を探すべくネオキャスフィで情報収集をしていた。
町行く人々に話を聞きながら歩いていると五月雨の体が光り、
バハムートが出てきて愚痴を溢す
「なあ、もう飯にしねぇか?腹減ってもう耐えられねぇよ」
ずっと五月雨の精神の中にいてそれはどうなのよ…
と皆思うことがあったが確かに今は昼の12時半だ。
そろそろ昼飯を食べてもいい時間帯だろう。
フミキがじゃあ、どこかで昼飯にするかと言うと、
バハムートはよっしゃ!とガッツポーズした。

ksk達が店を探してしばらく歩いていると中華料理屋があった。
バハムートがもう限界だと呟いたので一行はそこで食事をとることにした。


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