二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.126 )
- 日時: 2012/10/19 22:48
- 名前: ぬ (ID: Q9lf3bu6)
部屋に戻る頃には、Mysonの顔も晴れていた。
どうやら、割と感情は変わりやすいようだ。
部屋の前まで来た。
「五月雨ー、起きているか?」
ドアをノックし、反応を確かめる。
「ん、ああ……。今目が覚めたところ……」
中から五月雨の声がしたのでドアを開け、部屋に入っていく。
この時、、たまは一瞬で気づいた。
内開きのそのドアは、開けると後ろが死角となり、そこには人が一人隠れられるスペースがある。
たまは一瞬だけ走り、サッと部屋に入った。
そして、ほぼ同時のタイミングで、
「反逆精神健在ナリィ!」
恐らく顔面にドアをぶつけさせるつもりだったのだろう。
ドアの後ろに隠れていたバハムートが、思いっきりドアを閉めた。
——バン!
勢いよく閉められたドアが、クリーンヒットした。
……Mysonの、顔面に。
「っ、つぁ……」
鼻をおさえ、Mysonはうずくまった。
「あ、あれ? アンタ誰?」
人違いだとバハムートが気づいたのは、既にたまが部屋に入っていたのを目撃した時だった。
「て、め、ぇ……」
そう呟いたMysonを見て、kskは即座に、
「お前ら、離れろ!」
あらん限りの声で、叫んだ。
直後、Mysonが魔方陣を『部屋の中に向けて』出し、
「何しやがんだァ!」
叫んだ直後、弾幕が部屋に放たれた。
「ギャン!」
バハムートが吹き飛び、同じタイミングで部屋の奥にいた何も知らない五月雨が姿を現し、
「うおわっ?!」
吹っ飛ばされたバハムートが、直撃した。
「許さーーん!」
なおも弾幕を撃ち続けるMysonと、その影響で出てきた鬼畜丸、そして部屋の外に退避したksk達を見て、咄嗟にカーテンの後ろに避難したたまが呟いた。
「……第一の回答だが、あれは俺にはどうにもできん」
弾幕には魂がない以上、近寄りがたい状態のMysonを止めるのは難しい。
その後しばらくは、Mysonの怒りを鎮めるためにバカ騒ぎとなり、勿論部屋の惨状の後始末をつけなければならないのだが、
何はともあれ、これで6人。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.127 )
- 日時: 2012/10/23 14:00
- 名前: エコト ◆MUGENgEN/g (ID: q6B8cvef)
番外編 襲撃! 隣のバハご飯!
ーーーヨネスケの、突撃隣の晩ご飯!
五月雨の部屋で彼の精霊であるバハムートはテレビを見ていた。
そして番組も終わるかというとき、
「これおもしろそうだな!」
そう言うだろうなと五月雨は予想していたがやはりそうだった。
「やるのか?」
「やる!」
バハムートはもう部屋へ突撃すること以外頭にない様子で答えた。
「そういやアレだ……フミキに聞いたことだが今日はハロウィンらしい。トリックオアトリートって言えば菓子がもらえるぞ」
五月雨のその言葉を聞いてバハムートは部屋を飛び出して行った。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.128 )
- 日時: 2012/10/23 13:54
- 名前: エコト ◆MUGENgEN/g (ID: q6B8cvef)
廊下に出たバハムートはどこの部屋に行くか考えていた。
(フミキなら良い菓子くれるかも……ってたまの部屋ドアが半開きだ! あいつのとこにしよう!)
そしてバハムートは半開きになったドアの前に立ち部屋の様子を見てみた。
(あいつコーヒーか何か飲んでるのか? 相変わらずお高く止まりやがって……)
若干苛立ちを感じたバハムートだが、ドアに手をかけ、部屋に入りながら、
「トリートオアトリート……」
−−バン!
バハムートが部屋に入ろうとした瞬間ドアが勢いよく閉められ、そのドアがバハムートの顔面へクリーンヒットした。
「ってぇ……」
頭を打ち視界がハッキリしていなかったが元に戻ってくると目の前にたまが立っていることに気付いた。
たまがドアを閉めてわざとぶつけたと気付き、
「てめぇ何しやが……」
何か言いかけたときバハムートはたまによって魂にされた。
そして流れ作業の如く部屋の外へ捨てられてしまった。
暫くしてバハムートは部屋の前で元に戻ったが気絶しすっかり伸びていた。
「あ、フロントですか? ゴミが出たんで処分お願いします。部屋の前に置いてあるんで」
たまがフロントへ電話しバハムートはフロントに連れて行かれた。
(そういえばあいつトリートオアトリートって何だったんだ? ただの強要じゃねーか)
これで一人目(部屋から追い出された意味で)
- Re: 【ポケモン二次創 ( No.129 )
- 日時: 2012/10/23 18:00
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: XQp3U0Mo)
「くっそ〜〜たまのヤツ〜〜!」
またもや魂にされたこと、フロントに居る人達に哀れみの目で見られたことも相まって、バハムートは怒っていた。
許さないだとか今に見てろだのと呟きながら歩いていると、今度はケフィの部屋を見つけた。
ケフィなら何かくれるに違いない、いや、くれたら良いな。
などと考えながらドアに手を掛けた。
しかし、その手はドアを開ける直前で止まった。
バハムートの頭にアイデアが閃いたのだ。
(そうだ! どうせなら驚かしてからお菓子を貰おう!)
バハムートは頭の中で呟いた。
そしてバハムートはどこからともなく仮面を取り出した。
五月雨と街を歩いている時にでも買ったのだろう。
かなり趣味が悪い。そして怖い。
その仮面を装着し、ついにバハムートはドアを勢い良く開けた。
「トリートオアトリ…」
バハムートの口は強要の言葉を言い切る前に止まった。
ケフィがケーキを作っていたのだ。
不知火はボールに溜まった固まっていない生クリームを幸せそうに吸っている。
「うおっ! なんだそれ! 私にくれっ!」
バハムートはこれまた勢い良く部屋にあがりこんだ。
勿論、自分が顔に装着している悪趣味な仮面の事など記憶に無かった。
- Re: かそせか ( No.130 )
- 日時: 2012/10/23 18:23
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: XQp3U0Mo)
「なにそれ新手の変顔?」
普通の人なら軽く叫びそうな仮面ですらケフィの感情をフルに出させる事は無理だった。
しかしバハムートはそれすらも気にならず、机をバンバン叩いている。
強く叩きすぎた為か、不知火がクリームのつまみ食いをやめて振り向く。
ケフィは驚きを表していなかったが仮面は十分怖いのだ。
「きゃあああああああああああああああ!!」
不知火は叫ぶやいなや急いでクリームの池の中に飛び込んだ。
しかしまだ怖いのかクリームの池をばしゃばしゃ言わせている。
「おいあぶなっ……」
バハムートはそう叫ぶとテーブルから落下した不知火入りボールを受け止めた……までは良かった。
ボールを持って立ち上がるや否や足を滑らし、生クリームをすべてケフィの顔面にぶちまけてしまったのだ。
「あ……」
バハムートは仮面を外してケフィを見る。無言で、表情はクリームで濡れた髪のせいで見れない。
「トリートオアトリート!」
場を何とかしようとバハムートが発した言葉はただの強要だった。
考えられる限りこの場で一番最悪な言葉だ。
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