二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: かそせか ( No.33 )
- 日時: 2012/09/14 23:37
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
- 参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
「ふふっ。こっちだよ」
猫がそう言って歩きだしたのは、右でも左でも無い。来た道だった。
「おい、そっちは」
「ボクが判断したのはーーーー」
kskの言葉を遮るように猫が口を開く。
「ボクが判断したのは、知識じゃ無く心だ
まず一問目。君は直接答えを言わなかった
あの挑発的な態度は少し来るものがあったな」
kskは口を開きかけたが、猫は続ける。
「二問目の時も
本を持ってることとか、言わない方が良かったかな
三問目に至っては100%挑発だ」
二人とも微妙な表情で猫を見ながらついていく。
「だから四問目では正解の無い問題を出したんだ
あの答えは今までの成績を覆すぐらい良かったと思うよ
だからこうやって、ホラ」
気付けばksk達は最初の分かれ道に来ていた。
「こっちだよ」
猫は少しだけニヤリとし、左の道へ進んだ。
kskとフミキは顔を見合わせた後、猫についていった。
- Re: かそせか ( No.34 )
- 日時: 2012/09/14 23:38
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
- 参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
猫と共に歩く。確かに別れ道は途中で四個見つかり、計五個だった。
今まで足場にしてきた根も、いつの間にか退き、焦げたような茶色の土が露わになる。
その時猫が急に立ち止まった。
「おい?どうしーー」
kskは驚きのあまり開いた口が塞がらない。
今まで自分達の道案内をしていた猫の姿はもう無く、そこに立って居たのは黄色いパーカーに黒いズボンを着た背の高い男であった。
「やあ。ボクは精霊使いのケフィ
立ち話も何だし、ボクの家で話そうよ」
ケフィと名乗る男は、そう言うと大木の根本にある建物へと入っていった。
二人はしばらくスイッチの切れたロボットの如く固まっていたが、意識を取り戻したらしく、建物へと向かっていった。
- Re: かそせか ( No.35 )
- 日時: 2012/09/14 23:39
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
- 参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
「改めて自己紹介するね
ボクはケフィ。140歳で性別は雲ーー」
「いやいやおい待て待て待て。140歳で雲?」
「そのままの意味だよ。続けるね
ボクの能力は肉体変化、自分や密接したものなら何でも変身させれる能力だよ
猫に変身したのは初めてかな
歩き方変じゃ無かったか心配だけどね」
「……。私はフミキだ」
「俺はksk。アンタと同じく能力が使える」
「へぇ……どんな?」
「ビームが出せる」
「は?」
「ビームが出せる」
「それだけ?」
「ビームが出せる」
「なにそれこわい」
何か聞き覚えのある言葉を繰り返した後、kskが口を開いた。
「そういやアンタ精霊使いなんだよな?
証拠として精霊を見せてくれないか?」
- Re: かそせか ( No.36 )
- 日時: 2012/09/14 23:45
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
- 参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
「ああ、忘れてたね
不知火!」
ケフィが「しらぬい」と叫んだかと思うと、すぐ様精霊が出てきた。
茶色い胴体に緑の角と黄色い目、そして体の二倍はある綿のような髪。いや綿か。
非常に愛くるしい姿だ。
「こいつはエルフーンの『不知火』
こいつの能力は、相手に直接危害を加える行動以外がほぼ必ず成功する能力だ
元の成功確率が5%程度であればこいつが100%に出来る範囲内だ
そして、壁や障害物をすり抜けたり出来る
基本能力は、破壊E、スピードA、移動範囲A、耐久力C、攻撃範囲Eぐらいだ」
「あーケフィ! 自己紹介くらい私に……ぐむぁ!」
ケフィは自分の精霊であるエルフーンをいじって楽しんでいる。
「本物だな
俺の精霊はポリゴンZのジェネシス
人工の精霊であり相棒だ」
「へぇ……能力は?」
「ビームが……おっと違う違う
ダウンロード。まあ相手を『分析』する能力だ」
「へぇ〜〜すごいね
えっと、それで……」
ケフィの顔が少し真顔に近づく。
「何の用だい?」
- Re:かそせか ( No.37 )
- 日時: 2012/09/15 11:48
- 名前: あど ◆EoSfxD7Z8g (ID: 42M2RXjr)
- 参照: http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/novel/1326546270/
kskはケフィに事情を話すとこう言った。
「そんな訳でついて来て欲しいんだ
この家を離れたくないと言われればそれも分かるが……」
kskが発言した「家」とはケフィの家ではあるのだが
木製ベースで作られ、本棚には本がきちんと整理され、パソコンのキーボードですらピカピカであり、
一言で分かりやすく言えば『住みたくなる家』であり
それはkskがケフィを引き離そうとするのに少し罪悪感を感じる程度であった。
「いいよ
君達すごく気に入ったよ
四問でここに来た人なんていなかったからね
ボクもその旅にお供させて貰うよ
料理とか工作とか雑用は任せて!」
kskの予想とは裏腹に、返って来たのはそんな言葉であった。
「本当か?ありがとう!
ここまで来たかいがあったよ」
フミキもだいぶ嬉しそうに発言する。
ケフィは自分の髪の毛の先をクラッカーに変身させ、盛大に破裂させた。
まずは、一人目。
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