二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- kskと世界の仲間達
- 日時: 2013/10/09 00:04
- 名前: 旧世界の神 ◆qG6Aph5m22 (ID: H1c8Uwl2)
クリックありがとうございます。
始めまして、旧世界と申します。
今回執筆させて頂く「kskと世界の仲間たち」は、ポケモンのリレー小説です。
この小説は「kskと愉快な仲間たち」の続編となりますので一読推奨します。
もちろん、前作を読まなくても楽しめるよう努力していくつもりです。
※現在前作はご覧になれません、ですが今作とは全くもって世界観から違うので読まなくても問題ありません
先述しましたがこちらは「リレー小説」です
多少のグダりはあるものだと思って御容赦ください
感想・意見大歓迎!
辛口意見お待ちしてます
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体とは一切関係ありません。
どっか似てたとしてもそれは他人の空似です。
幻想です。
冬の小説大会では皆様の応援のお陰で金賞を頂く事が出来ました!
読者の皆様にはこの場を借りて作者一同より感謝の意を表させていただきます!
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- Re: 【人気投票開始!!ポケモン配布アリ!】kskと世界の ( No.211 )
- 日時: 2013/03/11 22:59
- 名前: ロスト (ID: Kot0lCt/)
すいませんm(__)m
トムじゃなくてジェネシスでしたね
- Re: 【人気投票開始!!ポケモン配布アリ!】kskと世界の仲間達 ( No.212 )
- 日時: 2013/03/13 00:42
- 名前: タピオカ (ID: NPNDmgZM)
「さて、聞くことは聞いた訳だが——」
αへの質問を終え喉が渇いたのだろうか、フミキが一度言葉を切り山男のリュックの中から水筒を取りだし水を飲む。
「ふぅ……。話をまとめるとこういうことか。お前が俺達を攻撃したのはグレイフィアの手下として働いてたからで、グレイフィアがあの場に居たのには俺らの襲撃とは別の目的があったからだと。それでもってその目的が達成されたのに未だに俺らを倒してないどころかむしろ形成が不利になっていたお前はアイツに見限られ後ろから腹をブッ刺されたと」
「ああ」
フミキの確認にαが頷く。
「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! 馬鹿じゃねーのお前! アラシなんかの手下になってアタシらを襲った挙句裏切られるて殺されかけるとか! しかもそのアタシらに命を助けられてやんの!」
バハムートが大笑いする。
「チッ、五月蠅いぞバカノクス、ワライタケでも食ったのか?」
「ンだとてめえ!」
ハァ、とフミキが溜息を吐く。
「バハムート、こんな下らないことで敵を作るのは賢い奴のやることじゃないぜ。αも相手にするな。今はこっちの話が先だ。……確認を続けるが、何故グレイフィアの手下になっていたかを言うつもりはないんだな?」
「……ないね」
一瞬αの表情が険しくなったのをケフィは見のがさなかったが、結局口には出さなかった。
「そう、か。」
少し考え込むフミキ。
「それでお前はこの後どうする気だ?」
αがフミキの問いに答えるべく口を開こうとした。が、彼よりも先に言葉を放った者が居る。
たまだ。
「第一の質問だが……」
彼がニヤリ、とした。
「オマエ、俺達と一緒に来る気はないか?」
- Re: 【人気投票開始!!ポケモン配布アリ!】kskと世界の仲間達 ( No.213 )
- 日時: 2013/03/13 01:18
- 名前: タピオカ (ID: NPNDmgZM)
たまのこの言葉には、洞窟内の誰もが驚きを隠せなかった。
だが構わずたまは言葉を続ける。
「どうせこの後行くところも無いんだろう?だったらいっそこっち側に付いてしまえ。それともお前がグレイフィアの手下になっていた理由は、その目的は俺達とじゃ達成できないことなのか?」
グレイフィア以外にキティという強敵とも相対したことのあるたまは、今の自分達がいかに戦力不足なのかを痛感していた。
「α、と言ったな。どうなんだ?」
「ちょっと待て、予想外の誘いに俺自身混乱しているんだ」
考え込んでいるα、そこに
「ちょっと待てだあ? それはこっちの台詞だぜ!」
と声がした。五月雨である。
「こいつはちょっと前まで俺達を殺そうとしてたんだぜ? 信用できねえな。」
「……だが五月雨、お前だって今日一日で分かったはずだ。今の俺達がいかに戦力不足なのかがな。こいつがその戦力として十分なのは昼間お前達数人を相手に取っても戦い続けられたことからも分かる」
フミキもこの案に肯定的なようである。
俺だってお前達を襲ったことがあったろ、とたまが付け加えた。
「……だが! 爆弾やら毒入り缶ヅメやらを用意しなきゃ戦えないような野郎じゃ戦力になるとは……」
「わかった」
五月雨の言葉をαが遮った。
「いや、わかったなんて偉そうに言える立場じゃないな。お前達全員にお願いしよう。俺を、仲間に入れてくれ」
意外な態度。今までの傲岸なものとは打って変わってそれは依頼の形を取っていた。
「おいお前! 俺はまだ話を終えちゃあないぜ!」
「五月雨、だったな。前歯の事が気にかかってるなら済まなかった。だが敵対し合っていた者同士だったのはお前も同じクチだろう?」
『敵』の事はちゃんと調べたんだよ、とαが小さく呟く。
「そして戦力として足りるかについてだが」
ここでαがス、と右手を横に伸ばした。
「見てもらった方が早いだろう!」
ピンと指先まで延ばされたαの右腕からドサイドンが、いやドサイドンの『右腕』だけが突如、現れた。
「俺はこのドサイドンの精霊、ゴーレムと呼んでいるが、こいつの体の一部だけを実体化することが出来る。出力は通常時の八割ってとこだがもとがハイパワー型のドサイドンだ。十分なパワーが出せる。そしてこの特技を生かすために俺は肉弾戦の技術だけは必死で磨いた」
ふう、と一息ついてからαがドサイドンの右手を仕舞った。
「これでも何か不足だろうか。この特技とは別の俺の『能力』の方はおよそ戦闘向きではないためこれ以上のアピールポイントは無い。だがどうか、どうか俺を仲間に入れることを承諾しては貰えないだろうか」
一変したαの態度に五月雨はしばらく呆気にとられていたがやがて
「完全に信用したわけじゃないからな」
とだけ言って大人しくなった。
これで、随分いろいろとあったものだが一応、七人目である。
- Re: 【人気投票開始!!ポケモン配布アリ!】kskと世界の仲間達 ( No.214 )
- 日時: 2013/03/14 00:31
- 名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: xRhmB4K7)
番外編
『とある手記・前編』
【キャスフィの項】
手記を残そうと思う。
何故この様な発想に至ったのかは私自身良く分かっていない。
もう何年もしない内に戦争も終わり、世界は再び平和を取り戻す。
そうなれば私はキャスフィ軍最高司令官を辞任するだろう。
これからの世界は若い世代に作って貰いたい、と私は考える。
そう、ちょうどkskやトム、そしてtruthの様に、優秀な若い世代が創りあげるのだ。
第一、最高司令官とは名ばかりで、私はただ座って部下の報告を聞いたり調書に印を押すのみ。
この老いぼれに何が出来ると言われればそれしか無いのだが、こんな椅子に縛られる様な仕事、自分から辞めてやる。
戦争が終われば軍などただの置物にしかならん。
そんな愚痴を一人呟く老人が余暇を潰す為に手記を書くなどどこでもありそうな話である。
やはり私はキャスフィのトップなどではなく、ただのしみったれた老いぼれなのかも知れないな。
そんな老いぼれがトップに君臨する、このキャスフィ。
広い世界の内にある小さな島国の一つだ。
我々の世界には『ポケモン』と呼ばれる生物がいたる所に生息している。(フン、まさかこんな頭の固い研究者サマのありがたーいお言葉を自分の手記に書くとは予想もしなかったね)
しかし、我々の『キャスフィ地方』には俗に言う『野生のポケモン』は存在しない。
それは何故かは分からない。
勘の鋭い私の予想だと、過去に何かあったんじゃあないかと推測する。
図鑑で見ればゴッつくて強そうなポケモンすら裸足で逃げ出す様な大きな何かが。(正直言うとオツムの足りなそーなのも何種類かいたがね)
それはいいとして、我がキャスフィ地方の首都、『キャスフィ』(これまた安直だ事、だーれが考えたんだか……ま、覚えやすくていーけど)では、現在戦争が行われている。
厳密に言うと首都だけでは無いが、首都付近が特に激しい。
『消五病』という謎のウィルスをバラ撒いた連中がおり、それの患者やバラ撒いた奴の仲間と戦争をしている。
患者は隔離病棟に次々捕らえてブチ込んではいるが、治る気配一切ナシ。
恐らくバラ撒いた奴等が治療の方法を知っているのだろう。(間違っててめーが感染しちまったらやばいし)
kskとトムはギャンブルによる対決を得意とし、勝負に破れた相手の精神的隙を突いてショック状態に陥れ、病棟に連行する手段を取っている。(こーでもしないと話通じないし、だからと言って射殺する訳にもいかないしね)
恐らく奴等の狙いは、キャスフィの住民を全て感染させ、この地方を乗っとる事だと思っている。
敵の幹部格の名前は……『おかか』『ロキ』『プリン姫』『Vincent』『グレイフィア』『45』『せっち』『んけ』『あ』『ネイマール二世』『ミジュマル』『イエロー』。(後敵から奪ったメモに『キャスティのヒエラルキー最上位』とかいうのもあったな。でもこれは多分トチ狂った奴が適当に書いた名前だろう。ダサいし)
こいつらを倒さない限り、キャスフィに平和は訪れない。
キャスフィは山が多い。
資源も多く採れるので、戦争が終われば一気に発展するだろう。(まあその頃には私は隠居してると思うがね、泉の近い森なんかどうだろう)
そういえばkskとトムに持たせた人工知能を持つ携帯端末、『ワット』はどうしてるだろう。
あれは中々どうして今の科学を超越した出来だったからな、気掛かりだ。
はてさて、キャスフィを包む戦乱の雲は一体何時晴れるのかね。
- Re: 【人気投票開始!!ポケモン配布アリ!】kskと世界の仲間達 ( No.215 )
- 日時: 2013/03/16 22:01
- 名前: 旧世界の神 ◆kkr9m4c7Y6 (ID: U7zErvcm)
【精霊の項】
私が過去に出会った、『精霊』の話でも書こうと思う。(それにしたってこんな事書いたら後で誰かに見られた時「あのジジイついにボケたか」なんて思われやしないだろうな)
前回の自分の手記を見ると、何だか話がゴチャゴチャしてて分かりにくいので今回は分かりやすく書こうかな、と思う。(まぁ誰に見せびらかすってんでもないし別に構いやしないけどさ)
私が精霊に出会ったのはちょうど7年前、今13歳のkskとトムが6歳の頃だな。
私とkskとトム、そして登山隊とその隊長のトロピウス中尉(本名忘れたからアダ名だけど)は、ゲリラ戦に備え拠点を作る為に(どこか忘れたが)山に登る事になった。
ところがその山の中腹で天候が一変、我々は吹雪に襲われた。
ほぼ全員が凍傷や低体温症で意識がない者も多く、やっと辿り着いた洞穴ではもう全員が気を失っていてまともなのは私だけだった。(老人よりも根性がないとは軍人のクセにけしからん)
その私も遂に足がフラつき、倒れた先には一つの石像があった。
それに私の手が触れると、石像は光を放ち、色を帯び、そして動き出した。
彼がその鋭利な足で地面に何か書き始めたので必死に見てみると、それは点字だった。
『わたしはレジアイス』と書かれていた。
それから彼(彼女かも知らんけど)は、自分は封印されて居た事、力ある者によって封印が解かれた事、(私はやっぱりスゴイ人だったんだな、フフン)そして自分が精霊である事を明かした。
そんな事あの状況で言われても、という感じである。
私は彼と契約し、その力で吹雪を静め仲間を連れて無事帰還した。
それからだ、私の中に冷たい友人が住むようになったのは。
契約してからしばらくすると、彼は言語を覚えた。
そして、私に精霊について教えてくれた。
精霊とは、遥か昔から人と助け合い生きてきたらしい。
しかし、現代では精霊は姿を見せず、精霊使いも殆どいない。
それは何故か、と彼に訪ねると、彼はおもむろに『トバリの神話』について語り出した。
海を越えたどこか遠くの地方に伝わる神話らしい。(噛み砕いて解説すると、剣を手に入れた若者がやたらとポケモンを捕らえまくったからポケモンは姿を隠し、『お前が剣をふるい仲間を傷つけるのなら私達は爪と牙でお前の仲間を傷つけよう』ってなったお話。ポケモンも生きてる事に気づいた男は剣を泣きながら叩きつけて折ったんだとさ)
戦争をする我々の姿も、精霊からすれば『剣を手に入れた男』と同等なのだろう。
精霊はこの世界に住む『ポケモン』と同じ姿をしている。
同じような習性を持ち、同じような能力を持つ。
これが何故なのかは分からないらしい。
そして、今この人間社会にも、『精霊』は人間の姿で紛れ込んでいるらしい。
精霊は自分が認めた人間と契約を交わし、その人間の精神に住み着く事で真の力を得る。(後感覚リンクとかいうめんどいのもある、私はこのせいでホットコーヒーが飲めない。私の精霊はアイスしか認めないんだとさ)
しかし、精霊使いに拒絶された精霊は精霊としての力を失い、虚弱な人間の姿で過ごす事になる。(原理はわからん)
この状態で再び他の人間と契約を行えば、再び精霊の力を取り戻せるが、人間の姿は捨てられない。(というか、精霊にも人間にもなれるって事。)
話が長くなってしまった。(というか、指が疲れたしインクも切れそうだし)
私は自分のパートナーであるレジアイスに、『ウルム』という名前を与えた。(人間の事人間って呼ばないんだからレジアイスもレジアイスって呼ぶのはおかしいしな)
また精霊については書く時が来るだろう、その時は曖昧な記憶をウルムに補って貰う事にする。
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