二次創作小説(紙ほか)

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バカな自分は召喚獣? 〜二学期編〜 お知らせあり>>270
日時: 2016/03/25 21:41
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

初めましてな方は初めまして。そうでない方はお久です。こちらはバカとテストと召喚獣の二次創作であり以下のスレッド

【バカな自分は召喚獣?〜一学期編〜】及び【バカな自分は召喚獣?〜夏休み編〜】

の続章となっています。読まれていない方はそちらもよろしくお願いします。


暑い夏も乗り切ってやってきました二学期編!夏休みを満喫したいつものメンバーとFクラスの前に立ちふさがったのは……無敵の鉄人による持ち物検査!?

『お願いします、西村先生!僕らにその本を返してください!』
『僕らには———僕らにはその本がどうしても必要なんです!』
『お願いです!僕たちに、保健体育の勉強をさせてください!』
『西村先生、お願いします!』

『『『『お願いします!』』』』

「黙れ。一瞬スポ根ドラマと見紛うほど爽やかにエロ本の返却を懇願するな」

『『『『鬼っ!悪魔っ!!鉄人っ!!!』』』』

毎日バカやる明久たちがそんな教師たちの横暴を黙っているはずもなく。正々堂々鉄人に挑むFクラスだったけど……(正々堂々の意味、今すぐ調べてください皆さん by造)

「ええい!こうなりゃ実力行使だ!僕らの大事な参考書(エロ本)を守るため、命をかけて戦うんだ!」
「ほう?良い度胸だ、かかってこい……シメるついでに夏休みで緩んだ頭のネジをキッチリ締めなおしてやる」

明久たちの必死の抵抗虚しく、鉄人に阻まれ大事なもの(エロ本)を取り上げられるFクラスメンバー。このまま為すすべがないのか?否、まだ手はある……!召喚野球で教師を蹴散らし、取り戻せ僕らの聖典(エロ本)!


体育祭に召喚野球。そしていよいよ試召戦争が解禁となり恋に嫉妬に勉強に、ますます楽しくそして忙しくなる造や明久たち。そんないつものメンバーの非日常的な日常をどうかよろしくお願いします。


———目次———
序章 1〜4章及び各種設定【バカな自分は召喚獣?〜一学期編〜】>>6参照

5〜5.5章及び各種設定  【バカな自分は召喚獣?〜夏休み編〜】>>7参照

6章 体育祭&召喚野球編>>1-117
102時間目>>1-5   103時間目>>8-11  104時間目>>12-16  105時間目>>20-23
106時間目>>24-28  107時間目>>29-32  108時間目>>33-36  109時間目>>37-40
110時間目>>41-44  111時間目>>45-48  112時間目>>49-52  113時間目>>53-56
114時間目>>59-62  115時間目>>63-66  116時間目>>67-70  117時間目>>73-76
118時間目>>80-83  119時間目>>84-87  120時間目>>91-94  121時間目>>98-101
122時間目>>104-107 123時間目>>110-113 124時間目>>114-117
覚えよう野球のルール〜スクイズしてください!〜>>77-79

6.5章 文化の秋・食欲の秋・文月学園の秋編>>120-221
酔いと造と幼児返り!?〜お酒は大人になってから〜
前編>>120-122 中編>>125-127 後編>>130-132

週刊☆文月学園ラジオ放送 特別企画・文化の秋!
前編>>135-136 後編>>137-138

ワシと自分と演劇と〜演目はバカテス童話!?〜
その①>>141-143 その②>>146-148 その③>>149-151 その④>>154-156 その⑤>>157-159
その⑥>>164-166 その⑦>>167-169 その⑧>>170-172 その⑨>>173-175 その⑩>>176-178

召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜
その①>>179-181 その②>>182-184 その③>>185-187
その④>>188-190 その⑤>>191-193 その⑥>>194-196

寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜
その①>>197-199 その②>>202-204 その③>>209-211 その④>>214-216 その⑤>>219-221

7章 二学期試召戦争開幕&Fクラスの変編>>224-330
125時間目>>224-226 126時間目>>229-231 127時間目>>234-236 127.5時間目>>241-242
128時間目>>243-245 129時間目>>246-248 130時間目>>251-253 131時間目>>256-258
132時間目>>261-263 133時間目>>264-266 134時間目>>267-269 135時間目>>271-272
136時間目>>273-274 137時間目>>275-277 138時間目>>280-282 139時間目>>283-285
140時間目>>286-288 141時間目>>289-291 142時間目>>292-294 143時間目>>295-297
144時間目>>298-299 145時間目>>300-302 146時間目>>303-305 147時間目>>306-307
148時間目>>308-309 149時間目>>310-311 150時間目>>312-313 151時間目>>314-316
152時間目>>317-318 153時間目>>319-321 154時間目>>322-323 155時間目>>324-326
156時間目>>327-330

7.5章 とあるお休みの一日:同棲生活は命がけ編
召喚実験シリーズ:〜みんなの子どもシミュレーション〜
その①>>334-336 その②>>337-338 その③>>339-341
その④>>342-344 その⑤>>345-347 その⑥>>348-350

文月学園新聞&特別補習:鉄拳先生の情報講座>>353-355

彼と彼女のとある日の出来事
〜明久と瑞希編〜
前編>>356-358 中編>>359-361 後編>>362-365
〜雄二と翔子編〜
前編>>366-368 中編>>369-372 後編>>373-377
〜造と秀吉と優子編〜
前編>>378-380 中編 後編
〜明久と美波編〜
前編 中編 後編
〜造と葵編〜
前編 中編 後編
〜康太と愛子編〜
前編 中編 後編

おいでませ文月学園!久保弟の学校見学
前編 中編 後編

8章 最終決戦!Aクラス対Fクラス試召戦争編

———バカテスト集———
その⑦>>18-19 その⑧>>240 その⑨>>278

———各種設定———
文月学園レポート:腕輪編その①>>17 その②>>279

お知らせ>>270

番外編:寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜その② ( No.203 )
日時: 2015/12/25 21:44
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

「で、どうするんだ明久」
「どうするって言われてもこっちが聞きたいくらいだよ」
「せめてキッチンに入れればいいのですがね」

まずはオーソドックスに何かおかしなものを入れないように監視すべく、キッチンを見張ろうとしたのですが“キッチンは女の戦場なんです”と姫路さんと玲さんに追い出されてしまった自分たち。いえ、確かに死人が量産されると言う意味では“戦場なんです”と言う言葉も間違っていませんがね。それにしてもいつもは女の子扱いなのに、こういう時だけ何故だか自分やヒデさんも男性組にカウントされて追い出されると言うこの謎理論を説明してくれる方いませんか?

『玲さん、瑞希。大体こんな感じでいいかしら?』
『ええ、優子さん。ありがとうございます』
『すみません優子ちゃん、そっちは一人で任せちゃって』
『気にしないで。料理は瑞希と玲さんに任せちゃってるわけだし。アタシ料理は……うん、まだまだ修行が必要だからね』

あ、ちなみにそんな姫路さんと玲さんの腕前を知らない優姉さんですが、料理に慣れていないからとテーブルクロスを敷いたり食器を並べたりしてくれています。正直慣れていないとはいえ優姉さんは体育祭で美味しいお弁当を作ってきてくれた経験もあるので、寧ろ優姉さんが作ってくれた方がおいしさ的にも生命的にも非常に助かるのですが、と大きな声で言えない自分が情けない……

「あの、明久君」
「ん?な、何かな瑞希?」
「ちょっと道具を探しているんですけど」

と、何か突破口がないかと全員で考えていると姫路さんがひょこっとキッチンから顔を出してアキさんにそう聞いてきます。なるほど人の家のキッチンは何がどこにあるのかわかりませんよね。そういう意味でもここはアキさんに作ってもらえばいいのにと思いますが……

「オッケー、何が必要?せいろとか寸胴とかなら棚の上に———」
「いえ、探しているのは瞬間接着剤です」

「「「「「…………」」」」」

…………思わず全員が絶句。今、この場にいる男子全員の料理の根底が覆された気分です。ああ、絶対死ぬ、今日絶対この場で死んじゃう……

「みみみ、瑞希ぃ?わかっているとは思うけど、料理に接着剤なんて入れたらとても危険が危ないんだょ……?」
「?何言ってるんですか明久君。お料理に接着剤入れたら大変ですよ」

その姫路さんの言葉に、全員がほっと安堵します。さ、流石にそこまでアレじゃなかったですよね……良かった、本当に良かった……

「だ、だよね!ハハハジョークだよジョーク!…………あれ?じゃあ何で接着剤いるの?」
「えっと、ごめんなさい。ブイヤベースを作っていたら圧力鍋が真ん中から破裂しちゃって。玲さんがすぐにくっつければ大丈夫だって———」

圧力鍋が、真ん中から、破裂……かぁ……

「(もうダメじゃ……ワシらはここで死ぬんじゃ……)」
「(さぁて、皆さん今のうちに遺書でも書いておきますかね……)」
「(来世でも僕らみんなで一緒にバカやれたらいいよね……)」
「(くそっ……俺にはまだ現世でやり残したことがたくさんあるのに……)」
「(…………生きたい。もっと……)」

微かな希望を見た直後の絶望って、こんなにも辛い物なのですね……やっぱり駄目です。今日この場で殺られる運命なんです自分たちは……

「造くん、吉井君。代表と愛子来たわよー……って、ホントに今日はどうしたのよ。みんなして泣いて」
「……どうしたの雄二に造、泣いてるの?」
「こーたくんに吉井君に木下君も、何かあったのカナ?」

と、絶望に打ちひしがれている自分たちを目の当たりにしながらも、何も知らずに死の晩餐会に参加させられた霧島さんと工藤さんのお二人が到着したようです。

「いらっしゃい霧島さんに工藤さん。今日はその、ゴメンね」
「……何が?よくわからないけど、家からこれお土産。玲さんに」
「ボクはこれね、はいどうぞ」
「お土産まで……ほんっと、ゴメンね……」

お土産に工藤さんはオレンジやグレープフルーツなどの果物を、霧島さんはワインをアキさんに手渡します。お二人とも気遣ってくれているだけに、これから起きることに付きあわせてしまう申し訳なさで胸いっぱいになる自分たち。

「翔子……お前、今日体調悪くないか?何なら今すぐ帰るべきだと思うんだがな(寧ろはよ帰れ、死ぬぞ……!)」
「……?元気だけど」
「…………工藤、用事あったり都合が悪いなら帰っていいと思う(工藤、いのちだいじに)」
「特に何にもないから大丈夫だよー?」

せめて最後の足掻きをと、ゆーさんにこーさんがそれぞれの大事な人にそれとなく帰るように促そうとしますが、事情を全く持って理解していないお二人にはゆーさん&こーさんの想いは届くはずもなく。唇を強く噛んで己の無力に打ちひしがれるゆーさんたち。

「ボクら玲さんに挨拶してくるね」
「……また後で」

何故打ちひしがれているのかわからずに、そのまま玲さんたちに挨拶に行く霧島さんと工藤さん、そして彼女たちに着いていく優姉さん。三人を見送ると、再び作戦会議開始です。

「どうすんだコラバカ久……テメェがしっかり自分の嫁の一人を管理しねぇから……!」
「…………最悪明久に(工藤の分だけでも)食わせてやる」
「こうなったらもう一蓮托生だよ、女性陣に食べさせず且つ僕たちが生き残る方法を考えようよ」
「腕っぷしは強くとも、姉上も姫路と玲殿の殺人料理のコンボには耐えられるはずないからの……」
「この場から女性陣を帰すことは実質無理そうですし、他の策を練りませんとね」

こうなれば力ずくにでも自分たちが料理を———いえ、駄目ですね。先ほどもあれだけ自分たちが作りますと言っても聞かなかった姫路さんと玲さんです。キッチンから梃子でも動かないのは目に見えています。

番外編:寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜その② ( No.204 )
日時: 2015/12/20 21:40
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

「翔子たちが姫路や玲さんの殺人料理に気付けばいいんだがな……」
「いや、多分それ無理だと思うよ雄二……霧島さん達が何か指摘しても悪化する恐れもあるし」
「…………今以上に悪化するとでも言うのか……!?」

料理上手な霧島さんや最近こーさんに習っている工藤さんなら姫路さんと玲さんの料理(?)の異常性に気付いて注意してくれるかもしれませんが……アキさんや島田さんが何度もそれとなく注意しても治らなかった姫路さんのキラークッキングの腕前です、どうにかなるとは思えません。

「そもそも霧島さん達でさえ作り終えるまでキッチンに入れて貰えないかもですよね……」
「姫路も玲殿も随分気合入っておったからのう……」

そう、そもそも今日は二人で作る番と言ってましたし霧島さんたちですらキッチンに上げて貰えない可能性だって否めません。このようにいくつか策を考え出しても、すぐさま無理だと悟る自分たち。ただ死刑執行までの時間が刻々と過ぎ去っていきます。

「あ?そういや気になってたんだがよ。お前のもう一人の嫁の島田はどうした明久」
「……何その美波の変なあだ名は。まあそれはともかく……美波がどうしただって?はぁ?何?雄二はバカなの?そりゃ瑞希が一番に呼んだけど、来るはずないじゃない。美波は唯一女性陣の中で瑞希の腕前知ってるのにさ。きっと用事があるって言って来ないはずだよ」

と、ゆーさんのそんな疑問に心底呆れたようにアキさんが返答します。ああ、言われてみれば確かに。

「テメェにバカ呼ばわりは心外だが……そりゃそうか。事情知ってるなら好き好んで地獄の晩餐会に参加する必要なんてねーしな」
「…………まあ、そうだろうな」
「うむ、島田は逃げ切れたようじゃな。葉月ちゃんを残して逝くわけにはいかんじゃろうしの」
「これ以上の犠牲者は作りたくないですからね」
「つーか寧ろ一人でも事情を知っている奴が外にいる方が安心だな。島田の事だ、頃合いを見て救急車でも呼んでくれるだろうな」
「その通り。だから最悪女性陣に食べさせる前に死ぬ気で処理して、後は美波が呼んでくれるであろう救急車が来るまで三途の川の手前で踏ん張れば良いんじゃないかな」

「「「「つまりは……いつも通りか……」」」」

この時間になってもいないと言うことはそう言うことなのでしょう。きっと色々と理解している島田さんの事、ゆーさんの言う通りしばらくしてから救急車を呼んでくれるはずですしそこは安心していいでしょうね。アキさんも島田さんが食べずに済むことには非常に安堵しているご様子。そりゃあ大事な一人が死ぬ思いをしなくて済むんですもの、安堵もしますよねー


ガチャ!


『お邪魔するわ。ゴメンね遅くなっちゃった。こんばんは瑞希』
『あ、お待ちしてました!何かあったのかと思って心配しましたよ———“美波ちゃん”!』

「………………は?」

……なんて、そう気楽に考えていた矢先。玄関から何故か、その話題の彼女の声が木霊しました。その声にアキさんは文字通り目が点になり固まってしまいます。え、うそ……?ど、どうして……?声の持ち主は姫路さんに連れられて自分たちのいるリビングへ。そうその人は、絶対にここに来ないと信じていた———

「うん、みんな居るわね。こんばんは、そして———お待たせ。さあ“逝き”ましょうか」
「…………なん、で……ここに……美波っ!?」

「「「「し、島田(さん)!?」」」」

そう、アキさんの大事な人の一人。我らがFクラスの数少ない女子にしてFクラス仲良しメンバー兼姫路さんの料理被害者の会メンバー紅一点の———島田美波さんでした。

「はいアキお土産よ。ゴメンね、これ買うのと葉月寝かしてから来たから遅くなっちゃったわ。今日は両親がちょっと出かけてたから葉月が寝るまで家から出られなくてね」
「え……あ、りがと……じゃなくて!?みみみ、美波!?なんで、どして!?」

彼女の出現に混乱しまくるアキさんと、そう言って薬局のレジ袋をアキさんに手渡す島田さん。中に入っていたのは———とても良く効く自分たちも愛用している胃薬の山です……ありがたいと思う反面、アキさんと同じく何故彼女がこの場にいるのか疑問が尽きません。

「(ど、どうして!?み、美波どうしてここに来たのっ!?)」
「(……どうしてってアキ、ウチは瑞希に呼んでもらったから———)」
「(ち、違うっ!?わかってたはずでしょ!?瑞希と姉さんが料理するんだよ!?用事があるとか言って回避できたはずなのに、そもそもご両親がいないなら葉月ちゃんの面倒見なきゃいけないってだけでここに来れない理由にできるでしょ!?それなのに何で……!?)」

姫路さんが近くにいる手前、下手な話は出来ないとアイコンタクトで島田さんにそう尋ねるアキさん。ちなみにアキさんだけでなく、自分たち被害者の会メンバーも島田さんの行動に驚いています。あの破壊力を知っている島田さんなら、アキさんの意図を汲み絶対に来ないと思いましたのに……どうして彼女はここに……?

「(……大丈夫よ。葉月が家で待っているんだもの、絶対に生き残ってやるわ)」
「(いや、そもそもこの地獄に来ちゃダメなんだよ!?今ならまだ間に合うから逃げるんだ!美波、キミまで死にかけることなんか———)」

そのように大慌てで島田さんに考え直すようにと提案するアキさんの言葉をやんわりと否定し、島田さんは覚悟の決めたとても凛々しい目つきでこう返します。

「(……最悪でも、瑞希の分はウチが食べなきゃね。それにいいのよ、アキを独りで逝かせるわけにはいかないもの。大丈夫、死ぬときは一緒よアキ)」
「〜〜〜〜〜〜っ!っ!!」

「「「「…………島田(さん)」」」」

島田さんのその言葉に大粒の涙を零し「……めん、ごめん、ごめんねみなみぃ……」と呟くアキさん。そしてアキさんの涙を拭き慈愛に満ちた笑顔で寄り添いながら、この場にいる誰よりも覚悟を決めて死の晩餐会に参戦した島田さん。こう言っては非常に失礼ですが、今ここにいる誰よりも男らしい心意気を持っていらっしゃいますね。なんてかっこいいんでしょうか、このお方……

と言うわけで、いつもの姫路さんの料理被害者の会フルメンバーでこの死の晩餐会に挑むことに。心強い味方が増えたことは良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、役者は揃いました……こうなれば全員で生き残るまでdeath(デス)!

Re: バカな自分は召喚獣? 〜二学期編〜 ( No.205 )
日時: 2015/12/21 09:54
名前: ユウ (ID: CsX7ElZd)

バカだな〜秀吉は。

久保君が暴走するからこそ鍋を中止出来たんじゃないか〜。

…そう、death pots and pans(死の深い鍋)の中止をさ。

でも、残念ながら久保君が家に居なかったんだよ〜。

…という訳で諦めて暗黒鍋を満喫してくれたまえ殺人料理被害者の会の皆様?(モグモグ)

十六夜「俺達もエル特製の牡蠣鍋を満喫してるから気にしてくれなくても大丈夫だぜ(モグモグ)」

飛鳥「う〜ん、この牡蠣の濃厚さが口内に広がってとってもおいしいわ(ハムハム)」

黒ウサギ「YES!飛鳥さんの言う通りなのですよ!エルさんの料理はどれもおいしくて、黒ウサギもついつい手が伸びてしまうのですよ!(そう言って次の牡蠣に箸を伸ばす黒ウサギ)」←『原作のメインヒロイン+問題児達のツッコミ役』

エル「えへへ、そう言われるととっても嬉しいな〜/// おかわりはまだまだあるから一杯食べてね!(新鮮な牡蠣を乗せた籠を机の上に置くエル)」

耀「…!(机に置かれた牡蠣の3/5を鍋に入れる耀)」

?「おいヨウっち!?さすがに一杯いれすぎじゃねえか!?」

耀「大丈夫。当たりそうな牡蠣は全部アベルの器に入れておいたから(グッ)」

アベル「…っ!どうりでさっきから胃袋の調子が…ウグッ!(顔を青ざめて机に顔を乗せるアベル)」

十六夜「…ところでひとつ聞きたいことがあるんだが」

?「どうしたんだよイザっち?何か気になることでも」

十六夜「お前誰だ?」

エル「えっ?十六夜の知り合いじゃないの?」

?「ああ、そういえば自己紹介がまだだったかな」

天王星うずめ(以下うずめ)「俺の名前は『天王星うずめ』!まだ先は長いだろうけどユウが新しく書いているプロットに登場する新しい問題児という設定で準備中の女神様だぜ!」

黒ウサギ「め、女神様ですと!?」

エル「ていうことは、エルとアベルと同じ他作品のゲームからの召喚クロスオーバーってこと?」

うずめ「まあ、そういう事だな。どんなゲームかは是非調べてくれ!」

と言うわけで自分の新しいプロットで出そうと思っているうずめちゃんを最速公開なのです!

まだ、彼女の紹介兼元の世界のあらすじはまだ書ききれては居ませんが彼女のこともよろしくお願いします。

ちなみに元ネタのうずめに関してですが、控えめにいってもマジ可愛い〜なので調べることをお勧めしますよ!

…さて、長々と小話を書いていましたが感想に移ろうと思います。

明久に呼び出されたことにより、DEATH PARTYに参加することになった雄二とムッツリーニ。

…せめて祈りましょう。彼らが無事に天国にいけることを…アーメン(明久達も入っています)

という冗談はさて置き、実際問題どうすんだよ明久?

このままじゃ皆地獄行きだよ?あの世に向けて寒中水泳することになるよ?

くっ!こんな時に、造の所のサクヤさんが蒼が残っていてくれれば…!

エル「取り合えずアッキー?姫みん(姫路さんの事)の料理を食べた後の症状について教えてもらっても良いかな?それで頑張ってその症状に効く状態異常回復料理を作ってみるから!!」

と言うわけで本日はこれにて失礼します!

Re: バカな自分は召喚獣? 〜二学期編〜 ( No.207 )
日時: 2015/12/21 09:44
名前: ユウ (ID: CsX7ElZd)

あっ、感想とは別で、つーちゃん、つーちゃん。

造「ふえ?どうしたんですかユウさん?」

お兄さんと一緒に『カシスオレンジ』を一緒に飲まない?

造「カシスオレンジ?何の飲み物なんですかそれは?」

オレンジとカシスって言う果物を配合した、とっても甘くて飲みやすいよジュースだよ!

造「甘くて…おいしいジュースですか!是非いただきたいです」

ふふ、そう言うと思って。…はいこれ、つーちゃんの分。

造「わ〜、ありがとうございます!」

それではつーちゃんとのこれからの関係を祝って…かんぱーい!!

造「かんぱーい!!」

そう言ってユウと一緒にカシスオレンジ(アルコール3%)を飲み干す造

造の保護者が居ないのをいい事にこの男やりたい放題である。

…その後、なぜか顔が真っ赤で目がトロンとした半脱ぎ状態の造の写真がムッツリ商会で売られていたが、サクヤさんが買い占めた後、元凶のユウをドラム缶に投げ込み、その上からアスファルトを流し込み、乾いた後に海に放り投げた。

…ちなみに、その時の写真を肌身離さず持っている模様

Re: バカな自分は召喚獣? 〜二学期編〜 ( No.208 )
日時: 2015/12/23 21:06
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

>ユウさん
読んでいただきありがとうございます。

生か死か……(生命的な意味で)食うか食われるかの殺人料理被害者の会VS必殺料理人のガチンコ勝負開始。

造「色々と字面がおかしいですよねこれ……」
明「何も間違っていないのが酷いよね……と言うか状態異常系扱いの瑞希の料理って一体……き、効く回復料理をお願いね……」

一方ユウさんの方では美味しそうな牡蠣で鍋を。そうそうこういうので良いんだよこういうので。牡蠣美味しいですよね、父たちが以前当たったらしくてそれ以降食卓に並ぶことは滅多にないものでしたけど……

造「当たったら大惨事ですからね牡蠣……って言った傍からアベルさぁん!?」
雄「オイオイなにやってんだよ。……とは言えこう言っちゃ悪いが、牡蠣で当たるほうがまだマシなんだよな……」
康「…………牡蠣に当たるより辛い姫路の料理って……」
秀「これからどうすべきかのう……」
美「死ぬ気で考えるのよ。死にたくなければね」

うずめさんもよろよろです。こっちも頑張って七章に向けて頑張らねば……!

造「ところで……かしす?オレンジ?……?記憶がないんですけど何の話で———」

さて!そろそろ次行ってみよー!


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