二次創作小説(紙ほか)

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バカな自分は召喚獣? 〜二学期編〜 お知らせあり>>270
日時: 2016/03/25 21:41
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

初めましてな方は初めまして。そうでない方はお久です。こちらはバカとテストと召喚獣の二次創作であり以下のスレッド

【バカな自分は召喚獣?〜一学期編〜】及び【バカな自分は召喚獣?〜夏休み編〜】

の続章となっています。読まれていない方はそちらもよろしくお願いします。


暑い夏も乗り切ってやってきました二学期編!夏休みを満喫したいつものメンバーとFクラスの前に立ちふさがったのは……無敵の鉄人による持ち物検査!?

『お願いします、西村先生!僕らにその本を返してください!』
『僕らには———僕らにはその本がどうしても必要なんです!』
『お願いです!僕たちに、保健体育の勉強をさせてください!』
『西村先生、お願いします!』

『『『『お願いします!』』』』

「黙れ。一瞬スポ根ドラマと見紛うほど爽やかにエロ本の返却を懇願するな」

『『『『鬼っ!悪魔っ!!鉄人っ!!!』』』』

毎日バカやる明久たちがそんな教師たちの横暴を黙っているはずもなく。正々堂々鉄人に挑むFクラスだったけど……(正々堂々の意味、今すぐ調べてください皆さん by造)

「ええい!こうなりゃ実力行使だ!僕らの大事な参考書(エロ本)を守るため、命をかけて戦うんだ!」
「ほう?良い度胸だ、かかってこい……シメるついでに夏休みで緩んだ頭のネジをキッチリ締めなおしてやる」

明久たちの必死の抵抗虚しく、鉄人に阻まれ大事なもの(エロ本)を取り上げられるFクラスメンバー。このまま為すすべがないのか?否、まだ手はある……!召喚野球で教師を蹴散らし、取り戻せ僕らの聖典(エロ本)!


体育祭に召喚野球。そしていよいよ試召戦争が解禁となり恋に嫉妬に勉強に、ますます楽しくそして忙しくなる造や明久たち。そんないつものメンバーの非日常的な日常をどうかよろしくお願いします。


———目次———
序章 1〜4章及び各種設定【バカな自分は召喚獣?〜一学期編〜】>>6参照

5〜5.5章及び各種設定  【バカな自分は召喚獣?〜夏休み編〜】>>7参照

6章 体育祭&召喚野球編>>1-117
102時間目>>1-5   103時間目>>8-11  104時間目>>12-16  105時間目>>20-23
106時間目>>24-28  107時間目>>29-32  108時間目>>33-36  109時間目>>37-40
110時間目>>41-44  111時間目>>45-48  112時間目>>49-52  113時間目>>53-56
114時間目>>59-62  115時間目>>63-66  116時間目>>67-70  117時間目>>73-76
118時間目>>80-83  119時間目>>84-87  120時間目>>91-94  121時間目>>98-101
122時間目>>104-107 123時間目>>110-113 124時間目>>114-117
覚えよう野球のルール〜スクイズしてください!〜>>77-79

6.5章 文化の秋・食欲の秋・文月学園の秋編>>120-221
酔いと造と幼児返り!?〜お酒は大人になってから〜
前編>>120-122 中編>>125-127 後編>>130-132

週刊☆文月学園ラジオ放送 特別企画・文化の秋!
前編>>135-136 後編>>137-138

ワシと自分と演劇と〜演目はバカテス童話!?〜
その①>>141-143 その②>>146-148 その③>>149-151 その④>>154-156 その⑤>>157-159
その⑥>>164-166 その⑦>>167-169 その⑧>>170-172 その⑨>>173-175 その⑩>>176-178

召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜
その①>>179-181 その②>>182-184 その③>>185-187
その④>>188-190 その⑤>>191-193 その⑥>>194-196

寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜
その①>>197-199 その②>>202-204 その③>>209-211 その④>>214-216 その⑤>>219-221

7章 二学期試召戦争開幕&Fクラスの変編>>224-330
125時間目>>224-226 126時間目>>229-231 127時間目>>234-236 127.5時間目>>241-242
128時間目>>243-245 129時間目>>246-248 130時間目>>251-253 131時間目>>256-258
132時間目>>261-263 133時間目>>264-266 134時間目>>267-269 135時間目>>271-272
136時間目>>273-274 137時間目>>275-277 138時間目>>280-282 139時間目>>283-285
140時間目>>286-288 141時間目>>289-291 142時間目>>292-294 143時間目>>295-297
144時間目>>298-299 145時間目>>300-302 146時間目>>303-305 147時間目>>306-307
148時間目>>308-309 149時間目>>310-311 150時間目>>312-313 151時間目>>314-316
152時間目>>317-318 153時間目>>319-321 154時間目>>322-323 155時間目>>324-326
156時間目>>327-330

7.5章 とあるお休みの一日:同棲生活は命がけ編
召喚実験シリーズ:〜みんなの子どもシミュレーション〜
その①>>334-336 その②>>337-338 その③>>339-341
その④>>342-344 その⑤>>345-347 その⑥>>348-350

文月学園新聞&特別補習:鉄拳先生の情報講座>>353-355

彼と彼女のとある日の出来事
〜明久と瑞希編〜
前編>>356-358 中編>>359-361 後編>>362-365
〜雄二と翔子編〜
前編>>366-368 中編>>369-372 後編>>373-377
〜造と秀吉と優子編〜
前編>>378-380 中編 後編
〜明久と美波編〜
前編 中編 後編
〜造と葵編〜
前編 中編 後編
〜康太と愛子編〜
前編 中編 後編

おいでませ文月学園!久保弟の学校見学
前編 中編 後編

8章 最終決戦!Aクラス対Fクラス試召戦争編

———バカテスト集———
その⑦>>18-19 その⑧>>240 その⑨>>278

———各種設定———
文月学園レポート:腕輪編その①>>17 その②>>279

お知らせ>>270

番外編:召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜その② ( No.183 )
日時: 2015/11/13 21:01
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

《【その通り。自動化と言っても結局何かしらの……行動するための行動原理は必要みたいですね。今回の召喚獣の行動原理となったものは召喚者の“無意識に近い意識”と言うことでしょう。それに従って行動している結果が———】》
「召喚獣がその召喚者の本音を喋っちまう上に本音に従った行動をするってことだな。ん?ってことはまさか造もか?」

そう聞くと、造は苦笑いをしながら頷く。

【たはは……ええ。自分の場合は自身が召喚獣ですから、自分の行動自体のコントロールはできます。どんな理屈はわかりませんが、多分普通なら外の召喚獣に送る信号が、自分自身の中に発信されている為でしょうね。そのお陰で別に意識が幼児化するわけではありませんが……その代わり無意識に近い意識が“声”となって現れているようです。現に今も口に出していないのに、自分の考えが“声”となって自然に聞こえるでしょう?】
「……そりゃまた厄介そうだな。まあ、とりあえずそのことをアイツらに説明しておくか」
《【ですね……ああ、そうだった。すみませんゆーさん、自分が説明すると下手をしたら余計なことまで説明しちゃいそうなので説明はゆーさんに任せても良いですか?】》

ん?……なるほどそうか。造だと文の事まで喋っちまう恐れがあるからな。

「ああ。その辺は任せとけ。……おい、お前ら!大体の事情がわかったぞ」

「「「え?」」」


〜雄二説明中〜


「……なるほど。つまりこの子たちは、幼児程度の行動原理を持ち、自我があると言うこと」
「ああ。翔子の言う通りだ、要するに本音を喋っちまう自分自身の子供の姿ってとこだな」

とりあえず翔子たちにこの事を説明すると(一応、文とシステムの影響って話は少し省略しておいたが)、全員が納得したように頷く。まあ、説明しなくてもコイツらの召喚獣の様子を見りゃ一目瞭然だろうからな。

「そう言う事ね。だから美波たちの召喚獣があんな感じなのね」
《【たはは……アキさんたち大変そうですね】》

木下姉と造が苦笑い混じりに呟く。俺もつられて明久たちを見ると———

【アキ、瑞希。抱っこしてー♪】
「ちょ!?だ、抱っこじゃないでしょうが!何甘ったれてるのよ!いいから離れなさいっ!」
【やーっ】

島田が明久と姫路の足にしがみついている召喚獣を引きはがそうと苦労している光景が。こりゃまた面白いな。……待てよ、召喚獣が本能のまま行動しているってワケだったな。つまりは島田の今の召喚獣の行動は———ほーう?こりゃ良いネタになりそうだな。

「ま、気にしなくても大丈夫だよ美波。こういうの、慣れてるから」
「そうですね。私も気になりませんし大丈夫ですよ美波ちゃん♪」
「え?瑞希は何となくわかるけど……アキ?慣れてるってどういうことなの?」
「んー……どうしてか知らないけど、僕って昔から小さな子に好かれるんだよね。葉月ちゃんもそうだしさ」
「そりゃ知能レベルが近いからだろ」
「黙れ雄二」

はっ!事実だろうに。と言うか下手すりゃ、いいや下手しなくても明久は島田の妹のチビッ子より知能レベルがアレだからな。まあ、それはともかく明久と姫路は島田の召喚獣の頭を撫でる。まあ、微笑ましいと言えば微笑ましいかもしれんが———

「ちょ、ちょっとアキに瑞希?ふ、二人とも、止めてって……な、何だかウチも撫でられているみたいで……その、は、恥ずかしいんだけど」
【もっと撫でてー♪】
「あ、アンタは黙ってなさいっ!?てか、いい加減離れなさいってばっ!?」

———召喚者である島田は物凄く恥ずかしくて死にたいといった表情をしているな。そしてそんな島田の様子を明久たちは更に微笑ましそうに笑っていやがる。まあ、気持ちはわからんでもないが……明久に姫路。お前ら調子に乗っていると後でどうなっても知らんぞ?

【参ったのじゃ、あの少年、いくらワシが男じゃと言っても聞いてくれんのじゃ】
【アイツとスカートの魅力はたくさんある。が、その中でも特筆すべきはそこに内包される可能性つまり見えるかもしれない、見せてくれるかもしれないと言う希望を提供してくれると言ういわば優しさにも似た———】
「むぅ……この召喚獣、なんとかして消したいのじゃが……」
「…………召喚フィールドが広すぎて範囲外に出られない」

秀吉とムッツリーニも自由に話し続ける召喚獣に参っているようだな。てか、あのババァ、やっぱり思った通り下手に召喚獣を戻せないようにしてやがるな。召喚フィールドを学園全体に広げた上、造の腕輪の干渉を懸念して先に腕輪を回収したのも想像通りこのためか。召喚獣は自由に行動するから下手に召喚獣を消すために学園の外に出ようとも、その間に召喚獣が余計なことをしないとも限らない。つまりは迂闊に目も離せないってわけか。

「にしてもこりゃ凄い。ムッツリーニはともかく、秀吉が隠そうとしていることまでわかるなんて、なかなかできることじゃないぞ」
《【あー確かにそですね。ヒデさんポーカーフェイスが上手ですし】》
「いやいや何を言うのじゃ造に雄二よ。ワシは常に自然体じゃと」【造に演技を褒められたのじゃ。嬉しいのじゃ♪】「…………ぐっ」
《【あらあら、ヒデさんったら】》

造の前でピョコピョコ跳ねて喜ぶ秀吉の召喚獣。そしてそんな秀吉の召喚獣をよしよしと撫でる造。ホント傍から見ている分には面白いなこれは。

番外編:召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜その② ( No.184 )
日時: 2015/11/13 22:23
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

「…………うふふ♪」

……と、この様子にニヤリと笑って反応する木下姉。おおぅ……やべぇぞ造に秀吉。お前ら完全に目を付けられたようだぜ。

「ふふふっ♪ねぇ、秀吉♪」
「な、なんじゃ姉上よ?」

目をキラキラと輝かせて迫る木下姉に警戒してか、一瞬口籠る秀吉。さて、どうなる事やら?

「秀吉はさぁ……男子に告白されたことってある?」
「HAHAHA!ワシは男子じゃ、そんなことあるわけなかろう」【ここのところはほぼ毎日じゃ】

「「「毎日!?」」」

「ななななんてことを言うのじゃ!あ、姉上よ!今のはこやつの嘘じゃからな!?本当はワシは」【金曜日と月曜日は特に多いのじゃ】「違うのじゃ!ワシは男に告白などされておらんのじゃ!?」

なるほど。そういや秀吉は週末と週始めによく居なくなる事があるが……“ソレ”が原因か。

【ああ、ヒデさんもですか……実は自分も小学校の子供たちから、最近よく初々しいラブレターを】《お、思った事がああああああああああああああ!?》

「「「しょ、小学生に!?」」」

ついでに秀吉の巻き沿いに造が自爆していた。そうか……コイツも、か。

「あ、あれはその、きっと姉上と間違えられておるだけなのじゃ!」【宛名を何度確認してもワシの名前が書いてあったのじゃ】「だから違うのじゃ!」
《じ、自分のもきっと子供特有の悪戯ですよ!自分が小学生に告白されるなんてありえませんもの!》【あの子たち……“ごめんなさい、付き合えません”って断ったら泣いちゃったんですよね……悪いことしちゃいましたかね】《うぎゃあああああああああああああああ!?》
「ふふふっ♪ホントに秀吉も造くんも面白いわね〜」

慌てて召喚獣の言葉を誤魔化そうとする秀吉と、半パニックになりつつある造。面白い具合に木下姉の良いネタになっているな。にしてもコイツらはホントに息ぴったりだな、おい。

「んじゃ、今度はムッツリーニに何か聞いてみっか。ムッツリーニ、お前は———」
【…………話しかけるな。今、アイツとスカートの中の因果関係について考えるのに忙しい】
「………………すまん、邪魔したなムッツリーニ」
「…………っ!(ブンブンブン)」

まあ、ムッツリーニはいつも通りか。ここに工藤がいれば面白かっただろうが。さて……

「じゃあ、最後は……」
「……美波?」

「「……(じー)」」

「ちょっ!?な、何よアンタら」

俺と翔子、更に未だに島田の召喚獣を撫でている明久と姫路の視線が一斉に島田へと降り注がれる。そして、気を取り直すように咳払いをして———

「い、言っとくけどね!ウチに隠し事なんてなにもなんだからね!アンタたちがいくら質問しても【実は昨日、下級生の女の子に告白されて】嫌ぁあああああああああっ!?」

「「「「…………」」」」

盛大に自爆する島田。俺らはまだ何も聞いていないんだがな。どうやら島田は無意識下でも嘘が苦手のようだ。

「ひ、卑怯よアンタら!?そうやってウチの恥ずかしいヒミツを聞き出すなんて!」
「あー……いや。今のは美波の自爆のような……」
「問答無用よ!いいからアンタ全員、召喚獣を出して本音を喋りなさいっ!」
【本音?本音って、好きな人のこと?ウチの好きな人はね、】
「アンタが喋ってどうすんのよ!?いいからアンタは黙ってなさい!」

と、島田が混乱しながらもそんなことを言ってくる。いやいや。冗談じゃねえ。島田の頼みとはいえ、明久ですら応えられんだろうしな。何せこの状況で召喚獣を出せば、暴露大会に参加させられるようなもの。あのババァを警戒して折角危険を逃れられたと言うのに、誰が好き好んでこんなイベントに参加するか?否だな。

「……本音を喋っちゃう、召喚獣ですか……」

と。横では姫路がそんなことを呟きながら、紙とペンを取り出して漢字と書いていた。何やってんだ姫路は———って、こりゃひょっとすると……

「あの、明久君」
「ん?なに瑞希」
「突然ですが問題です。これ、なんて読みますか?」
「え、えーっと……格“差問(サモン)”題かな?」
「はい。正解です」

……ふっ、バカめ明久。お前は地獄の暴露大会参加決定だ、ざまぁ見ろ。


ポンッ! ←明久の召喚獣登場


「しまったぁああああああああああああああっ!?」
「ごめんなさい明久君っ。でも、どうしても本音で聞きたいことがあるんですっ」
「ははっ!相変わらずバカだな明“久”」
「……雄二。法の精神を書いた人は?」
「“モン”テスキューだろ。お前はいきなり何を言って———あ」


ポンッ! ←俺の召喚獣登場


「しまったぁああああああああああああああっ!?」

喚び出される俺と明久の召喚獣。ちぃ!?ゆ、油断したっ!?

「ナイスよ二人とも!さぁアキ、答えなさい!アンタの本音を包み隠さず!」
【あのねあのね、ウチのヒミツはねー!】
「アンタは言わなくていいの!さぁアキ、答えなさい!」
「あ、明久君っ!私も色々と知りたいですっ!」
「……雄二。私のことをどう思っているのか、聞かせて欲しい」

女子共の視線が明久と俺の召喚獣に集まる。その視線を受けて、俺たちの召喚獣は———

【バカ明久!お前の名前のせいで召喚しちまっただろうが!】
【アホ雄二!人の不幸を笑うからそんな目に遭うんだ!】

取っ組み合いの喧嘩をしていた。ふむ……なるほど、確かにこりゃまごうことなき俺の本音だな。

「明久!テメェの名前のせいで召喚されちまったじゃねぇか!」
「何を言ってるのさ雄二!元はと言えば雄二が鉄人から逃げられなかったせいだろ!」
「んだとコラ!先に捕まったバカにだけは言われたくないわボケェ!」
「雄二の方が早く捕まっただろうが!このマヌケがぁ!」

ちなみに言うまでもないが本体同士でも喧嘩中。やってくれやがってこのバカがっ……!

「あの、明久君っ。坂本君のことじゃなくて、私たちのことも考えて見て下さいっ」
「そうよアキ!人の本音を聞いておいて、自分は逃げようなんて許さないだから!」
「……雄二。雄二の本当の気持ち、聞きたい」
【ムキー!雄二のアホー!】
【うぎー!明久のボケー!】
「くたばれ雄二!責任を取れ!」
「死ぬのはお前だ明久!地獄に落ちろ!」
「明久君っ」
「アキっ!」
「……雄二……!」

なんてことをやっていると……

「皆お待たせー!———って、なになにー?なにか面白そうなことやってるねっ!ボクも混ぜてよっ!」

どうやら部活を終えたらしい工藤がニコニコしながら合流してきた。

ヤベェな……すでに嫌な予感しかしねえぞ……

番外編:召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜その③ ( No.185 )
日時: 2015/11/20 22:57
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

康太Side


「へぇ〜。本音を喋る召喚獣か。それは面白そうだねっ!」

「「「全然面白くないっ!」」」

あの妖怪学園長の悪巧みのせいで、またもや妙な事に巻き込まれた俺たち。現在部活を終え、事情を聞いた工藤も参加と言う事で、俺の中ですでにエマージェンシーコールが鳴りまくっている。マズイ……何やら工藤がしきりに俺の方を見てニヤリと笑っているのがわかる。これはホントにマズい……!

「じゃあ本当に本音を喋るのか、確かめてみようかな〜」

「「「…………っ(ササッ)」」」

俺を含めた全員がターゲットにされまいと、咄嗟に目を伏せる。……が、この本音を喋る召喚獣の話を聞いた時に工藤が見せたあの期待を込めた目を見れば、どう考えても真っ先に俺が狙われそうなんだが……

と、工藤は緊張している俺に向かってウインクしたかと思うと、明久と雄二の方を向きにんまりと笑う。そして———

「ふっふっふ♪ねえ、姫ちゃん、ナミー、代表。ちょっと来て♪」

……?俺の予想に反して姫路・島田・霧島を呼ぶ工藤。何だ?助かった、のか?工藤の事だから俺に何か仕掛けてくると思ったんだが……?俺の困惑をよそに工藤は呼んだ三人に耳打ちをする。

「(ゴニョゴニョ)……って感じはどうカナ三人とも♪本音を喋っちゃうっていうその召喚獣の話が本当なら、きっと素直に応えてくれると思うよ〜♪」

「「「な、なるほど……ありがとう(ございます)愛子(ちゃん)!」」」

話が終わったのか工藤から離れる姫路たち。そして姫路・島田は明久の、霧島は雄二の側まで若干顔を赤くしたまま移動すると———

「「ね、ねえアキ(明久君)……」」

「な、何かな美波、瑞希……?」【どうしよう雄二、とっても嫌な予感がするよ】

「……雄二」
「な、何だ翔子……?」【奇遇だな、俺も物凄く嫌な予感しかしねえぞ明久】

明久たちの不安そうな顔を尻目に、女子陣はスゥッと息を吸い込んで———

「「「———ウチら(私たち)のスカート……めくってみる?」」」

スカートの裾をピラピラと上げ下げして、思い思いにとんでもない事を言い出した。コレには流石の明久と雄二も一瞬固まるが、すぐにハハッ!と笑いながらそれぞれに返答する。

「いやいや。何を言ってるのさ美波に瑞希。僕がそんな【い、いいのっ!是非めくらせて下さい!】……い、いやらしい人間だとでも?」
「そうだな。翔子よ、俺をからかっているんだろうが【あ、後で“やっぱり無し”って言うんじゃねえぞ!?】……んなもんは、む、無駄だからな?」

「「…………」」

「「「…………(ポッ)」」」

「「…………すんませんでした」」

隠す事が出来ない本音を召喚獣にペラペラと喋られたバカ二人は、はしゃいでいる召喚獣をよそに額に床を擦り付けて土下座する。

「あ、明久君大丈夫ですよ!え、えっと……その、いやらしいことは年頃だから仕方ないですもんね!」
「あ、アキのエッチ……【でも……ウチで良いならいつでも———】ちょっと!?何変なこと喋ってるのよウチの召喚獣は!?」
「……雄二、私もいつでも大丈夫」

まあ、女子陣は満更でもないようだが。それにしても全く、本音も隠せないとは明久も雄二もまだまだ【…………俺も工藤のを(バシィ!)痛い】……コイツは全く、面倒な召喚獣だ。

「おぉ♪本当に本音を喋るんだね、面白いや!んじゃ姫ちゃんたち、次はね……(ゴニョゴニョ)」

「「「ふむふむ……」」」

「「ちょっ!?また何か吹き込まれてる!?」」

面白がって再び姫路たちに何やら耳打ちする工藤。ああ……なるほど。さっきの姫路たちの過激な発言はやはり工藤の入れ知恵か。どうやら完全に工藤は明久と雄二を弄りのターゲットに絞ったようだ。

……そうそう、ちなみにここに加わっていない造と秀吉はと言うと———

『———で?他にどんな風に告白されたのかしら?ねぇ二人とも、お姉ちゃんに包み隠さず全て教えなさいな♪』
『も、もう勘弁しては貰えぬか姉上よ!?』
《優姉さん、そろそろお開きしましょう!?ね!自分たちの話なんか面白くもなんともないですよ!?》

【そうじゃの。そう言えばあのポエム先輩よろしく、自ら作詩したであろう詩を朗読し始めた中学生がおったの。“貴女を幸せに出来るのはこの僕だけです。さあ共に新たな世界へ往きましょう”とか言われた時は、こっちが恥ずかしくなって次の日学校を休もうかと思ったぞい……】
【実を言うと自分、男の子だけじゃなくて小学生の女の子からも告白されたんですが……その女の子たちに“わたしのお姉様になってください”とか、何を思ったのか“妹になってくれない?”“あなたを飼いたいです”とか言われましたね。とりあえずあの子たちは色んな意味で盛大に勘違いしていましたよ。鬱ですよ……】

『《もう嫌あああああああああああああああああああああああ!?》』

『ふふっ♪造くん、秀吉。どんどん行くわよ〜♪』

———木下姉の恰好の獲物と化していた。まあ、木下姉に造たちが弄られるのはある意味いつもと変わらない気もするが。

番外編:召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜その③ ( No.186 )
日時: 2015/11/20 21:13
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

「———って感じのことをやってみたら面白いと思うよ三人とも」

「「「…………(ゴクリ)」」」

と、工藤から色々と聞き終わった姫路たち女子三人は、またそれぞれ明久と雄二のところへ行き、モジモジと話しかける。

「「えっと、アキ(明久君)……実はウチら(私たち)———今日寝坊しちゃってブラをつける時間が無くて」」

「……雄二、私今日雄二の為にブラ付け忘れてた」

「「だ、騙されないっ!これどう考えても工藤(さん)の差し金だろ(でしょ)!?その程度で俺(僕)らを釣ろうなんて【【で!ブラが一体どうしたって!?】】釣られたあああああああああああああああっ!」

最早、言い逃れできないほどに暴走する召喚獣。やれやれ。それにしてもいくら本音が出てきてしまうとは言え、明久たちはエロは自重すべきだと【…………工藤のブラは一体どんなものだろうか(バシバシッ!)叩かないで欲しい】……この召喚獣は、本当に油断も隙もないな。

「あ、明久君?その……や、やっぱり気になりますか?」
「ま、まあアキも男の子ってことかしらね【アキ、ウチのでも喜んでくれるかな?】だからアンタは黙りなさいよ!?お願いだから!」
「……雄二が望むなら、私はいつだってブラなんて付けてこない」
「あははははっ!凄いね、ホントに面白いくらいに色々喋っちゃうんだ〜♪」
「く、工藤さん……もう止めてくれないかな?限界なんだけど」
「そ、その通りだぞ工藤……ちっとは自重してくれ。赤っ恥だ」

姫路、島田、霧島は(島田は多少、自身の召喚獣に手を焼いているようだが)明久たちの本音が聞けて至極ご満悦。茶化す工藤も同じようだな。弄られている明久たちは、召喚獣を止めようと必死だがな。

「ん?ああ、そっか。二人とも嫌だった?ゴメンね吉井君に坂本君」

「「あ、いや。反省してくれるなら別にいい———」」

「そうだよね……もっと面白くしなきゃいけないよね☆姫ちゃんたち、次行ってみよ〜♪」

「「工藤(さん)!もう勘弁してください!?」」

追い打ちをかけるが如く、工藤は三度姫路たちに耳打ちをする。哀れ明久・雄二たちよ。同情はする。…………巻き込まれたくないから、別に助けはしないがな。

明久たちが迫りくる精神攻撃の恐怖に脅える中、工藤に唆された三人が先ほど以上に顔を赤らめて明久たちに歩み寄る。今度は一体何をする気だろうか……?

「「あ、アキ(明久君)!」」

「はいっ!わかっています!謝ります、ゴメンなさい二人とも!怒っているよね!?やらしいこと考えていた事に怒っているんだよねっ!?どうかおバカな僕をお許しくださいっ!」

「……雄二」
「ま、待て翔子!これはだな、男としては仕方のない反応何だ!だからお仕置きはだな———」

まるで頭を床に打ちつける勢いでペコペコ土下座する明久と、手をバタバタと振りながら後退り無駄な弁解を始める雄二。そんな中姫路たちは更に一歩近づいて、

「「「えいっ!」」」

「「んぉっ!?」」

いきなり姫路と島田は明久の、そして霧島は雄二の頭を胸の中に抱える。ほぅ……?コレはまた大胆だな。【…………羨ま死ね明久に雄二】

「明久君……その、どうですか?」
「え、えっと……アキ?どうかな?」
「ど、どうもこうも無いよ!?一体何をして【瑞希の胸ふかふか♪美波の胸もちゃんと柔らかくて気持ち良いね♪】いぎゃぁあああああああああっ!」

「……雄二、嬉しい?」
「ば、バカ言え!こんなのが嬉しいわけが【イィィヤッホォォオオ!サイコォォオオオオオオオオオオ!】あるかぁあああああああああああああっ!」

力の限りに叫び声をあげて召喚獣の声を打ち消そうとする明久と雄二。それを聞くと女子陣は少し恥ずかしそうに、そして嬉しそうに頬を赤く染めてニコっと笑みを浮かべ、さらにそれぞれの頭を抱いた。

「ふふっ♪明久君さえ良ければこのままでいますね」
「そ、そうね。アキも喜んでくれているしだったらウチも【ウチのちっちゃな胸でも喜んでくれるなんて嬉しい♪】だからっ!アンタは少し黙ってて!?」
「よ、良くないよ!?主に僕の精神衛生上良くな【ホント!だったらもう少し堪能させて】放してぇえええええええっ!」

「……安心して雄二。今日はずっとこうしててあげるから」
「安心できるかっ!一体何を言ってやが【ホントか!良い気持ちだぜ!キャッホォォー!】放せぇえええええええっ!」

そしてあまりの女子陣の突拍子もない行動と、自身の召喚獣の問題発言に耐えきれなくなった明久と雄二はそれぞれを包み込んでいた胸の中から抜け出して———

「雄二っ!こうなりゃこの忌々しい召喚獣の口を噤んでしまおうっ!主に物理的に消し去る事によって!死人に口無しだよ!」
「おおっ!気が合うじゃねえか明久っ!俺もちょうどこの妙にお喋りな召喚獣を滅そうと思っていたところだ!殺るぞ明久!」

【【もっと胸の感触を味わいたかった】】

「「黙ってろ僕(俺)のクソ生意気な召喚獣がっ!滅してやるから覚悟しろっ!」」

———何故か自分自身の召喚獣と戦闘を始めた。やれやれ……アイツらは随分と捻くれているようだな。素直に喜べないのやら。

【…………俺がもし工藤にあんなことされたら(バシバシバシッ!)何度も叩かないで欲しい】
「…………っ!」

本当に厄介な召喚獣だ……まあ、今回俺は誰の標的にもなっていないのが救いか。そう思っていると背後からトントン、と肩を叩かれる感覚が。

番外編:召喚実験シリーズ〜自分と本音と暴露大会〜その③ ( No.187 )
日時: 2015/11/20 21:04
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

「…………?何だ?」
「やっほー♪こーたくん?ふふふっ、ねえ、まさかとは思うけど“自分は標的にされてない”とか思っているんじゃないカナ〜?甘々だよ〜?シューケーキより甘々だよ〜?」
「…………っ!?工藤っ!?」

いつの間にか俺の背後に立っていたのは……工藤だと!?ば、バカなっ!?俺に気づかれずにいつ背後に……!?い、いや。それより今、物凄く嫌な台詞を言わなかったか?冷や汗を掻きながら、とりあえず工藤に尋ねてみる事に。

「…………どう言う、ことだ……?」
「ふっふっふ!美味しいものはさ、最後に食べるのが良いんだよね〜♪それに、他の人にこーたくんを弄られるの面白くないでしょう?他の皆が混乱しているうちに、こーたくんの本音はボクが聞きたいなーって思ってさ♪さーて、どうしてくれようカナ」

そう言って満面の笑みを浮かべる工藤。……ちぃ、やはり最初に感じた嫌な予感は的中していたのかっ……!?【どうする?やはりここは逃げ出すしかないか?幸い今は明久たちは自分たちの召喚獣と戦闘中。姫路たちはそれを止めようとしている。この混乱に乗じて厄介な俺の召喚獣もつれてどこかに身を隠せば———】

「こーたくんこーたくん。キミの本音丸わかりだよ。ふふん♪ボクがそう簡単に逃がすと思う?」
「…………っ!本当に厄介な召喚獣だ!?」

すでに逃げ場はなし。こうなれば明久たちのようにこの余計なことしか言わない召喚獣を滅するほかないのだろうか……?

「あはは!面白いよね♪———まあ、安心してよ。こーたくんが本気で困るような事とか、大事そうな事は聞かないから、ね?一つだけこーたくんの本音を聞きたいって思ってさ。ダメ……かな?」
「…………工藤?」

と、さっきまでの意地の悪そうな顔から一変して、急に真面目そうな顔をする工藤。見るからにコレはどうやら真剣な話のようだが……何だ急に?一体何を聞きたいんだ?

「…………質問の内容にも、よるな」
「んーまあ、そりゃそだね。えっと、その……さ。ボク、こーたくんに……さ」

強気で明久たちを弄っていた先ほどまでとは打って変わって、少し弱気になっているように見える工藤。だが、それでもしっかりと俺に目を向けて俺に問いかける。

「こーたくんはさ、ボクを鬱陶しいって思っていないかなって……思ってね?」
「…………は?」

???一体どんな質問をしてくるかと思えば……何だその妙な質問は?

「…………正直意味がわからん。何が言いたいんだ?」
「えっと……ホラ、夏の海の時とかお料理教えて貰ったりとか。ボクさ、何かとこーたくんに助けて貰っているじゃない?ちょっと気になってたんだ」
【…………海、人工呼吸、その後のキス(バシバシバシバシッ!)痛い……】
「あ、あはは♪そう言えばボク、こーたくんの唇貰ったよね……その、改めてあの時はありがとう、そしてキスごちそうさまでした♪」

顔を赤めて頭を下げる工藤。何が気になっているのかよくわからんが……それよりも、いかん鼻が熱い……血液パック用意しておかねば。

「…………コホン。それで?」
「あー、うん。それでね……いつもボクが困った時にこーたくんは助けてくれているけど、こーたくんはそれが迷惑何じゃないかなって思ってたんだ。そうでなくても何かとライバルってことで張り合ったり、ボクこう言う性格だし……だから鬱陶しいんじゃないかなって……こんな形で聞くのはズルイかもだけど、どう……かな?」

そこまで言うと、工藤は口を噤んで俺の返答を待つかのように真剣に俺をジッと見つめる。……やれやれ、随分不安そうに話すから何事かと思ったが。フゥッ!と深呼吸して心配そうな工藤に俺なりの答えを突きつける事に。

「【…………工藤。それは本気で聞いているのか?】」
「ふえ?」
「【…………俺がいつお前の事を“迷惑だ”何て言った?】」
「……こーたくん?」

普段は底なしに明るく、(性に対しても)自由奔放。工藤の言う通り保健体育関係で俺に絡んでくることも多々あるが……それは迷惑だとは思えない。好敵手であり……友人でもあるこいつといると———

「【…………俺はお前といると“楽しい”と思ってる。それなのに勝手に迷惑だって決めつけられる方が……困る】」

これが俺の本音。寧ろ俺は工藤が俺の事を一体どう思っているのかがわからんが……まあ、その辺はいつか本人に直接聞けばいいしな。

「っ!そ、そっか……ゴメンね?」
「【…………謝るな。それも困る】」
「あはは、それもそうだね。それじゃ……そう思ってくれて“ありがとう”カナ♪」

そう言うと、さっきの不安げな顔を払拭していつもの笑顔に戻る工藤。やれやれ全く……正直さっきの明久や雄二にやったような、妙な事をされるんじゃないかと冷や冷やしていたが心配して損したな。まあ、こんなもので工藤の気も晴れたなら安いものか。

「…………聞きたいこと、それだけか?」
「うん、ありがとねこーたくん!———さて!シリアスモードは終わり♪さあ、こーたくん!お待ちかねのスキンシップタイムだよ〜♪」
「…………っ!?散っ!」


ガシィ!


「こらこら逃げないの♪まあ、安心してよ?———ちゃーんと吉井君や坂本君たちがされてた事を割増しでこーたくんにも試してア・ゲ・ル♪」
「…………(ブンブンブン!)放せっ!」
【…………期待大!よろしく頼む!】

ええい……逃げられないし、この召喚獣は余計なことを言うし……!なんて面倒な……!

「ふふふっ♪こっちのこーたくんは素直だね。まあ、姫ちゃんとか代表みたいに胸大きいわけじゃないけど———えいっ(ギュッ!)」
「【…………っ!(ブシュウウウウウウウウウウウウウ)】」
「って、わわっ!?ま、また鼻血?……あ、相変わらず凄いよね?」
「…………い、いいから放せ!(ダラダラダラ)」
【…………放さないで欲しい!(ダラダラダラ)】
「あはは……本音を喋っちゃう召喚獣と真逆のこと言われてもねぇ♪ホラ、止血するからジッとしててよ♪」

俺の頭を自分の胸に寄せたまま、手慣れた手つきで止血、輸血をする工藤。ありがたいが、はっきり言おう。そのままじゃ血液パックがいくつあっても足りないぞ工藤……

「鼻血、ホントよく出るよね〜?そろそろこーたくんもこういうこと慣れないとダメだよ、命に関わっちゃうもん」
「…………そう思うなら、まず俺を放せっ!」
【…………今なら天国にも逝けそう(バシッ!)痛い。叩かないで欲しい】

クソッ……本当に、本当にこの召喚獣は嫌になるほど厄介だっ!妙な事ばかり言って!この妙な召喚獣の試運転はまだまだ始まったばかり。これからが激しく不安だ……

【…………でも工藤に抱かれるのはうれし(バシバシバシッ!)痛い……】


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