二次創作小説(紙ほか)
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- 薄桜鬼×緋色の欠片
- 日時: 2012/09/26 13:48
- 名前: さくら (ID: cPNADBfY)
はい。
初めましてな方もそいうでない方もこんにちは。
またさくらが何か始めたで。と思っている方もいると思いますが
薄桜鬼、緋色の欠片好きの方には読んで頂きたいです
二つの有名な乙女ゲームですね
遊び感覚で書いていくので「なんやねん、これ」な心構えで読んでもらえると嬉しいです←ここ重要
二つの時代がコラボする感じです
あたたかい目で見守ってやって下さい
それではのんびり屋のさくらがお送りします^^
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.145 )
- 日時: 2013/08/17 11:37
- 名前: さくら (ID: 08WtmM2w)
「先輩、俺ここに初めて来たとき言ったよな」
「…何をだ?」
拓磨の問いに真弘は小首を傾げる。ここに来てまだ一ヶ月も経っていないが、当初の些事など記憶にない。真弘は拓磨に言葉の先を促す。
「変な気配がする…この敷地内に。それは夜になれば膨らむみたいだって…」
そこまで聞いて真弘は頷いた。ここの来てすぐのときに拓磨は一人周囲を警戒していた。だが、真弘にそんな怪しい気配は感じられず、勝手に彼の気疲れのせいだろうと思っていた。
それから何度か拓磨が怪訝そうに屯所内を見渡している場面を見かけたが、ただの杞憂か、気が立っているからだろうと決め付けていた。
「…その気配が一体何なのか…俺は調べてみようと思ったんだ。祐一先輩も大蛇さんも感じない、俺だけが気付く気配…」
そう言って拓磨は北の方角に視線を投じた。一同もそれに倣って北の方角を見つめて顔を強張らせる。
「夜になればその気配は濃くなって…一番濃いと思ったのは北の方角だった…けどそこは土方さんが立ち入りを禁じている場所だった…」
「だから宴で屯所を外出する幹部の目を盗んで一人で探索に出たのか」
祐一の言葉に拓磨は大きく頷いた。
「そ、そんな危険なこと、どうして私達に教えてくれなかったの?」
珠紀は咄嗟に拓磨の腕を掴んで訴える。だが拓磨はその手を掴むとゆるゆると首を横に振った。
「その気配が一体何なのか、わかるまでお前達には伏せておこうと思ったんだよ。俺だけが過剰に反応しているだけの杞憂なのか。それとも…」
「けどお前は羅刹の倉じゃなく、あの山南って奴の倉にいたじゃねぇか」
真弘の問いに拓磨は頷くと苦笑した。
「その倉に行くまでに…新撰組に来てから俺はずっと誰かに監視されているようだった…それが顕著だったのは大掃除のとき。たまたま北の倉に近づいたときだった。誰かが俺を監視しているって気が付いた。それが———」
「山南って野郎か…」
真弘は苦虫を噛み潰したような表情で唸った。拓磨もそれに頷くと真剣な表情で続ける。
「屯所内では見かけない人…そして俺だけを監視していること…これは何かあると思ってあの夜に調べてみたんだよ。そしたら…まぁ俺の血が欲しくて山南って人は俺を監視していたみたいだ」
「拓磨…」
まだ傷口が熱を持っているのか、拓磨の体が熱かった。珠紀は心配そうに声を上げる。隣で肩を支えているだけで熱いと感じるのだ。本当は横になるべきなのだろうが、拓磨は必死に何かを伝えようとしている。黙って彼の言葉を聞くことが今は優先すべきことなのだろうが、心配で心が押し潰されそうになってしまう。
「やっぱりな…どうせ実験のためだろう」
真弘が苦々しく呟くと拓磨はただ頷いた。
「俺だけが感じている気配ってのがようやくわかった…ここで研究しているのは、吸血鬼…だから鬼の血が入っている俺にしか気配が感じられなかった…同族だから。そしてそれを確かめたあと、この研究が誰によってどんな目的で行われているのか突き止めるために山南さんに会った…会う必要があった」
「会う必要があったとはどういうことだ、拓磨」
熱を帯びる拓磨の体はしだいに力を失っていく。ぐったりと珠紀に体重を預け、それでも言葉を続けた。
「相手の目的を知るため…あえて相手の懐に飛び込んだ…まぁ何も考えずに飛び込んだおかげでこのザマだ」
失笑する拓磨だが誰も笑えなかった。生死を彷徨った本人がまるで他人事のように言ってのけるのだ。
「お前、山南が憎くねぇのか」
真弘の声に拓磨は目を瞬いた。
「新撰組が憎くねぇのか。俺達には実験や山南って野郎のことはずっとだんまりだったんだぜ。そのせいでお前や珠紀が怪我したんだ。腹立たねぇのかよ」
「珠紀も…?」
拓磨は隣に寄り添う珠紀に視線を落とした。その視線を受けて珠紀は慌てて首を横に振る。
「だ、大丈夫だよ!拓磨ほど重症じゃないし、それにもう傷口は塞がったから」
「二人に怪我させておいて、新撰組は実験のためだから仕方がないって言いやがったんだぞ。それでもお前は何とも思わないのか」
真弘は低い語調で淡々と言い放つ。だが拓磨はそんな言葉を聞いても顔色一つ変えずに真弘を見つめた。
「確かに。先輩の言う通りっすよ。俺だって死にかけたんだ。けど俺は新撰組を離れたりしない」
その言葉に一同は目を丸くした。きっと起き上がってすぐに拓磨も新撰組を出て行くと思っていたのだ。一番被害を受けたのは他ならぬ拓磨だ。その本人がどうして離隊を拒むのか。
「山南さんを恨むこともできるけど…きっと違う。あの人は…羅刹っていうのは可愛そうな人だと俺は思った。人でもなければ鬼でもない…中途半端で…曖昧で…それをどうにかしようってしているんだと思う。俺の血が欲しかったってことはそれだけ追い詰められているってことだから…」
「可愛そうだ…?」
真弘はそこで初めて口端を吊り上げた。だがそれは嘲笑ったような残忍な笑みだった。
「人が…化け物を作ろうとしてるんだぜ?お前はそれを黙認してあいつらを許すってのか!?」
「確かに実験はやめるべきだと俺は思う。けど、こうして新撰組に集められたってことは玉依姫が何か意味があって…」
「同族だからって庇ってんのか?あいつらはお前の血を利用しようとしてたんだ!死にかけたってのに…寝ぼけてんのか」
真弘が必死に訴える様子を見て、拓磨は一瞬考え込んだ。そしてすぐに思い至った。きっと自分が知らない間に真弘を多くのことを感じ取り、多くのことを考えたのだと。
だから真弘は自分のために怒っているのだとも。
「先輩みたいに怒るところが本当なんだろう…でも俺はそうじゃない。違うって血が言っている。ここには残るべきだ。羅刹だろうが何だろうが…俺達には他にやることがあるはずなんだ」
「他にやること…?」
真弘が怪訝そうに拓磨を見つめる。
「俺達は羅刹に気をとられているけど…俺達の他に来客がいる」
「来客…?」
「典薬寮だ…俺達を監視しているのか、何をしているのかわからないが…」
「お前、典薬寮を見つけたのか!?」
拓磨は深く頷くと、声を潜めるようにして言った。
「俺が山南さんの倉に着いたとき…そのとき既に誰かが山南さんと対峙していた…きっと新撰組について調べまわっている…奴らもきっと羅刹の存在は知っているはずだ」
「…ますます厄介なことになってきたな…」
祐一は腕を組んで唸った。
これで典薬寮が新撰組に潜入していることは明らかとなった。彼らの目的は何なのか。本当にあの夜守護者を陥れるために典薬寮は動いたのか。
謎や疑問が去来する。ただひとつ確実に言い切れることは。
「典薬寮が俺達を狙っている…」
珠紀か、守護者か。はたまた新撰組もろともか。
「面白いじゃないすか。喧嘩をふっかけてきたのはあっちだ。俺の手で殴らないと気がすまない」
不敵な笑みを浮かべて拓磨は呪詛を並べるように言った。
「それに。典薬寮が動かなければ俺達が羅刹に遭遇することもなかった…核心はないけど…」
「拓磨の言う通りだ。俺達は典薬寮について詮索すべきだ。そのためにも新撰組に留まるべきだと思う。真弘はどうだ」
眉根を寄せて黙りこくっていた真弘に祐一は視線を向けた。珠紀と拓磨もそれにならって真弘を見つめる。
「…仕方ねぇな…」
低く小さく呟かれた言葉に珠紀は安堵した。
「良かった…これで安心して慎司君を探せるね!」
「あぁ…っと…」
拓磨の上体が大きく傾いだ。咄嗟に珠紀が支えるが全体重を支えるには少し力が足りなかった。崩れそうになる拓磨を祐一が珠紀とは反対の方向から支える。
「無理をするな。これで傷口が開けば大蛇さんに小言を喰らうことになるぞ」
祐一は拓磨に手を貸すと立ち上がって部屋に連行した。
その二人を見送った後、珠紀は座ったままの真弘を見つめる。
「先輩」
「新撰組には残る。それでいいだろ。まぁ…典薬寮も気になるしな…けど俺は新撰組を信用したわけじゃねぇからな」
それだけ言い残すと真弘は勢い良く立ち上がり、大きな足音を立てながら部屋を後にした。
「先輩…」
どこか不安が残るものの、それでもまた全員で新撰組に戻れる。珠紀はそれが嬉しかった。
「…これでいいんだよね…」
誰に言うまでもなく呟いた言葉は空気に飲み込まれた。
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.146 )
- 日時: 2013/08/23 10:26
- 名前: 茜 ◆dEkBnYELZ6 (ID: FX8aUA2f)
初めまして、茜といいます
今のところ更新されている所まで読まさせて頂きました!
さくらさんのその文才がほしいです!!
読んでいる方にも、分かりやすくて読みやすかったです!
一瞬でさくらさんのファンになりました!
薄桜鬼はゲームとかをしてるので分かるのですが、緋色の欠片はアニメで1話しか見てなかったのに、緋色の欠片の人物がどの用な方なのかがとても分かりました!
薄桜鬼のシリーズで黎明録が一番好きなんです!
龍之介のいろいろな生き方が見れてとても、大好きなんですよww
龍之介と平助の絡みを見てみt((殴
すみません、本音がすべtt((殴
まっ、まぁ、、上のは気にしないでください(汗)
どうでもいい事を話してしまいました、すみませんでした
これからも応援してます!
更新頑張ってください
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.147 )
- 日時: 2013/08/24 22:17
- 名前: さくら (ID: 08WtmM2w)
茜さん
初めまして^^
読んでいただきありがとうございます
そう言ってもらえると嬉しいです
作者も試行錯誤しながら書いていますので、駄文が並んでいるときも多いです
なので温かい目でこれから見守ってほしいです
そうなんですか
緋色の欠片はご存知ないとなると、間違ったことは書けませんね汗
これが茜さんの初めての“緋色の欠片”ということになるのなら、もっとちゃんと詳しく書いていきます
変なことを書いて「これが緋色の欠片かぁ」とならないように気をつけます^^;
皆さん黎明録がお好きなんですね
いや、伊吹が好きなんでしょうか
なので少し伊吹の登場を考えてみようと思います
いつになるかわかりませんが、番外編に伊吹を出したいです
番外編ではさくらは遊び感覚で書いていきますので、なんじゃこりゃ
という構えで読んでほしいです
これからもこんなさくらをよろしくお願いします^^
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.148 )
- 日時: 2013/08/24 22:19
- 名前: さくら (ID: 08WtmM2w)
「それでお前達は結局こちらに残るんだな?」
拓磨の完治を待つこと五日。松本の了承を得てすぐに珠紀達は新撰組屯所に戻った。
珠紀達を出迎えたのは土方で、鋭い視線を投げる。広間には土方と珠紀達以外誰もいない。
「はい。ここに残って慎司君や鬼斬丸を探したいんです。それに典薬寮についても調べないと…お願いです。ここにまた私達を置いてください」
珠紀を真ん中に左右には守護者三人が並んで座っていた。珠紀が頭を下げると同じように頭を垂れる。
「…お前達がそうしたいならすればいい」
土方の返答はあっさりしたものだった。そしてこれから巡察に出る総司に拓磨もついて行けという。人手不足であることには変わらず、容赦なくさっそく隊務に駆り出される。真弘や祐一にはそれぞれの隊長にここに残るという意志を伝えて来いと命じられた。彼らに下知を飛ばすと土方は広間を後にした。
「…何か拍子抜けするね」
残された珠紀は土方が座っていた場所を見つめて呟いた。
「何が?」
「もっと拒まれたり条件を出されるのかな、って思ってたから」
予想とははずれて土方の回答はあっさりとしたものだった。剣呑な雰囲気がお互いに流れていたが、土方はそれを気にする様子もない。
「それほど土方さんというお方はお心が広い方なのでしょう。さ、では皆さん。しっかり隊務をなさって下さいね。私はもうお暇しますので…」
「あ、じゃぁ私、そこまで一緒に…」
「いいえ、大丈夫ですよ、珠紀さん。珠紀さんも隊長にここに残る旨を伝えて来た方がいいのではないのですか?」
大蛇の見送りをやんわりと断られ、珠紀は目を瞬いた。そうだ。自分も原田に伝えねばならない。ここにまた世話になるのだ。珠紀は頷くと広間を後にした。
「俺も、巡察があるから、ここで」
「お気をつけて」
続けて拓磨も腰を上げて広間を出て行く。
「では、大蛇さん。俺も斎藤隊長のところへ行って来る」
祐一は大蛇に別れのあいさつをすると斎藤の部屋へと向かった。残る真弘を見つめて大蛇は優しい口調で声をかける。
「鴉取君。気持ちの整理がまだつかないと思いますが、我々が元居た時代に帰るためですよ」
「…わかってる…」
真弘は顔を顰めながら立ち上がると渋々藤堂を探しに広間を後にした。
「…心配ですね」
呟かれた言葉の意味は誰にもわからない。ただ静まり返った広間に木霊することなく消えていく。大蛇は踵を返して松本邸にもどることにした。
自分の部屋に戻って羽織と刀を手に、拓磨は巡察の集合場所である玄関に急いだ。もうそこには一番隊が整列して今にも出発しようとしていた。拓磨は先頭に立つ人物を呼び止める。
「あれ、もう戻ったの?」
思わぬ登場に沖田は驚いたのか目を丸くしている。隊士達に声をかけて先に出発するように命じた後、走ってくる拓磨を待った。
「うっす。今日から復帰するんで、よろしくお願いします」
「物好きだね。無理に戻ってこなくても良かったのに」
沖田の物言いに一瞬眉を顰めるが、憎まれ口があいさつのようなもので、それをわかってきた拓磨は受け流した。
そして先を行く隊士の後ろをついていく形で沖田と拓磨は肩を並べて歩く。
空が曇っていることもあって風が一層冷たく感じられた。拓磨は慌てて羽織を着てその寒さに耐える。
「怪我は?もう大丈夫なの?相当の深手だって聞いたけど」
「あ、大丈夫っす。もう塞がったんで…」
「君達が異形だから?」
沖田の言葉に一瞬固まってしまう。だが沖田は飄々とした表情のままだ。拓磨はそんな沖田を見つめる。
「その通り…っすけど、俺達だって不死身じゃない。痛覚だってあるし、急所を刺されたら死ぬ…ただ傷の治りが早いだけだ」
「ふぅん?じゃぁどうして君達は戻ってきたの?あれだけのことがあったのに」
「俺達にはまだやらなくちゃいけないことがある…ここで待っていろとこの時代の玉依姫が言ったから、それには意味があるんだと思うから」
拓磨の言葉を最後まで聞いていた沖田は微笑を浮かべた。それを見た拓磨は慌てた。今笑うところなどあっただろうか。
「な、なんすか」
「別に。ちゃんとした人間だなぁって思っただけだよ」
「…?」
「あぁ、変な意味じゃないよ。君達が正体を明かすまで随分ともったいぶってたから、どれだけ凄い化け物なんだろうって思ってたんだけど…ちゃんと人の心を持った人間だったでしょ?だから僕拍子抜けしたんだよね…もしかすると僕の身近な“化け物”が異常なのかもしれない」
沖田の言葉の意味を図りかねて、拓磨は黙って言葉の先を待つ。
「君は気絶していたから知らないと思うけど。真弘や祐一が羅刹に襲われているときにね。君と珠紀ちゃんを守ろうとして、二人は戦ってたけど…人ひとり…羅刹ひとり殺していなかった…そんなんじゃいつか二人が羅刹に殺される状況だったのに」
冷たい風が吹き抜ける。町に出た一向は大通りを中心に歩く。人々の喧騒で沖田の声が小さく聞こえて、聞き逃してはいけないと拓磨は沖田に近づく。
「つまり僕が言いたいのはね。君達は何も心までは化け物じゃなかったんだと思ったんだよ」
少し声を張って拓磨に聞き取りやすいようにする。その言葉を聞いて拓磨は目を見開いた。
「…それって…」
「誤解しないでね?僕はそう思っただけだから。君達が化け物だろうが別に僕には関係ないことだし」
そう言って沖田は列の先頭に向かうため、歩調を速めて拓磨から離れた。
いつも通りの冷たい物言い。だけど違う。その言葉の意味は———。
「……」
拓磨はここで改めて考え直した。沖田はとにかく口を開けば嫌味しか並べない変わり者だと思っていた。だが、少し違う。そこには少しだけの思いやりと信頼が感じられた。
いつも冷たく接してくる。それは拒絶されているのだとばかり思っていた。だから拓磨も沖田には一線を感じていた。だが、それも当然だったのかもしれない。何せ素性を明かさなかったのだ。未知である自分達を快く思うはずがない。
素性を知ったことでさらに関係は悪化すると思っていた。だが違う。目の前を歩く沖田はそれら全てを受け止めて復帰を受け入れてくれた。自分という存在ごと受け入れてくれた。
「…変な人だな」
拓磨は苦笑して隊列について行く。
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.149 )
- 日時: 2013/08/25 12:06
- 名前: アゲハ (ID: db3Hcctt)
なんか、いい話ですね^^
拓磨の傷がふさがってとてもよかったです!
次は、慎司君の事が心配ですね!
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