二次創作小説(紙ほか)
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- 薄桜鬼×緋色の欠片
- 日時: 2012/09/26 13:48
- 名前: さくら (ID: cPNADBfY)
はい。
初めましてな方もそいうでない方もこんにちは。
またさくらが何か始めたで。と思っている方もいると思いますが
薄桜鬼、緋色の欠片好きの方には読んで頂きたいです
二つの有名な乙女ゲームですね
遊び感覚で書いていくので「なんやねん、これ」な心構えで読んでもらえると嬉しいです←ここ重要
二つの時代がコラボする感じです
あたたかい目で見守ってやって下さい
それではのんびり屋のさくらがお送りします^^
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.125 )
- 日時: 2013/08/03 12:41
- 名前: 糸杉 (ID: T0oUPdRb)
初めまして!!
とっても面白かったです!
特に平助と真弘先輩が大好きなので幸せです(^q^)
黎明録で平助は人を殺すことについてとても葛藤があって「いつか俺も人を殺す事を呼吸するように普通にできるようになるのかな?」みたいなことを言っていたし、真弘先輩も正義感が強い人なのでぴったりです!
で、コレは私情なのですが
伊吹くんはでないんですか?
私、伊吹くん大好きで(笑)
土方さんルートでは松本先生の助手になっていたので
あれ?出ないのかな〜?って思いまして
龍之介くんは新撰組のそれぞれのルートでそういう葛藤を見てきた子なのでちょっと残念な心持ちです(汗)
余談なのですが、彼はルートによって生き方が変わるので薄桜鬼シリーズで一番好きなんです(笑)
…勝手なことをいって申し訳ありません(汗)
こんなうざい読者ですが読んでいていいですか?
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.126 )
- 日時: 2013/08/03 21:27
- 名前: さくら (ID: lDRmYQrD)
糸杉さん
はじめまして
読んでいただきありがとうございます^^
そうなんですか!
私も真弘ろ平助は大好きです
お年頃で心の葛藤がある彼らは描きやすく、人間らしくて好きです
…っは!
伊吹の存在は忘れていました笑
というか時代が少し違うので今回は考えていませんでしたね
新撰組と名乗る前、壬生浪士組と呼ばれていた頃のお話なので笑
でもどこかで出せたらいいですね
考えてみます
うざくなんかありませんよ
またいつでもコメント下さい
今回貴重な意見をありがとうございました
伊吹の件、考えてみますね^^
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.127 )
- 日時: 2013/08/03 21:28
- 名前: さくら (ID: lDRmYQrD)
ふっと瞼を上げると見知った天井が広がっていた。ここが自分の部屋だと気付いたとき、千鶴は勢いよく上体を起こした。視線を落とせば布団の上に横になっていることがわかる。一体いつ眠ったのだろうか。
視線を上げて障子の隙間から見える空を見て、千鶴は驚いた。
もう昼を過ぎている。太陽は真上よりも少し傾いていた。千鶴は跳ね起きるようにして布団から出た。
そして布団を仕舞おうとしてふと手を止めた。朝餉をとった後の記憶がすっぽりと抜け落ちている。いくら首をひねって思い出そうとしても靄がかかったように思い出せない。
千鶴は不審に思いながら部屋を出る。冷たい風に身を震わせたときだ。
体に違和感を覚えた。それはほんの些細な違和感。胸の奥が少し重い。これは何だろう。
胸に手をあてて考える。痛みがあるわけではないが、不快な感覚が胸に渦巻いているのだ。この胸騒ぎにも似た感覚は何だ。
「…っ」
急に気分が悪くなる。部屋の前、廊下で蹲っているとひとつの足音が近づいて来た。
「おい、どうしたっ」
駆け寄ってきた人物が土方だとわかると、千鶴は顔を上げて笑った。
「おかえりなさい、土方さん」
「あぁ。それよりお前どうしたんだ、こんなところで…顔色も真っ青じゃねぇか…」
廊下に座り込んでいた千鶴の前に膝をつくと土方は彼女の顔を覗きこんだ。
「すみません…まだご飯召し上がってないですよね…今から作ります」
「そんなふらふらで何言ってやがんだ。俺達は気にすんな。お前は横になれ」
「で、でも…」
「どこか痛むところがあるのか」
千鶴の顔色を見て、土方は異常だと判断した。千鶴は元々色白だが、それを通り越して青い顔をしている。土方はとても料理を作ってくれとは言えなかった。
「いえ…ちょっと胸が変なんです…でも、すぐによくなると思うので大丈夫です」
「そんな顔で言われても説得力ねぇがな。いいから部屋に戻れ」
なおも抗議しようとする千鶴を無視して土方は彼女を抱き上げた。有無を言わさないその所作に千鶴は目を丸くする。
「土方さんっ…」
千鶴を片手で抱き上げ障子を開けると押入れへとその腕を伸ばす。少し乱暴だが千鶴が先ほどしまった布団を引きずり出すとそこに彼女を寝かせてやった。
「胸が気持ち悪いってお前、それ二日酔いじゃねぇだろうな」
「ち、違います。昨日はお酒なんて飲んでませんし…」
「だよな。お前は下戸だ。それに二日酔いでそこまで顔色は悪くならねぇ」
土方は掛け布団を千鶴の上にかけてやる。青い顔の彼女はやはり無理をして起き上がろうとする。
「大丈夫ですよ、土方さん」
「いいから寝ろ。そんな青い顔して倒られちゃかなわねぇ。大人しくしてろ」
土方の強い語調に押し負かされて、千鶴は渋々布団に戻った。
「すみません…」
「何で謝る」
土方は千鶴の枕元で胡坐をかいて座る。申し訳なさそうに謝罪する千鶴を見つめて土方は首を傾げた。
「今日はきっとお忙しかったのに…昨日から一睡もされてないんですよね」
「…一日寝なくても倒れたりしねぇよ」
「でもお疲れなのに…私…」
「ごちゃごちゃ言ってねぇで、寝ろ。お前が倒れちゃうるさい奴等がいるんだよ」
乱暴だがそれでいて優しい言葉に千鶴は微笑する。そしてそのまま目を閉じた。睡魔は思っていたより早く訪れて、あっという間に眠りの淵に落ちた。
規則正しい寝息を確認して土方はふっと息をつく。
その穏やかな顔を見つめて土方の顔も自然と緩んだ。疲れがなくなるわけではないが、癒しを感じる。土方は千鶴の寝顔を見て苦笑するとすぐにその表情を引き締めた。
「…俺は…迷っちゃいけねぇんだ…」
低い語調で呟いた言葉は誰にも聞こえない。ただ空に虚しく霧散して静寂が返ってくる。
土方は立ち上がると最後に千鶴の寝顔を見て静かにその部屋を後にした。
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.128 )
- 日時: 2013/08/05 00:41
- 名前: アゲハ (ID: db3Hcctt)
お久しぶりです♪───O(≧∇≦)O────♪
来てない間の話、今読ました^ ^
とても、面白かったです(≧∇≦)
千鶴ちゃんお大事に...
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.129 )
- 日時: 2013/08/05 07:54
- 名前: 美蓮 (ID: NSUxBWjR)
初めまして!美蓮といいます。
小説とても面白かったです!これからどうなっていくのか楽しみです。慎司くんのことや平助くんと真弘先輩のことが今とても気になります!
これからも返信頑張って下さい。応援してます♪
珠紀ちゃんと拓磨<んが早く元気になってほしいです。そして、千鶴ちゃんの呪い早く解けてほしいです!
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