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ハイキューBL!
日時: 2015/06/13 22:43
名前: くるる (ID: rd7NbV2E)

初めまして。くるると申します。このスレを見て頂きありがとうございます。
最近、ハイキューにはまってしまい、
「月菅やっほい!」と思ったのがキッカケです。
どうでもいいですね。書けるのが、これです。

・月菅
・影月
・月影
・月山
・木赤
・黒大
・菅大
・及影
・及岩
・黒月
・及月

うん...誰も見ないな。お付き合い頂けたら幸いです。それでは宜しくお願い致します。

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.334 )
日時: 2015/03/13 19:25
名前: くるる (ID: ktd2gwmh)

及岩

果てた。
艶かしさを感じさせる彼の体は、時折ピクッ、と反応をして、愛くるしい。手の甲で口元を押さえてはいるが、口の端から小さく漏れる喘ぎ声が今の自分には堪らなかった。

「おい、お前、なか...」
「...へ?あ!ご、ごめん!」

いつもなら薄い膜で白濁としたそれを受け止めるはずなのだが今日はどちらとも余裕が無かった。だから中に出さない様に気をつけていたはずなのに。思わぬ失態だった。何度も謝り、彼がいつも俺からの愛を受け止めてくれるそこから、ドロリとしたそれを取り出した。そうすれば、少しだけ喘ぐ君を見るのが、結構好きだったりする。

「あ、もう全部出たかな?」
「んー、ああ...。はあ...お前気を付けろよ...」
「ごめんって。けど、生も良かったでしょ?」
「いっぺん死ね」

言われて、右頬を殴られた。ヒリヒリと痛む。けれど、これでも大分手加減していると言うのだから、パワー5は凄い。何でも無いように彼を見つめてみれば、後ろに退きながらもなんだよ、と強がる君が面白くて、笑ってそのまま、キスをした。

そうして素直に受け入れる彼を見ていると、成長したなあ、と我ながら親の様だ。だって、最初彼はキスさえも嫌がり、手を繋ぐのでさえ、顔を赤く赤く染めていた。彼がそういう人なのは知っていたから、時間をかけて徐々にしていった。初めは言葉で、愛している、と真っ直ぐに。次はスキンシップを。小さく触れあった。そして、ようやく、手を繋いだ。すんなり受け入れる彼に感動と喜びを覚えながら。更にキスもした。嫌がる彼はもういなくてオズオズとしながらも口付けを交わした。

そんな初な彼が、ここまでになるとは思わなかった。


「あ、そういえばさ。さっきなんて言おうとしたの?」
「は?さっき?」

すっかり忘れている彼に苦笑しつつも、先程試合が終わった後の事を話すと、途端に顔が赤くなり、なんのことか分からず首を傾げる俺から目を逸らした。

「....り...う」
「え?ごめん、聞こえない」
「だーーから!ありがとうって言ったんだよ!」

え?
もう一度、問うと、彼は汗で湿った髪をワシャワシャと掻き回した。そして、足りない言葉を補った。

「ありがとう!俺といてくれて、トスも上げてくれて、一緒の
高校来てくれて、愛してくれて!」

ありがとう、と。
彼は泣きそうな目で、いや、もう泣いた後だった。その目で、俺をしっかりと見つめた。潤む瞳の色は、彼そのものを表す様な力強い焦げ茶色。その奥の奥にある深くて鮮やかな藍色。最初は偶然だろうと思っていたが、訪ねてみるとその通りで、彼は藍色の瞳になることがあるようだ。それは精神が危うい時とかすごく興奮している時にしか起こらない、と。バレーは大丈夫なのかと聞くと、たまになるらしい。そんな時はすぐに目を冷やして、瞳の色を戻すらしいけど。そういえば、彼は試合後はそそくさと何処かへ行っていたなあ、と。今更になって思った。

「あ、やべ。目...」
「そのまんまでいいよ。それがいいよ。それが、綺麗だ」

あまりにも気障なことを言ってしまった。相手の反応は思った通りの無反応で、少し悲しくなった。けど、よくみると。

「え、岩ちゃん、顔真っ赤...」
「見んな!ふざけんなよ!そんなっ、このタイミングで...っ!
お前ほんと、狙いすぎだろ!」
「狙ってないよ!?」

彼は腕で必死に自分の顔を隠そうとしていた。そんな腕も、俺にしてみれば可愛いものなので、すぐに解けたけど。

「や......!?」
「可愛いよ。岩ちゃん、綺麗だよ」
「な、んで...そんなこと、言われたらっ、おかしくなる...」

そんな彼の言い分など聞かずに、俺は何度目かのキスをした。柔らかい彼の唇は、随分と熱っぽい。

「ん...。ね、岩ちゃん。俺はいつも本気だよ」
「知ってる。そんなこと、昔から...」

何もかも分かってしまう彼は、きっと誰よりも俺のことを分かっていない。俺の心の奥深く底にある欲を、きっと彼は知らないのだ。だけど、今だけは。

「ん、そーだね...そうだった......」

また、小さな嘘を繰り返す。
それがどんどん大きな嘘になる。白い肌に赤い血がよく映える様に、嘘もまた、真実とは反対なのだから。ただ、今だけは。




嘘でもいいから、君に愛されたい。愛したい。




end
あれ、なんか、ほのぼのさせるつもりだったのに。

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.335 )
日時: 2015/03/13 18:53
名前: くるる (ID: ktd2gwmh)

ミーナさん
ありがとうございます!
頑張ります!めっちゃ!無理はせずに頑張ります!
更新もできるだけ、マメにしていこうと思っています。
いつもありがとうございます。

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.336 )
日時: 2015/03/14 19:25
名前: 紫耀 (ID: xBFeLqnd)

えーと!初コメです!w
受験頑張れよ!!←初めましてなのにwすみません。。

あの……!いきなりですが、、黒研を書いてくれないでしょうか!?黒研不足なんすよ…;;(((え
黒研のイチャラブしてるところをお願いしやす!←←
それが無理だったら月影を書いてくだせいっ!それかどっちもお願いしm(((黙

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.337 )
日時: 2015/03/18 18:06
名前: くるる (ID: y1N6F4if)


白い肌には、赤い液体がよく映える。
まるでショートケーキみたいだ。甘ったるいクリームと甘酸っぱい苺。だから何処か、愛しさが芽生える。

「つき....しま...?」

ああ、だから。彼がこれほど愛しく思えるのか。
これは、狂っているのか。知っている。分かっている。けれどもう、こんな曖昧な関係は嫌なんだ。
触れれば壊してしまいそうだから。勘違いしてしまうから。
何かを守るというのは、何かを犠牲にするということ。だから、ねえ、王様。君を守りたいから。一生側にいてほしいから。

君以外は、殺したっていいでしょう?

緩やかに、けれど早々と、いなくなった邪魔な者たち。
泣き崩れる君の顔を見て、可愛いなあ、と微笑む。

僕以外は、見なくていいんだよ。大丈夫。すぐに僕しかみられなる。
縋って泣き喚いて狂ってしまえばいい。そうして、君は堕ちるんだ。



薄く笑う君に気づかず、僕は一人、甘ったるいショートケーキを食べていた。


華には、毒がつきもの。

end
紫耀様
初めまして。
お心遣い、感謝します。
月影、どうでしょう?こんなんでいいですか?
くろけんは後々書かせて頂きます。


Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.338 )
日時: 2015/03/18 21:50
名前: 紫耀 (ID: xBFeLqnd)

うぉぉぉぉお!!あざーすッッ!!
月影いいですね。ジュルリ((((おい
おー!!黒研も書いてくださるんですか!?ありがとうございます!
余談ですが、今日卒業式でした(´^`*)←小学校の。
ほぼ皆泣いてたのに(T^T)俺泣いてなかったから、無理矢理にでも泣こうと思いましたが、、泣けませんでした…(°д°||||)←←本当関係ない話ですネ;;;


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