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ハイキューBL!
日時: 2015/06/13 22:43
名前: くるる (ID: rd7NbV2E)

初めまして。くるると申します。このスレを見て頂きありがとうございます。
最近、ハイキューにはまってしまい、
「月菅やっほい!」と思ったのがキッカケです。
どうでもいいですね。書けるのが、これです。

・月菅
・影月
・月影
・月山
・木赤
・黒大
・菅大
・及影
・及岩
・黒月
・及月

うん...誰も見ないな。お付き合い頂けたら幸いです。それでは宜しくお願い致します。

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.299 )
日時: 2015/02/06 18:43
名前: くるる (ID: qsIQOkd3)


黒研

「嫌いだよ」

唐突に、突然に、言われた。それを発した主の声は酷く冷たく、無表情で無感情で、温度さえも感じないアンドロイド。

「研磨?」
「俺、は、クロが...黒尾鉄郎のことが、嫌いだよ」

彼の意志は随分と固いのか、名前まで言い換えてまるで俺を他人の様に振舞い始めた。ああ、嫌だ。信じられない。やっと君が信頼を覚え始めていたのに。今回は誰が初期化したのだろう。誰が、いつも、研磨の意思を、変えてしまうのだろう。俺はそれが本当に、嫌で嫌で仕方ない。


「だから、俺と、黒尾鉄郎は、赤の他人。赤の、他人...他人...」


納得した様に頷き微笑んだ。その微笑みはやはり何処か機械じみていて、誰かが君を動かしているようで、抵抗しない君をみるのが、悲しくなった。



「研磨。なあ、研磨」





ならば、何回もやり直す。




君の笑顔が見たい。
君の泣き顔が見たい。
君を抱き締めたい。離したくない。
何度も、何度も。



「研磨」






___俺の名前は、




end

みい
いつもありがとうです!
上手い!?どこが!
ゴミ箱に捨てたいくらいだよ!!!w

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.300 )
日時: 2015/02/07 13:33
名前: くるる (ID: Od3Uhdie)



及岩

慣れたことだった。彼奴に彼女が出来て、彼奴は大切に大切にして、飽きたらポイッ、て棄てるようなそんなことは、慣れたことだった。けれど、どうやら彼はあまりにも恋い焦がれた相手がいる様で、どんな奴?って聞いてみたら見たこと無いくらいに頬を赤く染めて、そこからマシンガントークが始まる。
付き合ってもいない様でお前にしては珍しいなと感じた。

そうそう。その相手とやらの顔は教えてくれず、外見を永遠と聞かされた。髪は黒髪ショートで背は自分より低くてそれを気にしているんだと。性格はかっこよくて荒っぽいけれど優しくてたまに本当に可愛くてずっと一緒にいたいんだー、と何度も何度も聞かされた。まあ、俺が聞いているんだけれど。

「いーわちゃんっ。ん?どうしたの?」
「何でもねぇよ」
「そう?だけど、なんか元気ないよ?悩み事?」
「あー...。だな」
「岩ちゃんがっ!?」

余計な事を言われたので、苛ついた。から、殴っといた。ああ、嫌だ嫌だ。こんな奴さっさとフラれてしまえばいいのに。そしたらずっと俺と一緒なのに。
......今、俺は、何を考えていた?
何で。違う。違う。有り得ない。俺が、好き。誰を?及川を。好き。好き。やめろ、ダメだ。大好き。
__及川と、一緒に、ずっと一緒に。
違う違う違う違うっ!

「岩ちゃん?」
「...っあ...ごめ...」
「疲れてるんだよ。今日はもう上がったら?」
「ん...ごめん」

及川に心配されるなんて、情けない。いつも慰めたり、元気づけたりするのは俺の役目なのに。情けない。

「なあ、及川」

声が出ていた。無意識に、呼び止めていた。君は振り返りどうしたの?と首を傾げた。そんな仕草さえも愛しく、泣きたくなるくらいに、離したくなくて。

「いい加減さ、教えろよ」
「なにが?」
「お前の、好きな、奴」

俺も言う、と付け足すと君は呆れたような顔で溜め息をついた。何かしただろうか。

「おい?」
「鈍感だよ。ほんっと、岩ちゃんは。だから女の子にモテても気づかない訳だ」
「はあ?モテてるのはお前だろ」
「ほーら、気づいてない。岩ちゃんの隠れファン多いんだよ?バレンタインとか義理チョコとか言われて貰ってるけど、あれ結構本気なんだよ?」

え。
いやいやいや、それはこいつの役目であって、確かに貰うけど女バレの奴とかクラスの奴とか他クラスもいるか。いや、だけど。

「有り得ねぇから」
「ああもう!鈍感バカ岩ちゃん!」
「ああ!?」
「とりあえず!岩ちゃんはモテてるの!だから俺はそれを阻止するために必死なの!」
「何で必死なんだよ!」
「まだ分かんないの!?」


チュッ、と漫画でよくあるリップ音が響いた。体育館で、自主練の二人、誰もいない体育館で見えるのは及川の顔だけ。

「んっ!?ん...!んーっ!」

目が潤む。何で、どうして。こいつの好きな奴って誰なんだよ。もしかして、と想像してしまう。そんなことを考える自分が嫌だった。もうお願いだから、勘違いしてしまうから、やめて。

「......!?」
「や、やめろ!!」
「...ごめん。嫌だよね」

笑って誤魔化してもその笑顔は嘘なんだと知っている。このままじゃ君はまた壊れると知っている。
知っているのにわかっているのに次の言葉が出てこない。

「岩ちゃん、俺はね、」
「俺は!!」
「い、岩ちゃん?」
「俺は!ずっと一緒にいた幼馴染みがうざったらしくて面倒くさい!」
「何か侮辱されてない!?」
「だけど!」


__だけど!俺は!俺はお前が!


「ストーーーーーップ!!」
「ふごっ!?」
「もう!ムードも何もない!こんな所で言うつもりじゃなかったのに!」
「ぷはっ...!......な、んだよ」
「俺は岩ちゃんのこと、すきだよ。恋愛対象としてね」


だから、付き合って?なんて、君にしては自信なさげに言った。
そんなこと言われなくたって、答えは決まってる。






「俺も、好き。付き合ってやるよ。クソ川」







静かな夜に静かなリップ音がまた響いた。






end



Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.301 )
日時: 2015/02/07 20:19
名前: ミーナ♪ (ID: faEjOLLx)

お久しぶりです(?)
岩ちゃんの罵倒がwww面倒くさい!?
今回はなんかかわいいですね!

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.302 )
日時: 2015/02/07 20:46
名前: くるる (ID: Od3Uhdie)

黒研

これが愛なんて言うなら、きっと神様は優しいんだろう。この愛し方でも俺はずっとクロが好きだよ、なんて言う君は優しいんだろう。だから、溺れてしまうんだ。きっと君に大切な人が出来ても俺は君を離さないし、その大切な人を殺してしまうかもしれない。そのくらい、俺は君を愛していた。離したくなかった。そう、きっと今もこの瞬間も。

室内に水音と、荒い息遣い、そして、君の苦しそうな声が響いていた。中に入っている指を曲げれば君の体は反応して、甘美な声は一層厭らしさを増した。ああ、本当に君は、愛しい。細い体で必死に俺の愛を受け止め、愛してる、なんて涙ながらに言ってくれる君が、凄く凄く愛しくて。もっと泣かせて啼かせて愛しい声を、体を、自分の体に刻みたくて。そんな事を考えている俺は狂ってるな、と笑みが零れた。

君はどう思ってる?俺のこと好き?嫌い?そんなことは聞かなかった。聞いたらきっと、俺は壊れる。答えなんてきっと決まっているんだろう。そんな悲しいこと聞きたくなかった。......随分と我儘で可笑しい奴だ。こんな自分、誰が好きになるのか。誰も好きになんかならない。愛されない。だから君だけは、君だけはどんな方法でも離さない。例え自分と君の周りに何が起きようとも、君と俺がいればいい。この狭い、狭い世界の中で、君と俺が二人だけでいればそれでいいんだから。

君は、逃げられないんだよ。

ブルッ、と君と俺が震えた。どうやら行為は終えたようだ。中に白濁としたものが流れる。自分の愛が今、君の中にあるんだと感じると頬が緩む。体の芯まで熱くなって、興奮を抑えられないのかまた激しく律動を開始させた。


やめて。クロ、痛いよ。怖い。
そんな声も甘く艶やかな声に変わっていった。
ほら、君もきっと溺れている。






___狂い狂った愛し方を愛する猫。




end
あ、ごめん。リア友よ。
短いし駄作だし可笑しい。

Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.303 )
日時: 2015/02/07 21:24
名前: くるる (ID: Od3Uhdie)

ミーナ様
ありがとうございますw
可愛いですか!嬉しいです!


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