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- ハイキューBL!
- 日時: 2015/06/13 22:43
- 名前: くるる (ID: rd7NbV2E)
初めまして。くるると申します。このスレを見て頂きありがとうございます。
最近、ハイキューにはまってしまい、
「月菅やっほい!」と思ったのがキッカケです。
どうでもいいですね。書けるのが、これです。
・月菅
・影月
・月影
・月山
・木赤
・黒大
・菅大
・及影
・及岩
・黒月
・及月
うん...誰も見ないな。お付き合い頂けたら幸いです。それでは宜しくお願い致します。
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.319 )
- 日時: 2015/02/15 22:15
- 名前: くるる (ID: b9lAghYk)
では、ねばさんでw
わたしのことは何でもどうぞ。
たとえば、くず、とかすっごいピッタリだと思うんです!
芳香様
初めまして。ありがとうございます。
及菅ですか...誠に申し訳無いのですがそのcpは
書けません...。本当に申し訳御座いません。他のものでしたら、何かありますか?
好みの食い違い等ありますが、宜しくお願い致します。
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.320 )
- 日時: 2015/02/16 21:04
- 名前: くるる (ID: ktd2gwmh)
少し、昔の話をしようか。僕は生まれてきた。いらないのに。この世に存在してもしなくてもいい人間なのに。それなのに、幸せというものを求めた。そしてそれが無ければ壊れる程に。例えば、そう。愛、とか。愛とか友情とか幸せとか。そんなものを求めた。だからきっと、皆僕から離れていった。
『変なやつ』
『きもちわる』
『近寄んないでよ』
『愛されたことなんか、無いくせに』
いつまで経っても忘れられない言葉の数々が、僕を今も締め付ける。誰も僕に優しくしてくれないから、僕が自分を愛して、幸せにしよう。
「......あっまいな」
蕩けるほどに甘いそれは、吐くくらいに甘い。
(そんなものに似ている僕は、たぶん
甘ったるくて時にbitterな味がして)
end
みじか
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.321 )
- 日時: 2015/02/17 23:28
- 名前: 芳香ちゃん (ID: sFi8OMZI)
ごめんなさい!ねばさんです・・・ね。しつ
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてますち ( No.322 )
- 日時: 2015/02/17 23:36
- 名前: 芳香ちゃん (ID: sFi8OMZI)
ツッキー受けが見たいです。・・・なんて馬鹿なこと言っちゃってごめんさい。でも出来れば、出来ればですけどお願いします。無理でしたら罵倒の言葉なんかをかけてやってください。無理ばっか言っちゃってごめんさい(ーー;)
宜しくお願いします。
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.323 )
- 日時: 2015/02/22 20:59
- 名前: くるる (ID: kdYqdI6v)
及月
努力すれば報われる、なんて言うけれどそんなことはあまりない。むしろ、報われないことの方が多いのだろう。そんなのはとっくに知っていたから、今更何を言われても何をされても、諦めがついていた。努力しなくても天才はいる。王様とか、妙にすばしっこいチビとか。だから、あの人もきっと、そうなのだろうと。そう、思っていた。
「え?いや、俺は飛雄みたいな天才じゃ無いよー。そんな訳無いじゃん」
耳を疑った。あんなサーブを打つ人が、王様とまではいかなくても、あんなトスが打てる人はあまり見たことなかったから。だから、きっと生まれ持った才能だ、と、そう思っていたのに。
「なんで、そんな...」
「んー?やっぱり及川さん努力を怠らない人だからさ。やっぱり俺いい男だよねー」
無性に苛つくが、言っていることは事実なので言葉を呑み込んだ。
ああ、こんな人が。意外すぎる。どうしてそんな事をするんだろう。もし、負けたら、そこで終わりなのに。なんでそんなに一生懸命なのだろう。どうしたって超えられない壁はあるというのに。
「あ、そういえば、遠征でしょ?テスト大丈夫?」
「大丈夫です。少なくとも、あの変人コンビよりは」
「まあ頭良さそうだしね。というか、君さ、あー、ごめん。名前...」
「月島です」
「そうそう。月島くんさ、何気にあの二人のこと気にしてるよね」
あいつらを?いやいや、有り得ないだろ。あいつらは何かと目立つから、目に入るだけであって、別に特別な感情は抱いていないし。
「ごめん。俺が悪かった。だから睨まないで!」
「ならその煩い口、今すぐ閉じてもらえますか」
そう言うと大人しく口をつぐんだ。静かになったのは置いといて、夏空を見上げてみる。夏といえばお昼の様な気がするが、例え夕方のでも夏らしさを感じられるのは何故だろうか。
「月島くん?」
先程黙れと言ったのにこの人は我慢ができないのだろうか。はい、と一つ返事をして振り返る。本人的には待ってました!と言わんばかりの表情だった。面倒くさい。
「及川さん、ちょーっと月島くんと話したいな」
「なんですか」
「さっきの話に戻るんだけど、やっぱり何気にあの二人、気にしてるよね?」
「冗談止めてください。あの二人は目立つから...」
「だ、け、ど。嫌いじゃあ無いでしょ?」
...今度は此方が口をつぐんだ。まあ、確かに嫌いでは無い。好きでもないが。認めているんだ、彼等を。
黙っていては肯定の意味になると感じ、口を開きかけたとき、
「あ。やっぱりそうなんだ!」
タイミングが悪すぎる。
「いやー、そうじゃないかなって思ってたんだよね。だけど好きって言うより認めてる?」
「ああ、もうそれでいいですよ」
ばっちり当たっているから、この人は本当に嫌だ。
自分に無いものを持っている。王様もあのチビも。そして、今目の前にいるこの人も。
「じゃあさ、俺がもっと目立ったら君は俺を好きになってくれる?」
「は?」
「俺、蛍くんのこと、大好きなんだよね。恋愛対象として」
心臓が高鳴った。同時に顔も赤くなる。赤くなった顔を隠そうと、腕で隠してみてもすぐに力の差でほどかれる。
「あー、うん。その顔...見たこと無いや。すっごい可愛い.....」
「や...ッ...おい、かわさ...」
というか何で下の名前を知っているのかとか、何で自分なのかとか聞きたいことはたくさんあったけれど。
「煩い口は今すぐ閉じて?」
この人のキスで全てが真っ白になった。
触れるだけのキスだったのに長い時間するから、息が続かない。涙で目が滲んできた。
「ん...甘いね」
「ふざけないで...」
「ふざけてなんか無いよ?大真面目」
「なん、で...僕が...」
彼はそれを聞くと、ケラケラと楽しそうに笑って、知らないの?と聞いてきた。
「自分に無いものを持っている人が、スゴく気になるって話」
「え?」
「自分とは正反対の性格とかね。まあ、これは異性同士の話なんだけど。同性でも言えるよね」
と、彼はまた笑った。少し諦めきった様な、声で。
それを見てバカ、と呟いた。本当に貴方はバカだ。余裕ぶっても僕にはわかる。貴方に無いものを持っている僕には。僕に無いものを持っている貴方にも、きっとそれは同様だから。
だから、別に。
「僕も好きです」
何て言っても罪悪感が無いのは、きっと、貴方が好きだから。
「え、うそ。ほんとに?」
「はい。だからそんな変な顔は止めて、笑ったらどうですか」
貴方の、笑顔が見たかったから。
そっか、と呟いてやがて照れくさそうに笑った貴方は、夏に似合う向日葵の様な笑顔で。
end
芳香様、どうでしょうか。
そして話が大分前に戻ってますけど...すみません。
リクありがとうございました。
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