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- ハイキューBL!
- 日時: 2015/06/13 22:43
- 名前: くるる (ID: rd7NbV2E)
初めまして。くるると申します。このスレを見て頂きありがとうございます。
最近、ハイキューにはまってしまい、
「月菅やっほい!」と思ったのがキッカケです。
どうでもいいですね。書けるのが、これです。
・月菅
・影月
・月影
・月山
・木赤
・黒大
・菅大
・及影
・及岩
・黒月
・及月
うん...誰も見ないな。お付き合い頂けたら幸いです。それでは宜しくお願い致します。
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.248 )
- 日時: 2014/12/30 15:26
- 名前: くるる (ID: PyqyMePO)
ほのぼの系にしようかと。
菅日
「ね、日向」
「うぅ...っ」
珍しく陽射しが強い秋。
菅原家では日向と菅原の会話が
弾んで.....いなかった。
事の発端は田中だった。練習が終わり
帰る際に
「なんかさ!彼女からキスしてくれると
嬉しくねえか!?」
「うお!分かるぞ龍!潔子さんがしてくれ
たら俺はもう.....!!!」
ショートした田中と西谷を尻目に日向達は
帰ってきた訳だが...。
菅原はどこか思い詰めた顔をして、妖しく
笑った。
「日向、ちょっと俺ん家来ない?」
「え?あ、オス!」
どこか照れた様子を見せる日向を菅原は
笑い、頭を撫でた。
...そうして現在に至る。
「ね、お願い!!」
菅原が日向に提案したのは日向からキス
をしてほしいとの事だった。
それを聞いた瞬間日向は顔を真っ赤に
して、あたふたとしていた。
最初は嫌です!と抗議していたが菅原の
意味不明な屁理屈により今は呻いている。
「お願い!今度肉まん奢る!から!」
「わっ、わかりました.....。
目ぇ、閉じてくださいっ.....」
渋々了承してくれた日向に菅原は
抱き締めて、ふわふわな頭に顔をぐり
ぐりと押し付けた。
「ヴェッ...」
「あ、ごめん。それじゃ...」
菅原は目を閉じ、日向の口付けを
待っていた。目の前から日向の吐息が
聞こえる。
ちゅっ
静かな部屋でリップ音が響く。
色素の薄い日向のふわふわとした唇。
あ、キス、だ。
そう考えるのに時間がかかった。
「こっ、これで、いいですか...!」
「んー、我慢効かなくなっちゃった」
「へっ?ぅわっ!」
押し倒す。
困惑の表情を浮かべて、首を傾げこの
先の事なんか何も知らない、純粋な奴。
だからこそ、そういう知識を植え付け
たくなるのは、人間の性というやつだ。
「俺が本物のキス、教えてやるべ」
甘くとろけるキスに褒美を。
end
なんでほのぼのときたらこれしか
思い付かない。
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.249 )
- 日時: 2014/12/30 18:44
- 名前: くるる (ID: PyqyMePO)
「クロ、何してるの」
無表情で無感情な俺の恋人、研磨。
本当に無感情で痛みなんか感じない。
俺がどれだけ痛みを伴う行為をして
みても、君は何も感じる事何てなくて
本当に、どうすればいいのだろうか。
「クロ...どうしたの」
「研磨、何でお前は痛みとか感じねぇの?」
「...分かんない。分かんないけど、いつも
思うんだ。俺と皆は、違うんだって」
研磨は、変わらずの表情で、声で言った。
だけど、研磨の瞳は少し、辛そうだった。
あぁ、なんだ。
君はこんなにも、普通の奴じゃないか。
少し人と違うだけで、他は、変わらない。
目があり、耳があり、手があり、足がある。
さらさらとした髪があり、撫でれば目を細める。
淡々とした声だがその声は表情になっている。
だから、
「研磨、大好き。愛してる」
「急に、なに」
その中にも表情は見える訳で。
照れてるんだなーって、感じて笑ってしまった。
「くく...っ...」
「クロ?」
「いや?研磨かわいいなーって」
「意味分かんないから」
無感情で無感情ですごく愛しい俺の恋人、研磨。
(アンドロイドと人間の恋は甘酸っぱく切ない)
end
感情を持ったアンドロイド研磨くん
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.250 )
- 日時: 2014/12/30 22:32
- 名前: くるる (ID: LHB2R4qF)
リア友からリクきましたーあざす
クロ月
僕は泣いていた。
暗い暗い闇の底で、泣いていた。
誰か、助けて。お願い、誰か僕を見つけて。
.....声がした。
この世界から抜け出せるような、そんな感覚。
愛しいあの人の声。
「蛍!!」
目が覚めた。
黒尾さんが眼前にいた。まだ重い瞼を、脳を、
愛しい声で覚ましてくれた。
「くろお、さん...」
「お前、随分魘されてたぞ?大丈夫なのかよ?」
怖かった。本当に、怖かった。
言う前に体が、動いた。抱き付いたのだ。
考えるより、動いていた。
感じていたかった。生きていると。僕はここに
いるんだと、貴方の体温を感じていると。
「黒尾、さんっ...こわっ、こわかっ...」
「うん...わかってる。怖い思いさせたな」
そう言って、僕の頭を撫でた。何度も何度も。
きっと僕が落ち着くまでこの人は何度も大丈夫と
囁き、頭を撫で続ける。
優しい貴方は僕には勿体なくて。少し恐くなって。
「蛍?」
「黒尾さん...愛して.....」
僕だけを。
「っとに、お前は、かわいーな!」
「ぅあっ?」
肩を押される。
ベット上という事もあってベットの軋む音が
した。この先の展開を想像して、顔が赤く
なった。
「え、なに。期待してんの?」
「そんなっ、わけ.....んんっ」
キス。短く、何度も角度を変えられる。
息が続かない、上手く呼吸ができず、荒くなる。
服の中に、するりと手を入れられた。鳥肌が立つ。
「あっ、黒尾さん!」
「んー、なに?」
「や...やめ」
じゃ、やめる。と案外さらっと手は引かれる。
荒くなった呼吸も落ち着きを見せ、乱れていた
髪や服装を必死に直す。
「嫌がってるし、もーちょい休め」
あぁ、何で。
そんなに優しくされると不安になる。
僕を抱くとき、激しく、けれど優しく。
無理矢理にはしない、出来る時でいいから。
そう、言われた。
だけど、その優しさは返って不安になるんです。
だからお願い、
「してください、早く...僕はいいから」
そう言うと、一瞬目を見開いて、微笑んで
また、頭を撫でた。
「そういう事言われたらまじでしちゃう」
「おねがっ、優しくなんてしないで....?
抱いて、ください...」
「今日は随分と積極的だな。じゃあ、」
お望み通り、してやるよ。
貪るキスは、まるで豹の様で。
甘い、熱い、溶けてしまいそう...。
黒猫と烏の
愛物語。
end
あ、リア友まじごめん。駄作だわ\(^o^)/
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.251 )
- 日時: 2014/12/31 12:45
- 名前: くるる (ID: qMXr7W56)
月菅
「....デートしたい」
「え?」
唐突に、言われた。
「デート!一回しかしてない...」
「そう...ですけど....?」
仕方ないと思う。この頃合宿や遅くまでの練習。
何しろテストが近づいていたのだから。
そう宥めても菅原さんの頬の膨らみが消える事は
なくて。宥めている内に可愛いな、とか思った。
「というか、今日休みで、家にいるんだから.....
お家デートでよくないですか?」
「うっ...!」
何が不満なんだこの人は。
「いや、確かにそうかもしれないけど....」
「けど....なんですか?」
「外で、手ぇ繋ぎたい」
......この可愛い人は、僕を壊すつもりか。
「いいですよ」
「えっ!?ほ、ほんとっ?
あっ、だけど、もう遅いし...」
嬉しそうな顔がだだ漏れだが。
口角は上がり、目はきらきらと輝いている。
「ま、また今度でいいべ。ありがとな」
「嫌です。ほら、いきますよ」
「わっ!」
お望み通り、手を繋ぐ。
柔らかい肌が自分の肌を伝って、絡め合った
指の感触が、何とも心地よい。
「つっ、月島っ.....」
「そんな顔赤くされても、自分から言った
じゃないですか。それとも、やめますか?」
絡めていた手を、離そうとする。
「やっ、やだ...月島...!」
離そうとした手を、かなり強く捕まれた。
菅原さんの手は暖かくて、低体温と言われている
僕にはその暖かさがとても愛しかった。
「それじゃ、行きましょう」
二人の手の内にあったものは
枯れる事のない愛の華。
end
- Re: ハイキューBL!リク受け付けてます ( No.253 )
- 日時: 2015/01/01 00:18
- 名前: くるる (ID: bIAXyXLC)
あけましておめでとうございます。
今年もどうかくるるとこのスレを
どうか宜しくお願い致します。
皆様のご期待に添える様な小説を
書いていきたいと思っております。
旭さんHappy Birthday
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