二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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World Saver Team(WSTの小話有)
日時: 2013/12/07 20:10
名前: りゅーと (ID: V2fBShP3)

これはある作者が今後に備えたデータ集だ。
このチームはあの悪夢の逃走中をきっかけに結成された・・・
簡単に言うとこれはもっとも出番が多いキャラの設定集です。厨二ちっくな部分あり


『キャラデータ』
「スマブラチーム」
マリオブラザーズ>>7 ピーチ&リンク>>8 トゥーン&プリン>>9 メタナイト>>10
フォックス&ファルコ>>14 ウルフ>>15 母組>>16 FE組>>17-18


「なのはチーム」
なのフェイ>>19 スバル>>20 ティアナ>>21 ヴォルケンリッター>>22


「ぷよぷよチーム」
「ポップンチーム」
「黒バスチーム」
「ロンパチーム」


タグ:クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ オリジナル設定あり

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依頼6:犯人を捕まえろ!後半(その3) ( No.829 )
日時: 2015/02/21 02:21
名前: りゅーと (ID: 6cIiBe7I)

ギャグありますwww





りゅーと「相手は慌ててたから、これくらいでいいわね。銃で動けなくしたかったけど、相手が動いているから相性が悪いのよね。あと、場所が控室があるフロアだから危ないもん。ピチュー、前に突き出してごめんね?」
ピチュー「ドロボーはいけない事でチュ!ちょっと怖かったけど」
りゅーと「はいはい。じゃあ、みんなの元に行って甘えてね?ミュウツー、取り調べを行うからお願い」
ミュウツー「分かった」


いつものように情報を聞き出そうと、小さなネズミポケモンを最強の遺伝子ポケモンに預ける。え?何で預けたかって?そりゃー、取り調べが危険なので避難させたからだ。





※貴重なギャグシーンです


控室を荒らした襲撃犯を即座に取調室(と言う名の空き部屋)へ連行。椅子に座らせ、能力を封じる特殊な拘束具で拘束すると取り調べ開始。


りゅーと「さーて、何度も何度も来る襲撃犯の一人に聞きます。誰に雇われたのか言いなさいよ?」
襲撃犯「誰が言うか!例え、特殊なレンジャーや国際警察や大手ギルドの威圧でも怯まないぜ!」
りゅーと「(WSTの噂を知ってるのね・・・)さっさと言った方があんたの身のためだよ?あたしだって、無駄な事に時間を使いたくない。もう一度言う、誰に雇われたのか言いなさい!」
襲撃犯「誰が言うか!大金を貰った以上、俺らはクライアントの依頼を遂行するために必要な情報は喋らない!」


パァン!


口を割らない襲撃犯にりゅーとは愛用の二丁拳銃を取り出して発砲する。銃口からは氷の魔力が含まれた球が発射されて壁に被弾する。壁にぶつかると一部が冷気で凍りつく。発射されたアイスショットは相手の真横を通り、、頬に赤い線が引かれてそこから真っ赤な液体が伝う。


りゅーと「言っておくけど、あたしは本気だよ?」
襲撃犯「はっ!今度は威圧じゃなくて、実力行使かよ!拷問をしても残念ながら口は割らないぜ!そんな強そうなおもちゃの銃を突き付けられても怯まないぜ・・・!」
りゅーと「そのプロ根性は認めるわ。だけど、さっさと言った方があんたの身のためだよ?それに次の取り調べは地獄だよ?あたしの代わりに特殊なプロフェッショナルに任せるからだよ?」
襲撃犯「どんな奴が来ても無駄だからな!その間にも雇い主は動いているからなぁ!!「うっさい、黙れ」てめぇ!何をす・・・何だこれ!?すっげぇしょっぺぇし、臭くねぇか!!餃子・・・?」


襲撃犯が軽い脅しでも無理だと即座に判断し、作者は他の人に取り調べを任せる事に。だが、その際に相手の口に向けて魔法で何かを飛ばす。飛ばしたのはしょっぱさと臭さが特徴的な餃子であり、それを飛ばしたりゅーとは取調室にあるテレビを付ける。そこに流れた映像は・・・





マリオ「ジスイズアペン!ジスイズアブック!」
ホモまつり「アイキャンフライ!ドントスピークジャパニーズ!」
襲撃犯「」





夜明け前の原っぱで裸族の二人が英単語を発音しながら狭いドラム缶風呂に入っている映像でした(爆弾投下)。よくよく見ると、そこは天体観測や花火大会や初日の出の名所だ。人気スポットでむさ苦しい男達が狭いドラム缶風呂での入浴と言うショッキングな映像に襲撃犯は言葉を失う。


マリオ「ホモまつりよ!今日のコンテストのために俺らは出場するぞ!」
ホモまつり「はい!師匠、もう少しで日の出です!朝を告げる太陽にこの身を捧げましょう!」
マリオ「おうよ!シャイニーモーニングパワァァァァァァァァァァ!!!」
襲撃犯「うぎゃあああああー!目が腐るぅぅぅぅぅー!!」
りゅーと「股間にご来光がwwwファーwww」


夜明けと同時に二人はドラム缶風呂から出て、生まれたままの姿の状態で朝日を浴びる。おい、ご来光を股間隠しに使うんじゃねぇよ!?つか、コンテスト当日の朝に撮影したのか!!?ここで襲撃犯はある事に気づく。それは風呂上がりで裸族の体から流れるお湯が結晶化している事だ。朝日で蒸発して細かい粒子となったお湯は銀のボウルで即座に回収され、それを近くにあったキッチンセットに持って行く。
キッチンセットには調理用具を筆頭に食材があった。食材は餃子の皮とひき肉とキャベツとニンニクがあり、誰が見ても餃子の材料と分かる。


マリオ「今から、らぞクッキングの時間だぞ!今日はみんなが大好きなあれを作ります!最初に野菜を細かく刻みます!包丁でもいいですが、フードプロセッサーがあると楽です!」
ホモまつり「その次にひき肉を加えて粘りが出るまでひたすら混ぜます!この時にビニール袋を手につけてこねると手は汚れません!」
マリオ「その次は肝心の味付けと隠し味です!味付けは醤油とごま油とおろし生姜・・・」





ホモまつり「隠し味に大量のニンニクと天然の裸塩を投入します」
襲撃犯「」





そう言うと、テーブルの上に大量のニンニクと先ほどのボウルをドンと乗せる。すみません、ニンニクの量が多すぎませんか?これ、ワリオがぺろりと平らげる量ですよね?青ざめる襲撃犯をよそにマリオがニンニクとみんなのトラウマである裸塩をドバッと投入し、ホモまつりがあんをこねる。あとは皮に包んで焼く・・・;





裸族「裸族餃子の完成だ!ぜひともお試しあれ!」
襲撃犯「おぼろしゃああああああああああー!!!」
りゅーと「うわー・・・;みんなのトラウマがまたここにも・・・;」





はい、先ほど作者が飛ばしたのは裸塩とニンニクたっぷりの餃子でした。映像を見た襲撃犯は嘔吐し、じたばたと暴れ出す。ふと視線を戻すと、作者の手には悪夢の餃子が盛られた皿が・・・;おそらくは自分が口を割らなかった場合は残りのを食べさせると、最悪な未来は想像出来るも襲撃犯は黙秘を貫く。


りゅーと「言う気になった?」
襲撃犯「誰が言うか!そんな異物入りの餃子を食わされても、俺は絶対に喋らない・・・!」
りゅーと「ここまでやっても言わないとは・・・」


まったく意志が変わらない相手に彼女は餃子を相手に食べ・・・させなかった。何を考えたのか、作者は一度退室し再び戻ってくる。だが、餃子はない。不安が拭えない中、りゅーとは映像を切り替える。今度は・・・





マリオ&ホモまつり「ガツガツガツガツガツガツガツガツ(ry」
襲撃犯「さっきの餃子をたくさん食ってないかあああああー!!!?」





何と、裸族が先ほどの餃子を山盛りで食べていたのだー!裸塩とニンニクたっぷりの餃子を美味しそうに食べる裸族の図にツッコミしか出ない。よくよく見ると先ほどのお皿もあり、取り調べ用に一部のを持って行ったのだろう。





取調室がカオスだwww

依頼6:犯人を捕まえろ!後半(その4) ( No.830 )
日時: 2015/02/21 02:28
名前: りゅーと (ID: 6cIiBe7I)

マリオ「この餃子はとてもおいしいんだぞ!?何故にまずいと言うんだ!!」
ホモまつり「裸友達も大絶賛の味だぞ!!おかわりプリーズ!」
襲撃犯「そんなものは食いものじゃなくてゴミだろ!!?そこのカイリキーはおかわりを求めんな!」
マリオ「風味が少し足らん!(裸塩をざばーとかける」
ホモまつり「裸塩はどの料理にも合う万能調味料だぞ!(同じく裸塩をざばーとかける」
襲撃犯「ヤバい塩とニンニクたっぷり餃子にまた塩をかけた!?」
りゅーと「おいwww塩分の過剰摂取になるぞwwwいや、あれは塩なのか?」
襲撃犯「俺に聞くなよ!?」
りゅーと「あ、そうそう。言い忘れたけど、この映像は隣の部屋を中継してるの」
襲撃犯「ゑ?」


今の発言に耳を疑った。じゃあ、餃子を食べている映像は同時刻・・・?この地点で何か嫌な予感が・・・;


BGM:ランバダ


嫌な予感がどんどん的中する中、取調室がピンク色のライトで照らされ、同時にランバダのBGMが流れ出す。妖しげなムードの中で急いで逃げようとするも、拘束されているせいで逃走や能力の使用が不可能。そして、取調室のドアが開かれた!



マリオ&ホモまつり「うっふ〜ん」
襲撃犯「」



取調室に登場したのは全身ピンクのタイツに口紅を塗った任天堂の英雄と怪力ポケモンの姿だった。腰をくねくね振りながらセクシーに近づくその姿はガキ使のおばちゃんを彷彿とさせる。だが、大量の餃子を食べたせいできつーい口臭が瞬時に室内を満たす。あまりの臭さに襲撃犯はさらに暴れ出し、作者も鼻を押さえて離れる。


りゅーと「うおっ!くっせぇ!遠くに離れてもすっげぇヤバいんだけど!!?あとでシャワーや香水で体臭を消し、歯磨きやミントタブレットで口臭を消してちょうだい・・・;」
マリオ「任せろ!先ほどのはうっかり出たからなー;コンテストであったのを忘れてたぜ;」
ホモまつり「んもー、ファンに失礼な事をしちゃうところだったんだからぁー!」
りゅーと「時間はたっぷりあるから楽しんでねー?」


ニッコリと微笑むりゅーとはまさに悪魔。彼女が取調室から去ると、残ったのは二人の変態。その変態達は身動き出来ない襲撃犯に近づき・・・





マリオ&ホモまつり「私達の熱い愛のオシオキを受けてぇ〜んv」
襲撃犯「ぎゃあああああ——————————!!!!!」





※大変ながらお見苦しい映像が流れています;しばらくの間はプリンとマーナとセレナのオシャレパーティの映像をお楽しみください;


一体何をしたかと言うと、前半にもあった通りに裸塩とニンニクたっぷりの餃子を食べた後でディープキスをしたのだ。最初の威圧や威嚇射撃の方が可愛く見え、鞭や石畳などの拷問が十分マシだっただろう・・・。だが、襲撃犯は意地でも口を割らず、これを見た読者や作者さん達が「その根性は敵ながらにしてあっぱれ・・・;」などと思ったのは言うまでもない・・・;
再び部屋に入ると、そこには裸族にディープキスをされて失神した相手の姿があった・・・;どういう訳か、パンツ一丁&体中にキスマークたくさん・・・;





りゅーと「今のところはこんな感じよ・・・」


荒らされた控室は一同の手によって少しは綺麗になった。その控室に全員が集合し、現在の状況を話し合う。ちなみに現状はこんな感じだ。


「全員が持つ共通の情報」
・最終予選のマスターラウンドに進出したのはプリン・ゲコ太・ルカリオ・レイド・ホモまつりの五匹。妨害の件もあるが、ハイパーラウンドの合格点が高いので大半が落とされた。
・妨害が起きたのはかっこよさ部門が行われた第1会場とかわいさ部門が行われた第3会場の二つであり、ハイパーラウンドが終わる頃。被害者はコンテスト出場者や観客やスタッフや審査員などと問わず、最後のあがきが原因で巻き込まれた。
・被害者達の体には大きく分けて二種類の怪我がある。両方とも刺し傷であり、刺し傷の状態を見ればどこの会場にいたかが分かる。
・第1会場にいた人達の場合はナットレイの落下や爆発が原因で、大小異なる刺し傷と周囲に火傷と打撃痕がある。第3会場にいた人達の場合はニューラのどくづきが原因で、小さな深い刺し傷に毒の影響で皮膚が変色している。
・リゼリスの場合は第3会場のニューラの攻撃に巻き込まれた。ポケモンの方は無事であったが、リゼリスは・・・


話し合いを終えるも、問題はまだある。それは襲撃犯のせいで控室が荒らされてしまい、衣装や小道具やアクセサリーの大半が台無しになった・・・。幸いにも技マシンやコンテストに関係する持ち物は無事であったものの、プリンが使うものが台無しに・・・!最悪な事にかわいさ部門が開始されるまで時間がない・・・!


セレナ「プリン、よかったら私の服を・・・」
プリン「ダメよ!それはセレナちゃんが使って!どうすれば・・・!」


コンコン


レイド「ん?どちら様でしょうか?」
Eトレーナー「あ、すみません・・・」
トゥーン「さっきのエリートトレーナーじゃん!」


控室にやって来たのはトゥーンが助けたエリートトレーナーの少女。助けてもらったお礼をちゃんとしようと、ここまでやって来た。だが、部屋や場の空気がおかしい事に気づき、タイミングを間違えたのかと少し謝罪をする。


Eトレーナー「お取込み中だったみたいですね・・・」
ミュウツー「少しな・・・今、服やアクセサリーを用意しないといけなくて・・・」
Eトレーナー「あ、あの!よかったら、衣装を用意しましょうか!私の家は服飾関係の仕事をしてるの!それにちょうど会場の備品の製作などにも関わってて、布やアクセサリーも余ってるの!」
トゥーン「それ本当なの!?」
Eトレーナー「先ほどのお礼もしたいのでよかったらどうぞ!あ、お代はタダにしますね!」


何と、助けたトレーナーが服飾関係者であり、みんなの衣装を用意すると言い出した。それだけではない、彼女の後ろには多くのトレーナーとポケモンがいた。





助け舟が来た。つか、取り調べが悪夢だwww

依頼6:犯人を捕まえろ!後半(その5) ( No.831 )
日時: 2015/02/21 02:35
名前: りゅーと (ID: 6cIiBe7I)

ミニスカート「マリオさんとホモまつりさんが出られなくなるのは嫌なの!私のチラーミィも私同様に応援してるの!」
サイキッカー「ヴェントさん、エスパー使いの私も協力します!アクセサリーや小物を使ってください!」
ユンゲラー「ヴェント殿とレイド殿には勝ってもらいたいですぞ!昨日の敵は今日の友とも言いますし、ここはお手伝いします!」
尼さん「海の底で見つけた真珠や石を使って!いいの!元は差し入れ用だから、使ってくれたら嬉しいわ!」
ネオラント「ゲッコウガ様、あなたの水技に惚れました!ぜひとも、最終予選や本戦でもお願いします!」
格闘家「こんな外見だが、実家はアクセサリーショップだ!レンタル料はいらん!その代わり、ルカリオとそのトレーナーにはもっと輝いてもらいたい!」
プリン「みんな、ありがとう・・・!」


そこにいたのはコンテスト参加者やコンテストを見に来たお客さん達だ。コンテストを見るのが趣味な人や出場者のファンになった子、かつては同じステージで戦ったライバルや妨害時に共に救助活動をしたトレーナー達がいた。もちろん、妨害時に助けられた子や無念のリタイアをした子達もおり、全員、WSTに夢を託したり、前へ進むライバル助けようとここに来たのだ・・・!



りゅーと「時間はないから、急いで作るわよ!」
ミュウツー「そう言えば、クエストで入手した素材もあるが使うか?」
リズ「だったら、それを砕いちゃえば・・・!」
トゥーン「僕のアイテムも使って!これならアクセサリーが作れるはず・・・!」
プリン「みんな、ありがとう・・・!絶対に勝ち進むね・・・!」
ウルフ「技の方やプランの話し合いもするぞ!」





???「また捕まりやがって・・・でも、控室を荒らしたから、どうやって出るのかしらね?」


場所は変わって、会場ロビー。コンテストを台無しにする犯人が人々に紛れて巨大モニターを見ていた。襲撃犯を向かわせた犯人はかわいさ部門に出るプリンがリタイアするさまを想像し、秘かに笑う。


???「まあ、あれでいざという時の保険をかけて正解だったわ。あ、始まったわ」


最終予選のマスターラウンドが開始。予選を勝ち進んだかわいさ部門の出場者がステージに登場する。


司会「第1ステージのエントリーナンバー3!オルド選手のプリン!」


そして、プリンの名前が呼ばれる。彼女が登場した瞬間に観客から完成が上がる。今回の服装はシンプルな水色のフリルと青いリボンがついた白のワンピースだったが、ところどころ輝いていた。頭には宝石で作られた蝶の髪飾り(かわいさのコンディションをあげるピンクのバンダナ使用)、右腕と左足に黒いリボンを巻き、足に白のヒールと妖精のように可愛らしかった。歓声が湧き上がる中、プリンは軽くターンをして礼をする。


レイド「ぜぇ・・・ぜぇ・・・何とか間に合いましたね・・・;」
ルカリオ「こういう使い方もあるのか・・・」
ゲコ太「小道具などを借りて正解だったでござる・・・」


控室ではWSTがグテッと机に伏っしていた。理由は短い時間で出場者の衣装やアクセサリーを直してたからだ。最初は数種類の布とリボンを用意し、ワンピースやアクセサリーを作る。だが、それでも目立たないので、各自が集めた素材を使って加工した。ワンピースには綺麗な石を砕いて縫い付け、石が持つ透明度と輝きをスポットライトの光で輝かせるように工夫。頭の髪飾りは蝶のペンダントを加工して作った物だ。他のポケモンのも同じように工夫を凝らして作っている。
最初のコンディションは成功し、その次はダンス。ダンスは貴重な素材で作ったブーケを持って踊る。ここはシンプルに踊り、ソロパートで作ったブーケを観客席に向けて投げるとサービス。


プリン「受け取って!」
観客「わああー!ヒュー!ヒュー!」
プリン(大成功!次はコンビネーション!ウルフ!)
ウルフ(分かったぜ!)


ミュウツー「次はコンビネーショ・・・!?」
フシギソウ「ミュウツーさん、どうされましたの?」
ミュウツー「プリンの履いているヒールに細工がされているぞ!」
ホモまつり「何だと!?」


テレビに足元が一瞬だけ映し出され、プリンが履くヒールにわずかなヒビが入っているのが見えた。襲撃時では何もないように見えていたものにも、実は本番で失敗するように細工が施されていた。コンビネーションは体を激しく動かすので、高確率でヒールが折れて減点になってしまう。ステージにいる両者は当然知らない。ステージの上で履き替えるなんても出来ない。
ヒヤヒヤする控室をよそにスターウルフのリーダーは彼女の前に跪いた。この光景に会場からざわめきが起きる。


ウルフ「・・・」
プリン「オルド・・・?」





ウルフ「Une princesse dansera ensemble・・・」





と、聞きなれない言葉を言うと、懐からガラスの靴を出す。このサプライズ演出に観客席から女子の黄色い悲鳴が再び響く。この場面を見れば、誰もがお姫様のように可愛い妖精に大人な紳士がプレゼントを持って来たと想像出来る。当然、ポケモン側も何かしたいかと察し、「もちろんよ?」と優しく微笑んでガラスの靴を履く。そして、ワルツのBGMと共に二人は手を取って踊り出す。


マリオ「ウルフの奴、ハプニングをうまく活用したのか・・・あの様子だと、気づいてたようだな・・・」
ルカリオ「ちなみに今の言葉はフランス語で「プリンセス、一緒に踊りましょう」と言う意味なんだ。今の衣装とシチュエーションも合わさってか、評価がうなぎのぼりだぞ!」


ウルフ(一応、念のために靴を別途に用意して正解だったぜ・・・)
プリン(また妨害があったんだね・・・ここまでしたとなると、最後のアピールはネタ切れじゃないかな?)
ウルフ(多分な。だが、アピールでも油断はすんじゃねぇよ。ここでも思いっきり技を披露しろ!)


最後まで全力でやると決めると、プリンはアピールをする!


ウルフ「プリン、最初はほしがる!」
プリン「うん!まずは先手必勝!前の子が目立ったから、その分貰っちゃうね!」
ウルフ「その次はプレゼント!」
プリン「私の気持ちを受け取って?」
ウルフ「その次はメロメロで緊張させて!」
プリン「そんなに見つめないでくれる・・・?」
ピッピ&マリル&イルミーゼ「うわわわわ!(緊張」


しっかりと考えた技でアピールをする。幸運な事に順番が良かったり、相手が緊張したりと幸運続き。最後のターンでSAが可能な順番になった!





快進撃!

依頼6:犯人を捕まえろ!後半(その6) ( No.832 )
日時: 2015/02/21 02:42
名前: りゅーと (ID: 6cIiBe7I)

ウルフ「スペシャルアピールをするよ!プリン、ねがいごと!」
プリン「お星さま、プリンを勝たせてほしいなぁ・・・?」


SAはキラキラする粉が入ったビンを開け、それを手に取って口元に持って来て息を吹きかける。粉は宙に舞い、場は幻想的な雰囲気になる。





プリン「スイート!キュート!チャーミング!プリンのー・・・ラブラブドリームファンタジー!」





最後にカメラ目線で可愛くウィンクをすると、粉は弾けてハートの残像が残る。可愛さ満載のSAに観客や出演者やスタッフの心が奪われる。


プリン「以上でプリンのはおしまいっ!」


ビシッとポーズを決めると、場を盛り上げたポケモン界の歌姫に拍手喝采。拍手はしばらくの間続き、彼女に称賛の言葉や感謝の言葉が飛び交う。だが、この結果を面白くないと思っている人物が・・・


???「何でこうなったのよ・・・!ふざけんじゃないわよ・・・!」


犯人は小さく舌打ちをし、次の計画を進めようとロビーから去った・・・。





りゅーと「これでマスターラウンドは終了ね・・・プリンは高確率で本戦行きだし、他も本戦行きじゃないかな?だけど、まさか、他の子達が協力してくれるなんて思わなかった・・・」
セレナ「つまり、私達を応援したくなったって事だよね?ファンが増えるのは嬉しいわね!」
リオ「ファンなんて・・・そんな・・・恥ずかしいです・・・手紙やプレゼントは大事にしますね」


控室で作者とカロスチャンピオンとその手持ち達はマスターラウンドが無事に成功して安堵の息を吐いた。思わぬ助け舟によって救われたものの、それほど自分達が人々を魅了したのだろう。当分の間は騒がしくなる事にみんなが少し苦笑いをする。
仲間と会話をするりゅーとはミニノートとずっと睨み合っており、彼女はハイパーラウンドが行われていた第1会場と第3会場の映像をチェックしていた。大半のカメラはご丁寧に壊されており、手元にあるのは会場の入り口付近のみで映っているのは観客席の方であり、画質は精密機械がやられた影響で荒れている・・・。細かい作業に苛立つ彼女の元にレンジャーが部屋に入って来た。


レンジャー「りゅーとさん、ちょっといいですか!失礼します!」
りゅーと「ん?どうしたの?何があったの?」
レンジャー「嬉しい知らせと悪い知らせがあります!」
ゲコ太「どうされたのでござる?」
レンジャー「嬉しい知らせはポケモンセンターから薬が届きました!これを使えば、火傷や毒のダメージも軽減出来ます!もちろん、後遺症もありませんからね!」


嬉しい知らせはポケモンセンターから薬が届いた事だ。WSTは多くのギルドや教会などと協力関係であり、ポケモン世界ではポケモンセンターとレンジャー教会と国際警察と連携を取っている。WSTがどれだけ大きく信用されているかが分かる。


レンジャー「ポケモンセンターや国際警察も頑張っているのに報告しか出来なくてすみません・・・」
セレナ「レンジャーさんも十分頑張ってるよ。ねぇ、悪い知らせって?」
レンジャー「えっと・・・コンテストの最高責任者にこんな手紙が・・・」


私を付け回す者達へ
これ以上、私を付け回すとお前達だけじゃなく、会場全体を巻き込む事になるぞ
付け回すのをやめて、大人しく本戦への出場をリタイアしろ


りゅーと「脅迫状ね・・・ご丁寧にあたし達にリタイアしろと言ってるわね。」
レンジャー「犯人もおそらくはネタが尽きているんじゃないでしょうか・・・?」
りゅーと「指定するほどだから多分追い詰められていると思うわ。だけど、WSTはこんな程度で退かないわよ!あたしは映像を確認するから、みんなは薬を配布して!」
レンジャー&セレナ&リオ「了解!」





ピチュー「マーナお姉ちゃん、ロップお姉ちゃん、大丈夫でチュか?」
ミュウツー「薬を持って来たぞ。これなら、毒と火傷も軽減するし、体に跡が残らないからな」
マーナ「ありがとー・・・あー・・・毒が消えるー・・・」
リズ「あんたにとっては毒物は天敵だもんね。ほら、使いなさいよ?」
ロップ「恩に着るわー・・・傷に染みるけど、すぐに治りそうね・・・」


医務室にも薬が配布され、マーナとロップはすぐに使用した。他の被害者にも使われ、それをドンドン配布している。全員、協力者に感謝をしつつ、自身や相棒に使ってあげる。


マーナ「しかし、本戦にこっちのが残るなんて奇跡だよ!特にプリンちゃんのは凄かったよ!!」
ロップ「あれは急いで作った衣装なんでしょ?あのクオリティは凄すぎるわ。みんなから応援されてたのね。」
フシギソウ「でも、マーナさんとロップさんもファンがいるじゃないですか?私達も有名人になったみたいですね」
ミュウツー「・・・私は人が多くいるのは嫌だが」


医務室で談笑をしつつ、本戦でも勝つのと依頼を解決する事を約束する。そんな中、ピチューはジュースを開けようとするが、中身が炭酸であったせいで勢いよく後ろに倒れてしまう。


ピチュー「うわわっ!」
ロップ「ピチューちゃん、大丈夫?ハンカチ使う?」
ピチュー「ありがとでチュ。ん・・・?」
ミュウツー「どうしたんだピチュー?」
ピチュー「何でもないでチュ」





そして・・・


???「待ってて・・・助けるから・・・」





控室ではひたすらりゅーとがカメラの映像を解析中。再生が可能な部分はコンビネーションから妨害が起きたところまでであり、その上、画質が荒れているのではっきりとは映せない・・・。手伝いに来たマリオ達も何か異変がないかと調べるも、苦戦を強いられる・・・。


りゅーと「これ以上やると画質が・・・ちいっ!」
マリオ「少しでもいいから何か変化がないか調べるぞ!何か、決定的な証拠があれば・・・!」
りゅーと「そうね!絶対に見つけるわよ・・・!」
ホモまつり「ん?おいっ!これ、ちょっとおかしくないか!?」
りゅーと「何かあったの!?」


ホモまつりが何かを見つけ、作者と主人を呼ぶ。一体、何が映っていたのだ・・・?





プリン「みんな、お薬を使ってね!はい、どうぞ!」
ウルフ「これを使ってくれ」
トゥーン「在庫はまだあるからねー!うにゃにゃにゃにゃーん!」
レイド「皆さん、お受け取り下さい。まだありますからね?」
ルカリオ「重症な人や小さな子供や小さいポケモンを優先に頼む!」


外ではウルフ達が薬を配布していた。被害者が多いため、多くの人が手伝って被害者達に行き渡るようにする。薬をほぼ配り終えた後、一息つけようと控室へ戻る。その道中に作者からの電話がかかって来た。

依頼6:犯人を捕まえろ!後半(その7) ( No.833 )
日時: 2015/02/21 02:50
名前: りゅーと (ID: 6cIiBe7I)

プリン「作者、どうしたの?・・・それ、本当なの?」
りゅーと「ええ、とりあえずは犯人にハッタリをかましてちょうだい」
レイド「何か見つけたんですか・・・?」
プリン「見つけた・・・とりあえず、罠にかかってみるね・・・」


目で仲間達に合図をし、プリンは犯人から動きがないかと調べる。すると、控室に一通の手紙があった。彼女宛てであり、中には「お話があります、第3倉庫に来て下さい」と書かれてあった。明らかに犯人の罠だ。その言葉の通りにウルフ達と同行し、第3倉庫へ向かう。


プリン「ウルフ、トゥーン、何かないか警戒して・・・」
トゥーン「倉庫には何もないよ・・・見づらいね・・・」


指定の場所はコンテストに使われるセットや道具などを収集する倉庫であり、室内は広かった。物が多く、不意打ちの恐れもあるので全員は警戒して武器や技の構えをする。誰かいないかと声をかけるも、誰もいない。ただの悪戯かと思われたその時、入口に人影があった。


ルカリオ「誰だ!」
リゼリス「あら、そこにいたの?」
プリン「リゼリス!?」
リゼリス「大きな声を出さないでうるさいわ。それよりも薬をくれないかしら?」
ウルフ「薬ですか・・・?」
リゼリス「あなた達が薬を配布していると聞いたの。第3会場の毒があるからそれで・・・」


どうやら、リゼリスはニューラのどくづきの毒を消すために薬を貰いに来たのだ。道行く人々から薬を彼らが配布していると聞き、ここまで探してたのだ。彼女も被害者なので薬を欲しているのが分かるが、そこにポケモン界の歌姫が待ったをかける。


プリン「待って、傷の具合を見せてくれない?実はニューラの毒が遅効性のや別々のがあるから、種類毎に分けて使うの。ちょっとだけでいいから?男子には後ろを振り向かせておくから」
リゼリス「まあ、いいけど・・・はい」


ドレディアのトレーナーは体の傷を見せる。傷は腹部にあり、プリンはその傷をじっと見て一言。





プリン「ウルフ、トゥーン、ルカリオ、レイド、構えて!」





相手の傷を見た瞬間、プリンを含めた全員が戦闘態勢になる。突然の事に相手は驚きの声をあげる!


リゼリス「な、何を言うの!?傷を見せただけなのに!」
プリン「リゼリスは本当に第3会場にいたの?第3会場にいた人達は深い小さな刺し傷があるの。だけど、あなたの場合は大小さまざまな刺し傷があるわ!」
リゼリス「何を言うのよ!ニューラが多くいたから、さまざまな攻撃があったんじゃ・・・」
プリン「ついでに言うけど、毒の影響も見られないし、体に火傷や殴られたような痕が目立つわ。何で、傷跡が大きいのと小さいのが多くあり、火傷や殴られたような痕があるの?それは第1会場のと同じじゃない?」
リゼリス「!?」


本来、そこの会場にいるならば怪我はその会場にいたポケモンのを受けているはずだ。だが、リゼリスのは第3会場でいたら受けるはず傷がなく、第1会場で受ける傷があった。答えは簡単だ。リゼリスが今回の事件の犯人だからだ・・・!
実は作者達が解析していたカメラの映像に第3会場で彼女の手持ちであるドレディアが映っていた。彼女は観客席でハイパーラウンドの予選を見ていたが、急に周囲を見渡していた。おそらくは主人が急にいなくなった事で不安になったのだろう。それと同時刻、第1会場で何者かが物陰で何かをしているのが映り込んでいた。手持ちの発言によると、会場が盛り上がっている時にリゼリスが動き出したに違いない・・・。あとは被害者のふりをして逃げようとするのみ・・・。


リゼリス「うっ・・・ぐっ・・・カメラは全部壊したはずなのに・・・!」
ウルフ「あの妨害で全部壊したつもりだが、運良く残ったものがあったんだろうな。」
レイド「あなたの手持ちがそう発言してたましたよ?彼女、あなたの事を心配してましたからね?」
リゼリス「ここで閉じ込めてやろうと思ったけど、気が変わったわ!ここで全員眠ってもらうわよ!」


本性を剥き出しにし、リゼリスは倉庫に潜ませていたポケモン達に指示を出す。ヤミラミやアーケオスやゲンガーやデンチュラが姿を現し、一同に襲い掛かる!同時にコンテストの外でも悲鳴が上がる。


トゥーン「まさか、外の方でも被害が・・・!」
リゼリス「この子達と遊んでね?」
ルカリオ「待つんだ!」
アーケオス「ケオス!ケオス!」
ウルフ「ちいっ!プリン、お前が追いかけろ!」
プリン「でも、ウルフ達が・・・!」
ウルフ「誰だと思ってるんだ!俺達も後から行く!ルカリオ!メガシンカしろ!」
ルカリオ「私達なら大丈夫だ。お前がその手で犯人を捕まえろ!」
トゥーン「あの卑怯な手を使う犯人をコンテストに対する思いを持つプリンが捕まえて!レイド、メガシンカ!」
レイド「最後はあなたが飾ってくださいね?」
プリン「分かったわ・・・!でも、無理はしないでね!」


逃げたリゼリスを捕まえようとプリンは走る。倉庫から出ると、リゼリスのポケモン達が会場にいる人々に襲い掛かっており、場は混乱していた。


セレナ「リゼリスが犯人だったのね・・・!みんな、戦って!リズ!ひこうのジュエルでアクロバット!フシギソウ、ギガドレイン!リオはれいとうパンチ!くっ!」
リズ「セレナ、ありがとうね!これでも喰らいなさい!」
フシギソウ「ここまで多いと大変ですが、皆様が手伝ってくださるのでありがたいです。」
スタッフ「私達も会場を管理するものですし、お客さんを守るのも仕事です!」
レンジャー「しかし、ここまで多いと厄介ですね・・・!ピジョット!おいかぜ!」
ピジョット「お任せを!はあっ!!」
リオ「ありがたいです!隙あり!れいとうパンチ!」
セレナ「急いで犯人を捕まえないといけないのに・・・!あれはプリン!?」
プリン「はぁ・・・はぁ・・・」


必死に戦うセレナの目に飛び込んだのはリゼリスを追いかけるプリンの姿。元から足が遅い彼女も追いかけるのが厳しく、見失わないようにするのがやっとだ。体には少しの傷があり、追跡中にポケモンの暴走に巻き込まれたのだろう。


プリン「待ちなさい・・・!」
セレナ「プリン、犯人を追跡中なのね!よかったら、これを使って!」
プリン「これはセレナちゃんのローラースケートときのみ袋!?」
セレナ「それなら追いつけると思う!それに初心者用のアシストもあるから安心して!きのみは好きなだけ使いなさい!」
リズ「あんた、みんなの仇を取りなさいよ!」
プリン「うん・・・!」


プリンはローラースケートを履き、逃げる犯人を追いかける・・・!


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