二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- World Saver Team(WSTの小話有)
- 日時: 2013/12/07 20:10
- 名前: りゅーと (ID: V2fBShP3)
これはある作者が今後に備えたデータ集だ。
このチームはあの悪夢の逃走中をきっかけに結成された・・・
簡単に言うとこれはもっとも出番が多いキャラの設定集です。厨二ちっくな部分あり
『キャラデータ』
「スマブラチーム」
マリオブラザーズ>>7 ピーチ&リンク>>8 トゥーン&プリン>>9 メタナイト>>10
フォックス&ファルコ>>14 ウルフ>>15 母組>>16 FE組>>17-18
「なのはチーム」
なのフェイ>>19 スバル>>20 ティアナ>>21 ヴォルケンリッター>>22
「ぷよぷよチーム」
「ポップンチーム」
「黒バスチーム」
「ロンパチーム」
タグ:クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ オリジナル設定あり
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- 依頼5:鈴の謎を解け(その5) ( No.684 )
- 日時: 2014/09/10 19:48
- 名前: りゅーと (ID: jJL3NZcM)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
実はその校舎である事件が起きたのだ。当時は有名な学校であり、勉強や部活などに力を入れていたし、進学希望者が多かった。あそこまで大規模だと誰だって入学はしたくなる。現在にあってもおかしくないはず。
その事件はある一人の生徒が神隠しに遭ったのがきっかけだった。当時は学校では七不思議たるものが流行っており、当時の生徒達は楽しみの一つとして興味本位で夜の学校を探検する子達もいた。だが、それをきっかけに七不思議を調べようとした在校生や校舎の見回りを担当していた教師がどんどん行方を晦まし、さらには卒業生や行方不明になった人達の関係者さえもいなくなったのだ・・・。何人かの人達が探すも、結果は二つ。行方不明になった人が見つからずに帰るか、もしくは・・・
わずか一年でたくさんの人が神隠しに遭った事に学校側は最後の捜索を終えたと同時に学校を廃校にし、校舎の取り壊しが決まった。そして、あの校舎は取り壊された・・・。
ポエット「その校舎は壊されてたの・・・!?だったら、校舎を壊した後に何か残ってたかは・・・」
霊夢「残念ながら地中に埋まってはいなかったし、壁や床下からは何も発見されなかった・・・。そして、壊された校舎はまた蘇って新たな犠牲者を求めている・・・」
要するに数十年前にあった七不思議を調べようと興味本位で調べようとした人達が神隠しに遭い、さらには夜の学校を見回りしていた教師や行方不明者の関係者や卒業生さえも突然消えたのだ・・・。そして、取り壊された後でも神隠しに遭った人達は見つからない・・・!
春香「じゃあ、あの男は・・・!」
霊夢「100%元凶に関係しているわ!現在、提供出来る情報はこれだけ。何かあったら連絡して!こっちもいろいろ調べるから!」
博麗の巫女の会話を終えると、一同はまずはやらないといけない事がある。一つ目は少女の事、二つ目は男の正体、三つ目は神隠しの事、四つ目は校舎についてと脱出方法の模索・・・!
ナカジ「何か手がかりがあったら教えろ。いいな?合流はちょっとばかしか厳しいだろうな・・・」
ルイージ「分かった!結界の場所は教えて・・・」
バラバラになった彼らは全員で生きて帰る事を目標に校舎内を探索する・・・
ナカジ「鍵はえっと4階の音楽室系統と3階の視聴覚室か・・・」
さっさと依頼をクリアしようとギラギラメガネ団のリーダーは急いで進む。最初に視聴覚室を調べようとした時、彼は廊下の柱に隠れる。廊下には霊や人魂や魑魅魍魎が行き交い、侵入した彼らを殺そうとしていた。
ナカジ「奴め、敵を配置させたのか・・・だが、お祓いや浄化スキル持ちの俺を馬鹿にすんなよ?」
愛用しているギターを構えると、彼は床を蹴る!
ナカジ「カムイの刃!天照(アマテラス)の一撃!詠みの歌!」
霊の扱いに慣れている彼は特殊な術や歌で霊や魑魅魍魎を撃破する。実体のない存在も彼なら素手での撃破も可能。素早く倒すと、視聴覚室のある三階へと向かう。
ポエット「ここには何もないよ・・・あるのは机とイスだけ・・・」
春香「手がかりなしか〜・・・」
教室では天使見習いと765プロのエースアイドルが少女を探している。見落としがないように怪しい場所は徹底的に調べる。
ポエット「移動が面倒くさいよ・・・」
春香「仕方ないもんね;男が暴れたせいで遠回りを余儀なくされちゃったから・・・」
先ほどの暴走が原因で校舎の一部が崩れて遠回りになってしまったのだ。その上、霊や人ではないものが徘徊し始めてしまう・・・。幸いにも浄化スキル所持者とお払いの鈴があるのである程度は大丈夫だ・・・。
ポエット「手がかりなしだね・・・」
春香「この教室から出よう」
何も手掛かりを得られず別の場所へ行こうとしたその時、急に教室のドアが閉まる。何度もガチャガチャと開けようとするがまったくびくともしない。そして、二人が発しているもの以外の音が発生する。振り向くと、そこには人の顔をした人魂が数体出現した!
ポエット「春香ちゃん、これ・・・!」
春香「おそらくはあの人魂が私達を閉じ込めたんだ!ポエットちゃん、戦うよ!」
男以外の敵との戦闘に二人は戦う。人魂は自由に飛び交い、彼女達に襲いかかる!
ポエット「いっくよー!ライトアロー!」
春香「えいっ!やあっ!サンダガ!」
ポエットが光の矢で射抜き、春香は雷魔法で撃ち落とす。最初の一撃で彼女らは八体倒す。その間にも敵は襲い掛かるが、ポエットは回避し、春香はキーブレードで塞ぐ。
春香「これくらいなら倒せ・・・!」
外の方を見ると渡り廊下で男が走ってくるのが見えた。ここで足止めを喰らっていると男に殺されてしまう。さっさと教室から出た方がいいと判断し、連携プレイを持ちかける。
春香「ポエットちゃん、私が敵を集めるから全体攻撃をお願いね!」
ポエット「いいよ!攻撃を溜めてー・・・」
ポエットがチャージをすると、敵は隙が出来た彼女の方に向かう。そこを春香が見逃さない!
チリン・・・
春香「足止め成功!マグネガ!」
春香は敵の弱点である鈴を鳴らすと、すかさずに敵を引き寄せる魔法を使い、人魂をかき集める。とどめとして・・・
ポエット「ホーリーブレス!!」
チャージを終えたポエットは最上級魔法で天から光の柱を降らす。高威力かつ敵の弱点属性は効き目があり、部屋からは全く敵がいなくなった。これで一安心・・・
ドドドドド!
春香「男が来た!急いで逃げなきゃ!」
ポエット「でも、見つかっちゃうよ!」
問題はまだあった。男は近くにおり、ドアから出ても確実に遭遇してしまう。鈴を使うという手はあるが、今戦ったばかりなので連戦は厳しい。その間にも足音は大きくなり・・・
ガラッ!
男「今、誰かいたようだが・・・」
教室内に男が入って来た。男は包丁を構えており、教室内を見渡す。掃除用具入れや教卓の陰や本棚の隙間などを調べる。だが、そこらには誰もいない。窓を開けて外を見渡す。
男「・・・?」
外を見てもどこにもいないし、別の場所には変化もない。男は校舎のどこかしらで異変を察知すると、元凶や侵入者を排除しようとやって来る。見つけたら手にある凶器で何人も葬ったのだ・・・。
やばいやばいやばい
- 依頼5:鈴の謎を解け(その6) ( No.685 )
- 日時: 2014/09/10 20:00
- 名前: りゅーと (ID: jJL3NZcM)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
男「気のせいだったのか・・・あそこの部屋で鈴の音が聞こえたので腹立つ・・・!」
男は嫌いな音に苛立ち、教室のドアを乱暴にあけて部屋を後にする。二人はどこに行ったのか・・・?二人は・・・
春香&ポエット「怖かった・・・」
校舎の外の死角になる部分に隠れていた・・・。春香はとっさの判断で窓から外に出てボロボロの足場を伝い、柱の後ろに身を潜む。ポエットは飛行能力が所持しており問題はないものの、春香は人間なので飛行系の技がないので沼に落ちる危険もあった・・・。一種の賭けであったもののうまく回避出来た・・・。
ポエット「窓から身を乗り出した時は怖かった・・・春香ちゃん、上の階に移動しようよ。真上は結界があるから・・・」
春香「分かった。ポエットちゃん、上へ移動するから手を掴んで!足場に気を付けて・・・」
タロー「ナカジ達がいないとすっげー静かだ〜・・・」
単独行動でへこむタローは一階下にある生徒会室へ向かおうと進む。階段を使って三階へ降りようとした時、像や机や椅子などの備品が空中に飛び交い彼に襲いかかる!
タロー「うおっ!ポルターガイスト!?こういうのは・・・」
彼は愛用するサーフボードを場に召喚して床に置く。そして、お得意の水流操作で水を作り出し・・・
タロー「シーサイドサーファーウェーブ!!」
お得意のサーフィンをしながら移動をし、彼は備品を巻き込みながら進む。流石はDes組のサーファー。敵を倒しながら進むと、三階の生徒会室に到着。持っている鍵で部屋のドアを開け、中を確認する。「生徒会室と言ったら氷海ちゃんや美結ちゃんや桐生がいるけど、ここは違うんだよな〜・・・」と見慣れた生徒会室をイメージするも、残念ながら全く違う。
中は机や本が散らかり放題の室内。何もないのかと思われたその時・・・
タロー(あれ?青い宝珠があるんだけど・・・?)
古びた校舎に似つかない存在に彼は気づく。それはトロフィーが飾られている棚の一部に紛れ込んでおり、大切に置かれていた。それを調べようとしたその時!
男「勝手に触んじゃねぇぇぇぇぇー!!」
タロー「げぇぇぇー!!!天井を突き破って登場しやがったぁー!」
天井から男の登場にタローは戦う。男は相変わらず包丁を持っており、それで彼を殺そうと襲い掛かる!
タロー「来た!アイスボム!」
男「ふんっ!」
タロー「アクアレイン!(あの宝珠を持ちさって・・・」
男「欠片を持って行こうとしていくんじゃねぇぇぇぇぇー!」
タロー「うおおおおー!!」
欠片に近付こうとした時、男が包丁を投げ飛ばしてきた!凶器は足元に刺さるも、この一瞬の隙でタローに飛び掛かる。馬乗りになった状態で男はDes組の学生の首を強く締める。
ギリギリ・・・
男「苦しいだろぉ・・・?ほら、もう少しで死ぬぞ・・・?」
タロー「あが・・・放せ・・・!」
必死に抵抗するも、男の手に込める力は大きく簡単には外れない。意識が朦朧とする中、タローは水魔法を繰り出すも・・・
男「お前がやろうとしている事はお見通しなんだよ!」
タロー「!」
男「避けられて悔しいか?ほら、もっと足掻けよ・・・!」
万事休すかと思われたその時・・・!
タロー「サーファーズアタック!」
男「があっ!!」
突然、遠くにあったサーフボードが突然動き出したのだ。サーフボードはまっすぐ進むと男の後頭部に直撃し、相手は手を放す。ゲホゲホと呼吸を整える彼は愛用のボードに乗る。
タロー「さっき、水を飛ばしたのはお前にじゃなくて俺の相棒に飛ばしたんだよ!」
先ほどの抵抗は男に向けてではなく武器に向けてだった。水を得たサーフボードは持ち主のピンチに駆けつけるかの如く水と一緒に動き出し、がら空きだった背後を狙ったのだ。吹き飛ばされた男は少しバランスを崩しており、その隙に急いで宝珠を手にしようとする。
タロー「何これ!?宝珠がゲージに囲まれているんだけど・・・!?」
何と、宝珠はトロフィーが飾られている台ごと巨大なゲージに覆われており、取れなくなっていたのだ!必死に取ろうと攻撃したり手を伸ばすも、残念ながら壊れず檻の隙間の間隔が狭いので持ち出せない。もたもたしているうちに背後で敵が包丁を持ち、再度襲い掛かって来た!
タロー「アイスガード!ここは一旦弾いた方がいいかも・・・!」
解決法がないと彼は退却をし、急いで結界がある場所へ向かう。その道中で悪霊や妖怪などに襲われるも、ある発言が気になっていた。
タロー(あの宝珠は欠片と言ってたけど、どこかで使うのかな・・・?って、事は他にもあるって事だよね・・・?)
サユリ「理科室の鍵と理科準備室の鍵はあるけど、後回しにしよう・・・;」
サユリは二つある鍵とにらめっこするも、そこの場所へ踏み入れる勇気がない。本当なら調べるべきであるが、場所が場所なので行くのにどうしても躊躇(ためら)いが生じる・・・
サユリ「あとで行けばいいかな・・・?この校舎の情報をもうちょっとかき集めようかな?霊夢ちゃんと慧音さんと阿求ちゃんでも厳しいと思うから・・・(ナカジ君・・・怖いよ・・・」
グッと泣きたくなるのを堪えて、彼女は元から開いている教室を調べに行く。道中で男に出会わないように願いつつ前へ進む・・・
ルイージ「図書室って凄い大きいね・・・」
別館にいるルイージは図書室にいた。図書室に重要な情報がある可能性が高いと考え、そこへ向かう。鍵で開けると中はやや広く本がたくさんあった。
ルイージ「奥には資料室があるんだよね・・・そこの鍵は持ってないけど、力づくで・・・」
キィン・・・
霊夢「ルイージ、図書室にいるのね。お願いがあるんだけど、卒業アルバムって無いかな?」
ルイージ「僕もそれを探そうと思ってたんだ。まっかせて!ちなみに取り壊しが起きたのっていつなの?」
慧音「そうだな・・・えっと、二十五年前の春ぐらいだ・・・卒業式は終わっていると考えてもいい・・・」
ルイージ「分かった!他にももっと欲しいな・・・」
図書室でいい情報が手に入るのか・・・!?
遭遇した子もいる・・・
- 依頼5:鈴の謎を解け(その7) ( No.686 )
- 日時: 2014/09/10 20:11
- 名前: りゅーと (ID: jJL3NZcM)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
ナカジ「ようやく視聴覚室に着いたぞ・・・」
目的の場所に着いた彼は視聴覚室の鍵で部屋に入る。中にはパソコンが多くあり、そこも散らかっていた。ナカジは周囲を警戒しつつ、真っ先に奥にあるパソコンを調べる。皆さんも知っていると思うが、学校にあるパソコンは二つのタイプがある。一つは教師が扱う親機の役割をするパソコン、もう一つは生徒が扱う子機の役割をするパソコンがある。これはパソコンを扱う授業や部活で教師が生徒にデータや問題文の送信、生徒が課題を提出するために使われる。
こうなると当然、教師が扱う親機のパソコンを調べた方が早い。
ナカジ「すっげぇ古いなこのパソコン!?電源はつくけど、どう操作すりゃいいんだよ・・・;」
阿求「ナカジさん、お困りのようですね。手伝いましょうか?」
ナカジ「頼む。待機組の力を貸してくれ!」
ルイージ「あった・・・!卒業アルバムを何冊か見つけたよ!」
霊夢「よくやったわ。慧音、全部覚えられる?」
慧音「任せろ。だけど、携帯は無理なはずだけど・・・」
ルイージ「心配しないで。こんな事もあろうかとオヤ・マー博士がDS(ドコデモシャベレ〜ル)を用意してくれたんだ。みんなにも持たせたから映像や画像は送れるよ!」
知り合いが用意した道具で待機組にも情報を送る。卒業アルバムは古い物があるものの、相手は歴史に関する能力者がいるので問題はない。アルバムの情報を送ると、ルイージは奥の資料室を調べる。資料室は幸いにも鍵がかかっておらず、すんなりと中に入れた。だが、資料室の内部はほとんど何もなかった。あっけらかんになる中、緑の人気者は資料室に何かないか調べる。
ルイージ「資料室にしては物がなさすぎない・・・?明らかに不自然すぎる・・・何かないかな・・・うわっ!埃っぽいな!オバキュームで吸い込んで・・・(スポンスポン)綺麗になった・・・あれ?壁に何かある・・・くぼみが六つに黒い宝珠が・・・」
壁に何らかの装置があるのに気づき、彼はさらに調べようとする。だが・・・!
男「鈴の音が頭に響く・・・あいつがじゃらじゃら鳴らすから・・・って、資料室の扉が開いている!てめぇ、何してるんじゃあああああー!!!」
ルイージ「○×△□ω#$%&—————!!!!!(声にならない叫び」
不幸なタイミングで男が図書室に来た。ぶつくさと文句を言う男が見た光景は図書室の奥にある資料室にいる侵入者の姿。しかも、壁の装置に触れているという点もあり、当然怒り出す。
男「その部屋に近づくんじゃねぇぇぇぇぇ!!!」
ルイージ「ひいいいいー!!!」
急に襲い掛かって来た男は図書室の大テーブルを足場代わりにしてジャンプして移動すると、一気にルイージに近づいて包丁を振り下ろす。瞬時にテーブルの下に隠れて回避するも、相手は攻撃の手を緩めない。
ルイージ「何でこんな目に遭うんじゃチクショー!!かかってこいやぁ!!」
半ばやけくそのルイージ。まずはオバキュームの柄の部分でガードをしつつ、何かないかと調べる。彼はオカルトに強いだけじゃなく、元がスマブラファイターでもあるので退ける事は可能。混乱する頭で考える。
そんな中、男は手をかざして何かを呟く。突然、彼の周囲にあった本の山が急に動き出し、緑の人気者の方へ向かう。相手の力によってパワーを得た本は牙を生やし、噛みつきながら相手へ向かう!
ルイージ「オバキュームでまとめて吸い込み!」
男「そんなちっぽけな掃除機で何が出来るのか!?おらおらおらおらぁ!」
ルイージ「ぐっ!」
男の力と男本人の猛攻でジリ貧の状態に追い込まれる。オバキュームを駆使するスマブラファイターでもダメージは受ける事もあり、吸い込み損ねた本や奇襲する敵のせいでかすり傷を負う・・・。それでも彼は粘り、突破口を必死に探す・・・!待機組も助けたいのだが、外の世界とシャットダウンされているので近づくのが不可能・・・!
霊夢「ルイージ!無茶しちゃダメ!強行突破でもいいから逃げて!」
ルイージ「ダメだ!奴は力を開放している状態なのと危険物があるから不用意な行為は出来ない!ちいっ!今度はカッターや鋏まで飛ばしやがった!(もうちょっと・・・」
男「入口から離れてしまったから逃げられないな!次はこうだ!「本棚を倒す事ぐらい分かってるよ!」
何と、彼は宙に舞う本や文房具などを吸い込むのをやめ、吸い込み口を下に向けた!その下には図書室に敷かれた絨毯があり、それをテーブルクロスの要領で一気に吸い込む!絨毯には車輪付きの本棚と男が上に乗っており、クロスが吸い込まれた事によって男はバランスを崩し、同時に本棚のバランスが崩れる。
ズドォン!
霊夢「手際がいいわね」
ルイージ「とっさの判断だよ。時間稼ぎしたのはあそこにおびき寄せるため・・・資料室を調べたいけど、今は無理っぽいね・・・」
相手は本棚の下敷きになっているも、今は逃げた方がいいと判断し同じ階にある結界へと逃げ込む。あの資料室に何があるのだろうか・・・?
サユリ「3年の教室に何かないかな・・・?ん?これは・・・」
紙飛行機の少女は三階の3年の教室で何かを見つける。それは古びた日記帳であり、彼女は結界のある場所へ戻って読む。
遭遇した子達マジですまん;
- 依頼5:鈴の謎を解け(その8) ( No.687 )
- 日時: 2014/09/10 20:22
- 名前: りゅーと (ID: jJL3NZcM)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
サユリ「犠牲者の日記かな・・・?何か手がかりあれば・・・」
4月8日
この学校に来てから10年が経つ。校庭や中庭の桜が美しい。
この日は入学式であり、いろんな生徒や先生が揃う。
新入生は去年より少し少ないが、今年は質がいいのが多い。
程よく筋肉がついた体格のいい男子や美術品のように美しい女子、ベテランや新任の教師がこの学校に来た。保護者も中々いい。
さて、誰を狙おうか・・・
4月15日
あの部屋の事はまったくばれていない。この間、俺の手で大きくした。
人をさらに入れられるようになったのと実験の幅が広がった。新しく購入した凶器を使うのが待ち遠しい。
4月28日
手始めに学校に忘れ物を取りに来た女子生徒をさらった。
そいつの怯えた顔は最高だ。しかも、そいつはあるパーツを持っていた。
幸先のいいスタートだ。これならあの実験は成功する。
5月4日
あの部屋でいる事と実験が楽しみになって来た。あそこが俺の家かもしれない。
あの部屋は資料室の一部を改造したのでは俺しか入れない。
中には実験や俺の愛用する凶器、さらにはパーツとパーツ所持者候補もいるので楽しめる。
あそこに帰ったら遊んであげるから待ってろよ?
5月11日
いいパーツが見つからない。どうやって生徒を集めるべきか・・・
そうだ。生徒達が興味を持つネタを俺がばらまくか。奴らならこういうのに興味は持つはず。
さて、何人が興味を持つか楽しみになって来た・・・
5月18日
俺の思い通りに学校の七不思議に興味を持った奴らがここに来た。
今回は二人。さて、パーツの所持者なのか調べよう。楽しみだ
5月29日
ついにパーツの一つが見つかった。これで実験も捗る。
それとこの日はいい事があった。何と、俺に協力してくれる人がいた。
そいつはお腹が空いているから、相手の欲求を満たせるので一石二鳥。
実験のためにもっと探そう・・・
6月8日
梅雨の時期が来た。ジメジメしてて蒸し暑いから、保存はしっかりしないとな。
手に入れたパーツや取り出し途中のはすぐに腐りやすいからな・・・
6月25日
七不思議の噂が広まった。これでたくさん集まる。
同時に見回りが強くなった。だが、その見回りの教師もパーツ所持候補者かもしれないので狙える。
7月7日
今日はたくさん捕まえた。今日はたくさん捕まえた。
一人はパーツ所持者で他はハズレか。ん?泣いているの?
大丈夫。君は一人にしない。この場所にはみんながいるから安心しろ。
7月20日
俺の流した七不思議の噂が広まった。学校だけじゃなく、保護者達にも広がった。
少しの間は大人しくするか・・・。
さっき、あのうるさい女教頭に呼び出された。マジで最悪だ・・・。
そんな中、俺は最近気になる生徒がいる。それは腕に鈴を付けた女子生徒。
その生徒は他の女子生徒と違って魅力的だった。パーツがあるなし関係なしに俺の物にしたい。
8月15日
今日は大収穫だ。学校の肝試しに来た卒業生を含む生徒を7人捕まえた。
あいつがこっちへ手引きしたおかげだ。ご褒美にあれをたくさんあげよう。
肝試しに来た人間の二人ほど逃げられたのは悔しいが、顔を見られなかっただけマシだ。
この中にパーツは一つや二つはあってもおかしくないはず。
9月2日
二学期が始まった。最近起きる神隠しのせいで警察を呼んだようだ。
だが、警察は見つけられない。何しろ、俺がある方法であの部屋や捕まえた奴らを隠しているからな。
この事を知っているのは俺とあいつのみ。
9月13日
俺に前からうるさく言う女教師をついに俺が葬った。しかも、女教師は俺が望むパーツを持っていた。
こんなんだったら、さっさと殺せばよかった。
だが、相手は一筋縄ではいかないので信頼が高いあいつを使っておびき寄せたらまんまと引っかかった。
ざまあみろ
10月4日
他の奴等はどうでもいいが、パーツだけはしっかり保存しないとまずい。
猛暑がずっと続いたから一時は冷や冷やした・・・
やっぱり夏の時期は日持ちが悪い
10月31日
パーツを回収すると男子生徒を殺した。
男子生徒は涙を流し、何かを言っていたが俺は聞く気はない。
大丈夫、この部屋にはみんないるから寂しくない
11月10日
鈴をつけた女子生徒が可愛かった。あの子と目が合った。嬉しい
鈴が好きなのかな?だけど、鈴の音色がうっとおしい・・・
12月18日
学校の行事でいろいろとあったが二学期は今日でおしまい。
現在、集まったパーツは・・・
艶のある漆黒の髪:八坂杏里
濁りのない真っ赤な純潔の血:杉上太助
綺麗な声を発する口:藤崎信吾
優れた思考や発想を持つ脳:宇都護
ぬくもりを伝える手:山形百乃
白く透き通る皮膚:岬由紀
大地を踏みしめる足:阿倍龍之介
全てを見通す目:小方正樹
体を繋ぐ脊髄:堀之内博文
と、9つ。あと一つのパーツが見つからない。誰が持つんだ・・・?
1月8日
三学期が始まった。手当たり次第にパーツを持ちそうな人を探した。
神隠しに遭った生徒の保護者や学校の卒業生や他校の生徒さえも手を出した。
だが、パーツは見当たらない・・・
どこにある・・・?
2月3日
あと少しで卒業式か・・・。あの女子生徒も卒業してしまうのか・・・。
鈴の音色が聞けなくなるのも嫌だな・・・
2月27日
最後のパーツが見つかった。そのパーツの持ち主はあの鈴の女子生徒だった・・・!
あいつが最後なのはこれも運命か?素晴らしい・・・!これは絶対に手中に収める・・・!
あいつの全てを貰う・・・そして、最後の清らかな心である心臓を・・・!
3月1日
あの子を呼び出す日がやって来た。朝、校長が何を言っていたか聞いていない。
何しろ、あの子を呼び出すために無駄な労力は使わない。今日の夜のために体力を取っておく。
あいつは今頃うまくあの子を誘い出しているだろう。
3月2日
おびき寄せる事に成功するも、あいつが逃げ出した!鈴の音が頭にずっと響いてうるさい!
どこに隠れたんだ!出て来い!さっきから頭が鈴の音でガンガンしてうるさい!
あいつにも探させているんだが、見つからない・・・!どこにいる・・・!
・・・
- 依頼5:鈴の謎を解け(その9) ( No.688 )
- 日時: 2014/09/10 20:32
- 名前: りゅーと (ID: jJL3NZcM)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
3月3日
鈴のねが頭にひびく
しん臓がほしいのにどうして邪魔をする
だが、この校舎からはにげることはできない
あれがあるからだいじょうぶ
3月4日
すずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさい
すずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさい
すずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさい
すずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさいすずのねがうるさい
三がつにジュウ5にち
そとがさわがしい すずのねがまだきこえる
サユリ「・・・!」
霊夢「ダウトね。この日記はあの男が書いたのね。内容からすると何かをして犠牲者から体の部位を奪ってたのと、鈴の少女を今でも探している・・・。それ以前に気になるのがあるわ・・・。」
サユリ「うん・・・男は教師の確率があるし、その男は学校のどこかで秘密の部屋を作った。ルイージ君やナカジ君達の情報が合わさる・・・。それと、男には協力者が一人いたらしく、そいつが他の人を騙した・・・」
思わぬ証拠に全員は言葉を失う。まさか、ここまで真実に近づける者がボロボロと出て来た事に驚きを隠せない。ましてや、男が何かをしているため、そのせいで多くの人が犠牲になった・・・。急いで解決しないと気を引き締める中、ギラギラメガネ団のリーダーがあるものを見つけた。
ナカジ「サユリ、ルイージ、タロー、霊夢、慧音、阿求、お前らもよくやった。ちょうど俺も見つけた。」
阿求「パソコンの操作が厳しかったですね・・・;」
ナカジ「春香、少女が見つからないと嘆いてただろ?見つからない理由が分かった・・・」
春香「え・・・?」
ナカジ「実はこの校舎は真新しいと思われているが、昔あった建物を改装して今のになった。その際に古い部屋を崩したり縮小させたりとした。」
ポエット「つまり・・・」
ナカジ「その少女は改装して使われなくなった場所に隠れていると言った方が正しいんじゃねぇか?」
少女がいる可能性はまだあった。実は今いる校舎はずっと前に改装したらしく、使われなくなった部屋がある。もしかしたら、男に追いかけられた彼女はその部屋のどこかにいるかもしれない・・・!
春香「私、そこへ行く!ナカジ君、場所はどこなの!?」
ナカジ「大幅に変わっているからすごい苦戦した・・・だが、見つけた!場所は一階の事務室だ・・・!そこへ急げ・・・!」
春香「分かった!行くよ!」
ポエット「うん!」
仲間達のおかげで少女がいる場所を突き止めた!依頼人は急いで事務室へ向かう。事務室に入ると、そこは人が生活出来るスペースやカメラなどがある。この場所に使われなくなった部屋があるのだろうか・・・?
春香「どこにいるのかな・・・?」
ポエット「春香ちゃん、鈴を鳴らしてみたらどう?もしかしたら、反応するかも・・・」
持ち主を見つけるには道具を使うのが一番と天使見習いは言う。その言葉の通りに鈴を鳴らす。
チリン・・・チリン・・・
次の瞬間、部屋の一部の壁からノックする音が聞こえた。その音に二人は壁を調べる。壁は二重構造になっており、その奥に空間がある。
春香「ここにいるの・・・?」
意を決して、壁をずらす。そこには・・・
「あなた誰?」
さらに・・・
???「・・・」
ルイージ「ん?誰かいるの・・・?待って!」
???「誰・・・?」
続く・・・
長かった・・・感想OK!
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