二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達
日時: 2016/01/11 01:36
名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: 21getbfq)

クリックありがとうございます。酩酊です。
今回私は、『ポケットモンスター』の二次小説を執筆させていただきます。
『kskと世界の仲間達』という作品は、2年程前にもこちらのサイトで執筆させて頂きましたが、
執筆メンバーの都合などにより已む無く執筆を中止致しました。

そこで今度は私一人でのリメイクとして投稿させていただきます。
題名は変わらず、『kskと世界の仲間達』です。
未だに、検索すると昔の方のスレッドがヒットしますが、
【ポケモン二次創作】←これがあるかないかで判断してください。

『1日1レス』を目標としてやっていきたいと思います。
あくまで目標なので二転三転するかも知れません。
書き溜める性格なので、余裕が出来ればもっと投稿できるかも。

執筆経験は浅く、ストーリーの展開などに多少のグダりが生じますが、ご容赦ください。
気になった点は指摘して頂けると助かります。

ジャンルはバトル物です。
痛々しい表現や卑猥な表現はなるべく避けていきます。

※この作品はフィクションです。
 実際の人物、事件、団体、秩序とは一切関係ありません。
 どこか似つかわしく感じてもそれは他人の空似です。幻想です。


追記:形だけですが次スレを作りました
   www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=29916

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Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.771 )
日時: 2015/09/27 23:10
名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: An3hhqaa)

「第二の質問だが、『何にでも成りたい』という思想だったか?」
「……そうだね、そっちの方が正しい」
「第三の質問だが、それで若返れているんだから、前者の思想もあるかもな」
「…………この姿は、この青年の姿は、僕の能力によるものじゃないよ」
「……ん?」
「うーん……あんまり詳しく話すつもりは無いんだけどね。
もし僕が変身によって若さを保っていたとしよう。
そしたら最初に五月雨と戦った時に、僕は雨を浴びたでしょ?
その時点で老人の姿に戻って、老衰により戦闘不能!! ってね」
「…………第ーーー」

ケフィがいきなり木の上まで鳥の姿で飛び、
他の何かと激突しながら再び森に人間の姿で降り立った。
そしてたまに、追突した動物を差し出した。

「はい鳥、何の鳥か分からないけど」
「ああ、ありがとう」

たまは喋る事をやめて、森の奥を見る。
ケフィもそれに合わせて静かにすると、ガサガサと音が聞こえた。

「ねずみが動くような音の大きさでは無いな」
「亀が動くようなスピードでも無いね」

何の動物だろうか。それが分からないうちは二人は慎重に待機する。
影すらも見えない距離 と、言うよりかは
この森は微妙に霞みが掛かっていて遠くが見辛い。

「不知火、ちょっと見てきて」

ケフィが不知火を飛ばし、ものの6秒で帰ってきた。

「イノシシだったよ、イノシシ」
「第一の感想だが中々良いな、イノシシの魂を取ってホテルに帰るか」
「そうだね」

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.772 )
日時: 2015/09/27 23:51
名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: An3hhqaa)

午後3時半、五月雨とαはケフィの部屋でパフェを食べていた。
といっても、もう既に殆ど食べてしまっていたのだが。

「あーうめー!! でもアタシこんなんじゃ満足出来ないなー
ここケフィの部屋だろー? 冷蔵庫になんか入って無いかなァ〜」
「おいバハムート……」

五月雨の制止も聞かず、冷蔵庫を開けるバハムート。
すると、遠くの方でピピピピピピピという音が微かに聞こえた。

「げぇ〜調味料とかしか入ってない……
ん? なんだこの音? 方向は……フミキの部屋?」

ケフィの部屋のドアが乱暴に開いた。
もちろんそこに立っていたのはフミキ、バハムートに銃を向けている。

「えひっ!?」
「ケフィの指紋で開けないと警報が鳴り響くんだ。
さて……新しく作った『爆竹弾』でも試してみるかな……」
「NOOOOOOOOOOOOOOッッ!! なになに爆竹弾ってッ!?
爆竹なんてカエルのケツにでも突っ込んどけよオオオォォッ!!」

バハムートが窓をガランと開けてホテルの五階から飛び出す。
そしてそれをフミキが追いかけるために窓から飛び出す。
五月雨は慣れっこなのか、その一連の出来事の後に無言で窓を閉めた。

「パフェ……食べ終わって暇になったなα?」
「え? いや、バハムートが……」
「暇になったな?」
「…………まぁ、そうだな」
「どうだ? これからプールでも行かないか?」

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.773 )
日時: 2015/09/28 23:07
名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: An3hhqaa)

ホテルの屋上は、6時までの間はプールとして開放される。
住民でさえあれば無料でプールに入る事も出来て、
ウォータースライダーなどの大掛かりなギミックは無いが、
とても広く、避暑地として盛んになっている。
ちなみに最上階のカジノコーナーから水や人の声が聞こえるという設計だ。
そんな日差しの眩しいホテルの最上階で、五月雨とαは準備体操をしていた。

「本当に良いのか? バハムート今頃どうなってるんだ?」
「まだ銃弾の痛みは来てないぜ」
「よし……じゃあラジオ体操第一ィ〜!!」
「はァ!? これだから組織の出は……普通第二だろ?」
「いや、え? 普通第一だろ?」
「体操はな? 朝市の体操は第一!! プールは第二だぜ!!」
『どうでも良い事で喧嘩しないの』

二人の喧嘩は後ろからの声によって遮られた。
後ろに立っていたのはtruthと白だった。
どうやら考える事は同じだったらしく、二人もプールに来ていたらしい。
truthは白色のビキニ、白は薄いピンクのタンキニを着ている。

「なんだなんだ、やっぱり皆暇なんだな」
「あ、truthさん私流れるプールに行ってきますね」
「行ってらっしゃい、足を挫かないようにね」

そしてtruthは男二人に手を振って、プールの隅のビーチウェアに向かっていった。

「なぁ、なぁα……」

五月雨はαより(遺憾ながら)身長が低いので、αをしゃがませる。
そして、耳にヒソヒソと話し始める。

「truth、なんつーか、ナイスバディじゃね……?」

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.774 )
日時: 2015/09/30 01:30
名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: An3hhqaa)

「いや、それがどうした?」
「kskやアンタは良いよなァ〜?」
「お前……ただのエロガキか」
「自然の摂理だぜ」

αの目がギランと輝いた気がして、五月雨は驚く。
確かに、αは怪しげにニヤニヤしていた。

「まだまだ子供だな……五月雨てめぇはガキンチョだぜ。
良いか? この世には愛であったり恋であったり、下心であったりが存在する。
これはだな、男が女に、女が男に抱く感情だ。
だがな、俺は違うんだ……俺の下心が特定の一人に向く事は無い」
「え待って、お前ホモなん?」
「チゲェよ、話はまだ終わってないぞ。
俺は百合を崇拝し、生涯を百合に捧げると決めた人間ッ!!」
「百合……って何だ?」
「女子同士の染め合い、女子と女子の耽美のようなものだ。
男女が芸術性の欠片も無く充電コードのように絡まるのとはわけが違う。
例えるならそれは桃のカクテルッ!! 甘く素晴らしい物だ。
もちろん、耽美を良しとする事が人類の道に背くのは重々承知だ。
だがそれがどうした? 人類の道から飛び降りるぐらい容易い……
自分が心奪われたものが、たまたま人道に背くだけだ。
世間は俺に百合の反社会性を頼んでも居ないのに伝えようとし、
果ては自分達の信じる幸せへ導く事を快しとする。
なんたる傲慢か!! 幸せの道は分岐して然るべきだと言うのに!! 
これが俺の傍観者たる所以ッ!! 観測者の道ッ!!」

五月雨がそっぽを向いてプールに入ろうとするのを、
αはあえて追いかけず、その場で五月雨に呼びかける。

「理解してもらおうなんて思っちゃいないぜー!!
ただ、理解出来ないものを目の仇にはしないでくれよなー!!」
「うっるせぇ叫ぶなバーカ!!」

Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.775 )
日時: 2015/10/01 00:47
名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: An3hhqaa)

1時間程時間が経過し、プールがだんだんオレンジを反射する。
truthは最初の数十分だけプールで泳ぎ、
後は一つのビーチウェアをほぼほぼ占領し、
『海の家』ならぬ『プールの家』でジュースや焼き鳥などを買い、
占領したビーチウェアを半分根城のように作り変えてしまった。
こういうシュールな横暴や行動はkskやトムに影響を受けているのか、
一般人からしたら多少迷惑だがtruthは何も言われなかった。
すると、近くのプールがザバンと波を上げて、
そこからねーちんと白が顔を出した。

「truthさんは泳がないんですか?」
「ええ、もうちょっとしたら泳ごうと思うけれど。
というか、遠めから見てたけどねーちん、貴方すごいわね。
泳ぎも早いけど、一切息継ぎしてないじゃないの」
「えぇまぁ、息継ぎは必要無いですよー、
人間は水だとちゃんと息継ぎしなきゃダメですからねー」
「私の伯爵も、毒物は一切効かないのよね。
でもプールなんかで発現させたら向こう一週間はプール閉鎖だし……」

truthは自分の精霊の話をする傍らで、白が浮かない顔をしているのに気付いた。
どこかが気になっている顔では無いのだが、
晴れやかとは言えない、悩みを持った顔だ。
勿論truthはそれに気付いたし、声を掛ける事も出来たのだが、
truthは既に白を9歳の子供とは見ていない、もっと大人だと思っているので、
とりあえず声を落として黙るだけにした。

「……truthさん、私、先に上がってますね」
「そう、どうしたの?」
「他にしたい事があって……晩御飯にはちゃんと来るので」
「分かったわ、いってらっしゃい」


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