二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達
- 日時: 2016/01/11 01:36
- 名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: 21getbfq)
クリックありがとうございます。酩酊です。
今回私は、『ポケットモンスター』の二次小説を執筆させていただきます。
『kskと世界の仲間達』という作品は、2年程前にもこちらのサイトで執筆させて頂きましたが、
執筆メンバーの都合などにより已む無く執筆を中止致しました。
そこで今度は私一人でのリメイクとして投稿させていただきます。
題名は変わらず、『kskと世界の仲間達』です。
未だに、検索すると昔の方のスレッドがヒットしますが、
【ポケモン二次創作】←これがあるかないかで判断してください。
『1日1レス』を目標としてやっていきたいと思います。
あくまで目標なので二転三転するかも知れません。
書き溜める性格なので、余裕が出来ればもっと投稿できるかも。
執筆経験は浅く、ストーリーの展開などに多少のグダりが生じますが、ご容赦ください。
気になった点は指摘して頂けると助かります。
ジャンルはバトル物です。
痛々しい表現や卑猥な表現はなるべく避けていきます。
※この作品はフィクションです。
実際の人物、事件、団体、秩序とは一切関係ありません。
どこか似つかわしく感じてもそれは他人の空似です。幻想です。
追記:形だけですが次スレを作りました
www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=29916
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- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.665 )
- 日時: 2015/09/01 00:14
- 名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: ViM8jUbu)
ー 第34話 『コガネへ』 ー
俺は本を読んでいた。
休日なのだ、昼に起きて飯を適当に済ませて。
そんでもって、シキミという作者の熱いストーリーを読んでいる。
飲み物も菓子も自分の手の届く位置にあるし、
この季節の太陽の光ってのは格別に気持ちが良い。
足にグーッと力を込めて伸びると、水に手を伸ばした。
だが、やっぱり伸びてる途中に動作を行うと失敗しやすい。
俺はコップに入った水を思い切り零してしまった。
「あ……」
本には染みなかったが、お気に入りのベッドに水が染みた。
しかも、床が木製だってのに水がダバダバ零れて……
……零れすぎじゃないか? いくらなんでも……
しかも水が何か無重力化してるというか、俺の方に……
「向かって来ているッ!?」
コップの底からストレイヘルボーが現れた!!
「うわあああああああッ!?」
コップを殴りつけて自分の部屋から出る。
が、ドアに手を掛けた瞬間に自分の手が千切れた。
そして、ドアの向こうから声がした。
「よぉ裏切り者のαさんよォ……」
「ラ、ラットオオオオォォォォ!?」
「俺だけじゃないんだよなぁ……へっへっへ……」
自分の部屋の天井から銃弾の雨が降り注いだ。
部屋に光が差し込んだ瞬間、自分の視界が交換された。
「ぐおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.666 )
- 日時: 2015/09/01 00:16
- 名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: ViM8jUbu)
「あああああぁぁぁぁーーー」
「うるせぇッ!!」
「ごっ!!」
不意に頭にチョップを喰らい、αは目が醒めた。
どうやらさっきまで見ていたのは夢だったらしい。
「あれ……俺は……」
αは自分が飛行機で今まで眠っていた事に気付いた。
場所が飛行機だと分かり、αは咄嗟に自分の腕時計を見る。
自分が乗ったスリーQ行きの飛行機の予定時間は大幅に過ぎている。
すると、後ろの座席から聞きなれた声が聞こえて来た。
「目は醒めたの? α……」
「え……待て、どこから夢なのかさっぱり……」
「貴方が戦ってたであろう、あの魚が焦げた後よ。
あの後貴方が気絶して、目が醒めるのを待っている間も無いから、
この仲間達と一緒にヤマブキ行きの飛行機に運んだのよ」
『この仲間達』と聞いて、αは周りとバッと見る。
すぐ隣に座っていたのは、自分にチョップを降ろした人物だ。
「ん? アンタαだろ? truthからちょっぴり聞いたぜ」
「ああ……えーっと、大声出して済まないな、俺はαだ」
「俺はkskだ、常識人そうで助かるぜ」
気付けば、周りの座席の全員がαを見つめている。
「truth、仲間ってのは……」
「ええ、この人達よ。一緒に宝玉を取り戻すわよ」
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.667 )
- 日時: 2015/09/01 20:35
- 名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: ViM8jUbu)
「あーえっと、俺はα。
経歴こそ違うが、俺も組織の裏切り者だ。
精霊はゴーレムで、フェイル恩恵は憑依で……
そうだな、これはtruthにも初めて言う事だがレジさんと知り合いだ」
周りが自己紹介をし返そうとするより前に、二人が食いついた。
kskとtruthだが、kskの方は頭からジェネシスも飛び出た。
「レジさんってあのレジさんかよッ!?」
「おい、今レジさんどこに居るんだ!?」
「なんでそんな重要な事黙ってたのよ?」
αはあまりの食いつき加減に少し身を引いたが、
自分が今まで隠していた事実の大きさも自覚しており、質問に答え始めた。
「あのレジさんだよ、大戦終了の二ヶ月後ぐらいに会ったんだ。
その頃には俺は組織に収容されてデス・カラーがついてたからな。
レジさんはそれを無効化してくれた、どういう能力かは教えてくれなかったけどな」
「ほぇーレジさんが……」
「良いか?」
フミキが通路を挟んだ座席からkskにタッチする。
「……ああ、悪い。自己紹介が先だな」
「俺はフミキ、詳しい事はフミキングダムで検索してくれ。
精霊はオメガ、そして能力は無い」
「俺はkskだ、こっちはトム……今はジェネシスか」
「よろしく、能力は……」
「ビームが出せる」
「そうか、よろしく頼む」
「はぁーーー……よろしく……世の中クソだな……」
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.668 )
- 日時: 2015/09/01 21:01
- 名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: ViM8jUbu)
こうして全員が順々に自己紹介をするが、
「あれ、白は……」
「第ニの回答だが、後ろの座席で毛布に包まっている。
どうやら飛行機に乗るのが初めてだったらしくてな、
予想以上に高いもんで少し精神に打撃が入ってしまったらしい」
「白というのは……」
「ああ、僕達の仲間だよ。
9歳の女の子で、能力は……えっと……」
『アブソーブカラーズです……よろしくお願いします……』
白が元気の無い声で毛布から起き上がってくる。
発現したねーちんの膝の上に座り、窓を見ないようにしている。
「掘り返すようで悪いが……フミキ……さんだっけ?
俺、名前だけなら知ってるぞ、どっかの社長だったり?」
「ビンゴ、フミキングダムだよ」
「そこって確か……改名したんだっけ」
「ああ、そんな事まで知ってたのか……
前までは『Evolution Voltex』って会社だった」
すると前の座席からバハムートと五月雨の笑い声が聞こえた。
「フミキングダムってお前……」
「ギャハハハハハハハハハハハ!! 前の社長さん泣いてるぜそのセンスよおぉぉー!!」
「改名したのは俺じゃないっての……
んでだ、俺達は今!! 曹長隊を追ってヤマブキに向かっている!!
三玉のうちの一つを曹長隊に握られたからだ。
宝玉奪還作戦……協力してくれるか?」
αはフミキの手をガシッと掴んだ。
「ああ」
これで、七人目。
- Re: 【ポケモン二次創作】kskと世界の仲間達 ( No.669 )
- 日時: 2015/09/01 21:26
- 名前: 酩酊 ◆D2kEwyIYmo (ID: ViM8jUbu)
一同が乗る飛行機はヤマブキへと到着した。
「シャアアアアアアッ!! シャバの空気ッ!!」
「外の空気だろバカムート」
五月雨が威勢良く飛び出し、その後を他の全員が続く。
「第一の街か、シルフカンパニーはやはり大きいな……」
「最近では観光サービスに着手したとか。
僕個人の意見だと武器防具とか、鍛冶業にも着手して欲しいですね」
「白ちゃん大丈夫?」
「大丈夫になりました、もう慣れましたよ」
フミキが太陽を見上げて、銃をジャキンと取り出す。
「お前のその、新しいステージに辿り着くと銃出す癖どうにかした方が良いと思う」
「ああ……気付いたら出してるんだ、すまん」
「クレイジーギャンブラーkskから言わせてもらうけど、それクレイジーだぜ」
その時、フミキは携帯のメールボックスの新着件数に気付いた。
「フミキ……それは……」
「ったく、俺の居ない間はなんとかやれっつったのにーーー」
フミキはそのメールが自分の会社からでは無い事に気付いた。
どころか、件名を書いていないことから必死さが伝わってきた。
そして、メールの文面を目で追って行く度に、フミキの目は驚きに染まった。
『フミキ殿、貴方が精霊使いを集めるという大変素晴らしい旅をしているのは、
以前から知っていました。これは緊急の用事です。
我が社は『シャンデリア・オブ・カラー』という悪霊を保有しています。
これを餌にして組織に打撃を加えてやろうと、私は密かに考えておりました。
これは私だけの思惑であり、こうしてデータに残すのはこれが初めてです。
組織と取引を交わすために、色々な事に手を染めて参りました。
既に悪霊はミアレシティへと輸送されております。
もし迎撃が失敗してかつ、悪霊の所在が組織にバレたら、大変よろしく無い事です。
シルフカンパニー没落の噂を耳に入れましたら、すぐにミアレにお急ぎ下さい』
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