コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 臆病な人たちの幸福論【第五部完結】
- 日時: 2016/03/05 21:35
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: AO7OXeJ5)
臆病な幽霊少女は、思い出す。
人を疑いながらも、好きだったわたしを。
泣き虫な文学少年は、後悔する。
せめて、言葉にして伝えたかった。
怠惰な女性司書は、紛らわす。
子供に甘えるなんて、どうなのよ。
憂鬱な平凡少女は、自身を罵る。
どうしようもないなあ、あたし。
——愛。
それは彼らに共通したもの。
カタチは違うけど、彼らを繋ぐ。
繋がりの中で彼らは……何を見つけるのだろうか?
黒雪様の【あなたの小説の宣伝文、作ります!】に頼み込んで、作ってもらった素敵な紹介文です!! ありがとうございました、黒雪様!!
お知らせ!!>>485
ご報告!!>>198
5000いけました!!!>>390
【皆おいで! オリキャラ投稿だよ!! ついでにアンケートもだよ!】>>165(本気と書いてマジと読む。どうかよろしくお願いします!)
はい、全然完結させてない八重です。
…今回は、ちゃんと完結させるつもりでございます。…多分。
約束守れない人って、情けない…。
注意
・低クオリティ。何かありきたり。
・幽霊が出てきます。
・最初はとんでもなく暗いです。
・中傷など、常識やルールを守れない方はすぐにお帰りくだされ。
・恋物語です。でも、糖分は低めです。
・瀬戸君の佐賀弁が似非っぽい。
・宮沢賢治のお話がちょろちょろでます。
・批評大好物なので、バッチコイ! あ、でもあまり過激なモノは…(汗
・宣伝は常軌に外さなければおkです。ただ、宣伝だけはおやめください。お友達申請? カモンです!!w
・誤字脱字あったらすぐにコメを!!
では、よろしくお願いします!!
この小説に欠かせない大切な方々の名前一覧!>>430
目次
登場人物>>54(ネタバレあり。本作読むのが面倒な人はここを読んで置くのがオススメ。大体の話の筋はわかるから)
〜第一部〜
臆病な幽霊少女…>>01(挿絵>>231)>>02>>03>>08(挿絵>>431)(長いこと関わらなかった幽霊少女が恋慕を抱く話)
泣き虫な文学少年…>>14>>15>>16(挿絵>>549)>>19(一人を望んだ文学少年が『独り』になることに恐怖を抱く話)
怠惰な女性司書…>>30>>31>>32>>33(怠惰に過ごす女性司書が一人の少年を見て我が身を振り返る話)
憂鬱な平凡少女……>>39>>40>>41>>42(日常を憂鬱に過ごしている平凡少女が弱さを知る話)
【自戒予告〜字が違うよ次回予告だよ〜】>>50(ふざけすぎた次回予告です)
〜第二部〜
間章または序章>>55>>56(幽霊少女と、『声』の話)
第一章 春を迎えた文学青年>>60>>61>>62>>63(文学青年と平凡少女が、非日常に巻き込まれる話)
第二章 困惑した文学青年>>64>>67>>68>>69(幽霊少女の真実と奇跡が、垣間見えた話)
第三章 前進する文学青年>>73>>74>>75>>76(幽霊少女の周りの環境が、だんだんと変わっていく話)
間章 >>87(閉じこもってしまった幽霊少女が、やがて狂っていく話)
第四章 平凡少女の行動>>95>>96>>97>>98(諦めかけた文学青年と、行動を起こした平凡少女の話)
第五章 揺らぐ文学青年>>105>>106>>107>>108(平凡少女と、文学青年と、臆病少女は)
第六章 踏み出す文学青年>>118>>119>>120>>121(イレギュラーが入り込む話)
間章 >>128>>129(混乱する臆病少女の前に、文学青年は)
第七章 どうすればいいのか、判らないことだらけだけど>>132>>133>>134>>135>>136(泣き虫な青年の答えに、臆病少女は)
最終章 やっと、春を迎えました>>141>>142>>143>>144(さあさあ、春と修羅が始まります)
後書き>>149(とりあえず読んで欲しい)
【次回予告〜今度はまじめにやってみた〜】>>157(第三部の次回予告)
〜第三部〜
「モテたいんだ」「「「……はあ?」」」>>161>>162>>163>>164(とある男子高校生の会話)
「えっと、『おぶなが』と『たかだ神殿』が『長しその戦い』で戦って……?」「『織田信長』と『武田信玄』が『長篠の戦い』で戦った、だ」>>175>>176>>177>>178>>179(とあるリア充の話)
「あ、ダメナコ先生じゃなかー!」「ダメナコじゃない。私の名前は光田芽衣子よ」>>187>>188>>191>>192 (とある元引きこもりと不登校少女の話)
間章>>196>>197(とある不登校少女は逃走する)
「何時もより早く登校したら、校門の前にパトカーがあった」「誰に話しているの? 三也沢君」>>214>>215>>216>>217(とある文学青年が、踏み入る)
「——そこに居るのは、誰ですか?」「だあれ、君……?」>>223>>224>>225>>226(不登校少女と、やさしい想い出と苦い想い出と)
「……玲ちゃんの家は、一度離婚してるったい」>>239>>240>>241>>242(第三者が語る、不登校少女の姿)
「どうして、ないてるの?」>>252>>253>>254>>255(無表情少年と不登校少女)
間章>>258>>259(不登校少女と、不登校少女の父)
「何でこんなあつー日に走らんといけんと!?」「全くだ!」>>265>>266>>269>>270(少年少女の試行錯誤)
「い、行かせて平気なんですか!?」「平気よ」>>271>>272>>273>>274(怠惰な司書と平凡少女と臆病少女の他人事と共感と)
『この世界は、嫌なことだらけだ。悲しい事だらけだ。でもだからこそ、お前なら、小さな幸せを見つけることが、出来るはずだろう?』>>281>>282>>283>>286(結局のところは)
「……で、結局どうなったんだ?」>>287>>288>>289>>290(大団円を迎えたよ)
「きっと、何とかなるよ」>>291>>292>>293>>294(第三者だった、文学青年と臆病少女の考察)
小話>>366(第三部の後日談)
後書き>>305(とりあえず読んで欲しい)
【自戒予告〜反省なんて言葉は無いんだよ〜】>>311(シリアスばっかだったから〜…)
〜第四部〜
蛍火の川、銀河に向かって【前編】>>312>>313>>314>>315
蛍火の川、銀河に向かって【中編】>>316>>317>>318>>319
蛍火の川、銀河に向かって【後編】>>323>>324>>325>>326>>327
【あの日を誇れるように ぱーとわん】>>335>>336>>337>>338
【あの日を誇れるように ぱーとつー】>>339>>340>>341>>342
【あの日を誇れるように ぱーとすりー】>>353>>354>>355>>356
【あの日を誇れるように ぱーとふぉー】>>358>>359>>360>>361>>362
「今年の夏休み……ふざけてますよね」「だからその言葉は以下略のその一」>>367>>368>>369>>370
「今年の夏休み……ふざけてますよね」「だからその言葉は以下略のその二」>>384>>385>>386>>387
「今年の夏休み……ふざけてますよね」「だからその言葉は以下略のその三」>>393>>394>>395>>396
「今年の夏休み……ふざけてますよね」「だからその言葉は以下略のその四」>>402>>403>>404>>405
「今年の夏休み……ふざけてますよね」「だからその言葉は以下略のその五」>>407>>408>>409>>410>>411
『思い出と後悔のこの町は、また今日も』>>415>>416>>417>>418>>419
【低気圧&高気圧注意報】(方言監修:ルゥ様)>>510>>513>>514>>515>>516(Battle of youth)
〜第五部〜
序章>>426(口裂け女と労働青年の邂逅)
第一章 健全なる高校男子の昼食事情>>433>>434>>435>>436(口裂け女の噂と高校生の話)
第二章 労働少年の秘事>>440>>441>>442>>443(労働少年の家と隣の口裂け女)
記憶喪失の口裂け女の話 一>>447>>448>>449
記憶喪失の口裂け女の話 二>>454>>455>>456
第三章 文学少女と文学青年>>460>>461>>466>>469(女子トイレと橘と後輩と)
口裂け女と労働青年の日々 一>>471>>474>>479>>480
第四章 それは全てを変えるような>>483>>484>>486>>493(ぐらつく足元)
口裂け少女のたまに見る夢>>496>>497
【第五部後半 予告編】>>503(こういうの結構楽しく書ける)
口裂け女の終焉の始まり>>521>>523>>524
口裂け女 ムカシバナシ 1>>525>>526
口裂け女 ムカシバナシ 2>>527>>528>>529
第五章 瀬戸少年の意外な面について>>530>>531>>532>>536(キレる瀬戸君、笑うフウちゃん)
口裂け女のひとつの過ち>>545>>546>>547>>548
口裂け女のひとつの過ち その2>>551>>552>>553>>554
第六章 少しずつ忍び寄る>>559>>560>>561>>562(怪異と妖怪と幽霊と)
第七章 元幽霊少女と現怪異少女>>563>>564>>565>>566(諷子と千代)
口裂け女ノ邯鄲ノ夢>>567>>568>>569
第八章 間違っていること、正しいこと>>570>>571>>572
口裂け女の初めてのデート>>573>>574>>577>>578>>581
第九章 それは何も変わらず>>584>>585>>586>>591
よだかの星になった少女>>592>>593>>594
終章 泣き虫な文学少年と、憂鬱な平凡少女、臆病な元幽霊少女の>>598>>594>>604
番外編・企画・もらい物>>470(これまた多くなったので引っ越し!)
履歴>>332(多すぎてスクロールするのがめんどくなったので引越し!)
その2>>539(その2まで出来ちゃった……本当にありがとうございます!!)
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- Re: 臆病な人たちの幸福論【『瀬戸と玲の話』更新!!】 ( No.249 )
- 日時: 2013/01/28 22:04
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: l6pfUsAS)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_l/view.html?103992
【参照2800突破記念感謝祭 ラジオ番組】
※優ちゃんが、かなりキャラ崩壊してます。
※優ちゃんが、かなり毒舌です。
※ネタが、某カゲプロ動画のパクリになってたかもしんない。
諷子「玲ちゃんの過去と瀬戸君の過去編が、大反響でしたね」
健治「作者もかなり思い入れのある話になったみたいだからな」
諷子「本当に嬉しい限りですよね」
健治「そうだなー」
諷子「……」
健治「……」
諷子「そういや、一昨日と昨日は日教組の演説っぽいのが——」
健治「話を無理やり切り替えた上にそれ地雷ッッッ!!」
* *
〜OP〜
諷子「こんにちはー、皆さん! わたしがこの番組のDJを務めさせてもらってます、宮川諷子です」
健治「どうも、三也沢健治です」
諷子「今回はさくら様作品の、『ドタバタ行進曲』をご紹介したいと思います!」
健治「さくら様、いつもお世話になってます&ご参加していただきありがとうございます」
諷子「今回は、主人公とその相棒さんをお呼びしたのですが……」
健治「もう一人がまだ来てないn……」
ガコンッ
芽呂「ごめんなのらー、遅刻してしまったなのらー」
優「芽呂——————!!?」ガビーン
健治「ドアからじゃなくて天井から出てきた——!?」ガビーン
諷子「まるで忍者みたいですね」ノホホン
芽呂「よいしょっと」ヒョイッ 着地ッ
健治「しかも着てるのはピンクのウサギの着ぐるみだった——!!!」ガビーン
芽呂「ピンクのウサギじゃないのら、マイメロちゃんなのら」
健治「この際どっちでもいいわ」
諷子「わー、鮮やかな着地。まるで忍者のよう……」
優「諷子さん! こんな目立つ忍者いねえよ!!」
ギャーギャー ギャーギャー
(※暫くお待ちください)
健治「えー、ちょっとしたトラブルがありましたが、最後までやけにならずに行きましょう」
諷子「はい。というわけで今回は、主人公の芽呂ちゃんと、相棒のにゃんにゃん——」
優「逆です!!!!!!」バンッ
健治「うおっ!?」
優「主人公は私で語り部も私で相棒は芽呂なんですよ!! 何、私は「もやし●ん」の主人公並に影が薄いですか!? 長らく幼馴染は登場しなかったのに出てきた途端女装していて影とメイクが更に濃くなったせいで更に影が薄くなった沢●直●ですか!? 女装と同じレベルで着ぐるみ着てたら影濃くなるのかあぁ゛!?」バンバンバンッ
健治「落ち着け主人公——!!!」
健治「……落ち着いたか?」
優「はい。……ところで、三也沢さん。キャラ濃くするには、私もあんな着ぐるみ着たほうがいいですかね……」ブツブツ
健治「(全然落ち着いてない)」
諷子「えーっと、この『ドタバタ行進曲』は、このようにキャラの濃い2-b組の彼らが、遠足(モルハンしたり)やらバレンタインやら探偵やらしたりする、ギャクコメです!」
芽呂「なのらー!」
健治「そうなのかー」
優「……」ゲッソリ
諷子「……」
芽呂「……」
健治「……」
優「……」
諷子「……それだけです!!!!」ビッシー!
健治・優・芽呂「それだけッ!?」ガンッ
諷子「いやー、ギャクコメなんだから、あんまネタバレさせないほうが面白いと思うのですよ」
健治「いや、だからといって、これ……」
優「もうちょっと真面目にやって欲しいです」
諷子「うーん……どうしようかな……」
芽呂「……じゃあ、これはどうなのら?」
諷子「うん? 何?」
芽呂「今からマジカルバナナをするっていうのはどうなのら!?」
諷子・健治・優「(!?)」
優「……あのさ、芽呂。一体何処からマジカルバナナが出てきたのかな?」
芽呂「……うん、判った。にゃんにゃんのいいたいことは、わかったなのら」
優「……は?」
芽呂「『マジカルドタバタ行進曲』と名づけるなのら!!!」ドヤッ
健治・優「そういう意味でもねーんだよッッッッ!!!!!」
優「しかもゴロすっごく悪いし。前々から思ってたけど、あんたってネーミングセンス皆無よね。ゼロどころかマイナスよね」
芽呂「むっ。それはいいすぎなのら」
諷子「でも、面白そうです! やって見ましょうよ、皆さん!」
健治「……まあ、要はバナナから始まるのを、ドタバタから始めればいいんだろ?」
優「……じゃあ、やりますか」
(順番は、諷子、健治、優、芽呂という順番になりました)
全員「『マジカルドタバタ行進曲』!」
諷子「ドタバタ行進曲といえば?」
健治「2年B組。2年B組といえば?」
優「生徒のキャラが濃い」
諷子・健治「……」
優「キャラが濃いといえば?」
芽呂「教師も濃いなのら」
諷子・健治「……」
芽呂「教師が濃いといえば?」
諷子「ふえ!? あ、私の学校の校長! 校長といえば、」(※二人以上共通した連想であればおk)
健治「セクハラだな」
優「え、それどういう「セクハラといえば?」……変態。変態といえば?」
芽呂「理解不能なのら」
健治・優「(テメェがいうなッ……!!)」
芽呂「理解不能といえば?」
諷子「……芽衣子さんのコーヒー好き」
健治「確かにそうだな」ウン(※二人以上共通した連想であればおk)
諷子「コーヒー好きといえば?」
健治「瑠璃亜」
優「三也沢さん、瑠璃亜をご存知だったんですね」ビックリ—
健治「一応読んだからな。瑠璃亜といえば?」
優「心愛ですね。心愛といえば?」
芽呂「ココアが大好きなのらー。ココアといえば?」
諷子「あ、甘い! 甘いといえば」
健治「羊羹」
健治「……が、ここにある」
諷子・優「何で!?」
健治「いや、さっき瀬戸に色々お菓子を貰ってな……」
諷子「というか、全部佐賀か長崎のお菓子じゃないですか。羊羹も小城羊羹だし」ガサガサ
健治「よければ食べないか?」
優「え、いいんですか?」
健治「いいも何も……」
芽呂「このカステラ美味しいなのらー!!」
諷子「あ、この小城羊羹もシャリッシャリして美味しいです」
健治「もう二人は食べてるぞ」
優「早ぁ!!」
芽呂「うーん、満腹なのら」
優「今日は、美味しいお菓子、ありがとうございました」
諷子「いえいえ、こちらこそ、ゲストにきてくれてありがとうございます。さくら様も、応募ありがとうございました!」
健治「……さて、このコーナーだが」
諷子「?」
健治「次からは暫くお休みだ」
諷子「!?」
* *
〜ED〜
諷子「というわけで、現在あなたの小説を募集しています。こんな漫才に使われてもイイゾ☆といってくださる方は、下の記入表をコピペしてポチ、と送信してください。
名前「」フリガナ()
題名「」創作版「」
この小説の見所「」
この小説のコンセプト「」
ぶっちゃけキャラクターをゲストとして使ってもいいよ、という方は、キャラの名前を記入してください(二人までおk)「」
ぶっちゃけこの小説はどのように思っていますか? 質問もおkです「」
作者に一言!「」
皆様の応募を、お待ちしています。
それでは皆様、ごきげんよう〜!」
健治「何だこの無理やりな投げやり……」
諷子「え、え、え、どうして!? ね、応募は普通にしたのにどして!?」
健治「どしてもなにも、今紹介する小説が無いから……」 諷子「あ……」
ブッコワレータ。
さくら様、感謝と謝罪を同時に贈ります。すみませっんでした———————!!(汗
- Re: 臆病な人たちの幸福論【『2800突破記念感謝祭』更新!!】 ( No.250 )
- 日時: 2013/01/29 05:54
- 名前: さくら ◆G87qGs20TY (ID: 7sIm71nw)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
爆笑))
とにかく爆笑。スタートから爆笑してて申し訳ないんだけど、しばらく笑わせて下さいヾ(●´□`●)ノ
……ふぅ、一段落したところでお話を始めるとしますか。
とにかく、コミカルに書かれてるのにキャラ崩壊が全然ないのがすごい。
多分、本当の優はこんなキャラですよw
最近は、バレンタインとかなんちゃらかんちゃらで性格がマイルド傾向にあるだけで、最初を読んで分かるように性格は毒舌派です。
それを忘れかけてた(?!)ので、これを読みながら
『あー、優ってこんなキャラだったな』とか思い出しました笑
(なんやねん←)
しかも『マジカルドタバタ行進曲』というものをやってくれて……
芽呂らしい、とつぶやいちまったぜ。
しかも天井から登場って!! 作者交代して、八重ちゃんに書いてもらおうかな?笑 ……はい、冗談です。八重ちゃんには『臆病な人たち』がありますしね。
最後はみんなで羊羹を食べると言う、微笑ましい風景がありますが、
その中にもひっそりと佐賀か長崎が入ってるっていう笑
八重ちゃんらしいと言うか、どっか懐かしい?感じがして笑
……長くなってしまった!!
っていうか、もう少し書きたいんですけどいい加減文章減らさないとなのですよ笑(じゃないと、小説と違いが出なくなるw)
次回、このコーナーお休みか。
うちの小説の方で宣伝して、お客様を探しときますね!
最後に、載せて頂いてありがとうございました!!
爆笑をありがとう!!
- Re: 臆病な人たちの幸福論【『2800突破記念感謝祭』更新!!】 ( No.251 )
- 日時: 2013/01/29 18:06
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: l6pfUsAS)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_l/view.html?103992
さくら様!!
本ッッッッ当にごめんなさい&ありがとうございますぅぅぅぅぅぅ!!!orz======3スライングドゲザッ
良かった……! 優ちゃんキャラ崩壊してないって!
芽呂ちゃんはもうふざけて暴れさせたけど!
そ、そんなとんでもない! あっしが好きなのは、さくら様が書くドタバタなのですから!!
あ、ありがとうございます!! そこまでしてくださるなんて……感謝の言葉が思いつきません。
ま、まあ……しょっちゅう休んでますけどね、次回といわず……(汗
参加ありがとうございました。更新頑張ります!!!!!!w
- Re: 臆病な人たちの幸福論【『2800突破記念感謝祭』更新!!】 ( No.252 )
- 日時: 2013/01/30 15:48
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: l6pfUsAS)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_l/view.html?103992
五歳の時、僕はお父さんと喧嘩をしました。
理由は、お父さんとお母さんの仕事が急に入ったせいで、遊ぶ約束を破られたからです。
また来週な、といわれても、僕は納得なんて出来ませんでした。口論が勃発し、終には家を飛び出しました。
悲しくて、みっともなく泣きながら、樹海の傍にある、大きな木の窪みに座り込んでいました。
その日は、晴れていながら、雨が降っていました。
「どうして、ないてるの?」
声を掛けられて、顔を上げると、ピンク色の傘を差した女の子が、目の前に居ました。
女の子は、少し抜けた茶色の髪を肩に掛かるかの長さに揃え、髪と同じ色の大きな目が、よく瞬きました。全く、知らない子でした。
「……貴方には関係ないでしょう」
こっち見ないでください、と僕はそっけなく返しました(今思えば、どれだけ可愛げのない子供だったでしょう)。
すると女の子は、「関係なくないもん!」と、頬を膨らませていいました。
拗ねて拒絶する僕の様子を気にも留めず、その子は明るい声で続けました。
「ねえ、ナマエなんていうの?」
「……」
「あ、そっか、『ひとのナマエきくなら、まずじぶんから』だね!」
何で他人の貴方に名前を教えなきゃならないんですか。
そういおうとした時、女の子が屈託無い笑みを零しながら、明るい声でいいました。
「玲のナマエはねー、『ミウラレイ』っていうの! ミウラが名字で、レイがナマエ! ね、あなたのナマエは?」
意地でも、答えないつもりでした。
けれど、悪意無い瞳に責められては、逃れそうに無くて。
「……静雄。武田静雄」
そう答えると、「しずおくんかー!」と、妙に嬉しそうな声でいいました。
「ねえ、しずおくんはどうしてないていたの?」
「……泣いてなんかいませんよ」
矢継ぎ早に質問してくるその子に、僕はうんざりとしていい加減な嘘をつきました。
すると、その子は「うそつきー」といいました(はい、嘘です)。
後から思ったのですが、いい加減な嘘をつけば、見破られるのは当たり前です。そして、あの年だったら、「何で嘘をついたの? ねえなんで?」という具合に、さっきとは比べ物のならない質問が飛んできたでしょう(何て浅はかなことをしたんでしょうね、僕は)。
けれど彼女は意外なことに、少し口をつぐみました。
あの時僕は、飽きたのかな、と思いました。けれど、そう思ってすぐに、彼女は話し出しました。
「玲はね……。ほんとうはきょう、ママといっしょにピクニックにいくよていだったの」
「え……」
「でもママ、おしごとがはいっちゃって、ピクニックちゅうしになっちゃった。パパは玲にはいないから、いえにいるとひまなの。だからひとりで、おさんぽしにきたの」
そういって、その子はまた笑いました。
屈託なく、という笑みではなく、フワリと、優しい面差しで。
その笑みに、僕は引き込まれた。
「……悲しくは、ないのですか」
「え?」
僕が話しかけたことに驚いたのでしょう、その子は一瞬不思議そうな顔をしました。
けれど、僕は気に留めず、さっきとは打って変わって沢山の言葉を放ちました。
「約束を破られて、悲しくはないのですか。楽しみにしていたのに、なのに反論を許されず、悔しくはないのですか。何時もおとうさんやおかあさんが居なくて……寂しくは、ないのですか」
そういうと、その子は少し、目を見開きました。
そしてすこし、寂しそうに笑いました。
「……れいね、さびしいよ。とっても、さびしい。
ほんとはね、ママにずっとそばにいてほしい。
まいにちでも、ママとピクニックしたい。
いっしょにごはんをたべたいし、ねむまえにえほんをよんでほしい。
玲にはね、いっぱい、いーっぱい、してもらいたいことはあるよ」
一つ一つが、胸の中をじんわりと熱くさせました。
同じようなことを思っている。僕とこの子は、同じなんだ。
こんな風に思ってるのは、僕だけじゃないんだ。そう思うと気が楽になって、何だか嬉しくなりました。
けれどその子は、でもね、と続けました。
「……ママが、つらそうなかおをみるのは、いやなの」
息を、呑んだ。
「ママがかなしそうなかお、つらそうなかおをみるのはいや。
玲がうれしくても、ママがつらかったらいや。
だからね、がまんするの。ママがつらくなるなら、ピクニックなんて、いかない。わがままもいわない。そう思ってるの」
それにね、とその子はまだ続けました。
「玲は、ママのがんばるすがた、だいすき! おしごとがんばって、玲をいっしょうけんめい育てて、そんなすがたがだいすきなの。だから、さびしくてもへいき。おかあさんのいっしょうけんめいがんばるすがたがみれれば、うれしいの」
そういって、またフワリ、と笑いました。
(あの頃の僕は、まだ幼くて、あの笑顔を形容する言葉が見つからなかった。だから、『優しい』笑顔と表現した。だけど今思えば、あの笑顔は、『慈愛』の笑みだったのだろう)
僕は、彼女に惹かれました。
でも、何か話さなくちゃ、と思う度、何を話せばいいのか判らなくて、気付けば長いこと話さないままでいました。
「……あ、あめがやんだね」
あの子は、そういって傘をたたみました。
「もうかえらなくちゃっ。じゃあ」
「あっ……」
僕が思わず声を上げ、その子は足を止めました。
「どうしたの?」
——どうしたの、か。
何か、いいたかったことがあったハズなのに、言葉は全然思いつかなくて。
「……気をつけてくださいね」
全く、別の言葉が口から漏れていた。
その子はちょっと口を開けて、でもすぐに笑っていった。
「うん、また今度会おうね!」
そういって、手を振りながら、自分の家へ向かって帰っていきました。
僕も手を振って、その子が見えなくなるまで見送ってました。
あの子が走る道の上には、七色の虹が架かっていました。
——また、会おうね。
その言葉が、何度も何度も頭の中で繰り返されます。
また、会えるでしょうか。
会って僕は、何かあの子に、話すことが出来るのでしょうか。
あの日はとても、とても悔しくて辛かったハズなのに、凄く嬉しくて、胸が高鳴ってました。
お父さんと喧嘩したことも忘れて、家に帰ると、心配して今にも探しに行こうとしていた二人の顔色を見て、ようやく喧嘩していたことを思い出しました。
それが最初の、三浦さんとの出会いだったのです。
- Re: 臆病な人たちの幸福論【『2800突破記念感謝祭』更新!!】 ( No.253 )
- 日時: 2013/01/30 16:41
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: l6pfUsAS)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_l/view.html?103992
僕はその日から何日か、あの木の下であの子が来るのを待ってました。
けれど、待っても待っても、あの子は来ませんでした。諦めた僕は、何時しかあの子のことを忘れていきました。
そうして、九年後。僕は、中学二年生になりました。お父さんが警察官なので、お父さんのような人になりたいと思い、剣道部に入りました。
夏休みが始まり、部活だけの日々になって、そう経たない頃。僕は部活の帰り道、フラリとあの木の下に寄りました。
すると、唸り声が聞こえたのです。
僕は不思議に思って、「そこに居るのは誰ですか?」と声をかけながら、木の下に寄りかかっている人の下に向かいました。
そこに居たのは、あの子でした。
髪はあの時より少し長くなっているけれど、顔立ちも少し大人びているけれど、何か苦しそうな顔をしているけれど。間違えなく、あの子だと思いました。そして、昔のことも、全部、鮮明に思い出しました。
僕が動揺していると、あの子は。
「だあれ、君……?」
——その言葉に、僕は二度目の動揺に襲われました。
この子は、僕のことを覚えていないのか。
あの時のことも。あの言葉のことも。あの笑顔のことも。
あの時、あんな風に傍に居てくれたから、僕は助けられたのに、助けてくれたこの子は、僕のことを覚えていないのか……。
僕だって今まで忘れていたんだから、仕方がないことだな、と判っていたけれど、無性に寂しかった。
その寂しさを紛らす為に、僕は怒ったふりをしながら、「聞いているのは、僕の方なんですが」と答えました。
その時、寄りかかっていた彼女が、横に崩れるように倒れました。
「……これで、もう大丈夫ですよ」
「ありがとうございます、お母さん。助かりました」
僕がいうと、「なにいってるんですか」とお母さんが少し笑いながらいいました。
あの後、彼女はいきなり倒れてしまいました。額に手を当てるとかなり熱く、熱中症で倒れたのだと判ったとき、パニックになった僕は彼女を背負って家まで連れて帰りました。……お母さんが居なければ、僕はどうしていたのでしょう。いろんな意味でコワイ。
「お茶、沸かしてきますね」そういってお母さんは、部屋を出て行きました。
部屋に居るのは、僕と、横たわっている彼女だけ。
……急に倒れて、本当に冷や冷やしました。
何だって彼女は、こんな暑い中、麦藁帽子も水筒も持たずに歩いていたのでしょう。これじゃ、熱中症になっておかしくないです。
内心呆れつつ、僕は少し複雑でした。
僕は、彼女を覚えています。けれど、彼女は僕を覚えていません。
つまり、僕にとっては『他人じゃない』けれど、彼女にとっての僕は、『他人』なのです。
無表情な上に、人と話すのが苦手な僕は、どうやってこの状況を彼女に伝えればいいのでしょうか。いや、それよりも、僕は一体どうしたいんでしょうか。
頭が混乱して、少し悩んでいると。
タイミングが良いんだか悪いんだか、彼女が目を覚ましました。
「……あ、起きましたか」
何時の間に目を覚ましたのでしょう。僕はビックリして、思わず彼女の顔を覗き込みました。
——同じように、彼女も驚いていましたけど。
……まあ、何とか、彼女に今の状況を説明しました。
勿論、昔会った云々の話はしていません(だって、覚えていないことをいっても意味がないでしょう?)。
説明の最後らへん、僕が強い口調で叱ると、彼女はしゅん、とした顔になりました。
……その様子に、ちょっとイラついた。
「……ごめんなさい」
「僕に謝っても仕方がないでしょう」
彼女の謝罪を、バッサリと切り捨ててやりました。
その様子に、彼女は更に縮みこみました。
……そんな顔が見たくて、僕はあの木の下で待っていたわけじゃないのに。
ヤレヤレ、と内心ヤケクソになりつつ、僕は素直にこういいました。
「『ありがとうございます』、でしょう? 謝罪より、僕はお礼のほうを貰いたいです」
そういうと、彼女はポカン、とした顔をしました。
……呆然とした顔は、あまり昔と変わりありませんでした。
けれど、すぐ気を取り直して、「あ、ありがとうございます」といいました。
思ったのと少し違いましたが、イライラしていた気分は、ちょっと消えて。
「どう致しまして」
そう、心からいえました。
すると彼女は、俯いていた顔をバッ! と上げ、僕の顔をマジマジと見てきました。
「……」
「……どうしましたか?」
そう聞くと、彼女は我にかえったようで、何でもない、といって笑いました。
「(……あれ?)」
彼女の笑う顔が、見たかった僕。
けれど、その笑顔に、僕は違和感を覚えた。
——何だったのでしょう、今の違和感は。
違和感の正体を、考えていると。
「……ねえ、名前聞いてもいいかな」
唐突に、彼女がそう聞いてきました。
僕は思わず、目を瞬かせました。
そして少し遅れて、嬉しい気持ちに満たされました。
……やっぱり、彼女は、あの子なんだと。
例え姿が大人びていても、笑顔に違和感があっても、彼女はこんな風に、唐突に名前を聞いてくる。
僕の知っているあの子だと、今一度確認して、安堵しました。
だから、いってやった。
「人の名前聞くならまず自分からと教わりませんでしたか?」
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