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- 小説第二部 災厄の歌
- 日時: 2009/08/14 15:32
- 名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)
ま、楽しんでってください。
目次とかも張らないですがお許しください。
ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。
これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。
>>41 イメージソング
というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。
題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw
この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています。
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- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.207 )
- 日時: 2009/02/24 23:39
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: oompVg8u)
大将きましたねぇーw
七十八話 告別
「大将、無事でしたか!」
皆が大将に気付き、かわるがわる声をかける。
そんな大将は、少し照れくさそうだった。
「カパル・・・」
ジョンとマソは呟くように、彼の名を呼ぶ。
彼は、それに返すように微笑した。
そして、ザリの死体に目をやった。
暫く大将は黙り込む。
そして、重たく、そして静かに口を開いた。
「ザリは・・・残念だったな。奴等に殺されたか。」
二人は、黙って頷く。
四人は、古くからの親友だった。
大将は、溜まらずにカオブディッツの方を向く。
「許さんぞ!必ず復讐してやる。」
「ァ、やった僕の方を向いてくれた。」
カオブディッツは、声を荒げた大将に、動じることなく笑う。
そして、そんな二人を見つめる、二人の影があった。
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.208 )
- 日時: 2009/02/27 17:45
- 名前: 暁黒龍脚 (ID: g4i.qhAt)
だれだ!?ww
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.209 )
- 日時: 2009/02/28 18:21
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: 51mnxWm4)
七十九話 援軍
「大将、俺達も援護します!」
民が叫ぶが、カパルは首を振る。
「やめておけ。こいつは強い。それに、お前達には別の仕事を頼む。」
大将は静かに告げると、声を荒げた。
「ジョン!マソ!」
その声に驚き、つい二人はけいれいをしてしまう。
「な・・・なんでしょう?」
声に完全に怖気づき、敬語でマソが訊ねると、大将は笑う。
「お前等も強い。カオブディッツを頼む。」
「わかりました。」
ジョンが、マソとは違う、はっきりとした、芯のある声で答えた。
しょっぱなからそのつもりだった。
「だが、それだけではまだ心許ない。二人の、援軍をつける。」
そういうと、大将は手招きをする。
「紹介しよう、敵の軍隊に襲われていた際に、私の援護をしてくれた二人組だ。少年調査隊、『夜桜』!」
「いぇーイ!!♪」
「いや、あの・・・なんか・・・はじめまして。」
全く逆のテンションで出てきたのは、美桜と紅夜だった。
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.210 )
- 日時: 2009/03/04 22:31
- 名前: 暁黒龍脚 (ID: g4i.qhAt)
キタァァァーーーーーーーーww
てか2人の存在忘れてた・・・ww
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.211 )
- 日時: 2009/03/08 16:24
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: .YzEMtko)
この二人最近出番なかったですしね。流丸とかもw
八十話 分担
「いゃー、紅夜がなんか突然生き返ったのよw凄いわねー、心臓とまってたのに。」
美桜が騒いでいるのを、紅夜がなだめる。
「ちょっと恥ずかしいから、やめませんか。大体僕死んでませんし。美桜さん僕の右側に耳つけて心音聞いてたでしょ。」
「ちっちゃいことは、きにすんな♪」
こんな二人の様子を、民はあっけに取られてみていた。
「このふざけた輩は?」
ジョンが大将に聞く。
美桜が抗議しているのを大将は耳に入れないようにしていた。
「敵は、土の中からどんどんわいてきてな。数百体は倒したが、とうとうそこで力尽きてやられそうになってな。もうダメだと観念したが、そこを彼らが助けてくれた。見た目は頼りないが、強いぞ。」
大将が太鼓判を押している。それ以上に、ジョン達が美桜と紅夜を信用するための理由は要らなかった。
「よろしく頼む、お二方。」
ジョンは力強い声で言うと、民の方へと向き直った。
「皆のものは、奴等の基地を目指せ!私とマソ、そしてこの二人はここで仮面のこの男を倒す!」
ジョンは、カオブディッツを指差した。
「はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは。おもしれ。」
嘘っぽく笑うと、カオブディッツは仮面を捨てた。
「待て、ジョン。私もこの男と戦いたい。」
大将が申し出たのを、ジョンは遮る。
「大将、いや、カパル。貴方には民を守り抜く義務がある。民に付き添ってくれ。」
ジョンは、頭を下げた。
カパルは暫く考えてから、頷いた。
「分かった、死ぬなよ。こいつは相当強い。」
「とっくに分かってることだ。」
ジョンは槍を取り出した。
カパルも、二本の槍を取り出し、民達へと告げた。
「本拠地を落とせェ!」
ぅオオオおおおお!
大将たちは、走って本拠地へと向かった。
戦 艦 出 発 ま で 、 あ と 1 0 分
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