ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 小説第二部 災厄の歌
- 日時: 2009/08/14 15:32
- 名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)
ま、楽しんでってください。
目次とかも張らないですがお許しください。
ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。
これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。
>>41 イメージソング
というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。
題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw
この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
- Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.27 )
- 日時: 2008/04/06 12:13
- 名前: 鏡 (ID: memccPfd)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!
第二十七話 進入
あの山の周りは、警備の人間が何人も立ち並び、何重にもテープが張ってあった。
テレビの取材陣が殺到している。
そりゃ宇宙人の可能性があると見られているのだ。
この厳重な警備や取材人も納得いくものだった。
(アレにどうやって入りこめってんだ!)
ダンが小声で叫ぶ。
(ま、どうにかなるでしょ。)
美桜は、気楽である。
そんな中、俺は宇宙船に辿り着く方法を考えていた。
取材陣や、警備員のいる所からは、とてもじゃないが入り込めない。
だが、あの地下に通じる穴の周りは、360度警備員が置かれている。取材人も、あらゆる場所に点在している。
どうすればいいか、俺も途方にくれてしまった。
と、そのとき・・・。
(ちょっと、僕に提案があるんですが・・・。)
紅夜の声だった。
「流丸さん、準備はいいですか。」
紅夜の声に流丸はオッケーの返事を返す。
「それじゃあ、行動を開始してください。」
流丸は、その声と共に、バズーカを構えた。
俺達は今、宇宙船に通じる穴から、約数百メートル離れている。
そして、流丸と紅夜を除く三人が南側。流丸だけが北側に着く。
行動を起こすのは、流丸の役割だった。
「こういうところで武器を使うのは気に入らないんだが・・・。」
そういってるがんは、バズーカを最大出力で空に放つ。
「出力60%・・・炸裂砲!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
空に、光の柱が出現した。
「なんだ、ありゃ!?」
取材陣、警備員は、光の柱の出現に驚いている。
そして右往左往する警備員や取材陣を、紅夜はじっと見つめる。
紅夜は状況を各メンバーに伝え、それからどう動くかを指示する役目である。
つまり、紅夜が参謀長と言った所だ。
参謀長の紅夜からの情報を、流丸は待つ。
と、突然トランシーバーから声がした。
「流丸さん、上手くいきました。今、そっちの方に警備員や取材陣の方々が向かっていますよ。すぐに東側に回って、皆さんと落ち合ってください。」
流丸は言われたとおり、南の方へ向かう・・・のではなかった。
流丸は大声でこう叫ぶ。
「変な生物が出てきたぞ!!!」
コレで・・・よし。
そして、姿を見られる前に、流丸は撤退した。
「流丸、ナイスプレー!」
流丸が南側に到着したので、俺が笑顔で言う。
そう、流丸はこうすることで警備員や取材班を、俺達とは反対側にひきつけたのだ。
紅夜は騒ぎに扮し、どうやら既に穴の中に入ったらしい。
俺達はばれないように、その穴へと向かった。
穴に入ると、紅夜が中で俺達の事を待っていた。
「皆さん、ご無事で何よりです。」
紅夜が言う。
俺は、その言葉に頷いた後、言った。
「でも、おそらく中で宇宙船の事を見張ってる奴は、外の騒ぎを知らない。もし知ったとしても、何人かは地下に留まるんじゃないのか?。」
すると、紅夜は言う。
「後者が正しいみたいですね。彼らは外と常に連絡を取り合っていたみたいなので、外の情報を得ています。」
なるほど・・・。でも、それなら帰ってやりやすい。中の警備が手薄なんだ。
「また、取材人もここまで入れてもらえないらしく、いるのは警備員が四人だけです。ただ・・・」
急に紅夜の顔が曇る。
「どうかしたのか?」
俺が聞くと、予想外の言葉が返ってきた。
「ハハ、申し訳ない。外に出ようとした警備員の四人全員に顔を見られてしまいました。」
「何イイイイイイィ!!!!」
俺達は、つい大声を出す。
「静かにしてください。ばれてしまいますよ。」
紅夜が俺達をなだめれが、俺は怒鳴る。
「何がばれてしまうだよ!既にバレてんじゃん!平静を装ってんじゃねーー!!」
紅夜は、俺の怒鳴り声を何とかなだめようとしながら、言う。
「大丈夫です。即座に峰打ちを浴びせました。」
そういって、足元を指差す。
そこには、四人の男が白目をむいてぶっ倒れていた。
うひゃー・・・
「ココは、臨機応変に考えましょう。この四人との通信が途絶えたということで、警備員は即座にココへとやってきます。だから・・・。」
そして、紅夜は俺達に、第二の作戦の概要を説明した。
宇宙船保管室・・・天野たちの作ったもう一つの宇宙船があるこの場所に、四人の警備員がいた。
「外で・・・何が起こってるんだろうか?」
警備員の一人が首を傾げると、もう一人も言う。
「さあな。外からは連絡がないし・・・。あの4人も帰ってこない。」
余談だが、外の人間から連絡が来ないのは、皆必死になって宇宙人がいないか探しているからである。
そして、あの4人は読者の皆様も知ってのとおり、紅夜のてによって、お眠りになっている。
ガーー!
突然、宇宙船保管室の扉が開いた。
警備員達は、扉の方を見る。
入ってきたのは・・・なんと紅夜に気絶させられたはずの、4人の警備員だった。
「おお!どうだった、外の様子は?」
「ああ、凄かったぞ。でかい光の柱が現れてな・・・。見てきたらどうだ?」
その言葉に、宇宙船保管室にいた警備員の4人は頷きあう。
「じゃあ、見てくる。ココの管理、頼んだぞ。」
そういって、出て行ってしまったのだった。
- Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.28 )
- 日時: 2008/04/06 12:14
- 名前: 鏡 (ID: memccPfd)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!
第二十八話 嘲笑
「案外上手く言ったな。」
宇宙船保管室に残った警備員の4人は、そう呟いて、深々と被っていた帽子を取る。
・・・氷介たちだった。
あの気絶させた警備員の服を着て、帽子を深々と被り入ってきたのだ。
だが髪の長い女の美桜だけは、その格好でごまかすには無理があった。
それに、服は4着しかなかった。
だから・・・
「作戦成功!洞窟からでてっちゃったわ。」
そういって、扉から美桜が入ってくる。
美桜は、洞窟にある岩陰に隠れて警備員がとおりすぎていくのを、待っていたのだ。
頷きあって、氷介たちは宇宙船に乗り込む。氷介は即座に発進スイッチを押した。と、流丸が言う。
「これで地球とも、またしばらくはおさらばだな。」
ズゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
突然、辺りを物凄い轟音が襲う。
「な・・・なんだ!」
外にいた取材班の一人がそう大きな声で言うと同時に地面が膨れ上がり、宇宙船が姿を現す。
宇宙船は地面を抜けると、物凄い勢いで空の彼方に飛び去っていく。
「アレは、宇宙船じゃないのか!?」
取材班は急いでカメラを構えるが、もう遅い。
氷介たちの宇宙船は彼らをあざ笑うかのように、空に消えていった。
「このフラッシュウルフは、重力に異常がおきることはないんだな。」
氷介はホッとしたように言う。
「ああ、精度は上みたいだな。だけど・・・何もないな。食料と酸素補給器(仮)位だ。」
流丸が、周りを見渡して言う。
確かにそうだった。おそらく、用意する暇がなかったからだろう。
少し、寂しいような気もした。
「この宇宙船の名前、何にしよう。」
突然ダンが言い出した。
その言葉に、氷介たちは考え込む。
と、氷介が言った。
「スーパー号なんてどう?」
「ダサい」
皆、即答だった。
「弾丸ファイターってどうだ。」
いじける氷介をよそに、ダンが言った。
「某歌手の真似か、自分たちの調査隊名からか知らないけど、ダサい。」
いじけグループにダンも混ざる。
ふと流丸が言った。
「読者の方に、応募してもらうってどうだ?」
その言葉に、紅夜も頷いた。
「いいんじゃないですか?たまにはそういうのも。」
という訳で、宇宙船の名前募集します。期限は明日までです。いい名前をヨロシク。
「ねえ鏡。黙ってたけど、あんた考えるの面倒なだけでしょ。」
美桜がそういう。
僕は聞こえないふりをした。
(応募はすでに終了しました)
- Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.29 )
- 日時: 2008/04/06 12:23
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: memccPfd)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!
トリップ付け忘れていたのでつけました。
それと、少なくとも、前の動物の森で書いていた奴を、ところどころ修正して、全てコピーし終えました。
- Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.30 )
- 日時: 2008/04/06 12:29
- 名前: ジャンプ (ID: S05OFeOF)
- 参照: イベント3人組sおめでとうございます^^
鏡s小説はここに書くんですか?
鏡♪sっていう人いたんですけど真似したんですか?
- Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.31 )
- 日時: 2008/04/06 12:32
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: memccPfd)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!
ア、そうじゃないんです。
その鏡さんは別の人で・・・
小説が、向こうの掲示板でかけなくなったので、こちらに移転したんです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
この掲示板は過去ログ化されています。