ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 小説第二部 災厄の歌
- 日時: 2009/08/14 15:32
- 名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)
ま、楽しんでってください。
目次とかも張らないですがお許しください。
ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。
これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。
>>41 イメージソング
というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。
題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw
この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています。
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- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.257 )
- 日時: 2009/08/13 17:13
- 名前: 霞桜 ◆1.tVRVsLD6 (ID: xJuDA4mk)
おひさ〜
私のスレ消えてたw
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.258 )
- 日時: 2009/08/13 20:27
- 名前: ピクミン (ID: R3DK0PgD)
俺もw
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.259 )
- 日時: 2009/08/14 15:31
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)
あああーーー
やっぱりですかww
ただ、その代わりに昔のスレが蘇ったんですよ
そのおかげで僕のこのスレが戻ってきたですww
百二十二話 一方
一方、天野とダン、そして氷介からも離れた場所で、歩く二人の姿が会った。
「ここどこーー・・・」
大きな声で溜息混じりにいうのは、赤毛の女だった。
疲れたのか、黒い地面に座り込んでいる。
そんな彼女の脇に、もう一人の女性があいた。
「南さん・・・恐らくあの男の術か何かで私達は今ここに閉じ込められてるんですよ」
そういって南をなだめる黒髪の女。
南と高野だった。
彼女達は、混沌に住むものにも出会わず、ひたすら黒い空間の中をがむしゃらに歩いていたのだった。
だが、遂に疲れが溜まり、南が倒れこんでしまった。
「もう歩けないー・・・」
「氷介さんやダンさんはここにくるまでにもっと苦しい思いをして、さらに今の私達と同じ状況下に置かれているかもしれないんですよ?私達がこんな所でへたばってちゃ駄目ですよ。」
「そんなこと言っても、もう限界ー」
南はそういって、立とうとはしなかった。
このひたすら暗い空間で、誰にも会わず歩き続けるというのも、精神的な苦痛になったのだろう。
高野は溜息をついてその場に座り込んだ。
「じゃあ少し休みましょう。少しですよ。」
だが、休息の時間は無かった。
二人の後ろに、うごめく影があった。
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.260 )
- 日時: 2009/08/22 09:33
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)
一週間ぶりの更新ですー
百二十三話 最悪
「お嬢さん方、こんな所で何してるんだい?」
突然かけられた声に、南と高野は振り向いた。
その声の主は、二人の数メートル後ろで、槍を持ってニヤニヤ笑っていた。
「・・・カオブディッツ・・・」
南が小声で彼の名前を呟いた。
二人は、伊達にも数週間スパイとして9・デファーガに身をおいた。
その為、カオブディッツの存在についても知っていた。
今誰だか解るのは、ボスのケオデッツ、先ほどであった№2のズディラ、そしてカオブディッツ、死んだアノデロスとミンチゴドン、ズディラの六人だった。
「アンタが何のよう?」
南が挑発的によびかける。
カオブディッツは平静を欠かずに答えた。
「暇でねー。散歩してたんだー。」
高野が武器を構えた。
「嘘をつかわないほうがいいですよ。」
その言葉に、カオブディッツは溜息をつく。
「正直言うと、あんた等僕に襲い掛かってくるでしょ。」
その言葉に、南と高野は反応した。
「何もいわずとも、同じこと!」
そうさけぶと共に、南と高野はカオブディッツの言葉どおり飛び掛った。
- Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.261 )
- 日時: 2009/08/25 19:40
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)
百二十四話
二人の猛攻を、ひらりとよけると、カオブディッツはつけていた仮面をはずす。
そして、槍を右手に構えると、今度は彼が二人に襲い掛かった。
「じゃあ僕の攻撃ですよー!」
そう宣言すると、槍を光速で南に向かって突き出した。
「ブロンズ・オペラ」
南は、その攻撃が突きであることをいち早く見抜いた。
「くっ!!」
彼の突きを、何とか横に避けて交わす南。
だが、その後ろには・・・
高野がいた。
カオブディッツは、最初から二人を狙っていたのだった。
「元々狙いはお前だぁァ!」
カオブディッツがそう声を荒げた瞬間だった。
高野は剣を取り出し、構える。
剣が闇の中できらりと光った。
「疾風・斬」
ひゅぅぅぅぅぅン!
疾風が巻き起こるかのごとく、高野はカオブディッツの横を駆け抜けた。
高野の身体は・・・傷一つついていなかった。
「カオブディッツ・・・つきほど攻撃の見切りやすいものはありませんよ。」
そう高野が言葉を発した瞬間、カオブディッツの髪の毛が数本、はらりと落ちた。
「でもたいしたもんですよ。完全にカウンターをとったのに、あの状態から攻撃をかわすなんて。」
高野に皮肉混じりに言われたカオブディッツは、ゆっくりと二人の方へ向き直った。
「なるほど・・・少しは・・・やる。」
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