ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 小説第二部 災厄の歌
- 日時: 2009/08/14 15:32
- 名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)
ま、楽しんでってください。
目次とかも張らないですがお許しください。
ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。
これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。
>>41 イメージソング
というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。
題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw
この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています。
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- Re: 小説第二部 調査隊と9の悪魔 四十話更新 ( No.77 )
- 日時: 2008/05/30 21:51
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: .YzEMtko)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん、秋桜さん!
宣言!
これから、コメントが来ない限り書かないことにします。
もう、なんか今日突然ぶち切れましたww
- Re: 小説第二部 調査隊と9の悪魔 四十話更新 ( No.78 )
- 日時: 2008/05/30 22:31
- 名前: ユービィ (ID: uPcLZd7c)
- 参照: 宇宙調査隊カービィズをよろしく!
いやいやいやいや、見てますよ!!
最近ちょっとサイトの管理やブログの荒らし処理、
体育大会の練習等でなかなか来れませんでした!
今日終わったのでこれから見ますよ!
- Re: 小説第二部 調査隊と9の悪魔 四十話更新 ( No.79 )
- 日時: 2008/05/30 23:16
- 名前: ゴーシュ・スエード (ID: L6Qpujhg)
- 参照: http://元ジャンプです
いやいゃ見てます
いゃ見てますよ!
でも中間テストでこれなかったです
一ヶ月後には期末が・・・
- Re: 小説第二部 調査隊と9の悪魔 四十話更新 ( No.80 )
- 日時: 2008/05/31 19:44
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: .YzEMtko)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん、秋桜さん!
ヒャッホー!Thank you very muth.
四十一話 対峙
ドルトラとダンは、まだにらみ合いを続けていた。
草を慣らして、横に位置をずらしながら、お互いの出方を伺う。
言い忘れていたが、仮面をはずしたドルトラは、顔のしだ梨芽から右あごまでに、傷を縫った後がある。
中年男性でとても冷酷な顔だ。顔色も悪い。
ブラック○ャックの様だった。
ただ、髪の毛は脂ぎっていて、数本でべとべと交わりながら、肩まで伸びていた。
手には、トゲだらけの棘の様な鞭が握られてる。
「俺に勝つ気でいるかい?ダン。」
「その気じゃなかったら、氷介を行かせたりしないさ。」
ダンはナイフを右手に握り、ドルトラの額に向けて突きつける。
「勇敢だな。だが、触らぬ神に祟りなしとも言うぞ。」
「祟られる前に斬ってやるよ?」
苦笑するドルトラに釣られて、ダンも笑う。
「そこまで言われると、憤慨してしまうな。もう罵り合いはやめないか?」
「へえ、あれで罵ってるつもりだったか。」
しばし沈黙が流れる。
ザッ!
「死の太陽神(デス・ラー)!」
「!!?」
先に仕掛けたのはドルトラだった。
ビキィ・・・ン!
垂直に伸びて向かってくる鞭を、ドルトラは短剣二本で器用にそらした。
ぐぐぐぐぐ・・・
伸びきった鞭は、ダンに避けられたためそのまま伸びていく。
リーチが長い分得なのはドルトラだが、その分隙の大きいのもドルトラだった。
「もらった!」
大きく跳躍して跳んで向かっていくダン。
だが、ドルトラもなれたもので、鞭をぐぃっとひっぱってダンの飛んでくるより先に鞭を手繰り寄せた。
「グルストール!」
ドルトラは鞭をダンに投げつける。
「さっきの技か。」
ビュン・・・ビュンビュン・・・ビュンビュンビュンビュン・・・ビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュン!
ダンが呟くと同時に、さっきのように鞭が回転しだした。
白い光を放って、蛇のようにとぐろを巻く鞭を、ダンは地面に伏せて回避する。
「甘い!」
ドルトラがおかしそうに声を出すと同時に、鞭についていたトゲのいくつかが鞭からはずれて、ダンを襲う。
ブスブスブスッ!
「ぐお!」
が、ダンは顔をしかめながらも起き上がり、流血する背中を押さえながら、もう一方の手にナイフを握って、ドルトラに襲い掛かった。
「忘れたか!俺は植物を自在に操れるんだよ!」
そう叫んだドルトラを、無数の棘が防御する。
防御力事態はないが、短剣を扱うダンが攻撃すると、手に大怪我を追ってしまう。
「ひゃっほぅ!手を出して見やがれ!」
ドルトラは得意になってそう叫ぶ。
「Piercing through the middle(田楽刺し)!」
ダンは、躊躇いもせず、棘を貫いた。
ダンの手のあちこちから血がたれてくる。
「ギャアアアアアアアア!」
だが、悲鳴を上げたのはドルトラだった。
- Re: 小説第二部 調査隊と9の悪魔 四十話更新 ( No.81 )
- 日時: 2008/05/31 19:47
- 名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: .YzEMtko)
- 参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん、秋桜さん!
四十一話 風穴
一方『夜桜』の二人は相変わらず追尾してくる矢から逃げ惑っていた。
「こんな攻撃を、どうやって攻略するんですか?」
「知らないわよ!紅夜、あんたそうやって余裕かましてると、やられちゃう・・・」
ブシュッ!
紅夜に説教をする美桜の腕から血が噴出す。
矢がかすったのだ。
「ギャー!ケガした!死ぬー!もし治っても、お肌に傷が・・・」
「ハハッ!」
「なに笑ってるのよ、紅夜!」
「いや、素直に面白くて。」
「何、素直に面白いって!?あんたSでショ!?」
そんないい愛をしている二人を診て、アノデロスは不機嫌だ。
「余裕かましてるな・・・」
アノデロスは、ふと右手を空に掲げて、地面に叩きつけた。
すると、二人のすぐ側に地面から二人の背と同じくらいの、大きな氷柱が姿を現す。
「危ない!・・・って、うわ!また出てきた!」
美桜が騒いでいる通り、氷柱は辺りから立て続けに地面から姿を現す。
矢と氷柱のダブル攻撃に、二人はただ逃げ惑うばかりだ。
シャキィン!
という独特な音がした地面からは、すぐにその氷柱が飛び出してくる。
コレを目印にして、二人は逃げることを続けていた。
「逃げてても仕方ありません!アノデロスを倒さないと!」
紅夜はそう叫んで、たちを右手に矢と氷柱を避けながら、アノデロスに突っ走っていく。
シャキィン!
すぐ前の地面から音がしたかと思うと、そこから巨大な氷柱が姿を現す。
だが、逆に紅夜はそれを踏み台にして、大きく跳躍した。
空なら、氷柱の攻撃は当たらない。
「紅夜、後ろ危ない!!」
美桜がそう大声で叫ぶ。
言葉どおり、紅夜の背をめがけて矢が飛んできていた。
だが、紅夜は振り向きもせずに、その矢を太刀で弾き飛ばす。
正面から太刀で防ぐと、太刀が砕けてしまうため、矢の側面に当てて攻撃の衝撃を和らげないといけない、危険な防御だ。
だが、見事に紅夜は成功させた。
紅夜は、アノデロスに背を向けて着地した。
アノデロスは、後ろを振り向くが、それより先に紅夜はさっと振り向いた。
そして、体勢を立て直して、アノデロスに「夜光」を振りかざそうとする。
「終わりですよ。ひゃっほぅ!」
そう狂ったように言う紅夜は、この最後の瞬間に気が緩んでしまったのだろう。
地面が、わずかに盛り上がったのに気付かなかった。
ブサッ!
氷柱は、紅夜のわき腹を捉えた。
先端が紅く染まっている。
紅夜は、攻撃を止めた。
吐血する。
「ぐ・・・なぜ・・・今、音が・・・。」
紅夜は途切れ途切れにしゃべる。
アノデロスはけたたましい声で笑い出した。
「ハハハハハハ!俺はめんどくさい説明は嫌いだ。ただ、条件反射を利用したといえばわかるだろ?」
条件反射
犬にえさをやる時、ベルを鳴らすようにすると、幾日か経つに連れ、ベルを慣らすだけでえさを与えられると勘違いする。
コレを条件反射といい、何か物事をさせる、与える時、条件をつければ、条件を提示しただけで物事が与えられる、させられると勘違いすることをさす。
ここまで説明すれば分かるだろう。
「音を鳴・・・らしたのは・・・わざ・・・とですか。」
「そうだ。そして、ここからは勝てると勘違いしている君に現実を見せてやるよ。」
そういってアノデロスが微笑むと同時に、さっきはじいた矢が弧を描いて帰ってくる。
次の瞬間、左肩に激痛が走った。
さっきとは比べ物にならないくらい血が飛び出る。
恐る恐る紅夜が左肩を見ると、矢が貫通していた。
あたりの地面が血で染まっていく。
そんな様子を、うつろな目で紅夜は見つめていた。
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