ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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小説第二部 災厄の歌
日時: 2009/08/14 15:32
名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)

ま、楽しんでってください。

目次とかも張らないですがお許しください。

ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。

これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。



>>41 イメージソング


というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。

題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw


この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています

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Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.277 )
日時: 2009/09/21 17:51
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: 0tMdy3Jm)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

ひさびさの更新だぁ〜☆
続き楽しみです^^

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.278 )
日時: 2009/09/21 20:16
名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)

百三十二話  連携




「でァァ!」

ダンがナイフで、敵の足を切りつける。

だが、足への攻撃は、簡単にはじかれた。

更に、その攻撃した右足が、ダンに向かって動き出す。

「ちきしょう!」

ダンはそれをバック転で避ける。

ダンの居た場所は、敵の右足で踏み潰され、闇を巻き上げていた。

「ダン、肩を足場にさせてもらうぞ!」

後ろから、突然天野が声をかけた。

ダンは戸惑いながらも、言うとおり、天野を肩に乗せる。

ダァァァン!!


ダンの肩に両足を乗せた天野は、バランスを崩さず、一気に飛び上がる。

そして、敵の目の前の高度まで達した。

「ヤァァァ!!」

天野がダンのナイフを敵の顔に向かって投げつける。


「ガァァァァ!!」


その瞬間、呻き声をあげながら敵はバランスを崩した。

「顔が弱点だ!」

天野がそう叫ぶときには、ダンはもう敵の倒れる地点にまわっていた。

「分かってらぁ」

冷静に答えながら、ナイフを数本、一気に頭めがけて投げつけた。


ずだだだだ!


ナイフは頭に全て突き刺さり、敵は更に大きな呻き声を上げる。

そして、そのまま倒れこんだ。

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.279 )
日時: 2009/09/23 19:51
名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)

番外編 皆のエネルギー値


氷介(通常) 1500

ダン 1200

流丸 1100

美桜 1000

紅夜 1100

ドルトラ 1000

アノデロス 3600

ミンチゴドン 3000

カオブディッツ 10000

ズディラ 未知数

氷介(闇狼) 未知数

ザリ 500

マソ 400

ジョン 600

カパル 700


忠志、これらの数値は、精神状態やコンディションで簡単に変化します。

まあ、あくまで基本値として、ということです。

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.280 )
日時: 2009/09/26 22:39
名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)

百三十三話  攻撃



「うガァァァァァ!!」

呻き声を上げる「それ」を、俺たちは静かに見つめていた。

敵は、銀色の四肢を暗闇の中でのた打ち回らせて、うめく。

ダンは、ふぅっと息を吐いた。

「確実にダメージになってるみたいだな。」

天野は、やはり冷静だ。

この状況でも、決して油断はしない。

静かに銀のナイフを構えると、俺に忠告した。

「まだ向こうが戦闘不能になったわけじゃない。引き続き攻撃を続ける。」

「それも最もか。」

ダンは一度下ろしたナイフを、もう一度握り締めた。


ドヒュウン!!


天野は、鉄砲玉のように走り出す。

ダンも、それに続いて、襲い掛かる。

だが、その瞬間に、「それ」は俺たちのほうに向き直った。

「ガァァァ!」

ドガァァァァ!


容赦なく振り下ろされた、銀色に光る巨大な右手が、ダンと天野を襲う。

「ふぅぅぅ・・・」

ダンは、痛みをたえて、口から息を噴く。

そして、闇の地面に叩きつけられた。

天野は、やはり流石だった。

敵の攻撃を見極め、油断も隙もない。

今の攻撃も咄嗟に間一髪でよけて、再び向き直って「それ」を攻撃しに向かった。

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.281 )
日時: 2009/09/29 19:53
名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: CSxMVp1E)

百三十四話  何故




「オらァァぁー!」

天野は声をあげて襲い掛かる。

だが、「それ」も流石だった。

今度はもう片方の腕を、天野に向けた。

「それ」の掌に、体と同じ様に銀色に光る球体が、現れる。

球体は、みるみるうちに巨大化して、天野はその光に、思わず目をつむった。


その瞬間だった。


どぉぉぉぉぉーーーー!!

大きな音がして、掌の球体は、一気に彼女に発せられた。

「ヤバ・・・」

天野が呟いた瞬間、球体は天野のいる所を猛スピードで通過した。

光が、闇に飲み込まれて消える。

そして、そこに残っていたのは、静けさだけだった。


いや・・・


「ぐぅ・・・」

天野が、かすかに声を漏らした。

天野は、何とか立ち上がる。

そして、彼女は不思議そうに自分の身体を見た。

「どういうことだ・・・無傷だ・・・。」

天野は、辺りを見回した。

ダンも、何とか立ち上がる。そして、彼もまた不思議そうに天野を見た。

「お前・・・無事じゃネエか。」

ホッとしたようなダン。

だが、天野は安心できない。逆に、不安だった。


「おかシィ・・・私は確かに攻撃を食らった・・・。」


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