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小説第二部 災厄の歌
日時: 2009/08/14 15:32
名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)

ま、楽しんでってください。

目次とかも張らないですがお許しください。

ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。

これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。



>>41 イメージソング


というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。

題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw


この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています

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Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.192 )
日時: 2009/01/06 20:42
名前: ピクミン (ID: R3DK0PgD)

あ、鏡s覚えてる??よく終わりの歌を見てたピクミンだよw

やっぱ面白いねw最新されてるし

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.193 )
日時: 2009/01/08 21:50
名前: 暁黒龍脚 (ID: q6B8cvef)

くっ!・・・逃がしたかww
てかやっぱあの技はかっこいい〜^^;

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.194 )
日時: 2009/01/12 22:58
名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: m1/rt.pA)

七十二話 暴走




「ハァ、ハァ・・・クッ!」


ミンチゴドンは衰弱していた。

自分の流してきた血の後を振り返ったミンチゴドンは、気を落として近くの大木に寄りかかった。

自分が負けたのは事実だ。

敵の攻撃を受けぬよう、分身の奥に隠れていたため、油断していた。

あのような業があることは、充分予想がついたことなのに!

ダン、とミンチゴドンは木を揺らした。

舞い落ちるこのはを、ミンチゴドンの目は捉えようともしない。

「あのようなガキに・・・俺が殺されるような事は、あってはならない。」

ミンチゴドンの気力はもはや限界だった。

視界がかすんできたそのとき、微かに争いの音が聞こえる。

武器のぶつかり合う金属音、うなり声。

ミンチゴドンは最後の力を振り絞り、音のするほうへ向かった。

それは、原住民達の場所だった。


その様子を見つめる人間が一人。

その目は冷酷だった。

てにもつ槍と、その目を光らせて、彼はミンチゴドンを追った。

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.195 )
日時: 2009/01/19 18:29
名前: 炎剣 ◆6nAROh0HX2 (ID: xs5T8t9X)

原住民のほうへ行くのか!?
そしてミンチゴドンを見つめる人物…
9・デファーガの誰か?

Re: 小説第二部 災厄の歌 ( No.196 )
日時: 2009/01/25 15:58
名前: 鏡 ◆onXZCzuPrg (ID: 9wHf9u2B)

槍って言うことは・・・


七十三話  闇雲



原住民達は、大将無しで、戦艦に突撃しようとしていた。

「ザリ、マソ、準備はいいか?」

ジョンは、自らの後ろを走る二人に尋ねた。

「ああ、もうここまで来たら、闇雲に走るだけだ。」

マソは半ば泣きそうな表情で言った。

ザリは、何も言わない。

「大将は、カパルはこういう男だ。」

ジョンは一言、何も言わないザリに告げると、再び走り出した。


「闇雲に・・・っすか。残念ながら・・・窮地かな・・・。」


突然声がする。

その声に、ジョンは足を止め、全員に告げた。

「全員背を合わせろ!敵に背を向けるな!」

そして、自身も、辺りを見回し、警戒する。


「ミンチ・グランド!!」


ズドドドドドドドドド!!!

突然地面から、巨大な何かが乾いた大地を、砂埃を上げて突き破った。

砂塵の中に、羽音が木霊する。

「な、何だ!?」

原住民達が見上げると、それは大きな甲虫だった。

角に、何かが乗っている。


「ミンチゴドン!」

原住民達は、一斉に氷介といた時にあったあの男を思い出す。

顔は、あの時仮面をしていたため解らなかったが、声は耳に焼き付いていた。


「俺の属性獣にひれ伏せ!甲、奴等を叩き潰せ!」

ミンチゴドンは、急降下するかぶとの角に跨り、声を荒げた。

てにもつヌンチャクは、先端から円状の刃が露出していた。丸のこのように、高速で回転して、火花を散らしている。

原住民は、怖気づいていた・・・いや。


「・・・ぅ・・・ぅぉぉぉおおおお!!」

ザリだけが、槍を握り閉め、突然走り出した。


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