ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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小説第二部 災厄の歌
日時: 2009/08/14 15:32
名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)

ま、楽しんでってください。

目次とかも張らないですがお許しください。

ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。

これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。



>>41 イメージソング


というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。

題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw


この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています

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Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.2 )
日時: 2008/04/06 11:20
名前: 鏡 (ID: memccPfd)
参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!

第二話


「どこ行くんだい?」

タクシーの運転手、カッペイが聞いてくる。

そう、俺はタクシーに乗っていた。

外には海が見えている。キラキラと光る海が・・・

特に事件もなかった。そのため、俺はあるところに向かおうとしていた。

「白王村・・・」

そう・・・あの村に・・・

その瞬間、カッペイから驚くべき言葉が返ってくる。

「白王村?あの村は一年前・・・廃村になったぞ」

は・・・廃村!?

「何があったんですか!?」

俺は大声で聞く。

「何でも、大きな山崩れで、村全体が埋もれちまったんだってよ。おっかねえべなぁ・・・」

白王村が・・・


俺は白王村の跡地に着く。

話の通り、村はなかった。

本当に埋もれてしまったようだった・・・

そう、炎斗の墓も。

「皆・・・」

俺は一言呟くと、村のあったほうに手を合わせる。

空は俺の気持ちも知らないでいるかのように、すんだ青色をしていた。


俺はタクシーに揺られながら、白王村を後にする。

日が少し傾いてきていた。

白王村に・・・山崩れが・・・

カッペイは、村全体がといった。つまり・・・

村長もビアンカもバニラもたぬきちもきぬよとあさみもフータもフーコもぺりことぺりみも門番も・・・

そう思うとやりきれなかった。

この事件は俺が・・・村の人たちを守れなかったってことになる。

つまり、炎斗の死も、無駄になってしまったって事に・・・

「坊主、気を落とすんじゃねえべ」

カッペイが俺の顔を見て優しく言う。

「ああ・・・」

俺は静かに答えた。


数十分もすると、すっかり都会に戻ってきていた。

白王村は田舎だが、都会はすぐそばにある。

これからどうしよう・・・

やっぱり美桜の誘いに乗っておいたほうが良かったかな・・・

俺が色々考え込んでいたそのときだった。

「火事だあー!」

大きな声が響き渡る。

その声につられて、声のした方を見ると・・・

大きな炎が煙を出して燃えていた。

煙は空まで上り、空を黒く染めていた。

「ここで降ります!」

俺はカッペイにそういって金を渡すと、火事の現場へと向かった。


遠くから見ても大きな炎だったが、近くで見ると、もっと大きな火事だった。

「とりあえず・・・中に人がいないか探すか・・・」

俺はそう呟いて、凄い熱を発して燃えている炎に向かって歩き出す。

その瞬間だった。

「キャーーー!」

爆炎の中から一人の女性が飛び出してきたのだ。

その女性は炎から10mほどのところまで全速力で走って、そして倒れた。

たいした怪我はないようだった。

熱い熱い、なんていいながら、服についた火を消している。

俺はその女性に近寄っていき、手を差し伸べる。

「あの・・・大丈夫ですか?」

その声に顔をあげて彼女はこたえる。

「ええ、何とか・・・って、ぇ!!?」

彼女は俺の顔を見るなり、驚いた。

そして、俺も驚く。なんたってその女は・・・美桜だった。

Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.3 )
日時: 2008/04/06 11:18
名前: 鏡 (ID: memccPfd)
参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!

第三話   理由



「お前の家・・・こんな所にあったのか。」

火が収まり、一段落ついたとき、俺は聞く。

「アンタでっかくなったわね!♪」

俺の質問を無視して美桜は言う。

「ここ水道橋だぜ?生まれた時からここにすんでんのか?」

俺も美桜の言葉を無視していう。

「あんたちゃんと野菜食べてた!?またフィレオフィッシュばっかたべてんじゃない?」

美桜もマイペースで進める。

「お前の事だから燕市(新潟県の洋食器の名産地)でナイフでも作ってるかと・・・」

「アンタは照り焼きマックバーガー嫌いなくせにフィレオフィッシュが好きだって言う変わった奴だったよねー♪」

「いや。有田町(佐賀県の陶芸で有名な町)で有田焼を作っているっていうのもお前っぽいな・・・」

「マックに最後に言った日、炎斗はビッグマックを3673個も食べてたわねー。あんたは・・・月見バーガーを食べてたっけ?」


マニアックな方向に進んでいってるので、以下省略・・・


「どうして火事になったんだ?」

俺が疑問に思ったので聞くと、美桜は今度はちゃんと答えた。

「皆が買い物に行ったのよ。ケーキ買いにさ。だからその間に掃除しようと思って、掃除機を取り出した」

「それで?」

俺はさらに追及する。

「スイッチを入れたの。それで掃除してたら・・・」

「してたら?」

次の瞬間、信じられない言葉が返ってきた。

「何故か掃除機が暴走して、火を噴いて、私を焼き殺そうとしたから、驚いて掃除機を殴ったら爆発した♪」

・・・

掃除機・・・美桜に使われるのがよほど嫌だったんだな。

電化製品も嫌がる美桜の家事・・・


「迷惑かけてスイマセンでした。」

美桜は、その場に集まった、警察、消防士、その他の方々に謝る。

周りの住民から冷たい目で見られる美桜。

厳重注意を受けて、美桜は何とか許してもらえた。

太陽はそんな美桜を尻目に、沈もうとしていた。



「あれ?家が・・・ない・・・ぞ・・・?」

いきなり後ろから大声がする。

この声・・・聞き覚えがあった。

そう、あいつの声だ。

「ダン!」

俺は後ろの男・・・ダンの方をむく。

俺の声に、ダンも俺を見る。

「ッて、お前・・・氷介か?」

ダンは半信半疑で聞く。俺の顔をまじまじと見ながら。

ダンの顔に夕日が当たって、赤く染まっている。


「ヘエ・・・来たんだ。」

ダンの後ろから別の声がする。この声も聞き覚えがあった。

「流丸!」

俺はダンの後ろにいる流丸に呼びかける。

そう、流丸だった。一年たって一回り成長している。

そして、その脇に一人の子供がいた。

顔は暗く、不機嫌そうに、ブスッとしている。

「ア・・・レ・・・?その子・・・流丸の・・・子供?」

俺の言葉を聞いて、隣にいた美桜が爆笑した。

そんな美桜と、きょとんとしている俺に向かって、流丸は不機嫌そうに言った。

「コイツは俺の弟だよ!楓堵って名前だ。」

ああ、なるほどね・・・


「おっと、氷介君じゃないですか?」

そう声をかけてきたのは・・・紅夜だった。

「紅夜!久しぶり!」

俺の大きな声に、紅夜は微笑を返す。

この人はまったく、いい人だ・・・

そう、あのときのメンバーがそろったのだった。

ただ一人、炎斗を除いた・・・メンバーが。

Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.4 )
日時: 2008/04/06 11:19
名前: 鏡 (ID: memccPfd)
参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!

第四話  根暗

外はすっかり暗くなっている。

そんな時、俺は美桜の家にいた。

「カンパーイ!」

美桜が、ただ一人高いテンションで言う。

そして、グラスに入っているジンジャーエールを飲み干した。(一応未成年だからアルコールは×)

流丸はライフガード(知ってるかな)を、ダンはCCレモンを、楓堵は麦茶を、紅夜はコーラを飲む。

そんな中、俺はただ一人法律を破っていた・・・


結局、俺はこの晩餐に参加することになったのだった。

炎斗には悪いけど・・・


「アンタらなによ−♪もっとのみなはい♪(ウイック)」

数十分もすると、美桜は、酔っていた。コイツ・・・ジンジャーエールを飲んでたんだよな?

ダンは鳥の丸焼きを、ナイフで空中切りしている。

鳥の丸焼きは、骨をとられ、綺麗に一口サイズになり、ダンの皿の上に落下。可哀想な鳥・・・

流丸は二十三本目のライフガードを飲み干した。

紅夜は、そんな下品な皆を尻目に、ただ一人、礼儀正しく食事をしている。

ナイフを上手に使い、マナー違反をまったくせずに・・・

そんな中、楓堵は一言も喋らず、食事にも手をつけずにいた。

俺は楓堵につい声をかける。

「食わないのか?」

しかし、楓堵は俺の言葉を無視して、立ち上がった。

「外に行って来るよ」

そういって、玄関に向かい、出て行ってしまった。


「アイツ、いつもこうなんだぜ」

出て行った楓堵を見て、ダンが言う。

「いつもって事は・・・ダン、アイツと何度も会ってるのか?」

俺がダンに聞くと、ダンは不機嫌そうに答える。

「ああ、一応流丸の弟だからな、いつも態度悪いし、喋らないし・・・生意気なんだよ。友達いねえし。」

ヘエ・・・流丸とは正反対の奴なんだな。

ちょっと可哀想なやつかも・・・

「俺も・・・ちょっと外行って来るよ。」

俺は皆にそういうと、アイツを追いかけようと外に出た。


しかし・・・そこには・・・驚くような光景が広がっていた。

Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.5 )
日時: 2008/04/06 11:24
名前: 鏡 (ID: memccPfd)
参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!

第五話  誘拐



外はすっかり夜で、太陽では無く月が都会のアスファルトを照らしていた。

そんな中、月の明かりに照らされて、一人の男が立っている。

その男は、子供を抱えていた。

そう、楓堵を・・・

「楓堵!」

俺は抱えられている楓堵に向かって呼びかける。

だが返事は無かった。

代わりに、楓堵を抱えている男が喋りだす。

「無駄だよ♪催眠掛けたからコイツはしばらく目覚めない。」

コイツ・・・なんのつもりだ・・・そもそも・・・

「お前誰だよ!」

俺がその男を指差して言う。

月に照らされていても、夜だ。表情はおろか、服装、顔すらよくわからなかった。

その男は呆れたようにいう。

「ハア・・・忘れちゃった?」

男は演技っぽく手を広げた。


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


轟音がした。

その途端に辺りが明るくなる。

普通の明かりじゃない。青く、そして時々黒い光を帯びて、俺たちを照らしている。

「何が・・・!?」

俺は言葉の途中で目を見開く。言葉が出てこなかった。

空に・・・あるものが現れたから・・・


「・・・宇宙船・・・」


俺は上を見上げながら言った。

そう・・・宇宙船だった。

銀色のボディが光っている。ボディには、ところどころに青く光る宝石のような物が取り付けられていた。

夜の空は、一面が銀色に埋め尽くされ、いつもの暗闇は見えなかった。

「・・・」

俺がその宇宙船に唖然としていると、そこに調査隊の皆が駆け寄ってきた。

「追い!何が起こってるんだ!」

その声に、俺は我に帰る。

「そうだ!コイツが・・・!」

俺は、目の前にいる男を指差す。

その瞬間、その男の正体がわかった。

宇宙船の光に照らされたその男・・・


        カオブディッツ!


俺はその名前を叫んだ。

白くて大きな服に、あの時もつけていた黄色く光る仮面・・・

間違いなく奴だ!

俺が叫んだ瞬間にカオブディッツは空高く舞い上がる。

踏み込みもなしで・・・

そして、奴は・・・空中で静止した。

「嘘だ・・・ろ?あいつ・・・飛んでる・・・。」

俺は途切れ途切れに言葉を発する。言葉が出ない。

そう・・・カオブディッツは空高くで飛んでいたのだ。

まるで里奈のように・・・

しかもそれだけじゃない・・・

カオブディッツが静止しているその場所には・・・

既に八人いた。

そう、カオブディッツもあわせて述べ九人の男たち・・・

その九人が、空中に浮かんでいるのだ。

宇宙船の青い光に照らされて・・・

皆がその光景に呆然とするなか、ダンは別のことを考えていた。

(ドルトラって奴・・・コイツと同じように仮面かぶってたな・・・しかも同じ服着てたし・・・)

そして、ダンはドルトラの言葉を思い出す。

『9・デファーガの9番目の戦士、ドルトラだ。』
『ボスに伝えておく・・・』

「九番目・・・ボス・・・9・デファーガ・・・」

ダンは呟く。そしてふと顔をあげると九人の男たちに向かって喋りかけた。

「お前らが・・・9・デファーガか!?」

その言葉を聞くと、真ん中にいる男が手を広げた。

それと同時に、周りのものたちも、同じようにたを広げる。

真ん中の男が喋りだした。

「ご名答・・・私達は9・デファーガ・・・九人の悪魔・・・」

宇宙船の光は、まだ降り注いでいた。

「悪魔ネエ・・・何?里奈みたいに地球征服とか考えてるの?」

美桜が皮肉った口調で聞く。

すると真ん中の男は引き続き言った。

「そんな小さなものではない・・・太陽系・・・その他の銀河・・・宇宙全ての支配・・・それが我らの目的・・・」

宇宙全ての支配・・・なに言ってんだコイツ?

そんなことできるわけねえじゃん・・・

俺の考えを察したように、真ん中の男は言った。

「できるわけ無い・・・と。そうでもない。たしかに太陽系は遅れてる銀河だから他の銀河と貿易、交流は無い。」

そんなの・・・当たり前だろ。ていうかつまり・・・別の銀河に生物がいるのか?

「だが別の銀河では銀河同士での交流が当たり前になっていたりする。地球でも何種類かの生物が地球に交流を求めていたりする。」

そう・・・なのか?

「この星では、宇宙人が話題になっているだろ?」

あ・・・本当にいたんだ。宇宙人・・・

「話がそれたな・・・つまり、つながりがあれば数割を支配する事で全てを支配できる。」

その途端に、美桜が問う。

「何で?」

真ん中の男はめんどくさそうに言った。

「例えば強銀河Aがあったとする。このAはその強さから周りに恐れられている。そのAを支配すれば、A
を倒した俺たちの底知れぬ力があたりの銀河に知れわたり、他の銀河は俺たちの力を恐れ、ついてくるって訳だ。」

俺はつばを呑んで聞く。

「だが、強い星はとことん強い・・・しかもそんな奴らが何万何億と襲ってくるのだ。それだけじゃない。支配した後の一揆なんかにも注意せねばなるまい。」

そして男は、カオブディッツの持っている楓堵を指差す。

「楓堵!!」

いっせいにメンバーが呼びかける。

こいつら・・・今まで気付いてなかったのか・・・

俺たちのそんな状況を無視し、男は続ける。

「そのためにこの少年が必要なのだ・・・彼は『混沌に選ばれし存在』だ。」

混沌に・・・選ばれし存在?

俺は首をかしげる。

「この言葉の意味は知らなくていい・・・永遠にな!」

そういうと、九人はいっせいに手を上げる。

その瞬間、空を覆いつくしていた宇宙船に穴が開く。

そして九人の男たちは、この穴に吸い込まれるように飛んでいく。

「じゃあねー♪」

カオブディッツは手を振りながら馬鹿にするように言う。

そして穴が再び閉じる時、真ん中の男は言った。

「少年事件調査部隊の者達よ・・・私はケオデッツ・・・この9・デファーガの創設者・・・そして・・・9・デファーガの長だ・・・」

その言葉と同時に、穴は閉じる。

そして空を埋め尽くす宇宙船は、光のごとく舞い上がる。

そして、数秒後には・・・空は元の色に戻っていた。

Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.6 )
日時: 2008/04/06 11:24
名前: 鏡 (ID: memccPfd)
参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!

第六話  戦士



「楓堵・・・」

流丸が空を見上げながら呟く。

弟を奪われた悲しみ・・・

流丸は今、それで満たされているのだろう。

その気持ち・・・大切なものを失う気持ち・・・痛いほどにわかる。

俺が流丸にしてやれる事・・・

「追うぞ!みんな!」

俺は大きな声で言った。

「え・・・!?」

皆は驚いてるようだ。

「だってこのまま見過ごせるかよ!?アイツは流丸の弟で・・・俺はよく知らないけどただ・・・俺達の仲間だ!」

そう・・・そうだ。

俺は自分でいいながら改めて確信した。

楓堵は俺たちの仲間・・・絶対そうだ。生意気で・・・暗いけど・・・それでも。

そのとき、上から声がする。

「無駄だ・・・」

声のした方をみると、それはさっきまでいた美桜の家の屋根の上だった。

そこに、誰かが立っている。

暗くてよくわからないが、その体格や声から考えると、おそらく女だろう。

タンッ!

その女は、屋根の上から飛び降りる。

そして、アスファルトの上に、見事に着地した。

「・・・誰だ?」

俺は女に聞く。

女は答えた。

「天野・・・紫」

彼女・・・天野は、名前の通り、紫の髪をしている。

黒いが、澄んでいて、きれいな目をしていた。

「無駄って・・・どういうことだよ・・・?」

ダンが不機嫌そうに聞く。

天野は鋭い声で答えた。

「あいつらは宇宙えと飛んでいった。おそらく別の銀河へな・・・もし宇宙へ言ってなかったとしても・・・」

「しても?」

俺は話しが途中で区切れたので聞く。

「お前らには到底勝てない。」

天野ははき捨てるように、あの鋭い口調で言った。

お前には勝てない・・・か。

俺には、その言葉がとても悔しかった。






『小説裏話』

これから、たまにこの小説の裏話なんかをしていこうと思います。

いきなりで申し訳ありませんが、どうぞお付き合いください。


『この小説を作ったきっかけ』

今年の四月くらいからこの提示版に来てました。

でも、はじめは見るだけで、スレを作ることはおろか、コメントすらしなかったんです。

そんな感じで、五月になりました。

ふと僕の目に、『宿題なんだけど・・・』という題名のスレが見つかったんです。

何気なく入ってみると、どうやらスレ主が、宿題を皆に解いてもらおうとしているようでした。

困っているようだったので、僕はそのスレに会った問題を解き、そして・・・返信しました。

これが、初めて僕が書き込みをした瞬間でした。

その次の日、僕は今度は初めてスレを作りました。

そう、それこそが『終わりの歌』です。

ただ、はじめた当時はあまり人気がなくて、やめようかとさえ思いました。

ただ、進むにつれて、数人は来てくれる様になりました。

今も僕の小説を読んでくださっている杉悠さんは、この頃から僕の小説に来てくださっていましたよね。

本当に有難うございます。感謝してます。

さて、話が進むのに比例して人も来てくれる様になりました。

そして、結果的には、こんなにたくさんの方々に恵まれて、小説を書いていけています。

本当によかった。

つまらない小説ですが、皆さん、これからも宜しくお願いします、。


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