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小説第二部 災厄の歌
日時: 2009/08/14 15:32
名前: 鏡 (ID: CSxMVp1E)

ま、楽しんでってください。

目次とかも張らないですがお許しください。

ココに、さまざまな文字入れると、皆さんも序盤から読む気なくしてしまうと思ってやめました。

これは続編です。URLの奴は一部作です。こっちを先に見てもらいたいです。



>>41 イメージソング


というわけで、始めてこの小説を見る方は、上の小説から見ることをお勧めします。

題名ちょくちょく変わるんで、ヨロですw


この小説は、http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11995で更新を続けています

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Re: 『 n i n e d e v i l s 』 ( No.1 )
日時: 2008/04/06 11:16
名前: 鏡 (ID: memccPfd)
参照: 調査隊宇宙同好会!メンバーは、珠依莉さん、一京さん、杉悠さん、ジャンプさん、イベント三人組さん!

第一話   一年後



今日は晴れている。太陽が地面を照り付けていた。

そんな太陽の光の中を、二人の男が走っていた。

一人は俺、そしてもう一人は・・・

「グッ!」

男は、走りすぎて疲れたのか、その場に倒れこむ。

「鐘崎・信夫・・・もうあきらめろ・・・」

俺がその男の名を呼ぶと、男・・・鐘崎は俺を睨む。

「お前のような若造に・・・やられてたまるか!」

鐘崎が俺に襲い掛かってきた。

ゴスッ!・・・ドサッ。

「よし、終わり・・・」

俺は鐘崎を、峰打ちで気絶させた。

俺は二本の短剣を腰に戻す。

一本は俺がダンからもらったもの、そしてもう一本は炎斗がダンからもらったものだ。

そう、これは炎斗の形見だ。

アレから俺は調査隊を抜け、個人で世の中を平和にしようと悪党を捕えている。

今の男・・・鐘崎・信夫は、最近この近辺で殺人を繰り返して、指名手配になっていた男だった。



「有難うございました。また氷介さんの活躍で・・・」

警察の人のお礼に、俺は答える。

「これが、俺の仕事っすから・・・」


♪・・・♪♪・・・

俺が警察署を出ると同時に、携帯がなった。

「もしもし?」

『あっ、氷介?久しぶりー!』

この声・・・美桜の声だ。

俺以外のメンバーは、まだ調査隊を続けていた。

「いきなりどうした?あれから一年間、全く電話掛けてこなかったくせに・・・」

俺は皮肉った口調で言う。

『あんたに迷惑がかかると思って遠慮してたの!』

「ハイハイ・・・で、条件は?」

俺は話がこじれぬように、率直に聞いた。

『あ、そうそう!今日ってさ、私達が別れてからちょうど一年目じゃない?だから、うちでまた集まらない?同窓会みたいな感じで。』

一年目・・・そう、一年目だった。

あの日から・・・あの事件から・・・

「ほかに・・・誰かいるのか?」

俺の問いに、美桜はきっぱりと答えた。

『調査隊のメンバーは全員居るよ!あと流丸の弟も』

「ふーん・・・」

俺は少し考えて、いった。

「悪い。やめとく。」

『ええ!?』

美桜は、予期せぬ返事に驚いたようだった。

『何でよ!?』

何で・・・か・・・自分でもよくわかってない。ただ・・・

「炎斗に悪いって思っちゃうんだ。俺たちだけでって言うのは・・・」

『氷介・・・』

「そんじゃ、俺もう切るよ。ホントに悪い・・・」

ピッ・・・

俺は、そういうと、美桜が何か言わないうちに電話を切った。




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