二次創作小説(新・総合)
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- とある彼らの日常日和SP
- 日時: 2025/05/25 16:15
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
初めまして、こんにちは。そしてお久しぶりの方はお久しぶりです。元ユリカこと夢見草と申します。改めて小説カキコでクロスオーバー・日常系二次創作小説を書かせて頂くことになりました。何かと至らないところは多いですが、どうぞよろしくお願いします。
<注意>
・このスレッドは「二次創作・クロスオーバー」を中心にしています。
・作品はスマブラ・ぷよぷよ・ダンガンロンパ・ポップンミュージック・オリジナルキャラクター…など様々です。またキャラクターによっては出番数や扱いに差があります、あらかじめご了承ください。
・二次創作ならではの「オリジナル設定」がかなりありますので注意して下さい(一部のキャラクターの不憫設定化、ギャグとカオス大好物組化、「裸族」化など)。また各キャラクターの設定や世界観は随時更新していきます。
・CP要素(男女カップリング/NL)があります。苦手な方は注意して下さい。
・小説の感想などの書き込みは歓迎します。ただし内容とあまり関係ないレスや誹謗中傷、他の人が見て気分を害する書き込みはしないで下さい。
・コラボの依頼やキャラクターの貸し出し・提供などは歓迎します。その時はコメントでお知らせ下さい。ただし、誹謗中傷や他の読者の迷惑となる行為や書き込みなどは絶対にやめて下さい。
・不定期更新です。あらかじめご了承下さい。
最終更新日:5月25日
<目次>
【世界観】
・ご挨拶 >>1
・おおまかな世界観の設定 >>211
・各キャラクターイメージボイス集一覧 >>88
・簡易的なキャラ分類表 >>269
【簡易的なキャラ設定】(随時追加&更新予定)
・矢島、真理子、美園、凛音、奏 >>139-140
・ロッシュ、ミシェル、フレドリカ、ケン >>185
・ニコラス、サイモン、マリー >>186
・ラクーナ、アーサー、ルナ >>187
・宮藤、坂本、バルクホルン、サーニャ >>212
・音也、真斗、那月 >>270
・トキヤ、レン、翔 >>271
・セシル、嶺二、蘭丸 >>272
・藍、カミュ >>273
・苗木、日向、霧切 >>387
・七海、十神、狛枝 >>388
【短編】
・パシフィカ・リベンジ >>122-123
・SP組紹介!(キャラ紹介あり) >>190-202
・春日差す 藤の裏葉の うらとけて >>216-221
・バレンタイン・トロイメライ >>421-423
【長編】
「アイドルロンパ」(ダンガンロンパパロ)
・プロローグ&Chapter1 >>240-247
・Chapter2 >>253-262
・Chapter3 >>277-286
・Chapter4 >>293-303
・Chapter5&エピローグ >>310-315
「ポプって料理対決!」
・ポプって料理対決~どうあがいても、絶望~(準備編) >>7-15
・嫌な予感しかしない試食その1 >>25-31
・嫌な予感しかしない試食その2 >>39-45
・嫌な予感しかしない試食その3 >>55-61
・嫌な予感しかしない試食その4 >>71-78
・嫌な予感しかしない試食その5 >>89-97
・嫌な予感しかしない試食その6 >>107-114
・それなりに平和な結果発表 >>130-136
・修羅場の先は阿鼻叫喚 >>145-153
・オシオキとフィナーレ! >>161-173
「チームで料理対決!!」
・チームで料理対決!!(準備編) >>322-340
・チームで料理対決!!その1(1番~4番) >>347-358
・チームで料理対決!!その2(5番~8番) >>368-378
・チームで料理対決!!その3(9番) >>389-395
・チームで料理対決!!その4(10番~12番) >>404-415
・チームで料理対決!!その5(13番) >>430-439
・チームで料理対決!!その6(14番~16番) >>448-461
・結果発表(前編) >>470-489
・結果発表(後編) >>491-505
・残りのオシオキとフィナーレ >>508-514
「テストネタ おかわりっ!」
・1時間目 >>517-527
・2時間目 >>533-542
・3時間目 >>552-562
「それは愛と純情のセンチエレトリックってことだろSAGA」
・導入編 >>567-573
・準備編 >>574-590(NEW!!)
【夢見草版裸族による裸族のための裸族講座】
・裸族講座1 >>226-232
<タグ>
クロスオーバー ギャグ カオス キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウィッチーズ ポップンミュージック うたプリ SB69 QMA オリジナルキャラクター NL クロスオーバーカップリング コラボあり
- 修羅場の結果発表(結果発表・後編) ( No.497 )
- 日時: 2024/05/21 21:21
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
10分後…。
+α審査員全員「……」
反省文を読み終わった裏部屋から+α審査員たちが登場。彼らの様子は揃って無表情であり、感情を伺うことができない。そして今、運命のジャッジが下される…!
イカ「それじゃ、これから+α審査員のみんなに今回の結果を話してもらうね!まずは3番チームのマックとコリエンテとユリ!シュルクとキンタさんとラスクの前に出て!」
マック&コリエンテ&ユリ「…っ!」
シュルク「…今回の3人の結果だけどね…」
シュルク「3人はもちろん、合格だよ!当然の結果だね!」
キンタ「みんなにはクロスオーバーギルドのみんなが用意してくれた美味しい和菓子とお茶のセットをあげるからね。キッチンブースの掃除が終わった後で食べようか」
ラスク「さっきの講評の様子から分かりきってたことだけどね!ま、☆1評価なのは変わらないし、ユリちゃんはアカデミーに戻ったらリディア先生からの補習はあると思うから、頑張ってよねー?」
マック&コリエンテ&ユリ「ありがとう…!」
異物混入キッシュ事件を起こしてしまった3番チームはあっさりと合格。ここは講評でも自分たちの起こした失敗についてうなだれていたところであり、作り終わった頃から心から反省していた。当然の結果といえよう。次は13番チーム。
ケン(スマブラ)「リュウ。お前の書いた気持ちや次にどうしたいかはよくわかったぜ。お前は何でもかんでも戦って解決しようとするな。あとこれからは人の忠告はちゃんと聞こうな;…ま、お前は合格だぜ!オレも人のことは言えないけど、これをきっかけに洋食の作り方も練習してみたらいいんじゃねえか?」
ロム「『これからプラマジのみんなとの食レポで地球のメシの幸せを広めていきたい』、な。まあ、それならリアルに上手くいくんじゃねえか?だったら今回のシアンたちの自信作で早速試してみろよ?な?」
藍「ナツキもモアと同じようなことを書いていたね。ナツキは大体何でも食べられるからね。まあ、ナツキの語彙センスは独特だから一般人向けへの通訳は必要だと思うけど。しょうがないから僕も付き合ってあげる。……ナツキ。モア。君たちは今回起こした事件の反省点と、今後自分たちが料理に対してどう向き合いたいか、どうしていきたいかをちゃんと書いていた。2人とも合格だよ」
リュウ「ああ、ありがとう!戦闘以外でも、苦手分野の克服も大切なことだな!俺たちの戦いはこれからだ!!」
モア「ロムぅ…!みんなぁ…!ありがとうぴゅるー!!」
那月「藍ちゃぁん…!みんなぁ…!!ありがとうございます…!!うわあああああーん!!」
コズミック異界転移事件を起こした13番チームもそれぞれの反省の姿勢に免じて合格。リュウは何でもかんでも戦闘で解決しようとしないで警告や注意喚起にこれまで以上に耳を傾けて聞くこと、これをきっかけに和食だけではなく洋食の挑戦にも試していきたいと料理対決での反省を機に前向きな姿勢を記していた。モアと那月のコズミック系天才コンビは仲間や関係者の料理に対して食レポをしてその美味しさをみんなに広めたいと記していた。この方法ならきっと「料理の幸せやあたたかさ」を広めて共有する方法は上手くいくだろう。
ストファイシリーズの主人公が自分の今後の改善点について張り切り、感極まって涙を流すプラマジの宇宙ドラマーの頭をシンガンのリアルなドラマーが撫でてやり、わんわん泣きながら抱き付いてくる後輩をカルナイの電脳アイドルが宥める中…。
パックン&ジョウ&蘭丸「……!!」
ベヨネッタ&マングー&ハルト「……!!」
リヒター&レトリー&タイガ「……!!」
怒り狂っている+α審査員以外の全員「」
…大変申し訳ございません。再び修羅場が発生してしまいました。
4番チームの反省文はQUARTET NIGHTのロッカーの武器のハルバードで切り刻んだのち、マリオシリーズのヴィランの花のタネマシンガンでさらに細かく切り刻んだ上でベーシストの放った炎で焼却処分。15番チームの反省文はデモンズベノムの副リーダーのギタリストと第6アカデミーの厨二全開の生徒が闇魔法を放って粉々にしたのち、ベヨネッタの手で即座に小型の超粉砕シュレッダー行き。ベルモンド家のニューヒーローとプラマジのベーシストと第6アカデミーの浪速魂に至っては全員揃って般若の形相でセフィロス&協力した悪役裸族の書いた反省文をリヒターが持参した大量の発火性のレア聖水の起こした業火で塵ひとつ残らず燃やし尽くす。さらにそこに加えて3人揃って追い聖水(通常)を掛け、反省文を燃やした炎すら消し去った。どこからどう突っ込んでいいか分からないが、彼らが非常に強い怒りを覚えていることだけは理解できた。特に9番チームの+α審査員になってしまった3人に言えることだが、今の彼らは地獄の底から蘇った復讐者そのものであり、大悪魔や閻魔大王も腰を抜かすほど恐ろしいと言えるだろう……。
リドリー「パックンたち、ちょっと待て!?何で私たちの反省文を切り刻んだり燃やしたりしたんだ!?一生懸命書いたのにこの有り様は酷くないか!?」
パックン「一生懸命に書いた?…だったら『確かに少しやり過ぎたとは思うが、そもそもまず今回のパックンたちの態度は大いに冷静さを欠いている。こちらの言い分を受け入れてくれなかった』『調理が終わったあとで自分たちを地下に閉じ込めにくるのはおかしい』の文章は出てこないはずっスよね??お前、本当に今回やらかしたことの重大さを理解してないだろ?悪役組の元締めのクッパ大王様とデデデにはお前の今回の態度はみっちり報告しておいたからな??」
ロージア「はあっ!?仮に思ってても普通は書かないでしょ!?これ、アンタたちへの反省文よ!?アンタ、今置かれている状況を分かってんの!?」
キンクル「リドリー…。これはお前の自業自得クルよ…。お前の恐怖のオシオキコース行きは納得するしかないクル」OTL
レン「ねえキンクルさん、ガオガエンさん。今これを聞くのは本当に悪いタイミングだと思うけど、敢えて言うよ?…スマブラSPの悪役組って、こんな調子で大丈夫かい…?」
ガオガエン「大丈夫な訳ねえだろこれが終わったら後でクッパとデデデ主催で悪役組全体の話し合い決定だよゴラ」(^ω^#)
ロイ「これで今度の悪役組のみんなの休みが丸ごとひとつ潰れるな…。セフィロスたちのこともあるだろうし、これはきっと数日間かけての話し合いになるのが分かるぞ;…みんな、ドンマイ;」
ヨシテン「ワシらは誠意を込めて、指示された以上の文章量の反省文を書いたぞ!なのに許されないなんておかしいんじゃー!!いつまでも怒ってないでワシらの話もちゃんと聞いてくれったっていいだろ!?」
ジョウ「『誠意』って何?お前の『誠意』は辛いものにしか発揮されないのか?お前の反省文の冒頭から辛いものを食べることの素晴らしさやマイトウガラシやマイデスソースのアピールポイントを延々と書かれている時点で頭が痛くなった。それでもこっちはお前の反省文は何とか全部読んだけど、特に最後の『シュウ酸カルシウムじゃなくて『ブレアの午前6時』という世界で2番目に辛いものを出したから辛いものが苦手な人への配慮はした』っていうお前の理屈は甚だおかしい。つか『シュウ酸』ってもう食品じゃなくて毒物だろ?お前ら、俺たちに毒物を盛る気だったのか??元病弱だった翔や今も身体の弱い俺もいるのに??」
ミェンミェン「世界で2番目に辛い劇物ソースが『配慮』ってなに??馬鹿アルか??」
ハッチン「シュウ酸カルシウムって…。頭がよくない俺でも分かるぜ…。そんなモノを食ったらジョウでなくても全員医務室行き確定だろ…;」
双循「シュウ酸…。結晶が刺さると炎症を引き起こすやつじゃな。その結晶がもし喉や内臓に刺さったら……」
ダル太夫「…ヨシテン?お前は火バンド組のみならず、夢見草サイドのミューモンたち全ての評判をガタ落ちさせる気でありんすか??」
ヨシテン「何でワシのオトナでスパイシーで刺激的な作品を誰も理解してくれないんじゃー!?つかさっきからお師匠のワシを見る視線が絶対零度なんじゃがー!?」
ダル太夫「貴 様 は 以 前 の や ら か し を 忘 れ た の か ?」
フジレイド「お師匠様大変申し訳ございませんございませんでした貴女が大変お怒りなのは承知の上で申し上げます今はお怒りの思いを抑えて下さい貴女へのこの者の無礼をどうぞお許し下さい(ノンブレス&高速土下座)。…パックンフラワーちゃん、ジョウちゃん、蘭丸ちゃん、みんな、うちのバンドのチームメイトがみんなにとても不快な思いと迷惑を掛けて本当にごめんなさいOTL」
サンダース「サツキ教官!?それに歌劇戦士・黒崎!?なぜ吾輩の嘆願状は受理されなかったのだ!?今後はより注意深い形で皆の健康に配慮するサバイバル料理を出すという旨の文章を提出したのだが!?」
蘭丸「次に出すメシのメイン材料はスッポンの肉にするって、本質は全然変わってねえだろうが…!テメェがいつも世話になってる担任教師に変なセクハラするんじゃねえよ!?つかいい加減『料理=サバイバル料理』っつう発想から離れろや…!他にも料理のジャンルは色々あるし、まずはそれに目を向けねえのかテメェ!?あとテメェの反省文で考案した新種のドレッシングにもレーションを使ってやがるし…!そんなにレーション塗れにしたらいくら美味いメシでもマズくなることぐらい分かるだろ…!!」
サツキ「…サンダースくん?あなた、以前リディア先生の講義でお話されていたことをちゃんと聞いていましたか?確かにスッポンのお肉はスッポン鍋のメインなどとして食用として使用されることはあるのですが、スッポン自体が乱獲すると危険な希少食材ということに気付きませんか?そもそも牛や豚や鶏といった一般的なお肉を使おうという気はあなたにないのですか?」
サンダース「サツキ教官!?何故そのような冷酷な視線で吾輩を見やるのだ!?ここは大舞台の場だから常用されている食肉を使用するのは勿体無いと思ってまでだが!?それに歌劇戦士・黒崎!貴様は先ほどからサツキ教官に対するセクシャルハラスメントと言っているが、吾輩にはそんなつもりは毛頭ないぞ!?サツキ教官が常に勢力旺盛で活動できるようにとあの特別食品を入れたまでだ!?なのに何故サツキ教官も黒崎も、他の者も理解しなかったのか!?」
嶺二「…ねえ、第6アカデミーの家庭科や保体の授業の内容って大丈夫なの?そもそもこの人、アカデミーの先生たちの授業の内容をちゃんと理解してる??」
リック「正直に言うと、今ので全く分からなくなった(真顔)。俺とユリ、一応格闘学科所属だから保健体育担当のガルーダ先生ともよく話すんだが…。いつもは優しく大らかな彼でもこの軍曹の態度を見たら本気でキレそうなんだが?」
セリオス「今回のケースは人体系や生態系の問題にもなるから、学年主任かつ理系担当のロマノフ先生も飛んできそうだな…;本来のオシオキに加えて、彼らからの追加の補修があってもおかしくないんだが。それらが重なったら…軍曹の今度の短期休みは潰れるな。まあ自業自得だが」
サンダース「同胞リックに同胞セリオス!?なぜそのような発言をする!?」
リック&セリオス「軍曹、料理対決が始まってからこれまでお前のしでかしたことを全部思い出してみろ」
翔「つかアレ、わざとじゃねえのが逆にすげーんだけど?いや褒めてねえけど」
感想まだ
- 修羅場の結果発表(結果発表・後編) ( No.498 )
- 日時: 2024/05/21 21:25
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
ダックハント「ちょっ、ちょい待てベヨネッタ!?何でオイラの反省文がシュレッダー行きになるんじゃー!?これは原稿用紙を5枚も使って書いたんだぞ!?」
ベヨネッタ「『ペーパーマリオ』シリーズに出てくる危ない料理のレシピを書いた時点でアンタは恐怖のオシオキコース行き確定よ。…アンタ、みんなの頭を物理的に爆発させる気?」
ベレス「すみぢる、どくキノコ、おばけキノコ、しれんのなべ…。うわぁ、これは完全にアウトね…;」
真理子「スマブラSPに反映されてるオデッセイも、最近出たワンダーも、それにスピンオフのプリンセスピーチも好評なのに何やってんの?あんた、任天堂の大黒柱のマリオシリーズにまとめてケンカを売る気?」
トキヤ「…ダックハントさん。あなた、こんなことしてたらいくらスマブラファイターとしてのファイトマネーや本家光線銃の売り上げがあるからって人生が完全に詰みますよ?」(任天堂法務部は「任天堂 法務部 勝てない」とサジェストが出るほど)
イカ「…ダックハント、今回アンタの書いた反省文の内容は丸ごとマリオとルイージとクッパとデイジーに報告しておくからね??反省文のデータのバックアップは取ってあるから逃げられるとは思わないでよね??」
ダックハント「何でだよイカー!?オイラが尊敬している伝説のカリスマのレシピを参考にしたのに、何でマリオやマリオシリーズにケンカ売ってるとかの話になってるんじゃー!?」
イカ「あ れ が 伝 説 な ら 世 界 が 滅 ぶ ん だ け ど ? ?」
バット「おいマングー!?俺様の一生懸命書いた反省文をダークバレットでボコボコにしなくてもいいだろ!?テメェと俺との仲じゃねーか!?…つか何で今回はそんなに怒ってるんだよ!?いつも頑固なテメェだけど、俺様が謝れば何だかんだで許してくれるじゃねーか!?」
マングー「『俺様の黒魔術や闇魔法は最高にウルトラスペシャルなものなんだから、料理に生かさねー方がおかしいだろ!』と冒頭から書いてあった時点でまともに読む気が失せた。固定審査員たちの前置きやサツキ先生のコメントを聞いてたのかテメェ?…テメェには昔から人の話を聞かないで自分の思うままに行動したり暴れる悪癖はあるが、まさかここまで酷い状態で出てくるとは思わなかった」
はっくん「…バットさん。これはないですよ…;炎魔法を使って軽く火で炙ったりするだけならともかく、あなたの使う魔法って殆どが闇魔法じゃないですか…;そんなのキッチンで使ったらキッチンブースや調理器具が破壊されますって……;」
バット「何でだよー!?ダークフレイムとかもあるじゃねーか!?」
しばりん「ううん、そういう問題じゃねえべ……;」
キンタ「……あのさ、バット。確かに今回の料理対決は自分の持っている魔法や能力を適切な形なら使用OKなルールだったけどさ。君の使える魔法や黒魔術は料理に使うには不適切だっていい加減分からないものかな?そもそも前に君の料理で起こした騒動のせいでダイシゼンを大噴火させたのと、それの副作用でサウンドワールド中にダイシゼンの火山灰を大量に撒き散らさせたことを忘れたの?」(流石にややキレてる)
ヤンヤン「はあっ!?噴火ぁ!?あのお山のミューモンが噴火するって一体何があったアルか!?」
美園「聞いたことがあるわ…。サウンドワールドの晴天のある日、謎の大量の灰が空から大量に降って来て、MIDICITYの全体が大混乱に陥ったって。誤って火山灰を多く吸い込んでしまって病院送りになってしまった幼いミューモンの子たちがいたり干されていた洗濯物が台無しになったのは言わずもがな、確か交通網にもそれによる影響が強く出て悪夢の渋滞が発生したとか…。そうよねコリエンテ?」
コリエンテ「うんうん、それで合ってるよー…つかアレの原因ってダイシゼンさんだったの!?いや、バットさんのせいでダイシゼンさんが大噴火しちゃったなら、原因はバットさん……!?」
シュウ☆ゾー「…そういえばあの時、空から火山灰が大量に降ってきて、MIDIステーション(M◯テのSB69版)で僕たちが披露するはずだった野外パフォーマンスが中止になったんだよね…。おかげでシンガンVSトラクロの対バン企画を屋外から屋内にしなくちゃいけなくなって、僕やツインズたちもクロウくんやロムたちも、MIDIステのスタッフさんたちもめちゃくちゃ大変だったんだよねー…。あはは……」(遠い目)
アイコ「…ここまでだとマラリヤの反省文も嫌な予感しかしないんだけど…。ねえハルト、一体何が書いてあったの…?;」
ハルト「先ほどの固定審査員たちの意見の表面だけを取り入れていたのか『ごめんなさい』とそれの同義語の単語しか書かれていなかった。しかもそれのみで規定の400字を埋めてきた…!お前の書いたものからは謝意や真摯な思いや今回設けられた反省文の儀の本質が全く見られなかったので、恐怖のオシオキコース行きにした!」
マラリヤ「どうして、ハルト…!?謝っているし、規定の文字量は書いたじゃない…!?そもそもさっきクールダウンの休憩を挟んだはずなのに何でそんなに怒っているのよ…!?」
ハルト「お前、たとえ内容が込められてなくとも規定の文字量を埋めればみんなが読んで納得できる反省文だと言えるのか?ならば魔導書も正当な詠唱や呪文が載せられておらずただ意味のない文章だけを、規定の文字量さえを満たせばちゃんとした魔導書だというのか?お前はそこをよく考えて今回のオシオキを受けるんだな…!」
真斗「すまない運営、暫し反省文のコピーを確認させてくれ。…『ごめんなさい。すみませんでした。申し訳ありません。』……本当にこれらの文章しか記されていないな。お前、一体何を考えていたらこんな反省文を提出出来るんだ?」
カミュ「しかも謝罪を意味する尊敬語や謙譲語や手紙で使用される謝罪の定例文まで大量に使って原稿用紙を埋めおって…。『謝罪に使用される語録』のみで今回の騒動に関する貴様の考えが1ミリも見られんのだが?貴様、日本国そのものや各世界の日本系フィールドや日本語や日本語を真摯に学ぼうと思っている輩を侮辱しているのか?」
サーニャ「…私やバルクホルンさんやカミュさんって外国生まれの外国育ちだから、日本系フィールド出身が多いクロスオーバーギルドのみんなとより仲良くなりたくて日本の文化の勉強とかも個別でしているんだけど?あなた、私たちにもまとめてケンカを売ってるの??」
奏「…何これ?マヤさん、確か第6アカデミーの文系担当ってアメリア先生でしたよね?この文章、そのアメリア先生も怒髪天ものなのではないんじゃないですか?理科と保体もですが、この人たちの国語の補修も検討した方がいいんじゃ?」(流石にややキレ気味)
マヤ「ええそうね、奏…!彼女は今副担任として私たちについていらっしゃるけど…!ふふ、『今すぐ』アメリア先生に連絡しようかしら?」(高速でスマホを操作)
マラリヤ「マヤ!?何でアメリア先生を呼ぼうとするのよ…!?今彼女は関係ないでしょ…!?」
マヤ「関係あるわよ?確か料理対決直前のアメリア先生の文系の授業の内容、目上の方へ送る手紙の定例文や冒頭文についての話だったわよね?謝罪のための反省文だからってそれさえ書けばいいと思ったの?…あなた、サツキ先生とイカちゃんとクロウくんの気分を悪くさせた上に作者と翔くんと華を殺しかけて、挙句の果てには今ここにいるみんなにすっごく不快な思いをさせているのよ?それを分かっているの??」
アイコ(うっわぁ…;ハルトやマヤや奏やみんながマジギレなうだぁ……;)
ヤイバ「れ、レトリー…?リヒター?タイガ…?故にお前たちに提出された、反省文は……?;」
レトリー「アイツの反省文、裸族料理や裸塩の効果がレポート形式で50枚も書かれてあったけど?それでもボクたち3人で分担してざっくりとレポートの全体に目を通してあげたけど、ボクたちへの謝罪の言葉がひと言もないどころか、最後に『俺たちが今後の裸族文化を背負っていくため』とか云々書いてあったから、迷わずこの世から消し去ってあげたけど??何か文句ある??」
ヤイバ「故にレジェンド・オブ・すまなかった」(真顔)
クラウド「…レトリー、リヒター、タイガ。今回はうちの作品のバカが本当にすまなかった…!!」(土下座)
セフィロス「俺は文句しかないぞ!俺の優秀な頭脳をフル活用させた渾身のレポートだ!粗雑に扱っていいものではない!しかもアレは改良して今度の裸族サミットに提出しようと思っていたんだぞ!?」
クラウド「黙れFFシリーズとスク◯ニの恥晒しが!!」
夢見草「この論文自体は読みやすいし、漢字や文法のミスはゼロだし、内容の推敲はきちんとされてるし、セフィロスの裸族料理に対する熱量だけは伝わってくるのが余計に困るんだけど…。これ、裸族専門の研究機関に提出したら(一部の研究者にとっては)ものすごく評価されるものになるんじゃないかしら?でも今回は完全に無効案件だけどね」
藍「…ねえアンタ、何でこんなちゃんとした論文の形式を書けるのに、肝心の内容がこんな裸族まみれな訳??論文を書く研究者の人たちや卒業論文のために頑張ってる学生の皆さん全員にケンカ売ってるの??」
セフィロス「このキャラ変毒舌アイドルが!『ふざけた裸族まみれ』ではない!!これは裸神様に捧げる崇高たるレポートだ!!」
ジョーカー「…まあ、裸族サミットにお前の裸族関係の論文を提出すれば大好評なんだろうが。今ここは裸族サミットやその会場じゃないからな?」
スティーブ(・ω・;)「…リヒター、キミのは?」
リヒター「ワリオの奴、反省文の途中から原稿用紙まる1枚を使って銀◯に登場するネオアームストロング砲の模写をしてたから、対吸血鬼殲滅兵器で永久に眠らせてやりたくなったが??」
ガオガエン「これ、模写がモザイクが必要なくらい無駄に上手いのが腹立つんだが…!?しかも反省文の方は『セフィロスのKOKAN輝く傑作とVTRの素晴らしさを認めないお前らが悪いだろ!』の一点張りかよ?」
カイ「うわ本当だマジで引くほど上手い。女子は絶対に見るなよー?…ワリオカンパニーの社員の人たちも擁護しねーだろ、これは…;」
ワリオ「フンガー!?どうして俺様のネオ(略)砲の良さが分からないんだー!?それにワリオカンパニーの奴らも擁護しないって、モナやアシュリーやクリケットたちが俺様の味方にならないって言いたいのか!?」
ベレト「当たり前だろ!?『反省文を書け』って言われてこんなのを出されたら、ワリオカンパニー社員の全員が辞表を出すレベルだよ!?カオスが世界の希望になるのは分かるけど、頼むからふざけていい場面とそうでない場面くらい分かってくれよ!?」
ルキア「せっかくおどるメイドインワリオの続編、好評だったのに…。私たちもギルドでやったんだよ?今回のワリオの騒動でワリオカンパニーの…えっと、カブだっけ?株価だっけ?がガタ落ちしたのが分かるよー;」
シモン「……」(指ゴキゴキ)
レオン「…それで、えっとタイガ。言うまでもねえかもだけど、お前の読んだのは?;」
タイガ「あんの豚魔王はそこの黄色と同じや。『裸塩や裸族砂糖は最高だ!』だの『裸族調味料の魅力が分からないお前たちの舌がおかしい』の一点張りで反省の気持ちなんて1ミリもあらへん。おまけにコイツ、途中から今季のトレンドの勝負下着や人気のある痛褌やら痛グッズの絵柄ランキングやらW683サイドのあっちの裸族女子アイドルとのコラボ企画を書いとるし??つか痛い褌やタイツの柄の候補にサツキ先生やおチビらのもあるんやけど??お前、ほんまふざけんとんのか??」
カムイ「テメェらはあっちの裸族女子どもと一緒に不純物まみれの裸族プリンを作ろうとしたり、ラゾークブートキャンプの特別版をやろうとするんじゃねえよ(裸族回でマジでそれ関係のコメントが来てた)」(^ω^#)
ガノン「何だとこのシスコンドラゴン王子め!俺たちの実力や魅力を向こうの裸族女子アイドルたちが理解してくれたからこその熱意を表したまでだが!?」
テリー「Oh…;何でガノンはこんなに女モノの下着に詳しいんだよ…;あとあっちもいくら裸族だからって流石に共演者を選ぶ権利くらいはあるだろ;」
ペイペイン「しかも反省文の締めに載せてあったのがゼルダ姫(ブレワイ時空)とミファーさん(ブレワイの4英傑の1人、超人気キャラ)の親密な関係性(敢えて曖昧な表現にしております)のSS(R-18)って、あなたは一体何を考えているのですが?あなたのこの有り様、リンクさんに本気で斬り捨てられてもおかしくはありませんが??」
感想まだ
- 修羅場の結果発表(結果発表・後編) ( No.499 )
- 日時: 2024/05/21 21:54
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
すみません、許してもらえなかった彼らは反省文にそれぞれとんでもないことを書いていました(爆弾投下)。
4番チームのリドリーは「やり過ぎたかもしれないが、怒って自分たちを地下に閉じ込めて置くほどではないだろう」と反省文に余計なひと言を付け加えており、読んだパックンフラワーたちの怒りをかえって悪化させてしまう結果に。ヨシテンは相変わらず「脳天を吹っ飛ばすほどの激辛料理は素晴らしい!」という辛さについての自論の展開とマイトウガラシとマイデスソースの配合についてを長々と原稿用紙5ページほど書いていた。ちなみに「世界一辛い食べ物」が「シュウ酸」なのはマジです。軍曹()は反省文の中で自身の得意とするサバイバル料理やレーションの良さについてより詳細に書かれていた。これでは節約のために自炊をしており料理を愛するカルナイのロッカーに許して貰える訳がない。そして特別食品として馬のアレを入れたのはわざとでも何でもなく純粋にサツキの健康を考えていたというある意味では今回最も恐ろしい事態が発覚したため、彼のクラスメートでもあるクールな自信家と実直格闘少年が思わず揃って真顔になってしまった。
15番チームのダックハントは『ペーパーマリオ』シリーズのギャンブル性の強いレシピを記載していたため、ベヨネッタが迷わずシュレッダー送りに。他社からのスマブラ参加キャラがニンテンドーにケンカを売ろうとするな、というかそもそも別のところの料理対決でも起こった悪夢を再び起こそうとするな。バットは反省文の初手から「俺様の黒魔術や闇魔法を使って何が悪いんだよ!?」の文章から始めていたため、被害者かつバットの幼馴染でもあるデモンズベノムのギタリストは反省文をまともに読む気が失せてしまったようだ。これには本来都会の著名バンドに憧れている月里村の学生バンドのリーダーとベーシストが2人揃ってドン引きしてしまった他、普段は温厚かつ彼らデモンズと付き合いの長いガウガストライクスのボーカリスト&ギタリストの獣人の青年も思わず怒りを露わにするほど。あと彼の起こした騒動がきっかけでMIDICITYに大噴火してしまったダイシゼンの火山灰が撒き散らされてしまった経験があったことも発覚した…。マラリヤに至っては先ほどの翔のコメントを曲解したのか「ごめんなさい」を意味する単語のみを400字きっかり使って反省文を提出。そのため被害者のハルトは言わすもがな、たまたまハルトの近くにいた&京都出身で母国に誇りを持つ真斗と個別で日本文化を勉強中のカミュとサーニャと国語が得意な奏と文系科目に自信のあるマヤが揃ってこめかみに青筋を浮かべる有り様だった…。そして間近でそれらを目撃してしまったアイコがガタガタと震えていた…。
そして9番チームのセフィロスとそれをアシストした悪役裸族2人だが、いうまでもなく裸族関係。まず現行犯であるセフィロスはレポートを原稿用紙50枚を使用して書き上げていたため、同作品の主人公であるクラウドが被害者の3人に土下座する事態に。というかお前は1時間でそれだけ文章を書ける頭脳や才能があるならちゃんと「反省文」を書け。レポートそのものは読みやすく書き上げていたんだからなおさら。悪役裸族たちに至ってはそれ以上に酷く、ワリオは「セフィロスの傑作を認めないお前たちが悪いんだろ!」と逆ギレした挙句、途中で反省文を書くのに飽きたのか某有名ギャグ漫画で登場したアレな像の模写をする始末。ガノンも大体同様&裸族用のおすすめの下着や裸族コラボの企画を書いた挙句、締めにゼル伝シリーズの女性キャラのゆりゆりな小話を書くともはやどこからどう突っ込んでいいのか分からなくなる状態だった。そりゃレトリーもリヒターもタイガも般若顔になるよ、これは…。
夢見草「…これで全ての判定は出たわね。それじゃ、4番チームと15番チームとセフィロスとワリオとガノン。あんたたちはこれからオシオキタイムよ?」
問題児たち全員「はああああー!?」
夢見草「はあー!?…じゃないわよ!言ったでしょうが!?今回のオシオキ軽減チャンスは1回きりだって!それを知っていながらあんな反省文を提出してきた時点で誰もあんたたちを許せないわよ!!」
リドリー「待ってくれ作者!もう1度、もう1度だけチャンスをくれ!そうしたらみんなが納得できる反省文を提出してみせるから!!」
ダックハントと「みんなが納得する反省文を書けば許してくれるんだろ〜!?もう1回くらいチャンスをくれたっていいじゃないか!?」
サンダース「サツキ教官、皆のもの、追加の嘆願状なら何度でも提出する!どうか、どうかこの通り!!」
マラリヤ「『仏の顔も三度まで』って言うでしょ…!?アメリア先生の講義で聞いたわよ…!?」
夢見草「ダメに決まってるでしょ!?…そもそも、そんなにオシオキが嫌なら最初から真面目に料理をしたり反省文を書けば良かったのよ」
セフィロス「俺も真面目な反省文を書ける!だから恐怖のオシオキだけは勘弁してくれ!!もうスマブラ屋敷の地下室には送られたくない!!」
ヨシテン「そもそもみんなの空気がピリピリしてたのもよくなかった!ワシらがここに来てからみんながずっとイライラピリピリしててワシらの話をちゃんと聞いてくれなかったから…!ワシは心を込めてオトナでスパイシーや味付けや辛いものへのアピールを一生懸命書いたのにー!?何でそれが『誠意がない』なんて言われるんじゃー!?」
バット「こんな大事になるなんて思ってなかったんだからしょうがねえだろ!?…つか何で3番チームと13番チームは許されたのに俺らは恐怖のオシオキ行きなんだよ!?あとお題無視の鍋を提出した奴らはオシオキ対象にすらなってないとか、おかしくねえか!?」
ワリオ&ガノン「地下室でのオシオキだけは嫌じゃあああああー!!!!!閻魔大王と化したクッパとデデデのオシオキは受けたくねええええええええええー!!!!!」
問題児たちは恐怖のオシオキだけは何とか回避したいと最後に悪あがきをする。この発言に一部のキャラクターが反論しようとした中…。
ドゴォッ!バキィッ!ドゴオオオオオッ!!!
刹那、確かに破壊音がした。それは強烈かつ大きいものだったため会場にいた全員の耳に入っており、問題児たちは言わずもがな、会場にいた全員が戦慄するものだった。とんでもなく嫌な予感がした全員がギギギ…とぎこちなくその音がした箇所を見やる。すると、そこにはいつの間にかクレーターのように破壊され、粉々と化した会場の壁の一部とその残骸があった。何より…。
???「…あなた方、先程から一体どういうことなのですか…!?見苦しいにも程があるのですが……!?」
???「あなたたち、さっきから『オシオキは嫌だ』って、自分たちのことしか言ってないよね?あなたたちの料理で酷い目に遭わせた作者や華ちゃんやイカちゃんやクロウくんや翔くんやサツキ先生、+α審査員の皆さんへのコメントなんてこれっぽっちもないよね……!?」
???「本当ならテメェら全員オシオキ直行コースの癖に、うるっせえんだよ余計なことばっかりギャーギャー喚きやがって……!!」
怒りや不機嫌を通り越した、もはや殺意に等しいオーラを纏い、今にも問題児たちを無に帰さんと水龍剣&竜石を手に取っている水龍の血を継ぎし王女と、真顔で固有武器のヴァリアントサイズを構えている少女と、大量の金平糖型の爆弾を抱えたしにものぐるいのドラマーの姿があったからだ……!!
感想まだ
- 修羅場の結果発表(結果発表・後編) ( No.500 )
- 日時: 2024/05/21 22:00
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
カムイ「あ、あ、姉貴……!?」
ベレス「私、スマブラに来たのはつい最近のことだけど、それでもあんなカグヤは見たことないわよ!?」
美園「り、凛ちゃん…!?凛ちゃんの目が完全に冷め切っているわ…!?」
カミュ「…俺は天宮のコンビパートナーではあるが、それでも、あそこまで怒りを露わにしたあいつを見るのは…!?」
でゅらでゅら「が、がしがし…!?確かにがしがしは怒りっぽいところはあるが、あそこまで怒った様子を見るのは吾輩でも初めてだぞ…!?」
ロム「…ああ。アイツら、リアルに終わったな……」
ダル太夫「そうでありんすな。確かに自業自得ではあるが、これは……」
真理子「…わー、凛ちゃんって怒るとああなるんだねー、あたしたちも初めて知ったよー(棒読み)」
ギャグとカオス大好物組一同「やべぇよ…。やべぇよ……」
固定審査員以外の真面目な皆さん一同 ((((;゚Д゚))))
ダックハント「か、カグヤー!?それにお前たち2人も、何でそんなに怒ってるんだー!?」
カグヤ「ダックハント様、リドリー様、セフィロス様、そして他の皆様?ふざけるのも大概にして頂けますか?先ほどから黙ってあなた方の言い分を聞いてみれば、『自分たちは悪くない、そして恐怖のオシオキは受けたくない』の一点のみではありませんか?自分たちの今回起こした惨事を理解しているのですか?マック様とコリエンテ様とユリ様、リュウ様とモア様と那月様は自分たちの今回のいけなかった点や反省点や改善点を正しく理解し、それを真摯に反省文に綴ったからこそ被害を負わせてしまった皆様に許されたのですよ?…それに比べて、あなた方のコメントや反省文からは今回の固定審査員を務めた作者やイカちゃん様やクロウ様、翔様やサツキ様や様、そして今回あなた方のとばっちりを食らう形で被害に遭われた+α審査員の皆様への謝罪の意思や『本当の意味での誠意』は全く感じられないのですが?先ほど皆様が反省文を書かれる前の固定審査員の皆様のコメントをきちんと聞いていたのですか…!?」
ヨシテン「聞いてたぞ!ワシらもクロウたちと落ち着いて話をしようと思ったのに、お師匠たちギャラリーのみんながワシらに対してずっと怒っていたから…!」
凛音「…そもそもみんなが今までずっとイライラしていたり空気がピリピリしていたのは、あなたたちが酷い料理を出したのにずっとその態度をしていたり、今回起こっちゃった出来事に対する様子を見るために反省文の時間が作られても変な反省文を書いてみんなを怒らせたからでしょう?パックンフラワーさんやジョウさんは大火傷しているし、ハルトくんは猛毒で身体が動かなくなったし…!それにあの激辛ポイズンカレーパンで喉を大ケガした蘭丸さんは歌を歌う歌手だから、今後の活動人生に影響が出るかもしれなかったんだよ?自分たちの起こしたことを『大したことだ』と受け止めてないあなたたちが授業や休み時間の合間を縫って今回お料理の勉強やレシピ作りを頑張っていた美園ちゃんや真理子ちゃんたちと同じ舞台に立って欲しくない!…ましてや、不利な要素があった中でも頑張ってお料理に取り組んだカミュさんやカムイさんやでゅらでゅらさんが、一体なんですって…!?」
ワリオ&ガノン「ひっ!?」
がしがし「ミラクルクッキングで料理のジャンルが変わっちまった中でも今の自分の実力で精一杯できることをしたアイツらと、全部自分の好き勝手だけで食べる奴らのことをぜんっぜん考えてないテメェらを同じ土俵にあげるんじゃねえよ!イカとイガ未満の何かだろクソが…!そもそもいっつもでゅらでゅらに風評被害食らわしやがって迷惑掛けてる奴と、あの時もんもんを人体発火させてまりまりとつぎはぎをギャン泣きさせた奴ってだけでもふざけんなってのに…!これ以上ちゃんとやった奴らや俺や俺の仲間たちを全部コケにして、一体何がしてえんだテメェらは!?テメェらのその頭、1回丸ごと全部爆発させて再構築させてやろうか……!?」
でゅらでゅら「がしがし、落ち着け!?君が怒ってくれたことそのものはありがたく受け止める!!吾輩は大丈夫だから!?このままだと避難しているまりまりとつぎはぎともんもんたちたちまで君の爆撃に巻き込まれるから!?」
カミュ「天宮、今すぐ武器を下ろせ!?お前の此奴らへの怒りは理解できる!だが、このままだとお前たちのせいで俺たち全員が命の危機に晒される!!」
カムイ「お前らも今すぐ姉貴たちを抑えてくれ!?このままだと会場どころかスマブラ屋敷全域が水没すんぞ!?」
リックス「がしがしー!?カグヤー!?凛音ー!?落ち着いてー!?このままだとあたしたち全員がDead Endになっちゃうよー!?」
ミックス「みんなが怒る気持ちは分かるから、一旦深呼吸するし!?」
林檎「あなたたちの怒る気持ちは分かるわ!でも、それをそのままぶつけるのは違うと思うの!ねっ!?」
龍也&Yビート「3人とも、抑えろおおおおおー!!!!!」
アシッド「シュゴー!!!!?」
反論の隙を与えず淡々と、だが非常に強い怒りを隠さず問題児たちを問い詰める3人。どうやらこの3人は今回の料理対決で問題行為を起こした者たちや彼らの織りなす状況を今まで黙って見守っていたものの、先ほどの問題児たちの悪あがきで完全に堪忍袋の緒が切れてしまったようだ…。カグヤは言うまでもなく双子の片割れでもあり己の半身の弟を侮辱された怒りが非常に強い。凛音は自分の身内ほぼ全員が今回の料理対決の関係者かつ、自分のコンビパートナーが結果を出せずに凹んでいたのを目の当たりにした直後にこのような有り様を見せられて普段他者に嫌悪感を見せることが滅多にない彼女ですら全く取り付くシマがない絶対零度のオーラを放っている。がしがしに至っては前述の2人と同様問題児たちの悪あがきに怒っているのもあるが、よりによって今回料理でやらかしたSB69組の問題児がどちらも自分のチームメイトに迷惑を掛けた連中ということもあってより強い怒りが増幅してしまってこのような状態になってしまっている…。このままだと3人が問題児たちごと会場…スマブラ屋敷をぶち壊しそうだったので、室内会場にいた全員が全力で止めました。
最後に、1番の被害者である固定審査員一同から恐怖のオシオキ対象者と成り果ててしまった問題児たちにコメントが…。
イカ「リドリー?ダックハント?セフィロス?ちゃーんとオシオキを受けて頭を冷やしなさいよね?悪役裸族の2人もよ?あと、これから3ヶ月の間はアンタたちのファイトマネーの半分はスマブラ屋敷の食費やキッチン・厨房の修繕の方に回されるからね?…全額没収じゃないだけまだマシだと思いなさいよね?」
クロウ「挑戦者選出の集会で注意されてんのにその注意をまるで聞かなかった時点でねえよ!テメェらのオシオキは全員自業自得だ!!」
翔「…フジレイド、マングー、悪い。暫くコイツらをクロスオーバーワールドには連れて来ないでくれねえか?俺を殺しかけたり仲間たちや先輩たちを侮辱した奴らを前にして冷静でいられるほど俺はヒトが出来てねえ」
サツキ「サンダースくん?マラリヤさん?今回のあなたたちの課外授業は『赤点』ですよ?…大丈夫、あなたたちの担任教師として大事な生徒を見捨てることはしません。あなたたちへの今後の補修は各教科の担当教師の皆さんと連携してみっちり行いますからね??」
矢島「本 当 の 意 味 で 反 省 し ろ」
問題児一同「」
GAME OVER
「リドリーくんとヨシテンくんとサンダースくんとダックハントくんとバットくんとマラリヤさんとセフィロスくんとワリオくんとガノンくんがクロに決まりました。オシオキを開始します」
リドリー「せっかくオリマーに紹介してもらった航空ルートを伝って新鮮な焼きチャッピーを調達してきたのに!?それに試合のファイトマネー没収も納得いか…うわあああああー!!!!?」
ヨシテン「ワシはただ、大好きな辛いものの脳天吹っ飛ぶくらいの美味さをみんなに知って欲しかっただけなのにー!?うぎゃあああああー!!!!?」
サンダース「審査員一同の健康をサツキ教官、我輩や我が同胞たちの渾身の力作をなぜ…ぬおおおおおー!!!!?」
ダックハント「ドキドキやハプニング要素は日常には欠かせないやつだろ!?オイラは大会でそれを表現できるようにし…うぎゃあああああー!!!!?」
バット「他の料理対決でも自分の魔法を使ってた奴らがいただろ!?何で俺様だけダメなんだ…ぎゃあああああー!!!!?」
マラリヤ「サツキ先生、ハルト、マヤ、何で謝罪したのに許してくれないの…あああああー!!!!?」
セフィロス「裸塩や裸砂糖、裸族調味料は万能なんだぞ!?準備期間中に参考にした裸族サミットや裸族学会でもその効果は証明されているのに…ぐあああああああああー!!!!!」
ワリオ&ガノン「セフィロスの優勝のアシストをしたかっただけなのに、俺(様)たちまでオシオキとかふざけんなあああああー!!!!!」
固定審査員たちは冷え切っており、恐怖のオシオキの回避は不可能。モノクマ印のボタンが押されたと同時にオシオキ対象者9人の足元に穴が開き、彼らは全員真っ逆さまに落ちていった…。
カムイ「…姉貴、凛音、がしがし。もうみんな先に外の打ち上げ会場に行ってろ。姉貴たちはさっきまでのことで特に疲れただろうし、外の空気でも吸ってリラックスして来いよ」
カミュ「天宮。お前は連と合流して、客間で待機しているファイヤーエムブレムシリーズの姫どもやあの愚民どもの話でも聞いて来い」
でゅらでゅら「ついでに打ち上げ会場にいるまりまりやつぎはぎたちや純粋組の皆の様子も見てきてくれ。ここは吾輩たちが見張っているから。…な、頼む;」
カグヤ「…そうですねカムイ、皆さま。ここまで激昂したのは自国の戦争時以来かもしれませんね。私も少し疲れてしまいました。…マスターハンド様、クレイジーハンド様、MZD様。破壊してしまったあの壁の弁償代は私のファイトマネーから提出致します。そしてお集まりいただいている皆様、この度は身勝手な理由で武器を振るってしまい、大変申し訳ございませんでした;」
凛音「カグヤさんだけじゃないです!弁償代は私の依頼のお金からも出します…!I’m Sorry;」
奏「先輩、カグヤさん、さん、気に病み過ぎないで下さい…。皆さんの怒る気持ちはよく分かるので…;あの、凛音先輩、よければ私も付き添いますよ;」
凛音「うん、一緒に行こう;」
がしがし「そうだなでゅらでゅら、会場の見張りは頼むわ。…あとみんな、うるさくした詫びにもなんねえかもしれねえが、これはオレの作った金平糖やそれを利用した和菓子だ。クロスオーバーのギルドやそこの先生どもの事務所にも贈っておくから、良かったらみんなで食ってくれ。…じゃ、そろそろ行くわ」
スティーブ(・ω・;)いってらっしゃーい;ボクたちは後で合流するねー;
苗木「…それじゃあ、3番チームと13番チームのみんなへのオシオキ内容を伝えるよ。君たちは今回使用した16個のキッチンブースのスペース全てのお掃除をお願いね?加えてマックくんとコリエンテさんとユリさんとリュウさんには後日それぞれに料理の初心者用のお料理講座と実技の訓練があるから、忘れずに受けてね」
日向「それと、モアと那月は料理の料理の実技講座の代わりに改めて今回起こした事態への3枚以上の反省レポートを提出してくれ。『また反省文かよ』とうんざりするかもしれねえが…。まあ今回お前らがやらかしたことがアレだし、素直に受け取ってくれ;お前らは掃除とレポートが終わったら打ち上げに参加していいからさ」
モア「分かったぴゅる〜;モアたちへの反省文が多いのは仕方ないぴゅるね;」
那月「そうですね;…モアちゃん、お掃除が終わった後で一緒に頑張りましょうか!」
リュウ「ああ、分かった!専門家の教えなら安心だな!俺たちの戦いはこれからだ…!!」
コリエンテ「あっ、ちょっと待って!…マック、ユリ!あたし、この後ちょっとだけやらなきゃいけないことがあるから、オシオキ中に少しだけ抜けるけど、いい?用事が終わったらすぐに戻るからさ!その間に2人は休憩しててよ!」
ユリ「あたしは多分リディア先生の講義だから、合格点を貰えるようにがんば…え?途中でちょっと抜けるの?あたしは別にいいけど…?」
マック「俺も大丈夫っスけど…」(…あれ?なんだか妙な予感がするの、気のせいじゃないっすよね……?;)
クロウ「…んじゃ、俺たちもオシオキで役割があるからそろそろ行くわ。もしオシオキを観たいなら、お前らはここで観ていけよ?」
ロム「おう、クロウ。一応リアルに気を付けろ」
ミシェル「…ねえ、作者。そういえば各料理対決のオシオキってテーマがあったわよね…?」
ロッシュ「そういや確かに。料理のテーマによってちょっと変わったりとかな。なあ、今回のテーマはなんだ?」
夢見草「うーん、そうね。まあ一言で言うなら…」
リックス「なになに?一言で言えば?」
夢見草「……『誰がここまでやれ』といった、感じ」
ミックス「……はい?」
感想まだ
- 修羅場の結果発表(結果発表・後編) ( No.501 )
- 日時: 2024/05/21 22:05
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
オシオキ対象者一同「うわああああああああああー!!!!!」
さて、一方その頃。恐怖のオシオキ対象者たちは全員MZDの生成したワープホールで転移され、暗闇の中で真っ逆さま。いよいよ彼らのオシオキが開始されるようだ。テーマパークにあるフリーフォール・マシーンの下りの如く、急落下していた彼らだったが、不意に目の前に白い「何か」が見えて来た。
リドリー「おい、光が見える!出口が見えるぞ!」
サンダース「受け身を取らねば…!」
彼らは全員元は各世界から選ばれたスマブラファイターや実力者たち。出口の衝撃に備え、受け身の体制を取るが…。
バット「ぶえっ!?ゲホッ、ゴホッ!?…オイ何だよこれは!?」
セフィロス「普通の地面ではないな!?異常に柔らかいし、安定していないぞ!?
マラリヤ「しかも私たちが落ちた時に舞った白い粉が服の中に入って、気持ち悪い…!」
地面が思ったより遥かに柔らかく、また安定していなかったため、彼らはグニュっと地面に倒れ込んでしまった。さらに何故か倒れ込んだ時に大量の白い粉が舞い、彼らの髪や肌を白く染め上げたり服の中に飛び散った粉が入り込んでムズムズする。これは…。
ダックハント「おい、もしかしてこれって、小麦粉じゃないのかー!?」
リドリー「だから粉っぽいし、白かったのか!?」
ガノン「俺とワリオは重量級だから一気に沈むぞ!ぬおおおおおー!!!!?」
十神「むかーし、昔。あるところに、貧しいが仲のいい5人のきょうだいが住んでいました」
シミー「4343ィ。彼らはとっても貧乏だったけど、助け合って仲良く暮らしていた43ィ」
問題児一同「!?」
会場待機者一同「なんだこのナレーション!?」
唐突に謎のナレーションが響く。ちょっと待て、何でナレーションの音声が今回被害にあった超高校級の御曹司とハクチョウギタリストなんですか?驚きながらももがく彼らだが、そこへ追い討ちを掛けるかの如く。
矢島「サツキ姉さん、大丈夫か?荷物は持つよ」
サツキ「ええ、ありがとうハナちゃん。…あら?とってもいい匂いがするわね?今日のご飯は何かしら?」
クロウ「おうサツキ姉さんたち、おかえり黙示録だぜ!…驚け!今日は俺様特製の昇天不可避のクリームシチューだぜ黙示録!」
翔「町はずれの直売所でニンジンの安売りがあったから作れたんだぜ!俺と兄貴で仕事終わりに買いに行った!あの直売所の安売りはなかなかないからさ、今日の俺たちはすっげえラッキーだよな!…まあ、パンと肉は、ねえけど」
イカ「ちょっとショウお兄ちゃん!あたしたち、お肉なんて長いこと食べてないし;…でもでも、1ヶ月ぶりのクロウお兄ちゃんの特製シチューだ!やったー!!」
オシオキ対象者一同「」
会場待機中のまともな一同「…固定審査員んんんんんー!?お前ら、一体何やってんだ!?」
ベヨネッタ「ちょっwww なんかいつの間にかイカたちが貧乏きょうだい役でスクリーンに出てきたんだけどwww」
蘭丸「翔うううううー!?テメェまで貧乏になる必要はねえよおおおおおー!?」
ラスク「もしユウが見たらぶっ倒れるよ、これ…;」
室内会場が色々と阿鼻叫喚になっていることなど露知らず、今オシオキ対象者たちの目の前にあるモニターの大画面に映っているのは古びた室内に今にも壊れそうな机とイス。そこに登場した固定審査員5人は古びた大鍋を囲んでシチューを食べる。それは牛乳とニンジンを煮立てただけの非常に質素なものだったが、それでも温かく美味しそうだった。
翔「美味かったぜ!ごちそーさん!…あーでも、やっぱり兄貴のシチューに合うような美味いパンがあればなーって思っちまうぜ」
サツキ「ごめんねショウくん、お姉ちゃんの稼ぎがもう少しあれば…」
矢島「いや、ただでさえ花屋と家庭教師の仕事を掛け持ちしてるのに、これ以上仕事を増やして身体を壊したら元も子もないだろ。姉さんはよくやってるよ」
イカ「…クロウお兄ちゃんは牧場でウシさんのお世話。ショウお兄ちゃんは駅前で靴磨き。ハナお姉ちゃんは工場のお仕事。あたしは朝と夕方の新聞配達。みんなで頑張ってこれだけお金を集めても、5人で生活していくのは本当にギリギリだねー…」
クロウ「…父さんと母さんが事故で死んだのは突然だったからな。こればっかりは仕方ねえ。家族がバラバラにならなかっただけマシだと思うしかねえよ黙示録」
十神「きょうだいの両親は唐突に事故で他界したため、彼らは自分たちにできる範囲でそれぞれ仕事をしていました。特に頑張り屋の長女のサツキは掛け持ちでさまざまな仕事をするほどでしたが、それでも彼らが人並みの生活が送れるほどのお金はありませんでした。…だが。そんな彼らに、ある日転機が訪れます。それはきょうだちの末っ子・イカの起こした奇跡でした」
一瞬画面内の照明が落ち、再びモニターにイカのみが映し出された。そこには白いコック服&コック帽に着替えたスプラトゥーンシリーズのインクリングに加えて、なぜかハリボテのシミースワンズの等身大スタンドまである。一体なぜシミーのハリボテスタンドなんだよとオシオキ対象者も会場でオシオキの成り行きを見守っていた者たちも揃って思うが、息巻いてシミーのハリボテスタンドに語りかけるイカに全員注目する。
イカ「あなたは…街1番のパン工場の経営者一家の1人、シミーさん!?それに本当にあたしが当たったの!?M・U・P…『めっちゃ・美味い・パン工場』の次期後継者候補に!?」
シミー「4343ィ。元から工場の後継者候補は市民の中から、と決めていた43ィ。…だけど、元の後継者候補たちはパンや料理や労働者のことを考えていない愚か者ばかり。苦労をしているキミなら、大切なことを忘れずに後継者てやっていけるのだと思った43ィ…!」
イカ「ありがとうございます…!多くの後継者候補からあたしを選んでくれて本当に嬉しいよ!あたし、後継者として、これから経営のお勉強を頑張りますから!」
シミー「その意気43ィ。ついでにキミのきょうだいもみーんな従業員としてここで働くといい43ィ。彼らはみんな評判がいいし、俺たちも働き者は歓迎する43ィ」
イカ「うんうん!身内贔屓抜きでも、あたしのきょうだいたちは工場の発展にすっごく貢献してくれると思うよ!サツキお姉ちゃんもクロウお兄ちゃんもショウお兄ちゃんもハナお姉ちゃんも、みーんなやる気十分なんだから!それに…!」
イカ「と・く・に!あたしたちは食べ物を粗末にしたり侮辱する奴らには、絶対に容赦しないんだから」
シミー「…こうして、新経営者であるイカとそのきょうだいたちによる、M・U・Pの新経営体制が始まった43ィ!…ここから先は生まれ変わった我が工場の製造ラインを画面の前の皆さんにもとくとご覧いただく43ィ…!!」
問題児一同「」
カメラ目線で可愛らしくニッコリ微笑むスプラトゥーンシリーズのインクリング。だが、彼女の背後にはどこか黒いオーラが漂っており、決して逆らってはいけないものを感じた問題児一同は思わず一瞬身震いする。それはナレーションの音声も同様。特に悪役裸族3人はこのナレーション音声に底冷えするような怒気を感じたため、寄り添ってガタガタと震える。モニター画面が切り替わると、そこには可愛らしいアニメ調のテキストでこう記されていた…。
「M・U・P NEW WORLD!!~ドキッ!?新社長一行のパン工場改造計画~」
超コラボレーション級のメシマズ リドリー・ヨシテン・サンダース・ダックハント・デーモンバット・マラリヤ・セフィロスへのオシオキ
感想まだ
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