二次創作小説(新・総合)
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- とある彼らの日常日和SP
- 日時: 2025/05/25 16:15
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
初めまして、こんにちは。そしてお久しぶりの方はお久しぶりです。元ユリカこと夢見草と申します。改めて小説カキコでクロスオーバー・日常系二次創作小説を書かせて頂くことになりました。何かと至らないところは多いですが、どうぞよろしくお願いします。
<注意>
・このスレッドは「二次創作・クロスオーバー」を中心にしています。
・作品はスマブラ・ぷよぷよ・ダンガンロンパ・ポップンミュージック・オリジナルキャラクター…など様々です。またキャラクターによっては出番数や扱いに差があります、あらかじめご了承ください。
・二次創作ならではの「オリジナル設定」がかなりありますので注意して下さい(一部のキャラクターの不憫設定化、ギャグとカオス大好物組化、「裸族」化など)。また各キャラクターの設定や世界観は随時更新していきます。
・CP要素(男女カップリング/NL)があります。苦手な方は注意して下さい。
・小説の感想などの書き込みは歓迎します。ただし内容とあまり関係ないレスや誹謗中傷、他の人が見て気分を害する書き込みはしないで下さい。
・コラボの依頼やキャラクターの貸し出し・提供などは歓迎します。その時はコメントでお知らせ下さい。ただし、誹謗中傷や他の読者の迷惑となる行為や書き込みなどは絶対にやめて下さい。
・不定期更新です。あらかじめご了承下さい。
最終更新日:5月25日
<目次>
【世界観】
・ご挨拶 >>1
・おおまかな世界観の設定 >>211
・各キャラクターイメージボイス集一覧 >>88
・簡易的なキャラ分類表 >>269
【簡易的なキャラ設定】(随時追加&更新予定)
・矢島、真理子、美園、凛音、奏 >>139-140
・ロッシュ、ミシェル、フレドリカ、ケン >>185
・ニコラス、サイモン、マリー >>186
・ラクーナ、アーサー、ルナ >>187
・宮藤、坂本、バルクホルン、サーニャ >>212
・音也、真斗、那月 >>270
・トキヤ、レン、翔 >>271
・セシル、嶺二、蘭丸 >>272
・藍、カミュ >>273
・苗木、日向、霧切 >>387
・七海、十神、狛枝 >>388
【短編】
・パシフィカ・リベンジ >>122-123
・SP組紹介!(キャラ紹介あり) >>190-202
・春日差す 藤の裏葉の うらとけて >>216-221
・バレンタイン・トロイメライ >>421-423
【長編】
「アイドルロンパ」(ダンガンロンパパロ)
・プロローグ&Chapter1 >>240-247
・Chapter2 >>253-262
・Chapter3 >>277-286
・Chapter4 >>293-303
・Chapter5&エピローグ >>310-315
「ポプって料理対決!」
・ポプって料理対決~どうあがいても、絶望~(準備編) >>7-15
・嫌な予感しかしない試食その1 >>25-31
・嫌な予感しかしない試食その2 >>39-45
・嫌な予感しかしない試食その3 >>55-61
・嫌な予感しかしない試食その4 >>71-78
・嫌な予感しかしない試食その5 >>89-97
・嫌な予感しかしない試食その6 >>107-114
・それなりに平和な結果発表 >>130-136
・修羅場の先は阿鼻叫喚 >>145-153
・オシオキとフィナーレ! >>161-173
「チームで料理対決!!」
・チームで料理対決!!(準備編) >>322-340
・チームで料理対決!!その1(1番~4番) >>347-358
・チームで料理対決!!その2(5番~8番) >>368-378
・チームで料理対決!!その3(9番) >>389-395
・チームで料理対決!!その4(10番~12番) >>404-415
・チームで料理対決!!その5(13番) >>430-439
・チームで料理対決!!その6(14番~16番) >>448-461
・結果発表(前編) >>470-489
・結果発表(後編) >>491-505
・残りのオシオキとフィナーレ >>508-514
「テストネタ おかわりっ!」
・1時間目 >>517-527
・2時間目 >>533-542
・3時間目 >>552-562
「それは愛と純情のセンチエレトリックってことだろSAGA」
・導入編 >>567-573
・準備編 >>574-590(NEW!!)
【夢見草版裸族による裸族のための裸族講座】
・裸族講座1 >>226-232
<タグ>
クロスオーバー ギャグ カオス キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウィッチーズ ポップンミュージック うたプリ SB69 QMA オリジナルキャラクター NL クロスオーバーカップリング コラボあり
- 結果発表(前編) ( No.482 )
- 日時: 2024/03/17 18:31
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
一瞬場がとんでもないカオスに包まれたが、ともかくこれで7番チームへの講評はおしまい。次は14番チーム(カムイ、でゅらでゅら、カミュ)。ここはいうまでもなく「ミラクルクッキング」の影響でトマト鍋を提供したところだ。読者の皆さんも「ここでなぜトマト鍋!?」と全員がツッコミを入れてましたね。
林檎「ちょっwww何これwww私、とっても楽しかったわwww職業がら他の場所だと生かせなさそうなのが残念でたまらないわwww」
龍也「おいおい、何だこのらーぶらーぶってのは;俺、今まで聞いたことがなかったんだが;…14番チーム!☆4組最後の講評はお前らだ!しっかり締めていけよ?」
カムイ「…このカオスの後で俺らの講評かよ;んで、俺たちのアレを食ったのは…姉貴ィ!?」
でゅらでゅら「この後だと吾輩たちの講評はかなりやりづらいのだが;…まりまり!」
カミュ「はっ、愚民めが。誰もが予測し得ることなのに何故問題を起こす?…黒崎と美風が医務室送りになり、神宮寺と聖川は別の者の試食を担当した。つまり俺のパートの試食をしたのは一十木か…あ、天宮ァ!?」
カグヤ「はい、私たちですよ?カムイ、でゅらでゅら様、カミュ様。…それとあのお料理ですが、やっぱりミラクルクッキングでああなりましたのね…;」
まりまり「でゅらでゅらー!でゅらでゅらとみんなのトマト鍋セット、ぶち美味かったとね〜♪」
凛音「カミュさん!…ええっと、音也くんたちじゃなくてごめんね;Sorry…;」
カミュ「いや……;」
音也「カミュ先輩、俺は別のパートの試食だったよー;」
レン「…ひとつだけ聞いていいかい?何でお題がパン料理なのにトマト鍋を提供したんだい、バロン…;」
真斗「おい、先輩のチームメイトを見て察しろ神宮寺…;」
ジョーカー「トマト鍋www嘘だろwww俺たちがハンバーガーを作っている時に鍋を作った奴らがいたのかwww」
もんもん「えっと、そろそろみんなの講評を聞かないかい?;…でゅらでゅら、僕たちにも、一体何があったのか教えてくれるかい?」
14番チームの一部は自分のパートの試食者に驚くも、講評に入る。今回の挑戦者の1人にカムイがいることからミラクルクッキングが発生したことは真っ先にわかった。しかし、今回はチーム戦のはず…?一体何故トマト鍋を提供することになったのかは彼らに直接確認してみよう。
イカ「ねえ、そもそも何でパン生地がトマト鍋になったのー?」
カムイ「それは俺だって聞きてえよ!?」
雷那「あのー、ちなみに皆さんのチームのパン生地がパン料理としては絶対に利用できないものに変化したらしいですけど、一体何に変化したのかこちらにも教えて頂けますか?」
カミュ「……トマトスープのブイヨンだ」
全員「肺?」
カミュ「だから、トマトスープだと言っておるだろうが!?言っても分からんのかこの愚民どもが!?」
がしがし「いや聞いてるよ!?聞いた上でそれが信じられねえんだよ!?」
つぎはぎ「固体のはずのパン生地が、液体のお料理を作るための素になっちゃったんだね……;」
でゅらでゅら「正直、当日目撃していた吾輩たちも腰を抜かすかと思ったぞ;…カミュは以前実際にカムイの作った料理のミラクルクッキングを目撃したことがあったらしいが、吾輩はカムイをチームに引き当てた時から本当に彼の料理がミラクルクッキングになるのか気になってな。練習期間中、彼に10回ほど通常の簡単なパン料理を作らせたんだ。そうしたら…;」
カムイ「全部パンじゃねえものに変わりやがったんだよコンチキショウがOTL何だよパン生地が焼き上がった途端に三色団子や鶏肉の蒸し焼きや新玉ねぎの塩昆布和えに変わるってOTL」(証拠写真提供)
エリーゼ「ちょっwww本当に全部パン以外のお料理に変わっちゃってるしwwwしかもどれも美味しそうwww」
ブレディ「ちょうど冬と春の間が旬の新玉ねぎの料理とかあるし、その変わっちまった料理も普通に食いてえな…;ミラクルクッキングでも旬の食材は意識してるんだな;」
まりまり「うんうん!…あれ?でもそうしたら、『パン生地だけはカムイに触らせない』ってやり方も出来たとね?」
でゅらでゅら「そうなんだまりまり…;カムイにパン生地を行き渡らせたらどう足掻いてもパン料理以外が出ることを悟った吾輩たち2人は、付け合わせはともかくメインのパン料理だけはカミュと2人で製作することに決めた;これも準備期間中に判明したんだが、カムイも飲み物だけは普通に淹れられたからな;」
イカ「あー!そういえば確かに!カグヤもお紅茶は普通に淹れてたねー?」
カミュ「……そもそも、以前の料理対決で出た事例や問題事項を調べていた俺たちは、その過程で『ミラクルクッキングが発生しても☆5評価を獲得した』事例もあることに気付いた。しかもそれを達成した料理対決のルールはペア戦とのことだった。…これなら仮に味方にミラクルクッキング製作者がいたとしても優勝の希望は無いわけではない。全てを完璧にこなすのがシルクパレスの伯爵としての使命であり、俺の信念だ。それならば☆3以上といわず、優勝である☆5評価を目指すまでと目標を改めた訳だが…」
凛音「ええっ!?そ、そんなこともあるんだね!?私も初めて知ったよ!?」
サツキ「つまりミラクルクッキング発動でもお題無視にならなかった、ということでしょうか?ミラクルクッキングの方だと味は保証されますから…お題と変わってしまったお料理との相性が良かったのですかね…?」
でゅらでゅら「多分そうだ。それとその案件だが、どうやら味方に最高クラスの料理の腕前を誇るキャラクターを引き当てた幸運もあったそうだ;…まあそれはともかく吾輩たちも最初は『パン料理』を作ろうとした。伝言上のピザトーストとシナモンロールだな。ルール上定められていたパン生地用の自動販売機から生地を出し、作業行程を始めようとしたその時に……;」
カムイ「…突然、俺たちのキッチンブースで何故かデカい地震が起きた。俺ら3人が体勢を崩して、その時にちょうど出されたパン生地が、どっちも俺の手に乗っかっちまって……;」
翔「パンがカムイの手に乗っかっただけでトマトスープの素に変化したのかよ!?マジでどうなってんだよミラクルクッキング!?」
カミュ「それは俺たちが1番知りたいぞ来栖。…だが、万一ミラクルクッキングが発動した際に備え、水龍の血を継ぎし王子の予算分(5000円分)は材料を購入せずキープしておいた。そして俺たちの中で1番料理の腕前に優れるしにものぐるいの吸血鬼ギタリストの提案もあり、変化した料理を生かして俺たちは再起したのだ」
でゅらでゅら「追加の買い出しもルール上認められていたからな。本当ならそれらを使わずにパン料理を完成させたかったのだが;…ともかく、変化したのがトマトスープということで吾輩の得意料理であるトマト鍋なら十分活かせると思い、カムイに指示と追加の買い出しを任せて吾輩とカミュは料理の準備に取り掛かった。得意のトマト鍋のレシピは吾輩の手にあるし、カミュに指示を出しながらベースとなるトマトスープや追加の買い出しとして継ぎ足したトマトホールの缶詰やケチャップを用いた味付けから切った具材の投入、隠し味による遊びをこなしたぞ。それと料理の一部は既に購入してあった材料を使った。元々作ろうとしていたものもピザトーストだったからな」
14番チームは万一発生してしまったミラクルクッキングに対応出来るように、あらかじめ買い出しを抑えて予算をキープしておいたのだ。ルールをうまく活用したのでミラクルクッキングに対する問題は早期解決。カムイがすぐに運営に申請もしたので、これはルール上なにも問題はない。パン生地の変化に慌てた仲間もすぐさまトマトスープのブイヨンに合う料理や食材を用意したのだ。
ロッシュ「そういや調理中のキッチンブースで何か『何でパン生地がそれに変わった!?』とか、『今からパターンBに移行する』とか何とか言ってたような…。アレ、もしかしてお前たちか?;」
カムイ「おう…;しかもパン生地用の機械が何故か壊れちまって、絶対に手製のパン料理は出せなくなっちまったから…;大型ショッピングセンターで売られてる既製品のパンを出したら間違いなく失格だろ?;」
ミシェル「うーん、どうなのかしら…?この場合は仮に既製品のパンを提出したとしたら、審議対象になりそうだけどね…;」
那月「…ミューちゃん先輩、カムイくん、でゅらでゅらさん…;」
モア「あのー、モアたち、3人にすっごく謝りたいことがあるぴゅる…;」
ミシェル「…モア。那月。それはあなたたちの講評の時に聞くわね?それでいいかしら?」(嫌な予感がする…;)
14番チームを襲った謎の地震とパン生地用機械の故障。これには何か隠された事情があるのかもしれないが、それは一旦置いておいて講評の続きを聞く。
まりまり「でも、でゅらでゅら!カムイ!カミュ!みんなの作ってくれたトマト鍋はぶち美味かったばい〜♪とってもあったかくて、食べる人のことを考えとった素敵なお料理だったばい!もしお題が『鍋料理』や『冬に食べたい料理』だったら☆5も取れてたかもしれんね!!」
カグヤ「そうですねまりまり様。あれはスマブラ屋敷のお鍋パーティやクロスオーバーギルドのお鍋パーティの時にぜひまた頂きたいですわ」
でゅらでゅら「お題違いの料理でそこまで言ってもらえると本当にありがたいし、失格覚悟だった吾輩たちとしては救われる;…まりまり。あれは今度、『しにものぐるい』のみんなや火バンド組の会合でまた作る。そこで持って行くぞ。楽しみに待っていてくれ」
まりまり「ありがとう!でゅらでゅら、みんな!今回はお疲れ様〜♪」
カムイ「マジで失格じゃなくて良かった…;俺だけならまだしも、俺のせいででゅらでゅらとカミュまでこれ以上のとばっちりを食らったら立ち直れねえ……;」
カグヤ「ふふ、カムイは相変わらず心配性ですね?…今回の料理対決では、あなたも不利な中でできるだけのことをしたのです。私の弟としてあなたを大変誇りに思います。これはリョウマお兄さまやマークスお兄さまたちにも持って行って食べて頂きましょうね?2週間の準備期間、本当にお疲れ様でした」
カムイ「……まあ、兄貴たちがパンじゃなくて鍋でいいんだったら」(照)
サクラ「別次元だと分かっておりますが…!そちらのカムイお兄さま!もしよければ打ち上げて私たちにもお裾分けして頂けますか?それと、私たちの作者にも持って行ってもいいですか!?」
カムイ「へ!?…あ、ああサクラ!エリーゼ!お前たちがいいんだったら、こんなんでも出すし、お前らの世界にも持ってけ!!」
エリーゼ「あたしもそっちのお兄ちゃんお手製のトマト鍋を食べたいな!それに、お写真にも撮ってあたしたちの世界のみんなにも見せるねwww」
カムイ「そ れ は や め ろ や!!」
FEifの水龍の血を継ぎし王子としにものぐるいのギタリストは慕う双子の実姉と仲のいい幼馴染のギターボーカリストに褒められ、失格ではなかった安心感と仲の良い人物に褒められた達成感を抱いてステージを降りる。だが、QUARTET NIGHTの伯爵は未だステージの上のままだ。
感想まだ
- 結果発表(前編) ( No.483 )
- 日時: 2024/03/17 18:48
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
凛音「カミュさんがメインになって作ってくれたゼリーもとっても美味しかったよ!前に振る舞ってくれた時よりレベルアップしていたし、色の違いや食感も楽しめて…」
カミュ「…妙な慰めはよせ、天宮」
凛音「え?」
カミュ「……所詮何と言われようが、俺の作品は題材無視の失格寸前の出来だったのだ。来栖や固定審査員や追加の審査員の貴様らがどう言おうが、それは変わらん。今回の最高評価獲得者の中には料理の腕が大きく劣る挑戦者もいる。そいつらと異なり、俺は今回の企画で結果を出すことが出来なかった。言い訳はせん。お前もせいぜい俺をなじるがいいわ」
嶺二「ミューちゃん……」
セシル「…カミュが、とっても落ち込んでいます…。いつもイジワルでオウボウでワガママで自信タップリなカミュなのに、アレはとても珍しいです……」
トキヤ「常に完璧主義者のカミュ先輩ですからね…。元から仕事に一切の妥協を許さないお方です。その彼がいくら味方の事情があったとはいえ、料理対決の大舞台でお題無視の料理を製作してしまったとなったら…。仮に私が先輩の立場でも落ち込んでいたと思います;」
テディ「あの人はいつも自信満々な人だと思ってたけど、あんなに落ち込むこともあるんだね〜…」
カズーイ「多分アイツもミラクルクッキングが起きた時に何とか出来ないかと思ったんだろうけど…;」
レン「バロン……」
真斗「カミュ先輩……」
コリエンテ&タロー「カミュ(さん)~;」
カムイ「カミュ、本当に、本当にマジでゴメン」OTL
でゅらでゅら「彼、先程まではだいぶ気丈だったのだが…;」
美園(しかも、よりによってここの試食者が…;カミュさん、凛ちゃん、大丈夫かしら…;)
完璧主義者のQUARTET NIGHTの伯爵にとっては仮に「失格」にならなかったとしても、今回の結果は大変不本意なものだった。常に自信に溢れ凛と堂々とした佇まいを見せる彼だが、今回ばかりは流石に落ち込みの色が強く、全く普段の彼らしくない後ろ向きの発言を見せる…。仲間や後輩たちや関係者やギャラリーが何も言えなくなる中、少女が評価用紙を一旦ステージ上のミニテーブルに置き、そのまま彼の目の前に進み出る。そして固く拳を握っていた彼の両手を手に取り、そっと、そうっと自分の両手で包み込んだ。
カミュ「…天宮?」
凛音「カミュさん、あのね?少しだけ私のお話を聞いてくれますか?…私、今回の試食でさんのお料理を食べられて、本当に良かったと思っているの」
カミュ「…何故だ?お前も寿や一ノ瀬、カイルやリエルの方が良かったはずだろう。あのレオンや阿呆の田名部ですら最高評価獲得者だぞ」
凛音「…だって、カミュさんは、今回の料理対決の中でも最高の結果を出そうとして、あのトマト鍋やフルーツゼリーの中にカミュさん特製のマジェスティックパワーを込めたんですよね?」
カミュ「……最高評価を獲得できなかった以上、全て水の泡と化した訳だが」
凛音「Bubbleになんかなってないよ!!声が出さなくて王子様に想いが届かなかった人魚姫さんだって、泡になっちゃったあとでも、天国へ行けたのよ…!?さんたちはそうじゃない!さんたちがお料理に込められた想いは翔くんや作者やイカちゃんやクロウくんやサツキ先生や華ちゃん、カグヤさんやまりまりちゃんに届きました!!それはみんなを見ていた私がショーメイ出来ます!!」
カミュ「…話が逸れているぞ天宮。お前のそれは、いつものことだが」
「あっ、ごめんなさい;…ええと、それで、私が何が言いたいかって言うと…。今回のお料理対決でミラクルクッキングが起こっちゃった中でも、自分の今出来ることを一生懸命に頑張ったさんのことを、私はとてもすごいなって思うし、尊敬するし、だからこそ『上手くできなかった』からってさんが自分を悪く言うのを見るのは、とても辛いです……」
カミュ「……」
凛音「……やっぱり私、日本語がダメだな。何かを言葉にしようとしても、上手くまとまらなくて…。余計に嫌な気持ちにさせちゃったのなら、ごめんなさい」
カミュ「……馬鹿者め。謝罪を要求していない場面で勝手に謝ろうとするな」
凛音「!」
カミュ「…次こそは、必ず俺の完璧かつ高貴なるパン料理を製作して見せよう。その際は天宮、お前にいの1番に試食させてやる。コンビパートナーのよしみだ。ありがたく思え?」
凛音「うん!私もさんのマジェスティックなお料理、すっごく楽しみにしてます!私も家庭科の授業やお料理の勉強をすごくすごく頑張りますし、その時は私の作った作品も持って行くね!私のドジで変なミスをしないか心配だけど、でもそうならないように、できる限り頑張りますから!!」
カミュ「お前には何もないところで転ぶ癖があるからな;…まあ、天宮凛音。お前と知り合った期間は短いが、このクロスオーバーの世界でお前と紡ぐコンチェルトも悪くはない。俺は何もかもを言葉にするのは無粋な馬鹿のやることだと思ってはいるが…。俺とお前の縁は、紡がれるべくして紡がれたのだろうと。それだけだ」
自分の拳を握り締める少女の手を一旦離し、己の掌を広げて彼女の手を包み込み、そしてそっとそれを握り返す青年。いつものお馴染みの不敵な笑みとも、不機嫌な時の眉間に皺を寄せた顔とも、裸族騒動などにぶちギレた般若のような様相でもない。ただそのまま目の前の少女を慈しむかのような、どこか素朴で穏やかな表情だった。少女もそんな彼の変化した様子を見たのか、こくりと頷いた。
そして、読者の皆さんはとっくのとうに気付いているかもしれませんが。彼らのこのやり取りは料理対決の講評の場で、自分のチームメイトと後輩たちと友人たちと関係者たちとその他ギャラリーの目の前で繰り広げているものである。全員が何故か彼らの様子を固唾を飲んで見守っていた中…。
真理子「…ヘーイ、Dj.ジン!?アーユーオッケー!?」
迅「イェアマイ師匠!!…ミュージックスタート!!」
BGM:マリアージュ(QUARTET NIGHT/ASSSの原作の方のOP)
ギャグとカオス大好物組以外のギャラリー全員「!?」
林檎「えっwww嶺二ちゃんやカミュちゃんたちの歌じゃない、コレwww」
嶺二「ちょっwwwこれ、僕たちの原作の曲の方じゃんwww代表曲の『ポワゾンKISS』ですら知ってない人もいるかもしれないのに、これは誰もわからないでしょwww」
迅「はいwww俺もたった今師匠にCDを渡されてwww俺、師匠のこの行動力は本当に尊敬しますwwwあともしコレを見たら絶対にうちの管理人が尊死しますよ?www」
吽「そうなんですか?wwwかなーりマイナーな曲を持って来ましたねwww」
カイ「しかもメンバー中2人が被害に遭ってぶっ倒れてて今いないってのにwwwということはあの人のためだけに流したのかよ?www」
ベヨネッタ「どうせなら『But〇erfly』とか色々あるでしょ?www…でもまあ、むしろこれが夢見草サイドらしいのかもね?www」
ジョーカー「かもなかもなwwwあ、曲を変えるなら俺、オススメのチョイスがあるぞwww…コレだ!www」
迅「あ、マジですかジョーカーさん?www…なら今分かりやすい方に変えますね?www」
BGM:愛を込めて花束を(〇up〇rfly)
全員「あっちこっち変なふうに曲を変えるなー!?」
真理子「えー?誰もが知ってる名曲なのにー?」
全員「そういうことじゃねーよ!?」
カミュ「…愚民ども、貴様らあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」(激怒)
夢見草「まあまあ怒らないでカミュ様?www…カミュ様!凛ちゃんはあなたのお料理の特徴に真っ先に気が付いていたわよ!」
カミュ「はあっ!?」
嶺二「!!…そうだそうだ、ミューちゃんたちのところは僕たちとは違って、お料理が変わっちゃったミラクルクッキングだったじゃないか!それなのに作った人のお料理の特徴を真っ先に見抜いたって、これはちゃんがミューちゃんやミューちゃんの作るお料理のことをいつもよく見ていてすぐに気付いたってことだよね?」
凛音「!?…え、ええっと…!?」
嶺二「つまーり、これは間違いなく!ミューちゃんとちゃんのアチチでファンキーなラブラブマリアージュが呼び起こした奇跡ってことだよね!キャー!ねえねえ2人とも、この場で永遠の愛とか誓っちゃったりするー?www」
真理子「ねえ、誰か!誰か今すぐブーケトス用の花束を持ってきてー?あたしの大親友の門出は絶対に祝わないとねー??www」
ベレス「突然のことだから結婚式用の華やかな服がないのが無念だわ…!せめて、花嫁の頭に掛けるヴェールを!何ならいっそこのまま私たちの大聖堂で式をやりましょう!?私からエメリナ様にも進言するわよ!?」
ベレト「会場の皆さん、もう1度ご一緒に!はい、せーの!…らーぶらーぶ!!」
凛音「ーーーーーっ!!!!?」
カミュ「『コンジェラシオン』!!アイシクルエンハンス!!カルテットブースト!!…『Floating Labyrinth』!!
「ちょ、ミューちゃん、僕風属性だから氷魔法とか氷結攻撃はじゃくて…あんぎゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
夢見草サイドのギャグとカオス大好物組全員「ぎゃああああああああああー!!!!?」
はい、やはり言わずもがな目の前で繰り広げられたカミュ凛に対してギャグとカオス大好物が大ハッスルし、それに怒ったQUARTET NIGHTの伯爵様が大得意の氷結魔法をぶちかましました(笑)。それ、代表固有魔法の絶エモetcじゃなくて初出の新必殺技ですね?巨大な雹の渦を召喚しつつレイピアの剣術で生み出した氷塊を相手に命中させやすいように整えた上で対象にぶつけるとか、まさに魔法と剣術を融合させたテクニカルタイプの前衛の見本形と言えるような見事な攻撃ぶりですね??しかも氷属性の威力アップの詠唱に加えてブーストまで掛けているとはやる気(物理)絶好調ですね???
彼の攻撃は自分を揶揄ったギャグとカオス大好物組に対してのみぶち当てており、特に氷魔法が弱点属性のひとつかつ自分の仲間であるQUARTET NIGHTのリーダーにはバフ技込みで最大威力をぶちかますとまさにため息を付くかのようなナイスコントロールぶりであった(笑)。お陰で嶺二は完全に分厚い氷塊に覆われて凍り付いています。
感想まだ
- 結果発表(前編) ( No.484 )
- 日時: 2024/03/17 18:55
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
夢見草「このままだとカミュ様が会場を氷の城にしちゃうからBGMは止めてwww…そういえば。カミュ様!カミュ様たち14番チーム?読者さんから『ミラクルクッキングに振り回されたのに高評価はすごいです』ってお褒めの言葉と、あとなんかプレゼントを受け取ってるわよ?」
カミュ「ふん。…ほう?俺たちに称賛のコメントと貢ぎ物だと?随分と殊勝ではないか」
カムイ「えっ、ミラクルクッキングでお題無視だったのに、なんか貰えるのか…?;」
でゅらでゅら「優勝したわけでもないのに、何だか申し訳ないな;吾輩は変なものでなければ、あとまりまりやつぎはぎやもんもんやがしがしと共有できるものなら何でも有難く頂くが。一体、何が……」
14番チームへのプレゼント:有数の名所の温泉旅行券(2名分)と最高峰クラスの旅館のスイートルームのペアチケット(ただし何故か新婚旅行用の色々アレなオプション付き)☆
カムイ&でゅらでゅら&カミュ「」
カミュ「……おい、作者。ついでに破壊神と音楽神。これを贈り付けてきたのは、一体どんな奴らだ……!?」
クレハン「ちなみにソレはW683さんとこからのプレゼントだぜwwwコメント自体はあっちの最推しアイドルの1人の櫻井桃華(デレマス)からのものだけど、プレゼントはあっちの(腐った)女子総員かららしいぜ?www」
MZD「曰く『ツンデレ×天然の極地、ゴチです!お2人とも、ぜひこれで思いっきり羽を伸ばして思いっきりイチャイチャして下さい!そしてお2人のロマンティックな時間を今度発行する私たちの新刊(R-18)に載せるので、どーぞ4946やっちゃってください☆』…だとwww」
カミュ「俺が未成年に手を出す下衆かと思っているのか其奴らはああああかぁぁぁぁぁー!!!!?そしてこの俺をどれだけ愚弄する気かこの愚民どもがああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!」(▼益▼#####)
でゅらでゅら「カミュがぶちギレたあああああー!?…えっとカムイ!ちょっとコレは君が預かってくれないか!?作者が受け取ってしまったってことはもう突き返せないんだろうし、こっちだとまりまりとつぎはぎに変なものを見せるわけにはいかないから!!チケットはちょうど2名分だしそっちで変なオプションは外して、姉弟水入らずの時間を楽しんできてくれ!?」
カムイ「はあっ!?勝手にそんなブツを俺に押し付けんじゃねーよ!?」
カグヤ「温泉旅行…!?噂で聞いたことはありましたが、長期間幽閉されていた私は堪能したことがありませんわ!カムイ、私、その温泉旅行に行きたいです!!」
カムイ「姉貴いいいいいいいいいいー!!!!?」
ベレト「さすが、カグヤ…。僕たちに出来ないことを軽々とやってのける…。そこに痺れるゥ…」
ベレス「憧れるゥ…」
ルフリ「あなた方は何も反省されていないのですか?…まあ、わたしもあなた方3人でしたらカムイさんたちご姉弟で堪能されるのが1番丸く収まるのではないかとは思いますね」
凛音「シクヨロ?…あっ!あっちの歌鈴ちゃん(デレマス)の神社のお話が出ていますね!私、ブッカクジンジャーはとっても気になります!!それにキョートには1度行ってみたかったの♪」
矢島「凛音えええええー!?」
カミュ「天宮!?お前、一体何を言っているんだ!?」
凛音「私、シューガクリョコーになんて行ったことないですし…。あっ、でも温泉の旅行はカグヤさんたちが姉弟、えっと…『入り水』でEnjoyされるんでしたよね?兄弟(姉弟)っていいなあ…。それなら仕方ないよね」(´・ω・`)
「それを言うなら水入らずだ天宮!!……はぁ。あんなもの、日本全土にはそれこそ履き捨てる程あるが?なぜあのようなものがあれほどあるのか、来日したシルクパレスの伯爵たる俺には全く理解できんが…。それと天宮、別にわざわざ京都まで行かずとも浅草ならそれらしきモノを両方見ることが出来るが?その上で浅草名物のさまざまなスイーツを堪能することもな?」
凛音「!?…ブッカクジンジャーにスイーツまで!?…さん!だったら今度浅草に一緒に行きましょう?」(`・ω・´)
カミュ「!?…おい、何故、俺を誘う!?」
凛音「今迄知らなかったし、行ってみたいの!!…それとも、あの、やっぱり私となんてご迷惑でしたか!?1回行った場所だからつまらないかもしれないし、元からのお仕事もあって忙しいだろうし…!?」
カミュ「行かんとは言っておらんだろうが!!…これはプライベートの案件として持ち込む!!スケジュールの調整をせねばならんゆえ、せいぜい首を長くして待っていろ!!」
凛音「はい!!」
エリーゼ「どうなるかと思ったけど、なんだかんだで上手くまとまってるみたいだねー?www」
迅「そうですねエリーゼさんwwwこれを見たうちの管理人の残ライフが心配ですwww」
雷那「もしかしたら塵ひとつ残ってないかもしれない…;後で阪奈と九瓏に聞いてみないと…;」
でゅらでゅら「一体何で君たちはそんなに笑っていられるんだ?;…だが、『しにものぐるい』のメンバーでも浅草巡りをするのは悪くないな。吾輩たちの種族上、擬人化薬は必須だがな」
がしがし「そーだな、でゅらでゅら!俺らも今度『アサクサ』に遊びに行こうぜ!な、つぎはぎ!まりまり!もんもん!」
もんもん「そうだね、ウワサだとそこは妖怪ストリートと似た雰囲気があるとか…。あっ、外出なら夏以外の季節でね;」
つぎはぎ「夏じゃなくて、もうすぐ春になるからちょうどいいんじゃないかな?僕、もんもんに肩車してもらいたいなー♪」
まりまり「みんなでアサクサ巡りったい~♪」
サクラ「浅草巡りはとてもいいですね!白夜王国を思い出します!…私もリョウマお兄様やヒノカお姉様、タクミお兄様と一緒に行こうかしら…?」
W683サイドの皆さんのあまりにもカオスなプレゼントにまたまた場は怒号とカオスに包まれる。だが『温泉旅行』に興味を示したかつて幽閉されていた水龍の血を継ぎし王女によりあの困ったプレゼントはカムイ姉弟の元へ行き渡ることとなった(笑)。もちろん変なオプションは外します(笑&せっかくの高級プランのくせに勝手に変なモノを付けて贈り付けてんじゃねえよbyカムイ)。そこから何故か連想して歌鈴(デレマス)の神社→神社仏閣→浅草巡りの話題になり、仲の良いもので遊びを満喫するようになったようだ。一時会場を本気で凍り漬けにするかと思われるほどぶちギレていたQUARTET NIGHTの伯爵も何とか落ち着き、何はともあれ14番チームの講評はこれでおしまい。
矢島「な ん で あ ん な の が 凛 音 と」
サツキ「矢島さん、どうか落ち着いてくださいね;…青春ってああいうものかしら?私には…アレの件で青春なんて縁がなかったものだから、少し羨ましいかも」
イカ「サツキ先生、今からでもこれからでもたーくさん人生は楽しめるって!!何なら自分が青春だって思った時が青春だよ!!」
クロウ「まー、それはそうだな!俺にとってはシンガンが結成された時から今までずっとが青春だぜ!」
翔「おいお前、俺の先輩を『あんなの』呼ばわりすんなよ!?…ハラハラしたぁ…。マジで先輩の氷魔法で会場も俺たちも氷漬けになるところだった……;」
レン「全くもう、ブッキー先輩たちったら…。バロンはああ見えてとってもシャイなんだから、あんな風に揶揄ったら怒ってしまうって、分かってるじゃないか;…でも、ちゃんはGJだったよ。彼女の勇気があってバロンも元気を取り戻したし、素敵なことが起こったね。『人生塞翁が馬』って奴だね?」(ウィンク)
真斗「W683サイドの櫻井桃華嬢には、先輩たちに代わり俺たちが礼を伝えておくべきか?その他は…その、迷うが;」
サーニャ「そうね…;カグヤさんがああ言ったから良かったけれど;」(浅草かぁ…。私、そういえば行ったことないわ)
美園「桃華ちゃん以外には別に伝えなくていいと思うわ。というか、あの3人が直々に向こうへ苦情を入れると思うから」(凛ちゃん、よかったわね)
奏「贈り返すことができないチケットもどうやらカムイさんたちご姉弟が消費されるようですし、その意味でも良かったですね;」
音也「嶺ちゃん、みんな!今氷を溶かすからね?…アトミックファイヤー!!」
ラパン「みーんな、とってもカワイイ〜v」
日向「…えーと、そろそろいいか?正直厳しい言い方にはなるが、ここからはあまり褒められない結果になってくるぞ!製作者たちも色々言い分はあると思うが、低評価組になっちまうからな」
苗木「今回☆3評価のチームはいなかったからね;…次は☆2評価のチームになります!ここのみんなはまだまだ成長出来るから、まずはお料理の基礎の勉強や実技の反復練習や復習を頑張ろうね?…2番チームと6番チーム!以上6人はステージに上がってね?」
パルテナ(2番(スマブラ))「ううっ…;☆3すら無理でしたか…;」
阿(2番(SB69)「皆様、今回はご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした……;」
セシル(2番(混合)「アのせいだけではありません…;ワタシもです、ごめんなさい……;」
クラウド(6番(スマブラ)「……しばりん。本当にすまなかった;」
しばりん(6番(SB69)「今回は仕方ないべ!クラウド、シャロン、ステージに上がるべ!」
シャロン(6番(混合)「せっかく教えて頂いたのに…。恥ずかしいですわ……;」
名前を呼ばれたキャラクターたちの顔色は総じて暗かったり青かったり…。まあ、ここは料理下手組がかなり多いからな…。しかし一部は本来ならもう少し上の評価を取れたキャラもいる。ここはチーム戦ゆえの欠点がより強く出てしまっていた結果とも取れよう。
講評に入ろう。まずは焼き加減などの火加減に関わるミスが目立った2番チーム。エンジェランドの女神と徒然のギターボーカルとST☆RISHのアグナの王子の元に、黒き堕天使と見習い忍者とST☆RISHの輝く太陽がやって来た。
☆4はこれでおしまい。感想まだ
- 結果発表(前編) ( No.485 )
- 日時: 2024/03/17 19:00
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
パルテナ「試食はブラピでしたか…」
ブラピ「その『ブラピ』はやめろや。だが、話は聞くぞ」
阿「申し訳ございません…!!」
嵐「阿殿の気持ちは重々承知の上、顔をあげて欲しいでござる;」
セシル「オトヤァ〜…;」(´;ω;`)
音也「やっぱりセシルだったんだね;…まずはお疲れ様!よく頑張ったね!」
2番チームのミスはパンの焼き加減に加えて中に入れるクリームの状態の悪さとチョコレートのテンパリングをしなかったこと。一体彼らの調理中に何が起こっていたのか聞いてみよう。
翔「セシル、落ち着け、な?…まずパンを作ってる時に何が起こってたのか、お前たちに聞いていいか?」
パルテナ「はい…。今回私の味方になったのが料理があまり得意ではなかったり自信がないと仰られていた2人だったので、変に挑戦したり冒険せずに基本形の生地で包んで作れるものが1番良いと判断しました」
阿「その際、ぱんの中に入れる中身を何にしようか迷いまして…。セシル殿は魚が大の苦手とのことだったので、まず真っ先に海鮮系やしーふーど系を消しました」
セシル「話し合いの途中で、アは『餡子の煮出しはシショウのダルダユウやウンと一緒によくこなしている』と聞いたのです…。それでレンソウしてST☆RISHのミンナとの撮影や前のシャイニング事務所の準所属時代のカミュの時の様子を思い出して、パンの中身のテイバン?と聞いていたカスタードクリームやチョコレートクリームにしようかとなったのですが…」
音也「あー、そういや結構前に話したね!セシルが日本に来てまだそんなに経ってない時に!お昼ご飯のあんパンにセシルが中に何が入っているのですか?って言ってたから『餡子(あんこ)とかクリームとか、甘いものだよー』って!!『アンコとは何ですか?』って聞いて来たセシルと盛り上がって、それがきっかけで俺とセシルは結構打ち解けたんだっけ!外国生まれでも餡子が大丈夫なら大体の日本食はいけるよって!!」
嵐「そうなのでござるか!…それが、何故あのみすに……?」
パルテナ「私たちは牛乳で一からカスタードクリームを作ったのですが…。その際、まさかクリームがあれほど重量が増すとは知らなくて、当日にパニックになってしまいまして……;」
セシル「これはワタシの担当だったのですが、お鍋でクリームを混ぜている時にグワっと重くなったのです…。ワタシ、武器やクラスはヒーラーなので、男ですがパワーはそこまでないのです…。それで思わずぎにゃー!と叫んでしまい、パルテナとアを心配させてしまいました……;」
阿「某は手慣れていた餡子の煮出しが早く終わったのでセシル殿と交代したり2人がかりで混ぜていたのですが、それでも厳しく…;ちょこれーとの作業はかすたーどくりーむの作業を中心にしていたことで中途半端なまま終わってしまいました…。確か、寿々姫殿から『ちょこれーとを美味しく作るためには他に必要な工程がある』と聞いてはいたのですが……;」
ブラピ「それ、テンパリングだろ。確かソイツはその作業をきちんとやったから前回の料理対決で優勝出来たんだよな?」
阿「!!…はい!恐らくその作業に違いありません!!」
2番チームの減点となった1番の原因は中に詰めるカスタードクリーム。カスタードや一部のクリームはかき混ぜる度にどんどん重くなる。またそれによってクリーム内のダマが出来やすくなったり焦げやすくなるのだ。その事を知らなかった彼らはクリームがどんどん重くなっていくのに焦ってパニック状態に。さらに仕上がりも万全でなくなり、中にダマが出来てしまった。クリームを焦がさないようにと必死になっていたためクリーム内の焦げはなかったことだけが救いだが、ダマの発生は抑えられなかった…。
そしてもうひとつがチョコレートのテンパリング作業をしていなかった点。試食時点だと「そもそもテンパリングの存在を知らなかったのか?」と思っていた固定審査員一同&ブラピ&嵐&音也だったが、どうやら徒然のギターボーカルはクロスオーバーで知り合ったことで仲が良く、かつ前回大会で優勝経験のある現代に甦った鈴蘭である撫子メタルにチョコレートクリームの製作の注意点としてチョコレートにはテンパリングの作業があること自体は聞いていたようだ。…だが、前述通り慣れない作業に慌てるST☆RISHのアグナの王子を手伝ううちにそれを忘れて失念し、チョコレートをテンパリングがなされていない中途半端な仕上がりのまま中に詰めることになってしまったのだろう…。そしてパン全体の焼き加減のミスについてだが。
嵐「もうひとつ貴殿らに質問をしても良いだろうか?何故、焼き加減を過ぎた状態でぱんが完成されてしまったのだろうが?」
パルテナ「…はい。これは単純に私の確認不足でしたね。最初の焼き時間が終わった際にオーブンを確認したのですが、その時のパンに焼き色がついていなかったので、『まだパンが十分焼き上がっていないのか?』と思ってしまったのです;」
阿「そのため焼き時間を10分追加したら、妙に固くなってしまって…;」
クロウ「…なあお前ら。少し気になってたから確認するが。そもそもお前らの使ったオーブン、本命のパンを入れる前の余熱はしていたか?」
イカ「パン系統の熱するお料理だと、焼く前にオーブンの余熱が要るよね?」
阿「余熱…。ああっ!?」
セシル「確か…余熱はしていなかったと思います!…ううっ、ワタシたち、ここでもミスをしてしまっていたのですね…;」
音也「きっと本番だからって緊張してて、慌ててオーブンの余熱が必要なことは忘れちゃってたんだろうね;…それとさ!作者が言ってたパンの表面に溶き卵を塗るやつ!確か『タレ』だっけ?アレをやらないと焼き色が上手く出ないんだっけ?」
夢見草「音也、それは『ドレ』よwww 卵黄…卵の黄身だけを溶いて、パンの表面に塗る作業ね。みんなはあれについては確認していた?」
パルテナ「溶き卵ですか?全く確認していませんでした…。包んで焼くだけのパンといえど、ただやるだけでは美味しくならないのですね…。ピーチやブラピはサラッとこなしていたので初心者向きかと思われていたのですが、どうやらそう認識していた私が甘かったようです;」
ブラピ「ま、誰かが簡単そうにやってる作業もやってみりゃそうでもないってことだ。やって見てそれが分かったなら、女神サマの経験としちゃ上々なんじゃねえか?」
カスタードクリームの重さの件から慌てていたことと確認不足のミスが多発した2番チーム。だが彼らはまだまだ料理修行中の身。真面目に一生懸命に今自分たちが出来ることに取り組んだことは事実であり、これからの改善は可能だ。事前確認の不足と不慣れな作業と予想外のハプニングで評価を落としてしまった彼らに属性宝石と評価用紙を渡して、講評を締め括る。
音也「セシルが自分の好きな要素を料理に取り入れようとして頑張ったのは分かったよー!次にリベンジするときは専用のキットや楽に出来る道具を使ってリベンジしたらいいよ!作者が言ってたんだけど、なんかそういうのがあるんだってさ!…俺も火加減の特訓とかに付き合うからさ!これから一緒に頑張っていこうね!マサやトキヤや嶺ちゃんたちも料理の練習に喜んで付き合ってくれると思うからさ!!」
セシル「ありがとう、オトヤ…!そのような道具もあるのですね!あとで確認してみます!…ワタシもいつかマサトやトキヤやレイジ先輩やランマル先輩やヨシカやサユリやリンカたちのように、ST☆RISHのミンナや先輩のミンナや治療班のミンナに美味しい料理を作れるようになりたいです!!」
ロッシュ「俺はリミックス姉妹からお前が何を作ったのかを教えてもらったんだが、初めてのパン料理で特に焼き加減に気をつけなくちゃいけない米粉パンはちょっと難易度が高かったかもな;…練習の時は普通の小麦粉でやってみることを薦めるよ。セシル!俺も今度音也と一緒に付き合うからさ、一緒に練習してみないか?」
セシル「はい!!いちギルドリーダーとしてふさわしいロッシュならトテモ安心です!!」
嵐「拙者は洋食にほとんど詳しくないゆえ上手い助言は出来ぬが、自分に出来る餡子の煮出しをきっちり行った点は長所と呼ぶべきに相応しかったと思うぞ!拙者も朧や燐や料理上手な火属性組の者らと共に修行中の身ゆえ、共に精進して参ろうぞ!!」
阿「…はい!歌唱やぎたぁや薙刀の腕前だけではいけませんね…!お師匠様や吽や寿々姫殿、他の料理上手な皆様と共にさらなる料理の特訓に励もうと思います!!」
吽「今回は慌てちゃったから失敗が目立っちゃったんでしょうね;…阿はとっても真面目だし一生懸命だから大丈夫ですよー♪私やお師匠様たちがこれからも一緒に付き合いますからね!!」
ダル太夫「うむ。阿、今回は上手くいかなかったのだろうが、料理の道は果てなく長い…。まだまだこれからでありんす」
ブラピ「今回アンタが料理に慣れていなかったり緊張しやすい2人を引いちまったのは不運だったかもしれねえな。…何より、『ちゃんと真面目に料理をするパルテナが存在する』ことは最大の評価点になったんじゃねえか?」
パルテナ「はい?そうなのですか?」
ブラピ「他所のは普通にやろうとしないで、料理にやたら奇跡を掛けまくってふざける駄女神ばっかりだからな(怒)…。他所の駄女神共やその駄女神の影響を受けたバカどもの件でアンタはこれからも強い風評被害を受けることはあるかもしれねえし、今までは『パルテナが料理対決に出る』だけで怒ったり阿鼻叫喚になる奴ばっかりだったかもしれねえが…。これからアンタのことを思い出して『何も全てが駄女神ばっかりじゃねえ』と思い返してくれる読者の奴も現れるかもしれねえ。あのパンの出来は悪かったが、それに関しては俺もナチュレも認めてやる」
パルテナ「そうなのですね…。お料理を作ることは決して楽ではないことが改めて分かりました。ピーチ主催のお茶会に呼ばれたり、ピットからお料理の差し入れを頂いた時は今まで以上に食材や製作者の皆さんに感謝して頂こうと思います。今回の出来事に関してはあとでピットに付き添ってもらって復習もしてみますね!…しかし、何故奇跡を使うべきでない場面で無理やり奇跡を使おうとするのでしょうか?審査員の方々や皆さんにたくさん迷惑をかけるし、何よりとても怒られることが分かっているのに…?」
ブラピ「知らねえよ。つか知りたくもねえよ」(毒)
何ででしょうね(棒読み)。ともかく、2番チームへの講評はこれでおしまい。
次はサンドイッチの出来に差が目立った6番チーム。FF7のソルジャーとウワサのギターボーカリストと第6アカデミーの不器用なお嬢様が前に出…ちょっと!?クラウドとシャロンは両手に結構な怪我をしていませんか!?しかもウワサのギターボーカルの手には怪我はしていないものの、彼女のオデコには何故か大きな絆創膏が…。
感想まだ
- 結果発表(前編) ( No.486 )
- 日時: 2024/03/17 19:05
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
ヒカリ「あー、スマブラ枠はアンタだったのね…;」
クラウド「お前か…;」
はっくん「しばりん、大丈夫かい!?」
しばりん「わだすはそこまででもないべ!クラウドとシャロンのことを心配してやって欲しいがんす…;」
セリオス「やはり君だったか…;そして、その手は……;」
シャロン「試食はセリオスでしたのね、ううっ…;」
知り合いに当たったことに驚いたり凹む様子の強い6番チーム。まずは彼らの話を聞こう。
ヒカリ「ともかく、試食の様子からみる限り、あんたたちは3人で個別にサンドイッチを作ったってことで間違い無いのね?」
クラウド「そうだな。…しばりんが準備期間を使って基本形のサンドイッチの作り方を教えてくれた」
しばりん「クラウドもシャロンも料理が苦手だったりそもそも今まで殆どしたことがないって言ってたし、それなら食パンさ切って野菜や具材を乗せたり挟むだけのサンドイッチが適任かと思ったべ!!基本形のパン料理でも慣れてるわだすなら具材に工夫が出来るべな」
シャロン「それと、今回の固定審査員には女子が多かったので、中に入れる具材は女性向けのヘルシー系のメニューにしたいと言いましたの。料理初心者なのに出過ぎた発言かと思いましたが、それてもしばりんさんは笑わず丁寧にメニューを考えて下さいましたわ」
しばりん「料理初心者とかそんなの関係ねえべ!今の自分にできる範囲で、自分の目標に向かって一生懸命にやる!…ほら、ライブでも対バンでも勉強でもおんなじだべ?」
セリオス「確かに、それはそうだな。僕たちもクロスオーバーギルドの正規メンバーとしては新人だが、新米の範囲でできることをこなしている。…それはあの作品からも伺えた。恐らくシャロンが作ったであろうサンドイッチからは女性に向けたメニュー構成にしようという創意工夫は見られたからな」
シャロン「あら、私のものだと分かったのですの?どうして…」
セリオス「……君の作った料理に、少し血液が付着していたからな。最初に見た時はみんな一瞬だけ赤いソースかと思ったぞ;」
シャロン「あっ……;」
はっくん「ちょっと俺らの方でも予想してたんだけど、みんなは料理中にケガをしちゃったのかな?」
クラウド「…俺から話す。セリオスやはっくんの言う通りだ。今回俺たちの講師役だったしばりんは家事の手伝いから料理に手慣れていて、今回の料理も手際良く完成させたんだが、その次に材料を切っている途中でシャロンが包丁で手を切った…;それを見ていた俺も慌てていたら…;」
イカ「…包丁があった手元から目を逸らして、ざっくりやっちゃったんだね…;」
クラウド「そうだ。そんな俺たちを見ていたしばりんが慌てて救急箱を探しに行こうとした時にずっこけて、自分のせいだとシャロンもパニックになって大きくタイムロス…。何とかこうして救急箱を持って来て全員のケガの手当が終わった…と思ったら製作終了5分前だった。パンを焼いた方がいいことは分かっていたが、タイムロスからそもそも未完成になる可能性を考慮してあのまま提出するしかなかった…」
シャロン「…今回の料理対決ではそれぞれの戦闘スキルおよびそれに付随する能力の使用は認められております。そのためアカデミーの授業で習得した私の初級用の炎属性魔法で私とクラウドさんのパンを軽く炙るということも出来たのでしょうが、当時の私の精神状態ではあのまま火属性魔法を使用したら、キッキンブースが大火事になること間違いなしでしたわ…;」
セリオス「いやシャロン、それで正解だ;ただでさえアレのせいで今回はとんでもない火災騒動が起こったのに、調理中にまで火災騒動が起こっていたら本当にマズかった」
しばりん「そうなっとったら、わだす、火は弱点属性だから余計にマズかったべ……;」(ウワサは木・自然属性)
大体予想通りだが、6番チームは調理過程中にそれぞれケガをしていた。まず手先が不器用な第6アカデミーの金髪お嬢様がレタスやサラダチキンを切っている作業中に包丁で手を切り、それを横で見ていたFF7のソルジャーが動揺して同じように両手を包丁でザックリ。痛みに呻く2人をウワサのギターボーカルが心配して駆け寄り、慌てて医務室から救急箱を取りに行こうとしたところでドジで顔から大きく転んで額を強く打ってしまった。料理スキルの劣る自分のせいだとシャロンが完全にパニック状態になってしまい、元から口下手なクラウドも何と言って収めたらいいかわからずアワアワとした結果、そこで大きくタイムロス。何とか救急箱を持って来て全員のケガの処置をし終わるなり手や額を冷やすなりが終わって残り時間を確認したら、何と残り5分前だった。ケガによって付着してしまった血液を拭えなかったり洗って落とせなかったりとでしばりんが作ったサンドイッチ以外の料理の完成度が大きく落ちている自覚はあったが、仕方なくそのまま提出したということだった…。
はっくん「下手したらしばりんたちのキッチンブースがボヤ騒ぎや火事を起こして、挑戦者全員が大パニックに…;」
タロー「俺や真斗やキンクルたち、もしかしたら料理の時間中にも要請が掛かるかもしれなかったんだ……;」
真斗「しかも俺たち以外の水属性のスペシャリストのコリエンテや伊吹は今回の挑戦者…;そうならずして本当に良かったな;彼女の判断は正解だった……;」
サツキ「戦闘時以外の慣れない場面で魔法は使わない方がいいわ;大事故に繋がる可能性がありますからね;」
シャロン「…今回は、本当に自分が恥ずかしいですわ。せっかくしばりんさんが空いている時間を使って丁寧に指導して下さったのに、結果を出せないどころか彼女の足を大きく引っ張ってしまって…。改めて、本当に申し訳ございませんでした……;」
クラウド「俺もだ…。故郷の幼馴染にも顔向けできない……;」
はっくん「…しばりんは、別に君たちのミスについては気にしていないと思うよ。ね?」
しばりん「んだんだ!わだすも慌ててよくドジは踏むし、あの時わだすが転んでなきゃもうずこしマシな結果になっでだかもしんねえべ!それにわだすも大舞台で緊張しとったし、それが原因かもしんねえべ!卒業後は大都会のMIDICITYで活動する予定なのにこんなんじゃいけねえし、わだすも今の自分を見直すいいきっかけになったべ!!」
シャロン&クラウド「あなた(お前)、一体どんな聖人ですか??」
セリオス「しばりん、君の前向きさは僕も見習う必要があるな。…シャロン。君は料理の作業が上達していなかったと落ち込んでいるが、僕はそうは思わないな。少しだけだが上達はしていたと思うぞ。血液混入の件を除けばきちんと『サンドイッチを完成させられた』点がその証拠だ。君は以前の調理実習では鰯を『黒ずんだ何か』にしてしまっていたからな…。リエルやカイルやクララも協力することは変わらないし、君の今の実力は受け止めた上で、この結果を生かしてこれからも精進しろ」
ヒカリ「アンタはスマブラ屋敷に来るまでまともに料理をしたことがないって言ってたし、その割にはまあマシな出来だったんじゃないの?…私も人のことは言えないし、やっぱりホムラやピーチたちに特訓の時間を増やしてもらおうっと;」
はっくん「あとしばりん、今回の君の作品だと全体の量が多すぎたっていう指摘があったみたいだ。君は体を動かす関係でよくご飯を食べるけど、イカやサツキ先生やヒカリさんたちはそうじゃないからね。今回のケースだと他にも幼い子に当たる可能際もあったし、料理対決だとどんな人でも食べられるようにする量の配慮っていうのも必要だったようだよ。…でもこの経験を活かせばよく対バンをしている『ドロップアウト先生』や『チャーミーチャプレッツ』の皆さん、他にも『トライクロニカ』やクロスオーバーで著名な多くのメジャーバンドやメジャーアーティストの皆さんを大きく圧倒することだって出来るはずだ!俺もぽこえもきっつんも一緒に頑張るからね、今回は指導役、本当にお疲れ様!!」
しばりん「料理の全部の量…!?ふむふむ、そういうぽいんともあったがんすな!?だしかに今回は試食した子にタネフルンちゃんとかがいるな…!?わだす、それは分かんなかったべ…。はっくん、あんがとね!わだす、これからもギターも歌もお料理も頑張るべ!そんでいつか、はっくんやぽこえやきっつんとも一緒に『ウワサノペダルス』でMIDICITYやクロスオーバーワールドのいっちゃん上に立ちたいべ…!!」
クラウド「俺も、今回ばかりはFor組やSP組、DLC組の上手い奴に復習を頼んでみる…。シリーズや作品の代表としてスマブラファイターに選出されたんだ。乱闘だけじゃなく、こういう結果を出すのも大事だろう?」
シャロン「…少しでも上達しているようなら、希望はありますわ。私もこの後、ギルドのキッチンで料理対決の大会に提出したお料理の復習をしてみます!そしていつか、リエルさんほどまでとは言いませんが美味しい料理を作れるようになって、賢者の称号と合わせてお父様を見返して見せますわ…!!」
ミシェル「みんな、後でマリーたちに改めて診て貰うのよ?今回は挑戦お疲れ様!」
ここはケガやハプニングに振り回されて冷静さや平静さを失い、本来の実力や上達具合を発揮できなかった側面が強かった。指導役のしばりんも練習期間中は簡単に作れるサンドイッチの作り方をしっかりと教えたが、本番では大舞台でのイベントにそこまで慣れていないことが災いしてドジを踏んでしまい、料理下手なチームメイトたちをカバーしきれなかった…。とはいえここはまだまだ経験不足のところ。大舞台のイベントの場数を踏んで緊張感を自分なりに乗りこなしたり、今回の失敗を糧に復習や練習をこなして同じことを繰り返さないように気を付ければ今後のレベルアップは可能だろう。試食を担当した+α審査員に救いはあると慰められて締め括られ、3人は舞台を降りた。これで☆2評価組の講評は全ておしまい。
感想まだ
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