二次創作小説(新・総合)
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- とある彼らの日常日和SP
- 日時: 2025/05/25 16:15
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
初めまして、こんにちは。そしてお久しぶりの方はお久しぶりです。元ユリカこと夢見草と申します。改めて小説カキコでクロスオーバー・日常系二次創作小説を書かせて頂くことになりました。何かと至らないところは多いですが、どうぞよろしくお願いします。
<注意>
・このスレッドは「二次創作・クロスオーバー」を中心にしています。
・作品はスマブラ・ぷよぷよ・ダンガンロンパ・ポップンミュージック・オリジナルキャラクター…など様々です。またキャラクターによっては出番数や扱いに差があります、あらかじめご了承ください。
・二次創作ならではの「オリジナル設定」がかなりありますので注意して下さい(一部のキャラクターの不憫設定化、ギャグとカオス大好物組化、「裸族」化など)。また各キャラクターの設定や世界観は随時更新していきます。
・CP要素(男女カップリング/NL)があります。苦手な方は注意して下さい。
・小説の感想などの書き込みは歓迎します。ただし内容とあまり関係ないレスや誹謗中傷、他の人が見て気分を害する書き込みはしないで下さい。
・コラボの依頼やキャラクターの貸し出し・提供などは歓迎します。その時はコメントでお知らせ下さい。ただし、誹謗中傷や他の読者の迷惑となる行為や書き込みなどは絶対にやめて下さい。
・不定期更新です。あらかじめご了承下さい。
最終更新日:5月25日
<目次>
【世界観】
・ご挨拶 >>1
・おおまかな世界観の設定 >>211
・各キャラクターイメージボイス集一覧 >>88
・簡易的なキャラ分類表 >>269
【簡易的なキャラ設定】(随時追加&更新予定)
・矢島、真理子、美園、凛音、奏 >>139-140
・ロッシュ、ミシェル、フレドリカ、ケン >>185
・ニコラス、サイモン、マリー >>186
・ラクーナ、アーサー、ルナ >>187
・宮藤、坂本、バルクホルン、サーニャ >>212
・音也、真斗、那月 >>270
・トキヤ、レン、翔 >>271
・セシル、嶺二、蘭丸 >>272
・藍、カミュ >>273
・苗木、日向、霧切 >>387
・七海、十神、狛枝 >>388
【短編】
・パシフィカ・リベンジ >>122-123
・SP組紹介!(キャラ紹介あり) >>190-202
・春日差す 藤の裏葉の うらとけて >>216-221
・バレンタイン・トロイメライ >>421-423
【長編】
「アイドルロンパ」(ダンガンロンパパロ)
・プロローグ&Chapter1 >>240-247
・Chapter2 >>253-262
・Chapter3 >>277-286
・Chapter4 >>293-303
・Chapter5&エピローグ >>310-315
「ポプって料理対決!」
・ポプって料理対決~どうあがいても、絶望~(準備編) >>7-15
・嫌な予感しかしない試食その1 >>25-31
・嫌な予感しかしない試食その2 >>39-45
・嫌な予感しかしない試食その3 >>55-61
・嫌な予感しかしない試食その4 >>71-78
・嫌な予感しかしない試食その5 >>89-97
・嫌な予感しかしない試食その6 >>107-114
・それなりに平和な結果発表 >>130-136
・修羅場の先は阿鼻叫喚 >>145-153
・オシオキとフィナーレ! >>161-173
「チームで料理対決!!」
・チームで料理対決!!(準備編) >>322-340
・チームで料理対決!!その1(1番~4番) >>347-358
・チームで料理対決!!その2(5番~8番) >>368-378
・チームで料理対決!!その3(9番) >>389-395
・チームで料理対決!!その4(10番~12番) >>404-415
・チームで料理対決!!その5(13番) >>430-439
・チームで料理対決!!その6(14番~16番) >>448-461
・結果発表(前編) >>470-489
・結果発表(後編) >>491-505
・残りのオシオキとフィナーレ >>508-514
「テストネタ おかわりっ!」
・1時間目 >>517-527
・2時間目 >>533-542
・3時間目 >>552-562
「それは愛と純情のセンチエレトリックってことだろSAGA」
・導入編 >>567-573
・準備編 >>574-590(NEW!!)
【夢見草版裸族による裸族のための裸族講座】
・裸族講座1 >>226-232
<タグ>
クロスオーバー ギャグ カオス キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウィッチーズ ポップンミュージック うたプリ SB69 QMA オリジナルキャラクター NL クロスオーバーカップリング コラボあり
- コメント返信 ( No.252 )
- 日時: 2021/05/16 13:36
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
>桜木さん
今回は前名義の没ネタとして紹介した「アイドルロンパ」でした…。今回の被害者2人は失血死であり、しかも完全に死亡するまでに時間が掛かっていたと思われるので…;レトリーは人付き合いが苦手なことからの大きなストレスが原因で早く脱出したいと思ってしまいました。あの中で心から信頼できる人物をあの中から見つけられれば凶行に至ろうとすることを防げたのかもしれませんが、本家同様メイプルが殺人をあおるようなことをすると思うので結局トラブルは避けられなかったと思います…。つか優は何でそんなに事件関連に詳しいんだよ;あっ、誤字訂正は感謝です。
>ゆめひめさん
ゆめひめさんは没案の方をご覧になったことがありますし、それを思い出しながらご覧いただけていたかと思います…。コリエンテのオシオキ案はベースになったものが見るからにエグイものであり、もしこれが本家に採用されれば絶対にCEROが1段階引きあがっていたでしょうね…;劇中のシアンたちが絶望から解放されるのはいつになるのか、お楽しみに…。
>灯焔さん
今回はロンパパロでした。自分の作品は非日常パートとオシオキをより重点的に書いていますね。日常パートを書くのが苦手なんですよね;ですが、次回のチャプター以降は少し日常パートもあるのでご覧いただければと。これは元々前名義の没案として構成されたものであり、今回に至って作品として本格的に文章に起こしたものです。ベースは本家ダンガンロンパの初代。事件のネタとして参考にしたものは小説カキコでも掲載されていたある方のロンパパロやピクシブで連載されていたロンパパロなどですね。これから出てくるクロメンバーのオシオキも創作ロンパ作品を参考にしたものが少しあります。例えば支部の「妄想おしおき」などのタグですと本家キャラや創作の色々なオシオキ案が出てきますね。オシオキは一部のキャラは自分で一から考えたものもあります。例えば今回のレトリーのオシオキ案などですね。
>ネルさん
前回までのカオス&ギャグ全開の話からこれなので自分も「落差が激しいな」とは思っていましたね…。モノクマ役はメイプル社長であり、本家モノクマのごとくアイドルたちの心の弱みに付け込みコロシアイを起こそうと企みます…。私もダンガンロンパは好きですが、今回のクロ役のコリエンテのオシオキシーンは書いていてとても辛かったですね…。コリエンテ自身が自分がSB69の水バンドキャラの中で1番好きな子なので…。
- アイドルロンパ Chapter2 ( No.253 )
- 日時: 2021/05/22 11:12
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
前回に引き続きダンガンロンパパロです。原作同様に鬱展開や死ネタが多く、キャラクター同士の殺し合いを見たくない人は即座にブラウザバック&回れ右!ポジションのためかメイプル社長の性格が最悪です。あと、今回のパートはダンガンロンパシリーズのネタバレ要素がぼちぼち含まれてるので注意。全く関係ないですが、5月21日は夢見草の誕生日でした。先日発売されたゾ〇サガ2期OPfullバージョンを聞きながら誕生日を迎えましたよ。1番もスルメが効いてて良かったけど推しパートの多い2番が熱くて最高。大きかれ小さかれ生きていれば良いことはありますね。読者の皆さんも去年に引き続き色々フラストレーションが溜まっている部分は多いでしょうし、何だかんだでよい1年になるといいのですが。
「前回までのあらすじ」
第1の殺人事件の結果レトリーが殺され、見せしめとしてコリエンテは「オシオキ」の名の下処刑された。メイプルの言葉に乗って殺人を犯そうとした者と、たとえコリエンテの正当防衛のようなものであっても、どんな理由でも殺人をしてしまった者には迷わず死が与えられることに集められたアイドル全員は言葉を失う…。
シアン「…もう、朝なんだ」
翌日、シアンは「シャイニング」の自室で目を覚ました。はじめは元の自分の自室なのか、あの最悪な出来事は悪い夢なのかと思ったが、無機質な部屋と自分の私物が少なかった点からすぐ現実に引き戻された。最初は部屋に戻ってベッドに入りひたすら泣いていたが、いつの間にか疲れて眠りについてしまったようだ…。その理由は言うまでもなく、レトリーの殺害とコリエンテの処刑…。
シアン「レトリー…!コリエンテちゃん…!」
腹部にナイフが刺さり血の気の引いたレトリーの亡骸とあまりにも残虐な処刑方法で葬られたコリエンテの最期に再び目に涙が浮かぶが、いつまでもこのままではいられない。これ以上殺人を犯さずにここから脱出する方法はあるはずだ。猫族のミューモンの少女はゴシゴシと目を擦り、身支度をして自室から外に出た…。
第2章 「BAD HEAD LOVE」
「探索場所の解放と『動機』」
シアン「おはようにゃん」
真斗「ああ、シアン。おはよう。朝食はもう出来ているぞ」
アン「早く起きてきた私と真斗くんで作っていたんです!良ければ運ぶのを手伝ってもらえる?」
シアン「うん!もちろんにゃん!」
食堂にやって来たシアンは先に起床していた超アイドル級の書道家と超アイドル級のパティシエと鉢合わせる。彼らはキッチンで朝食を作っており、それは温かく美味しそうだった。
シアン「とっても美味しそうだね!真斗ちゃんもアンちゃんも料理上手にゃん〜♪」
アン「えへへ、ありがとう…!」
真斗「俺の家は多忙なことに加えて妹がいるんだ。その妹のために作ることがあって、いつの間にか得意になった」
シアン「妹ちゃんがいるの!?どんな子?」
真斗「そうだな、少しお前に似ているところがあるぞ」
アン「シアンちゃんに似ている妹さんかぁ…。良いですね、兄弟がいない私にとっては色々想像できるものがあります!きっと可愛いんだろうなぁ…」
真斗「そうか。兄弟がいると言うことで良いことも有れば悪いこともあるが、俺にとって妹がいないと言うことは考えられないな」
アン「なるほど…!えっと今日からお皿とコップとお箸は14個ずつでいいのね。…作る分も用意する分も、減っちゃいましたね…」
真斗「……」
シアン「アンちゃん、真斗ちゃん…」
タロー「おっはよー!あっ、真斗とシアンちゃんとアンちゃんがいたんだね!うわー!とっても美味しそう!今日がこれの朝ごはん!?」
アイドルロンパ更新!感想まだ
- アイドルロンパ Chapter2 ( No.254 )
- 日時: 2021/05/22 11:19
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
レトリーとコリエンテがいなくなったことで食事を用意する数が減った。それははっきりと目に見えるものであり、心優しく料理上手な2人の心にダメージを与える。ただし気まずい雰囲気になったところでちょうど明るく元気なタローが起きて来たため、3人は笑顔で彼を出迎えた。そのあと続々と他のアイドルたちが起きてきたため、彼らは朝食を取る。だが、ある程度食事が進んでいると…。
メイプル「超アイドル級のみんなー!おっはよーございまーす!」
全員「……」
メイプル「あれ?誰も返事をしてくれないの?芸能界では挨拶は基本でしょ?」
全員「……」
メイプル「何?ストライキを起こす気?そっちがそのつもりならボクにも案はありますぞ?手帳に『社長に挨拶を返さないものは即座に処刑する』と言う項目を加えちゃいますぞ」
全員「…おはようございます」
メイプル「分かればいいの!じゃあ早速だけど、ボクからみんなに伝えることがありますぞ!」
何が挨拶は基本だ、それ以前にお前は人の命や尊厳や心を平気で踏み躙る癖に。誰だってこいつと言葉を交わしたり返事なんてしたくない。抵抗を決めようとしたアイドルたち全員だったが、権力者のメイプルにそれは阻まれてしまった。アイドルたちの目論みを阻止したところでメイプルはある事実を伝える。
メイプル「実は!なんと!この事務所は殺人が起こるたびに行ける場所が増える仕組みになってまーす!昨日コリエンテちゃんがレトリーちゃんを殺したお陰で、生き残ったキミたちはこの大きな事務所の新しい部屋に行けることが出来るようになりました!どう?素敵でしょ?」
ロージア「胸糞悪い言い方をするんじゃないわよ!あの子たちのことを悪く言うな!」
カミュ「それにどうせ貴様はその新しい部屋とやらで、再び俺たちの間に殺人を起こす火種を生み出そうとする気だろう」
藍「とにかく、僕たちはアンタの言うことなんて信じないから」
メイプル「みんな塩対応ですぞ、しょんぼり…。これが超アイドル級のみんなの裏側の顔なんだね?ファンの子達が見たらガッカリしますぞー?」
音也「何だよ、それ…!?」
クロウ「お前ら、少しは落ち着け。マジでこいつはクソだが、行ける場所が増えること自体は悪いことじゃないだろ」
サユリ「…確かに、それはそうだね。今までは食堂とキッチンとレクリエーションルームとみんなの個室だけだったから、気晴らしをしたい時はちょっと不便だったわ」
翔「…行ける場所を聞くことだけは、価値がありそうだな」
那月「そうですね…。みんな、このお話を聞いたらもうこの人とはさよならしましょうか」
メイプル「ボクの扱いの悪さに納得いかないけど、聞く気になったならまあ良いですぞ。キミたちが行けるようになったのはこの事務所の2階にある音楽室とプール!」
全員「…?」
メイプル「キミたちはアイドルでしょ?歌ったり音楽を聞いたりすることは好きなはずだし、確か運動が好きな子もいたはずだから気分転換に泳いでリフレッシュすることは良いことだと思いますぞ」
タロー「ふーん。プールは良いね!俺、泳ぐことは大好きだしさ!」
メイプル「やっと賛同者が出てホッとしましたぞ。あっ、それともうひとつキミたちにビッグニュース!」
シアン「にゃ?ニュース?」
メイプル「快適なコロシアイ生活を行うために、ボクがみんなに『動機』を用意しましたぞー!」
ナカジ「はあっ!?」
再び現れた「コロシアイ」という言葉にその場にいたアイドル全員が過敏に反応し、一斉に立ち上がる。しかも「動機」を用意すると言った…?
真斗「おいメイプル!コロシアイのための『動機』とは一体どういうことだ!?」
凛「しかも殺人を犯すためのものって…!?」
メイプル「『動機』は超アイドル級のみんなが抱えているステキな秘密のことですぞー!魑魅魍魎の芸能界を逞しく渡り歩いてきたみんなのことだもの、ひとつやふたつはブラックな秘密もあるよね?例えば、オーディションの時に他のライバルを蹴落とすための妨害とかさ!」
アン「そんな後ろ暗いことなどありません!私たちはみんな、自分の努力と実力で芸能界を生き抜き活躍して来ました!他の人を蹴落としたりといった卑怯なことなんてするはずありません…!」
メイプル「どうだか?とにかく、この『動機』にはみんなが隠したい秘密が書かれているし、もしそれを他のアイドルたちに知られたら絶対相手を殺さなくちゃー!と思うものになるはずですぞ!それじゃ、ボクはここでアディオス!」
真斗「おい、待て…!」
勝手にそう言い残すとメイプルはあっという間に食堂から姿を消した。追いかけようとしたアイドルたちだが、元凶である残酷な社長の姿は見当たらない…。「動機」の存在は気にかかるが、ひとまずそれは頭から置いておき、彼らは行けるようになった2階を探索することにした。
2階にあったのは言われた通り大きな音楽室であり、さまざまな楽器があった。それは学校の音楽室とは比べ物にならないほどの充実ぶりであり、中には全ての電子楽器や音楽プレーヤーを作動するパソコンや機械などもある。一方、その反対側にあったのは更衣室とプールであり、プールの全長は25メートルに加えてプールサイドには会話や軽食を楽しむことの出来るテラスなどアミューズメント施設の一角のように豪華。どちらもこんな環境でなければ非常に良いものだと言えるだろう。真斗や藍などといった泳げない一部のメンバーを除き、彼らは音楽室やプールでレクリエーションを楽しむ。コロシアイの惨劇があったことなど一旦忘れ、彼らは無理矢理閉鎖空間に閉じ込められた鬱憤を晴らすかの如く楽しんだ…。
その夜、自室に戻ったシアンは「動機」の書かれた手紙が自室内に届けられていることに気づいた。だがその内容は「自分の寝相が悪く、よくベッドから落ちてしまう」というもの。恥ずかしさはあるが、これを知られたところで殺人を犯そうなどとは到底思わないものであった。何故こんなものがコロシアイ生活のトラブルの火種になるのかと疑問に思うシアンだったが、彼女は深く考えずに眠りについた。
だが、シアンのようなアイドルたちは気付かなかった。この「動機」の書かれた手紙を見たことで顔色を変えたアイドルが数人いたことに…。
嫌な予感が…。感想まだ
- アイドルロンパ Chapter2 ( No.255 )
- 日時: 2021/05/22 11:26
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
「第2の殺人」
それから3日後、気に入ったプールで泳ぎはしゃぎ疲れたシアンは自室でシャワーを浴びるが、しばらくすると何故か部屋の電気が消えてしまった。事務所内に少しの間、停電が続いたがすぐに電力が復活する。しかし彼女は精神的な疲れもあり、そのまま眠ってしまう…。
翌朝、シアンは大掛かりな死体発見アナウンスで目を覚ます。何事かと思い、死体が発見されたプールの方へ行くとそこには首や手足にダンベルを括りつけられて溺死したタローの水死体が発見された…!
「うわあああああー!!!!!」
「遺体が発見されました。クロを暴くための捜査を開始します」
シアン「これって、音也ちゃんたちの声!?何があったのにゃ…!?」
ロージア「よく分からないけど、誰かが遺体を見つけたみたい…!」
クロウ「シアン、ロージア、朝からキツいが現場に向かうぞ…!
シアン&ロージア「うん(ええ)…!」
廊下で出会った3人はそのまま死体が発見されたプールへ。プールには音也と翔と藍とナカジという先客がおり、特に音也と翔はウェットスーツを着用していたが水に全く触れていないのでプールには入っていない様子だった。そして発見現場となったプールには、ダンベルを括りつけられて沈んでいる真っ青なタローの水死体が…!
「備考」
・「死体発見アナウンス」は殺人を犯したクロ以外の3人以上が死体を見つけると事務所内の全ての場所で放送され、クロを暴くための捜索とアイドル裁判への準備が始まる。
・タローの死因は溺死であり、頭には打撃痕があった。何者かに襲われたと考えられる。
・死体を見つけたのは音也と翔。彼らは解放されたプールを気に入り泳ごうとしたが、その際プールに沈められたタローの死体を見つける。
・タローが死んだ時刻は昨日であり、その時に停電が起きていた。恐らく停電時に襲われたのだろう。
・だが、停電時には全員のアリバイがあった。ちなみに停電は3分間だけと思っていたより短かった。
・停電時になると大半の電子機器類が動かなくなる。
「アイドルたちの証言」
・翔の証言:第1発言者の1人。音也に誘われてプールに入ろうと思ったら、水中に沈むタローの遺体を発見して驚いて叫んでしまった。ちなみに少しだけプールの水がプールサイドに出ていたのだが、何故か足元の水が少しザラザラしていたような気がする。
・カミュの証言:停電が起きる前は大浴場に行こうとしていたが、道中で停電が発生。何事かと驚いたが道中で懐中電灯を持つナカジに遭遇。そこで彼と共に真っ直ぐ事務室に向かってブレーカーを上げに行った。部屋に戻るまではナカジと一緒に行動していたが、最後にナカジが自室に戻る時に彼の部屋から身が震えるほどの冷気を感じ、その奥には熱風を送るドライヤーがあったという。
・ナカジの証言:停電前は自室でシャワーを浴びており、髪の毛をドライヤーで乾かしていた。停電時は部屋にあった常備灯で真っ直ぐブレーカーがある事務室へ向かう。道中ですぐにカミュに出会い、2人でブレーカーを上げに向かう。ちなみにブレーカーを上げたのはナカジ本人。明かりを取り戻した後は緊急事態ということもあり、自室に戻るまでカミュと行動した。彼らは大急ぎでブレーカーを上げに行ったため、部屋にある電子機器類を放置していたと考えられる。
・サユリの証言:意気投合した凛と一緒にギターとキーボードでセッションをしようと音楽室に向かったが、その音楽室から激しい物音がした。室内で誰かが多くの機材や電子楽器を使用していただろうと思い、音楽室に行くと誰もいなかった。機材の使いっぱなしはよくないと思い、電源を切ろうとしたら停電が発生してしまい、電気が復旧するまで身動きが出来なかった。
・凛の証言:サユリと同じ証言であり、彼女は好きなギターを弾こうと音楽室へ。その際に無人の音楽室から何故か騒音があった。監視役のメイプルに文句を言われる前に電源を落とそうとしたら停電が起きてしまったという。サユリと同じく、停電のせいであまり動けなかった。
感想まだ
- アイドルロンパ Chapter2 ( No.256 )
- 日時: 2021/05/22 11:32
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
「2度目のアイドル裁判」
場面は変わって2度目のアイドル裁判へ。だが状況が悪化してしまい、シアンたちは窮地に追い込まれていた。アイドルたちのアリバイや現場の証拠はあるのだが、それらがどうしてもうまく結びつかないので真実にたどり着けないでいる。だがそこに追い打ちかけるかのように第一発見者の1人である音也がとんでもない事をしでかしてしまい、すべての推理が台無しになったのだ。彼は悪気があってやった訳じゃないのだが、そのせいで真実を暴こうと推理をするアイドルたちが不利になった事は事実である…。
翔「お前は何してんのじゃー!」
藍「オトヤ…何してんの…」
凛「わざとじゃないのは分かってるけど、これはないわよ…;」
カミュ「これだと一十木、貴様が容疑者の1人と捉えられてもおかしくないぞ…」
音也「本当にごめんってー!」
彼が怒られている理由は音也が事務所の備品にあった磁気厳禁の物を近づけて使えなくなってしまったことが原因で裁判を混乱させたから。つまり音也のうっかりミスが原因で怒られた。それに対して色々言い合うアイドルたちを周囲が止めようとするも、主に仲裁を兼ねる真斗たちにとってはそれどころではない。
ロージア「あんたのせいで余計に事件解決が困難になったのよ!?分かってんの!?」
真斗「落ち着け!一十木も悪気があってやった訳じゃない!」
アン「皆さん、一旦冷静になってください!ねっ?」
那月「音也くん、みんな、一旦深呼吸して落ち着きましょう!はい!ヒッ、ヒッ、フー!ヒッ、ヒッ、フー!」
サユリ「那月くん、それは深呼吸じゃなくてラマーズ法だから!?」
音也「だって、だって俺だって分からなかったんだよ…!」
音也「俺はあの備品に磁石を近付けちゃダメだったなんて、知らなかったんだ!」
シアン「!」
音也のさり気ない発言がきっかけでシアンはとっさに何かを閃いた!その瞬間、彼女の脳は盛大に活性化し、今回の事件のトリックと殺害方法を見抜いた!
シアン「…分かったにゃん!アリバイがある中でも殺人は可能だったのにゃん!」
カミュ「何だと…!?」
ナカジ「どういうことだ…?」
シアン「あたしたちは犯人に騙されてたの!この事件、アリバイがある状態での殺人は可能だったの!磁石を使った音也ちゃんのおかげで分かったにゃん!」
音也「え?俺のおかげ…?」
シアン「その前に少しだけもう一度見直すにゃん!まずは…これから!」
まずシアンは電子手帳で被害者のタローに括りつけられていたダンベルを表示。そのダンベルは銀色に輝いていていた。このダンベルに何か秘密があるのだろうか?
シアン「みんなはこの重たいダンベルでタローちゃんが溺れ死んだと思ってるでしょ?」
藍「タローの体にはたくさん水が入ってたからね…。それがどうかしたの?」
シアン「…みんな、タローちゃんは溺れ死んだと思ってるでしょ?」
シアン「でもね、タローちゃんの死因は溺死じゃないのにゃん」
感想まだ
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