二次創作小説(新・総合)

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とある彼らの日常日和SP
日時: 2025/05/25 16:15
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

初めまして、こんにちは。そしてお久しぶりの方はお久しぶりです。元ユリカこと夢見草と申します。改めて小説カキコでクロスオーバー・日常系二次創作小説を書かせて頂くことになりました。何かと至らないところは多いですが、どうぞよろしくお願いします。



<注意>
・このスレッドは「二次創作・クロスオーバー」を中心にしています。
・作品はスマブラ・ぷよぷよ・ダンガンロンパ・ポップンミュージック・オリジナルキャラクター…など様々です。またキャラクターによっては出番数や扱いに差があります、あらかじめご了承ください。
・二次創作ならではの「オリジナル設定」がかなりありますので注意して下さい(一部のキャラクターの不憫設定化、ギャグとカオス大好物組化、「裸族」化など)。また各キャラクターの設定や世界観は随時更新していきます。
・CP要素(男女カップリング/NL)があります。苦手な方は注意して下さい。
・小説の感想などの書き込みは歓迎します。ただし内容とあまり関係ないレスや誹謗中傷、他の人が見て気分を害する書き込みはしないで下さい。
・コラボの依頼やキャラクターの貸し出し・提供などは歓迎します。その時はコメントでお知らせ下さい。ただし、誹謗中傷や他の読者の迷惑となる行為や書き込みなどは絶対にやめて下さい。
・不定期更新です。あらかじめご了承下さい。



最終更新日:5月25日



<目次>
【世界観】
・ご挨拶 >>1
・おおまかな世界観の設定 >>211 
・各キャラクターイメージボイス集一覧 >>88
・簡易的なキャラ分類表 >>269 

【簡易的なキャラ設定】(随時追加&更新予定)
・矢島、真理子、美園、凛音、奏 >>139-140
・ロッシュ、ミシェル、フレドリカ、ケン >>185
・ニコラス、サイモン、マリー >>186
・ラクーナ、アーサー、ルナ >>187
・宮藤、坂本、バルクホルン、サーニャ >>212 
・音也、真斗、那月 >>270 
・トキヤ、レン、翔 >>271 
・セシル、嶺二、蘭丸 >>272 
・藍、カミュ >>273
・苗木、日向、霧切 >>387
・七海、十神、狛枝 >>388



【短編】
・パシフィカ・リベンジ >>122-123
・SP組紹介!(キャラ紹介あり) >>190-202
・春日差す 藤の裏葉の うらとけて >>216-221 
・バレンタイン・トロイメライ >>421-423


【長編】
「アイドルロンパ」(ダンガンロンパパロ)
・プロローグ&Chapter1 >>240-247 
・Chapter2 >>253-262 
・Chapter3 >>277-286
・Chapter4 >>293-303 
・Chapter5&エピローグ >>310-315


「ポプって料理対決!」
・ポプって料理対決~どうあがいても、絶望~(準備編) >>7-15
・嫌な予感しかしない試食その1 >>25-31
・嫌な予感しかしない試食その2 >>39-45
・嫌な予感しかしない試食その3 >>55-61
・嫌な予感しかしない試食その4 >>71-78
・嫌な予感しかしない試食その5 >>89-97
・嫌な予感しかしない試食その6 >>107-114
・それなりに平和な結果発表 >>130-136
・修羅場の先は阿鼻叫喚 >>145-153
・オシオキとフィナーレ! >>161-173
 


「チームで料理対決!!」
・チームで料理対決!!(準備編)          >>322-340
・チームで料理対決!!その1(1番~4番)     >>347-358
・チームで料理対決!!その2(5番~8番)    >>368-378
・チームで料理対決!!その3(9番) >>389-395
・チームで料理対決!!その4(10番~12番) >>404-415
・チームで料理対決!!その5(13番)    >>430-439
・チームで料理対決!!その6(14番~16番) >>448-461
・結果発表(前編)     >>470-489
・結果発表(後編)     >>491-505
・残りのオシオキとフィナーレ >>508-514



「テストネタ おかわりっ!」
・1時間目      >>517-527
・2時間目      >>533-542
・3時間目      >>552-562



「それは愛と純情のセンチエレトリックってことだろSAGA」
・導入編 >>567-573
・準備編 >>574-590(NEW!!)




【夢見草版裸族による裸族のための裸族講座】
・裸族講座1 >>226-232 



<タグ>
クロスオーバー ギャグ カオス キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウィッチーズ ポップンミュージック うたプリ SB69 QMA オリジナルキャラクター NL  クロスオーバーカップリング コラボあり 

チームで料理対決!!(その1) ( No.352 )
日時: 2024/01/21 17:22
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

 1番の試食が無事に終了し、続いては2番のパンを試食。さあ、2番のパンを試食する+α審査員は…?





ブラピ「俺らの出番になったな。…おい、行くぞお前ら」
音也「オッケー!できれば美味しいパンを食べられるといいなー!」
嵐「緊張するな…;拙者は普段ぱんなどの洋食を食べる機会は殆どないでござる。朧や燐の作る和食や神威の正露丸があるからな」



 パルテナシリーズの黒き堕天使と火属性の忍者バンドの見習い忍者とST☆RISHの輝く太陽が会場入り。打って変わり男子トリオになったが、接点はほぼないメンバーだ。 だがコミュ力が非常に高い音也が中心になって他2人に緊張しないように話しかけているようで、今回ほぼ初めて顔を合わせた割にはなかなかいい感じの雰囲気となっている。



音也「嵐たち忍汛の曲はカッコいいからよく聴いてるよ!だけど譜面はめちゃくちゃ難しいよね…;アレを☆8(最高難易度)でクリアできるの、うちのメンバーと先輩たちだとトキヤくらいだよ…。しかもゴーストモードはトキヤでも無理って言ってた;」
嵐「拙者らの譜面は演奏者の拙者ですらくりあが安定しない難易度でござるからな…;アレを平然とくりあする朧や燐や神威たちはやはり一流の忍びに相応しい実力の持ち主でござる…!うう、拙者も早くあの領域に辿り着きたい…!!」
ブラピ「あんまり焦るなよ。お前のペースで進めればいいだろ。ピットも危機感がない奴だが、ああいう生き方でも人生大体何とかなるぞ。」



 たかがゲームといえど立派なスキルのひとつであり、上手くいけば人間関係を円滑にしたり話題作りのひとつになり得る。侮ってはいけない。音楽ゲームの難易度ややり込みの奥深さ、焦らずにスコアアップを目指すことの大切さを話しながら彼らは席につく。



※ちなみにアイドルたちのSB69のスコア(つか音ゲースキル)ですが高い順から、
トキヤ>藍>蘭丸≧カミュ>那月(ここまで上級スコア)>音也≧レン≧翔(ここまで中級スコア)>セシル>嶺二>>真斗…となってます。



翔「音也!次の+α審査員はお前なんだな!」
音也「そうだよ翔!…ねえねえ、俺たちってまだ序盤の方なんだけど、さっきのお料理はどんな感じだった?」
夢見草「美味しかったけど最高評価とまではいかなかったわ。でも審査員のみんなに配慮されてて、いい感じに試食タイムを終えられたわ」
ブラピ「だが、料理対決で出される料理の2番はハズレ率が高いという噂もある。決して油断するな」
イカ「確かに…。そういやブラピ、なんかいつもより機嫌いいけど、どうしたの?」
ブラピ「…ああ、俺と一緒に来た+α審査員があの変態クソ蛇のような奴じゃなくてよかったと思ってるだけだ」(ギロリと空中を睨みつける)
サツキ「あっ…;」
矢島「アイツだったら席に着く前からサツキ先生やイカやリミックス姉妹にセクハラ発言ばっかするのは目に見えてるし、あたしも即座に空手でぶっ飛ばしてた。音也と嵐で良かった」
嵐「?…クロウ殿、なぜ拙者の耳を塞ぐのだ?」
クロウ「お前は何も気にするな」(嵐の耳を塞ぐ)
音也「り、リックスちゃん!ミックスちゃん!次のパンを持ってきてくれる?俺もうお腹空いちゃったよー!」(アイドルや芸能関係者じゃなくてもセクハラはダメだってー!…あの人、本当に伝説のエージェントなのかな…;スネークのゲームは学生時代にやってたから主人公が裸族化してて地味にショックなんだけど…;)
ミックス「分かったし;…今持ってくるから待ってろし」



 純粋組の嵐に変なことを聞かせるわけにはいかないのと、過去の嫌なことを思い出したブラピの機嫌が最底辺に落ちる前に試食に移る。2番のパンはシンプルなものであり、何かを包んだパンがシンプルな白いお皿の上に3個ずつ並んでいる。これらのパンの形には特徴があり、大まかに何かの動物を模した形のようだ。だがこれらのパンには見ただけでもわかる欠点があった。



翔「えっと、パンの形はざっくりとだけど動物だな?これを作った奴は1番のと同じように製作者アピールをしたみてーだな」
サツキ「そうみたいですね。えっと、動物は犬と猫かな?あとはデフォルメされた羽もありますね。何でかな?」
ブラピ「…おい、このパン、少し焦げてないか?」
嵐「ぱん…とは、こういうものなのか?噂によると美しい狐色だと聞いていたのだが…;」
夢見草「…これ、もしかして焼く前にパン生地に溶き卵を塗らなかったわね?焦げてないものでも焼き上がった時のツヤが出てないわよ」
矢島「1番は焼き加減系のミスが0だったが、こっちは焼き加減で結構ミスったみてーだな…」



 そう、2番のパンは一部が焦げかけていた。さらにパンの特徴である美しい狐色の焼き色やツヤが出ていなかったのだ。ちなみにパン生地に溶き卵を塗る理由は焼き上がったパンの表面にツヤを出すためである。溶き卵を塗るのと塗らないのとでは食感に多少の変化はあるが、溶き卵を塗ることでパン生地の味を変えることなく、完成したパンに美しいツヤと焼き色を付けることが出来るのだ。なお生地の表面に塗る溶き卵のことをフランス語で「ドリュール」または「ドリール」と呼び、これを塗る作業を「ドレ」といいます。2番チームはパンの焼き加減でミスったと分かり、実食に移る。だがパンには食べたことでもさらに問題があることがわかった。





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.353 )
日時: 2024/01/21 17:30
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

イカ「見た目についてはそろそろいいかな?んじゃ、いただきまー…かった!?」
音也「見た目でも何となく分かってたけど、これ、結構長いこと焼いてるね!?パンの本来のふわふわさがあんまり出てないよー…;」
翔「見ただけじゃ分かんねーから、パン生地自体は…これはえっと、米粉パンか!?あれ、結構珍しいものを使ったな?」
クロウ「普通の小麦粉ならまだしも、米粉パンなら尚更焼き加減に気を付けねーとダメだろ黙示録。フランスパンやバタールとかの敢えて少し長めに焼いて固さを活かすパンならあるが、これは丸パン状に何かを包んだパンだから、作業工程で無理に固くする必要はないパンだろ。つまりただのミスだな;…んで、パンの中身はカスタードクリームとチョコレートと餡子だな」
サツキ「餡子はこしあんでしたね。えっと、用意した小豆を自分で煮だして潰したのかな?この餡子に食感や味に問題はありません。餡子のほんのりとした和の甘さがよく出ていると思います。カスタードクリームは…あっ、一部がダマになっていますね;チョコレートは…えっと、どうやらこのチョコレート、テンパリング作業を行っていないみたいです。うーん、どちらも食感が…;」
矢島「パン系統の中に入れるものとしては定番のやつだけど、カスタードとチョコレートが妙に甘くて滑らかじゃないし、甘すぎるものが嫌いなあたしにはキツい…。なあ、これは残していいか?;」
嵐「なら拙者ら+α審査員が頂くでござるよ!固定審査員殿らはまだまだ食べなければいけないからな!…うーん、焦げの部分は取ってもいいでござるか…?;」
ブラピ「食べられることは食べられるが、☆3は無理だなこりゃ…」



 実食の結果、2番のパンは米粉のパン生地を使用したことが分かった。だが米粉特有のもっちりさとふわふわさの融合が焼き加減をミスしたことで台無しに。中身として入れられてものはカスタードクリームにチョコレートクリームに餡子という定番のものだったが、カスタードにはダマがあり、チョコレートはテンパリング作業を行っていないことで滑らかさが喪失。餡子以外は失敗しやすいミスや初心者が間違えやすいミスで残念なことに。ここで食べることが好きな作者が一言。



夢見草「…これを作った子たちは多分、カスタードクリームとチョコレートを一から作ったんじゃないかしら?カスタードクリームは一から作ると焦げやすかったりダマになりやすいから、そこでミスったのかも。テンパリングもお料理やお菓子作りをしない人から見るとマイナーな作業だし、調べないとわからないものだしね」
イカ「つまり、このチームは料理に慣れていない人が集まっちゃったってことかな?あとパワータイプに該当してない子たち!クリームを長く混ぜ続けるのって結構体力使うからねー」
翔「…あと俺さ、これを作った奴の1人の心当たりが付いたかもしれねえ。初心者用のパンを選んだのはこれを作った奴が料理に慣れてないからだろ?あいつは条件に当て嵌まってるし、特別パワータイプって訳でもない。あとあいつなら米粉に注目するのも何となく分かると思う」
音也「?…あーっ!そうか!俺も分かった!うん、何で小麦粉じゃなくて米粉のやつなのかなーって思ってたけど、そういうことか!!」
嵐「つまりこれの製作者はぱんがお題といえど、わざわざ和の食材に興味を抱くものということか?翔殿や音也殿には心当たりがあるようだが、拙者は…うーん;」
ブラピ「あと何で餡子だけ中身の出来がミスっていないのかも気になるところだな。餡子もきちんと煮てかき混ぜねーと味が微妙になるだろ」
矢島「…餡子だけは作るのに慣れていた、とかか?」
サツキ「そんなことってあるんでしょうか?…いや、今回はチーム戦なのでたまたま餡子の煮出しに慣れていた方がここの作業を行った可能性はありますね。様々な世界から挑戦者が集まっていますし、一から可能性を否定するのはやめた方がいいわね」



 少し製作者の検討は絞れたが、まだ序盤ということもありよく分からない。ある程度食べた後、全員評価用紙に評価を書き込む。





2番チームの総合評価:☆☆





夢見草の評価:☆☆
 あなたたちが作った今回のパンはツヤ出しが不要なメロンパン系ではないし、見た目の評価のためにもツヤ出しの溶き卵を塗る作業をして欲しかったかな。あと一からパンの中に入れるクリームを作ったのは偉かったけど、カスタードクリームのダマやチョコレートのテンパリング作業を行わなかった点が気になるわね…。もしリベンジしたいなら、次は市販品のキットを利用してクリームを作ってみるのはどうかしら?ほら、牛乳を混ぜて作るやつ。あれなら長く混ぜ続けなくても簡単に作れるし、クリームの固さを好きなように固定したり、定番の生クリームやカスタード系だけじゃなくて抹茶味やモカ味などのクリームも作れてお料理に工夫や遊びを入れることが出来るからね。…え?キットを使うと反則になるって?それくらいなら事前にコメントで知らせてくれれば問題ないわ。流石に既製品のお料理やお菓子を「自分で作った」とそのまま出したら即座に失格になるけどね?



イカの評価:☆☆
 そういや随分前の料理対決だと、たしかお店のケーキをそのまま料理対決に出して失格になったキャラがいたんだよね…;ちょっと調べれば分かることなんだし、悪いことは考えちゃダメだよー;
 評価だね。あなたたちのパンはちょっと焼き過ぎて長くが固くなっちゃってたし、一部焦げてたところがあったよー;余熱の問題もありそうだけど、もしかして「パンの焼き色が出てない!」と焦って追加で焼いちゃった?パン系統の熱するお料理にとって焼き時間のミスは致命的だから次やる時は気をつけてね?クリームの件も初心者がやりそうなミスが多かったから、もしかしてあなたたちは料理そのものに慣れていなかったのかなーってあたしは思った。みんな怒ってないから、結果発表にはちゃんときて話を聞かせてね?



クロウの評価:☆
 カスタードクリームがすっげえ甘ったりぃ…;クリームの中もダマになってるし、牧場が実家&牛乳が大好きな俺にとってはこの有り様は許せなかったから評価をかなり下げた。悪いな。一見簡単に見えるけどカスタードクリームは長い時間火にかけながら混ぜ続けるから慣れてない奴や女性や子どもキャラにとっては厳しい部分がある。作者の言うとおり、申請すればクリーム部分のキットの利用くらいなら認められるし、生かせそうな道具は上手く利用した方がいいぞ?



翔の評価:☆☆
 お前かー!お前、米は大好きだもんな!きっとパン生地を出す機械を見て「パンを作るならこの生地がいいです!」ってチームメイトに言ったんだろ;
評価な。厳しいことを言うようだけど、あんまり美味しくはなかったぜ。悪かった点をまとめると焼き時間をミスった、ツヤ出しの溶き卵を塗らなかった、中に入れるものも餡子以外は出来が悪かった。この3つだな。料理初心者がやりがちなミスも多いし、俺も今度お前の料理の特訓に付き合うから、次は一緒にやってみような。きっと聖川やトキヤや嶺二先輩や蘭丸先輩も付き合ってくれると思うぜ?つか、音也は特訓に付き合う気満々だしな!スイーツ系は苦手分野だからって辞退しそうなレンはともかく、何だかんだでカミュ先輩とかも…おい、嫌そうな顔はするなよ;また怒られるぞ;



サツキの評価:☆
 ツヤ出しがなく少し焦げてしまった固いパン、ダマが目立つカスタードクリーム、なめらかではなく固くなってしまっているチョコレートクリーム…。うーん、甘いものが好きな私だからこそ目につくマイナスポイントが目立ちますね;カスタードクリームにダマが出来てしまった場合は取り除いたりしっかりとこしましょうね?クリームを無駄にせずしっかり作れば美味しく食べられますし、たとえお料理の過程で失敗してしまってもお料理の経験値や次のレベルアップに活かせますし、試食者の皆さんも認めてくれますからね。そういえば、クリーム系統ってお鍋や火を使う作業が多いですね。大丈夫だった?火傷や怪我はしてない?



矢島の評価:☆
 カスタードとチョコがクソ甘い…。悪い、それだけであたしにとってはかなりキツい。テンパリングって確かチョコレートだけに行う作業だろ?あとパンに塗る溶き卵は卵白は使わないで卵黄だけ使うから、料理に慣れていない奴にとってはそもそも分からなかったのかもしれない。スイーツ系のパンに挑戦するならそこらへんももう少し勉強した方がよかったのかも。あと何で餡子の中身だけ上手く出来てたのかは分からないけど、もしかして製作者の中に和食関係者がいたのか?今回の挑戦者は多くいるから誰かは分からないけど…。



ブラピの評価:☆☆
 固い、甘ったるい、時々焦げに当たる…で美味くはない。このパンは中身を包んで焼くだけのシンプルなやつだし、お前らは多分全員料理初心者かあまり詳しくない奴だろ。調理過程において油断や詰めの甘さは致命的だから油断はするな。まあ今回の料理対決の作業時間は2時間だったし、もう少し時間があれば落ち着いて出来た作業もあったのかもしれないが。結果発表ではどうしてこうなったのかは固定審査員たちに知らせろ。
 にしてもデフォルメされた羽と、イヌと、ネコ…。おい、分かったかもしれん。



嵐の評価:☆☆
 拙者は修行や任務の影響で普段は和食しか食さないゆえ、初めてぱんを食したのだが、これは…。いやはや、何と言っていいのか分からなくなってしまうぱんでござるな;焦げは重篤な病気に繋がる例があると朧や燐も申していたゆえ、注意せねばならぬぽいんとであったな…。くりーむやちょこれーとの件も煮たりする過程で火加減に気をつけねばならないぽいんとであったようだな。拙者も火属性なのだが、調理中の火の扱いは苦手だから貴殿らの状況には同情してしまう…。だが、餡子はほくほく&優しい甘みでしっかりとした仕上がりになっていた!欠点は多いが、長所も見出せるぱんであったぞ!拙者も貴殿らを見習い料理の修行に励むゆえ、ともに奮闘しようぞ!



音也の評価:☆☆
 君が作ったんだね!おにぎりとかはともかく、多分パンは今回の料理対決で初めて作ったんだと思うし、慣れないなりに一生懸命頑張ったんだね!
 えっと、みんなの意見をまとめると今回の君たちのお料理のミスはオーブンの時間をミスったものと合わせて火加減関係が多いね…。俺も戦闘スキル関係で炎属性の魔法を使うから『普段からも火の扱いには十分気を付けろ』ってシェゾたちから散々言われてるから、もしよかったら君の火の扱いの特訓に付き合うよ!弱火とか中火とか強火とか色々あるけど、ただ強く(弱く)すればいいってわけじゃないからね…。料理の特訓の方はマサやトキヤや嶺ちゃんや蘭丸先輩も付き合ってくれると思う!君は素直で一生懸命で頑張り屋さんだしね!…俺や翔たちは怒っていないから、結果発表にはちゃんと来てね!





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.354 )
日時: 2024/01/21 17:35
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

次は3番のパン。3番のパンの試食者はというと…。





シュルク「次は僕らの番だね!…ラスク、キンタさん、準備はいい?」
ラスク「オッケー!僕はこの試食が終わったらすぐ医務室に戻るよ!アロエちゃんとミューちゃんが変な人たちに会わないようにする見張りもあるし!」
キンタ「ああ、どんな世界でも幼い子たちや純粋な子たちが裸族や不審者に遭遇するのは絶対にダメだからね;…俺は今日の料理対決のためにおニューの金Tシャツを下ろしてきたんだけど。ど、どうかな?」
シュルク「なかなかイカしてると思うよ!キンタさん、今回の固定審査員のイカちゃんに聞けば金Tシャツに合うジーンズや靴やアクセサリーも教えてくれそう!イカちゃんはすっごくオシャレさんだからねー」
ラスク(僕、金Tシャツの違いが分からないんだけど…;)



 ゼノブレ1のモナドの研究員と水バンドの実力派アコースティックバンドのリーダーのギターボーカルの獣人の青年と第6アカデミーのちょっと生意気な飛び級の緑髪の少年だ。



ラスク「そういやキンタさんって擬人化しても動物の特徴が強く残っている(キャラブロマイドのURを参考にしたから)んだよね…。大丈夫?」
キンタ「…正直、あんまり大丈夫ではないかな。獣人の特徴はいい場合に作用することが多いけど、今回は嗅覚や痛覚や味覚が…;できればポイズンクッキングや酷い料理に当たることは避けたいね…;」
シュルク「もし水バンドの中心的存在のキンタさんがポイズンクッキングにぶち当たったらガウガのみんなは言わずもがな、某スク水ギタリストをはじめとした水バンド全員が突貫コースになるな…;キツかったらすぐに言ってね;…おーい!イカちゃーん!みんなー!」



 モナドの研究員が声をかけると、スプラトゥーンシリーズのインクリングが手をあげて応える。さらに同事務所の顔見知り&知り合い(キンタさんのバンドのガウガと、SB69でお馴染みのプラマジ&シンガンは同じBRR事務所所属)の登場にクロウの顔が引き攣った。



クロウ「次の試食者ってキンタウルスか…;おい、もしヤバそうなのが来たらお前は真っ先に逃げろ;お前は擬人化状態でコレだし、もしヤバいブツが出ちまったら獣人のお前の被害はかなりデカくなるぞ;」
キンタ「うん、俺も+α審査員に選ばれた時点で覚悟はしてる;…そういえばみんな、聞いてもいいかな?大当たりのお料理って出たのかい?」
夢見草「☆4クラスは出たけど、☆5の大当たりクラスはまだ出ていないわ」
ラスク「あー、そうなんだ。でも大当たりの早期全滅は避けたいよねー;」
矢島「ああ、まともに食えるメシがなくなったら固定審査員の精神的ダメージがめちゃくちゃデカくなるからな」
サツキ「生徒の皆さんが被害に遭うのはとても嫌だけど、実弟と同年代の生徒が死ぬのはより避けたいです…!ここで大ハズレは来ないでほしい…!」
翔「++α審査員が全員来たな。んじゃリミックス姉妹、次のパンを頼むぜ!」
リックス「オッケー♪じゃ、持ってくるね!」



 3番のパンを司会のリミックス姉妹が運んできた。だが3番のパンが登場した時、その場にいた全員が固まった。一体何が出たかというと…。



サツキ「これは…キッシュですね?パイ生地を利用して作る…」
シュルク「そうだね。えっと、中に入っているのはお肉とチーズかな?」
キンタ「見たところ、他にはほうれん草とコーンも少し入っているね」
ラスク「…アカデミーの食堂で食べたキッシュより生地がちょっと茶色すぎるような気がするんだけど…。あのさ、これって焼き過ぎてない?」
矢島「予想だが、こいつらも2番のと同じで焼き時間をミスったんだな。だが…」



 3番のパン料理はミートキッシュだった。ちなみにキッシュはカットされておらず、審査員たちが個別に好きな量でセルフでカットする形にして提出したようだ。会場内にチーズとお肉の匂いが漂う。さらに少し野菜も入れており、3番チームが料理の栄養バランスに配慮したであろうことは伺えた。だが、ミートキッシュは少し焼き過ぎたのか、チーズとお肉と野菜の匂いの他にほんの少し焦げ臭い匂いがする…。何よりこのキッシュの1番の問題は…。





全員「何でペットボトルが刺さってんの!?」





 そう、ミートキッシュに現在進行形でミネラルウオーターのペットボトルがぶっ刺さっていたからだった(爆弾投下)。しかも最悪なことにペットボトルの中身は空ではなくたっぷりと冷たい水が詰まっていた。さらに料理対決でお馴染みの専用の機械で保管状態から取り出したことで料理内の時間が再始動したため、ペットボトルからはどくどくと水が噴き出す。溢れ出した水はそのままミートキッシュやそれを乗せた食器をどんどん水浸しにしていく…。



クロウ「おい、これってどう見てもダメじゃねーか!?」
イカ「せっかくサクサクのパイ生地が…。水でグチャグチャだ…;」
夢見草「食感が大事なキッシュと水って相性最悪じゃない?お料理のアレンジにしてはあまりにも無謀すぎるような…;」
翔「ん?あれ?…なあみんな、キッシュの中に何か入ってねーか?」
サツキ「そうね!私が魔法で取り出して解析しますね。えっと…これは毒物ではないわね。おそらくプラスチック製の何かと白いリボンの切れ端のようです。プラスチック製のものはやや大きめで四角く、ざっくりと何かで切られてますね。…あの、これってまさか…;」
シュルク「…ねえ。これってさ、料理で使うまな板なんじゃない…?;」
ラスク「そういえばまな板ってプラスチック製のものや木製のものがあって…って、何でまな板が料理の中に入るの…?;しかも切られた状態で…?;」
キンタ「…俺、これを作った子が分かったよ。悪気はないだろうし、この子は真面目に一生懸命やったと思うからどうかみんな許してあげて欲しい。それにこの子も何かトラブルに巻き込まれたみたいだし…;」
矢島「は?あんた、何でそれが分かるんだ?」
キンタ「いや、だって、これって…」



 そう言いながら水属性の実力派バンドの獣人の青年はキッシュにぶっ刺さっていたペットボトルを取り出し、ラベルを剥がして審査員一同に見せる。するとそのラベルには「美味しすぎる水」の文字が…。



リックス「あー、リーも分かった。あの子だ…;」
ミックス「そういや水バンドの会合や『あのバンド』の対バンでは毎回のようにそれが配られるし。キンタさんは同じ属性で共演機会も多いからすぐに分かったみたいだし…;」
サツキ「…それに今気付いたのですが、私はこのリボンには見覚えがあります。ラスクくん、あなたも分かるわよね?」
ラスク「え?…あっ!分かった!そっか、なるほど。うん…;」
翔「つまりお前らの知り合いが関係してるってことか;…そういやこいつらって、2番と同じであんまり料理が得意じゃないって言ってたような…;」
矢島「それにしてもだ、サクサクした食感が大事なキッシュに美味しすぎる水がビシャビシャになるまで掛かるって、ある意味ミラクル過ぎるだろ…;」
シュルク「しかもキッシュの中には切られたまな板とリボンが混入するって…。あれ?……ねえイカちゃん、まさか……;」
イカ「…シュルクも気付いた?あたし、何だか嫌ーな予感がするよ…;」
クロウ「少なくともスマブラ側の挑戦者はこの状況を回避できるほど指揮スキルや段取りや料理の腕はよくないってことだけ分かったぜ。あと、イカとシュルクのコメントがすげー不穏なんだが;」



 3番のチームは調理中に何かしらのトラブルがあり、それがある意味ではかなりミラクルな形となってこのようなペットボトルキッシュ混入事件に繋がってしまったのだろう。特に+α審査員の1人であるキンタはこれの製作者の検討がついているので空笑いしか出ない。試食しなくても一応味がどうなっているかは何となく分かるのだが、食べないと評価がつけられないので一応試食。味はもちろん…;



シュルク「まな板(?)は避けてっと。…うわっ、何かの欠片も混じってた!?」
ラスク「うえーっ、ビショビショ…;ぐちょぐちょだし、美味しくないよー…;」
キンタ「お肉の種類だけど、牛肉のひき肉だったね;…料理中にペットボトルとかが刺さっちゃって、作っている子たちは途中でパニックになっちゃったのかもしれないな…;」
夢見草「そうでなくても元のキッシュが焦げてるから生地がちょっと苦いわね;…私、キッシュは大好きなんだけど、これだと☆2も無理かな…;」
サツキ「そうですね;でも作った子たちはかなり落ち込んでいるでしょうし、特にあの子には新しいリボンを用意しましょう;えっと、できれば元と同じ白いものを…」



 ひと口だけ食べて試食をストップ。3番チームの挑戦者達は元から料理が苦手な子が集まった上に、調理中に予想外のトラブルに見舞われて仕上がりがある意味ミラクル状態になってしまった。
 読者の皆さん、3番チームの子たちは全員真面目にやったし反省するタイプなのでどうか大目に見てやってください;今までの料理対決の事例を見れば3番チームのミスはまだ軽い方だと分かりますし、何より今回は3番より酷いのが数ケースあるからね…。





うわあ;感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.355 )
日時: 2024/01/21 17:42
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

実際にお料理に水がぶっ掛かって台無しになったケースってあるんだろうか…;




3番チームの総合評価:☆



夢見草の評価:☆
 あなたたちも頑張ったんだろうけど、これはちょっと無理だすまん;あなたたちはみんな料理が苦手だし、一生懸命頑張ってる中でも何かしらのハプニングが起こっちゃったんだろうね…。みんな怒ってないし、心配してるから結果発表にはちゃんと来てね;



イカの評価:☆
 これは随分と派手にやっちゃったね…;お料理がこれだと作った場所のキッチンも大変なことになってそう;多分話し合いとか練習はしたんだろうけど、料理対決の当日で混乱しちゃったのもあるのかな?この出来だと結果発表のあとに反省文とキッチンの掃除は避けられないけど、シュルクもキンタさんもラスクも分かってくれてるからね!結果発表にはちゃんと来てね!



クロウの評価:☆
 料理の出来がどうこう以前に、お前らはケガはしてないか?もししてるならまずはさっさとドクターに診てもらえ。…お前は料理対決の挑戦者になった時に不安もあったっぽいが、それなりに張り切ってたよな?本番でこんなことになってショックは大きいだろうが、まあ俺らもキンタもリミックス姉妹もお前がやる時は頑張ってやる奴だって分かってるしとやかくは言わねーよ:ただ、おふざけやカオスは自重しろ



翔の評価:☆
 1番の結果で何となく分かってたけど、お前、仲の良い俺の先輩の1人やあいつとは組めなかったんだな…;集会で「一緒に組んで自分のサポートをしてくれ」って何回も言ってたもんな…;出来がこんな感じだからオシオキは避けられないだろうけど、お前らはちゃんと反省してるだろうからかなり軽いものになるし、読者の皆さんもお前らが頑張ったことはちゃんと分かってくれると思うぜ。



サツキの評価:☆
 結果が伴わずに落ち込んでしまうのは分かりますが、皆さんあなたたちの努力は理解していますので泣かないで下さいね;…3番チームの皆さん、怪我はしていませんか?もし怪我をしてしまっていたら遠慮せずにドクターやサイモン先生やマリーさんや芳佳さんに診てもらって下さいね。軽いものでも怪我を放っておくと細菌が入り込んで大変なことになりますからね。…いつも付けているお気に入りのリボンがとんでもないことになってしまったようだし、運営側から新しいリボンを渡しますね。結果発表にはしっかり来て、落ち着いてお話を聞かせて下さいね?



矢島の評価:☆
 いや、仮に☆5クラスのやつでもこれの立て直しは厳しいだろ…。失敗したなら料理をやり直して2個目のキッシュを作ってもルール的にはなんの問題もなかったはずだが、時間がなかったのか?それか最後まではいい感じだったけど終盤や仕上げでハプニングが起きたとか…。一体お前らのブースのキッチンで何が起こったんだ…;



シュルクの評価:☆
 …もしかして、これを作ったのって君かな?だとしたら他の2人をとんでもないハプニングに巻き込んでしまってすごく落ち込んでいるのが想像できるよ…。僕は何も怒ってないし、それはラスクもキンタさんも固定審査員のみんなも同じだから、結果発表には来てちゃんと話を聞かせてくれないかな?あの人も君の頑張りは理解してくれるだろうから…。あっ、今回ばかりはあの人に当たらなくて正解だったかも…;もしこれがあの人に当たっちゃったら、君は今回以上に落ち込むのは間違いないからね……;



キンタの評価:☆
 キッシュにペットボトルが刺さっていたのを見た時は驚いたな…;料理に水が噴き出して注がれているのを見た時は一瞬何かの芸術作品なのかなと思ってしまった…。俺たちの出身地であるMIDICITYは音楽はもちろんだけど、絵画や彫刻や他の芸術もかなり発展してるし…。
 (ネタバレ)ちゃん、ケガはしていないかい?君たちもこの2週間で色々頑張ったんだろうし、俺たちも君たちを責めるようなことは何も言わないからね。汚してしまったであろうキッチンの掃除は俺やシュルクくんやラスクくんも手伝うからね。だから結果発表にはちゃんと来るんだよ?いいね?…あ、デーヤンやダイシゼンやウチュウラーに聞いてバケツやよく効く洗剤とか掃除用具の準備をしておこうかな?



ラスクの評価:☆
 あー、君かぁ…;そういえば君はあのリボンがお気に入りで、毎日結んで付けて教室に来てるもんね;あのキッシュは水浸しでビシャビシャで、正直料理っていえるものじゃなかったけど、でもこうなっちゃったのは仕方ないね…。僕も同じ状況になったら絶対立て直しは出来ないだろうし;…サツキ先生が君のために新しいリボンを用意してくれるって!これで髪を結び直せるだろうから、それは安心して!だから結果発表にはちゃんと来てね!!










シュルクとキンタとラスクが会場を後にし、今回のパートの最後の4番のパンを試食する+α審査員は…。





パックン「擬人化薬を飲んで…よし、行くっスよ!さーて、自分と一緒になる+α審査員の子たちは…」
蘭丸「…ハッ、テメェか。あのヤンキー男子校バンドの…」
ジョウ「…ふん、お前か。あの4人組アイドルの…」
パックン「どうどう。蘭丸さん、ジョウくん、ちょーっと落ち着くっスよ〜?」



 スマブラに衝撃の参戦を果たしたマリオシリーズのヴィランの花は互いにガンを付け合っていた不良男子校バンドのどこゆびのベーシストとQUARTET NIGHTのロッカーの間に入り、2人を宥める。そういやあんたら、準備編でドッタンバッタン大乱闘してたな。だがガラの悪さに反して根は真面目で常識的なところがある2人はパックンのコミカルな仲裁で落ち着き、ふうっと息を吐いて互いに謝罪した。



ジョウ「…その、俺らの学校はとにかく治安が悪くて。ケンカや大乱闘なんて日常茶飯事だし、俺らのバンドメンバーも悪い奴らじゃないんだけどみんな血の気が多くて。今更かもしれませんが、集会の時はすみませんでした」
蘭丸「マジか;テメェらの学校、DOSの奴らよりヤバくねぇか?…俺らも男しかいねえチームだから血の気の多さについては人のことは言えねえし。その…悪かったよ。あと普通の日常や学校生活やダチや今しかできないことは大事にしとけ。俺は家庭の事情で高校を中退したからな」
ジョウ「そうだったのか!?マジか…。それなのにクロスオーバーワールドを代表する人気アイドルになったって、凄いなあんた…」
蘭丸「!? べ、別にその、これくらい別に大したことじゃねえよ!///…おい、なんかテメェもベースをやってるって聞いたし、後でベースについて話すか?」
パックン「この間ケンカしてたからどうなるかと思ったけど、上手いことまとまって良かったっス。一件落着っスね。これもまたひとつの青春の形っスね〜!」



 冷静になり改めて話してみるとお互いの長所が分かる。苦しい過去を乗り越えてクロスオーバーワールド内のトップアーティストの1人として成功した蘭丸を素直に褒めるジョウに対して、全体的に少し素直じゃないところがあるQUARTET NIGHTのロッカーは顔と耳を赤らめテンプレツンデレを発動させる。さらにちょうど共通の特技であるベース演奏やベース関連の話もあってすっかり打ち解けたようだ。ドッタンバッタン大乱闘をしていた2週間前から打って変わり「雨降って地固まる」ような関係を築いた2人をニコニコしながら彼らを見守るヴィランの花。だが、蘭丸とジョウはそんなパックンフラワーを見て…。





蘭丸&ジョウ「…つかお前、本当にあのパックンフラワー!?;」
パックン「そうっスよ?ふふーん、擬人化した時の衣装も自分が尊敬するクッパ様から頂いたんスよ〜♪」





…うちの擬人化パックンフラワー、サングラス装備&男性用チャイナ服&高身長で赤髪と緑のメッシュが入ったちょっと胡散臭くて軽めだけど十分イケメンの青年になってますからね(笑)。





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.356 )
日時: 2024/01/21 17:52
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

……



パックン「イカちゃん、みんな、着いたっスよ〜!」
イカ「あっ、次はパックンたちなんだね!お疲れー!いやー、何回見てもあんたの擬人化状態には驚いちゃうよー!」
サツキ「うちの擬人化情報を知らないと誰もあなたがマリオシリーズのキャラクターの擬人化だとわからないでしょうし、特に何も知らない方から見たら『龍が◯く』などのゲームの登場人物の1人かと思われるのではないでしょうかね…;」
パックン「いやいやそんな〜!そもそも自分ら、そんな治安悪くないっスよ!何せ全年齢向けだし?」
ジョウ「クロウさん、お疲れ様っス。お薬は飲んだ方がいいですかね…?」
クロウ「キンタの次はジョウか…。身体が弱いお前も料理によったらヤバくなりそうだし、一応飲んどけ;」
翔「蘭丸先輩、お疲れ様です!+α審査員は矢島の横の端の3個の席に座って下さい!」
蘭丸「おう翔、お疲れさん。…なあ、今んとこはどんな感じだ?」
翔「1番目は結構美味いパンだったんですけど、2番目と3番目はぶっちゃけハズレでしたね。まあでも、真面目に頑張って作ってたしヤバいブツよりかは全然救いがありました」
矢島「2番と3番はどう見ても料理初心者がしただろってミスの多いパンだった。あと一部は何かトラブルがあったっぽい」
蘭丸「…おい、トラブルって一体何があったんだよ;」
ジョウ「ただパンを作るだけでトラブルって、あり得るのか…?特に今回のパン生地は専用の自販機から買うんだろ…?;」
夢見草「分かりやすい特徴があった子たちはいたけど、まだ序盤だから誰が何を作ったのかはイマイチ把握しきれてないのよね…。じゃあリックスちゃん、ミックスちゃん、次のパンを持ってきてくれる?」
ミックス「分かったし。じゃあ…ぎゃあああああー!?」
リックス「嫌あああああー!?これはあたしたち、ちょっと無理だってえええええー!?」
ジョウ「うぐっ!?目、目が…!鼻が…!?」
夢見草「目と鼻がすっごい痛いんだけど!?何この刺激臭は!?…世界樹リーダー組!ガスマスク付けてちょっとこっちに来て!!」
ロッシュ「すっげえ嫌な予感がする…!おいリックス、ミックス、下がれ!俺たちが運ぶ!…はあっ!?なんだよこれ!?おいミシェル、マズいぞこれは…;」
ミシェル「…みんな、覚悟して。4番目のパンは…;」



 司会のリミックス姉妹がパンを取りに行くために会場のドアを開けた瞬間、あまりにも強い刺激臭が会場全体を襲った。特にそれは原型が獣や獣人のキャラにとってはあまりにも厳しいものであり、リミックス姉妹とジョウはすぐに目や鼻を抑えて蹲ってしまう。嫌な予感がした作者がリミックス姉妹を退避させ、戦闘慣れしている世界樹のエトリア&ハイ・ラガートのリーダー組にガスマスクを付けさせた上で運ばせたが、手強いモンスターや修羅場を多く潜ってきた2人ですら思いっきり顔を引き攣らせている…。
 そんな中審査員たちの前に姿を見せた4番のパンは…。










真っ赤に染まった揚げたパンだった…。










全員( Д)          °°










 五感に余りにも強い拒否反応と危険反応を訴える刺激臭と、目に余りにも悪い色彩の暴力に、審査員たちや司会たちはただただ言葉を失った…。





イカ「えっ…。ねえ、これって、冗談だよね……?」
クロウ「俺様たちは動物の特徴が強いミューモンだから、擬人化した状態でもキツいんだが?…十中八九、うちの世界のバカがやらかした…!!」(無数の青筋ビキビキ&般若のような形相になる)
サツキ「あ、揚げパンって、普通は狐色や茶色のはずですよね…?何で赤い状態で出てきているんですか……!?」(顔面蒼白)
パックン「み、みんな!落ち着くっス!ただパンの色で自分たちを驚かせた可能性もあるっスよ!だから、だからまだ希望はあるっス…!!」(顔面蒼白&汗ダラダラ)
矢島「……」(無数の青筋ビキビキ&顔面が夜叉のようになる)
蘭丸「…揚げたパンつったら、中身はある程度予想付くだろ。おい、早くこれの中身を確認させろ」(無数の青筋ビキビキ&修羅のような形相になる)
翔「…まさか…;」





 なぜか素手でこれを割るのはどう見ても嫌な予感がする。数人が能力強化状態でパンごと皿を潰しそうになるのを何とか制して抑えながら、スプーンで揚げパンをしっかりふたつに割り、中身を確認する。すると、蛍光色の光をチカチカ放つ、ドロドロの真っ赤に染まったカレーが出てきた…。しかもカレーの中には何か黒ずんだ「何か」が見える……。



夢見草「カレー…。つまりこれはカレーパンってことね…。カレー、辛いもの、うん……;」
クロウ「俺、今すぐフジレイドとタケッパーとタクバに連絡を入れる。新アプリで初登場した俺らの後輩に被害が出そうになってるし、このままだと火属性バンドの会合やそれ以外のバンドみんなの会合やMIDICITYやクロスオーバーワールドのパフォーマンスの会場でさらに被害者が出てもおかしくねえ。マジで〆ねえと」(鬼のような形相でスマホを操作中)
蘭丸「カレーはカレーでも、音也やアルルの作るカレーは絶対にこうはならねえぞ…!?このバカ、メシや食材を完全に無駄にしてやがる…!!」(指ゴキゴキ)
イカ「その2人はカレー大好きなカレーガチ勢だもんね;個人の好みに配慮して強い辛さのものや中辛から甘口まで味付けを用意するし、ハーブや温泉卵とかのトッピングにもこだわるし…」
パックン「そういやこの間クッパ様が自分たちヴィラン組のために作って下さったカレーやカレーのアレンジメニューは絶品で…。自分らは夢見草ワールドの住人としては新入りだし、その2人の作るカレーならたくさん食べてみたかったっス」(白目)
翔「…おい、突っ込みたくなかったんだけどさ、このカレー、なんか光ってねえか……?;」
ジョウ「なぜカレーがチカチカ光るんだ…!?そもそもこのカレー、片栗粉を入れ過ぎたのかってくらいドロドロだし、なぜか昨日ハッチンがコンビニで買ってたね〇ねるね〇ねを思い出す…!ううっ…;」
矢島「ねるね〇ねるね…。おい、すげえデジャブを感じるし、嫌な予感しかしないんだが…!?」
サツキ「司会の皆さん!今すぐ4番チームの人たちにこのカレーパン(?)に何を入れたのか確認させて!それから、ルールに記載されてるレシートを持って来させて!!」
ミックス「分かったし!…みんな、これがアイツらの提出したレシートだし!!」
リックス「一応入れたものとか材料を読み上げるね?えっと、大型クロスオーバーワールドのショッピングセンターで売ってた市販のカレールゥ(辛口)とニンジンとジャガイモと…。えっ…!?」
クロウ「…リックス、ミックス。俺らに遠慮しなくていい。続けてくれ」
リックス「……うん。それから、ね……;」










リックス&ミックス「1600万スコヴィル(辛さを示す単位)の『ブレアの午前6時』(言わずもがな激辛食材であり世界一辛いソースのひとつ)、ピクミンシリーズに出てくる焼きチャッピーの肉とその燃焼性分を含むワックス、そして、えっと、馬の…アレです」
全員「」










 はい、いうまでもなく4番チームの奴らはカレーパンの中身のカレーとしてとんでもないものを混入させていました(爆弾投下)。
 補足すると「ブレアの午前6時」は前述通り1600万スコヴィルという辛さにおいてとんでもない単位を叩き出したソースであり、その余りの辛さからソースや隠し味に使うことすら躊躇われるブツ&使用時に「この商品を摂取したことで生じる障害についての訴訟を権利を持ちません」という免責事項すらあるほどのゲテモノ。これでも現代の辛さランキングとしては世界第2位らしいので激辛食材というのは本当に恐ろしい…。焼きチャッピーはピクミンシリーズに登場するチャッピー系統の一種であり、文字通り燃えながらステージを徘徊する恐ろしい敵。このモンスターの体表から出るワックスには燃焼成分が含まれている。最後に馬のアレは…そのまま、オス馬のアレです。他の子たちにもアレだけど言わせたのがリミックス姉妹だとさらにアウトじゃないか?確かに生物のアレは珍味&精力剤として昔から重宝されてきたらしいけど、シンプルに単刀直入にいうと下ネタだぞこれ?





や ら か し た。あ、感想まだ


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