二次創作小説(新・総合)
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- とある彼らの日常日和SP
- 日時: 2025/05/25 16:15
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
初めまして、こんにちは。そしてお久しぶりの方はお久しぶりです。元ユリカこと夢見草と申します。改めて小説カキコでクロスオーバー・日常系二次創作小説を書かせて頂くことになりました。何かと至らないところは多いですが、どうぞよろしくお願いします。
<注意>
・このスレッドは「二次創作・クロスオーバー」を中心にしています。
・作品はスマブラ・ぷよぷよ・ダンガンロンパ・ポップンミュージック・オリジナルキャラクター…など様々です。またキャラクターによっては出番数や扱いに差があります、あらかじめご了承ください。
・二次創作ならではの「オリジナル設定」がかなりありますので注意して下さい(一部のキャラクターの不憫設定化、ギャグとカオス大好物組化、「裸族」化など)。また各キャラクターの設定や世界観は随時更新していきます。
・CP要素(男女カップリング/NL)があります。苦手な方は注意して下さい。
・小説の感想などの書き込みは歓迎します。ただし内容とあまり関係ないレスや誹謗中傷、他の人が見て気分を害する書き込みはしないで下さい。
・コラボの依頼やキャラクターの貸し出し・提供などは歓迎します。その時はコメントでお知らせ下さい。ただし、誹謗中傷や他の読者の迷惑となる行為や書き込みなどは絶対にやめて下さい。
・不定期更新です。あらかじめご了承下さい。
最終更新日:5月25日
<目次>
【世界観】
・ご挨拶 >>1
・おおまかな世界観の設定 >>211
・各キャラクターイメージボイス集一覧 >>88
・簡易的なキャラ分類表 >>269
【簡易的なキャラ設定】(随時追加&更新予定)
・矢島、真理子、美園、凛音、奏 >>139-140
・ロッシュ、ミシェル、フレドリカ、ケン >>185
・ニコラス、サイモン、マリー >>186
・ラクーナ、アーサー、ルナ >>187
・宮藤、坂本、バルクホルン、サーニャ >>212
・音也、真斗、那月 >>270
・トキヤ、レン、翔 >>271
・セシル、嶺二、蘭丸 >>272
・藍、カミュ >>273
・苗木、日向、霧切 >>387
・七海、十神、狛枝 >>388
【短編】
・パシフィカ・リベンジ >>122-123
・SP組紹介!(キャラ紹介あり) >>190-202
・春日差す 藤の裏葉の うらとけて >>216-221
・バレンタイン・トロイメライ >>421-423
【長編】
「アイドルロンパ」(ダンガンロンパパロ)
・プロローグ&Chapter1 >>240-247
・Chapter2 >>253-262
・Chapter3 >>277-286
・Chapter4 >>293-303
・Chapter5&エピローグ >>310-315
「ポプって料理対決!」
・ポプって料理対決~どうあがいても、絶望~(準備編) >>7-15
・嫌な予感しかしない試食その1 >>25-31
・嫌な予感しかしない試食その2 >>39-45
・嫌な予感しかしない試食その3 >>55-61
・嫌な予感しかしない試食その4 >>71-78
・嫌な予感しかしない試食その5 >>89-97
・嫌な予感しかしない試食その6 >>107-114
・それなりに平和な結果発表 >>130-136
・修羅場の先は阿鼻叫喚 >>145-153
・オシオキとフィナーレ! >>161-173
「チームで料理対決!!」
・チームで料理対決!!(準備編) >>322-340
・チームで料理対決!!その1(1番~4番) >>347-358
・チームで料理対決!!その2(5番~8番) >>368-378
・チームで料理対決!!その3(9番) >>389-395
・チームで料理対決!!その4(10番~12番) >>404-415
・チームで料理対決!!その5(13番) >>430-439
・チームで料理対決!!その6(14番~16番) >>448-461
・結果発表(前編) >>470-489
・結果発表(後編) >>491-505
・残りのオシオキとフィナーレ >>508-514
「テストネタ おかわりっ!」
・1時間目 >>517-527
・2時間目 >>533-542
・3時間目 >>552-562
「それは愛と純情のセンチエレトリックってことだろSAGA」
・導入編 >>567-573
・準備編 >>574-590(NEW!!)
【夢見草版裸族による裸族のための裸族講座】
・裸族講座1 >>226-232
<タグ>
クロスオーバー ギャグ カオス キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウィッチーズ ポップンミュージック うたプリ SB69 QMA オリジナルキャラクター NL クロスオーバーカップリング コラボあり
- アイドルロンパ Chapter4 ( No.297 )
- 日時: 2021/06/13 15:49
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
翌日、アイドル裁判の直前までシアンとサユリとロージアは協力して怪しいものはないか探す。すると、少しだけだが事件の手がかりが…。
ロージア「ロージアちゃんは昨日凛と一緒にケーキを作って、おやつに食べてってみんなに渡したのよ。それはたくさんのフルーツが目一杯使われた美味しいフルーツタルトで、サユリとアンからレシピを貰って2人で何とか作ったのよ」
シアン「フルーツタルト!とっても美味しそうだね!ちなみに何のフルーツが使われてたの?」
サユリ「レシピを改めて確認したんだけどね、あれにはイチゴとりんごとモモとさくらんぼとアンズとビワが使われていたの。シアンちゃんとクロウくんは真斗くんの作ったイチゴ大福を食べていたけど、それ以外のみんなには配って屋上の庭園で食べたのよ」
シアン「そういえば、真斗ちゃんがロージアとサユリちゃんもケーキを用意していたからあとで食べようかと言ってたにゃん!夜ご飯のあとにデザートとして食べようと思っていたけど…」
ロージア「あとサユリ、あんたはあたしたちがフルーツタルトを作ったからって紅茶の茶葉をみんなの分用意してくれたわね?シアンさんたちは真斗の用意した緑茶を飲んでたから紅茶を飲んではいなかったみたいだけど、茶葉はみんなそれぞれ好きなものを持っていって好き勝手に飲んだのよ」
シアン「にゃ?そうなの?」
サユリ「ええ、ハーブティーや紅茶を色々選んで置いておいたわ。私はローズマリーのハーブティーを選んで飲んだの」
ロージア「ロージアちゃんはアップルティーよ!他だとペパーミントとバタフライピーとオレンジティーが減ってたからそれぞれ飲んだみたいね。あとでみんなに何を飲んだか聞いてみましょう。ついでに言うと、アッサムとレモンティーのフレーバーも無くなっていたわ」
サユリ「そうだね…あれ?」
シアン「にゃ?サユリちゃん、どうしたの?」
サユリ「…キッチンだけど、ちょっとおかしいところがあるのよ。種を砕く機械の『ミルメーカー』っていう機械なんだけど、普段は全く使わない機械なのに最近洗った痕跡があるの。誰かが近いうちに使ったのかしら?私は汚れを落とすために一昨日使ったから分かったけど、重曹の量が結構減ってるわ…。それに、このゴミ箱…」
ロージア「キッチンのゴミ箱がどうしたのよ?フルーツの皮やイチゴのヘタやりんごの芯が捨てられているだけじゃない?」
サユリ「…うん、そうなんだけどね?でも何か、何かの違和感があるのよ…。でも何がおかしいのかは分からないの。ごめんね」
シアン「いつもと違う、と思ったことならちょっとでもいいから抑えておくにゃん!犯人が何かしたのかもしれないし…!」
3人でそうこう調べているうちに裁判の時間が来たので、シアンたちは裁判場へ向かうエレベーターへと乗り込む。そしてアイドル裁判が始まる直前、被害者の2人の遺体と事件現場の写真を見て最後の違和感を見つけた。
シアン(…あれ?音也ちゃんの手、何でパーなの?)
「追加情報」
・屋上庭園にいたアイドルたちは音也と那月が殺される前のアリバイ中にそれぞれ思い思いの場所でケーキを食べていたが、それは凛とロージアがサユリとアンからレシピを教わって作ったイチゴやさくらんぼやアンズやビワやモモがふんだんに使われたフルーツタルトであり、全員同じものだった。
・その際に選択したお茶のフレーバーは全員異なるものであり、翔はペパーミントのハーブティー、サユリはローズマリーティー、アンはバタフライピーティー、凛はオレンジティー、ロージアはアップルティーを選択していた。さらに死亡した音也と那月はレモンティーとアッサムティーを選択していたという。
・キッチンに置かれていた重曹の量が何故か減っていた。
・滅多に使われないミルメーカーに使用されていた痕跡があった。
・キッチンに設置されたゴミ箱だが、サユリ曰く何故か違和感がある…。
・音也の遺体の手が何故かパーの形で止まっている…。
感想まだ
- アイドルロンパ Chapter4 ( No.298 )
- 日時: 2021/06/13 15:55
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
「毒を隠すなら…」
ついに4回目のアイドル裁判が始まった。今回の議論の焦点は、今回の被害者は2人いるが音也と那月を殺害した犯人は同一人物なのか否か、そして那月の命を奪った毒物はどこから出てきたのか。特に今回遺体発見アナウンスの対象に入っていない5人はそれぞれケーキを作ったり、ケーキや紅茶のあった場所にいたり立ち寄ったりしているため、簡潔に言えば5人全員が毒を混入するチャンスがあったとも言える。
クロウ「状況を整理して言えることだが、那月の殺害の件と音也の殺害の件を比較すると、音也の殺害はより杜撰な部分が目立つな…。凶器もすぐに見つかったしな」
翔「だよなぁ。結局あの血の付いた熊手が音也を殺した凶器で間違いないみたいだし、毒物の痕跡すら見つからない那月の件と比較すると、ちょっとおかしいよな」
凛「犯人はどういった意図でこのようなことをしたのかしら…?音也の殺害を目立たせて、何か私たちに伝えようとしていることがあるのかしら?」
ロージア「音也と那月、どちらかをカモフラージュに殺したのかしら…?」
真斗「そういえば、結局先日解放された保健室や実験室からは薬品や毒物が運び出されたり持ち出された痕跡は見つからなかったんだよな?」
アン「はい…。ヒ素や青酸カリといった強力で殺害にも使用されるようなものもあったのですが、誰かが動かしたり触れた痕跡はありませんでした」
サユリ「裁判の時に追及されることを警戒したのかな?毒物がないのに毒殺を実行するのは無理があるわよね…。でも、間違いなく那月くんの死因は毒殺…」
真相解明への目立った情報やひらめきはなく、議論は長い時間続いて難航した。その結果、アイドル裁判の監視役であるメイプルが裁判の時間制限を残り1時間と設け、その時間までに真実を解明しないとクロの勝利となり、クロ以外のアイドル全員は処刑されるというルールを設けた!この強制ルールに驚きメイプルを非難するアイドル全員だったが、真実を解明出来ないと状況は好転しない。そんな中、視点を変えたシアンがある可能性を提示した。
シアン「…ねえ、目立った毒物で那月ちゃんの毒殺を行ったと考えるのは、少しおかしいんじゃないかにゃん?」
凛「え?どういうこと?」
シアン「だって、日常生活の中で普通に使われる道具にも、使い方を間違ったらとんでもないことになったり、下手したら命に関わるようなものもあるんでしょ?そういえばサユリちゃん、キッチンの重曹がなくなっていたって言ってたよね?」
クロウ「重曹がなくなっていたのか!?もしかしたら、犯人がそれをトリックに使用したのかもしれねえな」
サユリ「え、ええ…。でも重曹は人が体内に取り入れても一応問題のないものだったはずよ?それで毒殺は不可能なはず…」
ロージア「時間的にも、重曹を使ったのは多分犯人よね?犯人は何で重曹なんて使ったのかしら?」
アン「洗剤の量はどうだったんですか?メーカーによっては人が体内に取り入れると毒性が強くて危険の強い洗剤もあるはずですけど…」
サユリ「それがね、洗剤やキッチン内にあった危険な液体はいつもの量しか減っていなかったわ。重曹だけ不自然に減っていたのよ」
真斗「とにかく、犯人は重曹を使って四ノ宮に何かしらをした。もしかしたら一十木にも何かしたかもしれないな。それで捜査の目をごまかそうとしたのだろう」
まず、重曹がトリックに使われた可能性が高いという情報を共有する。シアンはまだ何か情報がないかと、メイプルに毒物について詳しい書物を要求。それを隅から隅までチェックするアイドルたちだが、凛があることに気付いて青ざめた!
凛「…ねえ、ロージア!サユリ!これってマズいわよ!?もしかしたら私たちも犯罪の片棒を担がされたのかもしれない…!」
ロージア「はあっ!?どういうことよ!?」
翔「え?何でそう思うんだよ?何かお前らがしたことがヤバいとか、あったのか?」
凛「あったのか?じゃないのよ!私たちが材料に使ったフルーツタルト、果物の種の中にこの書物に書かれている強力な毒物の『シアン化合物』が入っているんですって!?」
サユリ「種!?…あっ、思い出したわ!そういえばあの時のごみ箱の中に、材料に使われたはずの果物の種だけがなかったのよ!皮や芯はあったのに!」
ロージア「…!そういえば、よく考えてみたらゴミに種が1個もないなんておかしいわ…!?」
実はさくらんぼやモモ、アンズやビワといった一部のフルーツの種子の中には、少量だが有名な毒物である青酸カリと同じ毒の「シアン化合物」の成分が含まれている。ただし人間1人分のシアン化合物の致死量は200~300グラム程度とフルーツ1個分の種子の分では到底達成できる量ではない。フルーツ1個分の種子を食べても致死量に満たないので死にはしないが、ごく少量のシアン化合物のせいで嘔吐したり気分が悪くなる悪影響はある。「フルーツの種を食べるとお腹の中に木や植物が生えてくるよ」と脅されたり果物の種を食べるなと注意されるのはこのためだ。だが、凛やロージアはあくまでフルーツの果肉のみをケーキの材料として使用したのであって、種は皮や芯などと一緒に処分したはず…。だが、数人が食べる大きなケーキを作ろうとしたために多くのフルーツを使用したため、種子が多く出たことは事実だ。
クロウ「おい、フルーツの種子類は間違いなく処分はしたんだよな?」
凛「ええ、間違いなく。ねえ、ロージア?」
ロージア「うん…。でもその後はキッチンから出てみんなにケーキを渡したのと、ロージアちゃんたちも花を見て気分転換をしたかったから、夕飯までキッチンには行ってないのよ…」
真斗「ということは、犯人は霜月とロージアがキッチンから退出したあとにフルーツの種子類を回収し、毒物として使用したのか!?」
翔「そんなことって出来るのかよ!?おい、凛!ロージア!お前たちがキッチンから出たのってどのくらいの時間だったか覚えてるか!?」
凛「確か…お昼の少し前よ」
サユリ「それ以外にも謎はあるわ!種子類をそのまま那月くんに取り入れされるのは余りにも不自然よ!犯人はどうやって那月君に毒物を取り入れさせたの?」
感想まだ
- アイドルロンパ Chapter4 ( No.299 )
- 日時: 2021/06/13 16:05
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
実際に果実の種子を大量に食べたり、空腹の余り未成熟の果実などを食べたことで当たってしまい、亡くなった事例は現実にあるようです;
シアンは更なる手掛かりはないかと事件の書類に目を通す。すると、ある興味深い情報が目に留まった。
シアン「…みんな、ちょっといいかにゃん?」
アン「シアンちゃん、どうしたんですか?」
シアン「あたしとクロウちゃんと真斗ちゃんは屋上庭園で真斗ちゃんが入れてくれた緑茶を飲んでいたんだけど、他のみんなは何を飲んだか覚えてる?」
サユリ「ええ、私が見つけてみんなに持ってきたフレーバーだから覚えているわよ?私はローズマリーのお茶を飲んでいたの。あとはペパーミントとバタフライピーとアップルティーとオレンジティーがなくなっていたのよね。那月くんはアッサムを、音也くんはレモングラスを選んでいたことが皆の証言から分かっているわ」
シアン「ありがとう、サユリちゃん!それでね、このお茶の中にとっても興味深い特性のあるお茶があることが分かったのにゃん」
翔「興味深い?味が一気に変わるとかか?甘いのから苦くなるとか?」
シアン「翔ちゃん、惜しい!何かが一気に変わるのは正解にゃん!一気に変わるのは色なの!あるお茶はレモンを入れると色が変わることが判明しているのにゃん。そのお茶は鮮やかな青色が特徴的なバタフライピーティーで、スライスレモンを入れると青色から普通の紅茶と同じような赤色に代わるの」
ロージア「あの青くて目立つお茶にそんな特徴があったんだ。青から赤に変わるなんてびっくりするわね…。って、ちょっと待って!?他の紅茶と同じような色に変わるってことは…!?」
凛「まさか、バタフライピーティーを選んだ人が毒物であるフルーツ類の種子とスライスレモンを入れてお茶の色を変えて、那月の呑んでいたお茶とすり替えたとでもいうの…!?」
そう、バタフライピーティーの特徴だ。このお茶やバタフライピーの成分の特徴として、強い酸性のものを入れると青から赤に変色する特性を持ち、一部ではその特性を利用して色の変化を楽しむカラートリックティーとしても親しまれている。そして、今回そのバタフライピーティーを選んでいたのは…!
アン「……」
超アイドル級のパティシエだ…。
アン「ちょっと待ってください!いくら私がたまたまバタフライピーのお茶を選んでいたからって、それだけで犯人扱いは酷いですよ!」
シアン「…アンちゃんは料理やお菓子作りに詳しいから、フルーツの種の中に強い毒性を持つ物質が少し入っていることや、バタフライピーティーの色が変わる特徴について知っていてもおかしくないにゃん。だからその知識を利用して那月ちゃんの殺害計画を企ててもおかしくないのにゃん」
真斗「…そういえばお前、お前が捜査時間中に保健室と実験室に薬品が使われた痕跡を確認しに行っていたな?」
アン「確かにそうですけど、でも毒性の強い薬品や毒物になり得るものが移動されたり触れられた痕跡がなかったことは事実ですよ!」
クロウ「自ら毒物や毒物になり得る薬品が多く集まる部屋の操作を担当して『毒物が使われた痕跡がない』と言い張れば、他のアイドルたちはそうだったのかと思う。それで自分から疑いの目を逸らそうとしたんじゃないか?あと種の毒性物質についてだが、確か種を上手く砕く機械があるんだよな?『ミルメイカー』っていうんだろ?キッチンには色々な調理器具が揃っていたというし、もしかしてそれを利用して種を粉末状にして紅茶の中に入れたんじゃないか?」
アン「!」
サユリ「確かにキッチンの中にはミルメイカーがあって、何故か事件当日に使われた痕跡もあったけど…!?」
シアン「何で那月ちゃんの殺害に手間が掛かっていて、それに比べて音也ちゃんの殺害が杜撰だったのか!それはきっと、クロにとって音也ちゃんの殺害があまりにも予想外のものだったからだと思うにゃん!だから音也ちゃんを殺した凶器の処分も途中までしか出来なかったのかも…!」
ロージア「…そういえば、さっきシアンさんが『音也の手がパーのまま止まっていたのが妙に引っ掛かる』って言ってたわよね?もしかしたら、自分を殺そうとしたアンを制止しようとしてあの形のまま殺されたのかも…!」
凛「あと重曹についてだけど、メイプルの配った毒物について書かれてある書類には確か酸性の物質の働きを弱める作用があるって書いてあるのよね?アンが自分のバタフライピーの入ったティーカップを那月のものとすり替えて飲ませて殺害、そのあとキッチンで証拠となるティーカップに重曹を入れて洗えばティーカップからは何も検出されなくなる…」
アン「ですが、私がそれを行ったという証拠はあるのですか!?」
真斗「キッチンの人の入りを調べれば分かるんじゃないか?朝は食事当番だった俺とアンがキッチンへ立ち入り、食後は食器を洗うために来栖と小川が立ち入った。そのあと、俺はシアンとクロウに自前の緑茶と大福を食べさせるために立ち入り、そのあとの午前が終わるまでは霜月とロージアがずっと立ち入って使用した。空白の時間があるが、霜月とロージアが立ち去った後に立ち入った人物がお前だと分かれば…」
アン「でも、それを調べるのはどうするんですか?確かキッチンに監視カメラは仕掛けてありませんよね?」
クロウ「…なあお前、お前はキッチンで何かする時には必ず自前のエプロンを身に着けていたよな?もしそれから重曹の反応が出れば1発だと思うんだが?」
翔「そういや、そうだったよな…。他の奴らはキッチンに備え付けられてたエプロンを使ったり使わなかったりしたけど、お前は自分だけのものを使ってたよな…?」
アン「!」
超アイドル級のパティシエはいきなり自分が犯人扱いされたことに反論するが、フルーツやバタフライピーの特性について前もって知っていた可能性があること、調理器具に詳しくマイナーな存在であるミルメイカーの存在も知っていただろうこと、最終的に愛用していたエプロンからトリックに使用した重曹の反応が出る可能性があることをシアンの発言がきっかけとなりエンジンが掛かった他のアイドルたちから次々と突き付けられる。特に最後の証拠は彼女にとって決定的であり、ギリギリまで何とか粘っていた彼女も最後には崩れ落ちた…。
論破!
感想まだ
- アイドルロンパ Chapter4 ( No.300 )
- 日時: 2021/06/13 16:10
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
「血塗れのトリコロール」
複数の遺体と見つからない毒。難攻不落だった今回の連続殺人事件。紆余曲折あったが、何とかシアンたちは制限時間以内にアイドル裁判で真犯人と真実を突き止めた。しかし今回の連続殺人事件のクロが可憐で小柄なトリコロールの少女だったことに一同は驚き、彼女を色々問い詰めるが…。
翔「おい、アン!何で音也と那月を殺したんだよ!?」
サユリ「アンちゃん、どうして…!?」
アン「…何故、私が音也くんと那月くんを殺害したかですか?分かりました。もう時間もないですし、皆さんが知りたいなら私の殺害動機をお教えしますね」
アン「どちらにせよ、死が音也くんと那月くん…特に那月くんの救済になると思ったからです」
何と彼女はとんでもないことを言い出した。死ぬことで被害者の2人は救われたと言う。言葉を紡いだアンの目は綺麗に澄み渡っており、彼女が本心からそう言っていることが伺える…。
真斗「死が、一十木と四ノ宮の救済になると…!?」
凛「あなた、本気でそう思っているの!?」
アン「はい。続けて言うなら、彼ら以外のあなたたちも死によって救われると思っています。そして今までコロシアイ生活によって亡くなった皆さん…レトリーちゃん、コリエンテちゃん、タローくん、ナカジくん、藍くん、カミュさんも死によってこの惨く非情な現実から救われているはずです」
ロージア「あんた、何言ってんのよ!?少なくともコリエンテはオシオキの時にサメに食われる恐怖に怯えて苦しんで死んでいったじゃない!他のみんなも、死ぬ瞬間に自分が救われているなんて思っていないはず…!」
シアン「確かにこのコロシアイ生活はとっても酷いものだったけど、みんなが死ぬことで救われるのは、ちょっと違う気がするにゃん…!」
アン「シアンちゃんや皆さんは人死ににも屈しない強い心を持っているからそのようなことが言えるんです!何回も殺人事件が起きる上に酷い処刑が続くこの環境はいつ終わるか分かりません!人の命が紙切れのように軽く扱われるこの事務所はすでにこの世の地獄と化しています…!そんな地獄からもたらされるストレスが原因で疲弊していた音也くんと那月くんを救おうと、私は美味しいバタフライピーティーに安らげる物質を入れてお休みするお手伝いをしたんです!」
真斗「…おい、アンから何かまずいオーラを感じるぞ…!?」
ロージア「アンからとんでもない雰囲気を感じるわ…!?今までのあの子とはまるで違う…!?」
アン「私だって、私だってこの事務所に閉じ込められた当初は人殺しなんてしようと思わず、無事全員で事務所から脱出しようと奮起していました!でも最初にコリエンテちゃんがレトリーちゃんを誤って殺してしまった事故でも、あの惨たらしいメイプルは彼女に容赦なく処刑を執行した…!その時にどんな理由であれ人を殺してしまった者には死が待ち受けていると理解した私は恐ろしく思い、震え上がりました…!そのあとくんやさんや親友や親しい人たちを次々と手に掛けざるを得ない状況になり、私はとても怖くなりました…!メイプルは他人を思いやる気持ちを奪い、この事務所には鬼や悪魔しかいなくなってしまったのかと…!遺体に動揺したり慣れない捜査に手こずったり、アイドル裁判や処刑の後でいつも気を失ったり気分が悪くなる私を、真斗くんやサユリちゃんや凛ちゃんやロージアちゃんはいつも気にして部屋に運んで連れて行ったり心配してくれました…。ですが、私はそんな自分が嫌で嫌で仕方ありませんでした。肝心な場面で役に立たない私はお喋りでみんなの気を紛らわしたりお料理やお菓子作りでみんなを気遣うことしか出来ませんでした。私はシアンちゃんやサユリちゃんや凛ちゃんやロージアちゃんたちみたいに強くはなかった…!特に幼馴染と恋人を一気に亡くしても前を向いて進むサユリちゃんは私の憧れでした…!もちろん誰もが非常時や緊急事態にたくましく振る舞えなかったり強くないのは当たり前で、それは私も頭や心で理解していました。そしてしっかりしなくちゃ、せめて今の状況や話について行かなくちゃと必死になっていた私は、いつの間にか自分が壊れていることに気付きました…。このままメイプルに怯えたままこの事務所で暮らしていかなければいけないのかという絶望、今まで亡くなっていった皆さんの遺体や死に様や最期の状況がフラッシュバックしての恐怖、ンビリやサンやクワトロといったかつての仲間たちに会いたいという微かな希望、かつて共演したウーノさんに会いたいというほのかな気持ち…!そんな気持ちが混ざり合った結果、私は思いました!『どうせいずれ人は死ぬんだ、だったらもういっそ死んでしまえば、私たちはこの地獄の状況から解放されて死後の世界で安らかに過ごせる』のだと!」
残ったアイドルたちに今まで自分が溜め込んでいた気持ちをまくし立てるフランス少女。心優しい彼女はこのコロシアイ生活の恐怖とストレスで完全に潰れてしまっていたのだ…。
クロウ「……」
アン「しかし壊れているのは私だけだと、私は第3の事件が終わった辺りから早く死にたいという気持ちを抑えて行動していました…。ですが、シアンちゃんと那月くんが保健室でお話しているのをたまたま聞いた私は、那月くんがコロシアイ生活の影響で特に強く衰弱していることを知りました。メイプルの狂気に当てられていつ自分が人を殺してしまうか分からず怖いと怯える那月くんの姿を見た私は、この気持ちを抱えているのが自分だけではないと気付きました…」
シアン「アンちゃん、あの時の会話を聞いていたの!?」
アン(そうなんですね…。那月くんもいつ自分が壊れてしまうか、いつ自分が狂気に当てられて仲の良い翔くんや音也くん、真斗くんたちを殺してしまわないか分からなくて恐ろしかったんですね。それは当たり前です、こんな恐ろしい環境に置かれておかしくならない人間はいませんよ。でも大丈夫ですよ。もう私という仲間がいますから、怖くなんかありませんよ…)
感想まだ
- アイドルロンパ Chapter4 ( No.301 )
- 日時: 2021/06/13 16:15
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: rGfwxYhx)
事件当時…
アン「那月くん!ロージアちゃんと凛ちゃんがフルーツタルトを作ってくれたんです。よかったら一緒に食べましょう?」
那月「えっ、そうなんですか!アンちゃん、ありがとうございます!僕、とっても嬉しいです!喜んで頂きますね!」
美しいバラが咲き誇る屋上庭園の一角。アンは椅子に座ってぼうっとしていた那月に近付き、凛とロージアが取り分けたフルーツタルトを持ってきた。彼らはケーキと紅茶でちょっとしたお茶会をスタートさせ、談笑する。アンは一緒に食べる那月のためにと紅茶を注ぐが、彼女がそれに恐ろしい細工をしていることに超アイドル級の演奏家は気付かない。
アン「食事当番だった真斗くんから伺いました。那月くん、藍くんたちの件でまだダメージを負っているようだと…。大丈夫ですか?」
那月「…正直に言うと、あまり大丈夫じゃありません。藍ちゃんやミューちゃんさんたちが亡くなってしまってから僕はおかしいんです。藍ちゃんたちだけじゃなくて、今まで亡くなっていったコリエンテちゃんたちの最期の様子がフラッシュバックするようになってしまって。どうやら現在と僕の作り出した悪い妄想が混濁しているようなんです。僕はダメですね。翔ちゃんたちは事件解決や事務所脱出に向けて頑張っているのに、僕は心が弱いから…」
アン「那月くんが弱いからではありません、あのような悪夢が起こったんですし、拒絶反応を起こしてしまうのは当然のことですよ。不安ならこの紅茶を飲んでリラックスして下さい。サユリちゃんが見つけた美味しい紅茶なんですよ。スライスしたレモンを入れるとより美味しくなるので、どうぞ」
那月「ありがとうございます…。少しでも話を聞いてくれる人がいると、嬉しいです…」
アン「ずっと事務所の室内に閉じ込められていましたし、お花を見て気分を和らげるのはどうでしょうか?ほら、このバラなんて色とりどりでとても綺麗ですよ!」
那月「本当だ…!この事務所から出たら、こんな場所で思いっきり演奏をしてみたいですね…!」
那月はアンの言葉の通りに素直にテーブルから視線を外す。その隙に血濡れたトリコロールは彼のレモン入りの紅茶と、大量のフルーツの種子の粉末を注いだ自分の毒入りバタフライピーティーと上手くすり替えた。あとは彼がそれを飲み干すのを待つのみだ。
アン(お休みなさい、那月くん。もうあなたが怯えることはありません。ゆっくり休んでくださいね?)
これを飲み干せば、那月は別の意味で心から安らぐことになる。だが次の瞬間、那月の殺害計画を実行する彼女にとって予想外の出来事が…!
音也「那月ー!ここにいたんだ!あっ、アンちゃんも一緒なんだね!」
アン「!」
那月「あっ、音也くん!僕は今アンちゃんと一緒にお茶会をしていたんですよ!」
超アイドル級のサッカー選手がやって来た。彼も連日引き起こされる殺人事件によって憔悴していたが、何とか持ち前の明るさと気力で踏ん張り、事務所から脱出する手がかりを探していた。それはあまり上手くはいっていないが、彼なりに頑張っている。頭は弱いが元気で明るくフレンドリーな彼はみんなのムードメーカー的存在であり、アイドルたちともすっかり馴染んでいた。だが、現在那月の殺害計画を実行中のアンにとっては音也は部外者にカウントされるため、邪魔な存在だ。厄介なことになる前に早く立ち去ってくれと思うが…。
アン(音也くんの目の前で那月くんが死んでしまったらとても厄介なことになります…!早く別の場所に行ってください…!)
音也「翔を探したけど見つけられなかったし、マサのところに行こうと思ったら、何か難しい顔をしたシアンちゃんとクロウが一緒にいたからやめたんだ;那月が早く見つかって良かったよ!」
那月「そうなんですかー。真斗くん、もしかしてシアンちゃんとクロウちゃんのケンカに巻き込まれちゃったんでしょうか?早く仲直り出来るといいんですけど…。あとこの屋上庭園は結構広いから、翔ちゃんは僕たちと少し離れたところにいるのかもしれませんね」
音也「そうみたいだね。この庭園、沢山の花で綺麗なのはいいけど、あまり広いと手がかりを探すのが面倒になっちゃうから大変だなー。いっそ脱出の手がかりだけさっさと見つかればいいのに!ねえ、アンちゃんもそう思わない?」
アン「そ、そうですね…」
那月「音也くん、いけませんよ?無理に近道をしようとしたら何も見つからなくなっちゃうって、地元で牧場をしているお爺ちゃんとお婆ちゃんが言っていました。…さーて、そろそろアンちゃんが用意してくれた紅茶をいただきまーす!」
音也「えっ、良いなー!レモン入りなんだね、美味そう!」
アン(今このタイミングで飲んだらダメです!目の前に部外者の音也くんがいるのに…!?)
アンにとっては最悪の事態が発生。那月が音也のいる前ですり替えた毒入りの紅茶を飲んでしまったのだ。実は果物の種子などに含まれるシアン化合物はかなり毒の回りが早く、致死量を摂取すると数分程度で死亡する!そのため自分しか目撃者のいない場面で静かに殺害計画を実行する予定だったのだが、音也が来たことで一気に計画が狂ってしまった。そんなことなど露知らず那月は美味しそうに紅茶を飲み干し、音也は羨ましそうにそれを見ている。
音也「俺もレモンっぽい紅茶のフレーバーを選んだんだよね。レモングラス…だっけ?あとで飲むんだ!那月の飲んでるやつも明日試してみようかな?」
那月「良いですねー!僕も明日はレモングラスのお茶を飲んでみようかな?でもサユリちゃんの選んだ紅茶、ちょっと特別なものなんですかね?普通のものと比べて、ちょっと苦いですね…」
アン「……」
音也「サユリちゃんはお菓子やお茶に詳しいから、滅多に手に入れられないものも選んだのかもしれないよ?マサも和菓子や緑茶に詳しいしさ」
那月「そうかもしれないですね!あとでサユリちゃんに何の紅茶か聞いてみま…!?」
音也「那月?…那月!?えっ、どうしたの!?口から血が出てるし…!?」
突然、友人の超アイドル級の音楽家が血を吐いて倒れた。超アイドル級のサッカー選手は彼に声を掛けるが、那月は痙攣を繰り返したのち、次第に動きが弱まり動かなくなった…。
音也「那月!那月!…嘘、もしかして、死んでる…!?」
幸い、音也は少し前から那月の様子を見ていたため彼が食べたものや飲んだものに毒物が盛られていた可能性に気付く。そして、それが可能な人物は…!
音也「…もしかして、アンちゃんがやったの…?」
アン「……」
音也「何で那月を殺したんだよ!?さっきまで仲良さそうに話していただろ!?どうして…!?」
アン「…ですよ」
音也「え…?」
アン「那月くんのために、やったんですよ」
音也「殺すのが那月のため!?…まさか、那月が藍さんたちの件で苦しんでいたから、コロシアイ生活の中で生きるより死ぬ方が良いと思って…!?」
アン「知られてしまったらしょうがないですよね。本当は彼だけを安らかに見送るはずだったんですが…。こうなったら、音也くんもあちらへ送ってあげますね?」
音也「やめてよ…!俺、まだ死にたくないよ…!落ち着いて話を聞いて…!?」
偶然その場にあった熊手を手に取るトリコロール。彼女を手のひらで制しながらジリジリと後ずさる音也だが、残念ながら他のアイドルたちに彼らの声ややり取りは届かない。そして後ずさる音也が背後の壁にぶつかった次の瞬間、アンは握りしめた熊手を思い切り音也の頭上へ振りかざし…!
グシャッ!
被害者:超アイドル級のサッカー選手 一十木音也
超アイドル級の演奏家 四ノ宮那月
クロ:超アイドル級のパティシエ アン
犯行:サユリとの会話に上手く便乗してレシピを提示して凛とロージアにフルーツタルトを作らせる様に誘導し、彼女たちがお菓子を作り終わりキッチンを去った隙にこっそり果物の種を回収。調理過程で出たさくらんぼやアンズなどの果物の種子を大量に砕いて粉末状にし、種子の中に含まれる致死量分のシアン化合物を紅茶に注ぎ入れる。さらにレモンを入れると赤く変色するバタフライピーティーの特性を利用して自分と那月の紅茶をすり替え、毒物が混入していた痕跡を分かりづらくした。だが音也への犯行は犯人にとっては予想外のものだったため、突発的かつ痕跡が分かりやすくなってしまった。
彼女の犯行動機だが、アンは心優しい少女ではあったが、今まで清廉潔白な環境で長く過ごしていたため悪への耐性が弱いことと、箱入りのお嬢様出身の影響で内面はより繊細で傷付きやすい。これまでも精神的に苦しんでいたものの何とか踏ん張って来たが、今までのコロシアイ生活による殺人と処刑の応酬でついに精神が摩耗してしまい、「いっそ死んでしまえばこの生活から早く解放される」と思うように。そのような危険な状態になっている時、同じように精神的に憔摩耗していた那月の発言をたまたま聞いたことで「苦しんでいるのは自分だけじゃない」と錯覚、皮肉にもそれが犯行を後押ししてしまった結果に。音也は完全にとばっちりです、ごめんね…;
次レスは彼女のオシオキ…。感想まだ
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