マジック☆クローバー 作者/蜜◆4S1Ttn1X06

☆51話  アタイ?



「お願い!アランをどうにかして止めたいの!」

「う~ん……」

そのとき、メリヤスちゃんが『クローバーのかけら』をアタイにさしだした!

「ヒャクパーさん!反応です!」

!ビアンカさんと、ロデオ、アポロさんだ!

……!よし。ヒャクパー様のたくみな話術を見せるとき!

「ビアンカさんたち、あなたたちも、『魔法能力使い』になってくれない?」

――いつものごとく説明すること数時間――

「えっ……でも」

心配そうな顔をするビアンカさん。

でも!

「ビアンカさん……アランを助けたいんじゃなかったの?

魔法能力使いになれば、アランを助けてあげるよ?」

「えっ……」

おっ、反応アリ!

「わかった!オレも協力する!」

アポロさん!

「アポロさんがいうなら、ボクも~!」

「じゃあ、あたしもやるわ!」

やったあ!さっすがアタイ!

そうと決まれば儀式だ!

――そしてしばらく――

「……よし。ここの上にのってー!」

3人が乗ると、アタイが呪文をかける。

「準備はいーい?いくよ!『マジック☆クローバー』」

いつものごとく、光に3人が包まれる。

「……完了!」

よし、目、覚ましてない仲間を起こしていくぞー!