コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。堂々の完結! 皆様ありがとう!
- 日時: 2015/01/24 21:51
- 名前: 桐生玲 ◆kp11j/nxPs (ID: zCMKRHtr)
拝啓、天国のお父さんとお母さん。
ついでに世界1周旅行へ行っている珊瑚叔母さん。
私は元気です。とても元気です。元気を分けてあげたいぐらいに元気です。
今日も私の前を、
パンツが飛んでー。
男の怒声が飛び交ってー。
何だか炎まで飛んできてー。
挙句の果てに今、恋人になるように強要されています。
……私、人生間違えましたでしょうか?
***** ***** *****
初めまして、というのもなんですが。一応。
桐生玲(きりゅう/あきら)という者です。まぁ、名前を変えただけですが。
私が誰だか当てられるでしょうk((殴
大変失礼しました。
ちょこっと上で話の内容を書いたつもりなのですが、分かりませんよねww
私もこれをパッと見て、何だこれって思いますもん。
では、これに関する注意点をいくつか。行きますよ。
☆この物語は逆ハーレム要素を含みます。苦手な方はお戻りください。
☆駄作に変わりはないです。
☆恋愛50%、バトル45%、シリアス0.05%、後のは勇気と愛。
☆少しドリームっぽいです(が、そんなに気にはなりません)
☆桐生玲誰? あ、お前知ってるでも嫌いな人は出口はあちらです→
☆また、荒らしやチェーンメール、パクリを行う人も出口はあちらです→
読みましたか? あの、いくつか多いんでゴメンなさい。
それでは。
お客様(桐生的目線でご紹介)
由羽様『最初のお客様です。逆ハー、ハーレムおkの方ww』
野宮詩織様『2番目のお客様です。リア友であり、神作を生み出しているお方です!』
ヴィオラ様『3番目のお客様です。キャラを送って下さりました! お互い頑張りましょう!』
蓮華様『4番目のお客様です。キャラを送ってくださいました。使いやすいキャラをありがとうございます!』
秋様『銀ちゃんの推しなお客様です! あざっす!!』
翠蓮草様『先生キャラを送ってくださったお客様です。登場はもう少々お待ち下さい!!』
メデューサ様『結構オリキャラでお世話になっている方です。今回もありがとうございます!!』
ジョーカー様『前作に限らず今作も送ってくださいました!! 感謝!!』
あんず様『翔推しのお客様です。翔君は俺の嫁!!』
北大路様『神様の名前を考えてくださった人です! コメもくださいました』
マリ様『ルールを守って読んで下さった人です。さすが!!』
梨花様『企画の祭りに参加してくれてありがとうございます。コメももらいました!』
愛河姫奈様『キャラクターの質問に答えたら、来てくださった人です! 感謝です!』
暁月様『一気読みをしてくださった人です。根気ある!』
闘神のアスラ様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部も見てくださっています』
抹茶猫様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部の愛読者様。あざっす!!』
藤田光規様『一気読みしてくださった人です。翔君のおし?』
在様『携帯で一気読みしてくださった人です。しにがみのデートがお気に入りだそうでw』
北斗七星様『最初は桐生玲誰と思っていらした方ですが、山下と気づいてくれて幸いです。大丈夫ですよ!』
リア様『下剋上の方も読んでくださりました。ありがとうございます!』
美桜様『この小説をお気に入りにしてくださりました。ありがとうございます!』
粉雪百合様『もう1つの小説「お前なんか大嫌い!!」から来ました方です。ありがとうございます』
miru様『空華推しの人です、ありがとうございます! 一気読みしちゃったんです!』
葵様『こちらは昴君推しですwぜひとも翔君と取り合ってくださいありがとうございます!』
kyon様『こちらも空華推しの方です。なんと、歴代小説を読んでくださった人です!』
凪紗様『黒影寮ではまったお客様です。なんとディレッサさん推しです!!』
結羽凛様『個人的に好きなキャラは翔様だそうで。少し前から見てくださっていたようですよ! Thanksです』
現在劇場版を展開中。
『劇場版。黒影量は今日もお祭り騒ぎです!〜空と海と未来の花嫁〜』
→>>229 >>232 >>234 >>237 >>239 >>240 >>242 >>245 >>248 >>249 >>250 >>253 >>254 >>255 >>258 >>262 >>264 >>265 >>266 >>271 >>272
『劇場版。駆け抜けろ! 地獄と天国と幽閉された死神〜複雑ファジー』>>290 NG>>296
目次
登場人物>>02 皆のオリキャラ大集合>>67 新キャラ>>175
プロローグ>>4
第1章『ウェルカム、黒影寮』
>>5 >>6 >>7 >>8 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15
第2話『とある彼女は銀の鈴』
>>16 >>17 >>18 >>23 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30
第3章『銀と白亜と黒影寮』
>>31 >>32 >>33 >>36
第4章『兄より吐き気』
>>39 >>42 >>45 >>47 >>50
第5章『しにがみのデート』
>>51 >>52 >>53 >>54 >>55 >>56 >>59 >>60
第6章『俺達の管理人がこんなに可愛い訳がない』
>>71 >>72 >>77 >>81 >>83 >>86
第7章『英学園の愉快な文化祭』
>>93 >>95 >>102 >>105 >>106 >>115 >>118 >>123 >>126 >>129
第8章『神威銀の誘惑』
>>134 >>135 >>136 >>139 >>140 >>146 >>147
第9章『本当にあった黒影寮の怖い話』
>>149 >>154 >>158 >>159 >>160 >>163 >>170 >>174
第10章『突撃☆隣の中国マフィアさん!』
>>176 >>182 >>185 >>189 >>196 >>199 >>204 >>207 >>215 >>220 >>226
第11章『王良家こんぷれっくす!』
>>278 >>281 >>282 >>284 >>285 >>286 >>287 >>288 >>289 >>300 >>303 >>306 >>309
第12章『君と僕〜オリジナルと亜種〜』
>>314 >>321 >>322 >>323 >>326 >>327 >>328 >>329 >>330 >>333
第13章『黒影寮の問題児が妖精を拾ったようです』
>>337 >>345 >>346 >>349 >>352 >>353 >>355 >>356 >>360 >>361 >>364 >>365 >>366
第14章『もし黒影寮の管理人代理が町の草野球大会の広告を見たら』
>>372 >>378 >>379 >>382 >>385 >>386 >>390 >>393 >>394 >>397 >>401 >>402 >>405
第15章『皇高校ホスト部!!』
>>416 >>417 >>418 >>419 >>423 >>424 >>427 >>430 >>433 >>434
第16章『カゲロウタイムスリップ』
>>437 >>444 >>445 >>448 >>452 >>453 >>454 >>455 >>456 >>459
第17章『家出少女の死にかけ人生』
>>460 >>461 >>464 >>465 >>466 >>467 >>470 >>474 >>478 >>481
第18章『今日、私は告白します』
>>490 >>494 >>497 >>500 >>503 >>506 >>521 >>524 >>527 >>528
第19章『進撃の巨人〜ヒーローと死神がやってきた〜』
>>532 >>535 >>536 >>537 >>538 >>541 >>542 >>543
第20章『噂の空華さん!』
>>544 >>546 >>549 >>552 >>553 >>554 >>557 >>560 >>561 >>562
第21章『明日は明日の風が——吹いたらいいなぁ』
>>565 >>568 >>569 >>570 >>575
エピローグ
>>576
あとがき
>>577
お知らせ☆
現在部門ごとにオリキャラ募集>>19→終了しました!!
企画開始!!
その1『もしも黒影寮の全員が○○だったら』>>82
その2『みんなで神様の名前を考えよう』>>125
その3『黒影寮フェスティバル! 参加者募集』>>263
期間限定小説
10月31日『ハロウィン』>>46
12月24日『クリスマス』>>94
12月31日『大晦日』>>109
1月1日『お正月』>>112
12月7日『寮長・翔の誕生日』>>130 >>132
2月14日『バレンタイン』>>225
2月23日『都立高校一般入試』>>238
4月1日『エイプリルフール』>>311
7月7日『七夕&銀ちゃんの誕生日』>>387
童話パロディ
『白雪姫』>>63>>68
『赤ずきん』>>87 >>92
『シンデレラ』>>274 >>277
『7匹の子ヤギ』>>409 >>412
黒影寮は今日は作者と質問日和!
神威銀>>124
東翔>>155
椎名昴>>188
王良空華>>241
二条蒼空>>261
堂本睦月>>354
月読怜悟>>357
祠堂悠紀>>400
企画小説『黒影寮主催☆やりたい事は何でもやっちゃうぜふぇすてぃばる!』開催中
・メデューサ様
もしも『黒影寮の住人とその他のキャラの能力』が『ごちゃまぜ』だったら>>85
バレンタイン『お相手:蒼空』>>219
・あんず様
もしも『東翔』が『スクール水着』を着たら>>89
翔が性転換して昴と付き合うことになったらどうなるか>>367
・蓮華様(現:夕遊様)
もしも『黒影寮の全員(つかさ除)と高梨羅』が『性転換』したら>>91
もしも『黒影寮の全員+高梨羅』が『性格ごちゃまぜ』になったら>>114
バレンタイン『お相手:鈴』>>224
・マリ様
『神威鈴が銀の体を乗っ取り東翔にいたずらを仕掛けよう!』>>273
・梨花様
『神威銀を怒らせたらどうなるか?!』>>317
・北斗七星様
『銀ちゃんが幼児化したらどうなるか!!』>>510
『もしも銀ちゃんが本物のビッチだったら(VS翔)』>>513
・kyon様
『銀ちゃんに彼氏がいたら』>>516
番外編
俺は今日、恋を始めます『羅(男)×銀』>>148
翔ちゃんなう!『翔×昴×大地』>>283
どうかこの手でもう1度『蒼空&睦月』>>449
断章『下剋上☆黒影寮!!』
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- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.487 )
- 日時: 2013/04/22 22:00
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)
断章 下剋上☆黒影寮!!
〜視点なし〜
とにかく、神威銀の従兄が神楽伊月である事が判明した。とりあえず。
しかも不思議な力について既知であるというのである。何なんだ、この少年。というかこの集団?
なおかつ、この集団の中には黒影寮の猫耳少年・篠崎蓮の弟である燐がいると来た。肉体を獣化させる術を持つ『肉体変化(メタモルフォーゼ)』を知っていたのだから。
……もう何なのこの集団? と問いかけたくなる。
「という訳で、こうして遊びに来た訳ですけど。ま、遊びに来ても何もする事がないってねー! あはは」
ケタケタと楽しそうに笑う伊月。そんなに楽しい事でもあったか。
翔と昴は顔を見合わせ、空華は頭を抱え、蓮は燐に抱きつき、悠紀は口をあんぐりと開けている。まさかこの集団が不思議な力について知っているとは思わなかった。
まず黒影寮にとっての1番のニュース? というか情報は、神楽伊月が神威銀の従兄だという事だ。つまり、血がつながっている。
「……あはははははは。もう笑うしかないんだけど。何が何だかさっぱり分からなくなってきたよ、俺?」
昴は棒読みでげらげらと笑った。彼の声に感情が込められていないのは、怒っている時を覗いてまずありえない。
頭のいい翔ですら、この状況を上手く読めていないのである。何が何だか訳が分からなくなってきているのだ。死神なのに。
「テメェは……どこまで銀の力を知っている? そして俺らの事は知っているのか?」
「不思議な力を使うって事ぐらいしか知らないけど……それはあくまで仮説。俺がただそう思っているだけであり、違うかもしれないからね。銀の力については幼い頃から知っているんだよ。銀の鈴だっけ? 不思議な力を増大させる不思議な力。俺の力に何の役にも立たないから放っておいたけど」
…………ん?
そこで、黒影寮全員は動きを止めた。
俺の力に何の役にも立たないから、放っておいた?
「……テメェも何か力が?」
「優月のようにゲームをやりながら人のパンチをよけたり、燐のように薬を作ったりできないけどね。俺の力はいたずらに脳みそが働くぐらいかな?」
あはは、と笑いながら伊月は笑う。それでいいのか?
いたずらとは普通に考えて、それでいいのだろうかうん?
「…………いたずらって何をやってるの?」
「他校乗っ取って英語の授業ボイコット」
伊月が答える前に優月が口を挟んだ。
さらにそれに燐が続く。
「あとは仲間がカンニングしたと疑われたんですが、疑った奴を退学させましたね」
「あとはバスケ部の先輩を助ける為に、試合をぶち壊したりとかねー」
「……顧問に『お母さん』って言った」
「あとはそうですね。部長の婚約者にロリコン疑惑がかかっていたので、諦めさせましたね」
なんだかすごい事をやっている気がするのは気のせいか?
再び黒影寮は顔を見合わせて、吹き出した。ただの人間がここまでするとは考えられないからだ。
「あははは! 何でそこまでするかね。能力者にもそれぐらい効いたら面白いのにね!」
昴が手を叩いて笑っているところへ、思い切りドアが開いた。
何事かと思ったら、銀が泣きながら食堂へ飛び込んできたのである。リネは苦渋の顔を浮かべ、羅や白亜は申し訳なさそうな顔をしている。
「え、えぇ?! いいいい一体どうしたの銀ちゃん?!」
「ふぇぇぇぇえん……へん、変なおじさんに……おじさんにぃ……! 買ったお洋服を盗られましたぁ!!」
銀が泣きながら叫んだ。そのあと、机に突っ伏して泣く始末。従兄である伊月がいるのにもかかわらず、彼女は声を上げてわんわん泣いている。
落ち着いているリネが事情を説明してくれた。
何でも、銀達がショッピングモールから出たところで買った洋服が変な男にひったくられる。
ここで物質分解の羅が男を物質分解させようにも、何故かできない。白亜が命令しても洗脳されず、おまけに創造主の能力をフルに活用したリネでも太刀打ちできなかった。
理由はそう——男が『能力ブレイカー』なる不思議な力を一切無効化する能力を持っていたからだ。もちろん、銀の神様達も効かないと判断して、泣く泣くこうして帰ってくるしかなかったのである。
「……せっかく、リネさんに可愛いお洋服選んであげたのに……」
「大丈夫です、銀様。私は銀様が小さくなったお洋服だけで十分ですよ。昴様のお姉さんからお古のお洋服ももらっていますし」
「あれ、もらっていたの?」
本人・昴が知らない様子である。
すると、今まで閉口していた伊月が口を開いた。
「……許せないな」
その声は、少しだけ低く感じた。さっきの口調からは考えられない伊月の声——多分、彼は怒っているのだろう。
睦月をちょっと読んでサイコメトリーをしてくれと頼んだところ、彼は確実に怒っていた。しかもとても。火山が噴火するのではないかと思うぐらいに。
「銀! 大丈夫、その洋服は絶対に俺が取り戻す!」
「え、伊月……どしてこんなところにいるんですか……?」
漆黒の瞳から透明な涙をぽろぽろと落とす彼女に、伊月は力強く言う。
それから悠紀に「ちょっとノートパソコン貸してもらえる?」と頼んで拝借すると、何やらガタガタとすごい勢いでキーをタイピングし始めた。
画面に広がるは、無数の英語と数字と黒いディスプレイ。まさか、ハッキング?
「ショッピングモールの監視カメラをハッキングして、いつに盗まれたのか割り出す。そしてその割り出した人物を特定する——めるちゃん、頼んだよ」
「……任せて」
めるはコクと頷くと、伊月の隣に腰かけた。
伊月がめるにディスプレイを見せた時には、ぼやけた映像が映し出されていた。人がたくさんいるが、銀は分かりやすい。銀色の髪をしている少女が画面左端に映っている。ややしゃがみ込んでいるのは突き飛ばされたか。
徐々に伊月が解像度を上げていき、盗んだ男を割り当てる。その映像をめるは凝視して、「ん」と声を上げた。
「覚えた?」
「ばっちり」
「その顔をなるべく似せて紙に書いて。絵が完成したら——まぁ、その、誰かしらにその人物を読み取ってもらって。俺らは動きやすいように町を散策してくる」
「おい! テメェらは、一体何をする気だ? 相手は能力が効かないんだぞ!」
翔の声が伊月の背中にぶつけられる。
伊月は振り返ってにっこりと笑うと、
「何を言っているんですか」
自信満々に答えた。
「能力が効かないなら——能力を使わなければいいじゃない」
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.488 )
- 日時: 2013/04/29 21:59
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)
断章 下剋上☆黒影寮!!
〜伊月視点〜
ハーイ、おこんばんわっしょい!
みんなのアイドル、神楽伊月ちゃんだよ。って言っても、分からないよね!
顧問に下剋上という名のいたずらを仕掛けている吹奏楽部で、ホルンの担当をしているんだ。勝手に吹いていろっていう言葉は聞きませんよ俺。
さてさて、今回は出張下剋上! あの有名な黒影寮との下剋上です、ハイ。
町を歩き回っていると、めるちゃんから連絡がきた。「その犯人は今、とあるマンションの1室にいる」との事だ。
なるほどね、マンションの1室か。どこのマンションか聞いてみたら、セキュリティ万全の高級マンションだった。ボンボンか、うぜぇ。
「……ねえ、優月。俺さっそくムカついてきたんだけど、殺人起こしても怒られらないかな?」
「警察にお世話になってもその事実を捻じ曲げる事ができるなら俺は止めないがな」
優月から辛辣な台詞をいただきましたー、えへへ。
分かりましたよ頑張りますよ俺。殺さない程度で人に迷惑をかけないような。
かといっても、銀を救う為の事だからなぁ……何をしようかな。
「めちゃくちゃ鬼畜ないたずらをしてやろうかと思う」
そういう訳で、黒影寮に待機してもらっているめるちゃんに電話をかけた。
電話に出ためるちゃんに「悪いけど、寮長さんに代わってもらえる?」と言って、寮長の東翔さんに代わってもらう。どういう力を持っているか分からないけど、場所を把握するぐらい簡単でしょ。
「——そのジジイの住所と名前を教えてもらえません?」
***** ***** *****〜視点なし〜
何故かめるのもとへ電話がかかり、そして翔に渡されたので首を傾げながら電話に出ると、男の住所と名前を教えてほしいとの事だった。
翔は不思議に思ったが、調べた男の住所と名前を教えてやったのである。
名前は田中三郎汰(タナカ/サブロウタ)。高級マンションに1人で暮らしている、変態の男だった。ロリコンという異常な性癖を持っている。
「……一体何をする気なんだ?」
「……伊月は、その男にいたずらする」
めるの淡々とした声が、食堂内を突き抜けた。
怪訝そうに眉を顰め、昴が問いかけた。
「いたずらするって、見ず知らずの男に?」
「伊月は怖さなんてない。それに優月いる。……絶対に、後悔するようないたずらする」
その時、軽快な着信メロディが食堂に響き渡った。何だと思って電話に出てみると、いきなり笑い声から始まった。
『ブッフォwwwwwwwやばいwwwwやりすぎたwwww男の人www服返してくれたけどwwwフヒィww』
電話に出たアリスはいきなり電話を切りたくなったが、我慢した。
相手は伊月。何故かげらげらと笑っている。服は取り返したらしいが、何故か笑っているのである。何で笑っているんですか。
「……伊月君、経緯を話してくれるかしら? 今まで何をしていたの?」
『いwwwwたwwwwずwwらwwですww』
「……笑わないでくれる? シャイニングウィザードをお見舞いするわよ。あんたの従妹ちゃんの銀ちゃんから」
『止めてください切実に』
声が真面目に戻ったので良しとしよう。
後ろで銀は「え、私ですか? しゃいにんぐうぃざーど?」などと首を傾げていた。格闘技は分かりませんか。
何やら不思議そうな顔をしている黒影寮を尻目に、アリスは伊月から話を聞いていた。
***** ***** *****〜伊月視点〜
住所を手に入れた俺は、さっそく田中氏の家まで行こうと思う。
さてまぁ、オートロックなんだがどうしよう? と悩んだところで、正攻法で行く事にした。
普通に田中氏の部屋の番号のインターフォンを鳴らして、俺はなるべく声を低くしてマイクに向かって言う。
「えー、ごめんください。宅配便です」
『え、ちょ、宅配便なんか頼んで……ちょっと、一体なぁに?』
ん? なんか女の人の声が聞こえてきたけど。え、まさか彼女持ち? 独身男性じゃないの?
速報。1人で暮らしていると思ったら、彼女がいました。そして現在、彼女が来ています! やばい、これは笑うしかないでしょ!
そしてこの瞬間を使えると思ってしまった俺に、幸運が舞い降りる。なんと、ガラス戸が開いたのだ。女性が『宅配便さん、いいですよー』なんて言ったからだ。GJ! 疑わない女性は好きだぜ。
優月と燐、そして付添できていた理乃先輩と美姫ちゃんと顔を見合わせて、俺らはマンションの中に侵入した。いえーい。
エレベーターに乗り込み、6階のボタンを押す。そこに住んでいるらしい。きちんと部屋番号も覚えた。そしていたずらの内容も俺がきちんと考えた。
「……いいですね、理乃先輩」
「構いませんわ。こんな楽しい事に参加できるんですもの、全力を尽くしませんと」
にっこりと満面の笑みで言う理乃先輩、マジドS。
俺は少しだけ理乃先輩に対して恐怖を抱いたが、彼女のいいところだ。うん。きっとね。
さて、6階にたどり着き男の住まう部屋のインターフォンを改めて押す。女性の声が部屋のドアから聞こえてきて、「ハーイ」と答えてドアを開ける。あ、若い女性。
ブロンドの髪がきれいな女性に理乃先輩は微笑みかけて、「お邪魔しますわ」と断りを入れてからずかずかと部屋に侵入。
「ちょ、一体何なんですか?!」
「お嬢様、お待ちくださいなのだ!」
「構わないで! わたくしは、この男に誑かされて……! 夜のうちにあんな事やこんな事を……!」
迫真の演技すぎるわ、何この子ww
俺はその様子を優月と燐で覗き見ながら、笑いそうになった。吹き出したらダメだ。吹き出したらダメだww
「なあ、これは俺らどうすればいいんだ?」
「……とりあえずコーラ買ってきて」
「炭酸飲料水なら作れますけど?」
「飲めなくていいよ。作って」
「顔溶けますよ?」
「やっぱり無害なもので」
燐に頼むとあら不思議、非公式なコーラが出来上がりました。何でやねん。しかも空気入っているからそのまま振って開けたら飛んでいくよね。
これを優月に持たせます。
振らせます。
しゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃか……とやる事数十秒。何故かゴゴゴゴ、と音を立て始めたその液体。何これ?
「じゃ、あの部屋に特攻」
「了解」
慌てた様子だったのか、女性は鍵をかけていなかった。ダメだよー。
俺はドアを静かに開けて優月を侵入させる。ついでに俺も侵入。燐は誰か来ないか待機。
「酷いわ! わたくしよりも、この女を取るんですの?!」
「ちょ、一体何を——」
俺は理乃先輩が昼ドラを繰り広げている間に、銀が盗まれた服を探す。
あった。袋にきちんと入っていた。それを回収し、優月にコーラもどきをかけろと命令。
「ハイ、どいてどいてー」
理乃先輩と美姫ちゃんを押しのけて、優月はぽかんとしている男に向かってコーラもどきを噴射。
「ぶわぁぁぁ?!! 何これクサッ! クッッッサ!!」
「ふはwwww」
臭いんだ、あれ臭いんだww
女性はそんな悪臭がする男の胸倉を掴んで平手打ちをかまし、「別れる!」と言って出て行ってしまった。
わぁ、ついでに女関係にも終止符をうっちゃったやべえwwでもざまぁww
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.489 )
- 日時: 2013/05/06 22:36
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)
- 参照: コラボはこれにて終了!
断章 下剋上☆黒影寮!!
〜銀視点〜
従兄の伊月が来ていると思ったら、私が買った服を取り返してきてくれました。アリスさんが頭を抱えていましたが、何かあったのでしょうか?
ともかく、伊月には感謝をしなくてはいけませんね。
「ありがとうございます、伊月」
「どってこたないよ。いつでも頼ってくれていいんだぜ?」
普通の人代表と言ったら伊月ですからね、私にとっては安心できるオアシスです。
羅さんが伊月を睨みつけて、「テメェ銀ちゃんと馴れ馴れしいんだよ!」と叫んでました。確かに馴れ馴れしいですけど、家族ですよ? 血のつながりはありますよ?
すると、伊月は満面の笑みで、
「銀の友達だっけ? あ、従兄の神楽伊月です。これからも妹をよろしく?」
「こちらこそよろしくお願いします」
態度を変えすぎです。確かにですね、私と結婚すれば伊月ともつながりを持つ訳ですけど。いえ、しませんよ? ここを百合小説にする気はありませんよ?
白亜さんもリネさんも「そうですか」なんて言っていました。それでいいんですか。私、伊月とあまり容姿は似ていないんですけど。あ、でもよく目は似ていると言われます。
まぁ、伊月がどうやってこの服を取ってきてくれたのかは詮索しないようにしましょう。怖いですし。
「……とまぁ、今日は楽しめたし銀にも会えたし。帰ろうかな」
「帰るんですか? ご飯でも食べて行けばいいじゃないですか。作りますよ?」
「んにゃ、今日は親父が帰ってくるんだ。姉貴に料理を作らせたらたまったものじゃないから、俺が代わりに作る事になってんの。そういう訳だからさっさと帰らないと本気で泣かれる」
まぁ、伊佐美さんは伊月厨ですからね。息子離れできるんでしょうか。
そんな事を思っていますと、外から怒声みたいなのが聞こえてきました。誰でしょう? と思って外に出ると、そこには服をひったくった男の人が!
名前は田中さんです。怒っている様子です。
「この野郎! お前らがこの洋館に入っていったのは分かっているんだぞ! 出てこい!」
「誰だ、誰のことを言っているんだ?」
翔さんが首を傾げていましたが、伊月は「気にしなくていいんじゃないですか?」と言っていました。
「そんじゃ、黒影寮の皆さん! これからも銀と仲よくしてやってください、お願いします! あ、でも泣かせたりしたらどうなるか分かりますか? 下剋上して後悔させちゃいますんで」
にっこりと笑って、伊月は外に出て行きました。お友達の皆さんも、それについていきます。
せめて駅まで送っていきましょう、と思って、私は翔さんに断りを入れてから黒影寮を出ました。そしたら全員ついてきました。何で?
田中さんが伊月を見つけますと、
「おい、お前だよ!」
伊月の事を突き飛ばしました。伊月は地面に尻餅をつきます。完全に不意打ちだったので。
な、さすがに私でも許せませんよ!? 伊月は不思議な力なんて持っていない普通の人間なんです。そんな人を突き飛ばすなんて一体どういう了見をしているんですか。
私は鈴に呼びかけようと思いましたが、そこで気づきました。この人には不思議な力が一切効きません。
「おい、お前! こいつに一体何をして——」
「大丈夫です、昴さん」
テコンドーが得意な昴さんが前に出ましたが、伊月が止めました。
伊月は地面から立ち上がり、お尻を叩いて土を落としました。それから、
「おい、死神。やれ」
何かに命令するように、言いました。
死神、でしたので翔さんが「え、俺?」と首を傾げていました。翔さん、炎に死神ですからね。でも、そこまで私は言っていませんが。不思議な力を持っているとだけは言いましたが。
違いました。動いたのは別の人——背が高くて、目が赤い帽子を被った人でした。片手にゲームを持っていました。
「伊月、人遣いが荒いな」
確か、名前は優月さんだったような気がします。
飛び蹴りで田中さんを吹っ飛ばした優月さんは、携帯ゲームの電源をスリープモードにしますと、伊月に渡しました。
「病院に行かせる程度でな。マジで死にたくなるような奴はこれからだ」
「ていうか、何で俺に任せる訳……面倒くさい」
「今度いいゲームを教えてやるから」
「だったらやるわ」
優月さんはゲームで懐柔され、地面にうつ伏せになる田中さんへ近づきました。
田中さんはヒッと悲鳴を上げました。
「お、あ、お前は……しし、死神!」
「あれ? ここでも有名なの俺。あ、そういえば20人ぐらいやったっけ……」
優月さんは面倒くさそうに髪を掻き——ていうか、死神ってあなただったんですか!
それから瞬殺でした。卍固めで気絶させました。早いです。
「……ねえ、伊月。これどうするの?」
「んー?」
伊月はにっこりとした笑顔で、気絶した田中さんの襟首を掴みました。
「おい、起きろよ豚野郎」
「ぶ、ひ」
平手で叩き起こしました、鬼ですか。しかも満面の笑みでやるんです、それを。
さすがのリネさんや梨央さんも「それはない」と言いました。あなた達、元は敵ですよ?
「くっはwwwマジで豚の鳴きまねをしやがった。何? プライドとかどうでもいいの? いやいや、ここで沈んでもらったら困るよ、ここから楽しい事の始まりなんだからさ! 盛り上がって行こうよおじさん。気持ちよくイカせてやるからさぁ」
田中さんを無理やり立たせますと、んっん、と咳払いをしました。
何をするんでしょう? と見守っていますと、伊月はメイドさんの方を向きました。確か、美姫さんです。
「……鬼さんこちら、手の鳴る方へ」
パンパン、と2回手を叩きます。
すると、美姫さんは震えだしました。
「その台詞を言うのは誰だぁぁぁぁぁぁぁ地獄の底まで追いかけてやるぅぅぅぅぅぅぅぅううううううううううううううううううう!!!!」
「さぁ田中氏! 鬼ごっこの始まりだ、死ぬ気で逃げろ!」
「てか何で私達まで巻き込まれる訳!?」
「あはははははははは!!」
伊月は笑って去っていきました、皆さんと。
最後の方、「じゃーなー」と言っていました。帰りましたよね、きっと。
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.490 )
- 日時: 2013/05/13 22:33
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)
その日は、残暑が残っていて蒸し暑かったのを覚えている。
俺はいつものように、深夜に仕事へ出かけた。銀にはきちんと報告してあるし、副寮長である昴にも仕事である事を伝えた。
そして、通常通りに仕事を終えた俺は、黒影寮に帰ろうとした。
「翔」
俺の名前を短く呼ぶ人物。
ふと振り返れば、そこには俺と少し容姿が似た人物が立っていた。
兄の大地だ。普段は中国にいるのだが、今回は珍しく日本——しかも俺の目の前にいる。何の用だろうか?
「お前さ、銀ちゃんの事が好きなんだって?」
「……テメェにその事を話したか?」
この事は、誰にもばれていないはずだが。
すると、大地はため息をついて、
「銀ちゃんが泣く事になるんだとしても、お前は彼女を好きでいられるか?」
俺の思考が、凍りかけた。
……俺とした事が、すっかり忘れていた。
奴は人間。俺は死神。どちらが長生きか、火を見るよりも明らかだ。もちろん、銀を死神にする方法はある。しかし、それは銀を悲しませる事に直結する。
地獄業火を操る死神だからこそ分かる、同族を殺した時の悲しみを。どんなに痛めつけても、傷ついても、致死性のある怪我をしても、死神は死なない。永遠の命を以てして、歩み続けるのだ。
彼女は、それを望んでいるか?
答えは否。望んでいない。この苦労を知らずに生き、知らずに死ぬのが彼女にとっての幸せだろう。
俺が人間を好きになったところで、相手を悲しませるだけじゃないか。
「…………その事をよく考えて。仕事頑張れよ、炎の死神さん」
嫌味のような台詞を残して、大地は去って行った。
俺は、その場で立ち尽くすしかできなかった。
第18章 今日、私は告白をします
英学園体育祭。
一般公開する為、休日の土曜日に開催されるみたいです。高校では珍しいですね。という訳で、私も黒影寮の管理人代理として応援しに行こうかと思います。
お兄ちゃんも叩き起こしていざ出発です!
「いやぁ、でも英学園の体育祭って寮対抗だっけ? 懐かしいな、僕もやっていたんだよね」
お兄ちゃんは受付でもらったパンフレットを眺めながら、ケタケタと面白そうに笑っていた。
実際、英学園は進学校ですし、どんな事をするのか見ものです。それに、男子校ですからきっとすごいものが見られるでしょう。
「……で、羅さん? いつまで機嫌が悪いんですか。嘘をついた事は謝りますから、機嫌を直してくださいよぉ」
私の隣ですねる赤い髪の女の子——羅さん。「土曜日空いていますか?」と訊いたところ、即答でOKを出してくれたからいいと思ったんですけど。
で、行った先が大嫌いなイケメンの園である英学園ですもんね、申し訳ないです。
「……銀ちゃんが行くところあたしありだけど! これは……さすがに……堪えるよ?」
早くも涙目です、泣きそうです。
仕方ないですね……と私はつぶやき、首元に下げてある鏡に向かって問いかけました。
「鈴、いますか? 少し羅さんの話し相手になってくれます?」
『んー? 別に構わないけど、大丈夫なの? 羅』
「イケメン嫌いですから、きっと気分が悪くなったのでしょう」
『そっか。そりゃ災難だったな、銀が悪いなぁ』
鈴は快く引き受けてくれました、ありがとうございます。
さて、ここでアナウンスが流れまして、生徒が入場してきます。ワァァァ! と歓声が上がりました。
焔さんのいらっしゃる安心院寮もありますね。様々な寮の名前が読み上げられていきます。最後には特別クラスの黒影寮の名前が呼ばれました。
その時だけ、観客の皆さんの温度はヒートアップです。黄色い声援が飛び交います。まぁ、イケメンさんですしね。
ところが、黒影寮の皆さんはどこか浮かない顔をしています。どうしてでしょうか?
「能力制限されているから、きっと体が重いんじゃないかな。特に闇の踊り子でマッハで走っちゃう昴君や忍者の空華君なんかは速さ制限されていると思うよ」
『見たところ、かなりの呪いをかけられているね。羅や白亜、そして銀は能力発動時には意識しないと力は使えないけど、黒影寮の場合は別だしな』
お兄ちゃんと鈴は冷静に判断します。
確かに、私は意識しないと銀の鈴を使えませんし、神様達を呼ぶ事もできません。無意識なんて無理です。羅さんも物体を粒子レベルまで分解するとなると、意識しないといけないらしいです。
みなさん、大変なんですねぇと心の中で思いました。
開会式が進み、選手宣誓は黒影寮で1番のスポーツマンである昴さんが行いました。
「宣誓! 我々、英学園生徒一同は、スポーツマンシップに則り、正々堂々競技に立ち向かう事を誓います! 生徒代表、黒影寮より椎名昴!」
朗々とした声が、広いグラウンドを抜けていきました。
さすが昴さんです。呪いをかけられてもそんなに声が出せるんですね。
さて、少しの競技の準備が入っている間に、私はこそこそと黒影寮の待機場所へ近づきました。管理人権限です。
「みなさん、今日は頑張ってくださいね!」
「お、銀ちゃん! 応援しに来てくれたんだ!」
蒼空さんはきらきらと瞳を輝かせて言います。
ついでに、何の呪いをかけられているか問いかけたところ、呪いに詳しい空華さんが答えてくれました。
「人間並みの運動神経ってところかな。そりゃ昴は人間だけど、マッハで走れるし……その運動神経で100メートルいくつだっけ?」
「10秒……切ったかな?」
昴さんは首を傾げて最後に「?」をつけて答えました。訊かれても困ります。
ですが、みなさんそれなりに運動神経はいいので、期待をする事にしましょう!
「でも、1番酷い呪いは翔ちゃんだよね。翔ちゃん、何個呪いをかけられた? 俺は運動神経が人並みに落ちる呪いと重力制限だけど」
「重力制限、体力落ちる、鎌を封印、死神の目を封印された。この中で1番かけられていると思うぞ……」
「俺様でも重力制限と体力落ちると能力全面封印の3つだけなのに……」
この時ばかりは、私も唖然としました。
その、体育祭って大変なんですね……。
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.491 )
- 日時: 2013/05/14 23:50
- 名前: kyon (ID: pkg7JNN1)
お久しぶりです。kyonです!
呪いってかわいそうですけど、まぁ黒影寮メンバーなら仕方ないですね(笑)そのままやったら、第14章の草野球大会みたいに大変なことになっちゃいますしね…。大変なことになったのも、ちょっと見てみたいですけど(笑)
『下剋上☆吹奏楽部』とコラボした話もおもしろかったです!
ところで…山下愁さんってボカロ好きなんですよね?私もボカロ好きなんです!←だからなんだって話ですけど…(笑)
最後の方、小説とほぼ関係ない話でしたが、すみません…。 では、また(^∀^)/
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