コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。堂々の完結! 皆様ありがとう!
日時: 2015/01/24 21:51
名前: 桐生玲 ◆kp11j/nxPs (ID: zCMKRHtr)

 拝啓、天国のお父さんとお母さん。
 ついでに世界1周旅行へ行っている珊瑚叔母さん。
 私は元気です。とても元気です。元気を分けてあげたいぐらいに元気です。
 今日も私の前を、

 パンツが飛んでー。

 男の怒声が飛び交ってー。

 何だか炎まで飛んできてー。

 挙句の果てに今、恋人になるように強要されています。
 ……私、人生間違えましたでしょうか?

***** ***** *****

 初めまして、というのもなんですが。一応。
 桐生玲(きりゅう/あきら)という者です。まぁ、名前を変えただけですが。
 私が誰だか当てられるでしょうk((殴
 大変失礼しました。

 ちょこっと上で話の内容を書いたつもりなのですが、分かりませんよねww
 私もこれをパッと見て、何だこれって思いますもん。
 では、これに関する注意点をいくつか。行きますよ。

☆この物語は逆ハーレム要素を含みます。苦手な方はお戻りください。
☆駄作に変わりはないです。
☆恋愛50%、バトル45%、シリアス0.05%、後のは勇気と愛。
☆少しドリームっぽいです(が、そんなに気にはなりません)
☆桐生玲誰? あ、お前知ってるでも嫌いな人は出口はあちらです→
☆また、荒らしやチェーンメール、パクリを行う人も出口はあちらです→

 読みましたか? あの、いくつか多いんでゴメンなさい。
 それでは。


お客様(桐生的目線でご紹介)
由羽様『最初のお客様です。逆ハー、ハーレムおkの方ww』
野宮詩織様『2番目のお客様です。リア友であり、神作を生み出しているお方です!』
ヴィオラ様『3番目のお客様です。キャラを送って下さりました! お互い頑張りましょう!』
蓮華様『4番目のお客様です。キャラを送ってくださいました。使いやすいキャラをありがとうございます!』
秋様『銀ちゃんの推しなお客様です! あざっす!!』
翠蓮草様『先生キャラを送ってくださったお客様です。登場はもう少々お待ち下さい!!』
メデューサ様『結構オリキャラでお世話になっている方です。今回もありがとうございます!!』
ジョーカー様『前作に限らず今作も送ってくださいました!! 感謝!!』
あんず様『翔推しのお客様です。翔君は俺の嫁!!』
北大路様『神様の名前を考えてくださった人です! コメもくださいました』
マリ様『ルールを守って読んで下さった人です。さすが!!』
梨花様『企画の祭りに参加してくれてありがとうございます。コメももらいました!』
愛河姫奈様『キャラクターの質問に答えたら、来てくださった人です! 感謝です!』
暁月様『一気読みをしてくださった人です。根気ある!』
闘神のアスラ様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部も見てくださっています』
抹茶猫様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部の愛読者様。あざっす!!』
藤田光規様『一気読みしてくださった人です。翔君のおし?』
在様『携帯で一気読みしてくださった人です。しにがみのデートがお気に入りだそうでw』
北斗七星様『最初は桐生玲誰と思っていらした方ですが、山下と気づいてくれて幸いです。大丈夫ですよ!』
リア様『下剋上の方も読んでくださりました。ありがとうございます!』
美桜様『この小説をお気に入りにしてくださりました。ありがとうございます!』
粉雪百合様『もう1つの小説「お前なんか大嫌い!!」から来ました方です。ありがとうございます』
miru様『空華推しの人です、ありがとうございます! 一気読みしちゃったんです!』
葵様『こちらは昴君推しですwぜひとも翔君と取り合ってくださいありがとうございます!』
kyon様『こちらも空華推しの方です。なんと、歴代小説を読んでくださった人です!』
凪紗様『黒影寮ではまったお客様です。なんとディレッサさん推しです!!』
結羽凛様『個人的に好きなキャラは翔様だそうで。少し前から見てくださっていたようですよ! Thanksです』

現在劇場版を展開中。
『劇場版。黒影量は今日もお祭り騒ぎです!〜空と海と未来の花嫁〜』
>>229 >>232 >>234 >>237 >>239 >>240 >>242 >>245 >>248 >>249 >>250 >>253 >>254 >>255 >>258 >>262 >>264 >>265 >>266 >>271 >>272

『劇場版。駆け抜けろ! 地獄と天国と幽閉された死神〜複雑ファジー』>>290 NG>>296


目次
登場人物>>02 皆のオリキャラ大集合>>67 新キャラ>>175
プロローグ>>4
第1章『ウェルカム、黒影寮』
>>5 >>6 >>7 >>8 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15
第2話『とある彼女は銀の鈴』
>>16 >>17 >>18 >>23 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30
第3章『銀と白亜と黒影寮』
>>31 >>32 >>33 >>36
第4章『兄より吐き気』
>>39 >>42 >>45 >>47 >>50
第5章『しにがみのデート』
>>51 >>52 >>53 >>54 >>55 >>56 >>59 >>60
第6章『俺達の管理人がこんなに可愛い訳がない』
>>71 >>72 >>77 >>81 >>83 >>86
第7章『英学園の愉快な文化祭』
>>93 >>95 >>102 >>105 >>106 >>115 >>118 >>123 >>126 >>129
第8章『神威銀の誘惑』
>>134 >>135 >>136 >>139 >>140 >>146 >>147
第9章『本当にあった黒影寮の怖い話』
>>149 >>154 >>158 >>159 >>160 >>163 >>170 >>174
第10章『突撃☆隣の中国マフィアさん!』
>>176 >>182 >>185 >>189 >>196 >>199 >>204 >>207 >>215 >>220 >>226
第11章『王良家こんぷれっくす!』
>>278 >>281 >>282 >>284 >>285 >>286 >>287 >>288 >>289 >>300 >>303 >>306 >>309
第12章『君と僕〜オリジナルと亜種〜』
>>314 >>321 >>322 >>323 >>326 >>327 >>328 >>329 >>330 >>333
第13章『黒影寮の問題児が妖精を拾ったようです』
>>337 >>345 >>346 >>349 >>352 >>353 >>355 >>356 >>360 >>361 >>364 >>365 >>366
第14章『もし黒影寮の管理人代理が町の草野球大会の広告を見たら』
>>372 >>378 >>379 >>382 >>385 >>386 >>390 >>393 >>394 >>397 >>401 >>402 >>405
第15章『皇高校ホスト部!!』
>>416 >>417 >>418 >>419 >>423 >>424 >>427 >>430 >>433 >>434
第16章『カゲロウタイムスリップ』
>>437 >>444 >>445 >>448 >>452 >>453 >>454 >>455 >>456 >>459
第17章『家出少女の死にかけ人生』
>>460 >>461 >>464 >>465 >>466 >>467 >>470 >>474 >>478 >>481
第18章『今日、私は告白します』
>>490 >>494 >>497 >>500 >>503 >>506 >>521 >>524 >>527 >>528
第19章『進撃の巨人〜ヒーローと死神がやってきた〜』
>>532 >>535 >>536 >>537 >>538 >>541 >>542 >>543
第20章『噂の空華さん!』
>>544 >>546 >>549 >>552 >>553 >>554 >>557 >>560 >>561 >>562
第21章『明日は明日の風が——吹いたらいいなぁ』
>>565 >>568 >>569 >>570 >>575

エピローグ
>>576

あとがき
>>577

お知らせ☆

現在部門ごとにオリキャラ募集>>19→終了しました!!
企画開始!!
その1『もしも黒影寮の全員が○○だったら』>>82
その2『みんなで神様の名前を考えよう』>>125
その3『黒影寮フェスティバル! 参加者募集』>>263

期間限定小説
10月31日『ハロウィン』>>46
12月24日『クリスマス』>>94
12月31日『大晦日』>>109
1月1日『お正月』>>112
12月7日『寮長・翔の誕生日』>>130 >>132
2月14日『バレンタイン』>>225
2月23日『都立高校一般入試』>>238
4月1日『エイプリルフール』>>311
7月7日『七夕&銀ちゃんの誕生日』>>387

童話パロディ
『白雪姫』>>63>>68
『赤ずきん』>>87 >>92
『シンデレラ』>>274 >>277
『7匹の子ヤギ』>>409 >>412

黒影寮は今日は作者と質問日和!
神威銀>>124
東翔>>155
椎名昴>>188
王良空華>>241
二条蒼空>>261
堂本睦月>>354
月読怜悟>>357
祠堂悠紀>>400

企画小説『黒影寮主催☆やりたい事は何でもやっちゃうぜふぇすてぃばる!』開催中

・メデューサ様
もしも『黒影寮の住人とその他のキャラの能力』が『ごちゃまぜ』だったら>>85
バレンタイン『お相手:蒼空』>>219
・あんず様
もしも『東翔』が『スクール水着』を着たら>>89
翔が性転換して昴と付き合うことになったらどうなるか>>367
・蓮華様(現:夕遊様)
もしも『黒影寮の全員(つかさ除)と高梨羅』が『性転換』したら>>91
もしも『黒影寮の全員+高梨羅』が『性格ごちゃまぜ』になったら>>114
バレンタイン『お相手:鈴』>>224
・マリ様
『神威鈴が銀の体を乗っ取り東翔にいたずらを仕掛けよう!』>>273
・梨花様
『神威銀を怒らせたらどうなるか?!』>>317
・北斗七星様
『銀ちゃんが幼児化したらどうなるか!!』>>510
『もしも銀ちゃんが本物のビッチだったら(VS翔)』>>513
・kyon様
『銀ちゃんに彼氏がいたら』>>516

番外編
俺は今日、恋を始めます『羅(男)×銀』>>148
翔ちゃんなう!『翔×昴×大地』>>283
どうかこの手でもう1度『蒼空&睦月』>>449
断章『下剋上☆黒影寮!!』
>>485 >>486 >>487 >>488 >>489

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116



Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.477 )
日時: 2013/03/25 21:42
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)

miru様>>


どうもです。この小説は毎週月曜更新となっております☆
と言う訳で、さっそく返信です!

再びコメントありがとうございます。週1のカメ更新なスレをどうか許してください……。
男子の免疫——というか普段から上半身裸のシーンを見慣れていない銀ちゃんにとっては、この状況はいかほどか!
まぁ、銀ちゃんなら平気ですよきっと☆☆
何故なら、彼女には強い味方がたくさんいるから☆

空華さんにも頑張ってもらわなきゃいけません。何せ、黒影寮の1人なのですから!
でも、こいつは銀ちゃんに対して何をしでかすか分かりませんが……。

それでは更新頑張ります!


葵様>>

初めまして、山下愁です。
拙作、『黒影寮は今日もお祭り騒ぎです』を閲覧していただき、ありがとうございます!

それではさっそく返信です。
椎名昴君が推しメンとなると、ライバルは東翔君ですねw昴君依存症のヤンデレ(?)死神君です。
昴君はいいキャラですよね、書いているこっちも楽しくなってきちゃいます! ぜひ今後とも、昴君をよろしくお願いします。

葵様も小説を書いていらっしゃるのですね、ぜひとも拝見させていただこうと思います。
お互いに頑張りましょう!

またのお越しをお待ちしております。

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.478 )
日時: 2013/03/25 23:12
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)

第17章 家出少女の死にかけ人生


 〜梨央視点〜


 何で僕が黒影寮に捕虜にされないといけないんだろう、とか考えてみる。
 僕は元々、こいつらの敵に位置する存在だったはずだ。神威銀の事を狙い、そして忌み嫌われる存在だったはずだ。それなのに、『リヴァイアサン』は社員食堂がつぶれたというくだらない理由で解散。
 うわぉ。何たる事だ。こいつら本当に大丈夫か? 確かに僕らは能力者である前に人間だよ。でもさぁ、でもさぁ! 社員食堂がつぶれたからって……ねぇ?
 いや、もうこの際どうでもいいか。
 僕が何で捕虜になっているか。以前、ここの死神寮長・東翔に言われた言葉だ。

 ——お前を黒影寮に引き込む事が目的とでも言おうか。

 何故、僕が黒影寮に引き込む事が目的なんだ?
 僕には悪いが、ここの忍者である『王良空華』と同じような能力しか持っていない。狙撃ぐらいしか得意じゃないし、それに僕は未来人だ。
 一体何の為に僕が仲間に引き込む必要がある。不思議な存在でも集めているのか? 何がおかしくて。
 まさか、僕が神威銀を守れる存在とでも思っている訳? 冗談。そんな甘い考えじゃ世の中生きていけないよ。
 確かに『リヴァイアサン』をノリで抜けたのは正直悪いと思っているけど、それでも僕は神威銀の敵として生きて行こうかと考えているよ。
 読者のみんなにも悪いけど、あの娘を守って得するところなんてないでしょ。可愛い? 可愛い子はそこら辺にたくさん転がっているよ。

「……さて」

 悪いけど。
 現在深夜——黒影寮内。
 僕は愛用のライフルを持って、外へ出る。ムシムシとした熱帯夜だ。暑苦しい、僕は暑いのが大嫌いなんだ。だから氷の能力を以ている訳なんだけど。
 まぁいいや。こんな寮とはもうおさらばできるしな!

「……んぁ?」

 黒影寮を出たところで、僕は見た。いや、見てしまったかな?
 何をって、決まっているでしょ。

 変態おじさんを。

 あのドッキリ番組の変態おじさんじゃない。なんていうんかな……はっきり言うと、下着泥棒。
 うっわお。下着泥棒なんて、漫画の中だけかと思っていたよ。違うんだね、そうじゃないんだね。
 さてさて、下着泥棒が持っているものはもちろん下着なんだけど……あるえ? 何か見覚えのある下着が……ある訳なんだが。

「……って、あれまさか神威銀の奴じゃないの?」

 僕は案外記憶力がいい。リネよりも頭がいいって自信があるね。実際、『リヴァイアサン』で頭がよかったのは僕なんだけど(ドヤ
 まぁそんな話は置いといて。
 まずいでしょ。同じ形としてもこのまま放っておいたらまずいでしょ。ていうかどこからそんなものを盗んできたんだよ、どんだけアクティブなおじさんなんだよ。

「……え、」

 そこで僕は見てしまった。
 下着泥棒のおじさんが、手のひらを丸く——まるでワイングラスでも持つかのように5指を曲げる。手が光り、何か布のようなものが転送されてきた。
 なるほど。あいつも能力者か——しかも超能力の中の物質転送(アポーツ)か。堂本睦月がいたよな。
 そうなると、妨害の仕方は簡単だ。奴の意識をそらせばいい。
 僕は瞬時でライフルを構えると、下着泥棒へ銃口を向けて撃った。タァン! という高い音が夜空を響き渡り、下着泥棒の意識が途切れて物質の転送が中止される。

「何だぁ? お前は一体——」

「悪いけど、あの女をいじめていいのは僕だけなんだー」

 黒影寮からあらかじめくすねておいたトマトジュースにストローを差して、押しつぶして飲む。完熟したトマトの味が、舌いっぱいに広がった。
 美味い。はっきりと言おう、美味い。
 だからこそ、僕は頑張れる。おそらくこの1杯の為にね。

「——死ぬ覚悟はできてる?」

***** ***** *****〜銀視点〜

 遠くから銃声が聞こえてきます。
 何でしょう、と思って目覚めますと、何やらすごく寒かったです。まるで一気に時が飛んで、冬が来てしまったかのように。
 リネさんも当然目覚めて、地面から日本刀を取り出して外めがけて駆け出していきました。どこに行くんですか!
 と言っても、リネさんは止まってくれません。それどころか、翔さんや昴さん、空華さん達も外へ飛び出していきます。何があったのでしょうか?
 私も皆さんのあとを追いかけて外へ出ると、


「————あ、やっほー」


 青白い月が見下ろす真夜中。月明かりしかないこの白雪町、黒影寮の前は——一面氷になっていました。
 その真ん中に立ち尽くしているのは、水色の髪を持つ細い青年——梨央さんです。ライフルを片手に、ふらりとした様子で立っています。その手に握られているのは青い布のようなもので——

「って、それ私のぱ、ぱ、し下着じゃないですか! ぬ、盗んだんですか?!」

「何?! それってうらやま——ゲフンゲフン、ふざけた事をしてんじゃねぇぞ、夢折梨央!」

 蒼空さん? 今さっき何やら『羨ましい』って言おうとしていませんでした? でした??
 梨央さんはふいと視線をそらし、私へその——下着を押しつけてきました。

「返す。いらないし」

 いる訳ありませんよ、何に使う気ですか。
 すると、リネさんが梨央さんへ刀の切っ先を突きつけました。

「一体何が目的だったんですか。銀さんの下着を盗むという卑劣極まりない行為は許せません……死んで後悔してください」

「わぁ全力で疑われてるーすっごい清々しいねー。いいよーもうこの際下着泥棒扱いされてもー。敵だしー」

 へらりへらりと笑って、梨央さんはリネさんの眉間に銃口を向けました。空色の瞳は、とても冷たい空気を帯びていました。
 リネさんは何も言いません。梨央さんの台詞に何か引っかかるようでした。

「……じゃ、そういう事で。僕は行くわー、このまま野垂れ死んだ方が敵のようでいいでしょー? それとも今ここで殺していく?」

「処刑される前に」

 梨央さんの台詞に答えたのは、なんと今まで沈黙していた空華さんでした。一体どうしたのでしょう?

「嘘ついているね。職業柄、嘘を見抜ける事ができるのよ。お前は下着泥棒じゃなく——むしろ、銀ちゃんの下着を取り返したって言ってもいいんじゃないかな?」

 どう? と空華さんは首を傾げました。
 梨央さんはから笑いを浮かべますと、「正解」と言います。どうして嘘を……

「だって僕は『敵』だもの。恨まれて当然だもの。それに——」

 梨央さんは不意に私に近づき、デコピンをしました。ふにゃ?!
 彼は、ドSな笑みを浮かべておいででした。


「神威銀をいじめていいのは——悪いけど、僕だけだから」


 じゃ、僕はもー行くわー、と言って梨央さんは私達に背を向けました。
 が、

「……逃がすとでも思ったか。昴」

「あいよ」

 翔さんが指を弾いたかと思いますと、昴さんが高速で動き、梨央さんをシャイニングウィザードで沈めました。え?

「お前は黒影寮に入れる事を決定した。敵だろうがなんだろうが関係あるか。——俺が命令してんだから、なるんだよ」

 久々に見ました、俺様寮長の姿。
 と言う訳で、梨央さんの黒影寮入りが決定しました。

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.479 )
日時: 2013/03/31 03:27
名前: miru (ID: .pUthb6u)

おお、梨央さん、空華さんと同じ能力もってたらなんでもできますよ!?((殴っ(*´▽`*)

梨央さん、Sでしたか……。

てっきり、Mのほうかと……((殴っ(≧∇≦*)


空華さん、山下さん頑張ってください!

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.480 )
日時: 2013/04/01 21:36
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)

miru様>>


梨央さんは空華よりも強力な能力を持っています。そっち方面の専門家ですからねw
一方、空華さんはその他いろいろな能力を以ている為、偏ってしまうんです。我流忍術然り、演奏者とか狙撃者とかいろいろあるんですよ。

梨央さんどちらかと言ったらS気質ですねw
あくまで自分は神威銀の「敵」というスタンスでいる気です。いる気満々です。黒影寮から離れて野垂れ死のうとしていましたからね。
まぁそこが梨央君のいいところ? ところ? ——かな?
作者が分かっていない様子です、すみません……。

空華さんも頑張らせちゃいますよー! 更新頑張ります。

Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。連載1周年突破! ( No.481 )
日時: 2013/04/01 22:02
名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: RXnnEm2G)

第17章裏書き!!


山下愁「と言う訳で、長く続いて17章まで来ました。いえーい!!」

神威銀「長すぎません? 1話1話が長すぎるんですよ!」

山下愁「反省はしていない、後悔ももちろんしていない。書いていて楽しいもの」

神威銀「……まったく」

山下愁「さてさて、今回のお話はついに『リヴァイアサン』が解散してしまった話ですが、いかがでしょうか神威銀さん?」

神威銀「どうもこうも……さらにお祭り騒ぎになっただけじゃないですか」

夢折梨央「まぁ、僕にとってはどうにもならないんだけどねー」

山下愁「ハイ、出ました。今回銀ちゃんの敵でいる事を宣言したにもかかわらず黒影寮に引き込まれてしまった哀れな狙撃者・夢折梨央さんです」

夢折梨央「何、その紹介の仕方。凍らせるよ?」

山下愁「寒くなってきましたな」

神威銀「そうですね……梨央さんの能力は氷ですもんね」

夢折梨央「夏場にはもってこいでしょ?」

東翔「逆に俺は遠ざけられるんだがな」

夢折梨央「げ、出た。俺様寮長」

東翔「何か悪いか」

夢折梨央「別に何も」

王良空華「何やら騒がしいけど、一体どうしたの? あぁ、お祭り騒ぎ中? やっとタイトル通りになってきたね」

山下愁「1部の読者様から絶大な支持をいただいている我流忍者様、王良空華様です。皆様拍手をー」

神威銀「わー」

東翔「わー」

夢折梨央「わー」

王良空華「嬉しくない。めちゃくちゃ嬉しくないよ、俺様」

夢折梨央「何で?」

王良空華「わざとらしい」

東翔「テメェは称賛されるのがいいんだろ。嬉しいんだろ」

神威銀「そうなんですか?」

王良空華「そうじゃないからね!」

堂本睦月「何や何や。どないしたっちゅーねん。けんけん騒いで」

夢折梨央「え、何語?」

堂本睦月「おぉ、梨央。お前さんもう体はええのん? 今まで蒼空に重力操作で嫌がらせされてたやろ」

夢折梨央「あ、これ泣いてもいい? 泣いてもいいパターン?」

堂本睦月「泣いたらあかんで。男なら」

東翔「蒼空にはあとできつく言っておく」

神威銀「今日のメニューは、蒼空さんに町内を走らせましょうか。もちろん、自分の体を重力によって重くして」

王良空華「新しい我流忍術の実験体にでもなってもらおうかな」

山下愁「うわぁ、蒼空君逃げて超逃げて」

夢折梨央「重力操作って、案外きついんだよ? 作者だから分からないだろうけどさぁ」

山下愁「宇宙旅行でも行かなきゃ分からないパターンですよね、それね。もう何も言いませんけど」

東翔「それで? 次の話は一体何をやる予定なんだ? もうそろそろ物語も佳境だろ」

王良空華「17章も書き続けていれば、読者が飽きてくる事は間違いないと思うけど」

山下愁「ふっふっふ。飽きさせない為の工夫はしているのさ」

神威銀「実際、読者は増えているんでしょうか?」

堂本睦月「それは言ったらあかんよ、銀ちゃん。お約束って奴や」

神威銀「あ、」

山下愁「大丈夫です。もう高3ですから、山下ももうそろそろメンタルを強くしていかなきゃと思いまして。大丈夫です」

夢折梨央「で? 何をやるの?」

山下愁「次は断章という訳で、とある1つの物語とコラボをしてみようかなって思っています! その名は何と、『下剋上☆吹奏楽部』である!!」

堂本睦月「げ」

神威銀「伊月のところとですか?」

山下愁「もちろんですよ。こちらも人気作品? になっていますので、ぜひとも見てやってくださいという訳でして。それでは皆様、次のお話をお楽しみにくださいませ!!」

神威銀「ちなみに第18章の予告もしておきますー」

東翔「第18章は、英学園の体育祭だ。何をやるかは見ものだぞ」

王良空華「そして銀ちゃんの恋に進展が!!」

堂本睦月「わしらも大暴れするで!!」

夢折梨央「僕も一応活躍するよー」

山下愁「それでは、本当にお楽しみにしていてください!」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116