コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。堂々の完結! 皆様ありがとう!
- 日時: 2015/01/24 21:51
- 名前: 桐生玲 ◆kp11j/nxPs (ID: zCMKRHtr)
拝啓、天国のお父さんとお母さん。
ついでに世界1周旅行へ行っている珊瑚叔母さん。
私は元気です。とても元気です。元気を分けてあげたいぐらいに元気です。
今日も私の前を、
パンツが飛んでー。
男の怒声が飛び交ってー。
何だか炎まで飛んできてー。
挙句の果てに今、恋人になるように強要されています。
……私、人生間違えましたでしょうか?
***** ***** *****
初めまして、というのもなんですが。一応。
桐生玲(きりゅう/あきら)という者です。まぁ、名前を変えただけですが。
私が誰だか当てられるでしょうk((殴
大変失礼しました。
ちょこっと上で話の内容を書いたつもりなのですが、分かりませんよねww
私もこれをパッと見て、何だこれって思いますもん。
では、これに関する注意点をいくつか。行きますよ。
☆この物語は逆ハーレム要素を含みます。苦手な方はお戻りください。
☆駄作に変わりはないです。
☆恋愛50%、バトル45%、シリアス0.05%、後のは勇気と愛。
☆少しドリームっぽいです(が、そんなに気にはなりません)
☆桐生玲誰? あ、お前知ってるでも嫌いな人は出口はあちらです→
☆また、荒らしやチェーンメール、パクリを行う人も出口はあちらです→
読みましたか? あの、いくつか多いんでゴメンなさい。
それでは。
お客様(桐生的目線でご紹介)
由羽様『最初のお客様です。逆ハー、ハーレムおkの方ww』
野宮詩織様『2番目のお客様です。リア友であり、神作を生み出しているお方です!』
ヴィオラ様『3番目のお客様です。キャラを送って下さりました! お互い頑張りましょう!』
蓮華様『4番目のお客様です。キャラを送ってくださいました。使いやすいキャラをありがとうございます!』
秋様『銀ちゃんの推しなお客様です! あざっす!!』
翠蓮草様『先生キャラを送ってくださったお客様です。登場はもう少々お待ち下さい!!』
メデューサ様『結構オリキャラでお世話になっている方です。今回もありがとうございます!!』
ジョーカー様『前作に限らず今作も送ってくださいました!! 感謝!!』
あんず様『翔推しのお客様です。翔君は俺の嫁!!』
北大路様『神様の名前を考えてくださった人です! コメもくださいました』
マリ様『ルールを守って読んで下さった人です。さすが!!』
梨花様『企画の祭りに参加してくれてありがとうございます。コメももらいました!』
愛河姫奈様『キャラクターの質問に答えたら、来てくださった人です! 感謝です!』
暁月様『一気読みをしてくださった人です。根気ある!』
闘神のアスラ様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部も見てくださっています』
抹茶猫様『兄弟小説・下剋上☆吹奏楽部の愛読者様。あざっす!!』
藤田光規様『一気読みしてくださった人です。翔君のおし?』
在様『携帯で一気読みしてくださった人です。しにがみのデートがお気に入りだそうでw』
北斗七星様『最初は桐生玲誰と思っていらした方ですが、山下と気づいてくれて幸いです。大丈夫ですよ!』
リア様『下剋上の方も読んでくださりました。ありがとうございます!』
美桜様『この小説をお気に入りにしてくださりました。ありがとうございます!』
粉雪百合様『もう1つの小説「お前なんか大嫌い!!」から来ました方です。ありがとうございます』
miru様『空華推しの人です、ありがとうございます! 一気読みしちゃったんです!』
葵様『こちらは昴君推しですwぜひとも翔君と取り合ってくださいありがとうございます!』
kyon様『こちらも空華推しの方です。なんと、歴代小説を読んでくださった人です!』
凪紗様『黒影寮ではまったお客様です。なんとディレッサさん推しです!!』
結羽凛様『個人的に好きなキャラは翔様だそうで。少し前から見てくださっていたようですよ! Thanksです』
現在劇場版を展開中。
『劇場版。黒影量は今日もお祭り騒ぎです!〜空と海と未来の花嫁〜』
→>>229 >>232 >>234 >>237 >>239 >>240 >>242 >>245 >>248 >>249 >>250 >>253 >>254 >>255 >>258 >>262 >>264 >>265 >>266 >>271 >>272
『劇場版。駆け抜けろ! 地獄と天国と幽閉された死神〜複雑ファジー』>>290 NG>>296
目次
登場人物>>02 皆のオリキャラ大集合>>67 新キャラ>>175
プロローグ>>4
第1章『ウェルカム、黒影寮』
>>5 >>6 >>7 >>8 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15
第2話『とある彼女は銀の鈴』
>>16 >>17 >>18 >>23 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30
第3章『銀と白亜と黒影寮』
>>31 >>32 >>33 >>36
第4章『兄より吐き気』
>>39 >>42 >>45 >>47 >>50
第5章『しにがみのデート』
>>51 >>52 >>53 >>54 >>55 >>56 >>59 >>60
第6章『俺達の管理人がこんなに可愛い訳がない』
>>71 >>72 >>77 >>81 >>83 >>86
第7章『英学園の愉快な文化祭』
>>93 >>95 >>102 >>105 >>106 >>115 >>118 >>123 >>126 >>129
第8章『神威銀の誘惑』
>>134 >>135 >>136 >>139 >>140 >>146 >>147
第9章『本当にあった黒影寮の怖い話』
>>149 >>154 >>158 >>159 >>160 >>163 >>170 >>174
第10章『突撃☆隣の中国マフィアさん!』
>>176 >>182 >>185 >>189 >>196 >>199 >>204 >>207 >>215 >>220 >>226
第11章『王良家こんぷれっくす!』
>>278 >>281 >>282 >>284 >>285 >>286 >>287 >>288 >>289 >>300 >>303 >>306 >>309
第12章『君と僕〜オリジナルと亜種〜』
>>314 >>321 >>322 >>323 >>326 >>327 >>328 >>329 >>330 >>333
第13章『黒影寮の問題児が妖精を拾ったようです』
>>337 >>345 >>346 >>349 >>352 >>353 >>355 >>356 >>360 >>361 >>364 >>365 >>366
第14章『もし黒影寮の管理人代理が町の草野球大会の広告を見たら』
>>372 >>378 >>379 >>382 >>385 >>386 >>390 >>393 >>394 >>397 >>401 >>402 >>405
第15章『皇高校ホスト部!!』
>>416 >>417 >>418 >>419 >>423 >>424 >>427 >>430 >>433 >>434
第16章『カゲロウタイムスリップ』
>>437 >>444 >>445 >>448 >>452 >>453 >>454 >>455 >>456 >>459
第17章『家出少女の死にかけ人生』
>>460 >>461 >>464 >>465 >>466 >>467 >>470 >>474 >>478 >>481
第18章『今日、私は告白します』
>>490 >>494 >>497 >>500 >>503 >>506 >>521 >>524 >>527 >>528
第19章『進撃の巨人〜ヒーローと死神がやってきた〜』
>>532 >>535 >>536 >>537 >>538 >>541 >>542 >>543
第20章『噂の空華さん!』
>>544 >>546 >>549 >>552 >>553 >>554 >>557 >>560 >>561 >>562
第21章『明日は明日の風が——吹いたらいいなぁ』
>>565 >>568 >>569 >>570 >>575
エピローグ
>>576
あとがき
>>577
お知らせ☆
現在部門ごとにオリキャラ募集>>19→終了しました!!
企画開始!!
その1『もしも黒影寮の全員が○○だったら』>>82
その2『みんなで神様の名前を考えよう』>>125
その3『黒影寮フェスティバル! 参加者募集』>>263
期間限定小説
10月31日『ハロウィン』>>46
12月24日『クリスマス』>>94
12月31日『大晦日』>>109
1月1日『お正月』>>112
12月7日『寮長・翔の誕生日』>>130 >>132
2月14日『バレンタイン』>>225
2月23日『都立高校一般入試』>>238
4月1日『エイプリルフール』>>311
7月7日『七夕&銀ちゃんの誕生日』>>387
童話パロディ
『白雪姫』>>63>>68
『赤ずきん』>>87 >>92
『シンデレラ』>>274 >>277
『7匹の子ヤギ』>>409 >>412
黒影寮は今日は作者と質問日和!
神威銀>>124
東翔>>155
椎名昴>>188
王良空華>>241
二条蒼空>>261
堂本睦月>>354
月読怜悟>>357
祠堂悠紀>>400
企画小説『黒影寮主催☆やりたい事は何でもやっちゃうぜふぇすてぃばる!』開催中
・メデューサ様
もしも『黒影寮の住人とその他のキャラの能力』が『ごちゃまぜ』だったら>>85
バレンタイン『お相手:蒼空』>>219
・あんず様
もしも『東翔』が『スクール水着』を着たら>>89
翔が性転換して昴と付き合うことになったらどうなるか>>367
・蓮華様(現:夕遊様)
もしも『黒影寮の全員(つかさ除)と高梨羅』が『性転換』したら>>91
もしも『黒影寮の全員+高梨羅』が『性格ごちゃまぜ』になったら>>114
バレンタイン『お相手:鈴』>>224
・マリ様
『神威鈴が銀の体を乗っ取り東翔にいたずらを仕掛けよう!』>>273
・梨花様
『神威銀を怒らせたらどうなるか?!』>>317
・北斗七星様
『銀ちゃんが幼児化したらどうなるか!!』>>510
『もしも銀ちゃんが本物のビッチだったら(VS翔)』>>513
・kyon様
『銀ちゃんに彼氏がいたら』>>516
番外編
俺は今日、恋を始めます『羅(男)×銀』>>148
翔ちゃんなう!『翔×昴×大地』>>283
どうかこの手でもう1度『蒼空&睦月』>>449
断章『下剋上☆黒影寮!!』
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- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。応援ありがとう!! ( No.82 )
- 日時: 2011/12/16 21:45
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
- 参照: 亀更新万歳!! ゴメンなさい
企画始動!! 黒影寮のみんなとその他のみんなが○○だったら。
山下愁です。ハイ。
それでは恒例の企画に移りたいと思います!
題して、黒影寮のみんなとその他のみんなが○○だったら!!
意味が分からないからって飛ばさないでくださいね。
説明しよう!! この企画は『黒影寮のキャラ』と『その他のオリキャラ』の性格やら能力やらその他色々を変えてみようというおかしな企画です。
例えばこう。
もしも『神威銀』が『男嫌い』だったら!!
「…………」
「「「「「…………」」」」」
吐き気がしてきました。
私の目の前に、男の人がいます。しかも大量に。
「ぎぃぃやぁぁああああ!! 男ぉぉぉぉおおおおおお!!」
「逃げたぁ?!」
「追え! 追って捕まえろ!!」
みたいな小ネタ小説となる訳ですが、企画参加者には結構長めに書きますよ?
あ、これって銀ちゃん、羅ちゃんみたいになってるwwちょっと真面目な方の。
他にも、
もしも『東翔』が『俺様ツンデレではなく普通のツンデレ』だったら。とか
もしも『王良空華』が『真面目に恋をする男』だったら。とか
もしも『高梨羅』が『大人しくて可愛げのある女の子』だったら。とか!!
もちろん、これの他にも、
もしも『黒影寮のキャラ』が『性転換』したら。とか
もしも『山下愁』が『黒影寮のみんなと対談』したら。とか
もしも『東翔と椎名昴』が『2人でラジオ(初音ミク&巡音ルカのマグネットを歌う)』をしたら。とか!!
何でも大歓迎ですー!! おーいえー!!
と言う訳で、リクエストをどしどし募集しております。
応募の紙はありませんが、出来る限りこう上記のように書いてください。もしも〜で始まり〜だったらで終わるように!!
それでは山下愁でした!!
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。応援ありがとう!! ( No.83 )
- 日時: 2011/12/16 22:21
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
- 参照: 亀更新万歳!! ゴメンなさい
第6章 俺達の管理人がこんなに可愛い訳がない。
〜空華視点〜
「【恋の鎖の鍵を解く】——」
英語の詠唱が始まった。
何とか即席で英語を読めるように術をかけたんだけど、正直頭がくらくらする。脳に直接働きかけるような我流忍術は、やはり好まない。
ここは弟である天に頼むべきだったか?
いやいや、あいつは実家に住んでるし。俺様、あそこには帰りたくないし。
「【第1に恋を抱きし者を解き放ち、心をこの場に固定せよ。
第2に汝に恋を抱きし者を解き放ち、記憶をこの場に固定せよ。
第3に汝の恋心を解き放ち、意思をこの場に固定せよ】」
ぼやける目をこすり、必死に詠唱をする。
銀ちゃんは、ただその詠唱を黙って聞いていた。心配そうに顔を歪ませながら。
大丈夫だからって言ってあげたい。
心配しないでって抱きしめてあげたい。
でも、銀ちゃんを救えるのは、今は俺様だけなんだ。
「くーうーかー!!」
ドアの向こうから昴の声が聞こえてきた。ドカドカとドアを蹴る音も。
あぁ、黒影寮の奴らがついに押し寄せてきたか。だが甘い。翔の炎でも昴の蹴りでも、悠紀の言葉でも全然効かないし。睦月の超能力も効く訳がない。
「空華さん……」
「【揺らがぬ意思を持て。自分の恋を信ぜよ。結ばれし赤い糸の先に、汝の相手が見つかるであろう】——」
心配そうに声をかけた銀ちゃんに笑いかけ、詠唱を続ける。
すると、ドアの向こうから翔の声が聞こえた。
「今このドアを開け、銀をこっちに渡さねぇとテメェを殺すぞ。人を殺すのに結界なんざ関係ないからな」
「!!」
銀ちゃんが立ちあがり、結界に向かって歩き出したのを止める。
首を振り、「行くな」と願う。
殺されてもいいから。
あとで怒られても何でもいいから。
今は続けさせてくれ。
「【I love you forever. Please believe your love.
May those who make you happy appear.
May you keep with smiling.
I wish your happiness. 】」
ここで終わる。
すると、銀ちゃんの体から光が飛び出た。ピンク色の鎖だ。ピンク色の鎖が弾け、辺りにきらきらとした粉が降ってくる。
うわ、綺麗だな。
「これで終わり。もう平気だよ」
俺様はドアに貼ってある札をはがして結界を解いた。
ドアを叩く音はすでに止んでいる。呪いが解けたのだろう。
「おーい、大丈夫か?」
「ん? 何が?」
平然とした様子で蒼空が問いかけてくる。呪われていたのに気付かないのか。ま、それはそれで好都合だけど。
「おい、空華。その腕、どうしたんや?」
「ん? あー、これ? ちょっとねー。木に刺さっちゃったって言うかww」
苦無を刺した腕を隠す俺様。本当は理性を保つために刺したとかは口が裂けても言えない。
すると、銀ちゃんが俺様の腕をつかんだ。何をする気だ?!
「空華さん、こっちへ!!」
「うぉーい?!」
俺様を部屋に引きずり込んで、ドアを閉める銀ちゃん。
え、何? 今度は俺様が襲われる番?
「怪我の手当てをしますので、腕を見せてください!」
「えー。このぐらい平気だよ。心配ないって」
忍びはこのぐらいの傷で苦しんだりはしないし。でも少し貧血気味かなー。
でも、管理人である銀ちゃんにそんな事は通用しなかった。俺様の袖を無理矢理まくると、傷の大きさを確認する。
「ちょ、銀ちゃん?」
「じっとしていてください。今、治します」
どうやって?!
銀ちゃんは目をつむると、俺様がつけた傷跡を掌で押さえた。何だか、傷のところが温かい。
やがて銀ちゃんの手が離れると、傷が跡形もなく消えていた。
「いつもこの調子で怪我を治していたんです。白亜さんも羅さんも傷をたくさん作りますからね!」
「そうなんだ。それが銀の鈴の力なのかな?」
「わ、分かりませんが。昔から出来た事なので」
銀ちゃんは俺様に背を向けて、部屋から出て行こうとした。
「あ、あの空華さん」
「ん?」
「ありがとうございます。助けてくれて」
銀ちゃんは、いつもの笑顔を浮かべて部屋を出て行った。
あーぁ、あの顔でお礼を言われたら反則だろ。マジで。
「翔には、渡したくねぇな……」
自然と、俺様は笑っていたかもしれない。
解説。
空華が最後に言った英語を日本語訳します。
【私はあなたを永遠に愛しています。あなたは自分の恋心を信じてください。
あなたが幸せでありますように。
あなたが笑っていられますように。
私はあなたの幸せを願います。】です。
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.84 )
- 日時: 2011/12/17 14:52
- 名前: メデューサ ◆VJ1bKKwg2E (ID: sqpDFpcJ)
リクします!
もしも『黒影寮の住人全員&オリキャラ全員の能力』が『ごちゃまぜ』だったら
難しいかもしれませんがよろしくお願いします!
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.85 )
- 日時: 2011/12/17 22:46
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
- 参照: 亀更新万歳!! ゴメンなさい
メデューサ様>>
面白そうなリクエストをありがとうございます!!
では早速書いてみるとしましょう……ww
もしも『黒影寮の住人とオリキャラの全員の能力』が『ごちゃまぜ』だったら!!
「うぉわあぁぁあああああああああああああああああああああああ!!」
その絶叫で私は顔を上げました。今日の日記を書いていたのです。
蒼空さんが今日は女装をさせられていました、という文章を書いたん瞬間に蒼空さんの悲鳴が起きたのです。
「ど、どうしたので——す、か」
ドアを開けて食堂に行きますと、蒼空さんの周りに幽霊さんが浮かんでいました。
「お、おば、お化け!! 怜悟ぉ! お前、俺に対するいやがらせかぁ!」
「違う」
怜悟さんはひょっこり顔を出して、机を浮かせました。それは、蒼空さんの技ですね。
一体どうした事でしょう。
「無重力、出来る」
「俺の能力ー?!」
「ちょ、一体どうなってるんですか! 【説明しなさい!】」
キィンと鋭い音がして、2人が静かになりました。
あれ? さっきのって言霊——?
「私、言葉使いになりましたー?!」
***** ***** *****
と言う訳で、黒影寮の皆さんを全員集合させました。どうやら、全員能力が入れ替わっているようです。
翔さんは頭から猫耳を生やして、苦々しげな表情でうめきました。
「どうしてオレが蓮の能力を入れ替えなきゃいけねぇんだ?」
「んー。それは分からねぇや。あっはっはっはっは」
昴さんは苦無をぶんぶんと振りまわしながら言いました。それは空華さんの能力ですね。
空華さんはと言うと、手当たり次第に物質を分解させたり戻したりしていました。それは羅さんの能力です。
「うぉー。羅ちゃんって結構すごい能力持ってるんだなー」
「空華はうらやましいなー。ワシかて狂戦者やで? つかさの能力や」
ナイフでぐさぐさ机上を差しながら、睦月さんは恨めしげに言います。
空華さんはケタケタと笑いながらナイフを分解していました。何をしているんですか。
「僕は別に変わらないな。あの白亜って言う奴の能力が移ったか」
「『神様の命令』でしたっけ?」
誰でも洗脳できるっていう、あの。
悠紀さんはきらりとこちらを見ました。え、何をする気で?
「僕の能力を使ってるんだよね。それで作者に能力を元に戻すように言ってみてくれない?」
「え、無理ですよ! 言葉使いになったはいいですけど、使い方なんて知りませんから!」
その時です。
ピンポーン、とインターフォンが鳴りました。誰か来客のようです。
私は玄関へと走り、ドアを開けました。
「どちら、様でしょうか——」
ガチャリと開けますと、私の兄・白刃お兄ちゃんとエメラルドの髪に青い瞳を持つ男性がやってきました。あとは白亜さんです。
エメラルドの男性は、私に問いかけました。
「えーと、寮長いる?」
「あ、ハイ。いますけど」
「……何だよ、零かよ。何の用だ」
翔さんはその男性を見るなり、顔をしかめました。
男性・零さんは翔さんを見た瞬間に顔色を変えました。青を通り越して白いです。
「ぎゃぁぁああ! 猫、猫ォォォオオオ!!」
「え、えぇぇぇ?!」
「ごめんねぇ、銀ちゃん。こいつ動物嫌いだからさぁ」
昴さんはニコニコと笑いながら零さんの肩を叩きます。ですが、零さんの方は収まる事なくギャーギャーとわめいています。
「かくまってくれないッスかね」
白亜さんは零さんを押しのけて、単刀直入に用件を言います。
かくまってほしいって——誰にですか?
「私は能力が鏡で心理が読める白刃さんの能力になりましたし、白刃さんは零さんの空気使いになりましたし。零さんは反閇使えるようになっちゃったし」
白亜さんはお兄ちゃんの技。
お兄ちゃんは零さんの技。
零さんは昴さんの技。
あれ? よく考えてみると——翔さんの力が出てきてないですけど——。
嫌な予感。
「ひぃぃぃぃいいやっほぉぉおおおおお!! ぎーんーちゃーん!!」
叫び声と共に紅蓮の炎が生まれました。
炎の中から出てきたのは、鎌を肩に担いだ赤い髪の女性——羅さんです。なんと、羅さんが炎の死神となってしまったようです。
羅さんはニッコリと笑いました。
「任せて! 今クソ忌々しいイケメンどもをこの世から葬るから! あ、お義兄さんは大丈夫です☆」
「止めてくださいそんな事をしたら確実に別館行きに! 【その場から動かないでください!】」
最後に言霊を使って事態を収拾しました。
危なかったです……。
- Re: 黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。企画・もしも彼らが○○だったら ( No.86 )
- 日時: 2011/12/18 12:28
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: GlvB0uzl)
- 参照: 亀更新万歳!! ゴメンなさい
第6章裏書き!!
山下愁「早くも第6章に突入です! さぁさ、今日も反省会——」
黒影寮一同&その他のキャラ「「「「「作者アァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」」」」」
山下愁「な、何ですか?! いきなり何ですかー!!」
神威銀「何ですかじゃありません! ラブ・ポーションって一体何ですか?! 何なんですか! こっちが聞きたいですよ!!」
山下愁「いいじゃないですか。美味しい場面が書けましたし。誰得って感じですけど」
神威銀「作者1回死んで来てくださいお願いします」
東翔「それに作者、何故俺がいちいちコメントに顔を出さなきゃいけねぇんだ?」
山下愁「あぁ。あんず様? あんず様は翔君推しですから〜^^」
東翔「ぶち殺す!」
椎名昴「はいはい翔ちゃん、落ち着こうね」
東翔「チッ」
神威銀「(あれ? 翔さんが、あの俺様な翔さんが昴さんの言う事を聞いた?)」
山下愁「美味しいところって言ったら、今回は空華が1番の得だったよねww」
王良空華「そうそう。俺様、超得しちゃった☆ 何せ、銀ちゃんと2りきりだったしww」
神威銀「だって仕方ないじゃないですか! 呪いがかかってないのは空華さんしかいなかったですし!」
王良空華「へ? 俺様だってしっかりかかってたんですよ」
神威銀「?」
王良空華「平気な顔をしてたけど、呪いの影響はあった。作中で説明した通り、ダムみたいなものだから。今はもう呪いを完全に殺しちゃったけどね?」
神威銀「それならそうと言ってくれれば——!!」
月読怜悟「それだったら銀は救えない」
神威銀「そうかもしれませんが……」
山下愁「はいはい。この話は置いといて! 今日の話題はこの方ですよ!」
渋谷零「どうも。渋谷零ですー」
黒影寮一同「「「「「げ」」」」」
渋谷零「げ、とは何だ。げ、とはー。真空にしちゃうぞ?」
山下愁「作品で唯一の先生キャラ、渋谷零さんです。零さん、よろしくお願いします」
渋谷零「はいはい。で、俺は何のために呼ばれたの?」
東翔「還れ」
渋谷零「字が違う」
二条蒼空「あー!! いつも俺達を苛める奴だー!! 睦月は喜んでるけどー!!」
堂本睦月「喜んでるって何や! 喜んでるってー!! ワシはただ、教育が厳しいのが好きなんや!」
祠堂悠紀「真性のMだ」
国枝つかさ「もう変態の域だね」
高梨羅「それより、あのリクエスト。マジ最高だったんだけど!」
山下愁「あぁ、あの能力がごちゃまぜになっちゃう奴?」
神威銀「そう言えば、羅さんは炎の死神になってたって言うか、翔さんの能力を使ってたって言うか……」
東翔「俺の神聖な力がこんな馬鹿に使われるとは思わなかったがな。死ね、赤ビッチ」
高梨羅「誰が赤ビッチだコラァ!!」
篠崎蓮「うぉーい。今日はやけに騒がしいな。一体何のお祭りだ?」
山下愁「蓮君の能力が翔君に移っちゃったんだよね」
篠崎蓮「ん? あぁ、そうだ。黒い猫耳が生えてたな」
椎名昴「翔ちゃん、超可愛かった☆」
東翔「馬鹿かテメェは」
祠堂悠紀「いやいや。容姿が可愛いから何をしても可愛いんだよ。ほら、銀が来る前だって料理が当番制だったんだよ。珊瑚のババアはやってくれないし」
神威白刃「母さんは料理が出来ないからね。僕と銀とで当番やってたけど、大体は銀が担当だったかな?」
神威銀「そ、それで……?」
二条蒼空「俺達、一応は料理出来るのね。出来ないつったらつかさぐらいなんだけど。翔の料理してる姿が、超『嫁』っぽくって!!」
堂本睦月「可愛かったな、寮長」
月読怜悟「同意」
東翔「テメェら////!!」
山下愁「それではここで次回予告。今回の担当は誰ですか?」
轟白亜「ここはあたしがやりますわ。では次回、次回は赤ずきんの童話パロディをやりたいと思います。みんな、赤ずきん役に注目!!」
山下愁「それでは、皆さまばいにゃら〜☆」
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